JPH06203205A - カードのイメージ読み取り装置 - Google Patents

カードのイメージ読み取り装置

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JPH06203205A
JPH06203205A JP5000999A JP99993A JPH06203205A JP H06203205 A JPH06203205 A JP H06203205A JP 5000999 A JP5000999 A JP 5000999A JP 99993 A JP99993 A JP 99993A JP H06203205 A JPH06203205 A JP H06203205A
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JP
Japan
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card
image data
image
reading
image sensor
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JP5000999A
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Inventor
Taketo Sekiguchi
武人 関口
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カード表面が白から黒の多種多様なデザイン
カードにおいても、常に鮮明なイメージ画像を得ること
ができるカードのイメージ読み取り装置を提供する。 【構成】 一方はカード100表面からの正反射光成分
を、他方は乱反射光成分を、読み取る角度に配置される
1次元イメージセンサ102に対応する2本のLEDラ
イン光源103,104を設け、それぞれの光源をセン
サ102の読み取りライン周期で交互に発光させ、正反
射と乱反射の2種のイメージデータをフレームメモリ1
08で記憶し、2種のイメージデータからカードの地肌
色の特徴を特徴抽出回路107で検出し、この回路10
7からの出力信号に基づいて、フレームメモリに記憶さ
れた2種のイメージデータのうち、一方のデータを選択
して読み出しする制御部を設けて、カード100の地肌
色に合った最適なイメージデータを自動的に読み出し、
これを最終イメージデータとしてプリンタ110から印
字出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等で使用され
る自動取引装置(ATM)や現金自動払出機(CD)の
カードのイメージ読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、銀行等の金融機関に設置されて
いるATMやCDでは、キャッシングカードと呼ばれる
磁気ストライプ付きのカードを使用して、取引の際の顧
客本人を照合している。顧客が、このカードを使用して
ATM等を操作するとカードの磁気ストライプに記憶さ
れている情報に基づいて、装置内部で顧客が希望する取
引、すなわち、入金、出金、振り込み等の業務が行われ
る。
【0003】その際、この取引業務と併せてキャッシン
グカード上に凸加工された文字、すなわち、エンボス文
字で記録されている口座番号、氏名等の情報をATMの
装置内部で印刷し、1枚を顧客に取引明細書として提供
するほか、もう1枚を取引の証として金融機関が保存し
ている。一般に、このエンボス文字領域の印刷は、エン
ボス文字領域に感圧紙をあて、その上をローラ等で押し
当てる感圧方式が採用されていたが、最近では、このエ
ンボス文字領域を光学的に読み取り、得られたイメージ
データを各種信号処理した後、イメージ画像としてプリ
ンタで印字出力し、これを顧客に提供したり、取引の証
として金融機関で保存するカードのイメージ読み取り装
置が主流となってきた。
【0004】図5に従来のエンボス文字領域を光学的に
読み取るカードのイメージ読み取り装置の構成図を示
す。図中、500は読み取り中のカードを示し、501
は集束性ロットレンズアレイ、502は1次元イメージ
センサ、503はカード表面を照明するLED光源等で
ある。更に、504はセンサ駆動回路、505はA/D
変換回路、506は信号処理回路、507はプリンタ、
508はLED光源を駆動するLED駆動回路である。
【0005】図6はかかる従来のカードのイメージ読み
取り装置の光学系配置図であり、例えば、光源として用
いられるLED光源からの照射光がカード表面で反射す
る様子を示す光強度分布の拡大図である。図中、600
は読み取り中のカード、601はカード表面に対して垂
直に配置されたロットレンズアレイ、602は1次元イ
メージセンサ、603はカード表面の垂直方向に対して
所定の角度、例えば右方向に−β°傾けて配置したLE
D光源である。ここで、604は図中のLED光源60
3からの照射光による、例えば、白系統カードの表面か
ら得られる反射光の光強度分布図で、矢印605に示す
反射光成分は、カード表面からの正反射光成分を示し、
矢印606は乱反射光成分を示す。この矢印606の乱
反射光成分がロットレンズアレイ601を介して、1次
元イメージセンサ602上に結像され、ここで光電変換
が行われてアナログ読取信号となる。この正反射光成分
と乱反射光成分の大小関係は、一般に、正反射光成分が
大きいことは言うまでもない。すなわち、光学系配置か
らみて、従来のカードのイメージ読み取り装置は、カー
ド表面からの乱反射光成分を読み取る乱反射光読み取り
方式を採用していることになる。
【0006】図5において、カード500が何らかの手
段で矢印510の方向に搬送されて1次元イメージセン
サ502の下にくると、LED光源503の照射光によ
りカード表面が照明される。このLED光源503はL
ED駆動回路508に接続されており、このLED光源
503に供給される駆動電圧は、カードのイメージ読み
取り装置に使用される最も白いカードにおける乱反射光
成分で、1次元イメージセンサが飽和しないように設定
されている。
【0007】照明されたカードからの乱反射光成分は、
ロットレンズアレイ501を介して1次元イメージセン
サ502上に結像され、ここでセンサ駆動回路504の
制御により光電変換が行われる。光電変換された微弱な
アナログ読み取り信号は、図示しない増幅回路で所定の
レベルに増幅された後、次段のA/D変換回路505
で、例えば1画素8ビット(256階調)の多値の濃度
を表すデジタル信号に変換された後、信号処理回路50
6に供給され、ここで各種信号処理をした後、プリンタ
507で印字出力し、これをカードのイメージ画像とし
て使用する方法を採用している。
【0008】ここで、前記した図6に示される光学系配
置図でLED光源の配置をカード表面の垂直方向に対し
て所定の角度を持たせ、カードからの乱反射光成分だけ
を読み取る乱反射光読み取り方式を採用する理由を以下
に述べる。 (1)カードのイメージ画像作成において、特に、凸加
工されたエンボス文字の判読を容易にするための方法と
して、ここでは、光源の照射角度とエンボス文字の凸型
形状との角度関係から発生する正反射光や陰影の反射光
量と、カード表面の平坦部からの反射光量とのレベル差
をイメージデータとして扱う方法、すなわち、この両者
のレベル差をプリンタの印字濃度で表現する必要性から
所定の角度を持たせて配置する必要がある。
【0009】(2)カード表面が鏡面に近い金色、銀
色、ホログラム処理等のカードのイメージ読み取りで
は、カード表面から直接反射してくる正反射光成分の絶
対量が圧倒的に大きくなり、1次元イメージセンサを飽
和させて全体のイメージ品位を低下させるので、ここで
も必然的に乱反射光読み取り方式が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
金融機関等で利用されるキャッシングカードは、白系統
カードから黒系統カードまで多種多様なデザインカード
が流通し始めてきた結果、前記した従来技術の乱反射光
読み取り方式のイメージ読み取りでは、カード表面が比
較的明るい白系統カードに対してはある程度満足された
イメージ画像が得られていたが、乱反射光成分の絶対量
が少ない黒系統カードに対しては、殆どエンボス文字の
判読可能なイメージ画像を得ることは難しいという問題
が発生してきている。
【0011】その原因は、従来の乱反射光読み取り方式
におけるLED光源の照射角度や照射強度が、前述した
ように、常に白系統カードにおける凸型エンボス文字の
形状から発生する正反射光や陰影の反射光量と、カード
表面の平坦部の反射光量のレベル差がある程度大きく現
れるように設定しているので、カード表面が比較的明る
いカードに対しては、一応満足されたイメージ画像が得
られるが、黒系統カードに対しては、カード表面からの
乱反射光成分の絶対量の不足から、最終印字出力のイメ
ージ画像が黒く潰れて、エンボス文字を判読することが
できないという問題を有している。
【0012】本発明は、以上述べた白系統カードの読み
取りを考慮した従来のカードのイメージ読み取り装置に
おいて、黒系統カードのエンボス文字の判読ができない
という問題点を除去し、カード表面が白から黒の多種多
様なデザインカードにおいても、常に鮮明なイメージ画
像を得ることができるカードのイメージ読み取り装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、イメージセンサを含む光学系と該イメー
ジセンサから得られる信号を処理する信号処理系を具備
し、カードの凸型形状をなすエンボス文字で構成される
エンボス領域を読み取るカードのイメージ読み取り装置
において、一方は前記カード表面からの正反射光成分を
読み取る角度に配置され、他方は前記カード表面の乱反
射光成分を読み取る角度に配置される前記イメージセン
サに対応する2本のライン光源と、それぞれのライン光
源をイメージセンサの読み取りライン周期で交互に発光
させる手段と、前記光学系で得られる、正反射イメージ
データと乱反射イメージデータの2種のイメージデータ
を記憶するフレームメモリと、前記2種のイメージデー
タから前記カードの地肌色の特徴を検出する特徴抽出回
路と、該特徴抽出回路からの出力信号に基づいて、前記
フレームメモリに記憶された2種のイメージデータのう
ち、一方のイメージデータを選択して読み出しする制御
部と、前記カードの地肌色に合った最適なイメージデー
タを自動的にフレームメモリから読み出し、これを最終
イメージデータとして印字出力する手段とを設けるよう
にしたものである。
【0014】また、一本のライン光源と、前記カード表
面からの反射光のうちの正反射光成分を読み取る角度に
配置される第1系統のイメージセンサと、カード表面か
らの反射光のうちの乱反射光成分を読み取る角度に配置
される第2系統のイメージセンサとからなる2系統のイ
メージセンサと、該2系統のイメージセンサで得られ
る、正反射イメージデータと乱反射イメージデータの2
種のイメージデータを記憶するフレームメモリと、前記
2種のイメージデータから前記カードの地肌色の特徴を
検出する特徴抽出回路と、該特徴抽出回路からの出力信
号に基づいて、前記フレームメモリに記憶された2種の
イメージデータのうち、一方のイメージデータを選択し
て読み出しする制御部と、前記カードの地肌色に合った
最適なイメージデータを自動的にフレームメモリから読
み出し、これを最終イメージデータとして印字出力する
手段とを設けるようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、上記のように、第1の実施例
では、 (1)光学系の構成において、1本のイメージセンサに
対して、正反射光成分を読取るために配置されたLED
光源と、乱反射光成分を読取るために配置されたLED
光源を配置する。
【0016】(2)2本のLED光源の点灯時間を、イ
メージセンサの読み取り周期で交互に切換えることによ
り、イメージセンサから出力されるイメージデータは、
イメージセンサの読み取り周期に同期した正反射光成分
と乱反射光成分の2種類のイメージデータが交互に得ら
れる。 (3)カード読み取り操作中は得られた2種類のイメー
ジデータを、フレームメモリに記憶するのと同時に、使
用されたカードが黒系統か白系統かを判断するための特
徴抽出回路へイメージデータを送出する。
【0017】(4)読み取り操作終了と同時に、特徴抽
出回路の出力信号に基づいてカードが、黒系統か白系統
かを判断し、カードが黒系統と判断されれば、正反射光
成分のイメージデータを、白系統と判断されれば、乱反
射光成分のイメージデータをフレームメモリから読み出
し、以後、各種信号処理した後、最終段のプリンタで印
字出力し、これをカードのイメージ画像として扱う。
【0018】また、上記のように、第2の実施例では、 (1)光学系の構成において、カード表面からの反射光
を読み取る手段として、1本のLED光源の照射光から
得られるカード表面の反射光の中から、正反射光成分を
読取るために配置されたイメージセンサと、乱反射光成
分を読取るために配置されたイメージセンサを配置す
る。
【0019】(2)2本のイメージセンサを同一駆動タ
イミングで駆動することにより、それぞれのイメージセ
ンサから得られる読み取り信号は、カード表面の正反射
光イメージデータと、乱反射光イメージデータとの2種
類が同時に出力される。 (3)カード読み取り操作中は得られた2種類のイメー
ジデータをフレームメモリに記憶するのと同時に、使用
されたカードが黒系統か白系統かを判断するための特徴
抽出回路へイメージデータを送出する。
【0020】(4)読み取り操作終了と同時に特徴抽出
回路で使用されたカードが、黒系統か白系統かを判断
し、カードが黒系統と判断されれば、正反射光のイメー
ジデータを、白系統と判断されれば、乱反射光のイメー
ジデータをフレームメモリから読み出し、以後、各種信
号処理した後、最終段のプリンタで印字出力し、これを
カードのイメージ画像として扱う。
【0021】したがって、カードのイメージ読み取り装
置に使用される白から黒の多種多様なデザインカードに
おいても、常に鮮明なイメージ画像を得ることができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示
すイメージセンサを用いたカードのイメージ読み取り装
置の構成図である。図中、100は読み取り中のカード
を示し、101は集束性ロットレンズアレイ、102は
一次元イメージセンサである。また、103は黒系統カ
ードの読み取りに使用する正反射光用LED光源、10
4は白系統カード読み取りに使用する乱反射用光用LE
D光源を示す。更に、105はセンサ駆動回路、106
はA/D変換回路、107は特徴抽出回路、108はフ
レームメモリ、109は信号処理回路、110はプリン
タ、111はLED光源を駆動するLED駆動回路であ
る。
【0023】また、図2に、本発明の第1実施例を示す
1本の1次元イメージセンサに対して2本のLED光源
で正反射光読み取り方式と乱反射光読み取り方式の2系
統を可能にする光学系の詳細な配置図を示す。図中、カ
ード200の垂直方向に対して、例えば、光電変換系を
構成するロットレンズアレイ201と1次元イメージセ
ンサ202を左方向に角度+α°傾けて配置する。これ
に対して右方向に2本のLED光源を、すなわち、1本
の正反射光用LED光源203を光電変換系とは反対の
右方向の同一角度−α°に傾けて配置することにより正
反射光読み取り方式を可能とし、もう一本の乱反射光用
LED光源204を角度−α°よりさらに傾けた角度−
β°に配置することで乱反射光読み取り方式を可能とし
ている。
【0024】図3に、本発明の第1実施例を示す光電変
換系を構成するロットレンズアレイに対して前記2系統
の光学系から得られる白系統、及び黒系統カード表面か
らの反射光量の比較図を示す。図中300は読み取り中
の白系統、または黒系統カードを示し、301はロット
レンズアレイ、303は正反射光用LED光源、304
は乱反射光用LED光源である。ここで、図3(A)
は、黒系統カードに対して、図3(B)は白系統カード
に対しての、それぞれの反射光量の強度関係で、正反射
光用LED光源303から得られる正反射光成分を実線
の矢印310で示し、乱反射光用LED光源304から
得られる正反射光成分を破線の矢印311、乱反射光成
分を破線の矢印312で示す。この反射光成分がロット
レンズアレイ301を介して、1次元イメージセンサ上
に結像されるのは、矢印310と矢印312であること
は言うまでもない。
【0025】すなわち、図3(A)に示すように、黒系
統カードだけに注目すると、乱反射光用LED光源30
4から得られる矢印312の乱反射光量では、その絶対
光量の不足から、最終出力として得られるイメージ画像
のイメージ品位が劣化するので、反射光量の圧倒的大き
い矢印310に示す正反射光用LED光源303からの
正反射光成分を読み取る方法が有利である。
【0026】反対に、図3(B)に示すように、白系統
カードを注目すると、正反射光用LED光源303から
得られる矢印310の正反射光量では、その絶対光量が
過大であるから、1次元イメージセンサの飽和を招き、
この原因でイメージ品位を劣化させる。したがって、こ
こでは反射光量の小さい矢印312の乱反射光用LED
光源304からの乱反射光成分が有利となる。なお、2
本のLED光源の発光強度は、最終イメージ品位で評価
して、正反射光用LED光源は黒カードで、乱反射光用
LED光源は白カードで、それぞれ最適なイメージ品位
が得られるように、発光強度が設定されていることは言
うまでもない。
【0027】ここで、図1に示すように、1回の読み取
り操作で白系統から黒系統のあらゆるカードに対して、
それぞれ最適なイメージ画像を得るイメージ読み取り方
式の信号処理方法を3段階に分けて説明する。第1段階
として、カード100が何らかの手段で矢印120の方
向に搬送されてきて、1次元イメージセンサ102の下
にくると、LED駆動回路111で1次元イメージセン
サの読み取りライン周期に同期して、かつ交互に点灯制
御された正反射光用LED光源103と、乱反射光用L
ED光源104の2本の光源により、カード100のエ
ンボス領域が照明される。
【0028】また、照明されたカードからの反射光は、
2本のLED光源の点灯制御によって、正反射光成分と
乱反射光成分に時分割され、それぞれの反射光はロット
レンズアレイ101を介して、1次元イメージセンサ1
02上に結像される。結像された反射光は1次元イメー
ジセンサ上で、センサ駆動回路105の制御により光電
変換された後、図示しない増幅回路で所定のレベルに増
幅され、次段のA/D変換回路106に供給される。こ
のA/D変換回路106は、入力された読み取りアナロ
グ信号を、例えば、1画素8ビット(256階調)の多
値の濃度を表すデジタル信号に変換した後、これを、ラ
イン周期交互の2種類のイメージデータ、例えば、奇数
ラインが正反射イメージデータ、偶数ラインが乱反射イ
メージデータとして、次段のフレームメモリ108、及
び特徴抽出回路107へ供給される。
【0029】フレームメモリ108では、図示しないメ
モリアドレス制御部により、読み取りライン単位に正反
射イメージデータと、乱反射イメージデータのデータが
書き込まれる。一方、特徴抽出回路107では読み取り
に使用されたカード表面の特徴を検出するために、1画
面のイメージデータの中から正反射イメージデータと、
乱反射イメージデータとを分離してそれぞれの度数分布
を求める。
【0030】第2段として、カードの読み取りが終了す
ると同時に、特徴抽出回路107で得られた正反射イメ
ージデータと、乱反射イメージデータの2種類の度数分
布からそれぞれのイメージデータの特徴を抽出して、使
用されたカードが白系統か黒系統のカードかを判断す
る。ここで、特徴抽出回路107で、2種類の度数分布
から使用されたカードが白系統か黒系統のカードかを判
断する方法について説明する。
【0031】図4に、前記第1実施例から得られる各カ
ードの2種類の度数分布の一例として、図4(A)に白
系統カード、図4(B)に黒系統カードから得られる度
数分布を示す。図中、実線のグラフaは正反射イメージ
データであり、破線のグラフbは乱反射イメージデータ
の度数分布である。なお、グラフの横軸はイメージデー
タの明るさを表す濃度値で0〜255レベルを、縦軸は
その発生個数を示す。
【0032】ここで、各カードにおける両者の度数分布
を比較すると、白系統カードでは、実線が示す正反射イ
メージデータaが殆ど白方向に飽和しているのに対し
て、破線の乱反射イメージデータbは中間調のレベルが
多く、カードのイメージ画像として有効であり、反対に
黒系統カードでは、破線が示す乱反射イメージデータb
では黒方向に潰れ、実線の正反射イメージデータaがカ
ードのイメージ画像として有効であることを示してい
る。言い換えると、カード表面からの反射光量から考え
ると、白系統カードでは乱反射光成分を、黒系統カード
では正反射光成分のイメージ読み取りが有効であること
を意味する。
【0033】実際は、使用される白から黒までの多種多
様なカードに対して、それぞれの1画面のイメージデー
タから得られる2種類の度数分布から、そのカードに最
適なイメージデータは、正反射イメージデータが有効
か、乱反射イメージデータが有効かをカードの読み取り
終了と同時に判断する。この判断方法として、得られた
2種類の度数分布から求められるそれぞれの最多発生個
数を示す濃度値か、あるいは発生個数が所定の個数以上
になる濃度範囲から判断する方法が考えられる。
【0034】なお、この実施例は、読み取られたイメー
ジデータの度数分布により、カードの特徴を判断してい
るが、他の実施例として、正反射イメージデータと、乱
反射イメージデータの、それぞれの多値データを独立し
て累積加算し、その値からカードの特徴を判断する方法
もある。第3段階として、フレームメモリ108からの
イメージデータ読み出し、信号処理回路109での各種
信号処理、プリンタ110での印字動作を行う。
【0035】フレームメモリの読み出しに際して、図示
しないメモリアドレス制御部で、前記第2段階の特徴抽
出回路107で使用されたカードが、白系統のカードと
判断されれば、偶数ラインの乱反射イメージデータを、
黒系統のカードと判断されれば、奇数ラインの正反射イ
メージデータを読み出して、次段の信号処理回路109
へ供給する。信号処理部では図示しないγ補正処理、及
び階調印字のための擬似階調処理、例えばディザ処理、
誤差拡散処理等により2値化処理を行った後、プリンタ
110で感熱記録方式等の印字方式でイメージデータを
印字出力し、これをイメージ画像として利用する。
【0036】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図7は本発明の第2実施例を示すイメージセンサを
用いたカードのイメージ読み取り装置の構成図である。
図中、700は読み取り中のカードを示し、701はカ
ード表面を照明するLEDライン光源である。更に、7
02は光学系としてカード表面からの反射光のうち、第
1系統として正反射光成分のイメージデータを検出する
ためのロットレンズアレイ、703は1次元イメージセ
ンサである。704はセンサ駆動回路、705はA/D
変換回路である。また、706は第2系統として乱反射
光成分のイメージデータを検出するためのロットレンズ
アレイ、707は1次元イメージセンサ、708はセン
サ駆動回路、709はA/D変換回路である。信号処理
系として、710は特徴抽出回路、711はフレームメ
モリ、712は信号処理回路、713はプリンタ、71
4はLED光源を駆動するLED駆動回路である。
【0037】また、図8に、本発明の第2実施例の1本
のLED光源でカード表面を照射して得られる反射光の
うち、正反射光成分と乱反射光成分を独立して1次元イ
メージセンサで検出する前記2系統の光電変換系の詳細
な配置図を示す。図中、カード800の垂直方向に対し
て、例えば、カード表面を照射するLED光源801を
右方向へ−α°傾けて配置する。そして、このLED光
源に対して第1系統は正反射光成分を読み取るための光
電変換系として、LED光源とは反対方向の左へ同一角
度+α°傾けてロットレンズアレイ802と1次元イメ
ージセンサ803を配置する。更に、第2系統は乱反射
光成分を読み取るための光電変換系として、+α°より
さらに大きく傾けた+β°の位置に、ロットレンズアレ
イ804と1次元イメージセンサ805とを配置するこ
とによって、カード表面の同一位置における正反射光成
分と乱反射光成分を、同時に検出することを可能にして
いる。
【0038】図9に2系統の光電変換系を構成するロッ
トレンズアレイに対して1本のLED光源の照射光で、
白系統カードと黒系統カード表面から得られる反射光の
うち正反射光成分と乱反射光成分の発生レベルを示す。
図中、900は読み取り中の白系統、または黒系統カー
ドを示し、901はLED光源、902は正反射光成分
を読み取るロットレンズアレイ、903は乱反射光成分
を読み取るロットレンズアレイである。また、矢印90
5はLED光源からの照射光を示す。
【0039】ここでLED光源からの照射光に対して、
白系統カード及び、黒系統カードから得られる正反射光
成分と乱反射光成分のレベルの関係は、白系統カードに
おける正反射光成分は矢印910、乱反射光成分は矢印
911となり、黒系統カードにおける正反射光成分は矢
印912、乱反射光成分は矢印913となる。すなわ
ち、白系統カードだけに注目すると、矢印910の正反
射光成分では、その絶対光量が過大となり、イメージセ
ンサの飽和を招き、最終イメージ画像が白く飛んで全体
のイメージ品位を劣化させるので、白系統カードでは矢
印911の乱反射光成分を読み取るのが有利であり、反
対に黒系統カードに注目すると、矢印913の乱反射光
成分では、その絶対光量の不足から最終イメージ画像が
黒く潰れて全体のイメージ品位を劣化させるので、黒系
統カードでは矢印912の正反射光成分が有利となる。
【0040】ここで、図7に示すように、1回の読み取
り操作で白系統から黒系統のあらゆるカードに対して、
それぞれ最適なイメージ画像を得るイメージ読み取り方
式の信号処理方法を3段階に分けて説明する。第1段階
として、カード700が何らかの手段で矢印720の方
向に搬送されて、1次元イメージセンサ703及び1次
元イメージセンサ707の下にくると、LED駆動回路
714で駆動されたLED光源701により、カード7
00のエンボス領域が照明される。
【0041】照明されたカード表面からの反射光のう
ち、正反射光成分は第1系統のロットレンズアレイ70
2を介して、1次元イメージセンサ703上に結像さ
れ、結像された反射光は1次元イメージセンサ上で、セ
ンサ駆動回路704の制御により、光電変換されてアナ
ログ読み取り信号となる。このアナログ読み取り信号は
図示しない増幅回路で所定のレベルに増幅された後、次
段のA/D変換回路705に供給される。一方、乱反射
光成分は第2系統のロットレンズアレイ706を介し
て、1次元イメージセンサ707上に結像され、結像さ
れた反射光は1次元イメージセンサ上で、センサ駆動回
路708の制御により、光電変換されてアナログ読み取
り信号となる。
【0042】このアナログ読み取り信号は、図示しない
増幅回路で所定のレベルに増幅された後、次段のA/D
変換回路709に供給されることになる。なお、ここで
の1次元イメージセンサ703と1次元イメージセンサ
707は、同一駆動タイミングで制御されるセンサ駆動
回路704とセンサ駆動回路708に接続されているの
で、出力される読み取りアナログ信号の出力タイミング
は同一タイミングとなる。
【0043】また、A/D変換回路705とA/D変換
回路709に入力される読み取りアナログ信号のレベル
は、図示しないそれぞれの増幅回路の増幅率を設定する
段階で、最終出力されるイメージ画像のイメージ品位で
評価して、黒系統カードでは正反射成分でのイメージ品
位が、白系統カードでは乱反射光成分でのイメージ品位
が最適になるように調整されていることは言うまでもな
い。
【0044】それぞれのA/D変換回路は、入力された
読み取りアナログ信号を、例えば、1画素8ビット(2
56階調)の多値の濃度を表すデジタル信号に変換した
後、これを、正反射イメージデータと乱反射イメージデ
ータとして、次段のフレームメモリ711、及び特徴抽
出回路710へ供給される。フレームメモリ711では
図示しないメモリアドレス制御部により、1画面単位の
正反射イメージデータと乱反射イメージデータとして、
フレームメモリへのデータ書き込みが行われる。
【0045】一方、特徴抽出回路710では読み取りに
使用されたカード表面の特徴を検出するために、1画面
の正反射イメージデータと乱反射イメージデータとを独
立に、それぞれの度数分布を求める。第2段として、カ
ードの読み取りが終了すると同時に、特徴抽出回路71
0で得られた正反射イメージデータと、乱反射イメージ
データの2種類の度数分布から、それぞれのイメージデ
ータの特徴を抽出して、使用されたカードが白系統か黒
系統のカードかを判断する。
【0046】ここで、特徴抽出回路710から得られた
2種類の度数分布から使用されたカードが、白系統か黒
系統のカードかを判断する方法は、前記した第1実施例
と同様である。つまり、各カードの2種類の度数分布
は、前記した図4のようになり、これに基づいて、カー
ドが白系統か黒系統のカードかを判断する。また、他の
カードの特徴の抽出も第1実施例と同様である。
【0047】第3段階として、フレームメモリ711か
らのイメージデータ読み出し、信号処理回路712での
各種信号処理、プリンタ713での印字動作を行う。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これら
を本発明の範囲から排除するものではない。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、 (1)第1に、最終結果のイメージ画像を得る方法とし
て、第1の光学系で、白系統カードの読み取りに最適な
乱反射読み取り方式と、黒系統カードの読み取りに最適
な正反射読み取り方式の2系統を配置し、それぞれの系
統から得られる乱反射イメージデータと正反射イメージ
データの2種類のイメージデータをフレームメモリに記
憶し、第2の特徴抽出回路の出力信号に基づいて、カー
ドの地肌色を自動的に白系統か黒系統かを判断し、カー
ドが白系統と判断されると乱反射イメージデータを、黒
系統と判断されると正反射イメージデータをフレームメ
モリから読み出し、各種信号処理した後プリンタにより
印字出力するようにしている。
【0049】(2)第2に、最終結果のイメージ画像を
得る方法として、第1の光学系で、黒系統カードの読み
取りに最適な正反射光成分を検出する第1系統と、白系
統カードの読み取りに最適な乱反射光成分を検出する第
2系統の2系統を配置し、それぞれの系統から得られる
正反射イメージデータと、乱反射イメージデータの2種
類のイメージデータをフレームメモリに記憶し、第2の
特徴抽出回路の出力信号に基づいて、カードの地肌色を
自動的に白系統か黒系統かを判断し、カードが白系統と
判断されると乱反射イメージデータを、黒系統と判断さ
れると正反射イメージデータをフレームメモリから読み
出し、各種信号処理した後プリンタにより印字出力する
ようにしている。
【0050】したがって、カードのイメージ読み取り装
置に使用される白から黒の多種多様なデザインカードに
おいても、常に鮮明なイメージ画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すイメージセンサを用
いたカードのイメージ読み取り装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す1本のイメージセン
サに対して2本のLED光源で正反射光読み取り方式と
乱反射光読み取り方式の2系統を可能にする光学系の詳
細な配置図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す光電変換系を構成す
るロットレンズアレイに対して前記2系統の光学系から
得られる白系統、及び黒系統カード表面からの反射光量
の比較図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す各カードの2種類の
度数分布例を示す図である。
【図5】従来のイメージセンサを用いたカードのイメー
ジ読み取り装置の構成図である。
【図6】従来のイメージセンサを用いたカードのイメー
ジ読み取り装置の光学系の配置図である。
【図7】本発明の第2実施例を示すイメージセンサを用
いたカードのイメージ読み取り装置の構成図である。
【図8】本発明の第2実施例の1本のLED光源でカー
ド表面を照射して得られる反射光のうち、正反射光成分
と乱反射光成分を独立して1次元イメージセンサで検出
する前記2系統の光電変換系の詳細な配置図である。
【図9】本発明の第2実施例の2系統の光電変換系を構
成するロットレンズアレイに対して1本のLED光源の
照射光で、白系統カードと黒系統カード表面から得られ
る反射光のうち正反射光成分と乱反射光成分の発生レベ
ルを示す図である。
【符号の説明】
100,200,300,700,800,900
カード 101,201,301,702,706,802,8
04,902,903ロットレンズアレイ 102,202,703,707,803,805
一次元イメージセンサ 103,203,303 正反射光用LED光源 104,204,304 乱反射用光用LED光源 105,704,708 センサ駆動回路 106,705,709 A/D変換回路 107,710 特徴抽出回路 108,711 フレームメモリ 109,712 信号処理回路 110,713 プリンタ 111,714 LED駆動回路 701,801,901 LED光源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサを含む光学系と該イメー
    ジセンサから得られる信号を処理する信号処理系を具備
    し、カードの凸型形状をなすエンボス文字で構成される
    エンボス領域を読み取るカードのイメージ読み取り装置
    において、(a)一方は前記カード表面からの正反射光
    成分を読み取る角度に配置され、他方は前記カード表面
    の乱反射光成分を読み取る角度に配置される前記イメー
    ジセンサに対応する2本のライン光源と、(b)それぞ
    れのライン光源をイメージセンサの読み取りライン周期
    で交互に発光させる手段と、(c)前記光学系で得られ
    る、正反射イメージデータと乱反射イメージデータの2
    種のイメージデータを記憶するフレームメモリと、
    (d)前記2種のイメージデータから前記カードの地肌
    色の特徴を検出する特徴抽出回路と、(e)該特徴抽出
    回路からの出力信号に基づいて、前記フレームメモリに
    記憶された2種のイメージデータのうち、一方のイメー
    ジデータを選択して読み出しする制御部と、(f)前記
    カードの地肌色に合った最適なイメージデータを自動的
    にフレームメモリから読み出し、これを最終イメージデ
    ータとして印字出力する手段とを具備することを特徴と
    するカードのイメージ読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴抽出回路は前記2種のイメージ
    データからそれぞれ独立した度数分布を求め、その度数
    分布の比較からカードの特徴を検出することを特徴とす
    る請求項1記載のカードのイメージ読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記特徴抽出回路は前記2種のイメージ
    データからそれぞれ独立したイメージデータの累積加算
    値を求め、その値の比較からカードの特徴を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカードのイメージ読み取
    り装置。
  4. 【請求項4】 イメージセンサを含む光学系と該イメー
    ジセンサから得られる信号を処理する信号処理系を具備
    し、カードの凸型形状をなすエンボス文字で構成される
    エンボス領域を読み取るカードのイメージ読み取り装置
    において、(a)一本のライン光源と、(b)前記カー
    ド表面からの反射光のうちの正反射光成分を読み取る角
    度に配置される第1系統のイメージセンサと、カード表
    面からの反射光のうちの乱反射光成分を読み取る角度に
    配置される第2系統のイメージセンサとからなる2系統
    のイメージセンサと、(c)該2系統のイメージセンサ
    で得られる、正反射イメージデータと乱反射イメージデ
    ータの2種のイメージデータを記憶するフレームメモリ
    と、(d)前記2種のイメージデータから前記カードの
    地肌色の特徴を検出する特徴抽出回路と、(e)該特徴
    抽出回路からの出力信号に基づいて、前記フレームメモ
    リに記憶された2種のイメージデータのうち、一方のイ
    メージデータを選択して読み出しする制御部と、(f)
    前記カードの地肌色に合った最適なイメージデータを自
    動的にフレームメモリから読み出し、これを最終イメー
    ジデータとして印字出力する手段とを具備することを特
    徴とするカードのイメージ読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記特徴抽出回路は前記2種のイメージ
    データからそれぞれ独立した度数分布を求め、該度数分
    布の比較からカードの特徴を検出することを特徴とする
    請求項4記載のカードのイメージ読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記特徴抽出回路は前記2種のイメージ
    データからそれぞれ独立したイメージデータの累積加算
    値を求め、その値の比較からカードの特徴を検出するこ
    とを特徴とする請求項4記載のカードのイメージ読み取
    り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6822690B2 (en) 2000-03-23 2004-11-23 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus, image pickup apparatus, and image processing method capable of eliminating effect of outside light

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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