JP2963736B2 - 穴あけ工具 - Google Patents
穴あけ工具Info
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- JP2963736B2 JP2963736B2 JP18864490A JP18864490A JP2963736B2 JP 2963736 B2 JP2963736 B2 JP 2963736B2 JP 18864490 A JP18864490 A JP 18864490A JP 18864490 A JP18864490 A JP 18864490A JP 2963736 B2 JP2963736 B2 JP 2963736B2
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- Japan
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- guide pad
- tip
- drilling tool
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- Drilling Tools (AREA)
Description
れるガイドパットの構成を改善することにより、バイッ
シング効果が高められるようにしたものである。
19図に示されているように工具本体20に備えられたスト
レート状あるいはねじれ状の外周刃稜に対し、その反対
側のヒール側ガイドパット21を形成したものが知られて
いる。これは、外周刃稜20側のマージン22とガイドパッ
ト21によってバニッシング作用を行なって、穴精度を向
上させようとしたものである。
報には、微粉状の切りくずを排出させるようにした石材
などの穴あけ作業用のドリルが開示され、特にボディ部
分には、周溝が形成されている。しかしながら、この周
溝を形成したボディ部分は、刃先径よりも通常0.1〜1.0
mm小さく形成されており、ガイドパットとは切刃の構成
上明らかに区別されている。
排出穴を形成したガンドリルが開示されている。
とドリル溝のねじれと反対方向に延びる仕上げ用の切れ
刃及びバニッシング作用をするマージン部を備えたコン
ビネーションドリルが開示され、特開昭59−205210号公
報には、同じく下穴用先行切れ刃部及び仕上げリーマ部
を軸方向に分断して設けたコンビネーションドリルが開
示されている。そして、これらのコンビネーションドリ
ルは、いずれも下穴用先行切れ刃がマージン部又は仕上
げリーマ部よりも小径になる必要があり、この構成から
マージン部又は仕上げリーマ部が螺旋状に形成され、し
かもドリル先端稜線から分断された形状になっている。
け工具は、フルート溝23に沿ってガイドパット21が設け
られているため、穴の奥側に向かうにつれてバ二ッシン
グトルクが上昇する。したがっで、穴あけ動力が不安定
となる問題点を有する。また、高送り加工では、パット
数が少ないこともあって第13図で示されるような振れま
わり運動を生じ、これに伴って穴内壁にむしれ等が生じ
て穴精度を悪くする問題点があった。
イドパットの関連においては、いずれも刃先径と関係す
る組合せとして示唆されていない。
リルは、バニッシングの機能上マージン部又は仕上げリ
ーマ部が「刃先径と同心円上にあるガイドパット」に相
当するとはなく、穴壁に対する接触状態が明らかに異な
っている。
成を改善することにより良好なバニッシング効果が得ら
れるようにした穴あけ工具を提供しようとするものであ
る。
溝の形成に伴って残存するランド部には、バニッシング
効果を高める改善されたガイドパットが構成されるよう
にしたものである。
に周溝が形成されることにより残存し、刃先径と同心円
上にあって、しかも略軸直角方向に延びる帯状部分によ
って構成されるようにしたものである。また、切削油を
供給するための油穴については、先端逃げ面および前記
ランド郎の外周面にそれぞれ開口するものである。さら
に、最先端側にあるガイドパットについては、その直径
がそれ以降にあるガイドパットの直径よりも小径になる
ように構成したものである。
ンド部で周方向に帯状部分を呈するものであるため、穴
の入口から奥側に至るまで、バニッシングトルクが略均
等にかゝるように作用する。
止し、有効なバニッシング作用をなすものである。
図を参照しながら説明する。
て、工具本体2およびシャンク部分3から構成される。
そして、工具よ体2には、1対のプルート溝4が形成さ
れることによって、ランド部5が残存するものである。
この場合、ランド部5は、その先端側では、先端切刃稜
6を構成し、その外周側では、外周切刃稜7およびガイ
ドパット8が構成される。
し、刃先径と同心円上にあって、しかも略軸直角方向に
延びる帯状部分によって構成されるものであり、第1図
〜第4図に示されるように工具本体2の途中まで形成す
る場合および第5図、第6図で示されるように工具本体
2の略全部にわたって形成する場合がある。これは、各
種被削剤の変化に応じて適宜選択するためである。そし
て、このガイドパット8の切刃コーナ側からの構成状態
については、第7図で拡大されて示されでいる。
は、ソリッド品に適用した例であり、いずれも穴あけ工
具1の軸方向には、切削油を供給するための油穴10が盲
穴状に穿設されているものである。この場合、油穴10
は、工具本体2の発熱を防止して、有効なバニッシング
作用を得ようとするもので、その開口部分は先端逃げ面
11およひランド部5の外周面にそれぞれ設けられてい
る。なお、図示では、ランド部5に設けられた周溝9に
開口するようになっているが、ガイドパット8に開口す
るようにしてもよい。
トルク線図を示したものであり、本発明品のトルクが安
定していることが判る。また、第11図および第12図は、
バニッシング効果の状態を概念的に示した説明図であ
る。
である。第14図は、ガイドパット8を2つ形成したもの
で、第15図は、2つのガイドパット8に加えて、従来形
式の軸方向に延びるマージン12およびガイドパット13を
それぞれ連設したものである。第16図は、従来形式のマ
ージン12に本発明による周方向に延びるガイドパット8
を組合せた連設形式のものである。
あるガイドパット8aにっいては、その直径が、それ以降
にあるガイドハット8bよりも直径が小径になるようにし
たものである。これは、取り代aを構成することによっ
て、下穴加工用の先行刃およびそれ以降でリーマ作用を
なす仕上げ刃に分けることによって、穴精度の向上を図
ったものである。
角方向で帯状に延びたガイドパット8が構成されるよう
にした穴あけ工具を提供したものである。したがって、
第10図および第12図で示されるように、バニッシングト
ルクが略均等に作用し、またその方向も軸方向に向かう
ことから、穴精度の向上が期待できるという利点を有す
る。
第2図は、拡大して示す底面図、第3図は、他の実施例
を示す正面図、第4図は、拡大して示す底面図、第5図
およぴ第6図ほ、別の実施例をそれぞれ示す正面図、第
7図ほ、切刃コーナ部分を拡大して示す斜視図、第8図
および第9図は、さらに別の実施例をそれぞれ示す要部
の正面図、第10図は、本発明品および従来品におけるリ
ーミングトルクを示す説明図、第11図および第12図は、
本発明品および従来品におけるバニッシングカの方向等
をそれぞれ示した説明図、第13図は、振れまわり運動の
関係を示した説明図、第14図〜第17図は、別の実施例を
それぞれ示した要部の正面図である。第18図および第19
図は、従来例をそれぞれ示す底面図である。 1……穴あけ工具、2……工具本体 3……シャンク部分、4……フルート溝 5……ランド部、6……先端切刃稜 8……ガイドパット、10……油穴 11……先端逃げ面
Claims (3)
- 【請求項1】棒状をなす工具本体2の軸方向に沿って、
フルート溝4が形成されることにより、ガイドパット8
を備えたランド部5が残存するようになっているととも
に、その先端部分には、先端切刃稜6が形成されるよう
にした穴あけ工具において、 前記ガイドパット8は、前記ランド゜部5の円周方向に
周溝9が形成されることにより残存し、刃先径と同心円
上にあって、しかも略軸直角方向に延びる帯状部分によ
って構成されることを特徴とする穴あけ工具。 - 【請求項2】請求項1記載の工具本体2には、切削油を
供給するための油穴10が軸方向で盲穴状に穿設され、し
かも、この油穴10の開口部分が先端切刃稜6を構成する
先端逃げ面11および前記ランド部5の外周面にそれぞれ
設けられている穴あけ工具。 - 【請求項3】請求項1および請求項2におけるガイドパ
ット8は、最先端側にあるガイドパット8aにっいては、
その直径がそれ以降にあるガイドパット8bの直径よりも
小径になるように構成されている穴あけ工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18864490A JP2963736B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 穴あけ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18864490A JP2963736B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 穴あけ工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475811A JPH0475811A (ja) | 1992-03-10 |
JP2963736B2 true JP2963736B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16227325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18864490A Expired - Fee Related JP2963736B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 穴あけ工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2963736B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU2009231230A1 (en) * | 2008-04-03 | 2009-10-08 | Kennametal Inc. | Lathe tool, in particular boring tool |
JP5035189B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2012-09-26 | 三菱マテリアル株式会社 | ドリル |
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-
1990
- 1990-07-17 JP JP18864490A patent/JP2963736B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0475811A (ja) | 1992-03-10 |
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