JPH0911038A - リーマ - Google Patents
リーマInfo
- Publication number
- JPH0911038A JPH0911038A JP15651095A JP15651095A JPH0911038A JP H0911038 A JPH0911038 A JP H0911038A JP 15651095 A JP15651095 A JP 15651095A JP 15651095 A JP15651095 A JP 15651095A JP H0911038 A JPH0911038 A JP H0911038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- reamer
- tool body
- cutting edge
- rotation axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D77/00—Reaming tools
- B23D77/02—Reamers with inserted cutting edges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/11—Retention by threaded connection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2260/00—Details of constructional elements
- B23B2260/084—Hirth couplings
Abstract
(57)【要約】
【目的】 刃先が摩耗しても工具本体の大部分を再使用
して、コストを低減する。 【構成】 リーマ１０の工具本体２に、回転軸線Ｏと平
行に切屑排出溝４を形成する。工具本体２は二分割し、
先端外周側に切刃チップ６を有する先端部１１と、切刃
チップ６を有さない軸部１２とを互いに接合して固定ネ
ジ１７で固定する。先端部１１と軸部１２の各接合面１
１ａ，１２ａは、回転軸線Ｏと同心のネジ穴１３，１６
を中心に放射状に山形の凹凸面１４，１５を形成し、両
者を嵌合させる。
して、コストを低減する。 【構成】 リーマ１０の工具本体２に、回転軸線Ｏと平
行に切屑排出溝４を形成する。工具本体２は二分割し、
先端外周側に切刃チップ６を有する先端部１１と、切刃
チップ６を有さない軸部１２とを互いに接合して固定ネ
ジ１７で固定する。先端部１１と軸部１２の各接合面１
１ａ，１２ａは、回転軸線Ｏと同心のネジ穴１３，１６
を中心に放射状に山形の凹凸面１４，１５を形成し、両
者を嵌合させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、先端外周側に切刃が設
けられていて、加工穴の仕上げ切削等に用いられるリー
マに関する。
けられていて、加工穴の仕上げ切削等に用いられるリー
マに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のリーマとして、図４及び
図５に示すようなものがあり、図４はリーマの正面図、
図５は図４の底面図である。このリーマ１は、略円柱形
の工具本体２において、先端側の底面３から基端側に向
けて断面視直角の切欠が周方向にほぼ等間隔に３条形成
され、切屑排出溝４を構成する。これらの切屑排出溝４
は底面３から基端側に向けて、工具本体２の回転軸線Ｏ
と平行に直線状に延在してストレートシャンクを構成
し、基端側終端で工具本体２の外周面に切れ上がってい
る。従って、工具本体２は底面視で略々３枚羽根の風車
形を呈している（図５参照）。各切屑排出溝４の回転方
向を向く壁面４ａにおいて、その先端外周側に形成され
た着座面５をなす凹部に切刃チップ６がろう付け等でそ
れぞれ固定されている。これらの切刃チップ６は外周側
（と先端側）で工具本体２より突出し、仕上げ切削等に
用いられる外周側の切刃６ａには回転軸線Ｏに沿ってバ
ックテーパがつけられている。
図５に示すようなものがあり、図４はリーマの正面図、
図５は図４の底面図である。このリーマ１は、略円柱形
の工具本体２において、先端側の底面３から基端側に向
けて断面視直角の切欠が周方向にほぼ等間隔に３条形成
され、切屑排出溝４を構成する。これらの切屑排出溝４
は底面３から基端側に向けて、工具本体２の回転軸線Ｏ
と平行に直線状に延在してストレートシャンクを構成
し、基端側終端で工具本体２の外周面に切れ上がってい
る。従って、工具本体２は底面視で略々３枚羽根の風車
形を呈している（図５参照）。各切屑排出溝４の回転方
向を向く壁面４ａにおいて、その先端外周側に形成され
た着座面５をなす凹部に切刃チップ６がろう付け等でそ
れぞれ固定されている。これらの切刃チップ６は外周側
（と先端側）で工具本体２より突出し、仕上げ切削等に
用いられる外周側の切刃６ａには回転軸線Ｏに沿ってバ
ックテーパがつけられている。
【０００３】又、図５に示す工具本体２の二つの切屑排
出溝４，４間の外周面７において、切刃チップ６の回転
方向後方領域は切刃６ａより回転中心Ｏからの距離（外
径）が短い周面７ａをなし、更にその後方の、隣接する
切屑排出溝４に続く小幅の領域は、その外径が周面７ａ
より大きく且つ切刃６ａより小さいパッド面７ｂとされ
ている。このようなリーマ１を用いて下穴の仕上げ切削
を行う場合、工具本体２として、例えば超硬合金やスチ
ール等が用いられる。切刃チップ６として例えばダイヤ
モンド焼結体をろう付け等で取り付け、外周側（及び先
端側）を刃形に研磨して、外周側切刃６ａ（及び先端側
切刃）として用いていた。そして、刃先が摩耗すると再
研摩して再使用し、刃先が工具本体２の外周面７近くま
で摩耗して切削に用いるのが困難になると、そのリーマ
１全体を廃棄処分していた。
出溝４，４間の外周面７において、切刃チップ６の回転
方向後方領域は切刃６ａより回転中心Ｏからの距離（外
径）が短い周面７ａをなし、更にその後方の、隣接する
切屑排出溝４に続く小幅の領域は、その外径が周面７ａ
より大きく且つ切刃６ａより小さいパッド面７ｂとされ
ている。このようなリーマ１を用いて下穴の仕上げ切削
を行う場合、工具本体２として、例えば超硬合金やスチ
ール等が用いられる。切刃チップ６として例えばダイヤ
モンド焼結体をろう付け等で取り付け、外周側（及び先
端側）を刃形に研磨して、外周側切刃６ａ（及び先端側
切刃）として用いていた。そして、刃先が摩耗すると再
研摩して再使用し、刃先が工具本体２の外周面７近くま
で摩耗して切削に用いるのが困難になると、そのリーマ
１全体を廃棄処分していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切刃チ
ップ６の刃先が摩耗するごとにリーマ１全体を廃棄処分
するため、コスト高にならざるを得なかった。又、省資
源の点でも好ましくなかった。本発明は、このような課
題に鑑みて、切刃が摩耗しても、工具本体の大部分を再
使用できるようにしたリーマを提供することを目的とす
る。
ップ６の刃先が摩耗するごとにリーマ１全体を廃棄処分
するため、コスト高にならざるを得なかった。又、省資
源の点でも好ましくなかった。本発明は、このような課
題に鑑みて、切刃が摩耗しても、工具本体の大部分を再
使用できるようにしたリーマを提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるリーマは、
工具本体の先端外周側に切刃が装着されてなるリーマに
おいて、工具本体は、切刃を有する先端部と、切刃を有
さない基端側の軸部とが互いに接合して固定されて、形
成されていることを特徴とするものである。又、工具本
体の先端部と軸部との各接合面は、互いに嵌合する複数
の山形の凹凸面によってそれぞれ形成されていてもよ
い。又、山形の凹凸面は、工具本体の回転軸線側から外
周面側に向けて放射状に形成されていてもよい。又、先
端部は、固定ネジによって軸部に固定され、この固定ネ
ジは工具本体の先端部に設けられた底面から回転軸線と
同心状に延びて軸部に螺合されている。
工具本体の先端外周側に切刃が装着されてなるリーマに
おいて、工具本体は、切刃を有する先端部と、切刃を有
さない基端側の軸部とが互いに接合して固定されて、形
成されていることを特徴とするものである。又、工具本
体の先端部と軸部との各接合面は、互いに嵌合する複数
の山形の凹凸面によってそれぞれ形成されていてもよ
い。又、山形の凹凸面は、工具本体の回転軸線側から外
周面側に向けて放射状に形成されていてもよい。又、先
端部は、固定ネジによって軸部に固定され、この固定ネ
ジは工具本体の先端部に設けられた底面から回転軸線と
同心状に延びて軸部に螺合されている。
【０００６】
【作用】切削によって摩耗した切刃を再研摩して再使用
し、再使用が困難なほど刃先が摩耗したら、先端部を新
しいものに交換して軸部に固定することで、少なくとも
工具本体の大部分を占める軸部を繰り返して再使用でき
ることになり、工具本体全体を廃棄処分していた従来の
リーマより経済的で省資源に役立つ。又、工具本体の先
端部と軸部とは、各接合面の山形の凹凸面を嵌合させれ
ば、ガタ等生じることなく、簡単且つ確実に接合でき
る。又、各接合面の山形の凹凸面が放射状とされている
から、接合が容易で、ガタがでにくい。又、固定ネジや
先端部及び軸部の各ネジ穴は、回転軸線と同芯状である
から接合と固定が容易である。
し、再使用が困難なほど刃先が摩耗したら、先端部を新
しいものに交換して軸部に固定することで、少なくとも
工具本体の大部分を占める軸部を繰り返して再使用でき
ることになり、工具本体全体を廃棄処分していた従来の
リーマより経済的で省資源に役立つ。又、工具本体の先
端部と軸部とは、各接合面の山形の凹凸面を嵌合させれ
ば、ガタ等生じることなく、簡単且つ確実に接合でき
る。又、各接合面の山形の凹凸面が放射状とされている
から、接合が容易で、ガタがでにくい。又、固定ネジや
先端部及び軸部の各ネジ穴は、回転軸線と同芯状である
から接合と固定が容易である。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図１乃至図
３により説明するが、上述の従来技術と同一又は同様な
部分には同一の符号を用いてその説明を省略する。図１
は本発明の第一実施例によるリーマの要部を示す正面
図、図２は図１に示すリーマの底面図、図３は先端部の
接合面を示す図である。図１において、従来技術のもの
と同様の外観形状を有するリーマ１０の工具本体２は、
その底面３側の先端部１１と基端側の軸部１２とに二分
割されており、互いに接合面１１ａ，１２ａで嵌合する
ように形成されている。リーマ１０の先端部１１は、そ
の底面３から回転軸線Ｏ方向基端側に少なくとも切刃チ
ップ６を含む長さの領域として形成され、その中央部に
は回転軸線Ｏと同心状にネジ穴１３が貫通して穿設され
ている。
３により説明するが、上述の従来技術と同一又は同様な
部分には同一の符号を用いてその説明を省略する。図１
は本発明の第一実施例によるリーマの要部を示す正面
図、図２は図１に示すリーマの底面図、図３は先端部の
接合面を示す図である。図１において、従来技術のもの
と同様の外観形状を有するリーマ１０の工具本体２は、
その底面３側の先端部１１と基端側の軸部１２とに二分
割されており、互いに接合面１１ａ，１２ａで嵌合する
ように形成されている。リーマ１０の先端部１１は、そ
の底面３から回転軸線Ｏ方向基端側に少なくとも切刃チ
ップ６を含む長さの領域として形成され、その中央部に
は回転軸線Ｏと同心状にネジ穴１３が貫通して穿設され
ている。
【０００８】先端部１１の軸部１２との接合面１１ａに
は、図１及び図３に示すように、ネジ穴１３を中心とし
て放射状に山形の凹凸面１４が複数形成されており、こ
れら凹凸面１４は、隣接する切屑排出溝４，４間の略々
風車の羽根状部分に沿って、それぞれ外周面７及び切屑
排出溝４の他方の壁面４ｂに向けて漸次幅広となるよう
延びている。又、工具本体２の軸部１２について、底面
側の接合面１２ａは、先端部１１の接合面１１ａと嵌合
して隙間なく密接するように、接合面１１ａに対応する
山形の凹凸面１５が形成されている。しかも、軸部１２
には、接合面１２ａから回転軸線Ｏと同心状にネジ穴１
６が基端側方向に所定長さに亘って形成されている。先
端部１１と軸部１２とは、各接合面１１ａ，１２ａで接
合された状態で、固定ネジ１７によって螺合され、一体
化されている。この場合、固定ネジ１７の頭部１７ａ
は、図１に示すように底面３の外側に突出していてもよ
いし、或いは先端部１１の底面３に凹部を形成すること
で、頭部１７ａが凹部内に嵌入し、底面３より突出しな
いようにしてもよい。
は、図１及び図３に示すように、ネジ穴１３を中心とし
て放射状に山形の凹凸面１４が複数形成されており、こ
れら凹凸面１４は、隣接する切屑排出溝４，４間の略々
風車の羽根状部分に沿って、それぞれ外周面７及び切屑
排出溝４の他方の壁面４ｂに向けて漸次幅広となるよう
延びている。又、工具本体２の軸部１２について、底面
側の接合面１２ａは、先端部１１の接合面１１ａと嵌合
して隙間なく密接するように、接合面１１ａに対応する
山形の凹凸面１５が形成されている。しかも、軸部１２
には、接合面１２ａから回転軸線Ｏと同心状にネジ穴１
６が基端側方向に所定長さに亘って形成されている。先
端部１１と軸部１２とは、各接合面１１ａ，１２ａで接
合された状態で、固定ネジ１７によって螺合され、一体
化されている。この場合、固定ネジ１７の頭部１７ａ
は、図１に示すように底面３の外側に突出していてもよ
いし、或いは先端部１１の底面３に凹部を形成すること
で、頭部１７ａが凹部内に嵌入し、底面３より突出しな
いようにしてもよい。
【０００９】本実施例は上述のように構成されているか
ら、切刃チップ６がろう付け等で固定された先端部１１
を、その接合面１１ａが軸部１２の接合面１２ａと密着
するよう嵌合して、先端部１１と軸部１２とで、切屑排
出溝４と外周面７とがそれぞれ一体化するよう接合し、
固定ネジ１７によって先端部１１と軸部１２を堅固に固
定する。この状態で、切刃チップ６の外周側切刃６ａ等
を研摩し、下穴等の仕上げ切削に用いられる。そして、
刃先が摩耗したら、再研摩して再使用する。このように
して、切刃チップ６の刃先が再研摩による再使用ができ
ない程度に摩耗したら、固定ネジ１７を外して先端部１
１を廃棄し、別の新しい先端部１１を取り付けて使用す
ることができる。
ら、切刃チップ６がろう付け等で固定された先端部１１
を、その接合面１１ａが軸部１２の接合面１２ａと密着
するよう嵌合して、先端部１１と軸部１２とで、切屑排
出溝４と外周面７とがそれぞれ一体化するよう接合し、
固定ネジ１７によって先端部１１と軸部１２を堅固に固
定する。この状態で、切刃チップ６の外周側切刃６ａ等
を研摩し、下穴等の仕上げ切削に用いられる。そして、
刃先が摩耗したら、再研摩して再使用する。このように
して、切刃チップ６の刃先が再研摩による再使用ができ
ない程度に摩耗したら、固定ネジ１７を外して先端部１
１を廃棄し、別の新しい先端部１１を取り付けて使用す
ることができる。
【００１０】上述のように、本実施例によれば、リーマ
１０の先端に取り付けられた切刃が摩耗して再使用でき
なくなっても、切刃チップ６を含む先端部１１のみを交
換すればよく、工具本体２の大部分を占める軸部１２を
繰り返して使用することができて、経済的であり、省資
源に役立つ。又、先端部１１と軸部１２との接合にあた
っては、各接合面１１ａ，１２ａが、山形の凹凸面１
４，１５でしかも回転軸線Ｏと同芯のネジ穴１３，１６
を中心として放射状に形成されているから、ガタのない
確実で堅固な嵌合を行うことができる。しかも、位置合
わせと嵌合が容易である。又、固定ネジ１７や先端部１
１及び軸部１２の各ネジ穴１３，１６は、回転軸線Ｏと
同芯状であるから同様に位置合わせとネジ止め作業が容
易である。
１０の先端に取り付けられた切刃が摩耗して再使用でき
なくなっても、切刃チップ６を含む先端部１１のみを交
換すればよく、工具本体２の大部分を占める軸部１２を
繰り返して使用することができて、経済的であり、省資
源に役立つ。又、先端部１１と軸部１２との接合にあた
っては、各接合面１１ａ，１２ａが、山形の凹凸面１
４，１５でしかも回転軸線Ｏと同芯のネジ穴１３，１６
を中心として放射状に形成されているから、ガタのない
確実で堅固な嵌合を行うことができる。しかも、位置合
わせと嵌合が容易である。又、固定ネジ１７や先端部１
１及び軸部１２の各ネジ穴１３，１６は、回転軸線Ｏと
同芯状であるから同様に位置合わせとネジ止め作業が容
易である。
【００１１】尚、固定ネジ１７やネジ穴１３，１６は、
必ずしも回転軸線Ｏと同心状でなくてもよく、回転軸線
Ｏからずれていてもよい。又、固定ネジ１７やネジ穴１
３，１６は、必ずしも１本でなくてもよく、２本以上で
もよい。又、先端部１１と軸部１２の各接合面１１ａ，
１２ａは、山形の凹凸面１４，１５を放射状に配列して
ある必要はなく、各接合面上に平行に配列するなど適宜
の配列に形成してもよい。或いは、山形の凹凸面としな
いで、それぞれ段部や凹凸面を互いに嵌合する形状等と
して形成してもよい。又、接合部の一方にキーを設け、
他方にこのキーが嵌合するキー溝を設ければ、各接合面
のその他の部分については、互いに平面であってもよ
い。又、先端部１１は、切刃チップ６を含んでいればよ
く、切削に耐え得る強度があれば、その回転軸線Ｏ方向
の長さが短いほど経済的で好ましい。
必ずしも回転軸線Ｏと同心状でなくてもよく、回転軸線
Ｏからずれていてもよい。又、固定ネジ１７やネジ穴１
３，１６は、必ずしも１本でなくてもよく、２本以上で
もよい。又、先端部１１と軸部１２の各接合面１１ａ，
１２ａは、山形の凹凸面１４，１５を放射状に配列して
ある必要はなく、各接合面上に平行に配列するなど適宜
の配列に形成してもよい。或いは、山形の凹凸面としな
いで、それぞれ段部や凹凸面を互いに嵌合する形状等と
して形成してもよい。又、接合部の一方にキーを設け、
他方にこのキーが嵌合するキー溝を設ければ、各接合面
のその他の部分については、互いに平面であってもよ
い。又、先端部１１は、切刃チップ６を含んでいればよ
く、切削に耐え得る強度があれば、その回転軸線Ｏ方向
の長さが短いほど経済的で好ましい。
【００１２】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るリーマは、
工具本体が、切刃を有する先端部と、切刃を有さない基
端側の軸部とが互いに接合して固定されて、形成されて
いるようにしたから、リーマの先端に取り付けられた切
刃が摩耗して再使用できなくなっても、切刃を含む先端
部のみを交換すればよく、工具本体の大部分を占める軸
部を繰り返して使用することができて、経済的であり、
省資源に役立つ。又、工具本体の先端部と軸部との各接
合面は、互いに嵌合する複数の山形の凹凸面によってそ
れぞれ形成されているから、ガタのない確実な接合を達
成できる。又、山形の凹凸面は、工具本体の回転軸線か
ら外周面側に向けて放射状に形成されているから、位置
合わせと嵌合が容易になる。又、先端部は、固定ネジに
よって軸部に固定され、該固定ネジは工具本体の先端部
に設けられた底面から回転軸線と同心状に延びて軸部に
螺合されているから、固定ネジや先端部及び軸部の各ネ
ジ穴は、位置合わせとネジ止め作業が容易である。
工具本体が、切刃を有する先端部と、切刃を有さない基
端側の軸部とが互いに接合して固定されて、形成されて
いるようにしたから、リーマの先端に取り付けられた切
刃が摩耗して再使用できなくなっても、切刃を含む先端
部のみを交換すればよく、工具本体の大部分を占める軸
部を繰り返して使用することができて、経済的であり、
省資源に役立つ。又、工具本体の先端部と軸部との各接
合面は、互いに嵌合する複数の山形の凹凸面によってそ
れぞれ形成されているから、ガタのない確実な接合を達
成できる。又、山形の凹凸面は、工具本体の回転軸線か
ら外周面側に向けて放射状に形成されているから、位置
合わせと嵌合が容易になる。又、先端部は、固定ネジに
よって軸部に固定され、該固定ネジは工具本体の先端部
に設けられた底面から回転軸線と同心状に延びて軸部に
螺合されているから、固定ネジや先端部及び軸部の各ネ
ジ穴は、位置合わせとネジ止め作業が容易である。
【図１】本発明の一実施例によるリーマの正面図であ
る。
る。
【図２】図１によるリーマの底面図である。
【図３】リーマの先端部の接合面を示す図である。
【図４】従来のリーマの正面図である。
【図５】図４に示すリーマの底面図である。
２…工具本体、３…底面、６…切刃チップ、６ａ…外周
側切刃、１０…リーマ、１１…先端部、１１ａ，１２ａ
…接合面、１２…軸部、１４，１５…山形の凹凸面、１
７…固定ネジ。
側切刃、１０…リーマ、１１…先端部、１１ａ，１２ａ
…接合面、１２…軸部、１４，１５…山形の凹凸面、１
７…固定ネジ。
Claims (4)
- 【請求項１】 工具本体の先端外周側に切刃が装着され
てなるリーマにおいて、前記工具本体は、切刃を有する
先端部と、切刃を有さない基端側の軸部とが互いに接合
して固定されて、形成されていることを特徴とするリー
マ。 - 【請求項２】 前記工具本体の先端部と軸部との各接合
面は、互いに嵌合する複数の山形の凹凸面によってそれ
ぞれ形成されていることを特徴とする請求項１に記載の
リーマ。 - 【請求項３】 前記山形の凹凸面は、工具本体の回転軸
線側から外周面側に向けて放射状に形成されていること
を特徴とする請求項２に記載のリーマ。 - 【請求項４】 前記先端部は、固定ネジによって軸部に
固定され、該固定ネジは前記工具本体の先端部に設けら
れた底面から回転軸線と同心状に延びて軸部に螺合され
ていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記
載のリーマ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15651095A JPH0911038A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | リーマ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15651095A JPH0911038A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | リーマ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911038A true JPH0911038A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15629353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15651095A Withdrawn JPH0911038A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | リーマ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911038A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8257001B2 (en) * | 2006-01-13 | 2012-09-04 | Mapal Fabrik Fur Prazisionswerkzeuge Dr. Kress Kg | Tool system |
| EP2839913A1 (de) * | 2013-08-14 | 2015-02-25 | Gühring Kg | Reibahlenwerkzeug mit Spanführungselement |
| JP2018508373A (ja) * | 2015-02-11 | 2018-03-29 | ウルマ アーゲーＵｒｍａ Ａｇ | 機械リーマ工具、交換可能ヘッドおよび機械リーマ工具用シャンク |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP15651095A patent/JPH0911038A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8257001B2 (en) * | 2006-01-13 | 2012-09-04 | Mapal Fabrik Fur Prazisionswerkzeuge Dr. Kress Kg | Tool system |
| EP2839913A1 (de) * | 2013-08-14 | 2015-02-25 | Gühring Kg | Reibahlenwerkzeug mit Spanführungselement |
| JP2018508373A (ja) * | 2015-02-11 | 2018-03-29 | ウルマ アーゲーＵｒｍａ Ａｇ | 機械リーマ工具、交換可能ヘッドおよび機械リーマ工具用シャンク |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |