JP2677188B2 - 半導体増幅素子及び増幅装置 - Google Patents

半導体増幅素子及び増幅装置

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JP2677188B2 JP6022023A JP2202394A JP2677188B2 JP 2677188 B2 JP2677188 B2 JP 2677188B2 JP 6022023 A JP6022023 A JP 6022023A JP 2202394 A JP2202394 A JP 2202394A JP 2677188 B2 JP2677188 B2 JP 2677188B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体増幅素子及び増幅
装置に係り、特に高出力や低雑音特性が要求される、高
い周波数で用いられるトランジスタ増幅素子及びこれを
使用した増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波帯で使用される半導体増幅素子は
高出力化、高利得化に伴い、放熱効果を高め、入出力回
路のアイソレーションを大きくする必要がある。従来の
半導体増幅素子では、放熱効果を高めるためにパッケー
ジ外形を大きくしたり、パッケージや半導体増幅素子の
電極部に放熱板を付加した構造をしており、これらの半
導体増幅素子を外部高周波回路の入出力端子間にハンダ
付け又はねじ止めして使用している(例えば、実公昭5
6−26955号公報参照)。
【0003】図10は従来の半導体増幅素子の一例の斜
視図を示す。同図において、半導体増幅素子は、直方体
状のパッケージ1、外部入力回路との接続電極部(例え
ば、ベース又はゲート電極)2、外部出力回路との接続
電極部(例えば、コレクタ又はドレイン電極)3、導体
部4よりなる。接続電極部2及び3はそれぞれパッケー
ジ1の対向する側面に一端が固定され、他端が互いに逆
方向に位置するように形成されている。
【0004】導体部4は接地電極部(例えば、エミッタ
又はソース電極)4a、放熱板4bよりなり、放熱板4
bの所定位置にねじ止め用穴4cが穿設された構成であ
る。すなわち、この従来の半導体増幅素子は、放熱効果
を高めるために、放熱板4bを有する導体部4上にパッ
ケージ1が載置された構成であり、また接地電極部4a
と放熱板4bとは同じ導体部4を構成している。
【0005】図11は従来の半導体増幅素子の他の例の
斜視図を示す。同図中、図10と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。図11に示す従来の
半導体増幅素子は、パッケージ1の側面に、接続電極部
2及び3のそれぞれの長手方向に直交する方向に長手方
向を有する接地電極部5が形成され、また、パッケージ
1の上面に放熱板6が設けられている。すなわち、この
従来の半導体増幅素子は、接地電極部5が放熱板6に独
立して設けられている。
【0006】図10に示した従来の半導体増幅素子は、
例えば図12に示すように増幅装置に組み込んで使用さ
れる。図12において、半導体増幅素子は増幅装置のケ
ース導体部7の溝7a内にパッケージ1及び導体部4が
嵌合されてケース導体部7にねじ穴4cを介してねじ8
により固定されている。また、半導体増幅素子の接続電
極部2及び3はケース導体部7上に形成された回路基板
9上の線路10及び11にハンダ付け等により固定され
ている。線路10は高周波入力回路を構成し、また線路
11は高周波出力回路を構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の半導体増幅素子では、高出力化のために半導体チップ
が大型化したり、放熱効果の増大が必要となった場合の
対応策としてパッケージ1か導体部4を大きくする必要
があるため、図12に示した増幅装置に組み込んで使用
する場合は、線路10及び11間の間隔を広げ、またケ
ース導体部7の溝7aの深さや幅を広げることにもな
り、増幅装置の大型化や高周波入出力回路、ケース導体
部7の設計変更を余儀なくされていた。
【0008】また、従来は図12に示すように、線路1
0及び11による高周波入出力回路と半導体増幅素子の
パッケージ1との接続部周辺の構造が複雑となるため、
この複雑な構造が高周波的な乱れ(電磁界モードの乱
れ)を生じさせ、半導体増幅素子と高周波入出力回路と
の不整合を招くという欠点がある。加えて、高出力や高
利得の半導体増幅素子を増幅装置に使用する場合には、
高周波入出力回路間の高周波アイソレーションを大きく
とる必要があり、そのために高周波入出力回路間に高周
波リーク防止用の仕切りを設ける場合があるが、従来は
前記した理由で半導体増幅素子の形状が変わる度に仕切
りの位置や形状の変更が必要となる。
【0009】図11に示した従来の半導体増幅素子の場
合も同様に、放熱効果を高めるためには放熱板6を大き
くする必要があり、放熱板6を大きくすると半導体増幅
素子が組み込まれる増幅装置の高周波入出力回路やアイ
ソレーション強化用の仕切りの設計変更、装置の大型化
を招くことになる。また、上記の場合、高周波入出力回
路間隔の広がりや放熱板6の複雑な形状等による高周波
的不連続が大きくなり、高周波的不整合がますます増大
し、整合をとるための調整工数の増加、回路損失の増加
につながる。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
素子自体の小型化及び組み込まれる増幅装置の小型化と
高周波整合性やアイソレーションを向上し得る半導体増
幅素子及び増幅装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明に係る半導体増幅素子では、パ
ッケージの一部又は全部が円筒形で、かつ、パッケージ
の上面又は下面からパッケージの軸方向と平行方向に、
かつ、それぞれ同一方向に、外部回路との接続電極部が
突出した構造を有する構成としたものである。また、請
求項2記載の発明に係る半導体増幅素子では、前記パッ
ケージの円筒形部分の外周側面の一部又は全部に雄ねじ
が形成されている。
【0012】 また、請求項4記載の発明に係る増幅装
置は、パッケージの一部又は全部が円筒形で、かつ、パ
ッケージの上面又は下面からパッケージの軸方向と平行
方向に、かつ、それぞれ同一方向に、外部回路との接続
電極部が突出した構造を有する半導体増幅素子と、半導
体増幅素子を接続電極部を除いて埋設する溝部を有する
と共に放熱板の機能を有するケース導体部と、ケース導
体部上に形成され、前記半導体増幅素子の接続電極部に
接続される入出力回路とを有する構成としたものであ
る。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明に係る半導体増幅素子で
は、増幅装置に組み込む際にはケース導体部に埋設さ
れ、ケース導体部を放熱板として使用できるため、半導
体増幅素子のパッケージや接続電極部に取り付ける放熱
用の放熱板を不要とすることができる。
【0014】また、請求項2記載の発明に係る半導体増
幅素子では、パッケージの円筒形部分の外周側面の一部
又は全部に雄ねじが形成されているため、パッケージの
表面積が増大するため、より放熱効果を増大することが
できるため、ケース導体部への取り付けが容易にでき
る。
【0015】更に、請求項4記載の発明に係る増幅装置
では、ケース導体部の溝部内に半導体増幅素子の接続電
極部を除いた大部分が埋設されるため、ケース導体部上
に接続電極部のみを突出するようにできる。このため、
本発明の増幅装置は、入出力回路と半導体増幅素子の高
周波的整合を容易に実現することができ、また、アイソ
レーション強化用の仕切りを容易に形成することができ
る。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明になる半導体増幅素子の第1実施例の斜視図
を示す。同図において、半導体増幅素子の増幅用能動素
子を収容しているパッケージ15は円筒状で、その外周
側面には全面に亘って雄ねじ16が刻設されている。ま
た、パッケージ15の上面には直径方向に沿って、ねじ
回し用のねじ溝17が形成され、更に、このねじ溝17
を挟んで外部回路に電気的に接続される入力接続電極部
(例えば、ベース又はゲート電極等)18と出力接続電
極部(例えば、コレクタ又はドレイン電極等)19と
が、パッケージ15の軸方向と平行方向に、かつ、それ
ぞれ同一方向に突設されている。
【0017】上記の入力接続電極部18及び出力接続電
極部19はそれぞれ小径の丸棒状体であり、一端がパッ
ケージ15の上面に例えば半田付けされている。また、
接地電極部(例えば、エミッタ又はソース電極等)はパ
ッケージ15の雄ねじ16と電気的に接続されてパッケ
ージ15内に収容されている。
【0018】図2は本発明になる増幅装置の第1実施例
の縦断面図、図3は図2の増幅装置の概略斜視図を示
す。両図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図2及び図3に示すように、本実
施例の増幅装置は、図1に示した半導体増幅素子をケー
ス導体部21に組み込んだ構成である。
【0019】すなわち、図2及び図3において、ケース
導体部21は図1に示した半導体増幅素子のパッケージ
15の直径と同程度の直径を有する円筒状で、雌ねじが
刻設された溝部21aを有しており、また、放熱機能を
有する材質により構成されている。このケース導体部2
1上には回路基板22が形成されている。回路基板22
上には、高周波入力回路を構成する線路23と高周波出
力回路を構成する線路24とがそれぞれ形成されてい
る。
【0020】ケース導体部21の溝部21aには半導体
増幅素子のパッケージ15がねじ込まれ、図2に示すよ
うにパッケージ15全体がケース導体部21に埋設され
る。また、前記の入力接続電極部18及び出力接続電極
部19は回路基板22を介して線路23及び24にそれ
ぞれ電気的に接続されている。
【0021】本実施例によれば、増幅装置のケース導体
部21が半導体増幅素子の放熱板の機能を有するため、
従来の半導体増幅素子のように、素子そのものに放熱板
を持たす必要がなく、放熱のための大型のパッケージや
放熱板は不要となり、小型の半導体増幅素子が実現でき
る。なお、ケース導体部21と半導体増幅素子との熱伝
導性を高めるために、両者の接触部に熱伝導性が高く、
場合によっては電気伝導性も良好な物質(例えば、グリ
ス等)を塗布することも放熱に効果的である。
【0022】また、図10や図11に示した従来の半導
体増幅素子の接続電極部は略90度又は180度の角度
で外方向に突出しているため、高出力化等によりパッケ
ージの大きさが変わると、従来では接続電極部の間隔が
変わり、高周波入出力回路の設計変更が必要であった
が、図1の半導体増幅素子は入力接続電極部18及び出
力接続電極部19が同一方向に突設されているため、接
続電極部18及び19の間隔をパッケージ15の大きさ
が変わっても変えないようにすることができ、このこと
から高周波入出力回路の設計変更が不要で、増幅装置の
小型化が可能となる。
【0023】また、本実施例増幅装置では、半導体増幅
素子のパッケージ15が埋設されるために、高周波入出
力回路を構成している線路23及び24の間を従来のよ
うに隙間をあける必要がなく、線路23及び24を同一
の回路基板22上に形成することができる。これによ
り、本実施例増幅装置によれば、従来では高周波入出力
回路と半導体増幅素子との接続部の構造上の大きな不連
続による高周波的不連続、すなわち高周波的不整合を小
さくすることができ、この不整合によって生じる回路損
失も低減することができる。
【0024】図4は本発明になる増幅装置の第2実施例
の概略斜視図を示す。同図中、図2及び図3と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4に
示す実施例は図2及び図3に示した第1実施例に仕切り
26を設けたものである。仕切り26は増幅装置の高周
波入出力回路間のアイソレーション強化用の金属製の板
である。なお、仕切り26を電波吸収体で構成しても良
い。
【0025】ここで、半導体増幅素子が高出力又は高利
得になった場合、増幅装置の高周波入出力回路間のアイ
ソレーションを大きくとる必要がある。従来の半導体増
幅装置では、図12に示したように半導体増幅素子が高
周波入出力回路間に突出しており、放熱板等の形状も複
雑で、アイソレーション強化のための高周波リーク防止
用の仕切りを高周波入出力回路間に設ける場合、仕切り
の設置位置や形状を設計するための工数も増大すると共
に、アイソレーション強化も十分でなかった。また、半
導体増幅素子の外形が変わると仕切りの設置位置や形状
も変える必要があるため、設計工数の増大を招く。
【0026】これに対し、本実施例によれば、図4に示
すように、半導体増幅素子のパッケージ15が線路23
及び24上に突出していないため、高周波入出力回路間
のアイソレーション強化用の仕切り26を線路23及び
24間の回路基板23上に密着させて容易に形成するこ
とかできる。また、半導体増幅素子の形状が変わって
も、接続電極部18及び19の位置を変えないようにす
ることにより、仕切り26の位置や形状、線路23及び
24を含む高周波入出力回路の設計変更とを不要とする
ことができるため、設計工数の低減ができる。
【0027】図5は本発明になる増幅装置の第3実施例
の縦断面図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図5に示すよう
に、本実施例は、半導体増幅素子がねじ込まれたケース
導体部21を、冷却器28上に直接ねじ止めや接着剤に
より固定したものである。
【0028】本実施例によれば、ケース導体部21によ
る放熱効果をより一層向上することができる。また、ケ
ース導体部21を冷却器28上に容易に固定でき、設計
工数も低減できる。
【0029】次に、本発明になる半導体増幅素子の第2
乃至第5実施例について図6乃至図9と共に説明する。
図6は本発明になる半導体増幅素子の第2実施例の斜視
図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0030】図6において、半導体増幅素子のパッケー
ジ31は円筒形であるが、その外周側面には雄ねじが形
成されておらず、パッケージ31の下面に雄ねじ32が
設けられている(換言すると、パッケージの一部にのみ
雄ねじが形成されている)。パッケージ31の上面は図
1に示した第1実施例と同様に、ねじ回し用のねじ溝1
7と、外部回路に電気的に接続される入力接続電極部1
8と出力接続電極部19とがそれぞれ形成されている。
【0031】図7は本発明になる半導体増幅素子の第3
実施例の斜視図を示す。同図中、図1と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は、
図7に示すように、半導体増幅素子のパッケージ15に
ある、取り付け、取り外しの際に使用するねじ回し用の
ねじ溝を、41及び42にそれぞれ示すように、直径方
向上で、かつ、パッケージ15の上面の一部にそれぞれ
設けた点に特徴を有する。
【0032】図8は本発明になる半導体増幅素子の第4
実施例の斜視図を示す。同図中、図7と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は、
図8に示すように、ねじ溝41及び42が形成されたパ
ッケージ51は大略円筒状であるが、その上部のみが直
方体上に形成されている。また、パッケージ51の直方
体状の上面には外部回路に電気的に接続される入力接続
電極部52と出力接続電極部53とがそれぞれ形成され
ている。これらの接続電極部52及び53はそれぞれ断
面矩形状の棒状体である。
【0033】図9は本発明になる半導体増幅素子の第5
実施例の斜視図を示す。同図中、図1と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は、
図9に示すように、半導体増幅素子のパッケージ15の
上面に接続電極部18及び19だけでなく、雄ねじ16
と電気的に接続されていた接地電極部が、電気的にパッ
ケージ15とは独立して61で示す如く、接続電極部1
8及び19と同一方向に突設され、また、ねじ回し用の
ねじ溝62がプラス及びマイナスのどちらのねじ回しも
使用できるような形状とした点に特徴がある。
【0034】以上の図6乃至図9に示した半導体増幅素
子の各実施例も図1の半導体増幅素子と同様の特長を有
するものである。
【0035】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、例えば上記の各実施例を組合せてもよ
く、またパッケージの外周側面にねじを刻設したときは
パッケージの表面積がねじを設けないときに比し増加す
るために放熱効果が大であるという利点はあるが、半導
体増幅素子のパッケージの外周側面にはねじを刻設して
なくてもよい。この場合は、パッケージをねじ止め又は
接着剤にてケース導体部の溝部に固定する。また、ねじ
回し用の溝は、接続電極部18及び19を持って回すこ
とができるため、設けなくともよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の半
導体増幅素子によれば、ケース導体部を放熱板として使
用できるため、半導体増幅素子のパッケージや接続電極
部に取り付ける放熱用の放熱板を不要とすることがで
き、よって、半導体増幅素子自体を小型化できると共に
増幅装置も小型化できる。
【0037】また、請求項2記載の半導体増幅素子によ
れば、パッケージの円筒形部分の外周側面の一部又は全
部に雄ねじを形成することによりパッケージの表面積を
増大するようにしているため、より放熱効果を増大する
ことができると共に、ケース導体部への取り付けが容易
にできる。
【0038】更に、請求項4記載の発明に係る増幅装置
では、ケース導体部上に接続電極部のみを突出させるこ
とにより、入出力回路と半導体増幅素子の高周波的整合
を容易に実現するようにしたため、回路損失や調整工数
を従来に比し低減することができ、また、アイソレーシ
ョン強化用の仕切りを容易に形成することができる。ま
た、パッケージの大きさが変わっても電極間隔を変わら
ないようにすることができるため、パッケージの形状が
変化しても入出力回路や仕切りの位置、形状を変更する
必要がなく、設計工数の低減を図ることができる。更
に、低雑音増幅装置などで冷却して使用する場合の冷却
器への取り付けも容易に行えるため、冷却効果を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明素子の第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明装置の第1実施例の縦断面図である。
【図3】本発明装置の第1実施例の概略斜視図である。
【図4】本発明装置の第2実施例の概略斜視図である。
【図5】本発明装置の第3実施例の縦断面図である。
【図6】本発明装置の第2実施例の概略斜視図である。
【図7】本発明装置の第3実施例の概略斜視図である。
【図8】本発明装置の第4実施例の概略斜視図である。
【図9】本発明装置の第5実施例の概略斜視図である。
【図10】従来の一例の斜視図である。
【図11】従来の他の例の斜視図である。
【図12】図10の従来素子を増幅装置に組み込んだ状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
15、31、51 パッケージ 16 32 雄ねじ 17、41、42、62 ねじ回し用溝 18、52 入力接続電極部 19、53 出力接続電極部 21 ケース導体部 22 回路基板 23 高周波入力回路用線路 24 高周波出力回路用線路 61 接地電極部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの一部又は全部が円筒形で、
    かつ、該パッケージの上面又は下面から該パッケージの
    軸方向と平行方向に、かつ、それぞれ同一方向に、外部
    回路との接続電極部が突出した構造を有することを特徴
    とする半導体増幅素子。
  2. 【請求項2】 前記パッケージの円筒形部分の外周側面
    の一部又は全部に雄ねじが形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体増幅素子。
  3. 【請求項3】 前記パッケージにねじ込み用の溝が形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の半導体増幅
    素子。
  4. 【請求項4】 パッケージの一部又は全部が円筒形で、
    かつ、該パッケージの上面又は下面から該パッケージの
    軸方向と平行方向に、かつ、それぞれ同一方向に、外部
    回路との接続電極部が突出した構造を有する半導体増幅
    素子と、 該半導体増幅素子を該接続電極部を除いて埋設する溝部
    を有すると共に放熱板の機能を有するケース導体部と、 該ケース導体部上に形成され、前記半導体増幅素子の接
    続電極部に接続される入出力回路とを有することを特徴
    とする増幅装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体増幅素子のパッケージの円筒
    形部分の外周側面の一部又は全部に雄ねじが形成されて
    おり、前記ケース導体部の溝部内に雌ねじが刻設されて
    いることを特徴とする請求項4記載の増幅装置。
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