JPH05301870A - フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法 - Google Patents

フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH05301870A
JPH05301870A JP4104543A JP10454392A JPH05301870A JP H05301870 A JPH05301870 A JP H05301870A JP 4104543 A JP4104543 A JP 4104543A JP 10454392 A JP10454392 A JP 10454392A JP H05301870 A JPH05301870 A JP H05301870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
general formula
group
derivative
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4104543A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Nigorikawa
和則 濁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4104543A priority Critical patent/JPH05301870A/ja
Publication of JPH05301870A publication Critical patent/JPH05301870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 医薬、農薬、液晶材料等に有益なフェニルピ
リジルピリミジン誘導体の新規な製造方法を提供する。 【構成】 置換フェニルボロン酸(1)と2,5−ジハ
ロゲノピリジン(2)とをパラジウム触媒存在下でクロ
スカップリングさせて、5−ハロゲノ−2−フェニルピ
リジン誘導体(3)を得た後、該化合物のグリニャール
試薬と2−ハロゲノピリミジン誘導体(4)とをパラジ
ウムもしくはニッケル触媒存在下、再度クロスカップリ
ングさせることを特徴とするフェニルピリジルピリミジ
ン誘導体(5)の製造方法。 〔式中、R,R,RはH,F,CF,CH
等を;X,YはClまたはBrを;表す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬、農薬、液晶材料
等に有益なフェニルピリジルピリミジン誘導体の新規な
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2−置換フェニル−5−(置換ピ
リミジニル−2)ピリジン誘導体の製造法としては、2
−置換フェニル−5−シアノピリジンから導かれるアミ
ジンと、アクロレイン、トリメチニウム塩もしくはマロ
ン酸エステルとの反応を経由して製造する方法(例えば
特願平3−38733号)などが知られている。
【0003】しかしながら、これらの製造法は、2−置
換フェニル−5−シアノピリジンの合成を含めると合成
ルートが長く、収率も低いなどの問題があった。さらに
2−置換フェニル−5−シアノピリジンからアミジンを
得る工程に関しては、4−置換−4' −シアノビフェニ
ルからのそれに比べて、中間体のイミノエーテルの生成
および安定性に問題があり、著しい収率の低下を伴って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
問題を解決し、従来の方法に比べ短い合成ルートで、操
作性よく、高収率で2−置換フェニル−5−(置換ピリ
ミジニル−2)ピリジン誘導体を得る製造方法を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下に示す
製造方法を開発することによって解決された。即ち、一
般式(1)
【0006】
【化6】
【0007】〔式中、R1 、R2 は、それぞれ独立に水
素原子、フッ素原子、トリフルオロメチル基、トリフル
オロメトキシ基、アルキル基またはアルコキシ基を表
す〕で示される置換フェニルボロン酸と一般式(2)
【0008】
【化7】
【0009】〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を表
す〕で示される2,5−ジハロゲノピリジンとを塩基と
パラジウム触媒の存在下にクロスカップリングさせて一
般式(3)
【0010】
【化8】
【0011】〔式中、R1 、R2 、Xは上記と同一な基
を表す〕で示される5−ハロゲノ−2−フェニルピリジ
ン誘導体を得た後、該化合物のグリニャール試薬と一般
式(4)
【0012】
【化9】
【0013】〔式中、R3 は水素原子、フッ素原子、ト
リフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、アルキ
ル基またはアルコキシ基、Yは塩素原子または臭素原子
を表す〕で示される2−ハロゲノピリミジン誘導体とを
パラジウムもしくはニッケル触媒の存在下にクロスカッ
プリングさせることを特徴とする一般式(5)
【0014】
【化10】
【0015】〔式中、R1 、R2 、R3 は上記と同一な
基を表す〕で示されるフェニルピリジルピリミジン誘導
体の製造方法である。
【0016】一般式(1)においてR1 、R2 を示すア
ルキル基、アルコキシ基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘプチル基、
オクチル基、ノニル基、メトキシ基、エトキシ基、プロ
ポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘプチルオ
キシ基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基等が挙げら
れる。
【0017】一般式(1)に含まれる化合物の合成法に
ついては、Synthetic Communications、11巻、P513、(1
981)等に詳しい。一般式(2)で示される化合物の具体
例としては、2,5−ジブロモピリジン、2,5−ジク
ロロピリジン等が挙げられる。
【0018】本発明において、第1段階のクロスカップ
リング反応である一般式(3)の合成は通常溶媒の存在
下で行う。この反応に用いられる溶媒としては、ジエチ
ルエーテル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、ジメチ
ルホルムアミド、メタノール、エタノール、プロパノー
ル等が挙げられる。これらのうち、一般式(1)の化合
物の溶解性の点からはアルコール類が好ましく、一般式
(2)および(3)の化合物の溶解性の点からはベンゼ
ンおよびトルエンがより好ましいため、通常は両者の混
合溶媒として用いる。溶媒の使用量は一般式(2)の化
合物の2〜100重量倍、好ましくは10〜50重量倍
である。
【0019】塩基としては、具体的には炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化バリウム、燐酸カリウム
の水溶液等が挙げられる。塩基の使用量は一般式(2)
の化合物の1〜10倍モル、好ましくは2〜6倍モルで
ある。ここで用いられるパラジウム触媒としては、具体
的にはPd (C6H5)3P 4 等が挙げられる。触媒の使用量は
一般式(2)の化合物の0.1〜10モル%、好ましく
は0.2〜5モル%である。
【0020】一般式(1)の化合物と一般式(2)の化
合物のモル比は、通常5:1〜1:5、好ましくは2:
1〜1:1である。本カップリング反応の反応温度は、
通常5〜130℃、好ましくは40〜80℃であり、あ
まり低温になると反応は進行せず、逆にあまり高温にな
ると2−ハロゲノ−5−フェニルピリジン誘導体および
2,5−ジフェニルピリジン誘導体の副生成が増加す
る。本カップリング反応の反応時間は反応温度によって
異なり、特に制限されないが、50℃では8時間程で反
応は完了する。なお、反応の終点は液体クロマトグラフ
ィー等を用いて確認することが出来る。反応終了後、通
常の分離手段、例えば抽出、洗浄、濃縮等により、目的
とする一般式(3)に示される5−ハロゲノ−2−フェ
ニルピリジン誘導体の単離が可能であり、必要により再
結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することが出
来る。
【0021】一般式(4)においてR3 を示すアルキル
基、アルコキシ基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘプチルオキシ
基、オクチルオキシ基、ノニルオキシ基等が挙げられ、
Yとしては塩素原子、臭素原子等が挙げられる。
【0022】本発明において、第2段階のクロスカップ
リング反応である一般式(5)の合成は通常溶媒の存在
下で行う。この反応に用いられる溶媒としては、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、グライ
ム、ジグライム、トルエン等が挙げられる。これらのう
ち、一般式(3)の化合物のグリニャール試薬の調製お
よび一般式(5)の化合物との反応性等の点からはテト
ラヒドロフランが好ましい。溶媒の使用量は一般式
(3)の化合物の2〜100重量倍、好ましくは10〜
50重量倍である。まず、一般式(3)の化合物からの
グリニャール試薬の調製法については、反応温度は好ま
しくは50〜65℃であり、あまり低温になると反応は
進行せず、逆にあまり高温になると生成したグリニャー
ル試薬の分解を促進する結果となる。反応時間は、対応
するハロゲノビフェニル誘導体からの調製よりは時間を
要するものの、生成するグリニャール試薬の熱安定性が
乏しいため、通常は0.5〜2時間で行う。
【0023】反応は、通常ニッケルおよびパラジウム触
媒と一般式(4)と溶媒から成る溶液に上記のグリニャ
ール試薬を滴下して行う。ここで用いられるニッケルお
よびパラジウム触媒としては、金属をM とすると具体的
にはM (C6H5)3P 4、M (C6H5)3P 2Cl2 、M (C6H5)2PCH2C
H2P(C6H5)2 Cl2、M (C6H5)2PCH2CH2CH2P(C6H5)2 Cl2
M (C6H5)2PCH2CH2CH2CH2P(C6H5)2 Cl2等が挙げられる。
これらのうち、目的とする一般式(5)の化合物の選択
性の点からは、配位能の強い配位子から成るM (C6H5)2P
CH2CH2P(C6H5)2 Cl2、M (C6H5)2PCH 2CH2CH2P(C6H5)2 Cl
2 、M (C6H5)2PCH2CH2CH2CH2P(C6H5)2 Cl2等が好まし
い。触媒の使用量は一般式(3)の化合物の0.1〜2
0モル%、好ましくは0.2〜10モル%である。
【0024】一般式(3)の化合物と一般式(4)の化
合物のモル比は、通常5:1〜1:5、好ましくは3:
1〜1:1である。本カップリング反応の反応温度は、
通常0〜65℃、好ましくは10〜50℃であり、あま
り低温もしくは高温過ぎると一般式(3)の化合物のハ
ロゲン脱離体およびホモカップリング体の副生成が増加
して目的物の選択性が低下する。本カップリング反応の
反応時間は反応温度によって異なるが、20℃では1時
間程で反応は完了する。なお、反応の終点は液体クロマ
トグラフィー等を用いて確認することが出来る。反応終
了後の一般式(5)の単離および精製は上記の一般式
(3)のそれと同様の操作で行うことが出来る。
【0025】一般式(3)の化合物の製造法としては、
例えば特開平3−255075号等にハロゲノベンゼン
誘導体から調製されるグリニャール試薬と一般式(2)
とのカップリングによる方法が開示されている。これに
よれば、収率は60%との記載であるが、本発明におけ
るボロン酸とでは80%以上の収率が可能となる。ま
た、一般式(5)の化合物の製造法としては、先に記し
た様に2−置換フェニル−5−シアノピリジンのアミジ
ン経由の合成が可能であるが、出発原料からの総収率は
極めて低い。それに対して、本発明の製造法によれば、
工程数は少なくなり、一般式(2)からの総収率で50
%以上の高収率が可能となる。以上の様に本発明の製造
法によれば、従来法に比べ短い合成ルートで、操作性よ
く、高収率で目的物を得ることが可能となる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を示すが本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0027】実施例1 1)2−(4−メトキシフェニル)−5−ブロモピリジ
ンの製造
【0028】
【化11】
【0029】2,5−ジブロモピリジン53.6gのベンゼ
ン溶液350ml にPd (C6H5)3P 4 1.5g、炭酸ナトリウム7
2gの水溶液350ml を加え、窒素雰囲気下、これにp−
メトキシフェニルボロン酸44.7gのエタノール溶液350m
l を加え、50℃で8時間攪拌した。反応終了後、有機
層を抽出し、水洗後、溶媒留去した。残留物をクロロホ
ルムを用いてカラムクロマトグラフィーにより精製し、
エタノール/トルエン(5/1)の混合溶媒から再結晶
して2−(4−メトキシフェニル)−5−ブロモピリジ
ン50.5gを得た。融点 136.5 〜137.5 ℃ 得られた化合物のH1 −NMRスペクトルを第1図に示
す。
【0030】2)2−(4−メトキシフェニル)−5−
(5−n−ヘキシル−2−ピリミジニル)ピリジンの製
【0031】
【化12】
【0032】マグネシウム1.9 gのテトラヒドロフラン
溶液50mlに窒素雰囲気下、2−(4−メトキシフェニ
ル)−5−ブロモピリジン20.0gのテトラヒドロフラン
溶液200mlを50〜60℃で滴下し、滴下終了後1
時間攪拌してグリニャール試薬を調製した。2−クロロ
−5−n−ヘキシルピリミジン15.0g、Ni (C6H5)2PCH2
CH2P(C6H5)2 Cl2 2.0 gのテトラヒドロフラン溶液15
0mlに窒素雰囲気下、先に調製したグリニャール試薬
を20〜30℃で滴下し、そのまま1時間攪拌した。反
応終了後、トルエン300ml、水200mlを加えて
有機層を抽出し、水洗後、溶媒留去した。残留物をヘキ
サン/酢酸エチル(3/1)の混合溶媒を用いてカラム
クロマトグラフィーにより精製し、エタノールから再結
晶して2−(4−メトキシフェニル)−5−(5−n−
ヘキシル−2−ピリミジニル)ピリジン17.0gを得た。
このものは液晶相を有し、その相転移温度(℃)は次の
通りであった。 Cr 110 N 201 I 得られた化合物のH1 −NMRスペクトルを第2図に示
す。
【0033】実施例2 1)2−(4−n−ペンチルフェニル)−5−ブロモピ
リジンの製造
【0034】
【化13】
【0035】2,5−ジブロモピリジン21.0gのベンゼ
ン溶液150ml にPd (C6H5)3P 4 0.6g、炭酸ナトリウム2
9gの水溶液150ml を加え、窒素雰囲気下、これにp−
n−ペンチルフェニルボロン酸17.9gのエタノール溶液
150ml を加え、60℃で7時間攪拌した。反応終了後、
有機層を抽出し、水洗後、溶媒留去した。残留物をヘキ
サン/酢酸エチル(30/1)混合溶媒でカラムクロマ
トグラフィーにより精製し、エタノールから再結晶して
2−(4−n−ペンチルフェニル)−5−ブロモピリジ
ン22.0gを得た。このものは液晶相を有し、その相転移
温度(℃)は次の通りであった。 Cr 65 SA 67 I 得られた化合物のH1 −NMRスペクトルを第3図に示
す。
【0036】2)2−(4−n−ペンチルフェニル)−
5−(5−n−ペンチル−2−ピリミジニル)ピリジン
の製造
【0037】
【化14】
【0038】マグネシウム0.4 gのテトラヒドロフラン
溶液10mlに窒素雰囲気下、2−(4−n−ペンチルフェ
ニル)−5−ブロモピリジン5.0 gのテトラヒドロフラ
ン溶液50mlを50〜60℃で滴下し、滴下終了後1
時間攪拌してグリニャール試薬を調製した。2−クロロ
−5−n−ペンチルピリミジン2.8 g、Pd (C6H5)2PCH2
CH2P(C6H5)2 Cl2 0.8 gのテトラヒドロフラン溶液50
mlに窒素雰囲気下、先に調製したグリニャール試薬を
20〜30℃で滴下し、そのまま1時間攪拌した。反応
終了後、トルエン50ml、水50mlを加えて有機層
を抽出し、水洗後、溶媒留去した。残留物をヘキサン/
酢酸エチル(3/1)の混合溶媒を用いてカラムクロマ
トグラフィーにより精製し、エタノールから再結晶して
2−(4−n−ペンチルフェニル)−5−(5−n−ペ
ンチル−2−ピリミジニル)ピリジン4.0 gを得た。こ
のものは液晶相を有し、その相転移温度(℃)は次の通
りであった。 Cr 65 SC 125 SA 143 N 188 I 得られた化合物のH1 −NMRスペクトルを第4図に示
す。
【0039】
【発明の効果】本発明の製造法により、医薬、農薬、液
晶材料等に有益なフェニルピリジルピリミジン誘導体
が、従来法に比べて、短い合成ルートで、操作性よく、
高収率で得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の2−(4−メトキシフェニル)−5
−ブロモピリジンのH1 −NMRスペクトル(溶媒:CD
Cl3 、TMS 0.5%) である。
【図2】実施例1の2−(4−メトキシフェニル)−5
−(5−n−ヘキシル−2−ピリミジニル)ピリジンの
1 −NMRスペクトル(溶媒:CDCl3 、TMS 0.5%) で
ある。
【図3】実施例2の2−(4−n−ペンチルフェニル)
−5−ブロモピリジンのH1 −NMRスペクトル(溶
媒:CDCl3 、TMS 0.5%) である。
【図4】実施例2の2−(4−n−ペンチルフェニル)
−5−(5−n−ペンチル−2−ピリミジニル)ピリジ
ンのH1 −NMRスペクトル(溶媒:CDCl3 、TMS 0.5
%) である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C07D 401/04 213:00 239:00)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 、R2 は、それぞれ独立に水素原子、フッ
    素原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ
    基、アルキル基またはアルコキシ基を表す〕で示される
    置換フェニルボロン酸と一般式(2) 【化2】 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を表す〕で示され
    る2,5−ジハロゲノピリジンとを塩基とパラジウム触
    媒の存在下にクロスカップリングさせて一般式(3) 【化3】 〔式中、R1 、R2 、Xは上記と同一な基を表す〕で示
    される5−ハロゲノ−2−フェニルピリジン誘導体を得
    た後、該化合物のグリニャール試薬と一般式(4) 【化4】 〔式中、R3 は水素原子、フッ素原子、トリフルオロメ
    チル基、トリフルオロメトキシ基、アルキル基またはア
    ルコキシ基、Yは塩素原子または臭素原子を表す〕で示
    される2−ハロゲノピリミジン誘導体とをパラジウムも
    しくはニッケル触媒の存在下にクロスカップリングさせ
    ることを特徴とする一般式(5) 【化5】 〔式中、R1 、R2 、R3 は上記と同一な基を表す〕で
    示されるフェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方
    法。
JP4104543A 1992-04-23 1992-04-23 フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法 Pending JPH05301870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104543A JPH05301870A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104543A JPH05301870A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301870A true JPH05301870A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14383406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4104543A Pending JPH05301870A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05301870A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5783522A (en) * 1993-07-16 1998-07-21 Basf Aktiengesellschaft Substituted 2-phenylpyridines
JP2004059460A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Sumitomo Seika Chem Co Ltd (チオフェン/フェニレン)コオリゴマー類の製造方法
JP2006306758A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Hokko Chem Ind Co Ltd ビアリール化合物の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5783522A (en) * 1993-07-16 1998-07-21 Basf Aktiengesellschaft Substituted 2-phenylpyridines
JP2004059460A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Sumitomo Seika Chem Co Ltd (チオフェン/フェニレン)コオリゴマー類の製造方法
JP2006306758A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Hokko Chem Ind Co Ltd ビアリール化合物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2736172B2 (ja) 芳香族ボロン酸と芳香族ハロゲン化合物もしくはペルフルオロアルキルスルホネートとをクロスカップリングする方法
US6156925A (en) Process for the preparation of halogenated phenylmaloates
EP0694530B1 (de) Verfahren zur Kreuzkupplung von aromatischen Borverbindungen mit aromatischen Halogenverbindungen oder Perfluoralkylsulfonaten
JPS6344756B2 (ja)
JPH06234690A (ja) ビフェニル誘導体の製法
CN109776295B (zh) 一种邻位含二氟亚甲基的芳基碘化合物及制备方法
JPH05301870A (ja) フェニルピリジルピリミジン誘導体の製造方法
CN101309907B (zh) 羧酰苯胺的制备方法
JP6096465B2 (ja) ペランパネルの中間体である2−アルコキシ−5−(ピリジン−2−イル)ピリジンの調製方法
EP1718591A1 (en) A process for the preparation of optically active cyclohexenones
EP1002788B1 (en) Process for preparing halogenated phenylmalonates
CN115260103B (zh) 一种4,5-二卤代-1-(二氟甲基)-1h-咪唑的制备方法
EP0347866B1 (en) Anilinopyrimidine derivatives
JP3791040B2 (ja) スチルベン化合物、その製造法、それを有効成分とする液晶組成物およびそれを用いてなる液晶素子
KR101321702B1 (ko) 3-[5'-(3,4-비스-히드록시메틸-벤질옥시)-2'-에틸-2-프로필-바이페닐-4-일]-펜탄-3-올의 신규 제조 방법
JPH09143139A (ja) シアノフルオロフェノ−ルの製造方法
US6096894A (en) Production method of 2-(p-alkylphenyl)pyridine compound
JP3646739B2 (ja) 芳香族化合物およびその製造法
JPH0841005A (ja) 4−フルオルアルコキシシンナモニトリル類の製法
JPH08245427A (ja) 芳香族ハロゲン化合物またはパーフルオロアルキルスルホネート類を末端アルキン類とクロスカップリングさせるための方法
JPH06228103A (ja) 新規なオクタヒドロアクリジン誘導体とその製造方法
JP3336507B2 (ja) 非対称ビアリール誘導体の製造方法
KR880001850B1 (ko) 5-플루오로 피리돈 유도체의 제조방법
JP4505876B2 (ja) 4−ハロベンゾフラン誘導体及びその製造方法
JPH10130178A (ja) gem−ジフルオロオレフィン類の製造方法、同製造方法に用いるジルコノセン、及びその製造方法