JPH0530335A - フアクシミリ信号伝送方式 - Google Patents

フアクシミリ信号伝送方式

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JPH0530335A
JPH0530335A JP3186392A JP18639291A JPH0530335A JP H0530335 A JPH0530335 A JP H0530335A JP 3186392 A JP3186392 A JP 3186392A JP 18639291 A JP18639291 A JP 18639291A JP H0530335 A JPH0530335 A JP H0530335A
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JP3186392A
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Kazuhiko Aoki
和彦 青木
Sumiko Kido
澄子 木戸
Yutaka Moriyama
裕 盛山
Hideki Mori
秀樹 森
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Hokuriku Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Hokuriku Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディジタル回線を介してファクシ
ミリ信号を伝送するファクシミリ信号伝送方式に関し、
伝送装置をファクシミリ伝送モードに確実に設定できる
ことを目的とする。 【構成】 音声信号を送受する電話器11と、初期識別
コマンドその他のコマンドをファクシミリ信号として送
受するファクシミリ装置13と、無通話時に音声信号に
適合化信号変換を行う音声疎通モードで待機し、そのモ
ードとファクシミリ信号に適合化信号変換を行うファク
シミリ伝送モードとの間を切り替えて電話器11および
ファクシミリ装置13とディジタル回線とのインタフェ
ースをとる伝送装置15とを備えたファクシミリ信号伝
送方式において、ファクシミリ装置13から送出された
ファクシミリ信号から初期識別コマンドを検出して伝送
装置15をファクシミリ伝送モードに設定する制御手段
17を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号方式のフ
ァクシミリ装置とディジタル回線とのインタフェースを
とる伝送装置において、所定の制御手順に応じてファク
シミリ信号の伝送を行うファクシミリ信号伝送方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】GIII ファクシミリ装置は、冗長度抑圧
符号化方式の採用により高速伝送が可能であり、かつ既
設の加入者線に直接接続できるために、広く普及してい
る。このようなファクシミリ装置が通信中に送受する信
号はアナログ信号であるが、その信号をディジタル回線
を介して送受する伝送方式が提案されている(特願昭62
−206940公報)。
【0003】図7は、従来のファクシミリ信号の伝送方
式の構成例を示す図である。図において、ファクシミリ
装置711 は伝送装置721 を介してディジタル回線の
一端に接続され、そのディジタル回線の他端は伝送装置
722 を介してファクシミリ装置712 に接続される。
また、ファクシミリ装置711 、712 には、それぞれ
並列に電話器731 、732 が接続される。
【0004】このような方式では、伝送装置721 、7
2は、ファクシミリ通信が行われていない状態で電話
器731 、732 相互間でディジタル回線を介して音声
信号を送受可能な音声疎通モードで待ち受ける。
【0005】また、例えば、ファクシミリ装置711
発信してファクシミリ装置712 に着信する呼では、伝
送装置721 はファクシミリ装置711 が発信時に最初
に送出する発呼トーンCNGを検出すると音声疎通モー
ドから脱却し、伝送装置72 2 はファクシミリ装置71
2 が着信時に最初に送出する被呼局識別信号CEDを検
出して音声疎通モードから脱却する。このように音声疎
通モードから脱却した伝送装置721 、722 は、ディ
ジタル回線を介してファクシミリ信号(コマンド)を伝
送可能なファクシミリ伝送モードに移行する。
【0006】ファクシミリ伝送モードでは、伝送装置7
1 は、ファクシミリ装置711 から送出されたファク
シミリ信号をモデムを用いて復調し、ディジタル信号に
変換してディジタル回線に送出する。伝送装置72
2 は、そのディジタル信号をモデムを用いて再び変調
し、元のアナログ信号に変換してファクシミリ装置71
2 に与える。また、ファクシミリ装置712 からファク
シミリ装置711 に向けて送出されるファクシミリ信号
も、同様に伝送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来方式では、伝送装置721 、722 は、発呼トーン
CNGあるいは被呼局識別信号CEDを検出して音声疎
通モードからファクシミリ伝送モードに切り替えるが、
これらの信号は、トーン信号であるために、例えば、電
話器711 、712 相互間で通話中に送受される音声信
号の背景雑音としてそのトーン信号と同じ周波数成分が
含まれると誤検出される場合があった。
【0008】また、発呼トーンCNGは、自動発信動作
を行うファクシミリ装置からは必ず送出されるが手動発
信動作を行うファクシミリ装置からは必ずしも送出され
ないために、上述した切り替えタイミングを確実に与え
得るものではなかった。さらに、被呼局識別信号CED
については、CCITTの勧告に示された送出時間幅の
下限値(= 2.6秒)が小さく、かつその下限値と上限値
(=4秒)との差が大きいために、音声信号による誤検
出を防止して確実に検出可能な判定基準を設定すること
が困難であった。
【0009】本発明は、ファクシミリ呼の発生に応じて
伝送装置を音声疎通モードからファクシミリ伝送モード
に確実に移行させることができるファクシミリ信号伝送
方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
の発明の原理ブロック図である。本発明は、音声信号を
送受する電話器11と、着信端末として具備された機能
を示す初期識別コマンドと所定の通信制御手順に応じた
制御情報とをアナログのファクシミリ信号によって送受
するファクシミリ装置13と、無通話時に音声信号に適
合した信号変換を行う音声疎通モードで待機し、かつフ
ァクシミリ信号に適合した信号変換を行うファクシミリ
伝送モードと、音声疎通モードとの間を所定の手順に応
じて切り替えて電話器11およびファクシミリ装置13
とディジタル回線とのインタフェースをとる伝送装置1
5とを備えたファクシミリ信号伝送方式において、イン
タフェースがとられるファクシミリ装置13から送出さ
れたファクシミリ信号の内容を監視し、その内容から初
期識別コマンドが検出されたときに伝送装置15をファ
クシミリ伝送モードに設定する制御手段17を備えたこ
とを特徴とする。
【0011】図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロ
ック図である。本発明は、請求項1に記載の発明におい
て、ディジタル回線を介して受信されるファクシミリ信
号の内容を監視し、その内容からディジタル回線を介し
て対向する伝送装置におけるファクシミリ伝送モードの
設定完了を示す通知情報が検出されたときに、伝送装置
15をファクシミリ伝送モードに設定する適合化制御手
段21を備え、伝送装置15には、ファクシミリ伝送モ
ードの設定完了時にその完了を示す通知情報をディジタ
ル回線に送出する通知手段23を備えたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明では、制御手段17
が、ファクシミリ装置13から送出されたファクシミリ
信号から初期識別コマンドを検出すると、伝送装置15
をファクシミリ伝送モードに設定する。
【0013】このような初期識別コマンドの検出はその
コマンドに含まれる既知のビット列との相関をとって行
うことができるので、ファクシミリ装置が非音声端末で
あることを示すトーン信号を用いてファクシミリ呼の検
出を行う従来方式に比べてその検出基準を精度よく設定
可能であり、かつその検出基準に応じて音声信号による
誤検出を防止できる。また、初期識別コマンドは、自動
および手動の何れの発信動作時にもファクシミリ装置1
3から与えられるので、伝送装置15ではファクシミリ
伝送モードの確実な設定が可能となる。
【0014】請求項2に記載の発明では、伝送装置15
におけるファクシミリ伝送モードの設定が完了すると、
通知手段23がその設定完了を示す通知情報をディジタ
ル回線に送出する。ディジタル回線を介して対向する伝
送装置側では、適合化制御手段が、上述した通知情報を
検出すると、その対向する伝送装置をファクシミリ伝送
モードに設定する。
【0015】このような通知情報は、伝送装置15がフ
ァクシミリ伝送モードに設定された後に送出されるため
にファクシミリ信号と同じフレーム構成に基づいて生成
され、適合化制御手段ではそのフレーム構成に基づいた
相関検出が行われる。
【0016】したがって、発信側のファクシミリ装置と
ディジタル回線とのインタフェースをとる伝送装置で
は、請求項1に記載の発明と同様に、音声信号によって
誤検出することなくファクシミリ伝送モードに確実に設
定される。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図3は、本発明を適用した伝送装置
の構成例を示す図である。
【0018】図において、図7に示すものとその構成お
よび機能が同じものについては、同じ参照番号を付与し
て示し、ここではその説明を省略する。並列に接続され
たファクシミリ装置711 および電話器731 は、伝送
装置311 、ディジタル回線および伝送装置312 を介
して並列接続されたファクシミリ装置712 および電話
器732 に接続される。
【0019】伝送装置311 は、送信部321 および受
信部331 から構成される。なお、伝送装置312 の構
成については、伝送装置311 と同じであるから図3で
はその詳細な構成を省略し、以下では、添え番号
が「2 」の同じ参照番号を付与して伝送装置311 に対
応する各構成要素を示し、その説明を省略する。
【0020】送信部321 では、ファクシミリ装置71
1 および電話器731 が、A/D変換器341 、復調器
351 および切り替え制御部361 に接続される。A/
D変換器341 の出力は、音声符号化器371 を介して
セレクタ381 の一方の入力に接続される。復調器35
1 の出力はコマンド受信処理部391 に接続され、その
一方の出力はセレクタ381 の他方の入力に接続され
る。コマンド受信処理部391 の他方の出力は切り替え
制御部361 の制御入力に接続され、その出力はセレク
タ381 の選択制御入力に与えられる。セレクタ381
の出力は、ディジタル回線に接続される。
【0021】受信部331 では、ディジタル回線から受
信された信号が、音声復号化器40 1 、コマンド送信処
理部411 および切り替え制御部421 に与えられる。
音声復号化器401 の出力は、D/A変換器431 を介
してセレクタ441 の一方の入力に接続される。コマン
ド送信処理部411 の一方の出力は変調器451 を介し
てセレクタ441 の他方の入力に接続され、その出力は
ファクシミリ装置71 1 および電話器731 に接続され
る。コマンド送信処理部411 の他方の出力は切り替え
制御部421 の制御入力に接続され、その出力はセレク
タ441 の選択制御入力に与えられる。
【0022】以下、図3を参照して伝送装置311 、3
2 の基本動作について説明する。伝送装置311 の送
信部321では、切り替え制御部361 は、ファクシミ
リ装置側から与えられる信号の種類を検出してファクシ
ミリ通信中であるか否かを判断し、その判断結果に応じ
た選択信号を送出する。セレクタ381 は、このような
選択信号に応じて、ファクシミリ通信中でない場合には
音声符号化器371 の出力をディジタル回線に接続す
る。一方、受信部331 では、切り替え制御部42
1 は、ディジタル回線を介して与えられる信号の種類に
応じた選択信号を送出する。セレクタ441 は、このよ
うな選択信号に応じて、ファクシミリ通信中でない場合
にはD/A変換器431 の出力を電話器431 に接続す
る。このような状態(音声疎通モード)では、電話器7
1 とディジタル回線との間で相互に音声信号の送受が
可能である。
【0023】また、例えば、ファクシミリ装置711
ファクシミリ装置712 にファクシミリ信号を送出する
場合には、送信部321 では、切り替え制御部361
ファクシミリ装置711から与えられる信号の種類を検
出してファクシミリ通信中であることを判断し、その判
断結果に応じた選択信号を送出する。セレクタ38
1 は、その選択信号に応じて、コマンド受信処理部39
1 の出力をディジタル回線に接続する。一方、受信部3
1 では、切り替え制御部421 は、ディジタル回線を
介して受信される信号に応じて同様に選択信号を送出す
る。セレクタ441 は、その選択信号に応じて、変調器
451 の出力をファクシミリ装置711 に接続する。
【0024】このような状態(ファクシミリ伝送モー
ド)では、ファクシミリ装置711 とディジタル回線と
の間で相互にファクシミリ信号の送受が可能である。図
4は、請求項1に記載の発明に対応した実施例を示す図
である。
【0025】本発明の特徴とする構成は、本実施例で
は、コマンド受信処理部391(392)にあり、伝送装置
の基本構成は図3に示すものと同様である。図におい
て、復調器351(352)の出力は、コマンド検出部51
1(512)およびコマンド中継送信部521(522)を介し
てセレクタ381(382)の他方の入力に接続される。さ
らに、コマンド検出部511(512)は、切り替え制御部
361(362)の選択制御入力に接続される。
【0026】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、電話器73 1 は電話器11に対
応し、ファクシミリ装置711 はファクシミリ装置13
に対応し、伝送装置311 は伝送装置15に対応し、コ
マンド検出部511 は制御手段17に対応する。
【0027】図5は、請求項1、2に記載の発明に対応
した実施例の動作を説明する図である。以下、ファクシ
ミリ装置711 からの発信呼に応じた着呼信号がファク
シミリ装置712 で検出された場合を一例として、図3
〜図5に基づき本実施例の動作を説明する。。
【0028】伝送装置311 、312 は、無通話時に音
声疎通モードで待機する。着呼信号に応じてファクシミ
リ装置712 から送出されたファクシミリ信号(図5
(1))は、復調器352 を介してコマンド受信処理部39
2 に与えられる。コマンド受信処理部392 では、その
ファクシミリ信号がコマンド検出部512 に与えられ
る。
【0029】コマンド検出部512 は、そのファクシミ
リ信号と初期識別コマンドに対応した所定のビット列と
の相関をとり、その相関結果に応じて初期識別コマンド
を検出すると、切り替え制御部362 を介してセレクタ
382 にファクシミリ伝送モードへの切り替え指令を送
出する。セレクタ382 は、その切り替え指令に応じて
コマンド中継送信部522 の出力をディジタル回線に接
続して伝送装置312 をファクシミリ伝送モードに設定
する(図5(2))。コマンド中継送信部522 は、このよ
うにしてディジタル回線に接続された後に、コマンド検
出部512 から与えられたファクシミリ信号(初期識別
コマンド)をセレクタ382 を介してディジタル回線に
送出する(図5(3))。
【0030】このように本実施例によれば、ファクシミ
リ装置から送出された初期識別コマンドを相関検出して
伝送装置をファクシミリ伝送モードに設定するので、そ
の検出の基準となるビット列として、そのワード構成が
初期識別コマンド以外のファクシミリ信号および音声信
号による誤検出に対して十分なマージンを確保できるも
のを採用することにより、着信側のファクミシリ装置と
ディジタル回線とのインタフェースをとる伝送装置を確
実にファクシミリ伝送モードに設定することができる。
【0031】なお、本実施例では、相関検出の基準とな
るビット列として初期識別コマンドの主要部を示す固定
のビットパターンを用いたが、本発明は、上述したよう
に誤検出に対して十分なマージンが確保できる限り、初
期識別コマンドに含まれるディジタル識別信号DIS、
被呼端末識別コマンドCSIおよび非標準機能コマンド
NSFのどのような組合せによって構成されるビット列
を用いてもよい。
【0032】図6は、請求項2に記載の発明に対応した
実施例を示す図である。本発明の特徴とする構成は、本
実施例では、コマンド送信処理部411(412)にあり、
伝送装置の基本構成は図3および図6に示すものと同様
である。
【0033】図において、ディジタル回線から受信され
た信号は、コマンド中継受信部61 1(612)およびコマ
ンド送信部621(622)を介して変調器451(452)に
与えられる。さらに、コマンド中継受信部611(612)
は、切り替え制御部421(422)に接続される。
【0034】なお、本実施例と図2に示すブロック図と
の対応関係については、コマンド中継受信部611 は適
合化制御手段21に対応し、コマンド受信処理部391
のコマンド中継送信部521 は通知手段23に対応し、
その他は請求項1に記載の発明と同様である。
【0035】以下、図3〜図6を参照して本実施例の動
作を説明する。伝送装置312 のコマンド受信処理部3
2 では、音声疎通モードからファクシミリ伝送モード
への切り替えを完了すると、コマンド検出部512 がコ
マンド中継送信部522 を介して伝送装置311にファ
クシミリ伝送モードの設定完了通知を送出する(図5
(4))。
【0036】一方、伝送装置311 のコマンド送信処理
部411では、コマンド中継受信部611 は、ディジタ
ル回線から受信されたファクシミリ信号と上述した設定
完了通知に対応したビット列との相関をとり、その相関
結果に応じてファクシミリミリ伝送モードの設定完了通
知を検出すると、切り替え制御部421 を介してセレク
タ441 にファクシミリ伝送モードへの切り替え指令を
送出する。セレクタ441 は、その切り替え指令に応じ
て変調器451 の出力をファクシミリ装置71 1 に接続
して伝送装置311 をファクシミリ伝送モードに設定す
る(図5(5))。ファクシミリ伝送モードでは、ディジタ
ル回線から受信されたファクシミリ信号は、コマンド送
信処理部411 、変調器451 およびセレクタ441
介してファクシミリ装置711 側に与えられる。
【0037】このように本実施例によれば、設定完了通
知は、通常のファクシミリ信号と同様のフレーム構成に
基づくディジタル信号としてディジタル回線に送出され
るので、請求項1に記載の発明と同様に、ファクシミリ
信号(初期識別コマンドを含む)および通話中の音声信
号による誤検出に対して十分なマージンを確保して相関
検出される。したがって、発信側のファクシミリ装置と
ディジタル回線とのインタフェースをとる伝送装置は、
確実にファクシミリ伝送モードに設定される。
【0038】なお、コマンド受信処理部391(392
およびコマンド送信処理部411(412 )については、
専用のハードウエアを用いて構成できるが、例えば、そ
の一部をマイクロプロセッサその他のソフトウエアの制
御により構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ファク
シミリ装置の運用形態およびファクシミリ呼の種類の如
何にかかわらず得られる初期識別コマンドおよび通知情
報に基づいて、ディジタル回線を介して対向する2つの
伝送装置をファクシミリ伝送モードに設定するタイミン
グを得る。また、これらの信号は所定の相関処理によっ
て確実に検出され、かつ音声信号による誤検出も防止さ
れるので、ファクシミリ伝送モードの設定動作が確実に
行われる。
【0040】したがって、ディジタル回線を介してファ
クシミリ信号を伝送するシステムでは、伝送処理の信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】本発明を適用した伝送装置の構成例を示す図で
ある。
【図4】請求項1に記載の発明に対応した実施例を示す
図である。
【図5】請求項1、2に記載の発明に対応した実施例の
動作を説明する図である。
【図6】請求項2に記載の発明に対応した実施例を示す
図である。
【図7】従来のファクシミリ信号の伝送方式の構成例を
示す図である。
【符号の説明】
11 電話器 13 ファクシミリ装置 15 伝送装置 17 制御手段 21 適合化制御手段 23 通知手段 311 ,312 ,721 ,722 伝送装置 321 ,322 送信部 331 ,332 受信部 341 ,342 A/D変換器 351 ,352 復調器 361 ,362 ,421 ,422 切り替え制御部 371 ,372 音声符号化器 381 ,382 ,441 ,442 セレクタ 391 ,392 コマンド受信処理部 401 ,402 音声復号化器 411 ,412 コマンド送信処理部 431 ,432 D/A変換器 451 ,452 変調器 511 ,512 コマンド検出部 521 ,522 コマンド中継送信部 611 ,612 コマンド中継受信部 621 ,622 コマンド送信部 711 ,712 ファクシミリ装置 731 ,732 電話器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛山 裕 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 森 秀樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を送受する電話器(11)と、 着信端末として具備された機能を示す初期識別コマンド
    と所定の通信制御手順に応じた制御情報とをアナログの
    ファクシミリ信号によって送受するファクシミリ装置
    (13)と、 無通話時に前記音声信号に適合した信号変換を行う音声
    疎通モードで待機し、かつ前記ファクシミリ信号に適合
    した信号変換を行うファクシミリ伝送モードと、前記音
    声疎通モードとの間を所定の手順に応じて切り替えて前
    記電話器(11)および前記ファクシミリ装置(13)
    とディジタル回線とのインタフェースをとる伝送装置
    (15)とを備えたファクシミリ信号伝送方式におい
    て、 前記インタフェースがとられるファクシミリ装置(1
    3)から送出されたファクシミリ信号の内容を監視し、
    その内容から前記初期識別コマンドが検出されたときに
    前記伝送装置(15)を前記ファクシミリ伝送モードに
    設定する制御手段(17)を備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ信号伝送方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、 ディジタル回線を介して受信されるファクシミリ信号の
    内容を監視し、その内容から前記ディジタル回線を介し
    て対向する伝送装置におけるファクシミリ伝送モードの
    設定完了を示す通知情報が検出されたときに、伝送装置
    (15)を前記ファクシミリ伝送モードに設定する適合
    化制御手段(21)を備え、 前記伝送装置(15)には、ファクシミリ伝送モードの
    設定完了時にその完了を示す通知情報を前記ディジタル
    回線に送出する通知手段(23)を備えたことを特徴と
    するファクシミリ信号伝送方式。
JP3186392A 1991-07-25 1991-07-25 フアクシミリ信号伝送方式 Withdrawn JPH0530335A (ja)

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