JPH05300688A - 導体接続方法 - Google Patents

導体接続方法

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JPH05300688A
JPH05300688A JP10102392A JP10102392A JPH05300688A JP H05300688 A JPH05300688 A JP H05300688A JP 10102392 A JP10102392 A JP 10102392A JP 10102392 A JP10102392 A JP 10102392A JP H05300688 A JPH05300688 A JP H05300688A
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JP
Japan
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magnet
side electrode
sleeve
wire
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP10102392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Narita
憲治 成田
Tokihiko Tanaka
時彦 田中
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Shigeyasu Mori
繁保 森
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05300688A publication Critical patent/JPH05300688A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグネットワイヤ相互間またはマグネットワ
イヤとリード線芯線との導体接続方法に関し、マグネッ
トワイヤの絶縁皮膜の除去を簡単確実に行うとともに接
合部の信頼性の高い導体接続方法を提供する。 【構成】 マグネットワイヤとリード線芯線をからげた
接合部にすずメッキを施した銅または銅合金からなるス
リーブを被せ、3極式抵抗溶接機の電極間に挟み、所定
の圧力をかけながら可動側電極と固定側電極に連なる補
助電極に所定の電流を流してスリーブと接合部を加熱し
てマグネットワイヤの絶縁皮膜を軟化させ、さらに圧力
を増しながら可動側電極と固定側電極との間に所定の電
流を流し、マグネットワイヤとリード線芯線をスリーブ
と一緒に圧接するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導体接続方法に関し、詳
しくは電動機のマグネットワイヤ相互間またはマグネッ
トワイヤとリード線との導体接続方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機のマグネットワイヤ相互間
またはマグネットワイヤとリード線との導体接続は、は
んだ付けによる方法、圧着スリーブによる圧接、接合部
の溶接による方法等が行われているが、いずれの方法に
よっても人手が掛かったり、安定して確実な作業が保証
できず、仕上り品質のバラツキが避けられなかった。は
んだ付けによる場合や圧着スリーブによる圧接では、マ
グネットワイヤの絶縁皮膜の除去が問題で、絶縁皮膜を
削り取ったり有機溶剤で溶かしたりして除去するために
剥離に熟練と手間がかかり、確実に剥離されていないと
導通不良となる問題があり、溶接による場合には絶縁皮
膜を焼き取ることができるが、細いマグネットワイヤで
はマグネットワイヤが溶断されたり、溶接部分が酸化し
て接合が不完全になる等の問題を生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、マグネットワイヤの絶縁
皮膜の除去が特に熟練を要せず簡単に行うことができ、
且つ接合部の信頼性の高い導体接続構造を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、マグネットワイヤ相互間またはマグネットワイヤと
リード線先端の露出した芯線とをからげた接合部に円筒
状のスリーブを被せ、同接合部を3極式抵抗溶接機の電
極間に挟み、所定の圧力で加圧しながら可動側電極と固
定側電極に連なる補助電極との間に所定の電流を流して
スリーブと接合部の温度を上げ、マグネットワイヤの絶
縁皮膜を軟化させ、加圧しながら可動側電極と固定側電
極間に所定の電流を流し、スリーブを圧縮することによ
り接合部を圧着接続もしくは溶接するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、マグネットワイヤ相互間
またはマグネットワイヤと芯線とをからげた接合部に、
すずメッキされた銅または銅合金からなるスリーブを被
せて3極式抵抗溶接機の電極間に挟み、所定の圧力を加
えながら可動側電極と固定側電極に連なる補助電極に所
定の電流を流して接合部の抵抗損によりスリーブと接合
部の温度を上げ、マグネットワイヤの絶縁皮膜が軟化し
可動側電極と固定側電極間の抵抗が低下した状態で、可
動側電極と固定側電極間に所定の電流を流し、さらに圧
力を上げることにより軟化した絶縁皮膜を押し退け、ス
リーブを圧縮して接合部を圧着接続もしくは溶接するこ
とができる。また、リード線の露出した芯線に対してマ
グネットワイヤの本数が少ない場合には、補助電極によ
り容易に加熱するため、接合部のスリーブを使用するこ
となく接合部を溶接することができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1はマグネットワイヤ1とリード線の芯線
2をからげた状態を示す要部斜視図で、リード線の先端
の絶縁皮膜を除去して芯線2を露出させ、マグネットワ
イヤ1の先端を同方向から芯線2にからげ、接合部3を
形成している。さらに、この接合部3の外径に見合う内
径の銅または銅合金からなるスリーブ4に接合部3を嵌
入し、図2に示すように3極式抵抗溶接機の電極5間に
挟み、所定の圧力を加えながら可動側電極5Aと固定側
電極5Bに連結された補助電極5Cの間にに所定の電流
(例えば30A程度)を流す。接合部3に加える圧力と可
動側電極5Aと近接した補助電極5Cに流れる電流によ
り接合部3はその抵抗損により発熱し、マグネットワイ
ヤ1の絶縁皮膜が軟化して可動側電極5Aと固定側電極
5Bの間に流れる電流を増し、スリーブ4の機械的強度
が低下して軟化する温度(約300 〜800 °C)まで上昇
する。この状態で、さらに圧力を加えることによりスリ
ーブ4が潰され、軟化した絶縁皮膜は押し退けられ、マ
グネットワイヤ1はリード線の芯線2やスリーブ4に接
触し、確実に圧着接続もしくは溶接することができる。
リード線の芯線2の本数に対しマグネットワイヤ1の本
数が少ない場合は、スリーブ4を使用しないでリード線
の芯線2にマグネットワイヤ1をからげたままの状態で
確実に圧接することができる。導体の寸法・種類、接合
導体数等により、スリーブ4の形状・寸法・材質およひ
圧力、通電電流の大きさ、通電加圧時間等を設定して管
理することにより、接合の品質をバラツキなく生成する
ことができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明においては、マグネ
ットワイヤの絶縁皮膜を予じめ除去することなくリード
線の芯線をからげ、銅または銅合金からなるスリーブを
被せ、3極式抵抗溶接機により加圧しながら電流を流し
て加熱し圧着することにより、マグネットワイヤの溶断
や絶縁皮膜による導通不良を排除し、バラツキの少ない
信頼性の高い接合を行うことができる。本発明により熟
練と手間のかかるマグネットワイヤの絶縁皮膜を除去す
る工程を省くことができ、コストダウンを図ることがで
きる。また、マグネットワイヤの絶縁皮膜を除去するた
めに用いられる有機溶剤等を使用することなく、安全衛
生上の効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマグネットワイヤとリード線の芯線を
からげた状態を示す要部斜視図である。
【図2】抵抗溶接機の電極間に挟んだ状態を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
1 マグネットワイヤ 2 芯線 3 接合部 4 スリーブ 5 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 繁保 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットワイヤ相互間またはマグネッ
    トワイヤとリード線先端の露出した芯線とをからげた接
    合部に円筒状のスリーブを被せ、同接合部を3極式抵抗
    溶接機の電極間に挟み、所定の圧力で加圧しながら可動
    側電極と固定側電極に連なる補助電極との間に所定の電
    流を流してスリーブと接合部の温度を上げ、マグネット
    ワイヤの絶縁皮膜を軟化させ、加圧しながら可動側電極
    と固定側電極間に所定の電流を流し、スリーブを圧縮す
    ることにより接合部を圧着接続もしくは溶接するように
    してなることを特徴とする導体接続方法。
  2. 【請求項2】 上記円筒状のスリーブをすずメッキを施
    した銅または銅合金により生成してなることを特徴とす
    る請求項1記載の導体接続方法。
JP10102392A 1992-04-21 1992-04-21 導体接続方法 Pending JPH05300688A (ja)

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