JPH05302408A - 横葺き屋根板及び横葺き屋根 - Google Patents

横葺き屋根板及び横葺き屋根

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JPH05302408A
JPH05302408A JP12937092A JP12937092A JPH05302408A JP H05302408 A JPH05302408 A JP H05302408A JP 12937092 A JP12937092 A JP 12937092A JP 12937092 A JP12937092 A JP 12937092A JP H05302408 A JPH05302408 A JP H05302408A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形・施工誤差等があっても安定した係合状
態を確保して雨水の侵入を防止する横葺き屋根板及び横
葺き屋根を提案する。 【構成】 本発明の横葺き屋根板1は、面板部2と棟側
成形部3と軒側成形部4とからなり、棟側成形部3に
は、面板部2の棟側縁を立ち上げて軒側へ向かう係止部
5を設けると共に該係止部5によって立ち上がり空間部
50を形成し、軒側成形部4には面板部2の軒側縁を立
ち下げた折下り部6と、その下端を折り返して棟側へ向
かう水平部7と、その先端をさらに折り返して軒側へ向
かう水切り部8と、その先端を折り下げた当接部9とを
設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡単に組み付け施工す
ることができ、成形誤差等があっても安定した係合状態
を確保して雨水の侵入を防止することができる横葺き屋
根板及び横葺き屋根に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のはぜによる横葺き屋根板として
は、例えば図1に示す構成のものが一般的である。この
横葺き屋根板1’は略平坦状の面板部2’と棟側成形部
3’と軒側成形部4’とからなり、棟側成形部3’には
面板部2’の棟側縁を立ち上げて軒側へ向かう係合部
5’を設け、軒側成形部3’には面板部2’の軒側縁を
立ち下げた折下り部6’と、該折下り部6’の下端を折
り返して棟側へ向かう略く字状の係止部7’とを設け、
係止部7’と係合部5’に係止する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の横葺き屋根板1’は、成形の過程において誤差
が発生することがあり、このような成形の誤差は現場で
施工するまで気が付かないことが多かった。現場での施
工中に発見されたこの成形上の誤差は、職人の技術に頼
って修正(成形)するしか手段はなく、近年、現場にお
ける熟練した職人の不足からかなり困難な問題となって
いる。また、上記したように、現場で修正(成形)する
ことは、多大な時間と手間を必要とするものである。
【0004】また、爪付き垂木等のように予め設けられ
る基準が存在しない横葺き屋根の施工にあっては、横葺
き屋根板1’,1’同士が適切に嵌合または係合してい
ないことによる施工誤差が、施工完了後の隙間となって
問題化することがある。しかし、前記した横葺き屋根材
1’が完全に係合しているかどうか確認するという点は
相当な熟練を必要とする。上記したような成形・施工誤
差は、その場で修正を施せば問題とならないが、誤差に
気が付かずに横葺き屋根板1’の施工した場合には、図
2に示すように隙間が発生し易く、図3に示すように屋
根面に正面から風が吹き付けた場合、組み付け部分は他
の部分よりも風に対する抵抗が大きく局部的に圧力が高
くなってこの風圧等で捲れ上がったり、しかも近くに横
葺き屋根板1’,1’の端部の隙間が存在するので雨水
が侵入し易くなり、雨漏り等の原因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、面板部と棟側成形部と軒側成形部とから
なる横葺き屋根板において、前記棟側成形部には、面板
部の棟側縁を立ち上げて軒側へ向かう係止部を設けると
共に該係止部によって立ち上がり空間部を形成し、前記
軒側成形部には、面板部の軒側縁を立ち下げた折下り部
と、該折下り部の下端を折り返して棟側へ向かう水平部
と、該水平部の先端をさらに折り返して軒側へ向かう水
切り部と、該水切り部の先端を折り下げた当接部とを設
けてなることを特徴とする横葺き屋根板に関するもので
ある。
【0006】また、本発明は、上記した横葺き屋根板を
設置してなる横葺き屋根をも提案するものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明を図面の実施例に基づいて説
明する。
【0008】本発明の横葺き屋根板1は、金属製板材を
適宜に折曲成形してなるものであり、横方向に長尺な面
板部2と、該面板部2の棟側縁に設けた棟側成形部3
と、面板部の軒側縁に設けた軒側成形部4とからなる。
そして、軒側に敷設した横葺き屋根板1の棟側成形部3
に、隣り合う棟側に敷設する横葺き屋根板1の軒側成形
部4を係合させて横葺き屋根を構成するものである。
【0009】上記した横葺き屋根板1の棟側成形部3に
は、面板部2の棟側縁を立ち上げて軒側へ向かう係止部
5を設けると共に該係止部5によって立ち上がり空間部
50を形成する。尚、図4、5、6に示す第1実施例で
は係止部5は面板部2から軒側に立ち上がる立ち上げ片
51と、該立ち上げ片51の上端を折下げて棟側に向か
う係止片52とからなる。そして、上記係止片52の下
端を折り返し状に折り上げて係止片52及び立ち上げ片
51の上面側に沿う裏係止片53及び裏立ち上げ片54
を設け、さらに、上記裏立ち上げ片54の下端を折曲し
て棟側に延在する略水平状の延在片55を設け、該延在
片55の先端を折り返してく字状の固定片56を設けた
構成である。
【0010】また、軒側成形部4には、面板部2の軒側
縁を立ち下げた折下り部6と、該折下り部6の下端を折
り返して棟側へ向かう水平部7と、該水平部7の先端を
さらに折り返して軒側へ向かう水切り部8と、該水切り
部8の先端を折り下げた当接部9とを設けてなる。図
4、5、6に示す第1実施例では折下り部6及び水切り
部8はなだらかな傾斜状片であり、水切り部8は折下り
部6の軒側まで延出し、当接部9は水切り部8よりも鋭
角に傾斜する構成であり、水平部7から当接部9の先端
までで折り返し空間部70が形成される。
【0011】上記した構成を有する横葺き屋根板1を用
いて横葺き屋根を施工する例(手順)を示す。
【0012】まず、最軒側の横葺き屋根板1を母屋等の
下地(図示せず)上に吊子やビス等を用いて敷設する。
【0013】そして、この横葺き屋根板1の棟側成形部
3の立ち上がり空間部50に、同じ構成を有する横葺き
屋根板1の軒側成形部4の水平部7及び水切り部8を挿
入する。その際、折り返し空間部70の高さ(h0 )は
立ち上がり空間部50の高さ(h1 )より大きいので折
り返し空間部70を押しつぶしながら挿入する。この組
み付け状態では折り返し空間部70の高さ及び立ち上が
り空間部50の高さはh0 より小さくh1 より大きいh
2 となる。そうすると、弾性により当接部9の下端が面
板部2の上面に当接(圧接)すると共に水平部7の上面
が係止部5(係止片52の先端)を受け止め、横葺き屋
根板1,1同士が充分に係合して風圧等によって捲れ上
がることがない。
【0014】上記した組み付けに要する力は、折り返し
空間部70を押しつぶす押圧力に摩擦係数を乗じたもの
となるが、水切り部8の長さが比較的長いので、押圧力
は極端に大きくならず、組み付けをしにくくなることは
ない。
【0015】この状態において、水切り部8が存在する
ために従来のような隙間を生じて雨水を侵入させること
がなく、水切り部8と面板部2との間には空間部分80
が形成されているので雨水が侵入しても毛細管現象を防
ぎ、室内側に浸水することがない。また、水切り部8を
折下り部6の軒側まで延出させているので、水が侵入し
てもその侵入経路(空間部分80)が長く、係止部5
(立ち上がり片51)の基端に達するまでに減圧される
ので、係止部5を越えて浸水することがない。さらに、
係止部5(係止片52の先端)と水平部7との係止状態
は弾性により安定であるため、横葺き屋根板1の成形・
施工誤差を(水平部7の長さ分だけ)許容することがで
きる。
【0016】尚、本発明は、上記した第1実施例のよう
に弾性係合させるものに限定するものではなく、予め折
り返し空間部70の高さと立ち上がり空間部50の高さ
とを略同一に形成するようにしても良い。以下に示す各
実施例においても同様であり、適宜に弾性係合させる場
合とそうでない場合とを選択して実施すれば良い。
【0017】図7に示す本発明の第2実施例の横葺き屋
根板12 は、棟側成形部32 の係止部52 が略M字状で
あり、軒側成形部42 の折下り部62 と水平部72 との
間に略垂直状の垂直部61を設けた以外は前記した横葺
き屋根板1とほぼ同様の構成である。即ち、軒側成形部
2 は、面板部22 の軒側縁をなだらかに立ち下げた折
下り部62 と、該折下り部62 の下端を略垂直に折下げ
た垂直部61と、該垂直部61の下端を棟側へ折曲した
水平部72 と、該水平部72 の先端を折り返した比較的
長尺な水切り部82 と、該水切り部82 の先端を折り下
げた当接部92とを設けてなる。そして、水平部72
び水切り部82 を立ち上がり空間部502 に挿入係合さ
せ、当接部92 と面板部22 とを当接させる。この第2
実施例においても前記した第1実施例と同様に空間部分
802 の存在により毛細管現象を防ぎ、しかも水の侵入
経路(空間部分802 )が長いので、室内側に浸水する
ことはない。
【0018】また、施工性を向上させる等の目的で、そ
の他の構成を付加させるようにしても良い。例えば、図
8に示す本発明の第3実施例の横葺き屋根板13 は、面
板部23 の棟側に隆起部21を設け、棟側成形部33
係止部53 を、面板部23 から軒側に立ち上がる立ち上
げ片513 と該立ち上げ片513 の上端を軒側下方に折
り返した案内部分57とからなるクリップ状に成形し
た。一方、軒側成形部43 は折下り部6を垂直状片に成
形した以外は前記した第1実施例と同一の構成であるか
ら同一符号を付して説明を省略する。このように係止部
5に案内部分57を設けると、水平部73 及び水切り部
3 を立ち上がり空間部503 に挿入係合させる作業を
容易に行うことができる。特に弾性係合させる場合に
は、水平部73 及び水切り部83 を立ち上がり空間部5
3 の軒側に位置させて棟側に引っ張るだけで折り返し
空間部703 が自然につぶされて弾性係合する。また、
隆起部21を設けた分だけ空間部分803 が大きくなる
ので、前記した毛細管現象を確実に防ぐことができる。
【0019】図9に示す本発明の第4実施例の横葺き屋
根板14 は、棟側成形部34 の固定片564 がクリップ
状であり、水切り部84 を長尺に成形した以外は前記し
た第1実施例と同様の構成であるから同一符号を付して
説明を省略する。このように水切り部84 を長尺にした
ので、折り返し空間部704 を押しつぶしながら立ち上
がり空間部504 に挿入して弾性係合させる場合には必
要とする押圧力を軽減することができ、施工性が向上す
る。このように水切り部の長さを変えたり、材質或いは
板厚などを変化させたり、折り返し空間部704 の圧縮
量(h0 −h2)を変えたりして押圧力を調整すること
ができる。
【0020】図10に示す第5実施例の横葺き屋根板1
5 の棟側成形部35 は、固定片565 を略つ字状とした
以外は前記した第1実施例における棟側成形部3と同様
の構成である。また、軒側成形部45 は、当接部95
比較的曲率半径の大きい折り返しリブとした以外は前記
した第3実施例における軒側成形部43 と同様の構成で
ある。
【0021】図11に示す第6実施例の横葺き屋根板1
6 の棟側成形部36 は、係止部56が略つ字状の立ち上
げ片516 の先端に略へ字状の係止片526 を設けてな
る構成である。また、軒側成形部46 は、当接部96
傾斜をやや緩やかにした以外は前記した第3実施例にお
ける軒側成形部43 と同様の構成である。
【0022】さらに、図12に示す第7実施例の横葺き
屋根板17 は、面板部27 の棟側に段部227 を設け、
棟側成形部37 は前記した第6実施例における棟側成形
部36 と同様の構成である。また、軒側成形部47 は、
水切り部87 に上記段部227 に被嵌する嵌合段部81
7 を設けた以外は前記した第2実施例における軒側成形
部42 と同様の構成である。こうして形成される空間部
分807 は、略Z字状に折曲しているので、仮に当接部
7 と面板部27 のとの間から雨水が侵入しても空間部
分807 における侵入(行)抵抗が強いので、室内側へ
の浸水を防止することができる。
【0023】また、図13に示す第8実施例の横葺き屋
根板18 は、段部228 及び嵌合段部818 が第7実施
例に比べて軒側へずれているものの、同様の構成である
から同一符号を付して説明を省略する。
【0024】最後に、図14に示す第9実施例の横葺き
屋根板19 は、棟側成形部39 の係止部59 が立ち上が
り片519 と係止片529 と案内部分579 とからなる
略N字状であり、軒側成形部49 は前記した第2実施例
における軒側成形部42 と同様の構成である。
【0025】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の横葺き屋
根板は当接部と下段の横葺き屋根板の面板部との間から
雨水が侵入しても、水切り部と面板部との間に形成され
る空間部分の存在によって毛細管現象を防ぎ、室内側に
浸水することはない。
【0027】また、水切り部を折下り部の軒側まで延出
させること(浸水した場合に水の経路を長くすること)
で、空間部分に水が侵入しても係止部の基端に到達する
までに減圧されて、係止部を越えて浸水することはな
い。
【0028】さらに、折り返し空間部の高さを立ち上が
り空間部の高さより大きく形成させることにより、弾性
係合させた際に当接部の先端が下段の屋根面上に、水平
部の上面が係止部にそれぞれ当接(圧接)するので、屋
根板の成形・施工誤差を許容することができる。そし
て、横葺き屋根板同士が充分に係合し、風圧等によって
捲れ上がることがなく、防水性能の高い屋根を提供する
ことができる。
【0029】また、係止部と水平部との係止状態は弾性
により安定であるため、横葺き屋根板の成形・施工誤差
を水平部の長さ分だけ許容することができる。
【0030】このような弾性係合させる場合の施工は、
折り返し空間部を押しつぶしながら水平部及び水切り部
を立ち上がり空間部に挿入するだけで係合できるので、
現場での修正等の熟練した技術を必要としないで容易に
施工することができる。
【0031】加えて、棟側成形部の係止部に案内部分を
設けると、水平部及び水切り部を立ち上がり空間部の軒
側に位置させて棟側に引っ張るだけで折り返し空間部が
自然につぶされて弾性係合が行えるので、係止部を押し
つぶしながら係合させる必要がなく、上記した施工性は
より容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の横葺き屋根の一部の縦断面図である。
【図2】図1の横葺き屋根の取付ピッチがずれた状態を
示す縦断面図である。
【図3】図1の横葺き屋根における風の風圧力を示す縦
断面図である。
【図4】本発明の第1実施例の横葺き屋根板の斜視図で
ある。
【図5】図4の横葺き屋根板の組み付け前の状態を示す
縦断面図である。
【図6】図4の横葺き屋根板の組み付け後の状態を示す
縦断面図である。
【図7】第2実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状態
を示す縦断面図である。
【図8】第3実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状態
を示す縦断面図である。
【図9】第4実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状態
を示す縦断面図である。
【図10】第5実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状
態を示す縦断面図である。
【図11】第6実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状
態を示す縦断面図である。
【図12】第7実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状
態を示す縦断面図である。
【図13】第8実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状
態を示す縦断面図である。
【図14】第9実施例の横葺き屋根板の組み付け後の状
態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 横葺き屋根板 2 面板部 3 棟側成形部 4 軒側成形部 5 係止部 50 立ち上がり空間部 57 案内部分 6 折下り部 7 水平部 70 折り返し空間部 8 水切り部 9 当接部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面板部と棟側成形部と軒側成形部とから
    なる横葺き屋根板において、 前記棟側成形部には、面板部の棟側縁を立ち上げて軒側
    へ向かう係止部を設けると共に該係止部によって立ち上
    がり空間部を形成し、 前記軒側成形部には、面板部の軒側縁を立ち下げた折下
    り部と、該折下り部の下端を折り返して棟側へ向かう水
    平部と、該水平部の先端をさらに折り返して軒側へ向か
    う水切り部と、該水切り部の先端を折り下げた当接部と
    を設けてなることを特徴とする横葺き屋根板。
  2. 【請求項2】 軒側成形部に形成した水切り部は、軒側
    成形部の折下り部より軒側にまで延出していることを特
    徴とする請求項1の横葺き屋根板。
  3. 【請求項3】 軒側成形部の水平部から当接部の先端ま
    でで形成される折り返し空間部の高さを棟側成形部の立
    ち上がり空間部分の高さより大きく形成したことを特徴
    とする請求項1乃至2に記載の横葺き屋根板。
  4. 【請求項4】 棟側成形部の係止部に軒側上方から棟側
    下方へ傾斜する案内部分を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至3に記載の横葺き屋根板。
  5. 【請求項5】 母屋等の下地上に、面板部と棟側成形部
    と軒側成形部とからなる横葺き屋根板を軒側から棟側に
    向かって敷設する横葺き屋根において、 前記棟側成形部には、面板部の棟側縁を立ち上げて軒側
    へ向かう係止部を設けると共に該係止部によって立ち上
    がり空間部を形成し、 前記軒側成形部には、面板部の軒側縁を立ち下げた折下
    り部と、該折下り部の下端を折り返して棟側へ向かう水
    平部と、該水平部の先端をさらに折り返して軒側へ向か
    う水切り部と、該水切り部の先端を折り下げた当接部と
    を設け、 軒側に敷設した横葺き屋根板の棟側成形部に、隣り合う
    棟側に敷設する横葺き屋根板の軒側成形部を係合させる
    に際し、棟側成形部の立ち上がり空間部内に軒側成形部
    の水平部及び水切り部を挿入係合させると共に、当接部
    の先端を軒側の横葺き屋根板の面板部に当接させ、水切
    り部の下面側に空間部分を形成したことを特徴とする横
    葺き屋根。
  6. 【請求項6】 軒側成形部の水平部から当接部の先端ま
    でで形成される折り返し空間部の高さを棟側成形部の立
    ち上がり空間部分の高さより大きく形成し、立ち上がり
    空間部内に水平部及び水切り部を挿入させる際に水平部
    の上面が係止部に当接することを特徴とする請求項5に
    記載の横葺き屋根。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006161422A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Sanko Metal Ind Co Ltd 外囲体

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