JP2008097540A - 硬貨真贋判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機のメダルや通貨などを含む硬貨の真贋判定精度を格段に向上させる。
【解決手段】撮像手段23から出力される画像データに基づいて、硬貨13の表面に刻印された凹凸の形状を抽出し、当該抽出した凹凸の形状と、マスタデータ記憶手段25に記憶されているマスタデータと、に基づいて、硬貨13の真贋を判定する真贋判定手段27を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、遊技機のメダルや通貨などを含む硬貨の真贋を判定するための硬貨真贋判定装置に関する。
従来、例えば、遊技機のメダルや通貨などを含む硬貨の真贋を判定するために、硬貨表面の上方に光源と撮影装置をそれぞれ設け、光源より光を照射する一方で、該硬貨からの反射光を撮影装置にて撮影することで硬貨表面の画像データを得て、これと真正な硬貨の画像データとを比較するように構成した技術が知られている(特許文献1)。
しかしながら、一般に硬貨の表面は光沢を有することから、例えば光源と撮影装置が近接して配置されている場合には、光源から発せられた光は硬貨表面にて乱反射してしまい、明瞭な撮影データが得られない。この場合、不明瞭な画像データに基づいて硬貨の真贋を判定せざるを得ない結果として、真贋判定の精度が損なわれるおそれがあった。
特開平7−210720号公報
解決しようとする問題点は、従来の硬貨真贋判定装置では、真贋判定精度が損なわれるおそれがあった点である。
本発明は、硬貨真贋判定の精度向上を企図してなされたものであり、相異なる波長を有する複数の光を、硬貨表面の斜め上方から照射するための複数の光源と、前記硬貨表面に略正対する位置に設けられるとともに、当該硬貨表面からの反射光を各波長毎にそれぞれ分離する光学フィルタを備え、当該硬貨の表面に刻印された凹凸情報を含む画像データを前記各波長毎に分離して出力する撮像手段と、真正な硬貨の表面に刻印された凹凸情報を含む画像データを記憶するマスタデータ記憶手段と、前記撮像手段から出力される画像データに基づいて、前記硬貨の表面に刻印された凹凸形状を表す情報を抽出し、当該抽出した凹凸形状を表す情報と、前記マスタデータ記憶手段に記憶されているマスタデータと、に基づいて、前記硬貨の真贋を判定する真贋判定手段と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、まず、硬貨表面の斜め上方に位置する複数の光源から、相異なる波長を有する複数の光が硬貨表面に照射され、この反射光が、光学フィルタを介して撮像手段に入力され、これを受けて撮像手段は、硬貨の表面に刻印された凹凸情報を含む画像データを各波長毎に分離して出力し、これを受けて真贋判定手段は、撮像手段から出力される画像データに基づいて、前記硬貨の表面に刻印された凹凸形状を表す情報を抽出し、当該抽出した凹凸形状を表す情報と、前記マスタデータ記憶手段に記憶されているマスタデータと、に基づいて、前記硬貨の真贋を判定するようにしたので、従って、硬貨の表面に刻印された凹凸形状を特徴部分として捉えて、かかる特徴部分に着目して硬貨の真贋判定手段を行うことが可能となる結果として、真贋判定精度を格段に向上することができる。
真贋判定精度を格段に向上させるという目的を、撮像手段から出力される画像データに基づいて、硬貨の表面に刻印された凹凸形状を表す情報を抽出し、当該抽出した凹凸形状を表す情報と、マスタデータ記憶手段に記憶されているマスタデータと、に基づいて、硬貨の真贋を判定する真贋判定手段により実現した。
以下に、本発明に係る硬貨真贋判定装置の好ましい実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す硬貨真贋判定装置のブロック構成図、図2(a),(b),(c)はRGB(略赤色、略緑色、略青色)三色のLEDにより光の照射を受けた時に生じる硬貨表面の凹凸に由来する陰影の説明図、図3は硬貨真贋判定装置における基本原理の説明図である。
本発明に係る硬貨真贋判定装置は、例えば、遊技機のメダル又はコインや、通貨などを含む硬貨の真贋を判定する用途に適用できるが、本実施例では、本発明をゲームセンターなどの遊技施設においてゲーム用媒体として使用されているメダルの真贋判定に適用した例を挙げて説明する。
図1に示すように、硬貨真贋判定装置11は、相異なる波長を有する複数の光を、メダル(硬貨)13表面の斜め上方から照射するための複数の光源15,17,19と、メダル13表面に略正対する位置に設けられるとともに、メダル13表面からの反射光を各波長毎にそれぞれ分離する光学フィルタ21を備え、メダル13の表面に刻印された凹凸部14を含む画像データを各波長毎に分離して出力する二次元カラーイメージセンサ(撮像手段)23と、真正なメダルの表面に刻印された凹凸部14を含む画像データ(以下、「マスタデータ」という。)を記憶するマスタデータ記憶部(マスタデータ記憶手段)25と、二次元カラーイメージセンサ(以下、「イメージセンサ」と省略する。)23から出力される画像データに基づいて、メダル13の表面に刻印された凹凸部14の形状を表す情報を抽出し、抽出した凹凸部14の形状を表す情報と、マスタデータ記憶部25に記憶されているマスタデータと、に基づいて、メダル13の真贋を判定する真贋判定手段27と、真贋判定結果を表示する表示部29と、複数の光源15,17,19の点滅タイミング等を制御する光源制御部31と、を備えて構成されている。
複数の光源15,17,19は、光の3原色である、略赤色の波長を有する赤色LED15と、略緑色の波長を有する緑色LED17と、略青色の波長を有する青色LED19と、を含んで構成されており、これら複数の光源15,17,19は、メダル13表面の斜め上方の周囲にわたり相互に略均等の間隔を隔てて配置されている。なお、複数の光源として相互に異なる波長を有する光の3原色を採用したのは、短時間で精度の高い真贋判定を行うことを狙った本発明では、同時に三色の光を照射して撮像するのが好ましいからである。
光学フィルタ21は、略赤色、略緑色、略青色の波長を有する光を分離するものであり、かかる光学フィルタ21を用いることで、略赤色、略緑色、略青色の各波長を有する光を選択的に透過させることができる。従って、イメージセンサ23は光学フィルタ21を介して分離されたRGBの各明度の二次元画像データを得ることができるように構成されている。
真贋判定手段27は、イメージセンサ23から出力されてきた二次元画像データに対して、正規化、3値化、画像合成等の画像処理を施す画像処理部33と、画像処理部33で処理されたメダル13の凹凸部14の形状を表す情報を含む画像データと、マスタデータとの相関を求める相関演算部35と、相関演算部35で求められた相関レベルに基づいて、メダル13の真贋判定を行う真贋判定部37と、を含んで構成されている。
かかる構成を備える真贋判定手段27は、略赤色、略緑色、略青色の波長を有する反射光から得られたそれぞれの画像データに対し、少なくとも二つの閾値を用いて多値化を行うことにより、メダル13の表面に刻印された凹凸部14の形状を表す情報を抽出し、抽出した凹凸部14の形状を表す情報と、マスタデータ記憶部25に記憶されているマスタデータと、に基づいて、かかる両者間の相関を求めることにより、メダル13の真贋判定を行う機能を有している。
次に、本発明に係る硬貨真贋判定装置における基本原理について、赤色LED15によるメダル13表面への光照射を例示して、図2乃至図3を参照して説明する。
図2(a),(b),(c)にそれぞれ示すように、メダル13の表面に対して斜め上方から光を照射すると、光の入射方向とメダル13に刻印されている凹凸部14の相互作用によって、凹凸部14並びにその周囲の明度が異なるものとなる。
図2(a)に示すように、時計の文字盤における10時方向からのR(赤色LED15)照射により、凹凸部14における10時方向の側面は明るくなる一方、これとは反対側の16時方向の側面は暗くなる。同様に、図2(b)に示すように、14時方向からのG(緑色LED17)照射により、凹凸部14における14時方向の側面は明るくなる一方、これとは反対側の20時方向の側面は暗くなる。同様に、図2(c)に示すように、18時方向からのB(青色LED19)照射により、凹凸部14における18時方向の側面は明るくなる一方、これとは反対側の24時方向の側面は暗くなる。
かかる明度差が生じることを積極的に活用して、例えば図3にR(赤色LED15)照射の例を示すように、メダル13表面に刻印された凹凸部14のうち、最も明るい光源側の側面41と、中位に明るい一般面43と、最も暗い光源側とは反対側の側面45と、をそれぞれ分離することが可能となる。
なお、こうしたメダル13表面に刻印された凹凸部14に着目した領域の三分割を適切に行うために、多値化、具体的には3値化を行う際に使用される前述の二つの閾値は、メダル13の表面に刻印された凹凸部14のうち、光源側の側面41と、一般面43と、光源側とは反対側の側面45と、をそれぞれ分離し得ることを考慮して設定される。また、かかる二つの閾値は、RGBの各色毎に設定しても良いし、上述した領域の三分割に関する実用上の支障が生じない限りにおいて、各色共通のものを使用してもよい。
こうしたメダル13の表面領域における三分割後に、RGBそれぞれにおける最も明るい側面部分41を抽出し、それらを合成することによって、メダル13における凹凸部14の形状、つまり凹凸部14の形状を表す情報がデータ化され、こうして得られた凹凸部14の形状を表すデータに基づいて、メダル13の真贋判定処理が実行される。
次に、本発明に係る硬貨真贋判定装置の動作について、メダル13における凹凸部14の形状に基づく真贋判定を例示して、図4を参照しつつ説明する。
ステップS1,S2において、画像処理部33は、R(赤色LED15)照射に係る反射光に関する二次元画像データR(i,j)に対して所定の演算を施すことにより、明暗に係る画像レベルの最小値と最大値を取得し、かかる最小値と最大値間の差分の絶対値を分母とし、順次取り込まれてきた二次元画像データR(i,j)と最小値間の差分の絶対値を分子とする演算を行い、順次取り込まれる二次元画像データR(i,j)を256階調に正規化する処理を行う。
同様に、ステップS3,S4において、画像処理部33は、G(緑色LED17)照射に係る反射光に関する二次元画像データG(i,j)に対して所定の演算を施すことにより、明暗に係る画像レベルの最小値と最大値を取得し、かかる最小値と最大値間の差分の絶対値を分母とし、順次取り込まれてきた二次元画像データG(i,j)と最小値間の差分の絶対値を分子とする演算を行い、順次取り込まれる二次元画像データG(i,j)を256階調に正規化する処理を行う。
同様に、ステップS5,S6において、画像処理部33は、B(青色LED19)照射に係る反射光に関する二次元画像データB(i,j)に対して所定の演算を施すことにより、明暗に係る画像レベルの最小値と最大値を取得し、かかる最小値と最大値間の差分の絶対値を分母とし、順次取り込まれてきた二次元画像データB(i,j)と最小値間の差分の絶対値を分子とする演算を行い、順次取り込まれる二次元画像データG(i,j)を256階調に正規化する処理を行う。
次いで、ステップS7において、画像処理部33は、R(赤色LED15)照射に係る反射光に関する正規化された各二次元画像データR(i,j)と、メダル13表面に刻印された凹凸部14に着目した領域の三分割を適切に行うことを考慮して予め設定されている二つの閾値と、に対して所定の演算を施すことにより、二次元画像データR(i,j)の3値化処理を行う。
同様に、ステップS8において、画像処理部33は、G(緑色LED17)照射に係る反射光に関する正規化された各二次元画像データG(i,j)と、メダル13表面に刻印された凹凸部14に着目した領域の三分割を適切に行うことを考慮して予め設定されている二つの閾値と、に対して所定の演算を施すことにより、二次元画像データG(i,j)の3値化処理を行う。
同様に、ステップS9において、画像処理部33は、B(青色LED19)照射に係る反射光に関する正規化された各二次元画像データB(i,j)と、メダル13表面に刻印された凹凸部14に着目した領域の三分割を適切に行うことを考慮して予め設定されている二つの閾値と、に対して所定の演算を施すことにより、二次元画像データB(i,j)の3値化処理を行う。
次いで、ステップS10において、画像処理部33は、RGBの各色毎にそれぞれ得られた3値化処理後の二次元画像データのうち、最も明るい群に属する値(例えば、暗い順に0,1,2と3値化された場合、「2」が相当)が割り当てられたデータ群を集めて合成することによって、メダル13における凹凸部14の形状、つまり凹凸部14の形状をデータ化する処理を実行する。
ステップS11において、相関演算部35は、ステップS10で得られた凹凸部14の形状を表すデータと、マスタデータとの相関値を求め、こうして求めた相関値と、相関の有無を判別するために予め設定される閾値との大小関係を比較する相関演算処理を実行し、かかる相関演算処理の結果、相関値が閾値以上のときには被検定対象メダルが真正なものとみなして処理の流れをステップS13へ進ませる一方、相関値が閾値に満たないときには被検定対象メダルが贋物であるとみなして処理の流れをステップS14へ進ませる。
こうして得られた真贋判定結果は、表示部29に表示されることにより、被検定対象メダルの真贋判定結果がユーザに報知される。
以上述べたように、真贋判定手段27は、RGBの各波長を有する反射光から得られたそれぞれの画像データに対し、二つの閾値を用いて3値化を行うことにより、メダル13の表面に刻印された凹凸部14の形状を抽出し、抽出した凹凸部14の形状と、マスタデータ記憶部25に記憶されているマスタデータと、に基づいて、かかる両者間の相関を求めることにより、メダル13の真贋判定を行うようにしたので、真贋判定精度を格段に向上することができる。
こうした真贋判定処理を、本実施例のように、ゲームセンターなどの遊技施設においてゲーム用媒体として使用されているメダル又はコインに適用した場合には、例えば、他店のメダルが自店に持ち込まれたケースが生じた時に、他店のメダルに対して、贋物である(換言すれば、自店のメダルではない。)との真贋判定を的確に下すことができ、即座にこれを排除することが可能となる結果として、他店のメダルが自店に混入した場合におけるメダル総数管理上の不具合を一掃することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う硬貨真贋判定装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、例えば、本実施例では、本発明をゲームセンターなどの遊技施設においてゲーム用媒体として使用されているメダルの真贋判定に適用した例をあげて説明したが、本発明はこの例に限られるものではなく、通貨やトークンなどに本発明をそのまま適用することができる。
また、本実施例において、相異なる波長を有する複数の光源として、RGB(略赤色、略緑色、略青色)三色のLEDを採用する旨を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、撮像手段において異なる波長毎に識別して取り込める限りにおいて、いかなる波長の光源を組み合わせて使用してもよい。
さらにまた、本実施例では、マスタデータ記憶部25が有する機能として、真正なメダルの表面に刻印された凹凸部14を含む画像データを記憶する態様を例示して説明したが、その態様の詳細として、真正なメダルを撮影した原画像データを採用するか、かかる原画像データに画像処理を施すことで圧縮された画像データを採用するか、さらには、本実施例と同様に、3値化した画像データを採用することもできる。マスタデータとして3値化した画像データを採用した場合には、マスタデータとして原画像データを採用した場合と比較して、マスタデータのためのメモリの記憶容量を削減することができる。
最後に、本発明において硬貨表面とは、硬貨における一方の面と他方の面、並びに側面をも含む概念であることは言うまでもない。
本発明の一実施例を示す硬貨真贋判定装置のブロック構成図である。 図2(a),(b),(c)はRGB(略赤色、略緑色、略青色)三色のLEDにより光の照射を受けた時に生じる硬貨表面の凹凸に由来する陰影の説明図である。 硬貨真贋判定装置における基本原理の説明図である。 本発明に係る硬貨真贋判定装置の動作フローチャート図である。
符号の説明
11 硬貨真贋判定装置
13 メダル(硬貨)
14 凹凸部
15 赤色LED(複数の光源)
17 緑色LED(複数の光源)
19 青色LED(複数の光源)
21 光学フィルタ
23 二次元カラーイメージセンサ(撮像手段)
25 マスタデータ記憶部(マスタデータ記憶手段)
27 真贋判定手段
29 表示部
31 光源制御部
33 画像処理部(真贋判定手段)
35 相関演算部(真贋判定手段)
37 真贋判定部(真贋判定手段)
41 光源側の側面
43 一般面
45 光源側とは反対側の側面

Claims (6)

  1. 相異なる波長を有する複数の光を、硬貨表面の斜め上方から照射するための複数の光源と、
    前記硬貨表面に略正対する位置に設けられるとともに、当該硬貨表面からの反射光を各波長毎にそれぞれ分離する光学フィルタを備え、当該硬貨の表面に刻印された凹凸情報を含む画像データを前記各波長毎に分離して出力する撮像手段と、
    真正な硬貨の表面に刻印された凹凸情報を含む画像データを記憶するマスタデータ記憶手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データに基づいて、前記硬貨の表面に刻印された凹凸形状を表す情報を抽出し、当該抽出した凹凸形状を表す情報と、前記マスタデータ記憶手段に記憶されているマスタデータと、に基づいて、前記硬貨の真贋を判定する真贋判定手段と、
    を備えたことを特徴とする硬貨真贋判定装置。
  2. 請求項1に記載の硬貨真贋判定装置であって、
    前記相異なる波長を有する複数の光源は三つあり、かつ、前記光学フィルタは、前記三色の波長を有する光を分離するものである
    ことを特徴とする硬貨真贋判定装置。
  3. 請求項1に記載の硬貨真贋判定装置であって、
    前記相異なる波長を有する複数の光源は、略赤色、略緑色、略青色の波長を有するものであり、かつ、前記光学フィルタは、略赤色、略緑色、略青色の波長を有する光を分離するものである
    ことを特徴とする硬貨真贋判定装置。
  4. 請求項2又は3に記載の硬貨真贋判定装置であって、
    前記真贋判定手段は、前記三色の波長を有する反射光から得られたそれぞれの画像データに対し、二以上の閾値を用いて多値化を行うことにより、前記硬貨の表面に刻印された凹凸形状を表す情報を抽出し、当該抽出した凹凸形状を表す情報と、前記マスタデータ記憶手段に記憶されているマスタデータと、に基づいて、かかる両者間の相関を求めることにより、前記硬貨の真贋を判定する
    ことを特徴とする硬貨真贋判定装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の硬貨真贋判定装置であって、
    前記真贋判定手段は、前記三色の波長を有する反射光から得られたそれぞれの画像データに対し、二つの閾値を用いて3値化を行うことにより、前記硬貨の表面に刻印された凹凸形状を表す情報を抽出し、当該抽出した凹凸形状を表す情報と、前記マスタデータ記憶手段に記憶されているマスタデータと、に基づいて、かかる両者間の相関を求めることにより、前記硬貨の真贋を判定する
    ことを特徴とする硬貨真贋判定装置。
  6. 請求項5に記載の硬貨真贋判定装置であって、
    前記二つの閾値は、前記硬貨の表面に刻印された凹凸のうち、前記光源側の側面と、一般面と、前記光源側とは反対側の側面と、をそれぞれ分離し得ることを考慮して設定される
    ことを特徴とする硬貨真贋判定装置。
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