JPH05305493A - 棒状体の溶接装置 - Google Patents
棒状体の溶接装置Info
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- JPH05305493A JPH05305493A JP9795792A JP9795792A JPH05305493A JP H05305493 A JPH05305493 A JP H05305493A JP 9795792 A JP9795792 A JP 9795792A JP 9795792 A JP9795792 A JP 9795792A JP H05305493 A JPH05305493 A JP H05305493A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的に鉄筋などの棒状体を自動的に格子状
に組み立てて溶接することができる棒状体の溶接装置の
提供 【構成】 溶接装置は、縦筋A の供給機構10と、機構10
の後端に隣接して設置された溶接装置20と、装置20の後
方に設置された鉄筋移動装置30と、装置30の上方に設置
された横筋B の供給装置40と、各装置の制御装置50とを
有している。縦筋供給機構10は、架台11に取付けられた
ローラ12と、架台11の後部側に設けられた押出板13とを
有している。溶接装置20は、スポット溶接用のもので、
支持台21に上下, 水平方向に移動可能に取付けられた複
数の溶接ヘッドを有している。鉄筋移動装置30は、架台
31の上端にスライド可能に設置された移動ビーム34と、
横筋B を保持開放するハンド部35とを有している。供給
装置40は、複数の横筋B を収容するストック部41と、横
筋B を落下供給するステージ部42とを有している。
に組み立てて溶接することができる棒状体の溶接装置の
提供 【構成】 溶接装置は、縦筋A の供給機構10と、機構10
の後端に隣接して設置された溶接装置20と、装置20の後
方に設置された鉄筋移動装置30と、装置30の上方に設置
された横筋B の供給装置40と、各装置の制御装置50とを
有している。縦筋供給機構10は、架台11に取付けられた
ローラ12と、架台11の後部側に設けられた押出板13とを
有している。溶接装置20は、スポット溶接用のもので、
支持台21に上下, 水平方向に移動可能に取付けられた複
数の溶接ヘッドを有している。鉄筋移動装置30は、架台
31の上端にスライド可能に設置された移動ビーム34と、
横筋B を保持開放するハンド部35とを有している。供給
装置40は、複数の横筋B を収容するストック部41と、横
筋B を落下供給するステージ部42とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、棒状体の溶接装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、土木,建築構造物の補強
材として鉄筋が広く用いられている。この種の構造物の
補強には、一般に、複数の縦筋と横筋とを格子状に組み
合わせた鉄筋網がコンクリート中に埋設されている。
材として鉄筋が広く用いられている。この種の構造物の
補強には、一般に、複数の縦筋と横筋とを格子状に組み
合わせた鉄筋網がコンクリート中に埋設されている。
【0003】ところで、このような補強用鉄筋網が埋設
される構造物は、各種各様の形状があるとともに、必要
な補強強度も同じ構造物中でも異なっている。このた
め、縦筋と横筋とを格子状に組み合わせた鉄筋網は、直
径の異なったものや、格子のピッチが異なったものなど
多数の種類を必要とする。
される構造物は、各種各様の形状があるとともに、必要
な補強強度も同じ構造物中でも異なっている。このた
め、縦筋と横筋とを格子状に組み合わせた鉄筋網は、直
径の異なったものや、格子のピッチが異なったものなど
多数の種類を必要とする。
【0004】そこで、従来は、予め多数種の鉄筋網の組
み立てが困難であることを考慮して、構造物の建築現場
で、設計図面に指摘されている縦,横筋を選択し、構造
物の埋設予定位置にこれらをセットし、縦筋と横筋とが
交差する部分を結束線で結合させることにより格子状に
組み立て、構造物中に埋設することが行われていた。し
かしながら、このような鉄筋網の組み立て手段には、以
下に説明する問題があった。
み立てが困難であることを考慮して、構造物の建築現場
で、設計図面に指摘されている縦,横筋を選択し、構造
物の埋設予定位置にこれらをセットし、縦筋と横筋とが
交差する部分を結束線で結合させることにより格子状に
組み立て、構造物中に埋設することが行われていた。し
かしながら、このような鉄筋網の組み立て手段には、以
下に説明する問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述した従
来の鉄筋網の組み立て手段では、縦,横筋を結束線で結
合させるので、作業能率が悪く時間がかかる上に、熟練
作業者を必要とし、作業者の確保が非常に困難な状況に
あるので改善が強く望まれていた。
来の鉄筋網の組み立て手段では、縦,横筋を結束線で結
合させるので、作業能率が悪く時間がかかる上に、熟練
作業者を必要とし、作業者の確保が非常に困難な状況に
あるので改善が強く望まれていた。
【0006】この問題を解決するために、例えば、鉄筋
の結合を溶接に代え、鉄筋網を工場生産することが考え
られるが、単に結合手段を変更しただけでは、作業能率
や熟練作業者の確保の問題は解決されない。
の結合を溶接に代え、鉄筋網を工場生産することが考え
られるが、単に結合手段を変更しただけでは、作業能率
や熟練作業者の確保の問題は解決されない。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、熟
練作業者を必要とすることなく、効率的に鉄筋などの棒
状体を自動的に格子状に組み立てて溶接することができ
る棒状体の溶接装置を提供することにある。
みてなされたものであり、その目的とするところは、熟
練作業者を必要とすることなく、効率的に鉄筋などの棒
状体を自動的に格子状に組み立てて溶接することができ
る棒状体の溶接装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の縦および横棒状体を格子状に組み
合わせて各交点を溶接する棒状体の溶接装置において、
上下移動自在な複数の溶接ヘッドを有し、前記交点に対
応した列状の溶接位置が形成された溶接装置と、この溶
接装置の前方に設置され、前記複数の縦棒状体を前記溶
接位置に供給する縦棒状体供給機構と、前記溶接装置の
後方に設置され、前記溶接位置に供給された前記縦棒状
体の上部に前記横棒状体を個別に落下供給する横棒状体
供給装置と、前記溶接装置の後方にあって、前記横棒状
体供給装置の下方に設置され、前記溶接装置で溶接され
た前記横棒状体を保持,開放するハンド部と、このハン
ド部を支持する移動自在なビームとを備えた移動装置
と、前記溶接ヘッドの上下移動および通電を制御して、
前記横棒状体供給装置から順次供給された前記横棒状体
を前記縦棒状体に溶着させた後に、この棒状体を前記ハ
ンド部で保持させて前記ビームを設定された距離だけ順
次後方移動させる制御装置とを有することを特徴とす
る。
め、本発明は、複数の縦および横棒状体を格子状に組み
合わせて各交点を溶接する棒状体の溶接装置において、
上下移動自在な複数の溶接ヘッドを有し、前記交点に対
応した列状の溶接位置が形成された溶接装置と、この溶
接装置の前方に設置され、前記複数の縦棒状体を前記溶
接位置に供給する縦棒状体供給機構と、前記溶接装置の
後方に設置され、前記溶接位置に供給された前記縦棒状
体の上部に前記横棒状体を個別に落下供給する横棒状体
供給装置と、前記溶接装置の後方にあって、前記横棒状
体供給装置の下方に設置され、前記溶接装置で溶接され
た前記横棒状体を保持,開放するハンド部と、このハン
ド部を支持する移動自在なビームとを備えた移動装置
と、前記溶接ヘッドの上下移動および通電を制御して、
前記横棒状体供給装置から順次供給された前記横棒状体
を前記縦棒状体に溶着させた後に、この棒状体を前記ハ
ンド部で保持させて前記ビームを設定された距離だけ順
次後方移動させる制御装置とを有することを特徴とす
る。
【0009】上記棒状体の溶接装置には、前記溶接装置
の前方およびまたは後方に、前記溶接ヘッドで前記横棒
状体を溶着した後に前記縦棒状体を押し上げる押上装置
を設けることができる。
の前方およびまたは後方に、前記溶接ヘッドで前記横棒
状体を溶着した後に前記縦棒状体を押し上げる押上装置
を設けることができる。
【0010】
【作用】上記構成の溶接装置によれば、縦棒状体供給機
構を介して溶接位置に供給された縦棒状体上に、順次横
棒状体が横棒状体供給装置により落下供給され、制御装
置で溶接ヘッドの上下移動および通電と、ハンド部で溶
着された横棒状体を保持させてビームを設定された距離
だけ順次後方に移動させるので、縦棒状体をその供給機
構にセットするだけで自動的に複数の縦,横棒状体を格
子状に組み合わせて、各交点を溶接することが行われ
る。
構を介して溶接位置に供給された縦棒状体上に、順次横
棒状体が横棒状体供給装置により落下供給され、制御装
置で溶接ヘッドの上下移動および通電と、ハンド部で溶
着された横棒状体を保持させてビームを設定された距離
だけ順次後方に移動させるので、縦棒状体をその供給機
構にセットするだけで自動的に複数の縦,横棒状体を格
子状に組み合わせて、各交点を溶接することが行われ
る。
【0011】請求項2の構成によれば、押上装置で縦棒
状体を押し上げることにより、棒状体と溶接ヘッドとの
付着が離脱されるとともに、溶接ヘッドの損傷も防げ
る。
状体を押し上げることにより、棒状体と溶接ヘッドとの
付着が離脱されるとともに、溶接ヘッドの損傷も防げ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照にして詳細に説明する。図1から図14は、この
発明にかかる棒状体の溶接装置の一実施例を示してい
る。同図に示す溶接装置は、棒状体として、例えば、鉄
筋(異形鉄筋,通常鉄筋)の溶接用のものであり、か
つ、複数の縦および横鉄筋A,Bを格子状に溶接するも
のを示している。
を参照にして詳細に説明する。図1から図14は、この
発明にかかる棒状体の溶接装置の一実施例を示してい
る。同図に示す溶接装置は、棒状体として、例えば、鉄
筋(異形鉄筋,通常鉄筋)の溶接用のものであり、か
つ、複数の縦および横鉄筋A,Bを格子状に溶接するも
のを示している。
【0013】図1は、溶接装置の全体側面図であり、溶
接装置は、縦筋Aの供給機構10と、供給機構10の後
端に隣接して設置された溶接装置20と、溶接装置20
の後方に設置された鉄筋移動装置30と、この鉄筋移動
装置30の上方に設置された横筋Bの供給装置40と、
これらの各装置の制御装置50とから概略構成されてい
る。
接装置は、縦筋Aの供給機構10と、供給機構10の後
端に隣接して設置された溶接装置20と、溶接装置20
の後方に設置された鉄筋移動装置30と、この鉄筋移動
装置30の上方に設置された横筋Bの供給装置40と、
これらの各装置の制御装置50とから概略構成されてい
る。
【0014】縦筋供給機構10の詳細を図2に示してい
る。同図に示す縦筋供給機構10は、支持架台11と、
この支持架台11に取り付けられた複数のゴム付きロー
ラ12と、架台11の後部側に設けられた押出板13
と、押出板13の駆動シリンダ14とから構成されてお
り、複数の縦筋Aがローラ12上に間隔をおいて載置さ
れる。
る。同図に示す縦筋供給機構10は、支持架台11と、
この支持架台11に取り付けられた複数のゴム付きロー
ラ12と、架台11の後部側に設けられた押出板13
と、押出板13の駆動シリンダ14とから構成されてお
り、複数の縦筋Aがローラ12上に間隔をおいて載置さ
れる。
【0015】図3は、溶接装置20の詳細を示してい
る。同図に示す溶接装置20は、電気の通電により溶接
するいわゆるスポット溶接用のものであり、門型の支持
台21と、この支持台21に移動可能に取付けられた複
数の溶接ヘッド取付け部22と、この取付け部22の後
部側に支持された溶接ヘッド23と、前記取付け部22
の前部側に配置された縦筋Aのガイド機構24とから概
略構成されている。
る。同図に示す溶接装置20は、電気の通電により溶接
するいわゆるスポット溶接用のものであり、門型の支持
台21と、この支持台21に移動可能に取付けられた複
数の溶接ヘッド取付け部22と、この取付け部22の後
部側に支持された溶接ヘッド23と、前記取付け部22
の前部側に配置された縦筋Aのガイド機構24とから概
略構成されている。
【0016】前記溶接ヘッド23は、複数台が列状に配
置され、各溶接ヘッド23は、上下に対向配置される一
対の上,下電極部23a,bを有しており、上電極部2
3aは、内蔵されたシリンダ23cにより上下方向に移
動自在に構成されており、下電極部23bは、上電極部
23aと同じ鉛直軸上に固定配置されている。
置され、各溶接ヘッド23は、上下に対向配置される一
対の上,下電極部23a,bを有しており、上電極部2
3aは、内蔵されたシリンダ23cにより上下方向に移
動自在に構成されており、下電極部23bは、上電極部
23aと同じ鉛直軸上に固定配置されている。
【0017】支持台21の下面部には、ガイド部材21
aが取り付けられ、このガイド部材21aには、溶接ヘ
ッド取付け部22に設けられた4つのローラ22aが当
接している。そして、溶接ヘッド取付け部22の上端に
は、ハンドル22bが配設され、このハンドル22bに
取り付けられたギヤ22cは、支持台21の側面に取り
付けられたラック21bと咬合している。
aが取り付けられ、このガイド部材21aには、溶接ヘ
ッド取付け部22に設けられた4つのローラ22aが当
接している。そして、溶接ヘッド取付け部22の上端に
は、ハンドル22bが配設され、このハンドル22bに
取り付けられたギヤ22cは、支持台21の側面に取り
付けられたラック21bと咬合している。
【0018】以上の構成により、ハンドル22bを回す
ことにより、溶接ヘッド23およびガイド機構24は、
これらの相対的な位置関係を維持しながら、支持台21
に沿って水平方向に移動される。また、上記上,下電極
部23a,bが当接する位置の近傍には、横筋Bを溶接
位置に案内する溶接ガイド25が配置されている。
ことにより、溶接ヘッド23およびガイド機構24は、
これらの相対的な位置関係を維持しながら、支持台21
に沿って水平方向に移動される。また、上記上,下電極
部23a,bが当接する位置の近傍には、横筋Bを溶接
位置に案内する溶接ガイド25が配置されている。
【0019】この実施例の溶接ガイド25は、溶接ヘッ
ド取付け部22の側面に固設された固定ガイド部25a
と、ピン25bにより揺動可能に枢着され、コイルバネ
25cにより固定ガイド部25a側に付勢された可動ガ
イド部25dとから構成され、上方から落としこまれる
横筋Bは固定および可動ガイド部25a,dが作るV字
形部に鋏込むようにして縦筋A上に案内される。
ド取付け部22の側面に固設された固定ガイド部25a
と、ピン25bにより揺動可能に枢着され、コイルバネ
25cにより固定ガイド部25a側に付勢された可動ガ
イド部25dとから構成され、上方から落としこまれる
横筋Bは固定および可動ガイド部25a,dが作るV字
形部に鋏込むようにして縦筋A上に案内される。
【0020】ガイド機構24の詳細を図4に示してい
る。同図に示すガイド機構24は、溶接ヘッド取付け部
22の前面側に固設される取付け板24aと、2つの水
平ローラ24bと、4つの垂直ローラ24cとから構成
され、対向する水平ローラ24cの内面と垂直ローラ2
4bの上面とで縦筋Aを位置決めして溶接装置の上,下
電極部23a,b間に案内する。
る。同図に示すガイド機構24は、溶接ヘッド取付け部
22の前面側に固設される取付け板24aと、2つの水
平ローラ24bと、4つの垂直ローラ24cとから構成
され、対向する水平ローラ24cの内面と垂直ローラ2
4bの上面とで縦筋Aを位置決めして溶接装置の上,下
電極部23a,b間に案内する。
【0021】そして、この実施例では、溶接装置20の
前後に一対の縦筋Aの押上装置60,61が設置されて
いる。この押上装置60,61の詳細を図5に示してい
る。溶接装置20の前方に設けられた押上装置60は、
後述するように縦筋Aに横筋Bを溶接したときに、縦筋
Aが電極部23a,bに付着して、その移動を妨げるこ
とがあるので、移動の前に縦筋Aを押し上げるものであ
って、シリンダ60aと、シリンダ60aの一端に固設
されたプレート60bとから構成されている。
前後に一対の縦筋Aの押上装置60,61が設置されて
いる。この押上装置60,61の詳細を図5に示してい
る。溶接装置20の前方に設けられた押上装置60は、
後述するように縦筋Aに横筋Bを溶接したときに、縦筋
Aが電極部23a,bに付着して、その移動を妨げるこ
とがあるので、移動の前に縦筋Aを押し上げるものであ
って、シリンダ60aと、シリンダ60aの一端に固設
されたプレート60bとから構成されている。
【0022】溶接装置20の後方に設けられた押上装置
61は、縦筋Aを移動する際に、これが電極部23bに
接触して、その電極面を損傷することを防止するもので
あって、一端にローラ61aが回転可能に枢着された揺
動アーム61bと、揺動アーム61bの他端を上下移動
させるシリンダ61cとから構成されている。
61は、縦筋Aを移動する際に、これが電極部23bに
接触して、その電極面を損傷することを防止するもので
あって、一端にローラ61aが回転可能に枢着された揺
動アーム61bと、揺動アーム61bの他端を上下移動
させるシリンダ61cとから構成されている。
【0023】なお、上記押上装置60,61は、例え
ば、溶接装置20の溶接条件を鉄筋が電極部23a,b
に付着しないように選定すれば必ずしも必要としない
が、これらの装置を設置する場合には、溶接装置20の
前方もしくは後方の何れか一方であってもよい。
ば、溶接装置20の溶接条件を鉄筋が電極部23a,b
に付着しないように選定すれば必ずしも必要としない
が、これらの装置を設置する場合には、溶接装置20の
前方もしくは後方の何れか一方であってもよい。
【0024】図6〜図10に鉄筋移動装置30の詳細を
示している。鉄筋移動装置30は、支持架台31と、支
持架台31の上端に対向配置された一対のガイドビーム
32と、ガイドビーム32の長手方向と直交する方向に
スライドレール33を介して載置された移動ビーム34
と、移動ビーム34に支持されたハンド部35と、一方
のガイドビーム32の外側に配置されたサーボモータ3
6と、支持架台31の内面側に対向配置され、横筋Bの
両端が載置される一対の揺動アングル37とから概略構
成されている。
示している。鉄筋移動装置30は、支持架台31と、支
持架台31の上端に対向配置された一対のガイドビーム
32と、ガイドビーム32の長手方向と直交する方向に
スライドレール33を介して載置された移動ビーム34
と、移動ビーム34に支持されたハンド部35と、一方
のガイドビーム32の外側に配置されたサーボモータ3
6と、支持架台31の内面側に対向配置され、横筋Bの
両端が載置される一対の揺動アングル37とから概略構
成されている。
【0025】上記サーボモータ36は、この実施例で
は、移動ビーム34の一端に固設された支持板38に支
持され、その回転軸に固着されたギヤ36aがガイドビ
ーム32の側面に固設されたラック39に咬合してお
り、モータ36を駆動することにより、移動ビーム34
がガイドビーム32の長手方向に移動するようになって
いる。
は、移動ビーム34の一端に固設された支持板38に支
持され、その回転軸に固着されたギヤ36aがガイドビ
ーム32の側面に固設されたラック39に咬合してお
り、モータ36を駆動することにより、移動ビーム34
がガイドビーム32の長手方向に移動するようになって
いる。
【0026】上記ハンド部35は、縦筋Aに最初に溶接
された横筋Bを保持,開放するものであって、移動ビー
ム34の下面側にスライド移動自在に配置され取付けプ
レート35aと、この取付けプレート34aに支持され
た、平面形状が凹形に形成され上ハンドアーム35b
と、上ハンドアーム35bと同じ形状の下ハンドアーム
35cと、ハンドアーム35b,cのほぼ中心に配置さ
れ、相互に咬合する一対のギヤ35dと、下ハンドアー
ム35cの後端に配置され、このハンドアーム35cを
ギヤ35dを支点として回動させるシリンダ35eとか
ら構成されている。
された横筋Bを保持,開放するものであって、移動ビー
ム34の下面側にスライド移動自在に配置され取付けプ
レート35aと、この取付けプレート34aに支持され
た、平面形状が凹形に形成され上ハンドアーム35b
と、上ハンドアーム35bと同じ形状の下ハンドアーム
35cと、ハンドアーム35b,cのほぼ中心に配置さ
れ、相互に咬合する一対のギヤ35dと、下ハンドアー
ム35cの後端に配置され、このハンドアーム35cを
ギヤ35dを支点として回動させるシリンダ35eとか
ら構成されている。
【0027】このハンド部35の構成により、ハンドア
ーム35cをシリンダ35eで回動させることにより、
一対のハンドアーム35cの先端部で横筋Bを鋏込むよ
うにして保持させるとともに、この保持状態を開放する
ことができる。なお、図9に示す符号37fの部材は、
ハンド部35を移動ビーム34の長手方向に沿って移動
させるハンドルである。
ーム35cをシリンダ35eで回動させることにより、
一対のハンドアーム35cの先端部で横筋Bを鋏込むよ
うにして保持させるとともに、この保持状態を開放する
ことができる。なお、図9に示す符号37fの部材は、
ハンド部35を移動ビーム34の長手方向に沿って移動
させるハンドルである。
【0028】なお、このハンド部35の構成は、図10
に示すものに限ることはなく、例えば、何れか一方のハ
ンドアーム35b,cを設けずに、一方のハンドアーム
35bで横筋Bを引っかけるようにして保持させてもよ
い。
に示すものに限ることはなく、例えば、何れか一方のハ
ンドアーム35b,cを設けずに、一方のハンドアーム
35bで横筋Bを引っかけるようにして保持させてもよ
い。
【0029】一方、上記揺動アングル37は、一方が支
持架台31の内面側に固設され、他方は、支持架台31
の上面側を移動する支持部材37aに保持されていて、
ハンドル39を回転することにより、相互の間隔の調整
が可能になっている。なお、図6および図8に示す符号
37bの部材は、揺動アングル37を揺動駆動するシリ
ンダである。
持架台31の内面側に固設され、他方は、支持架台31
の上面側を移動する支持部材37aに保持されていて、
ハンドル39を回転することにより、相互の間隔の調整
が可能になっている。なお、図6および図8に示す符号
37bの部材は、揺動アングル37を揺動駆動するシリ
ンダである。
【0030】図11および図12は、横筋Bの供給装置
40を示している。同図に示す横筋Bの供給装置40
は、複数の横筋Bを収容するストック部41と、横筋B
を1本づつ溶接装置20の溶接ガイド25に落下供給す
るステージ部42とを有している。
40を示している。同図に示す横筋Bの供給装置40
は、複数の横筋Bを収容するストック部41と、横筋B
を1本づつ溶接装置20の溶接ガイド25に落下供給す
るステージ部42とを有している。
【0031】ストック部41は、一端側が溶接装置20
側に傾斜した状態でギヤプーリ43間に捲回されたチェ
ーン44と、チェーン44の構成部分に隣接した状態で
固設された凹形断面の複数の収納スロット45と、ギヤ
プーリ43の駆動モータ46とを有している。
側に傾斜した状態でギヤプーリ43間に捲回されたチェ
ーン44と、チェーン44の構成部分に隣接した状態で
固設された凹形断面の複数の収納スロット45と、ギヤ
プーリ43の駆動モータ46とを有している。
【0032】ステージ部42は、一端がギヤプーリ43
の下方に位置し、他端が溶接ガイド25のほぼ中心を指
向する傾斜板42aと、ストック部41から傾斜板42
a上に落下供給された横筋Bを途中で受承して保持する
アーム42bと、アーム42bの揺動駆動用のシリンダ
42cと、アーム42bで保持された横筋Bを傾斜板4
2aの側面に押しつけて、その位置決めをするシリンダ
42dとを備えている。
の下方に位置し、他端が溶接ガイド25のほぼ中心を指
向する傾斜板42aと、ストック部41から傾斜板42
a上に落下供給された横筋Bを途中で受承して保持する
アーム42bと、アーム42bの揺動駆動用のシリンダ
42cと、アーム42bで保持された横筋Bを傾斜板4
2aの側面に押しつけて、その位置決めをするシリンダ
42dとを備えている。
【0033】上記アーム42bは、この実施例では、一
対が所定の間隔をおいてロッド42eに取り付けられて
いる。また、シリンダ42dのプランジャには、U字型
の押付け板42fが固設されている。なお、図11に符
号47で示した部材は、ギヤプーリ43の先端側にあっ
て、収納スロット45の上面を覆い、横筋Bが複数傾斜
板42aに落下することを防止するカバーである。
対が所定の間隔をおいてロッド42eに取り付けられて
いる。また、シリンダ42dのプランジャには、U字型
の押付け板42fが固設されている。なお、図11に符
号47で示した部材は、ギヤプーリ43の先端側にあっ
て、収納スロット45の上面を覆い、横筋Bが複数傾斜
板42aに落下することを防止するカバーである。
【0034】以上のように構成された溶接装置は、制御
装置50により以下に説明するようにして制御される。
なお、詳細な図示はしていないが、制御装置50は、例
えば、マイクロコンピュータなどから構成され、以下の
制御手順はメモリに記憶することができる。
装置50により以下に説明するようにして制御される。
なお、詳細な図示はしていないが、制御装置50は、例
えば、マイクロコンピュータなどから構成され、以下の
制御手順はメモリに記憶することができる。
【0035】図13および図14は、制御装置50の制
御手順の一例を示している。同図に示す制御手順は、図
13に示したものがメインルーチンで、図14に示した
ものは、横筋Bの供給装置30用のサブルーチンであ
る。
御手順の一例を示している。同図に示す制御手順は、図
13に示したものがメインルーチンで、図14に示した
ものは、横筋Bの供給装置30用のサブルーチンであ
る。
【0036】制御手順がスタートすると、まず、ステッ
プs1で、これから溶接しようとする格子状鉄筋網の溶
接回数Nと、縦筋Aの移動距離sが設定される。続くス
テップs2では、縦筋Aのセットが行われる。この場
合、縦筋Aの配置ピッチは、溶接装置20の複数の溶接
ヘッド取付け部22をハンドル22bの操作により移動
させ、設定されたピッチに合わせて予めセットされる。
プs1で、これから溶接しようとする格子状鉄筋網の溶
接回数Nと、縦筋Aの移動距離sが設定される。続くス
テップs2では、縦筋Aのセットが行われる。この場
合、縦筋Aの配置ピッチは、溶接装置20の複数の溶接
ヘッド取付け部22をハンドル22bの操作により移動
させ、設定されたピッチに合わせて予めセットされる。
【0037】そして、この状態で各ガイド機構24に縦
筋Aの先端を挿入し、縦筋Aの後端を縦筋供給装置10
の押出板13に当接することで、初期設定が行われる。
なお、この場合、当然のことながら、各縦,横筋A,B
は、予めその寸法が所定の精度で整えられているもので
あって、押出板13と溶接装置20のヘッド23との間
隔も所定値に設定される。
筋Aの先端を挿入し、縦筋Aの後端を縦筋供給装置10
の押出板13に当接することで、初期設定が行われる。
なお、この場合、当然のことながら、各縦,横筋A,B
は、予めその寸法が所定の精度で整えられているもので
あって、押出板13と溶接装置20のヘッド23との間
隔も所定値に設定される。
【0038】縦筋Aのセットが完了し、これが確認され
ると、制御装置50の自動運転スタートスイッチが”O
N”される(ステップs3)。ステップs4では、予め
横筋供給装置40のアーム42aに保持されている横筋
Bが、アーム42aをシリンダ42cで上方に移動する
ことにより開放され、横筋Bは、傾斜板42a上を落下
して溶接ガイド25の固定,移動ガイド部25a,d間
にあって、縦筋A上に位置決めされた状態で受承され
る。
ると、制御装置50の自動運転スタートスイッチが”O
N”される(ステップs3)。ステップs4では、予め
横筋供給装置40のアーム42aに保持されている横筋
Bが、アーム42aをシリンダ42cで上方に移動する
ことにより開放され、横筋Bは、傾斜板42a上を落下
して溶接ガイド25の固定,移動ガイド部25a,d間
にあって、縦筋A上に位置決めされた状態で受承され
る。
【0039】続くステップs5では、1つおきの第1群
の複数の溶接ヘッド23の上電極部23aが、横筋Bに
接触する位置まで下降し、これが確認されると、通電さ
れ(ステップs6)、その後上昇する(ステップs
7)。次に、ステップs8〜s9で、残りの第2群の溶
接ヘッド23の上電極部23aの下降,通電,上昇の各
操作が行われる。
の複数の溶接ヘッド23の上電極部23aが、横筋Bに
接触する位置まで下降し、これが確認されると、通電さ
れ(ステップs6)、その後上昇する(ステップs
7)。次に、ステップs8〜s9で、残りの第2群の溶
接ヘッド23の上電極部23aの下降,通電,上昇の各
操作が行われる。
【0040】なお、この実施例では、溶接ヘッド23を
2つの群に分け、これらを相前後して操作するようにし
ているが、溶接電源の状態によっては、これらを一度に
操作することや、さらに多くの群に分けて操作すること
の何れも可能である。
2つの群に分け、これらを相前後して操作するようにし
ているが、溶接電源の状態によっては、これらを一度に
操作することや、さらに多くの群に分けて操作すること
の何れも可能である。
【0041】そして、第2群の溶接ヘッド23の上昇が
完了すると、溶接回数Nの値から1が除算され、これが
新たな溶接回数Nとして設定される(ステップs1
1)。次に、溶接回数Nが”0”か否かが、ステップs
12で判断され、これが”0”でない場合には、ステッ
プs13が実行される。
完了すると、溶接回数Nの値から1が除算され、これが
新たな溶接回数Nとして設定される(ステップs1
1)。次に、溶接回数Nが”0”か否かが、ステップs
12で判断され、これが”0”でない場合には、ステッ
プs13が実行される。
【0042】ステップs13では、押上装置60のシリ
ンダ60aが駆動され、押上板60bを介して縦筋Aを
押し上げることにより、縦筋Aを電極部23bから離間
させることが行われ、縦筋Aを押し上げた状態で、その
後、ステップs14で、駆動シリンダ14を駆動するこ
とにより押出板13を前方に突出させて縦筋Aを所定の
距離だけ前方に移動させる。
ンダ60aが駆動され、押上板60bを介して縦筋Aを
押し上げることにより、縦筋Aを電極部23bから離間
させることが行われ、縦筋Aを押し上げた状態で、その
後、ステップs14で、駆動シリンダ14を駆動するこ
とにより押出板13を前方に突出させて縦筋Aを所定の
距離だけ前方に移動させる。
【0043】この操作は、鉄筋移動装置30のハンド部
35で溶接位置にある横筋Bを挟むことができないので
行われるものであるが、このときに、押出装置61のシ
リンダ61cも合わせて駆動され、ローラ61aにより
縦筋Aが上方に持ち上げられる。なお、押出板13によ
る縦筋Aの押出距離は、例えば、横筋Bの溶接ピッチ
(縦筋Aの移動距離)sに一致させることができる。
35で溶接位置にある横筋Bを挟むことができないので
行われるものであるが、このときに、押出装置61のシ
リンダ61cも合わせて駆動され、ローラ61aにより
縦筋Aが上方に持ち上げられる。なお、押出板13によ
る縦筋Aの押出距離は、例えば、横筋Bの溶接ピッチ
(縦筋Aの移動距離)sに一致させることができる。
【0044】次のステップs15では、ハンド部35の
ハンドアーム35b,cにより横筋Bを鋏込むようにし
てチャックが行われ、その後、サーボモータ36を駆動
して、縦,横筋A,Bを設定されたピッチsに相当する
距離だけの後方に移動することが行われる(ステップs
18)。このときも、前記と同様に押上装置61のロー
ラ61aにより縦筋Aを持ち上げる操作がステップs1
6でほぼ同時に行われる。
ハンドアーム35b,cにより横筋Bを鋏込むようにし
てチャックが行われ、その後、サーボモータ36を駆動
して、縦,横筋A,Bを設定されたピッチsに相当する
距離だけの後方に移動することが行われる(ステップs
18)。このときも、前記と同様に押上装置61のロー
ラ61aにより縦筋Aを持ち上げる操作がステップs1
6でほぼ同時に行われる。
【0045】そして、移動が確認されると、ステップs
4に戻り、その後は、ステップs5からの手順が順次実
行され、ステップs12で溶接回数Nが”0”になった
と判断されると、ステップs19でサーボモータ36が
駆動され、格子状に溶接された鉄筋網が図6の仮想線で
示すストック位置まで移動させられる。
4に戻り、その後は、ステップs5からの手順が順次実
行され、ステップs12で溶接回数Nが”0”になった
と判断されると、ステップs19でサーボモータ36が
駆動され、格子状に溶接された鉄筋網が図6の仮想線で
示すストック位置まで移動させられる。
【0046】続くステップs20では、ハンド部35に
よる横筋Bのチャックが開放され、その後、ステップ2
1で揺動アングル37を回動させて、鉄筋網を下方に落
下させ、ステップs22で再びサーボモータ36を駆動
して、ハンド部35のハンドアーム35b,cを溶接装
置20の近傍に位置する状態まで移動させ、この状態で
待機する(図11にその位置を示している)。
よる横筋Bのチャックが開放され、その後、ステップ2
1で揺動アングル37を回動させて、鉄筋網を下方に落
下させ、ステップs22で再びサーボモータ36を駆動
して、ハンド部35のハンドアーム35b,cを溶接装
置20の近傍に位置する状態まで移動させ、この状態で
待機する(図11にその位置を示している)。
【0047】一方、横筋供給装置40は、上記溶接作業
に支障を来さないように駆動され、各収納スロット45
には、順次横筋Bが投入される。収納スロット45に投
入された横筋Bは、ステップs30で駆動モータ46を
間欠的に回転させることにより、1本づづが傾斜板42
a上に放出され(ステップs31)、傾斜板42aの途
中でアーム42bに保持される。
に支障を来さないように駆動され、各収納スロット45
には、順次横筋Bが投入される。収納スロット45に投
入された横筋Bは、ステップs30で駆動モータ46を
間欠的に回転させることにより、1本づづが傾斜板42
a上に放出され(ステップs31)、傾斜板42aの途
中でアーム42bに保持される。
【0048】この保持状態がステップs32で確認され
ると、ステップs33で押しつけシリンダ42dが駆動
され横筋Bの位置決めが行われるが、このとき、シリン
ダ42dが所定ストローク以上移動すると、横筋Bがア
ーム42bに保持されていないことになるので、再びス
テップs30からの手順が実行される。
ると、ステップs33で押しつけシリンダ42dが駆動
され横筋Bの位置決めが行われるが、このとき、シリン
ダ42dが所定ストローク以上移動すると、横筋Bがア
ーム42bに保持されていないことになるので、再びス
テップs30からの手順が実行される。
【0049】そして、ステップs34でシリンダ42d
が所定ストロークだけ移動したと判断されると、1本の
横筋Bが位置決めされた状態でアーム42bに保持され
ていることになるので、この状態で待機し、図13のス
テップs4でアーム42bを回動して、横筋Bを開放す
ると、ステップs30からの手順が実行され、常時、横
筋Bを位置決め状態でアーム42bに保持させることが
行われている(ステップs35)。
が所定ストロークだけ移動したと判断されると、1本の
横筋Bが位置決めされた状態でアーム42bに保持され
ていることになるので、この状態で待機し、図13のス
テップs4でアーム42bを回動して、横筋Bを開放す
ると、ステップs30からの手順が実行され、常時、横
筋Bを位置決め状態でアーム42bに保持させることが
行われている(ステップs35)。
【0050】さて、以上のような構成の溶接装置では、
縦筋Aを供給機構10の所定位置にセットし、横筋Bを
供給装置40の収納スロット45に供給し、溶接回数N
と縦筋Aの移動距離sを設定するだけで、複数の縦筋A
と横筋Bとが格子状に組み合わされ、格子上の各交点が
溶接された鉄筋網が自動的に得られることになる。
縦筋Aを供給機構10の所定位置にセットし、横筋Bを
供給装置40の収納スロット45に供給し、溶接回数N
と縦筋Aの移動距離sを設定するだけで、複数の縦筋A
と横筋Bとが格子状に組み合わされ、格子上の各交点が
溶接された鉄筋網が自動的に得られることになる。
【0051】なお、上記実施例では、鉄筋を格子状に溶
接した鉄筋網を製造する場合を例示したが、本発明の溶
接装置は、これにのみ限定されることはなく、例えば、
近時鉄筋に代えて繊維強化合成樹脂製の補強材をコンク
リートに用いることが提案されているが、このような補
強材の熱可塑性樹脂を溶接する際にも適用できる。
接した鉄筋網を製造する場合を例示したが、本発明の溶
接装置は、これにのみ限定されることはなく、例えば、
近時鉄筋に代えて繊維強化合成樹脂製の補強材をコンク
リートに用いることが提案されているが、このような補
強材の熱可塑性樹脂を溶接する際にも適用できる。
【0052】
【効果】以上、実施例で詳細に説明したように、本発明
にかかる棒状体の溶接装置によれば、簡単な初期設定を
することにより、複数の鉄筋などの棒状体を格子状に溶
接したものが自動的に得られ、作業能率が大幅に向上す
る。
にかかる棒状体の溶接装置によれば、簡単な初期設定を
することにより、複数の鉄筋などの棒状体を格子状に溶
接したものが自動的に得られ、作業能率が大幅に向上す
る。
【図1】本発明にかかる溶接装置の全体側面図である。
【図2】同装置に用いられる縦筋供給機構の側面図であ
る。
る。
【図3】同装置の溶接装置の側面図である。
【図4】同溶接装置のガイド機構の上面図である。
【図5】図3に示した溶接装置の近傍の拡大図である。
【図6】本発明にかかる溶接装置に用いられる鉄筋移動
装置の上面図である。
装置の上面図である。
【図7】図6に示した移動装置の側面図である。
【図8】図6に示した移動装置の正面拡大図である。
【図9】図6に示した移動装置の平面拡大図である。
【図10】図6に示した移動装置のハンド部の拡大図で
ある。
ある。
【図11】本発明にかかる溶接装置に用いられる横筋供
給装置の側面図である。
給装置の側面図である。
【図12】同供給装置の要部拡大平面図である。
【図13】本発明にかかる溶接装置の制御装置の制御手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図14】図11に示した供給装置の制御手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
10 縦筋供給機構 20 溶接装置 23 溶接ヘッド 30 鉄筋移動装置 34 移動ビーム 35 ハンド部 40 横筋供給装置 41 ストック部 42 ステージ部 50 制御装置 60 押上装置
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の縦および横棒状体を格子状に組み
合わせて各交点を溶接する棒状体の溶接装置において、 上下移動自在な複数の溶接ヘッドを有し、前記交点に対
応した列状の溶接位置が形成される溶接装置と、 この溶接装置の前方に設置され、前記複数の縦棒状体を
前記溶接位置に供給する縦棒状体供給機構と、 前記溶接装置の後方に設置され、前記溶接位置に供給さ
れた前記縦棒状体の上部に前記横棒状体を個別に落下供
給する横棒状体供給装置と、 前記溶接装置の後方にあって、前記横棒状体供給装置の
下方に設置され、前記溶接装置で溶接された前記横棒状
体を保持,開放するハンド部と、このハンド部を支持す
る移動自在なビームとを備えた移動装置と、 前記溶接ヘッドの移動および通電を制御して、前記横棒
状体供給装置から順次供給された前記横棒状体を前記縦
棒状体に溶着させた後に、この棒状体を前記ハンド部で
保持させて前記ビームを設定された距離だけ順次後方移
動させる制御装置とを有することを特徴とする棒状体の
溶接装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の棒状体の溶接装置におい
て、 前記溶接装置の前方およびまたは後方に、前記溶接ヘッ
ドで前記横棒状体を溶着した後に前記縦棒状体を押し上
げる押上装置を設けたことを特徴とする棒状体の溶接装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9795792A JPH05305493A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 棒状体の溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9795792A JPH05305493A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 棒状体の溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305493A true JPH05305493A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14206152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9795792A Pending JPH05305493A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 棒状体の溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05305493A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103008958A (zh) * | 2013-01-06 | 2013-04-03 | 东风汽车股份有限公司 | 汽车车厢焊接夹具纵梁变距调节装置 |
CN111001974A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-14 | 民航机场建设工程有限公司 | 一种移动送料式钢筋笼焊接设备 |
CN111673017A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-09-18 | 建科机械(天津)股份有限公司 | 一种异形钢筋网片焊接设备 |
CN112958963A (zh) * | 2021-03-03 | 2021-06-15 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种组装装置及供料系统 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP9795792A patent/JPH05305493A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103008958A (zh) * | 2013-01-06 | 2013-04-03 | 东风汽车股份有限公司 | 汽车车厢焊接夹具纵梁变距调节装置 |
CN111001974A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-14 | 民航机场建设工程有限公司 | 一种移动送料式钢筋笼焊接设备 |
CN111673017A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-09-18 | 建科机械(天津)股份有限公司 | 一种异形钢筋网片焊接设备 |
CN112958963A (zh) * | 2021-03-03 | 2021-06-15 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种组装装置及供料系统 |
CN112958963B (zh) * | 2021-03-03 | 2022-08-02 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种组装装置及供料系统 |
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