JPH05305596A - 真空チャンバ用ロボット装置 - Google Patents

真空チャンバ用ロボット装置

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JPH05305596A
JPH05305596A JP11258092A JP11258092A JPH05305596A JP H05305596 A JPH05305596 A JP H05305596A JP 11258092 A JP11258092 A JP 11258092A JP 11258092 A JP11258092 A JP 11258092A JP H05305596 A JPH05305596 A JP H05305596A
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JP
Japan
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robot arm
vacuum chamber
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inert gas
link members
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JP11258092A
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Hirotoshi Yamamoto
裕敏 山本
Katsuhiko Nakamura
勝彦 中村
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットアームの動作範囲を広くするととも
に、駆動手段の耐久性を向上させる。 【構成】 ロボットアームRを、一連の中空のリンク部
材1〜6が通気自在に連通してなる構成とする。各隣り
合うリンク部材を回転可能に連結し、各隣り合うリンク
部材同士間の連結部を、リンク部材1〜6内部を気密状
に保持するシール部材で封止する。ロボットアームRの
基端を、真空チャンバCの内壁Caに気密状に接続して
ロボットアームR内を密閉空間に形成する。ロボットア
ームR内に、各リンク部材1〜6を回転させる駆動手段
を収めるとともに、各駆動手段の発生熱を吸収する不活
性ガスを封入する。ロボットアームR内で不活性ガスを
循環させるファン9を設ける。不活性ガスから吸収した
熱を真空チャンバC外で放出するヒートパイプ10を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空チャンバ内に設置
されて作業を行う真空チャンバ用ロボット装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空チャンバ内で自動的に作業を
行うロボット装置として、例えば、実開昭62−118
551号公報に開示するものが提案され、公知になって
いる。この装置は、一連に連結された複数のリンク部材
からなる、真空チャンバ外部の大気環境下から真空チャ
ンバ内部にかけて設けられたロボットアームと、上記チ
ャンバ内部でこのロボットアームを密封してチャンバ内
部と外部の大気環境とを気密に保持する可撓性の被覆物
とを備え、上記ロボットアームは、各リンク部材同士間
が回転可能に連結されており、真空チャンバ内部であっ
ても、上記被覆物内の大気環境下でリンク部材が回転し
て作業を行い得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ロボット装置では、ロボットアームを覆っている被覆物
がリンク部材間の連結部(関節)の自由な回転を阻害す
るため、ロボットアームの動作範囲が狭く、複雑な作業
が行えないという問題がある。
【0004】そこで、真空チャンバ内に真空環境下でも
作動するロボットアームを設置して、ロボットアームの
動作範囲を広くすることが考えられるが、真空環境下で
は、各リンク部材を相互に支持する軸受の摩擦抵抗、リ
ンク部材を駆動するモータ等駆動手段に使用されている
軸受やガイド類の摩擦抵抗がいずれも大きく、潤滑剤の
消耗も激しいので、耐久性に欠けるという問題がある。
【0005】また、真空環境下では、周囲の気体の対流
による放熱が行われないので、軸受や駆動手段から発生
する熱の処理が難しい。駆動手段の放熱が十分でない場
合には、駆動手段が焼損したり、局所的な温度上昇によ
りアームの作動不良が発生するという問題がある。
【0006】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ロボットアームの動
作範囲が広く、駆動手段の耐久性を向上させ得る真空チ
ャンバ用ロボット装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、真空チャンバ内に設置され
て作業を行うロボットアームを備えた真空チャンバ用ロ
ボット装置において、上記ロボットアームを、一連に連
結された複数の中空のリンク部材が通気自在に連通され
てなる構成とし、上記各隣り合うリンク部材を、回転可
能に連結し、上記各隣り合うリンク部材同士間の連結部
を、リンク部材内部と上記真空チャンバの内部とを気密
状に保持するシール部材で封止する。そして、上記ロボ
ットアームの基端を、ロボットアーム内部が密閉空間に
なるように上記真空チャンバの内壁に気密状に接続し、
上記ロボットアームの内部に、各リンク部材の回転を駆
動する複数の駆動手段を収めるとともに、上記各駆動手
段で発生する熱を吸収する不活性ガスを封入し、上記ロ
ボットアームの内部で上記不活性ガスを循環させる気体
循環手段と、上記ロボットアーム内部の不活性ガスから
吸収した熱を上記真空チャンバの外部で放出するヒート
パイプとを備える構成とするものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
ロボットアームの基端が真空チャンバの内壁に気密状に
接続され、各リンク部材間の連結部がシール部材で封止
されてロボットアーム自体で真空チャンバに対する気密
構造を形成しており、かつ各リンク部材間が回転可能に
連結されているので、ロボットアームが真空チャンバ内
で作動する際、ロボットアームを密封する被覆物を必要
とせず、各リンク部材が自由に回転してロボットアーム
の動作範囲が広くなる。各リンク部材の駆動手段で発生
した熱は、ロボットアーム内部の不活性ガスに吸収さ
れ、熱を吸収した不活性ガスは、気体循環手段によりロ
ボットアーム内を循環してヒートパイプに到達し、ヒー
トパイプと熱交換を行う。ヒートパイプに伝えられた熱
は、真空チャンバの外部の大気中へ放出される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係る真空チャ
ンバ用ロボット装置Aを示し、このロボット装置Aは、
真空チャンバCの内部に設けられたロボットアームRを
備えている。このロボットアームRは、それぞれ中空の
第1〜第6リンク部材1〜6を一連に連結したリンク機
構で構成されているとともに、上記真空チャンバCの内
壁Caに、中空のアームベースBを介して気密状に接続
支持されている。
【0011】上記第1リンク部材1は、上記アームベー
スBに対して軸心線回りに回転可能に連結されており、
上記第1〜第6リンク部材1〜6の各隣り合うリンク部
材同士間も、回転可能に連結されている。すなわち、第
1リンク部材1と第2リンク部材2との間、第2リンク
部材2と第3リンク部材3との間および第4リンク部材
4と第5リンク部材5との間はそれぞれ、軸心線に対し
て直交する軸回りに回転可能に連結されており、第3リ
ンク部材3と第4リンク部材4との間および第5リンク
部材5と第6リンク部材6との間はそれぞれ、軸心線回
りに回転可能に連結されている。上記ロボットアームR
の先端に位置する第6リンク部材6には、各種作業用の
エンドエフェクタ(図示せず)が保持されるようになっ
ており、このエンドエフェクタは、上記各リンク部材1
〜6の回転により様々な方向へ移動して作業を行うよう
になっている。
【0012】上記ロボットアームRの内部空間は、上記
アームベースBおよび第1〜第6リンク部材1〜6を通
気自在に連通するように形成されており、この内部空間
には、ロボットアームRの基端側から先端側まで延びる
通気管7が設けられている。この通気管7は、上記第1
〜第6リンク部材1〜6の回転に対応して自由に曲がる
ように、ゴム等の可撓性を有する材料などで構成されて
いる。
【0013】上記ロボットアームRの内部には、第1〜
第6リンク部材1〜6のそれぞれの回転を駆動する駆動
手段が収められているとともに、上記各駆動手段で発生
する熱を吸収する空気、ヘリウムなどの不活性ガスが封
入されている。この不活性ガスは、熱を吸収および伝達
するのに支障がない程度の圧力値(例えば、約0.2〜
0.3atm )に設定されて封入されている。上記ロボッ
トアームRには、その内部気圧を検出するアーム圧力セ
ンサ8が接続されており、このアーム圧力センサ8は、
ロボットアームR内のガスが真空チャンバC内に漏れて
いる場合に、設定値以下の圧力値を検出してガスの漏れ
を知らせ、また、ロボットアームR内の温度が上昇して
気圧が上昇した場合に、設定値以上の圧力値を検出して
シール破損の危険性を知らせるようになっている。そし
て、このアーム圧力センサ8が上記のような異常な圧力
値を検出したとき、図外の制御手段がロボットアームR
の作動を停止するようになっている。
【0014】上記ロボットアームRの基端付近の内部に
は、気体循環手段であるファン9が上記通気管7に面し
て設けられており、このファン9は、上記通気管7のロ
ボットアームR先端側の開口7aから吸い込んだ上記不
活性ガスを、通気管7の外周を経て再びロボットアーム
Rの先端方向へ送り出すようにして、不活性ガスをロボ
ットアームR内で循環させるようになっている。
【0015】上記アームベースBの上部の外周面には、
ヒートパイプ10の一端に位置する吸熱部11が接続さ
れている。上記ヒートパイプ10の他端は、上記真空チ
ャンバCの外部に位置しており、放熱面積の広い放熱器
12に形成されている。このヒートパイプ10は、上記
吸熱部11でロボットアームR内部の不活性ガスから吸
収した熱を、上記真空チャンバC外部の放熱器12で放
出するようになっている。
【0016】上記第1リンク部材1内には、上記第2リ
ンク部材2の駆動手段を構成するモータ(図示せず)が
収められている。上記第1リンク部材1と第2リンク部
材2との間の連結部(以下、関節と称する)の内部に
は、図2に示すように、上記第2リンク部材2の駆動手
段として、クロスローラベアリング15とハーモニック
減速機16とが収められており、上記ハーモニック減速
機16は、上記モータの動力を受け継ぐ減速ギヤ16a
を備えるとともに、筒状の受動体17を介して、第2リ
ンク部材2の端部に形成された回転軸18に接続されて
いる。上記モータには、このモータの動力を受け継ぐ伝
動軸19が接続されており、この伝動軸19の先端に
は、上記減速ギヤ16aと噛合する伝動ギヤ20が設け
られている。上記モータの動力は、上記伝動ギヤ20を
介してハーモニック減速機16に伝えられ、このハーモ
ニック減速機16で減速された後、上記第2リンク部材
2の回転軸18に伝えられる。この駆動伝達により、第
2リンク部材2は、軸心線に対して直交する軸回りに回
転するようになっている。
【0017】上記ハーモニック減速機16には、上記第
1リンク部材1の内部と第2リンク部材2の内部とを連
通する通路27が形成されており、この通路27内に
は、上記不活性ガスが通過するようになっている。ま
た、この通路27内には、上記通気管7が挿通されてい
る。
【0018】なお、上記第2リンク部材2の駆動手段の
構造は、第3リンク部材3の駆動手段および第5リンク
部材5の駆動手段においても採用されている。
【0019】上記第5リンク部材5内には、上記第6リ
ンク部材6の駆動手段を構成するモータ(図示せず)が
収められている。上記第5リンク部材5と第6リンク部
材6との間の関節の内部には、図4に示すように、上記
第6リンク部材6の駆動手段として、クロスローラベア
リング30とハーモニック減速機31とが収められてい
る。上記ハーモニック減速機31は、上記クロスローラ
ベアリング30のインナーレースを兼ねる筒状の受動体
32を介して、第6リンク部材6の端部に取付けられた
回転軸33に接続されている。上記モータには、このモ
ータの動力を受け継ぐ伝動軸34が接続されており、こ
の伝動軸34は、上記ハーモニック減速機31に接続さ
れている。上記モータの動力は、上記伝動軸34を介し
てハーモニック減速機31に伝えられ、このハーモニッ
ク減速機31で減速された後、上記第6リンク部材6の
回転軸33に伝えられる。この駆動伝達により、第6リ
ンク部材6は、軸心線回りに回転するようになってい
る。
【0020】上記伝動軸34およびハーモニック減速機
31には、上記第5リンク部材5から第6リンク部材6
を連通する連通管40が貫設されており、この連通管4
0内には、上記不活性ガスが通過するようになってい
る。また、この連通管40内には、上記通気管7が挿通
されている。
【0021】なお、上記第6リンク部材6の駆動手段の
構造は、第1リンク部材1および第4リンク部材4の駆
動手段においても採用されている。
【0022】上記第4リンク部材4よりアームベースB
側でそれぞれ隣り合うリンク部材同士間の関節は、図3
に示す環状のシール部材22で封止され、上記第4リン
ク部材4から第6リンク部材6までの各隣り合うリンク
部材同士間の関節は、図4に示す環状のシール部材36
で封止されており、アームベースBおよび各リンク部材
1〜6の内部と上記真空チャンバCの内部とは気密状に
保持されている。この構成に加え、上述のように、上記
ロボットアームRの基端に位置するアームベースBが、
上記真空チャンバCの内壁Caに気密状に接続されてい
ることにより、ロボットアームRの内部は、密閉空間に
形成されている。
【0023】上記第1リンク部材1と第2リンク部材2
との関節において、第1リンク部材1の端部21は、第
2リンク部材2の回転軸18を包むように構成され、両
者間は、上記環状のシール部材22で封止されており、
このシール部材22は、両リンク部材1,2の内部と上
記真空チャンバCの内部とを気密状態に保持している。
このシール部材22は、図3に示すように、上記第1リ
ンク部材1の端部21内に圧入された2個のオイルシー
ル23,23と、これらオイルシール23,23間に充
填された真空グリース24と、各オイルシール23を上
記回転軸18に圧着させるシールばね25とからなり、
第2リンク部材2側のオイルシール23は、上記第1リ
ンク部材1の端部21の端面に固定されたリング26で
抜止め支持されている。
【0024】上記第5リンク部材5の端部35は、第6
リンク部材6の回転軸33を包むように構成され、両者
間は、上記環状のシール部材36で封止されており、こ
のシール部材36は、両リンク部材5,6の内部と上記
真空チャンバCの内部とを気密状態に保持している。こ
のシール部材36は、環状のマグネット37の両側に強
磁性体からなる保持板38,38が固定され、これら保
持板38,38と回転軸33との間に磁性流体39が介
在する構成になっている。この構成により、オイルシー
ルを封止手段とする場合に比べて、構造の小形化が可能
であり、駆動手段に対する負荷を軽減できる。
【0025】上記真空チャンバCには、図1に示すよう
に、制御バルブ41を介してチャンバ用真空装置42が
接続されているとともに、チャンバC内の気圧を測定す
る圧力センサ43が接続されている。上記真空チャンバ
Cは、上記圧力センサ43の測定値に基づいて制御バル
ブ41の開度が調節され、チャンバ真空装置42がチャ
ンバC内部の空気を吸い込むことにより、所定の気圧に
保たれるようになっている。
【0026】次に、本実施例の作用・効果について説明
する。アームベースBが真空チャンバCの内壁Caに気
密状に接続され、第1〜第6の各リンク部材1〜6間の
各関節がシール部材22,36で封止されてロボットア
ームR自体で真空チャンバCに対する気密構造を形成し
ており、かつ第1〜第6の各リンク部材1〜6が回転可
能に連結されているので、ロボットアームRが真空チャ
ンバC内で作動する際、ロボットアームRを密封する被
覆物を必要とせず、各リンク部材1〜6を自由に回転さ
せてロボットアームRの動作範囲を広くすることができ
る。
【0027】また、各リンク部材1〜6の駆動手段で発
生した熱は、ロボットアームR内部の不活性ガスに吸収
される。熱を吸収した不活性ガスは、ファン9によりロ
ボットアームR内を循環してヒートパイプ10に到達し
てヒートパイプ10と熱交換を行い、ヒートパイプ10
に伝えられた熱は、真空チャンバCの外部の大気中へ放
出されるので、ロボットアームRの内部の熱を確実に除
去でき、駆動手段の耐久性を向上させることができる。
【0028】さらに、冷却媒体となる不活性ガスは、ロ
ボットアームR内部に真空チャンバの内部気圧に近い負
圧で封入されているので、シール部材22,36に作用
する負荷が小さくて済む。しかも、ロボットアームR内
部には、不活性ガスが封入されているだけであるので、
ロボットアームR内の気密構造が破れた場合でも、大気
が真空チャンバC内に大量に流れ込むことはない。
【0029】なお、上記実施例では、ファン9が、ロボ
ットアームR内に設けられた通気管7から不活性ガスを
吸引し、不活性ガスを通気管7の外周側を経てロボット
アームR先端側へ送るようにして循環させる構成であっ
たが、不活性ガスを循環させる構造に特に制限はなく、
例えば、上記通気管7を設けず、ファン9による吸気と
排気のみで不活性ガスを循環させる構成としても良い。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の真空チャ
ンバ用ロボット装置によれば、各リンク部材間を回転可
能にするとともに、ロボットアーム自体で真空チャンバ
に対する気密構造を形成することにより、ロボットアー
ムを密封する被覆物を必要とせず、各リンク部材を自由
に回転させてロボットアームの動作範囲を広げることが
できる。また、ロボットアーム内部の駆動手段の発生熱
を、ロボットアーム内部を循環する不活性ガスからヒー
トパイプを介して大気中へ放出するので、ロボットアー
ムの内部の熱を確実に除去でき、駆動手段の耐久性を向
上させることができる。また、ロボットアーム内部に
は、冷却媒体となる不活性ガスが封入されているだけで
あるので、ロボットアーム内の気密構造が破れた場合で
も、大気が真空チャンバ内に大量に流れ込むことを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る真空チャンバ用ロボッ
ト装置の概略を示す断面図である。
【図2】第1リンク部材と第2リンク部材との連結部を
示す断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】第5リンク部材と第6リンク部材との連結部を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1リンク部材 2 第2リンク部材 3 第3リンク部材 4 第4リンク部材 5 第5リンク部材 6 第6リンク部材 9 ファン(気体循環手段) 10 ヒートパイプ 15,30 クロスローラベアリング(駆動手段) 16,31 ハーモニック減速機(駆動手段) 20 伝動ギヤ(駆動手段) 22,36 シール部材 27 通路 40 連通管 A 真空チャンバ用ロボット装置 B アームベース C 真空チャンバ Ca 真空チャンバの内壁 R ロボットアーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバ内に設置されて作業を行う
    ロボットアームを備えた真空チャンバ用ロボット装置に
    おいて、 上記ロボットアームは、一連に連結された複数の中空の
    リンク部材が通気自在に連通されてなり、 上記各隣り合うリンク部材は、回転可能に連結されてお
    り、 上記各隣り合うリンク部材同士間の連結部は、リンク部
    材内部と上記真空チャンバの内部とを気密状に保持する
    シール部材で封止されており、 上記ロボットアームの基端は、ロボットアーム内部が密
    閉空間になるように上記真空チャンバの内壁に気密状に
    接続されており、 上記ロボットアームの内部には、各リンク部材の回転を
    駆動する複数の駆動手段が収められているとともに、上
    記各駆動手段で発生する熱を吸収する不活性ガスが封入
    されており、 上記ロボットアームの内部で上記不活性ガスを循環させ
    る気体循環手段と、 上記ロボットアーム内部の不活性ガスから吸収した熱を
    上記真空チャンバの外部で放出するヒートパイプとを備
    えたことを特徴とする真空チャンバ用ロボット装置。
JP11258092A 1992-05-01 1992-05-01 真空チャンバ用ロボット装置 Withdrawn JPH05305596A (ja)

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