JPH0530164U - エアナイフ - Google Patents

エアナイフ

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Publication number
JPH0530164U
JPH0530164U JP8538891U JP8538891U JPH0530164U JP H0530164 U JPH0530164 U JP H0530164U JP 8538891 U JP8538891 U JP 8538891U JP 8538891 U JP8538891 U JP 8538891U JP H0530164 U JPH0530164 U JP H0530164U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
air
air knife
traveling
angle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8538891U
Other languages
English (en)
Inventor
行雄 神田
知明 立原
方雄 冨川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8538891U priority Critical patent/JPH0530164U/ja
Publication of JPH0530164U publication Critical patent/JPH0530164U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 走行する金属帯材(ストリップ)に付着した
液体を、気体の噴射によって除去するエアナイフに関す
るもので、ストリップに大量に付着した液体でも効率よ
く除去することが可能となりその膜厚を薄くすることの
できるエアナイフを得ることを目的としている。 【構成】 走行するストリップSの上下に対向してエア
ナイフ1を配設し、エアナイフ1の両端部はエア供給管
3により図示していないエアコンプレッサに連結してい
る。エアナイフ1はその中央部で、ストリップS進行方
向に直交する方向に対して約45°の角度で折り曲がる
よう形成されており、ストリップSと対向する箇所には
スリット状の噴出口2が全長にわたって設けられてい
る。なおエアナイフの配置の別の実施例としては、エア
ナイフを直線状に形成し、これを走行するストリップS
の上下に、ストリップSの進行方向と直交する方向に対
して約45°の角度で配置してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行する金属帯材(以下ストリップと称す)に付着した液体を、気 体の噴射によって除去するエアナイフに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の装置の一例としての、ソルトバスの概念を示す側面図、図5は図 4の要部を拡大した縦断面図である。これらの図に示すように、例えば熱処理し て450〜500℃に降温したストリップSをバス59内の溶融塩浴Lに浸漬し 、該溶融塩浴L中に配置した浴中ソルトフロータ54から浴中ポンプ57によっ て溶融塩L1 を噴射して非接触で通過させてストリップSのスケールを溶融塩浴 Lと反応させる。そして、空中に出たストリップSの下面に、大気中に配設した 空中ソルトフロータ55から浴中ポンプ57によって溶融塩L1 を噴射して浮上 させると共に上面にソルトチャンバ56から溶融塩L1 を噴射して更に反応させ 、次工程の酸洗を容易にする。
【0003】 そして、エア供給管53からエアを上下のエアナイフ51に供給し、スリット 状の噴出口52からストリップSの両面にエアを噴射してストリップに付着した 溶融塩L1 を吹き落し、その膜厚を薄くして次工程に送給している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前述のような従来の装置では、溶融塩L1 を空中ソルトフロータ55 及びソルトチャンバ56によってストリップSに噴射した後、ストリップSはほ ぼ横方向または斜め方向に走行するようになっているので、この溶融塩L1 をエ アナイフ51によって除去しようとすると、図5に示すように、ストリップSの 上面の溶融塩L1 が落下せずに帯溜し、上下のエアナイフ51間を通過しても溶 融塩L1 がストリップSの上面に大量に残留する不具合がある。
【0005】 本考案は上記不具合を解消し、効率よくストリップに大量に付着した液体を吹 き飛ばし除去可能とした新たなエアナイフを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案のエアナイフは、気体をスリット状の噴出口か ら走行するストリップに噴射してこのストリップに付着した液体を除去するエア ナイフにおいて、前記噴出口を前記ストリップの進行方向と直交する方向に対し て角度を付けて設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案のエアナイフは、横方向または斜め方向に走行するストリップの上下両 面に、ストリップの進行方向に直交する方向に対して斜めに配設したスリット状 の噴出口から高圧の気体を噴射することによりストリップに付着している液体を 、ストリップのエッジ方向へ斜めに吹き飛して落下させ、その膜厚を薄くするこ とができる。その結果効率よく付着液体の除去を行なうことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面によって具体的に説明する。 図1は本考案の第1の実施例に係る、エアナイフの平面図、図2は図1のII− II断面図である。
【0009】 これらの図において、1はエアナイフであり、走行するストリップSの上下に 対向して配置固設され、その両端部はエア供給管3によって図示しないエアコン プレッサに連結されている。
【0010】 このエアナイフ1は、中央部で、ストリップS進行方向に直交する方向に対し て約45°の角度で屈折するよう構成され、ストリップSと対向する箇所には、 スリット状の噴出口2が全長にわたって設けられている。
【0011】 次に本実施例装置の作用について説明すると、大量の溶融塩L1 が付着して走 行するストリップSの上面及び下面に、エアナイフ1に設けた噴出口3から高圧 のエアを噴射し、溶融塩L1 をストリップSの進行方向斜め後方に吹飛ばして、 ストリップSの両エッジ部から落下させ、その膜厚を薄くすることができる。
【0012】 図3は本考案の第2の実施例に係る、エアナイフの平面図を示し、図において エアナイフ11は直線状に形成され、その両端部はエア供給管13によって図示 しないエアコンプレッサに連結されている。
【0013】 そして、該エアナイフ11は走行するストリップSの上下に、ストリップSの 進行方向と直交する方向に対して約45°の角度で配置固設されており、そのス トリップSと対向する箇所には、スリット状の噴出口12が設けられている。
【0014】 このエアナイフ11も、第1の実施例のものと同様に、噴出口12からストリ ップSの上下両面にエアを噴射し、ストリップ面に大量に付着した溶融塩L1 を 進行方向斜め後方に吹飛ばしてストリップSのエッジ部から落下させ、その膜厚 を薄くする。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように本考案のエアナイフによれば、エアナイフのスリット状の噴 出口をストリップの進行方向と直交する方向に対して角度を付けて設け、液体が 付着して走行するストリップにこの噴出口から気体を噴射することにより、この 液体をストリップの進行方向に対して斜め後方に吹飛ばしてエッジ部から落下さ せることができる。
【0016】 従って、ほぼ横方向または斜め方向に走行するストリップに大量に付着した液 体でも効率よく除去することが可能になり、その膜厚を薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係るエアナイフの平面
図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係るエアナイフの平面
図である。
【図4】従来の装置の1例としてのソルトバスの概念を
示す側面図である。
【図5】図4の装置におけるエア噴出部の構成及び作用
を示す説明図である。
【符号の説明】
1,11 エアナイフ 2,12 エア噴出口 3,13 エア供給管 S ストリップ L1 溶融塩

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体をスリット状の噴出口から走行する
    金属帯材に噴射してこの金属帯材に付着した液体を除去
    するエアナイフにおいて、前記噴出口を前記金属帯材の
    進行方向と直交する方向に対して角度を付けて設けたこ
    とを特徴とするエアナイフ。
JP8538891U 1991-09-25 1991-09-25 エアナイフ Withdrawn JPH0530164U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8538891U JPH0530164U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 エアナイフ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8538891U JPH0530164U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 エアナイフ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530164U true JPH0530164U (ja) 1993-04-20

Family

ID=13857370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8538891U Withdrawn JPH0530164U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 エアナイフ

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JP (1) JPH0530164U (ja)

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Effective date: 19951130