JPH0530299A - 発光源断線検出機能付イメージ読取装置 - Google Patents

発光源断線検出機能付イメージ読取装置

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JPH0530299A
JPH0530299A JP3207574A JP20757491A JPH0530299A JP H0530299 A JPH0530299 A JP H0530299A JP 3207574 A JP3207574 A JP 3207574A JP 20757491 A JP20757491 A JP 20757491A JP H0530299 A JPH0530299 A JP H0530299A
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JP
Japan
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image
data
card
light emitting
unit
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JP3207574A
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Inventor
Satoshi Narita
聡 成田
Tetsuya Yamada
哲也 山田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人を介在せずに発光源の断線を検出する。 【構成】 イメージ読取部1の発光源14の消灯時に予
め読取られたイメージがデータ化されてイメージ格納手
段22に格納される。そして、イメージ読取部1の発光
源14の点灯時に読取ったイメージデータと、当該イメ
ージ格納手段22に格納されたイメージデータとが比較
手段26により比較され、両イメージデータが予め設定
した一定の誤差範囲内に入った場合、発光源14の断線
が生じたと判断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光源の断線を検出す
る機能を備えたイメージ読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イメージ読取装置は、光学式のものにあ
っては、一般に、発光源やCCD等を備えており、発光
源による媒体上の反射光をCCDで受光して媒体のイメ
ージを読み取っている。このようなイメージ読取装置の
一例として、金融機関等に設置された自動取引装置に組
み込まれたエンボス読取装置がある。エンボスとは、銀
行等の取引で使用するキャッシュカード等にプレス加工
等により突出した状態で設けられた文字あるいは記号を
いう。エンボス読取装置とは、この文字や記号をイメー
ジデータとして読み取る装置をいう。
【0003】従来、エンボス読取装置を搭載した自動取
引装置は、CCDセンサでカード表面を走査し、データ
を2値化処理し、ジャーナル用紙等のデータを記録する
媒体に保存していた。ジャーナルとは、銀行側に取引の
証拠として残すものであり、紙、及びハードディスク
(HD)、フロッピディスク(FD)等の記録媒体に記
録される。そして、ジャーナル等に記録された取引デー
タと共に、取引の証拠として取引で使用されたカードの
エンボスのイメージをレシート等に印刷出力していた。
【0004】この場合、従来の装置では、以下のように
してエンボスを読み取っていた。まず、カード表面を走
査した際のデータを読取領域全般に亘って積分した結
果、即ち各々のデータを全て加算した結果をカードの特
徴データとする。そして、その特徴データにより読み取
ったカードのイメージの濃度を判別し、カードの濃度に
対して特徴データに大小を付ける。その後、その濃度に
応じてレシート印字する際にその画素に点を打つか打た
ないかを決めるためにデータを2値化する。尚、この2
値化の際に濃度に応じた補正を加える画像処理を行な
う。即ち、強調処理又は誤差拡散等の方法により補正を
加える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、エ
ンボス読取装置の発光部が断線した場合、この断線は、
エンボスのイメージデータをレシート及びジャーナルに
出力して、人が目で確認しなければ検出できなかった。
また、上述したエンボス読取装置が搭載される自動取引
装置においては、イメージデータを顧客に発行するレシ
ートへ印字するため、エンボス読取装置の発光部が断線
した場合、レシートのエンボスイメージ部が真っ黒にな
る。従って、自動取引装置で取引を行なった顧客により
苦情等が出されることになり、この苦情により、初めて
発光部の断線が検出される。
【0006】一方、レシートへ印字せずに、ジャーナル
へ記録する場合は、自動取引装置を管理する人が、ジャ
ーナルを検査してエンボス読取装置の発光部の断線を検
出する。このように、エンボス読取装置の発光部の断線
は人が介在しないと検出不可能であるという問題があ
る。また、発光部の断線が検出されないまま取引が行な
われると、取引時のエンボス読取結果を、取引の証拠と
して利用したい場合において、不都合であるという問題
がある。本発明は、以上の点に着目してなされたもの
で、発光源の断線を人を介在せずに検出できるようにし
た発光源断線検出機能付イメージ読取装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の発光源断線検出
機能付イメージ読取装置は、媒体のイメージを読み取る
イメージ読取部と、当該イメージ読取部の発光源の消灯
時に予め読取ったイメージをデータ化して格納するイメ
ージ格納手段と、前記イメージ読取部の発光源の点灯時
に読取ったイメージデータと、当該イメージ格納手段に
格納されたイメージデータとを比較した結果、両イメー
ジデータが予め設定した一定の誤差範囲内に入った場
合、前記発光源の断線が生じたと判断する比較手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の発光源断線検出機能付イメージ読取装
置においては、イメージ読取部の発光源の消灯時に予め
読取られたイメージがデータ化されてイメージ格納手段
に格納される。そして、イメージ読取部の発光源の点灯
時に読取ったイメージデータと、当該イメージ格納手段
に格納されたイメージデータとが比較手段により比較さ
れ、両イメージデータが予め設定した一定の誤差範囲内
に入った場合、発光源の断線が生じたと判断される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のイメージ読取装置の一実
施例のブロック図である。図示の装置は、イメージ読取
部1と、全体制御部2と、画像処理部3とから成る。イ
メージ読取部1は、A/D変換部12と、CCDセンサ
13と、発光源14と、ドライバ25とを備えている。
A/D変換部12は、CCDセンサ13により読み取っ
た画像データをアナログ値からディジタル値へ変換す
る。
【0010】CCDセンサ13は、周知のように光電変
換により画像データを読み取る。発光源14は、カード
15の表面に光を照射する。ドライバ25は、CCDセ
ンサ13及び発光源14を駆動するための回路である。
全体制御部2は、イメージ格納手段22と、比較手段2
6とを備えている。イメージ格納手段22は、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)から成り、発光源14
を消灯した状態で読み取ったイメージの特徴データを格
納する。比較手段26は、発光源14を点灯した状態で
読み取ったイメージの特徴データと、イメージ格納手段
22に格納された特徴データとを比較する。画像処理部
3は、画像メモリ16、20と、カード特徴検出部17
と、濃度変換処理部18と、2値化処理部19と、イン
タフェース23とを備えている。
【0011】画像メモリ16は、RAMから成り、A/
D変換された後の多値データを格納する。カード特徴検
出部17は、画像メモリ16内の多値データを加算し、
合計値を算出する。濃度変換処理部18は、カード15
の特徴データに応じ、多値データを変換処理する。2値
化処理部19は、濃度変換処理部18により変換処理さ
れたデータを2値(“0”と“1”)にする。画像メモ
リ20は、RAMから成り、2値データを格納する。イ
ンタフェース23は、画像処理後の画像データを印字部
24へ送るためのインタフェースである。
【0012】図2は、自動取引装置の外観図である。図
示のように、自動取引装置の前面には、通帳挿入/排出
口31と、硬貨入出金部32と、顧客操作部33と、カ
ード挿入/排出口34と、紙幣入出金部35とが設けら
れている。図1のカード15は、カード挿入/排出口3
4から顧客により挿入される。
【0013】次に、上述した装置の動作を説明する。自
動取引装置内に当該装置で取扱い可能なカード15が挿
入されると、当該カード15はイメージ読取部1のCC
Dセンサ13下へ搬送される。CCDセンサ13下へカ
ードが搬送されたことを検出すると、カード15上方の
発光源14を点灯する。そして、カード15を搬送させ
ながら、当該カード15表面のエンボス部及び地紋部を
CCDセンサ13で読み取る。この際、カード15の画
像データはA/D変換部12でディジタル信号化、即ち
多値データ化される。そして、この多値データを読取領
域全般に亘って加算し、合計値を算出する。この合計値
がカード15の特徴データとなる。このカード特徴デー
タに応じて画像処理を行ない、カードイメージデータを
2値化する。
【0014】即ち、A/D変換部12でディジタル信号
化された多値データは、画像メモリ16に入り、そのカ
ードの特徴に応じ、濃度変換処理部18で濃度変換さ
れ、2値化処理部19で2値化される。この2値データ
は、画像メモリ20に取り込まれ、インタフェース23
を介して印字部24へ送られる。次に、読取用の発光源
14の断線を検出する方法について説明する。
【0015】図3は、取引前の手順を説明するフローチ
ャートである。自動取引装置の取引前、つまり、イニシ
ャライズ時あるいは取引直前等において、カード15が
ないとき、発光源14を消した状態でエンボス読取領域
の画像をCCDセンサ13で読み取る(ステップS
1)。自動取引装置のイニシャライズ時に本処理を行な
う場合は、自動取引装置の電源の投入をトリガとして本
プログラムを起動するようにする。また、このような読
取動作は、従来のイメージ読取装置では行なわれていな
い。従って、カード15が入って来なくでも、通常通り
にCCDセンサ13が画像を読めるようにする動作モー
ドを新しく設ける必要がある。
【0016】この動作モードは、具体的には以下のよう
なものである。即ち、図1において、ドライバ25がC
CD13及びA/D変換部12にのみ駆動信号を出力す
るモードである。つまり、従来はドライバ25がCCD
13、A/D変換部12及び発光源14に対し、同時に
駆動信号を出力するモードしかなかったので、これに加
えて、上述のような動作モードを新しく設けるのであ
る。このようにして読み取られた画像データは、通常取
引時と同様にA/D変換部12によりA/D変換され、
多値データを読取領域全般にわたり加算し、合計値を算
出する。つまり、いわば、擬似発光源断線特徴データ
(合計値)を算出する。そして、この擬似発光源断線特
徴データをイメージ格納手段22に格納しておく(ステ
ップS2)。
【0017】図4は、取引後の手順を説明するフローチ
ャートである。まず、通常通り発光源14を点灯した状
態でエンボス読取領域の画像をCCDセンサ13で読み
取る(ステップS3)。そして、この読取により作成さ
れたカード読取特徴データと、擬似発光源断線特徴デー
タとを取引毎に比較する(ステップS4)。この比較の
際、5%のマージンをとる。即ち、カード読取特徴デー
タが、擬似発光源断線特徴データの1.05倍より小さけれ
ば、発光源14は断線していると判断する(ステップS
5)。その後、取引を中止し、エラーとして利用者に知
らせる(ステップS6)。このような5%のマージンを
とった理由は、以下である。
【0018】擬似発光源断線特徴データの検出を電源投
入時に行なっている。ところが、電源投入時は電源電圧
等が不安定であり、イメージセンサの出力が安定しな
い。従って、電源安定化後のセンサ出力により得られた
カード読取特徴データとの食い違いが出る。即ち、例え
ば、電源投入時のセンサ出力が電圧変動によって安定時
より5%高くなった場合、擬似発光源断線特徴データの
値は真の発光源断線時の特徴データの値より5%高くな
る。このとき、取引時のカード15が黒い色のカードで
あるとすると、センサ出力値は擬似発光源断線特徴デー
タの値より下回ることになり、発光源14が断線してい
ないにもかかわらず、断線していると判定してしまうお
それがある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発光源断
線検出機能付イメージ読取装置によれば、取引前に擬似
発光源断線状態での媒体の特徴データを算出し、その値
を記憶しておき、この記憶値を、取引毎に取引されたカ
ードの特徴データと比較するようにしたので、人を介在
せずに発光源の断線を検出することができる。これによ
り、従来のように、エンボス等のイメージデータをレシ
ート又はジャーナルに出力して人が発光源の断線を検出
する必要がなくなり、確実に取引の証拠としてカードの
エンボスイメージを残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイメージ読取装置の一実施例のブロッ
ク図である。
【図2】自動取引装置の外観図である。
【図3】取引前の手順を説明するフローチャートであ
る。
【図4】取引後の手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 イメージ読取部 2 全体制御部 3 画像処理部 12 A/D変換部 13 CCDセンサ 14 発光源 15 カード 22 イメージ格納手段 26 比較手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 媒体のイメージを読み取るイメージ読取
    部と、 当該イメージ読取部の発光源の消灯時に予め読取ったイ
    メージをデータ化して格納するイメージ格納手段と、 前記イメージ読取部の発光源の点灯時に読取ったイメー
    ジデータと、当該イメージ格納手段に格納されたイメー
    ジデータとを比較した結果、両イメージデータが予め設
    定した一定の誤差範囲内に入った場合、前記発光源の断
    線が生じたと判断する比較手段とを備えたことを特徴と
    する発光源断線検出機能付イメージ読取装置。
JP3207574A 1991-07-24 1991-07-24 発光源断線検出機能付イメージ読取装置 Pending JPH0530299A (ja)

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JPH0530299A true JPH0530299A (ja) 1993-02-05

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ID=16542010

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JP3207574A Pending JPH0530299A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 発光源断線検出機能付イメージ読取装置

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