JPH05304917A - 多色麺類食品およびその製法 - Google Patents

多色麺類食品およびその製法

Info

Publication number
JPH05304917A
JPH05304917A JP3117328A JP11732891A JPH05304917A JP H05304917 A JPH05304917 A JP H05304917A JP 3117328 A JP3117328 A JP 3117328A JP 11732891 A JP11732891 A JP 11732891A JP H05304917 A JPH05304917 A JP H05304917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodle
colored
strips
powder
dough
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3117328A
Other languages
English (en)
Inventor
Motokazu Hiraishi
元和 平石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROKUHIRA MENGIYOU KK
Original Assignee
ROKUHIRA MENGIYOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROKUHIRA MENGIYOU KK filed Critical ROKUHIRA MENGIYOU KK
Priority to JP3117328A priority Critical patent/JPH05304917A/ja
Publication of JPH05304917A publication Critical patent/JPH05304917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noodles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多色化され、栄養補給に効果のある多色麺類
食品およびその製法を提供する。 【構成】 本発明の麺類食品は、1本の麺線が、互いに
色の異なる2以上の麺層の積層体であることを特徴とす
る。各麺層の色を異ならせるため野菜パウダーを含有さ
せる。また、本発明の多色麺類食品の製法は、小麦粉を
主成分とする麺生地を2以上用意し、各麺生地のうち一
の麺生地には着色粉末を混入せず他の麺生地に着色粉末
を混入するようにするか、あるいは各麺生地のそれぞれ
に異なる色の着色粉末を混入し、その後平たく圧延して
互いに異なる2以上の麺帯を作り、ついで各麺帯を重ね
合せ、さらにその積層体を線状に切って、多色麺線を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多色麺類食品とその製法
に関する。とくに、うどん、そうめん、ひらめん等の麺
類食品とその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より1本の麺線に2以上の色層を有
するものは、うどんにもそうめんにも存在していない。
とくに、うどんでは小麦粉を主成分とする麺生地の色そ
のもの、すなわち白色または淡い黄色がかった白色が普
通であり、淡色といえども着色されたうどんは存在して
いない。また、そうめんでは、多数の白色の麺線の束の
中に、数本だけ着色された麺線が混ったものもあった
が、その着色麺線も単色にすぎず、1本の麺線に2以上
の色層を有するものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】うどんをはじめとする
麺類食品が伝統的な域を出ない現状において、本発明者
は麺類食品を多色化すれば新たな食品需要をひき起しう
るのではないかと考えた。また、現在のうどんは栄養素
としては炭水化物が主体であり、他の栄養素の含有が少
ないが、これを改善すれば食生活の多様化が図れるので
はないかと考えた。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑み、多色化さ
れ、栄養補給に効果のある麺類食品およびその製法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の麺類食品は、1
本の麺線が、互いに色の異なる2以上の麺層の積層体で
あることを特徴とする。各麺層の色を異ならせるには着
色粉末を含有させるようにすればよい。この着色粉末に
野菜パウダーを用いれば、野菜のもつ栄養素を含有させ
うるので、栄養補給に効果があり、また、うどんをサラ
ダにして食べるなど食生活の多様化を図ることができ
る。
【0006】また、本発明の多色麺類食品の製法は、小
麦粉を主成分とする麺生地を2以上用意し、各麺生地の
うち一の麺生地には着色粉末を混入せず他の麺生地に着
色粉末を混入するようにするか、あるいは各麺生地のそ
れぞれに異なる色の着色粉末を混入し、その後平たく圧
延して互いに異なる2以上の麺帯を作り、ついで各麺帯
を重ね合せ、さらにその積層体を線状に切って、多数本
の多色麺線を得ることを特徴とする。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明する。
【0008】図1には、本発明にかかわる製法の一例が
示されている。b1は一の麺生地で小麦粉を主成分とし水
と食品を加えて練ったものである。この麺生地b1に着色
粉末として野菜のパウダーを添加し、均一に混じるよう
によくこねる。野菜パウダーとしては、ホーレン草やア
スパラガス、トマトなど種々のものを利用することがで
き、ホーレン草やアスパラガスのパウダーを用いると緑
色に、トマトのパウダーを用いると赤色に着色すること
ができる。なお、着色粉末として、色粉や着色料を用い
てもよい。上記の麺生地b1をよく練ったあと、平たく圧
延すると麺帯b2となる。 r1は、別の野菜パウダーを添
加した別の麺生地であり、これをよくこね、平たく圧延
したものが麺帯r2である。麺帯b2と麺帯r2は添加した野
菜パウダーの色が違うので、たとえば麺帯b2は浅緑色、
麺帯r2は淡赤色になっている。
【0009】上記の麺帯b2、r2を重ね合せ、さらに圧力
をかけて平たく押し延ばすと麺積層体Aとなる。このと
き麺層b3、r3は互いに接着されている。ついで、この麺
積層体Aを線状に切ってゆくと、多数本の麺線aが得ら
れる。
【0010】図2には以上のようにして製造された1本
の麺線aが示されている。この麺線Aでは、添加した野
菜パウダーにより麺層bは浅緑色に、麺層rは淡赤色に
着色されている。
【0011】上記の側では2つの麺層がいずれも野菜パ
ウダーで着色されているが、一方の麺層を着色しない小
麦粉の色のままの白色麺であってもよい。また、2色に
限らず3色以上も可能である。たとえば、図3の麺線a
は、wが白色麺層、bが浅緑色の麺層、rが淡赤色の麺
層であり、これも三つの麺帯を作って積層することによ
り前記と同様にして製造することができる。そして、麺
線に切るときの幅によって、うどん、ひらめん、ひやむ
ぎ、そうめんの各種の麺類食品を造ることができる。
【0012】本実施例の麺類食品は、野菜パウダーを含
んでいるので、炭水化物以外の栄養素を含んでおり、こ
の点でバランスのとれた栄養食とすることができ、また
従来の麺類とは異なった食べ方、たとえばサラダにして
食べる食べ方もできるようになる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、1本の麺線中に2以上
の色層があり、栄養バランスのとれた麺類食品を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多色麺類食品の製法を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の一実施例にかかわる麺類食品の斜視図
である。
【図3】本発明の他の実施例にかかわる麺類食品の斜視
図である。
【符号の説明】
b1 麺生地 r1 麺生地 A 麺帯 a 麺線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本の麺線が、互いに色の異なる2以上の
    麺層の積層体であることを特徴とする多色麺類食品。
  2. 【請求項2】小麦粉を主成分とする麺生地を2以上用意
    し、一の麺生地には着色粉末を使用せず平たく圧延して
    白色麺帯を作り、他の麺生地には着色粉末を混練りした
    うえで平たく圧延して着色麺帯を作り、ついで白色麺帯
    と着色麺帯を重ね合わせるか、または2以上の、各麺生
    地のそれぞれに色の異なる着色粉末を混練りしたうえで
    平たく圧延し、互いに色の異なる2以上の着色麺帯を作
    り、ついで各着色麺帯を重ね合わせるようにし、その後
    前記積層体を線状に切って、多数本の多色麺線を得るこ
    とを特徴とする多色麺類食品の製法。
  3. 【請求項3】前記着色粉末が、野菜パウダーである請求
    項2記載の多色麺類食品の製法。
JP3117328A 1991-05-22 1991-05-22 多色麺類食品およびその製法 Pending JPH05304917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3117328A JPH05304917A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 多色麺類食品およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3117328A JPH05304917A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 多色麺類食品およびその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05304917A true JPH05304917A (ja) 1993-11-19

Family

ID=14709022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3117328A Pending JPH05304917A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 多色麺類食品およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05304917A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101289045B1 (ko) * 2006-04-20 2013-07-23 강경숙 국수면 및 그 제조방법
JP2016136849A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社おやつカンパニー 麺様菓子の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135558A (ja) * 1984-12-06 1986-06-23 Fine Food Kenkyu Kyodo Kumiai
JPS62181748A (ja) * 1985-08-12 1987-08-10 Sugiura Seimenshiyo:Kk うどん

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135558A (ja) * 1984-12-06 1986-06-23 Fine Food Kenkyu Kyodo Kumiai
JPS62181748A (ja) * 1985-08-12 1987-08-10 Sugiura Seimenshiyo:Kk うどん

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101289045B1 (ko) * 2006-04-20 2013-07-23 강경숙 국수면 및 그 제조방법
JP2016136849A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社おやつカンパニー 麺様菓子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105532826A (zh) 一种五彩月饼
JPH05304917A (ja) 多色麺類食品およびその製法
CN1267017C (zh) 多彩面条制品及其制作方法
CN111480785A (zh) 三色营养面条的制作方法
KR20210048178A (ko) 만두피 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 만두피
US5114724A (en) Multi-color pasta products
KR19980069506A (ko) 다색면의 제조방법
JP3215921U (ja) 3色に色分けされた餃子の皮及びその餃子の皮を用いた3色餃子
JPH0430762A (ja)
KR100541166B1 (ko) 다색식품을 제조하는 방법 및 그 방법에 의해 제조된다색식품
JPS62181748A (ja) うどん
JPS5871851A (ja) 多色麺の製造法
CN1273792A (zh) 食用五彩面
JPH10290675A (ja) 有色麺
JP2853867B2 (ja) 小麦粉シートおよびその製造法
JPS61135558A (ja)
JPH0576305A (ja) 手打2色そば及びその製造方法
JP3112674B1 (ja) 紫芋の粉が含有された餃子の皮およびこれを用いた餃子
JPS62294065A (ja) オカラ粉を主成分としたコロツケの製造法
JPS6141583Y2 (ja)
JP3115926U (ja)
JP3028624U (ja) 天然色素を彩色した豆腐
JPS61177948A (ja) 洋菓子類
JPS6339557A (ja) 製麺方法
KR20040040727A (ko) 해초 우동면의 제조방법 및 이 제조방법에 의하여 제조된해초 우동면