JPH05300220A - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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JPH05300220A
JPH05300220A JP10416992A JP10416992A JPH05300220A JP H05300220 A JPH05300220 A JP H05300220A JP 10416992 A JP10416992 A JP 10416992A JP 10416992 A JP10416992 A JP 10416992A JP H05300220 A JPH05300220 A JP H05300220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
attenuation
loop current
transmission signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10416992A
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English (en)
Inventor
Mitsutoshi Nozawa
光俊 野澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 局線の直流ループ電流値により送話信号、受
話信号の減衰量を制御して常に聞きとり易い通話をでき
るようにする。 【構成】 ループ電流値検出回路17で検出した局線L
ループ電流値が大きい場合は、受話信号減衰回路5、送
話信号減衰回路6を防側音動作制御回路4と減衰量制御
部回路10を制御して、その送話信号及び受話信号の減
衰量を小さくして側音音量の低下し過ぎを阻止する。同
様に制御して、検出したループ電流値が小さい場合に送
話信号及び受話信号の減衰量を大きくして側音音量を小
さく制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話局からの局線を収
容する主装置に接続された複数のボタン電話機を備える
ボタン電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のボタン電話装置の通話部の
構成を示している。図4において、このボタン電話装置
は、電話機33と、主装置38とで概略構成されてい
る。
【0003】電話機33にあって、21はハンドセット
である。このハンドセット21において、22は受話
器、23は送話器である。24は防側音動作制御回路、
25は受話信号減衰回路、26は送話信号減衰回路であ
る。27は送話信号レベル検出回路、28は受話信号増
幅器、29は送話信号増幅器、30は受話信号レベル調
整ボリューム(可変抵抗器)である。31は2線/4線
信号変換回路、32はA−K通信回路である。
【0004】主装置38において、34は通話回路、3
5は局線インタフェース回路、36はA−K通信回路、
37はリンクスイッチである。
【0005】防側音動作制御回路24は、受話信号減衰
回路25、送話信号減衰回路26の制御を行う。送話信
号レベル検出回路27は、送話器23、送話信号増幅器
29を通じて増幅された音声信号レベルを検出する。2
線/4線信号変換回路31は、内線Rを通じて主装置3
8からの音声信号、あるいは主装置38に送出する音声
信号を送話信号、受話信号に分離、合成する。
【0006】次に、この従来例の構成における動作につ
いて説明する。送話器23より入力された送話音声信号
は、送話信号増幅器29で増幅される。ここで増幅され
た音声信号は、送話信号減衰回路26、2線/4線信号
変換回路31を通じて主装置38に送出され、リンクス
イッチ37を通じて補捉した局線L(公衆回線)に接続
され、さらに、通話回路34、局線インタフェース回路
35を通じて局線Lに送出される。
【0007】局線Lからの受話音声信号は、主装置38
に供給され、局線インタフェース回路35、通話回路3
4、リンクスイッチ37を通じて電話機33に送出され
る。さらに2線/4線信号変換回路31、受話信号レベ
ル調整ボリューム(可変抵抗器)30、受話信号減衰回
路25を通じて、受話信号増幅器28で増幅され、受話
器22から音声出力される。
【0008】また、送話器23より送話音声信号が入力
されると、送話音声レベルを送話信号レベル検出回路2
7で送出し、あらかじめ設定される送話レベル以上の場
合に、防側音動作制御回路24の防側音動作制御により
受話信号減衰回路25を動作させ、受話信号レベルを減
衰させる。送話信号レベルが、あらかじめ設定された送
話信号レベル以下の場合は、防側音動作制御回路24の
制御により送話信号減衰回路26を動作させ、送話信号
を減衰させる。
【0009】このように従来のボタン電話装置では、送
話レベルを検出し、送話レベルがあらかじめ設定される
レベルと比較し、大きい場合は受話を減衰させ、小さい
場合は送話を減衰させるという防側音動作を行うことが
でき、受話ボリュームにより受話音量を大きくした場合
に送話が受話側に戻る側音や、送話器から入り、受話側
に戻る周囲騒音レベルが大きくなり、相手音声が聞き取
り難くなることを阻止できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のボタン電話装置では、常に防側音動作が作動してい
る。このため公衆回線からの受話信号が大レベルの場合
に、受話音量を低下させた状態では、側音音量も小さく
なり、通話に違和感が生じるという問題があった。
【0011】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、検出した局線の直流ループ電流値に基づい
て送話信号及び受話信号の減衰量を制御でき、常に聞き
とり易い通話ができる優れたボタン電話装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のボタン電話装置は、局線補捉時に局線手段
の直流ループに通流する直流ループ電流値を検出する直
流ループ電流値検出手段と、送話信号レベルを検出する
送話信号レベル検出手段と、検出した送話信号レベルに
基づいて受話信号レベルを減衰させ、かつ、検出した直
流ループ電流値により減衰量を調整する受話信号レベル
減衰手段と、検出した送話信号レベルに基づいて送話信
号レベルを減衰させ、かつ、検出した直流ループ電流値
により減衰量を調整する送話信号レベル減衰手段と、検
出したループ電流値が大きい場合は送話信号及び受話信
号の減衰量を小さくして側音音量の低下を阻止し、検出
したループ電流値が小さい場合に送話信号及び受話信号
の減衰量を大きくして側音音量を小さくする制御を行う
制御手段とを備える構成である。
【0013】
【作用】このような構成により、本発明のボタン電話装
置は、局線の直流ループのループ電流値を検出し、この
検出したループ電流値が大きい場合は、すなわち、大受
話音量時に受話音量を下げて使用する場合に送話信号、
受話信号の減衰量を小さくして、側音音量の低下し過ぎ
を阻止し、また、検出したループ電流値が小さい場合、
すなわち、小受話音量時に受話音量を上げて使用する場
合の送話信号、受話信号の減衰量を大きくして、側音音
量を小さくしなるように制御しているので、常に聞きと
り易い通話ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のボタン電話装置の実施例につ
いて図面をもとに説明する。
【0015】図1は実施例の構成を示している。図1に
おいて、このボタン電話装置は電話機14と、主装置2
0で概略構成されている。
【0016】電話機14にあって、1はハンドセットで
ある。このハンドセット1中、2は受話器、3は送話器
である。4は防側音動作制御回路、5は受話信号減衰回
路(請求項における受話信号レベル減衰手段に対応す
る)、6は送話信号減衰回路(請求項における送話信号
レベル減衰手段に対応する)である。7は送話信号レベ
ル検出回路(請求項における送話信号レベル検出手段に
対応する)、8は受話信号増幅器、9は送話信号増幅
器、10は減衰量制御部回路、11は2線/4線信号変
換回路、12はA−K通信回路、13は受話信号レベル
調整ボリューム(可変抵抗器)である。
【0017】なお、防側音動作制御回路4及び減衰量制
御部回路10は請求項における制御手段に対応する。
【0018】主装置20にあって、15は通話回路、1
6は局線インタフェース回路、17はループ電流値検出
回路(請求項における直流ループ電流値検出手段に対応
する)、18はA−K通信回路、19はリンクスイッチ
である。防側音動作制御回路4は、受話信号減衰回路
5、送話信号減衰回路6を制御している。
【0019】送話信号レベル検出回路7は、送話器3よ
り入力されて送話信号増幅器9により増幅された音声信
号を検出する。減衰量制御部回路10は、受話信号減衰
回路5、送話信号減衰回路6の減衰量を調整する。ルー
プ電流値検出回路17は、局線Lを通じて局線ループを
形成した場合の直流ループ電流値を検出する。
【0020】A−K通信回路12は、主装置20中のA
−K通信回路18と、ループ電流値のデータの送受を行
う。2線/4線信号変換回路11は、内線Rを通じて主
装置20からの音声信号、あるいは、主装置20に送出
する音声信号を送話信号、受話信号に分離、合成する。
【0021】次に、この実施例の構成の動作について説
明する。送話器3より入力された音声信号は、送話信号
増幅器9で増幅される。ここで増幅された送話信号は、
送話信号減衰回路6、2線/4線信号変換回路11を通
じて主装置20に送出され、リンクスイッチ19で補捉
した局線(L)に接続される。そして、通話回路15、
局線インタフェース回路16を通じて局線Lに送出され
る。受話音声は局線Lから主装置20に入力される。こ
の主装置20中の局線インタフェース回路16、通話回
路15、リンクスイッチ19を通じて電話機14に送出
される。
【0022】電話機14では、リンクスイッチ19から
の音声信号が2線/4線信号変換回路11、受話信号レ
ベル調整ボリューム13、受話信号減衰回路5を通じ
て、受話信号増幅器8により増幅され、受話器2により
音声出力される。
【0023】また、局線にインタフェース回路16によ
り局線ループを形成されると直流ループ値をループ電流
値検出回路17が検出する。この検出した直流ループ電
流値データは、A−K通信回路18により電話機14内
のA−K通信回路12に送出され、減衰量制御回路10
によりループ電流値の大小によって受話信号減衰回路
5、送話信号減衰回路6の減衰量を決定する。
【0024】この決定は、ループ電流値が大きい場合、
すなわち、局線Lの線路ロスが小さい場合は、減衰量を
小さくし、逆にループ電流が小さい場合、つまり、局線
Lの線路ロスが大きい場合は減衰量を大きくするもので
ある。
【0025】送話器3より入力されて送話信号増幅器9
で増幅された送話音声は、送話信号レベル検出回路7で
検出され、この送話レベルがあらかじめ設定される送話
レベル以上の場合は、防側音動作制御回路4の制御によ
り受話信号減衰回路5を動作させ、ループ電流によって
決定された減衰量だけ受話レベルを減衰させる。送話レ
ベルがあらかじめ設定される送話レベル以下の場合は、
防側音動作制御回路4の制御により送話信号減衰回路6
を動作させ、減衰量だけ送話レベルを減衰させる。
【0026】図2は、ループ電流値と防側音動作の減衰
量との関係を示している。図2において、ループ電流値
が大きい程、防側音動作の減衰量を小さくし、ループ電
流が小さい程、防側音動作の減衰量を大きくする。この
減衰量により、防側音動作を行う。
【0027】図3は、防側音動作における送話入力レベ
ルと出力レベルとの関係を示している。図3において、
送話信号が、あらかじめ設定される図3(a)に示す入
力レベル以上の場合に送話信号は減衰されず、受話信号
を減衰する。
【0028】このように実施例によれば、局線Lの直流
ループ電流値により防側音動作の減衰量を制御でき、使
用する局線に適した防側音動作をさせることができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のボタン電話装置は、局線の直流ループのループ電流値
を検出し、この検出したループ電流値が大きい場合は、
すなわち、大受話音量時に受話音量を下げて使用する場
合に送話信号、受話信号の減衰量を小さくして、側音音
量の低下し過ぎを阻止し、また、検出したループ電流値
が小さい場合、すなわち、小受話音量時に受話音量を上
げて使用する場合の送話信号、受話信号の減衰量を大き
くして、側音音量を小さくしなるように制御しているた
め、常に聞きとり易い通話ができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボタン電話装置の実施例における構成
を示すブロック図
【図2】実施例の動作説明に供されるループ電流値と防
側音動作の減衰量との関係を示す特性図
【図3】実施例の動作説明に供される防側音動作におけ
る送話入力レベルと出力レベルとの関係を示す特性図
【図4】従来のボタン電話装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】 1 ハンドセット 2 受話器 3 送話器 4 防側音動作制御回路 5 受話信号減衰回路 6 送話信号減衰回路 7 送話信号レベル検出回路 8 受話信号増幅器 9 送話信号増幅器 10 減衰量制御部回路 11 2線/4線信号変換回路 12,18 A−K通信回路 13 受話信号レベル調整ボリューム 14 電話機 15 通話回路 16 局線インタフェース回路 17 ループ電流値検出回路 19 リンクスイッチ 20 主装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線補捉時に局線手段の直流ループに通
    流する直流ループ電流値を検出する直流ループ電流値検
    出手段と、送話信号レベルを検出する送話信号レベル検
    出手段と、前記検出した送話信号レベルに基づいて受話
    信号レベルを減衰させ、かつ、検出した直流ループ電流
    値により減衰量を調整する受話信号レベル減衰手段と、
    前記検出した送話信号レベルに基づいて送話信号レベル
    を減衰させ、かつ、検出した直流ループ電流値により減
    衰量を調整する送話信号レベル減衰手段と、前記検出し
    たループ電流値が大きい場合は送話信号及び受話信号の
    減衰量を小さくして側音音量の低下を阻止し、前記検出
    したループ電流値が小さい場合に送話信号及び受話信号
    の減衰量を大きくして側音音量を小さくする制御を行う
    制御手段とを備えるボタン電話装置。
JP10416992A 1992-04-23 1992-04-23 ボタン電話装置 Pending JPH05300220A (ja)

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