JPH05300859A - 床面清掃車のサイドブラシ - Google Patents

床面清掃車のサイドブラシ

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JPH05300859A
JPH05300859A JP4108011A JP10801192A JPH05300859A JP H05300859 A JPH05300859 A JP H05300859A JP 4108011 A JP4108011 A JP 4108011A JP 10801192 A JP10801192 A JP 10801192A JP H05300859 A JPH05300859 A JP H05300859A
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JP
Japan
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brush
bristles
side brush
rotation
vehicle
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JP4108011A
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JP3127566B2 (ja
Inventor
Shinobu Suzuki
忍 鈴木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】床面清掃車のサイドブラシに関し、サイドブラ
シのブラシ毛の内側への巻き込みを防止して清掃能力の
低下を防止することを目的とする。 【構成】回転板10に対してブラシ毛11を円環状に植
設することにより構成された床面清掃車のサイドブラシ
7において、前記ブラシ毛11を回転板10の回転中心
から放射方向に延びる線に対して傾斜し、かつその先端
がブラシ毛11の回転方向と逆方向に向かって延びるよ
うに植設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面清掃車のサイドブラ
シに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床面清掃車は、車両の底部にて回
転するメインブラシにより床面の塵埃をダストボックス
に掃き上げるようになっている。又、サイドブラシによ
りメインブラシの幅より外側にある塵埃をメインブラシ
の清掃領域内に掃き寄せるようになっている。
【0003】このサイドブラシの構造を図8,図9に示
す。サイドブラシ51は円板状に形成された支持ブラケ
ット52と、支持ブラケット52における下部周縁のテ
ーパ面53に円環状に植設されて外方に延びるブラシ毛
54とから構成されている。各ブラシ毛54は放射方向
に延びるように植設されている。
【0004】支持ブラケット52は図示しない床面清掃
車における回転駆動装置の取付ブラケットに装着され
る。そして、回転駆動装置により支持ブラケット52を
回転させるとブラシ毛54によりメインブラシの幅より
外側にある塵埃がメインブラシの清掃領域内に掃き寄せ
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
アスファルト等の凹凸のある路面(床面)を清掃する場
合、回転しているサイドブラシ51におけるブラシ毛5
4が路面の凹部55に入り込んだ状態で床面清掃車が走
行すると、図10(a)〜図10(e)に示すように、
ブラシ毛54の先端は凹部55から跳ね出すことができ
ず内側に巻き込まれ直線状の軌跡を描き、鎖線で示す正
常な円形状の軌跡を描かなくなる。
【0006】従って、各ブラシ毛54が路面の凹部55
に入り込むことにより、図11に示すように、各ブラシ
毛54は円環状に植設されたブラシ毛54の内側に巻き
込まれるため、清掃面積が小さくなりサイドブラシ51
の清掃能力が低下してしまうという問題がある。
【0007】又、サイドブラシの回転数を高めると巻き
込みを防止できるが、回転数が高いと塵埃を飛ばし過ぎ
たり、ほこりの発生量が多くなってしまう。従って、回
転数はある程度のところにとどめておかなくてはいけな
いが、この場合、清掃速度を上げるとサイドブラシのブ
ラシ毛に巻き込みが発生するという問題がある。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はサイドブラシのブラシ毛
の内側への巻き込みを防止して清掃能力の低下を防止す
る床面清掃車のサイドブラシを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、支持ブラケットに対してブラシ毛を円環状
に植設することにより構成された床面清掃車のサイドブ
ラシにおいて、前記ブラシ毛を支持ブラケットの回転中
心から放射方向に延びる線に対して傾斜し、かつその先
端がブラシ毛の回転方向と逆方向に向かって延びるよう
に植設したことをその要旨とする。
【0010】
【作用】支持ブラケットに対して円環状に植設されたブ
ラシ毛の先端が凹部に引っかかり、その移動が規制され
た状態でサイドブラシが移動すると、ブラシ毛は支持ブ
ラケットの回転中心から放射方向に延びる線に対して傾
斜し、かつその先端がブラシ毛の回転方向とは逆方向に
向かって延びるように植設されているため、放射方向に
植設された場合に比較してブラシ毛の撓みが大きくな
る。そのため、ブラシ毛の撓みに対する反力が大きくな
り、ブラシ毛の先端が凹部から跳ね出やすくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に基づいて説明する。図1,図2に示すように、床
面清掃車1のフロント側には塵埃を収集するダストボッ
クス2が設けられ、該床面清掃車1の底部中央には車両
の幅方向にメインブラシルーム3が設けられている。前
記メインブラシルーム3内にはメインブラシ4が回転可
能に設けられ、このメインブラシ4が回転することによ
り床面の塵埃がダストボックス2内に掃き上げられるよ
うになっている。
【0012】又、前記床面清掃車1における一方のフロ
ントフェンダー5内には駆動モータ6が設けられ、該駆
動モータ6の回転軸6aの先端には円形状の取付ブラケ
ット6bが設けられている。前記取付ブラケット6bに
はサイドブラシ7が固定され、このサイドブラシ7によ
ってメインブラシ4の幅より外側にある塵埃をメインブ
ラシ4の清掃領域内に掃き寄せることができるようにな
っている。
【0013】前記サイドブラシ7は前記取付ブラケット
6bにボルト8及びナット9によって装着される円形状
の支持ブラケットとしての回転板10と、該回転板10
に植設されたブラシ毛11とから構成されている。前記
回転板10にはボルト8が挿通する挿通孔10bが複数
設けられている。
【0014】図3,図4に示すように、前記ブラシ毛1
1は回転板10の外周面に形成されたテーパ面10aに
対して円環状にかつ外方に延びるように植設されてい
る。更に、このブラシ毛11は回転板10の回転中心か
ら放射方向に延びる線に対して傾斜し、かつその先端が
ブラシ毛11の回転方向と逆方向、即ちサイドブラシ7
の回転方向(図3において時計方向)に向かって延びる
ように植設されている。
【0015】次に、上記のように構成されたサイドブラ
シの作用について説明する。床面清掃車1が清掃作業を
行うべく、メインブラシ4及びサイドブラシ7を回転さ
せた状態で走行を開始する。すると、メインブラシ4は
床面の塵埃を掃き上げてダストボックス2内に収集す
る。又、サイドブラシ7はメインブラシ4の幅より外側
にある塵埃をメインブラシ4の清掃領域内に掃き寄せ
る。
【0016】この状態で、図5に示すように、路面の凹
部12にサイドブラシ7におけるブラシ毛11の先端が
入り込むと、サイドブラシ7の回転及び床面清掃車1の
走行により当該ブラシ毛11の移動が規制されてブラシ
毛11の先端部が内側に巻き込まれようとする。
【0017】従来においては、図6に示すように、ブラ
シ毛11が回転板10の中心に対して放射状となるよう
に回転板10に植設されているため、路面の凹部12に
ブラシ毛11の先端が入り込んだ状態で床面清掃車1が
走行しても、ブラシ毛11の撓み量が小さく元の状態に
戻ろうとする反力も小さい。そのため、ブラシ毛11の
先端がブラシ毛11自身の弾性力によって路面の凹部1
2から跳ね出るのが難しい。
【0018】これに対して本発明においては、ブラシ毛
11はその回転方向とは逆方向に向かって延びるように
植設されているため、床面清掃車1が同じ距離走行する
間にブラシ毛11は図5に実線にて示すように従来に比
較して大きく撓むことになる。
【0019】従って、同じ条件でもブラシ毛11はブラ
シ毛11自身の撓み量が大きくなってその反力が大きく
なり、ブラシ毛11の弾性力により2点鎖線にて示す位
置に跳ね出やすくなる。従って、ブラシ毛11を内側に
巻き込むことを防止することができる。そのため、ブラ
シ毛11の軌跡を円形状として路面の清掃を行わせるこ
とができる。この結果、サイドブラシ7のブラシ毛11
はメインブラシ4の幅より外側にある塵埃を確実にメイ
ンブラシ4の清掃領域内に掃き寄せることができ、サイ
ドブラシ7の清掃能力の低下を防止することができる。
【0020】本実施例においては、一方のフロントフェ
ンダー5にサイドブラシ7を設けたが、図7に示すよう
に、他方のフロントフェンダー5にサイドブラシ7を設
けることも可能である。この場合、他方のフロントフェ
ンダー5に設けられたサイドブラシ7のブラシ毛11の
植設方向は一方のサイドブラシ7と逆になる。
【0021】又、ブラシ毛11の傾斜角度は適宜変更し
てもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
イドブラシのブラシ毛の巻き込みを防止し、サイドブラ
シの清掃能力の低下を防止することができる優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサイドブラシを床面清掃車に装着
した状態を示す概要図である。
【図2】床面清掃車に対してサイドブラシを設けた状態
を示す部分平面図である。
【図3】サイドブラシの平面図である。
【図4】サイドブラシの断面図である。
【図5】本発明に係るサイドブラシのブラシ毛が凹部に
入り込んだときの撓み状態を示す説明図である。
【図6】従来のサイドブラシのブラシ毛が凹部に入り込
んだときの撓む状態を示す説明図である。
【図7】サイドブラシを一対設けた別例を示す部分平面
図である。
【図8】従来のサイドブラシを示す斜視図である。
【図9】従来のサイドブラシの断面図である。
【図10】(a)〜(e)はサイドブラシのブラシ毛が
路面の凹部に入り込んでブラシ毛が内側に巻き込まれる
ことを説明する説明図である。
【図11】サイドブラシのブラシ毛が路面の凹部に入り
込んでブラシ毛が内側に巻き込まれることを示す平面図
である。
【符号の説明】
7…サイドブラシ、10…支持ブラケットとしての回転
板、11…ブラシ毛、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持ブラケットに対してブラシ毛を円環
    状に植設することにより構成された床面清掃車のサイド
    ブラシにおいて、 前記ブラシ毛を支持ブラケットの回転中心から放射方向
    に延びる線に対して傾斜し、かつその先端がブラシ毛の
    回転方向と逆方向に向かって延びるように植設した床面
    清掃車のサイドブラシ。
JP04108011A 1992-04-27 1992-04-27 床面清掃車のサイドブラシ Expired - Lifetime JP3127566B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP04108011A JP3127566B2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 床面清掃車のサイドブラシ

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JP04108011A JP3127566B2 (ja) 1992-04-27 1992-04-27 床面清掃車のサイドブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05300859A true JPH05300859A (ja) 1993-11-16
JP3127566B2 JP3127566B2 (ja) 2001-01-29

Family

ID=14473730

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103519751A (zh) * 2012-07-06 2014-01-22 联润科技股份有限公司 清洁机构的快拆方法
CN109528097A (zh) * 2019-01-26 2019-03-29 东莞芯速科技有限公司 边刷装配机构、底壳及清洁机器人
CN112609620A (zh) * 2020-12-21 2021-04-06 王春晖 一种环保清理车

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