JPH0530243B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530243B2 JPH0530243B2 JP59121475A JP12147584A JPH0530243B2 JP H0530243 B2 JPH0530243 B2 JP H0530243B2 JP 59121475 A JP59121475 A JP 59121475A JP 12147584 A JP12147584 A JP 12147584A JP H0530243 B2 JPH0530243 B2 JP H0530243B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical cable
- flat optical
- flat
- optical fiber
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 26
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Description
産業上の利用分野
本発明は平形光ケーブルの布設方法に関し、と
くに屋内の配線、たとえばオフイス内のOA機器
間を接続するデータ回線としてタイルカーペツト
の下に布設する際、特殊な配管等の工事を不要と
し、保守管理が容易で美観に優れている複数本の
光フアイバを被覆部材内に配列収容した平形光ケ
ーブルの布設方法に関するものである。 従来の技術 第２図ａ，ｂにそれぞれ平形光ケーブルの構造
概念を説明する二つの例を示す。光フアイバ心線
６を２条含む平形光ケーブル１の例で、４は被覆
部材、５は平形光ケーブル１に強度をもたせるた
め必要に応じ平形光ケーブル１内に収容するテン
シヨンメンバである。 平形光ケーブルは、屋内配線に際し、前述した
とおり保守管理上、また美観の面で優れた特長を
有しているが、複雑な屋内布設場所において、と
くに屋内コーナの屈曲部における布設に際して
は、被覆部材４の硬度、またテンシヨンメンバ５
を収容している場合はテンシヨンメンバ５の硬度
等のため、平形光ケーブル１の屈曲部における布
設法として次のような方法が通常とられている。 (1) 第３図に示すように平形光ケーブル１を、そ
のままの形状で外力を加えて可能な角度屈曲し
て固定布設する。 (2) 第４図に示すように平形光ケーブルを屈曲部
で切断し、必要な角度に設定した後、別に用意
した必要な角度に形成されている接続コネクタ
に固定布設する。 なお平形光フアイバの強度を増すため収容する
テンシヨンメンバ５は必要に応じ用いられるもの
で、本発明に直接関係ないので以下の説明では省
略する。テンシヨンメンバ５を収容してる場合は
屈曲部で切断する。 発明が解決しようとする問題点 通常の平形光ケーブルを屈曲部において布設す
る従来の(1)の方法では、平形光ケーブルが偏平な
断面形状を有するため、第３図に示した幅方向に
は屈曲し難く、平形光ケーブルの寸法、剛性で決
まる曲げ径Ｒは規定され、曲げ径Ｒを超えて屈曲
すると、光フアイバに無理な力が加わり、光伝送
損失が増加するという問題がある。 また従来の(2)の方法では、第４図に示した任意
の角度に設計作製された多種類の接続コネクタ７
を用意しなければならず、さらに加えて光フアイ
バ心線の切断，光フアイバ心線の切断端面の加
工，接続コネクタへの装着などの工程が増え、現
場作業が煩雑になり、また接続コネクタへの装着
による接続損失が生ずるという問題がある。 問題点を解決するための手段・作用 本発明は従来技術の問題点を解決するため、平
形光ケーブルの屈曲部の被覆部材を剥離して除去
し、しかる後被覆部材を除去した光フアイバ心線
の屈曲部を180゜捩り、布設する角度に応じて屈曲
することにより、任意の曲げ径を光フアイバ心線
に無理な外力を与えることなく容易に得ることを
特徴とした布設方法である。 実施例 第１図は本発明による２心光フアイバ心線の平
形光ケーブルの実施例についての屈曲部の状態を
説明する図である。１は平形光ケーブル、１′は
平形光ケーブル１に対し180゜捩つた方の平形光ケ
ーブル、２および３はそれぞれ捩れた光フアイバ
心線を示す。平形光ケーブルの屈曲部の被覆を剥
離除去し光フアイバ心線２，３を露出させ、光フ
アイバ心線２，３の収容されている平形光ケーブ
ル１に対し他方の平形光ケーブル自体を180゜捩り
平形光ケーブル１′の状態にすることにより、光
フアイバ心線２，３は相互に無理な外力を受ける
ことなく捩れて、屈曲に際して、屈曲方向に必然
的に生ずる内側の光フアイバ３のたわみと、外側
の光フアイバ２の伸張が相殺され、曲げ径Ｒを自
由に小さくでき、室内の壁際のコーナなど小さな
曲げ径を必要とする部分にも容易に布設できる。 また第５図に示すように、任意の曲げ径を平形
光ケーブル１，１′に与え、固定した後、光フア
イバ心線２，３の屈曲部を保護カバ８で蓋い外力
に対して平形光ケーブル屈曲部の強度を保証する
ことも本発明の有効な一態様である。 なお本発明は第６図に示すように平形光ケーブ
ルの屈曲部の被覆部材を剥離除去した後、必要な
曲げ径に平形光ケーブルを固定して布設すること
も可能であるが、この場合内側の光フアイバ心線
３はたわみ、光伝送損失の増加が生じ、加えて外
側の光フアイバ心線２にも引張り力が加わり安定
性を欠き、曲げ径には限度がある。この曲げ径の
限度は50mm程度であることを確認した。したがつ
て曲げ径の大きな屈曲部では、平形光ケーブルの
屈曲部における180゜の捩回を行うことなく、平形
光ケーブル自体を屈曲しただけで布設することは
勿論可能であり、本発明の一態様である。 次に具体的実施例を示す。通常の平形光ケーブ
ル（第２図ａの例）について、曲げ径Ｒを50mm，
10mmの場合についての実施例を次表に示す。本発
明により平形光ケーブルを簡便に損失増なしに布
設することができる。
くに屋内の配線、たとえばオフイス内のOA機器
間を接続するデータ回線としてタイルカーペツト
の下に布設する際、特殊な配管等の工事を不要と
し、保守管理が容易で美観に優れている複数本の
光フアイバを被覆部材内に配列収容した平形光ケ
ーブルの布設方法に関するものである。 従来の技術 第２図ａ，ｂにそれぞれ平形光ケーブルの構造
概念を説明する二つの例を示す。光フアイバ心線
６を２条含む平形光ケーブル１の例で、４は被覆
部材、５は平形光ケーブル１に強度をもたせるた
め必要に応じ平形光ケーブル１内に収容するテン
シヨンメンバである。 平形光ケーブルは、屋内配線に際し、前述した
とおり保守管理上、また美観の面で優れた特長を
有しているが、複雑な屋内布設場所において、と
くに屋内コーナの屈曲部における布設に際して
は、被覆部材４の硬度、またテンシヨンメンバ５
を収容している場合はテンシヨンメンバ５の硬度
等のため、平形光ケーブル１の屈曲部における布
設法として次のような方法が通常とられている。 (1) 第３図に示すように平形光ケーブル１を、そ
のままの形状で外力を加えて可能な角度屈曲し
て固定布設する。 (2) 第４図に示すように平形光ケーブルを屈曲部
で切断し、必要な角度に設定した後、別に用意
した必要な角度に形成されている接続コネクタ
に固定布設する。 なお平形光フアイバの強度を増すため収容する
テンシヨンメンバ５は必要に応じ用いられるもの
で、本発明に直接関係ないので以下の説明では省
略する。テンシヨンメンバ５を収容してる場合は
屈曲部で切断する。 発明が解決しようとする問題点 通常の平形光ケーブルを屈曲部において布設す
る従来の(1)の方法では、平形光ケーブルが偏平な
断面形状を有するため、第３図に示した幅方向に
は屈曲し難く、平形光ケーブルの寸法、剛性で決
まる曲げ径Ｒは規定され、曲げ径Ｒを超えて屈曲
すると、光フアイバに無理な力が加わり、光伝送
損失が増加するという問題がある。 また従来の(2)の方法では、第４図に示した任意
の角度に設計作製された多種類の接続コネクタ７
を用意しなければならず、さらに加えて光フアイ
バ心線の切断，光フアイバ心線の切断端面の加
工，接続コネクタへの装着などの工程が増え、現
場作業が煩雑になり、また接続コネクタへの装着
による接続損失が生ずるという問題がある。 問題点を解決するための手段・作用 本発明は従来技術の問題点を解決するため、平
形光ケーブルの屈曲部の被覆部材を剥離して除去
し、しかる後被覆部材を除去した光フアイバ心線
の屈曲部を180゜捩り、布設する角度に応じて屈曲
することにより、任意の曲げ径を光フアイバ心線
に無理な外力を与えることなく容易に得ることを
特徴とした布設方法である。 実施例 第１図は本発明による２心光フアイバ心線の平
形光ケーブルの実施例についての屈曲部の状態を
説明する図である。１は平形光ケーブル、１′は
平形光ケーブル１に対し180゜捩つた方の平形光ケ
ーブル、２および３はそれぞれ捩れた光フアイバ
心線を示す。平形光ケーブルの屈曲部の被覆を剥
離除去し光フアイバ心線２，３を露出させ、光フ
アイバ心線２，３の収容されている平形光ケーブ
ル１に対し他方の平形光ケーブル自体を180゜捩り
平形光ケーブル１′の状態にすることにより、光
フアイバ心線２，３は相互に無理な外力を受ける
ことなく捩れて、屈曲に際して、屈曲方向に必然
的に生ずる内側の光フアイバ３のたわみと、外側
の光フアイバ２の伸張が相殺され、曲げ径Ｒを自
由に小さくでき、室内の壁際のコーナなど小さな
曲げ径を必要とする部分にも容易に布設できる。 また第５図に示すように、任意の曲げ径を平形
光ケーブル１，１′に与え、固定した後、光フア
イバ心線２，３の屈曲部を保護カバ８で蓋い外力
に対して平形光ケーブル屈曲部の強度を保証する
ことも本発明の有効な一態様である。 なお本発明は第６図に示すように平形光ケーブ
ルの屈曲部の被覆部材を剥離除去した後、必要な
曲げ径に平形光ケーブルを固定して布設すること
も可能であるが、この場合内側の光フアイバ心線
３はたわみ、光伝送損失の増加が生じ、加えて外
側の光フアイバ心線２にも引張り力が加わり安定
性を欠き、曲げ径には限度がある。この曲げ径の
限度は50mm程度であることを確認した。したがつ
て曲げ径の大きな屈曲部では、平形光ケーブルの
屈曲部における180゜の捩回を行うことなく、平形
光ケーブル自体を屈曲しただけで布設することは
勿論可能であり、本発明の一態様である。 次に具体的実施例を示す。通常の平形光ケーブ
ル（第２図ａの例）について、曲げ径Ｒを50mm，
10mmの場合についての実施例を次表に示す。本発
明により平形光ケーブルを簡便に損失増なしに布
設することができる。
【表】
発明の効果
以上述べたように、本発明の平形光フアイバの
布設方法によれば、光フアイバ心線に不用な屈曲
による力を加えることなく、光伝送損失の増加す
ることもなく、平形光ケーブルの屈曲部における
布設が安定かつ容易に行える。また光フアイバ心
線の切断，切断端面の加工，多種類の接続コネク
タの用意および接続といつた工程を必要とせず、
短時間で屈曲部の処理を行えるといつた効果が大
きい。
布設方法によれば、光フアイバ心線に不用な屈曲
による力を加えることなく、光伝送損失の増加す
ることもなく、平形光ケーブルの屈曲部における
布設が安定かつ容易に行える。また光フアイバ心
線の切断，切断端面の加工，多種類の接続コネク
タの用意および接続といつた工程を必要とせず、
短時間で屈曲部の処理を行えるといつた効果が大
きい。
第１図は本発明による屈曲部の状態を説明する
図、第２図ａ，ｂは平形光ケーブルの例、第３図
および第４図はそれぞれ従来の平形光フアイバの
屈曲部を説明する図、第５図および第６図は本発
明による屈曲部のそれぞれ実施例を示す図であ
る。 １，１′……平形光ケーブル、２，３……捩れ
た光フアイバ心線、４……被覆部材、５……テン
シヨンメンバ、６……光フアイバ心線、７……接
続コネクタ、８……屈曲部保護カバ。
図、第２図ａ，ｂは平形光ケーブルの例、第３図
および第４図はそれぞれ従来の平形光フアイバの
屈曲部を説明する図、第５図および第６図は本発
明による屈曲部のそれぞれ実施例を示す図であ
る。 １，１′……平形光ケーブル、２，３……捩れ
た光フアイバ心線、４……被覆部材、５……テン
シヨンメンバ、６……光フアイバ心線、７……接
続コネクタ、８……屈曲部保護カバ。
Claims (1)
- １ 複数の光フアイバを被覆部材内に配列した平
形光ケーブルの布設方法において、該平形光ケー
ブルを屈曲して布設する際、該平形光ケーブルの
屈曲部の被覆部材を剥離して除去し、しかる後該
被覆部材を除去した平形光ケーブルの屈曲部を
180゜捩つて、布設する角度に応じて屈曲すること
を特徴とする平形光ケーブルの布設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59121475A JPS60263908A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 平形光ケ−ブルの布設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59121475A JPS60263908A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 平形光ケ−ブルの布設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60263908A JPS60263908A (ja) | 1985-12-27 |
| JPH0530243B2 true JPH0530243B2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=14812070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59121475A Granted JPS60263908A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 平形光ケ−ブルの布設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60263908A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4815814A (en) * | 1986-09-02 | 1989-03-28 | Cooper Industries, Inc. | Under-carpet flat cable assembly and method of forming a turn in same |
| US4776664A (en) * | 1987-08-20 | 1988-10-11 | Masahiko Okura | Optical telephone wire |
| DE19625260A1 (de) * | 1996-06-25 | 1998-01-02 | Bosch Gmbh Robert | Faserbändchen für optische Breitband-Inhouse-Verkabelung |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP59121475A patent/JPS60263908A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60263908A (ja) | 1985-12-27 |
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