JPH0530299U - セグメントの接合部構造 - Google Patents

セグメントの接合部構造

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JPH0530299U
JPH0530299U JP5797392U JP5797392U JPH0530299U JP H0530299 U JPH0530299 U JP H0530299U JP 5797392 U JP5797392 U JP 5797392U JP 5797392 U JP5797392 U JP 5797392U JP H0530299 U JPH0530299 U JP H0530299U
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wedge
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joint plate
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宗男 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シードル工法用セグメントの継手構造を自動
組立ができるものとする。 【構成】 セグメント周縁の継手板の内面に、端部にお
いて開口し、直線状溝部に続いて内部において略六角形
状をなす拡大した楔孔を形成した継手金具を固着し、接
合するセグメントを突合せて前記開口を合致させ、直線
状部両端に略六角形状をなす拡大頭部を有する楔を前記
接合するセグメントに跨がるように楔孔に挿入し、かつ
楔の中間の凹溝に継手板が重なった状態で嵌合してあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案はシールド工法に使用されるセグメントの接合部構造に関するもので ある。
【０００２】
【従来の技術】
従来の鋼製セグメントまたはコンクリートセグメントは、四周囲に設けた継手 板に一定間隔にボルト孔を穿設し、このボルト孔に挿通したボルトをナットによ り緊結してセグメント同士を接合する構造が一般的であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構造ではボルト孔にボルトを挿通し、ナットで緊結 する作業を総て人力によって行われなければならず、非常に多くの手間と時間を 必要とするものであって、接合作業の自動化が困難であった。また締付トルクが オーバーするとセグメントの接合部にクラックを生ずる恐れがあった。
【０００４】 この考案は前記事情に鑑み開発されたもので、接合部の構成を簡素化すること により、ロボット等による接合作業の自動化が実施可能になり、作業手間と時間 を大幅に短縮しうる接合装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この考案の要旨とする構成は、セグメント周縁の継手板の内面に、端部におい て開口し、直線状溝部に続いて内部において略六角形状をなす拡大した楔孔を形 成した継手金具を固着し、接合するセグメントを突合せて前記開口を合致させ、 直線状部両端に略六角形状をない拡大頭部を有する楔を前記接合するセグメント に跨がるように楔孔に挿入し、かつ楔７の中間の凹溝に継手板が重なった状態で 嵌合してなる。
【０００６】
【実施例】
以下、図示した実施例に基いて説明する。１は鋼製セグメントを示すものであ る。このセグメント１は弯曲してなり、その接合部の四周囲端部に内面に突設す る継手板２が固着してある。また継手板２の内側面には継手金具３が一定間隔に 取付けてある。この継手金具３は継手板２と同一高さの直方体状に形成してあり 、その表面には楔孔４が設けてある。この楔孔４は端部において開口し、直線状 溝部に続いて内部において略六角形状をなす拡大した形状をなし、第１図の場合 楔孔４は長方形の二隅角部を斜めに削いだ変形六角形状に形成され、さらに直線 状に継手板２に開口しており、変形六角形状部分が膨出した状態に形成してある 。
【０００７】 そして幅方向に取付けたピース間接合用の継手板２の対向する継手金具３に跨 がって周方向に平行に縦リブ５が取付けてあり、また周方向に取付けたリング間 接合用の継手金具の中間には幅方向に平行な中間桁６が取付けてある。
【０００８】 さらに楔７の挿入部の継手板２は略半分切除してあり、また楔７にも中間に凹 溝９を形成してあり、この凹設９に継手板２が重なった状態で嵌合する。
【０００９】 楔７は開口を合致させた楔孔４に嵌合しうるように直線状部両端に略六角形状 をなす拡大頭部８を有しており、接合するセグメント１，１に跨がるように楔孔 ４に挿入される。
【００１０】 図４、図５は楔孔４、楔７の変形例を示したものである。
【００１１】
【考案の効果】
この考案は前記構成からなり、セグメント相互をセグメント間に跨がる楔の挿 入と楔中間の凹溝に重なった継手板を嵌合することによって簡便、かつ確実に接 合できる。また楔拡大部は略六角形状で接触面が分散し応力集中を避けることが できる。しかも楔は一方に押して挿入するだけであるからロボットにより自動組 立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の接合装置の正面図である。
【図２】Ｂ−Ｂ断面図である。
【図３】Ａ−Ａ断面図である。
【図４】楔孔の正面図である。
【図５】他の楔孔の正面図である。
【符号の説明】
１…セグメント、２…継手板、３…継手金具、４…楔
孔、５…縦リブ、６…中間桁、７…楔、８…拡大頭部、
９…凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 セグメント周縁の継手板２の内面に、端
    部において開口し、直線状溝部に続いて内部において略
    六角形状をなす拡大した楔孔４を形成した継手金具３を
    固着し、接合するセグメントを突合せて前記開口を合致
    させ、直線状部両端に略六角形状をなす拡大頭部８を有
    する楔７を前記接合するセグメントに跨がるように楔孔
    ４に挿入し、かつ楔７の中間の凹溝９に継手板２が重な
    った状態で嵌合してなることを特徴とするセグメントの
    接合部構造。
JP1992057973U 1992-08-18 1992-08-18 セグメントの接合部構造 Expired - Lifetime JPH0743274Y2 (ja)

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JPH0530299U true JPH0530299U (ja) 1993-04-20
JPH0743274Y2 JPH0743274Y2 (ja) 1995-10-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505491A (ja) * 1973-05-17 1975-01-21
JPS5425607U (ja) * 1977-07-21 1979-02-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505491A (ja) * 1973-05-17 1975-01-21
JPS5425607U (ja) * 1977-07-21 1979-02-20

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