JPH0530395Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530395Y2 JPH0530395Y2 JP1986192799U JP19279986U JPH0530395Y2 JP H0530395 Y2 JPH0530395 Y2 JP H0530395Y2 JP 1986192799 U JP1986192799 U JP 1986192799U JP 19279986 U JP19279986 U JP 19279986U JP H0530395 Y2 JPH0530395 Y2 JP H0530395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high frequency
- power amplifier
- heat dissipation
- mounting plate
- output terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 29
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、電力増幅器用放熱取付板に関し、特
に、混成集積回路として小型に形成されリード端
子と放熱面を持つている電力増幅器(以下、単に
電力増幅器という)をプリント板に対し垂直に実
装するときに使用される電力増幅器用放熱取付板
に関する。
に、混成集積回路として小型に形成されリード端
子と放熱面を持つている電力増幅器(以下、単に
電力増幅器という)をプリント板に対し垂直に実
装するときに使用される電力増幅器用放熱取付板
に関する。
[従来の技術]
従来、この種の電力増幅器用放熱取付板として
は、第3図に示すようなものが知られていた。同
図において、電力増幅器1は、その放熱面103
において電力増幅器用放熱取付板2に、ねじ4お
よびナツト5等で密着取り付けされ、プリント板
3に対して垂直に実装されていた。
は、第3図に示すようなものが知られていた。同
図において、電力増幅器1は、その放熱面103
において電力増幅器用放熱取付板2に、ねじ4お
よびナツト5等で密着取り付けされ、プリント板
3に対して垂直に実装されていた。
[解決すべき問題点]
以下、第4図を参照して上述した従来の電力増
幅器用放熱取付板の問題点を説明する。
幅器用放熱取付板の問題点を説明する。
第4図において、まず、電力増幅器1の高周波
入力端子101に流れる電流111とグランドプ
レーンに流れる電流131について考える。高周
波入力端子101に電流111が流れるとグラン
ドプレーンに流れる電流131は、高周波入力端
子101に対応する位置にグランドがないので、
高周波入力端子101に最も近いグランド、ここ
では主に放熱板2の左端の脚部を迂回して流れ
る。
入力端子101に流れる電流111とグランドプ
レーンに流れる電流131について考える。高周
波入力端子101に電流111が流れるとグラン
ドプレーンに流れる電流131は、高周波入力端
子101に対応する位置にグランドがないので、
高周波入力端子101に最も近いグランド、ここ
では主に放熱板2の左端の脚部を迂回して流れ
る。
つぎに、高周波出力端子102に流れる電流1
12とグランドプレーンに流れる電流132につ
いて考える。高周波出力端子102に電流112
が流れるとグランドプレーンに流れる電流132
は高周波出力端子102に対応する位置にグラン
ドがないので、高周波出力端子102に最も近い
グランド、ここでは主に放熱板2の右端の脚部を
迂回して流れる。
12とグランドプレーンに流れる電流132につ
いて考える。高周波出力端子102に電流112
が流れるとグランドプレーンに流れる電流132
は高周波出力端子102に対応する位置にグラン
ドがないので、高周波出力端子102に最も近い
グランド、ここでは主に放熱板2の右端の脚部を
迂回して流れる。
上記のように、高周波入出力端子に流れる電流
とグランドプレーンに流れる電流の経路長が異な
る場合には、この経路上で位相のずれが生じ、伝
送経路のモードが乱される。このため、電波の放
射および電力増幅器の発振等をおこす問題があ
る。
とグランドプレーンに流れる電流の経路長が異な
る場合には、この経路上で位相のずれが生じ、伝
送経路のモードが乱される。このため、電波の放
射および電力増幅器の発振等をおこす問題があ
る。
本考案は上述した従来技術の問題点にかんがみ
てなされたもので、電波の放射および電力増幅器
の発振等を防止し得る電力増幅器用放熱取付板の
提供を目的とする。
てなされたもので、電波の放射および電力増幅器
の発振等を防止し得る電力増幅器用放熱取付板の
提供を目的とする。
[問題点の解決手段]
上記目的を達成するために本考案の電力増幅器
用放熱取付板は、高周波入力端子および高周波出
力端子と放熱面とを有する電力増幅器を、前記放
熱面において密着取り付けし、プリント板に対し
て垂直に取り付ける電力増幅器用放熱取付板であ
つて、放熱部と、前記高周波入力端子および前記
高周波出力端子に対応する位置に前記放熱部と一
体的に形成された脚部とを備え、前記高周波入力
端子および前記高周波出力端子に流れる電流と、
前記各脚部に流れる電流の経路長を同じ長さとし
た構成にしてある。
用放熱取付板は、高周波入力端子および高周波出
力端子と放熱面とを有する電力増幅器を、前記放
熱面において密着取り付けし、プリント板に対し
て垂直に取り付ける電力増幅器用放熱取付板であ
つて、放熱部と、前記高周波入力端子および前記
高周波出力端子に対応する位置に前記放熱部と一
体的に形成された脚部とを備え、前記高周波入力
端子および前記高周波出力端子に流れる電流と、
前記各脚部に流れる電流の経路長を同じ長さとし
た構成にしてある。
[実施例]
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は本実施例に係る電力増幅器用放熱取付
板の取付状態を示す斜視図であり、第2図は同放
熱取付板を用いた場合における、電力増幅器の高
周波入力端子に流れる電流とグランドプレーンに
流れる電流を示した図である。
板の取付状態を示す斜視図であり、第2図は同放
熱取付板を用いた場合における、電力増幅器の高
周波入力端子に流れる電流とグランドプレーンに
流れる電流を示した図である。
第1図において、電力増幅器用放熱取付板2
は、放熱部203と、電力増幅器1の高周波入力
端子101に対応する位置に脚部201と、電力
増幅器1の高周波出力端子102に対応する位置
に脚部202とを有している。
は、放熱部203と、電力増幅器1の高周波入力
端子101に対応する位置に脚部201と、電力
増幅器1の高周波出力端子102に対応する位置
に脚部202とを有している。
上記構成の放熱取付板2を用いて電力増幅器1
をプリント板3に取付ける場合は、電力増幅器1
は、その放熱面103において、放熱取付板2に
ねじ4およびナツト5によつて密着取付けされ、
プリント板3に対し垂直に取付けられる。この場
合、高周波入力端子101、高周波出力端子10
2、脚部201および脚部202、実装に際し、
それぞれプリント板3に設けられた孔301,3
02,311および312に挿入される。
をプリント板3に取付ける場合は、電力増幅器1
は、その放熱面103において、放熱取付板2に
ねじ4およびナツト5によつて密着取付けされ、
プリント板3に対し垂直に取付けられる。この場
合、高周波入力端子101、高周波出力端子10
2、脚部201および脚部202、実装に際し、
それぞれプリント板3に設けられた孔301,3
02,311および312に挿入される。
上記構成からなる本実施例の放熱取付板2を用
いた場合は、第2図に示すように、電力増幅器1
の高周波入力端子101い流れる電流111と放
熱板2の脚部201に流れる電流121は、経路
長が同じになるので、経路上で位相のずれを生じ
ることがない。したがつて伝送線路上のモードが
乱されない。
いた場合は、第2図に示すように、電力増幅器1
の高周波入力端子101い流れる電流111と放
熱板2の脚部201に流れる電流121は、経路
長が同じになるので、経路上で位相のずれを生じ
ることがない。したがつて伝送線路上のモードが
乱されない。
同様に、電力増幅器1の高周波出力端子102
に流れる電流112と放熱板2の脚部202に流
れる電流122の場合も、流れる電流の回路長が
同じになるので、伝送線路上のモードが乱されな
い。
に流れる電流112と放熱板2の脚部202に流
れる電流122の場合も、流れる電流の回路長が
同じになるので、伝送線路上のモードが乱されな
い。
[考案の効果]
以上説明したように本考案の電力増幅器用放熱
取付板は、取り付ける電力増幅器の高周波入出力
端子のそれぞれに対応する位置にグランドプレー
ンを設けたことにより、理想的な伝送線路を形成
し、従来問題となつていた電波の放射や電力増幅
器の発振等を防止する効果がある。
取付板は、取り付ける電力増幅器の高周波入出力
端子のそれぞれに対応する位置にグランドプレー
ンを設けたことにより、理想的な伝送線路を形成
し、従来問題となつていた電波の放射や電力増幅
器の発振等を防止する効果がある。
第1図は本考案の一実施例に係る電力増幅器用
放熱取付板の取付状態を示す斜視図、第2図は同
放熱取付板を用いた場合における、電力増幅器の
高周波入出力端子に流れる電流とグランドプレー
ンに流れる電流を示した図、第3図は従来の電力
増幅器用放熱取付板の取付状態を示す斜視図、第
4図は同放熱取付板を用いた場合における、電力
増幅器の高周波入出力端子に流れる電流とグラン
ドプレーンに流れる電流を示した図である。 1……電力増幅器、2……電力増幅器用放熱取
付板、3……プリント板、4……ねじ、5……ナ
ツト、101……高周波入力端子、102……高
周波出力端子、103……放熱面、111,11
2,121,122,131,132……電流、
201,202……脚部、301,302,31
1,312……孔。
放熱取付板の取付状態を示す斜視図、第2図は同
放熱取付板を用いた場合における、電力増幅器の
高周波入出力端子に流れる電流とグランドプレー
ンに流れる電流を示した図、第3図は従来の電力
増幅器用放熱取付板の取付状態を示す斜視図、第
4図は同放熱取付板を用いた場合における、電力
増幅器の高周波入出力端子に流れる電流とグラン
ドプレーンに流れる電流を示した図である。 1……電力増幅器、2……電力増幅器用放熱取
付板、3……プリント板、4……ねじ、5……ナ
ツト、101……高周波入力端子、102……高
周波出力端子、103……放熱面、111,11
2,121,122,131,132……電流、
201,202……脚部、301,302,31
1,312……孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 高周波入力端子および高周波出力端子と放熱面
とを有する電力増幅器を、前記放熱面において密
着取り付けし、プリント板に対して垂直に取り付
ける電力増幅器用放熱取付板であつて、 放熱部と、前記高周波入力端子および前記高周
波出力端子に対応する位置に前記放熱部と一体的
に形成された脚部とを備え、 前記高周波入力端子および前記高周波出力端子
に流れる電流と、前記各脚部に流れる電流の経路
長を同じ長さとした ことを特徴とする電力増幅器用放熱取付板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986192799U JPH0530395Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986192799U JPH0530395Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6397290U JPS6397290U (ja) | 1988-06-23 |
JPH0530395Y2 true JPH0530395Y2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=31148219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986192799U Expired - Lifetime JPH0530395Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530395Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585395B2 (ja) * | 1973-05-15 | 1983-01-31 | セイコーエプソン株式会社 | スイシヨウドケイ ノ カンキユウホウシキ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585395U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 松下電器産業株式会社 | 放熱装置 |
JPS5896323U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-30 | 株式会社東芝 | 高周波電力増幅器の取付構造 |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP1986192799U patent/JPH0530395Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585395B2 (ja) * | 1973-05-15 | 1983-01-31 | セイコーエプソン株式会社 | スイシヨウドケイ ノ カンキユウホウシキ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6397290U (ja) | 1988-06-23 |
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