JPH05294442A - 棒状体の供給装置 - Google Patents
棒状体の供給装置Info
- Publication number
- JPH05294442A JPH05294442A JP9795892A JP9795892A JPH05294442A JP H05294442 A JPH05294442 A JP H05294442A JP 9795892 A JP9795892 A JP 9795892A JP 9795892 A JP9795892 A JP 9795892A JP H05294442 A JPH05294442 A JP H05294442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- inclined plate
- arm
- welding
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21F—WORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
- B21F23/00—Feeding wire in wire-working machines or apparatus
- B21F23/005—Feeding discrete lengths of wire or rod
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chutes (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的に鉄筋などの棒状体を自動的に位置決
めした状態で個別に供給できる装置の提供 【構成】 供給装置40は、横筋B を溶接装置20に供給す
るものでありストック部41と、ステージ部42と、制御部
50とを有している。ストック部41は、傾斜した状態で捲
回されたチェーン44に固設された複数の収納スロット45
と、駆動モータ46とを有している。ステージ部42は、溶
接ガイド25のほぼ中心を指向する傾斜板42a と、横筋B
を受承して保持するアーム42b と、アーム42b を回動さ
せるシリンダ42c と、アーム42b で保持された横筋B を
傾斜板42a の側面に押しつけて、その位置決めをするシ
リンダ42d とを有している。制御部50は、駆動モータ46
を間欠回転して、スロット45から横筋B を傾斜板42a 上
に放出させて、これをアーム42b で保持させるととも
に、この保持状態で位置決めシリンダ42d を駆動して横
筋B を傾斜板42a の側方に押しつける。
めした状態で個別に供給できる装置の提供 【構成】 供給装置40は、横筋B を溶接装置20に供給す
るものでありストック部41と、ステージ部42と、制御部
50とを有している。ストック部41は、傾斜した状態で捲
回されたチェーン44に固設された複数の収納スロット45
と、駆動モータ46とを有している。ステージ部42は、溶
接ガイド25のほぼ中心を指向する傾斜板42a と、横筋B
を受承して保持するアーム42b と、アーム42b を回動さ
せるシリンダ42c と、アーム42b で保持された横筋B を
傾斜板42a の側面に押しつけて、その位置決めをするシ
リンダ42d とを有している。制御部50は、駆動モータ46
を間欠回転して、スロット45から横筋B を傾斜板42a 上
に放出させて、これをアーム42b で保持させるととも
に、この保持状態で位置決めシリンダ42d を駆動して横
筋B を傾斜板42a の側方に押しつける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、棒状体の供給装置に
関し、特に、複数の棒状体を位置決めした状態で個別に
順次供給する装置に関するものである。
関し、特に、複数の棒状体を位置決めした状態で個別に
順次供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、土木,建築構造物の補強
材として鉄筋が広く用いられている。この種の構造物の
補強には、一般に、複数の縦筋と横筋とを格子状に組み
合わせた鉄筋網がコンクリート中に埋設されている。
材として鉄筋が広く用いられている。この種の構造物の
補強には、一般に、複数の縦筋と横筋とを格子状に組み
合わせた鉄筋網がコンクリート中に埋設されている。
【0003】ところで、このような補強用鉄筋網が埋設
される構造物は、各種各様の形状があるとともに、必要
な補強強度も同じ構造物中でも異なっている。このた
め、縦筋と横筋とを格子状に組み合わせた鉄筋網は、直
径の異なったものや、格子のピッチが異なったものなど
多数の種類を必要とする。
される構造物は、各種各様の形状があるとともに、必要
な補強強度も同じ構造物中でも異なっている。このた
め、縦筋と横筋とを格子状に組み合わせた鉄筋網は、直
径の異なったものや、格子のピッチが異なったものなど
多数の種類を必要とする。
【0004】そこで、従来は、予め多数種の鉄筋網の組
み立てが困難であることを考慮して、構造物の建築現場
で、設計図面に指摘されている縦,横筋を選択し、構造
物の埋設予定位置にこれらをセットし、縦筋と横筋とが
交差する部分を結束線で結合させることにより格子状に
組み立て、構造物中に埋設することが行われていた。し
かしながら、このような鉄筋網の組み立て手段には、以
下に説明する問題があった。
み立てが困難であることを考慮して、構造物の建築現場
で、設計図面に指摘されている縦,横筋を選択し、構造
物の埋設予定位置にこれらをセットし、縦筋と横筋とが
交差する部分を結束線で結合させることにより格子状に
組み立て、構造物中に埋設することが行われていた。し
かしながら、このような鉄筋網の組み立て手段には、以
下に説明する問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述した従
来の鉄筋網の組み立て手段では、縦,横筋を結束線で結
合させるので、作業能率が悪く時間がかかる上に、熟練
作業者を必要とし、作業者の確保が非常に困難な状況に
あるので改善が強く望まれていた。
来の鉄筋網の組み立て手段では、縦,横筋を結束線で結
合させるので、作業能率が悪く時間がかかる上に、熟練
作業者を必要とし、作業者の確保が非常に困難な状況に
あるので改善が強く望まれていた。
【0006】この問題を解決するために、例えば、鉄筋
の結合を溶接に代え、鉄筋網を工場生産することが考え
られるが、溶接の際に鉄筋を人手により供給するのであ
れば、熟練作業者は不要になるものの、作業能率は改善
されない。
の結合を溶接に代え、鉄筋網を工場生産することが考え
られるが、溶接の際に鉄筋を人手により供給するのであ
れば、熟練作業者は不要になるものの、作業能率は改善
されない。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、熟
練作業者を必要とすることなく、効率的に鉄筋などの棒
状体を自動的に供給できる棒状体の供給装置を提供する
ことにある。
みてなされたものであり、その目的とするところは、熟
練作業者を必要とすることなく、効率的に鉄筋などの棒
状体を自動的に供給できる棒状体の供給装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、鉄筋などの棒状体を個別に落下供給する
棒状体の供給装置であって、一方に傾斜した状態で設置
され、前記棒状体を個別に収納する複数の収納スロット
と、この収納スロットを回転させる駆動モータとを有す
るストック部と、前記収納スロットから放出された前記
棒状体を受け、この棒状体の供給点を指向して傾斜する
傾斜板と、この傾斜板の途中に設けられた揺動アーム
と、前記前記傾斜板に設けられた位置決めシリンダとを
有するステージ部と、前記駆動モータを間欠回転して、
前記収納スロットから前記棒状体を前記傾斜板上に放出
させて、これを前記揺動アームで保持させるとともに、
この保持状態で前記位置決めシリンダを駆動して前記棒
状体を前記傾斜板の側方に押しつける制御部とを有する
ことを特徴とする。
め、本発明は、鉄筋などの棒状体を個別に落下供給する
棒状体の供給装置であって、一方に傾斜した状態で設置
され、前記棒状体を個別に収納する複数の収納スロット
と、この収納スロットを回転させる駆動モータとを有す
るストック部と、前記収納スロットから放出された前記
棒状体を受け、この棒状体の供給点を指向して傾斜する
傾斜板と、この傾斜板の途中に設けられた揺動アーム
と、前記前記傾斜板に設けられた位置決めシリンダとを
有するステージ部と、前記駆動モータを間欠回転して、
前記収納スロットから前記棒状体を前記傾斜板上に放出
させて、これを前記揺動アームで保持させるとともに、
この保持状態で前記位置決めシリンダを駆動して前記棒
状体を前記傾斜板の側方に押しつける制御部とを有する
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の供給装置によれば、制御部で、駆動
モータを間欠回転して、収納スロットから棒状体を傾斜
板上に放出させて、これを揺動アームで保持させるとと
もに、この保持状態で位置決めシリンダを駆動して棒状
体を傾斜板の側方に押しつけるので、棒状体を個別に位
置決めした状態で傾斜板が指向する供給点に落下供給す
ることができる。
モータを間欠回転して、収納スロットから棒状体を傾斜
板上に放出させて、これを揺動アームで保持させるとと
もに、この保持状態で位置決めシリンダを駆動して棒状
体を傾斜板の側方に押しつけるので、棒状体を個別に位
置決めした状態で傾斜板が指向する供給点に落下供給す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照にして詳細に説明する。図1から図3は、本発明
にかかる棒状体の供給装置40の一実施例を示してい
る。同図に示す供給装置40は、棒状の鉄筋を溶接装置
20に供給するものを例示しており、鉄筋は、予め所定
の寸法精度で切りそろえられた縦筋Aと横筋Bとが準備
され、これらの縦,横筋A,Bを格子状に配置し、各交
点を溶接して格子状の鉄筋網を組み立てる。
を参照にして詳細に説明する。図1から図3は、本発明
にかかる棒状体の供給装置40の一実施例を示してい
る。同図に示す供給装置40は、棒状の鉄筋を溶接装置
20に供給するものを例示しており、鉄筋は、予め所定
の寸法精度で切りそろえられた縦筋Aと横筋Bとが準備
され、これらの縦,横筋A,Bを格子状に配置し、各交
点を溶接して格子状の鉄筋網を組み立てる。
【0011】供給装置40は、横筋Bを溶接装置20に
供給するものであって、複数の横筋Bを収容するストッ
ク部41と、横筋Bを1本づつ溶接装置20の溶接ガイ
ド25に落下供給するステージ部42と、制御部50と
を有している。
供給するものであって、複数の横筋Bを収容するストッ
ク部41と、横筋Bを1本づつ溶接装置20の溶接ガイ
ド25に落下供給するステージ部42と、制御部50と
を有している。
【0012】ストック部41は、一端側が溶接装置20
側に傾斜した状態で一対のギヤプーリ43間に捲回され
たチェーン44と、チェーン44の構成要素部分に隣接
した状態で固設された凹形断面の複数の収納スロット4
5と、ギヤプーリ43の駆動モータ46とを有してい
る。
側に傾斜した状態で一対のギヤプーリ43間に捲回され
たチェーン44と、チェーン44の構成要素部分に隣接
した状態で固設された凹形断面の複数の収納スロット4
5と、ギヤプーリ43の駆動モータ46とを有してい
る。
【0013】ステージ部42は、一端がギヤプーリ43
の下方に位置し、他端が溶接ガイド25のほぼ中心を指
向する傾斜板42aと、ストック部41から傾斜板42
a上に落下供給された横筋Bを途中で受承して保持する
揺動アーム42bと、アーム42bを回動させる揺動シ
リンダ42cと、アーム42bで保持された横筋Bを傾
斜板42aの側面に押しつけて、その位置決めをするシ
リンダ42dとを備えている。
の下方に位置し、他端が溶接ガイド25のほぼ中心を指
向する傾斜板42aと、ストック部41から傾斜板42
a上に落下供給された横筋Bを途中で受承して保持する
揺動アーム42bと、アーム42bを回動させる揺動シ
リンダ42cと、アーム42bで保持された横筋Bを傾
斜板42aの側面に押しつけて、その位置決めをするシ
リンダ42dとを備えている。
【0014】上記アーム42bは、この実施例では、一
対が所定の間隔(横筋Bの長さよりは短い)をおいて支
持ロッド42eに取り付けられており、この支持ロッド
42eの一端に揺動シリンダ42cのプランジャに結合
されたリンク42fが取り付けられている。また、シリ
ンダ42dは、支持ロッド42eにつり下げ支持されて
おり、そのプランジャには、U字型の押付け板42gが
固設されている。
対が所定の間隔(横筋Bの長さよりは短い)をおいて支
持ロッド42eに取り付けられており、この支持ロッド
42eの一端に揺動シリンダ42cのプランジャに結合
されたリンク42fが取り付けられている。また、シリ
ンダ42dは、支持ロッド42eにつり下げ支持されて
おり、そのプランジャには、U字型の押付け板42gが
固設されている。
【0015】なお、図1に符号47で示した部材は、ギ
ヤプーリ43の先端側にあって、収納スロット45の上
面を覆い、横筋Bが複数傾斜板42aに落下することを
防止するカバーである。
ヤプーリ43の先端側にあって、収納スロット45の上
面を覆い、横筋Bが複数傾斜板42aに落下することを
防止するカバーである。
【0016】一方、この実施例に示す溶接装置20は、
電気の通電により溶接するいわゆるスポット溶接用のも
のであり、門型の支持台21に水平移動可能に取付けら
れた複数の溶接ヘッド取付け部22と、この取付け部2
2の後部側に支持された溶接ヘッド23と、前記取付け
部22の前部側に配置された縦筋Aのガイド機構24と
から構成されている。
電気の通電により溶接するいわゆるスポット溶接用のも
のであり、門型の支持台21に水平移動可能に取付けら
れた複数の溶接ヘッド取付け部22と、この取付け部2
2の後部側に支持された溶接ヘッド23と、前記取付け
部22の前部側に配置された縦筋Aのガイド機構24と
から構成されている。
【0017】前記溶接ヘッド23は、複数台が列状に配
置され、各溶接ヘッド23は、上下に対向配置される一
対の上,下電極部23a,bを有しており、上電極部2
3aは、内蔵されたシリンダにより上下方向に移動自在
に構成されており、下電極部23bは、上電極部23a
と同じ鉛直軸上に固定配置されている。
置され、各溶接ヘッド23は、上下に対向配置される一
対の上,下電極部23a,bを有しており、上電極部2
3aは、内蔵されたシリンダにより上下方向に移動自在
に構成されており、下電極部23bは、上電極部23a
と同じ鉛直軸上に固定配置されている。
【0018】また、上記上,下電極部23a,bが当接
する位置の近傍には、横筋Bを溶接位置に案内する溶接
ガイドが配置されており、この実施例の溶接ガイドは、
溶接ヘッド取付け部22の側面に固設された固定ガイド
部25aと、ピンにより揺動可能に枢着され、コイルバ
ネにより固定ガイド部25a側に付勢された可動ガイド
部25bとから構成され、上方から落としこまれる横筋
Bは固定および可動ガイド部25a,bが作るV字形部
に鋏込むようにして縦筋A上に案内される。
する位置の近傍には、横筋Bを溶接位置に案内する溶接
ガイドが配置されており、この実施例の溶接ガイドは、
溶接ヘッド取付け部22の側面に固設された固定ガイド
部25aと、ピンにより揺動可能に枢着され、コイルバ
ネにより固定ガイド部25a側に付勢された可動ガイド
部25bとから構成され、上方から落としこまれる横筋
Bは固定および可動ガイド部25a,bが作るV字形部
に鋏込むようにして縦筋A上に案内される。
【0019】ガイド機構24は、溶接ヘッド取付け部2
2の前面側に固設される取付け板24aと、2つの水平
ローラ24bと、4つの垂直ローラ24cとから構成さ
れ、対向する水平ローラ24cの内面と垂直ローラ24
bの上面とで縦筋Aを位置決めして溶接装置の上,下電
極部23a,b間に案内する。
2の前面側に固設される取付け板24aと、2つの水平
ローラ24bと、4つの垂直ローラ24cとから構成さ
れ、対向する水平ローラ24cの内面と垂直ローラ24
bの上面とで縦筋Aを位置決めして溶接装置の上,下電
極部23a,b間に案内する。
【0020】以上のように構成された供給装置40は、
制御部50により図3に示す手順により駆動制御され
る。なお、供給装置40は、溶接装置20による溶接作
業に支障を来さないように駆動され、各収納スロット4
5には、駆動モータ46を間欠的に駆動しながら順次横
筋Bが予め投入される。
制御部50により図3に示す手順により駆動制御され
る。なお、供給装置40は、溶接装置20による溶接作
業に支障を来さないように駆動され、各収納スロット4
5には、駆動モータ46を間欠的に駆動しながら順次横
筋Bが予め投入される。
【0021】制御部50による制御がスタートすると、
収納スロット45に投入された横筋Bは、駆動モータ4
6がスロット45の幅に相当する角度だけ間欠的に回転
させられる(ステップs1)。この操作により、収納ス
ロット45に投入されている1本の横筋Bが傾斜板42
a上に放出される。この場合、駆動モータ46の間欠駆
動は、例えば、駆動モータ46をステッピングモータで
構成するか、あるいは、ギヤプーリ43の回転角度を光
学センサで測定し、その測定値に基づいてモータ46の
回転を制御する構成が採用される。
収納スロット45に投入された横筋Bは、駆動モータ4
6がスロット45の幅に相当する角度だけ間欠的に回転
させられる(ステップs1)。この操作により、収納ス
ロット45に投入されている1本の横筋Bが傾斜板42
a上に放出される。この場合、駆動モータ46の間欠駆
動は、例えば、駆動モータ46をステッピングモータで
構成するか、あるいは、ギヤプーリ43の回転角度を光
学センサで測定し、その測定値に基づいてモータ46の
回転を制御する構成が採用される。
【0022】放出された横筋Bは、傾斜板42aの途中
でアーム42bに保持される(ステップs2)。なお、
アーム42bは、横筋Bの保持を可能にするため、予め
揺動シリンダ42cの駆動により傾斜板42aに先端が
接触する位置にセットしておく。
でアーム42bに保持される(ステップs2)。なお、
アーム42bは、横筋Bの保持を可能にするため、予め
揺動シリンダ42cの駆動により傾斜板42aに先端が
接触する位置にセットしておく。
【0023】アーム42bにより横筋Bが保持される
と、位置決めシリンダ42dが駆動され(ステップs
3)、横筋Bの位置決めが行われる。続くステップs4
では、シリンダ42dの伸長ストロークにより横筋Bが
アーム42bに保持されているか否かが確認される。す
なわち、この場合、シリンダ42dが所定ストローク以
上移動すると、横筋Bがアーム42bに保持されていな
いことになるので、スップs1に戻り、再びモータ46
の間欠回転が行われ、横筋Bが放出される。
と、位置決めシリンダ42dが駆動され(ステップs
3)、横筋Bの位置決めが行われる。続くステップs4
では、シリンダ42dの伸長ストロークにより横筋Bが
アーム42bに保持されているか否かが確認される。す
なわち、この場合、シリンダ42dが所定ストローク以
上移動すると、横筋Bがアーム42bに保持されていな
いことになるので、スップs1に戻り、再びモータ46
の間欠回転が行われ、横筋Bが放出される。
【0024】一方、シリンダ42dが所定ストロークだ
け移動した場合には、1本の横筋Bが位置決めされた状
態でアーム42bに保持されていることになるので、ス
テップs5でこの状態で待機する。そして、溶接装置2
0により1本の横筋Bの溶接が完了した信号を溶接装置
20から受けると、アーム42bを回動して、保持して
いる横筋Bを放出すると、ステップs1に戻り、以上の
手順を繰り返す。
け移動した場合には、1本の横筋Bが位置決めされた状
態でアーム42bに保持されていることになるので、ス
テップs5でこの状態で待機する。そして、溶接装置2
0により1本の横筋Bの溶接が完了した信号を溶接装置
20から受けると、アーム42bを回動して、保持して
いる横筋Bを放出すると、ステップs1に戻り、以上の
手順を繰り返す。
【0025】溶接装置20側では、まず、複数の縦筋A
は、その先端を各ガイド機構24に挿入して、所定の間
隔に位置決めされる。縦筋Aのセットが完了すると、供
給装置40のアーム42aに保持されている横筋Bが、
揺動アーム42aをシリンダ42cで上方に回動するこ
とにより開放され、横筋Bは、傾斜板42a上を落下し
て溶接ガイド25の固定,移動ガイド部25a,d間に
あって、縦筋A上に位置決めされた状態で受承される。
は、その先端を各ガイド機構24に挿入して、所定の間
隔に位置決めされる。縦筋Aのセットが完了すると、供
給装置40のアーム42aに保持されている横筋Bが、
揺動アーム42aをシリンダ42cで上方に回動するこ
とにより開放され、横筋Bは、傾斜板42a上を落下し
て溶接ガイド25の固定,移動ガイド部25a,d間に
あって、縦筋A上に位置決めされた状態で受承される。
【0026】この状態で溶接装置20の溶接ヘッド23
の上電極部23aが、横筋Bに接触する位置まで下降
し、通電され、その後上昇する。横筋Bの溶接が完了す
ると、鉄筋A,Bは、適当な手段で図1の矢印X方向に
所定のピッチだけ移動され、再び横筋Bを供給して上記
と同じ操作が繰り返される。
の上電極部23aが、横筋Bに接触する位置まで下降
し、通電され、その後上昇する。横筋Bの溶接が完了す
ると、鉄筋A,Bは、適当な手段で図1の矢印X方向に
所定のピッチだけ移動され、再び横筋Bを供給して上記
と同じ操作が繰り返される。
【0027】さて、以上のような構成の供給装置40で
は、溶接装置20にセットされた縦筋Aの溶接箇所に順
次1本づつ横筋Bが位置決めされた状態で供給され、縦
筋Aと横筋Bとの交点を溶接することにより、格子状の
鉄筋網が効率よく製造される。
は、溶接装置20にセットされた縦筋Aの溶接箇所に順
次1本づつ横筋Bが位置決めされた状態で供給され、縦
筋Aと横筋Bとの交点を溶接することにより、格子状の
鉄筋網が効率よく製造される。
【0028】なお、上記実施例では、供給装置40で横
筋Bを溶接装置20の溶接位置に個別に供給する場合を
例示したが、この発明の供給装置40は、これに限定さ
れることはなく、例えば、棒状体を湾曲加工するベンデ
ィング装置などにも適用することができる。
筋Bを溶接装置20の溶接位置に個別に供給する場合を
例示したが、この発明の供給装置40は、これに限定さ
れることはなく、例えば、棒状体を湾曲加工するベンデ
ィング装置などにも適用することができる。
【0029】
【効果】以上、実施例で詳細に説明したように、本発明
にかかる棒状体の供給装置によれば、複数の棒状体を個
別に位置決めした状態で、円滑に落下供給することが可
能になり、溶接などの棒状体の加工作業の能率の向上が
期待できる。
にかかる棒状体の供給装置によれば、複数の棒状体を個
別に位置決めした状態で、円滑に落下供給することが可
能になり、溶接などの棒状体の加工作業の能率の向上が
期待できる。
【図1】本発明にかかる供給装置の側面図である。
【図2】同装置に用いられるステージ部の平面図であ
る。
る。
【図3】同装置の制御手順の一例を示すフローチャート
である。
である。
20 溶接装置 40 供給装置 41 ストック部 42 ステージ部 45 収納スロット 46 モータ 42a 傾斜板 42b アーム 42c 揺動シリンダ 42d 位置決めシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/88 D 8010−3F
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄筋などの棒状体を個別に落下供給する
棒状体の供給装置であって、 一方に傾斜した状態で設置され、前記棒状体を個別に収
納する複数の収納スロットと、この収納スロットを回転
させる駆動モータとを有するストック部と、 前記収納スロットから放出された前記棒状体を受け、こ
の棒状体の供給点を指向して傾斜する傾斜板と、この傾
斜板の途中に設けられた揺動アームと、前記前記傾斜板
に設けられた位置決めシリンダとを有するステージ部
と、 前記駆動モータを間欠回転して、前記収納スロットから
前記棒状体を前記傾斜板上に放出させて、これを前記揺
動アームで保持させるとともに、この保持状態で前記位
置決めシリンダを駆動して前記棒状体を前記傾斜板の側
方に押しつける制御部とを有することを特徴とする棒状
体の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9795892A JPH05294442A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 棒状体の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9795892A JPH05294442A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 棒状体の供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294442A true JPH05294442A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14206184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9795892A Pending JPH05294442A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 棒状体の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05294442A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244532A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Kyadakku:Kk | 鉄筋網の製造装置における横筋供給装置 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP9795892A patent/JPH05294442A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244532A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Kyadakku:Kk | 鉄筋網の製造装置における横筋供給装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100261137B1 (ko) | 건축용 및 토목용 이형철근 용접철망의 제조장치 | |
JP3890486B2 (ja) | 建築構造体におけるスラブ用デッキの製造方法および製造装置 | |
US4568010A (en) | Apparatus for automatically setting needles in needle boards | |
KR900000317B1 (ko) | 조립식 건축부재용 입체철망구조물 제작방법과 그 장치 | |
JPH05294442A (ja) | 棒状体の供給装置 | |
US5123587A (en) | Method and apparatus for making steel joists | |
KR100693279B1 (ko) | 트러스거더의 자동용접장치 | |
JP2912116B2 (ja) | 型枠付立体溶接鉄筋製造装置及び製造方法 | |
KR100221468B1 (ko) | 철망의 제조장치 | |
CN114570864A (zh) | 大型桥梁预制构件钢筋一体化、网片化生产装置及生产工艺 | |
JPH05293666A (ja) | 鉄筋網溶接装置用移動機構 | |
JP4214323B2 (ja) | トラス筋の製造装置 | |
JPH05305493A (ja) | 棒状体の溶接装置 | |
KR100648734B1 (ko) | 철망 제조장치 | |
US4838322A (en) | Method for assembling three-dimensional metal structures, machine for the manufacturing thereof, and structures obtained with such a method | |
JP3790507B2 (ja) | 自動布線システム | |
JP2557334B2 (ja) | 多角形鉄筋籠の編成装置 | |
JP3807033B2 (ja) | ユニット鉄筋製作設備 | |
JP3288098B2 (ja) | 鉄筋曲げ装置 | |
KR100590288B1 (ko) | 철근 콘크리트 슬래브용 트러스 거더 데크 플레이트의크랭크 용접장치 | |
JPH07115102B2 (ja) | 金網製作機の縦筋送り装置 | |
JPH0829379B2 (ja) | 金網製作機の横筋自動供給装置 | |
JPS6160228B2 (ja) | ||
KR0134739Y1 (ko) | 용접철망 생산시스템의 라인바 공급장치 | |
JP3767870B2 (ja) | 波形鉄筋マットの製造装置 |