JPH0530563B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530563B2 JPH0530563B2 JP28464985A JP28464985A JPH0530563B2 JP H0530563 B2 JPH0530563 B2 JP H0530563B2 JP 28464985 A JP28464985 A JP 28464985A JP 28464985 A JP28464985 A JP 28464985A JP H0530563 B2 JPH0530563 B2 JP H0530563B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- oil passage
- land
- core portion
- carbide
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 25
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内部に油路を備えたドリルに関し、特
に超硬ドリルに用いられて好適な油路付きドリル
に関する。
に超硬ドリルに用いられて好適な油路付きドリル
に関する。
(従来の技術)
ドリルによる孔あけ作業の効率を高めるため、
内部に油路を備えたドリルは既に知られている。
内部に油路を備えたドリルは既に知られている。
第5図は従来の油路を備えたドリル51の側面
図を示す。
図を示す。
油路52はシヤンク53からボデイ54にわた
りねじれ溝55の面に露出することなくランド5
6内に形成され、油路52はランド56成形時に
同時にねじれることで形成される。
りねじれ溝55の面に露出することなくランド5
6内に形成され、油路52はランド56成形時に
同時にねじれることで形成される。
しかしながら斯かる油路構造では靱性を有さな
い超硬ドリルには成形困難となる。
い超硬ドリルには成形困難となる。
そのため超硬ドリルの場合には第6図に示すよ
うにボデイ61の心厚部62にストレート状の油
路63を予め形成し、超硬チツプ64にはランド
65内に直線状の油路66を形成し、両油路6
3,66をボデイ61と超硬チツプ64の接合部
で連通させるようにしている(実開昭59−12511
号公報)。
うにボデイ61の心厚部62にストレート状の油
路63を予め形成し、超硬チツプ64にはランド
65内に直線状の油路66を形成し、両油路6
3,66をボデイ61と超硬チツプ64の接合部
で連通させるようにしている(実開昭59−12511
号公報)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら斯かる油路付き超硬ドリルでは、
直線状に形成できる油路66の長さはランド65
のねじれによつて決定される短い長さに限られ、
そのため超硬チツプ64の長さを大ならしめて再
研範囲Lを大きく確保することができず、コスト
高になる不具合を生ずる。
直線状に形成できる油路66の長さはランド65
のねじれによつて決定される短い長さに限られ、
そのため超硬チツプ64の長さを大ならしめて再
研範囲Lを大きく確保することができず、コスト
高になる不具合を生ずる。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本発明の目的とする処は、ドリル先端部に切
削油を供給してドリルによる孔あけ作業効率を高
め、超硬ドリルの場合であつても再研できる範囲
を大きく確保することができる油路付きドリルを
提供するにある。
て、本発明の目的とする処は、ドリル先端部に切
削油を供給してドリルによる孔あけ作業効率を高
め、超硬ドリルの場合であつても再研できる範囲
を大きく確保することができる油路付きドリルを
提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記目的を達成するため、
ねじれ溝13の底面に、心厚部9の径外方に突
出しねじれ溝13の長手方向に延出する突部15を
膨出形成し、 前記突部15及びランド11を貫通し直線状に
延出してドリル先端5Bに開口21Aする油路2
1を形成した。
出しねじれ溝13の長手方向に延出する突部15を
膨出形成し、 前記突部15及びランド11を貫通し直線状に
延出してドリル先端5Bに開口21Aする油路2
1を形成した。
(作用)
油路21からドリル先端5Bに切削油を供給
し、ドリル1による孔あけ作業効率を高める。
し、ドリル1による孔あけ作業効率を高める。
また、突部15及びランド11を介し油路21
を直線状に形成するので、ボデイ5全体を超硬合
金で成形しても、ボデイ5成形時にワイヤ等を利
用して油孔21をボデイ5全長にわたつて形成で
き、超硬ドリル1の再研範囲Lを大きく確保する
ことができる。
を直線状に形成するので、ボデイ5全体を超硬合
金で成形しても、ボデイ5成形時にワイヤ等を利
用して油孔21をボデイ5全長にわたつて形成で
き、超硬ドリル1の再研範囲Lを大きく確保する
ことができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を超硬ドリルに適用した
場合を説明する。
場合を説明する。
第1図は超硬ドリルの側面図、第2図は同縦断
側面図、第3図は第1図の矢視図、第4図は第
1図の−線断面図を示す。
側面図、第3図は第1図の矢視図、第4図は第
1図の−線断面図を示す。
超硬ドリル1はシヤンク3と、シヤンク3に接
合さた超硬合金からなるボデイ5とで構成し、シ
ヤンク3の中心には油路7貫設する。
合さた超硬合金からなるボデイ5とで構成し、シ
ヤンク3の中心には油路7貫設する。
前記ボデイ5は心厚部9と、心厚部9から螺旋
状に膨出させた二つのランド11,11とで形成
し、ランド11,11と心厚部9とによりねじれ
溝13,13が画成されている。
状に膨出させた二つのランド11,11とで形成
し、ランド11,11と心厚部9とによりねじれ
溝13,13が画成されている。
そして各ねじれ溝13の底面に、心厚部9の径
外方へ突出しねじれ溝13の長手方向に延出させ
た突部15を形成し、心厚部9の径を大ならし
め、突部15の断面は湾曲面15Aで画成された
扇形に形成する。
外方へ突出しねじれ溝13の長手方向に延出させ
た突部15を形成し、心厚部9の径を大ならし
め、突部15の断面は湾曲面15Aで画成された
扇形に形成する。
油路21は前記突部15及びランド11の径内
方箇所を貫通させ、ドリル1の軸心に平行させて
ボデイ基部5Aから先端5Bにわたつて直線状に
延出形成し、ボデイ先端5Bに開口21Aさせ
る。
方箇所を貫通させ、ドリル1の軸心に平行させて
ボデイ基部5Aから先端5Bにわたつて直線状に
延出形成し、ボデイ先端5Bに開口21Aさせ
る。
実施例では油路21とドリル1の軸心の両側に
二つ形成し、各油路21,21は前記シヤンク3
の油路7に連通させる。
二つ形成し、各油路21,21は前記シヤンク3
の油路7に連通させる。
尚図面中25は切刃、27はマージン、29は
二番取り面、31は先端逃げ面、33は突部15
に形成した逃げ面を示す。
二番取り面、31は先端逃げ面、33は突部15
に形成した逃げ面を示す。
本実施例は前記のように構成したので、油路2
1,21から切削油を供給してドリル1による作
業効率を高め、また心厚部9の径を大ならしめて
ドリル1の剛性を高めることは無論のこと、ねじ
れ溝13の底面に突部15を膨出形成し、該突部
15とランド11とを貫通させて油路21を直線
状に形成したので、実施例のようにボデイ5全体
を超硬合金成形した場合であつても、ワイヤ等を
利用してボデイ5成形字に同時に油路21をボデ
イ5全長にわたつて成形でき、超硬ドリル1の再
研範囲Lを大きく確保することができる。
1,21から切削油を供給してドリル1による作
業効率を高め、また心厚部9の径を大ならしめて
ドリル1の剛性を高めることは無論のこと、ねじ
れ溝13の底面に突部15を膨出形成し、該突部
15とランド11とを貫通させて油路21を直線
状に形成したので、実施例のようにボデイ5全体
を超硬合金成形した場合であつても、ワイヤ等を
利用してボデイ5成形字に同時に油路21をボデ
イ5全長にわたつて成形でき、超硬ドリル1の再
研範囲Lを大きく確保することができる。
以上、本実施例について説明したが、本発明は
この実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能であることは勿論である。
この実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能であることは勿論である。
(発明の効果)
以上の説明で明らかなように本発明によれば、
ドリル先端部に切削油を供給してドリルによる孔
あけ作業効率を高め、超硬ドリルの場合であつて
も再研できる範囲を大きく確保することができ、
またドリル軸剛性が高くでき、切削効率、加工精
度の飛躍的向上ができる。
ドリル先端部に切削油を供給してドリルによる孔
あけ作業効率を高め、超硬ドリルの場合であつて
も再研できる範囲を大きく確保することができ、
またドリル軸剛性が高くでき、切削効率、加工精
度の飛躍的向上ができる。
第1図は超硬ドリルの側面図、第2図は同縦断
側面図、第3図は第1図の矢視図、第4図は第
1図の−線断面図、第5図及び第6図は夫々
従来のドリルの側面図である。 尚図面中1は超硬ドリル、3はシヤンク、5は
ボデイ、9は心厚部、11はランド、13はねじ
れ溝、15は突部、21は油路である。
側面図、第3図は第1図の矢視図、第4図は第
1図の−線断面図、第5図及び第6図は夫々
従来のドリルの側面図である。 尚図面中1は超硬ドリル、3はシヤンク、5は
ボデイ、9は心厚部、11はランド、13はねじ
れ溝、15は突部、21は油路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 心厚部から膨出されたランドと、心厚部とラ
ンドで画成されるねじれ溝とで構成されたドリル
において、 前記ねじれ溝の底面に、心厚部の径外方に突出
しねじれ溝の長手方向に延出する突部を膨出形成
し、 前記突部及びランドを貫通し直線状に延出して
ドリル先端に開口する油路を形成したことを特徴
とする油路付きドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28464985A JPS62148110A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 油路付きドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28464985A JPS62148110A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 油路付きドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148110A JPS62148110A (ja) | 1987-07-02 |
JPH0530563B2 true JPH0530563B2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=17681197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28464985A Granted JPS62148110A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 油路付きドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62148110A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100946083B1 (ko) * | 2002-07-26 | 2010-03-10 | 대구텍 유한회사 | 비틀림 냉각수 관을 가진 드릴 공구 |
JP2009101452A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Mitsubishi Materials Corp | ドリル |
JP5476590B1 (ja) * | 2013-03-08 | 2014-04-23 | 福井県 | 複合材料用ドリル並びにそれを用いた機械加工方法及び機械加工装置 |
US20160263665A1 (en) * | 2015-03-11 | 2016-09-15 | Kennametal lnc. | Composite blanks and tooling for cutting applications |
US20160263666A1 (en) * | 2015-03-12 | 2016-09-15 | Kennametal Inc. | Cutting member with coolant delivery |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP28464985A patent/JPS62148110A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62148110A (ja) | 1987-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |