JPH0529986A - 伝送路の終端検知装置 - Google Patents

伝送路の終端検知装置

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Publication number
JPH0529986A
JPH0529986A JP18501991A JP18501991A JPH0529986A JP H0529986 A JPH0529986 A JP H0529986A JP 18501991 A JP18501991 A JP 18501991A JP 18501991 A JP18501991 A JP 18501991A JP H0529986 A JPH0529986 A JP H0529986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transmission line
resistors
terminating
termination
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18501991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Masuo
泰央 増尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 両端の通信ユニット以外に途中の通信ユニッ
トに終端抵抗を設定したか否かを容易に確認できるこ
と。 【構成】 伝送路1のA点の電圧Vxを、2つのコンパ
レータ7,8で比較する。コンパレータ7では、抵抗R
2 とR3 の分圧電圧Vx1 と比較し、コンパレータ8で
は、抵抗R4 とR5 の分圧電圧Vx2 で比較する。ここ
で、電圧Vx1 を終端抵抗が3つ設定されている場合の
伝送路1の検出電圧の値とする。電圧Vx 2 を終端抵抗
が1つ設定されている場合の伝送路1の検出電圧の値と
する。終端抵抗が2つ正常に設定されている場合は、コ
ンパレータ7,8の出力はHレベルとなり、アンドゲー
ト9の判定出力SはHレベルとなり、正常と判断でき
る。終端抵抗が2つ以外の場合は、いずれかのコンパレ
ータ7または8がLレベルとなり、異常が判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ツイストペアケーブル
等の有線による通信や、リモートI/O等のシーケンサ
用通信ユニットにおける伝送路の終端検知装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、有線を用いて所謂マ
ルチドロップ方式により伝送を行うことは良く知られて
いる。すなわち、一対の信号線からなる伝送路1には多
数の通信ユニット21 〜2nが接続されている。この場
合、伝送路1上に伝送信号を送る際、伝送路1の両端の
通信ユニット2 1 、2nには、伝送路1の特性インピー
ダンスと同等の値の終端抵抗Rを用いて終端させること
が行われる。これは、長距離の伝送時における伝送路1
の不整合による伝送波形歪みを防止し、信号を正しく送
受信するためである。
【0003】各通信ユニット21 ・・・には、伝送路1
上に信号を送信、受信するために送/受信回路部3が夫
々内蔵されている。図5は送/受信回路部3の例を示
し、バッファ4,5を用いて、同一伝送路1上でドライ
バ間の信号の衝突が発生しないように送/受信切替え信
号により切替えが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような伝送路1
において、終端抵抗Rは両端の通信ユニット21 、2n
のみに接点されるべきであるが、施工時の誤りや、通信
ユニットの増設時の誤りにより、終端抵抗Rが全く設定
されていなかったり、3つ以上の通信ユニットに終端抵
抗が設定されている場合があり、この場合には、正常な
伝送が保証されなくなる。
【0005】このような状態になっているかどうかを判
定する場合、両端の通信ユニットについては、当然、終
端抵抗が設定されているべきであり、容易に現地へ行
き、チェックすることは可能である。しかし、途中の通
信ユニットで誤って終端抵抗が設定されているかどうか
を判断するのは数も多く、且つ長距離にわたることもあ
り、3つ以上の通信ユニットに終端抵抗が設定されてい
るか否かの確認に時間がかり、不便であるという問題が
あった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、両端の通信ユニット以外に途中の通信ユニット
に終端抵抗を設定したか否かを容易に確認できることを
目的とした伝送路の終端検知装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝送路に複数
の通信ユニットが接続され、各通信ユニット間で信号の
授受が行える制御システムにおいて、ある通信ユニット
に伝送路に電源を供給する電源供給部を設け、設定され
た終端抵抗の数によって変化する伝送路の電圧を検知し
て、予め設定した電圧の範囲内であれば終端抵抗の設定
数が正常であると判断する検知手段を設けたものであ
る。
【0008】
【作用】而して、設定された終端抵抗の数によって変化
する伝送路の電圧を検知して、予め設定した電圧の範囲
内であれば終端抵抗の設定数が正常であると判断し、予
め設定した電圧の範囲外であれば、両端の通信ユニット
以外に途中の通信ユニットに誤って終端抵抗を設定した
かどうかが容易に分かるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はある通信ユニット2の要部回路図を示し、
送/受信回路部3、伝送路1に電源を供給する電源供給
部6、電源供給部6から伝送路1に電源を供給して終端
抵抗の数により流れる電流の値に応じた電圧を検出する
コンパレータ7,8と、コンパレータ7,8の出力のA
NDをとるアンドゲート9等で構成されている。
【0010】検知モード切替え信号により電源供給部6
のトランジスタがオン駆動されて、電源供給部6より伝
送路1に電源Eが供給される。伝送路1の終端検知モー
ド時には、送/受信回路部3は伝送路1に対しては高イ
ンピーダンス状態となっている。この時、電源供給部6
より電源が抵抗R1 を介して伝送路1に供給される。図
2は伝送路1に終端抵抗が接続されている場合の状態を
示し、同図(a)は終端抵抗Rが全く設定されていない
場合を、(b)は終端抵抗Rが1つ設定されている場合
を、(c)は終端抵抗Rが2つ設定されている場合を、
(d)は終端抵抗Rがn個設定されている場合を夫々示
している。尚、RZ は終端抵抗Rの抵抗値を示してい
る。
【0011】ここで、終端抵抗Rが設定されていない場
合は、図2(a)に示すように、A点の電圧VxはEで
あり、n個の終端抵抗Rが設定されている場合には、A
点の電圧Vxは、Vx=(RZn・E)/(RZn+R1
となる。ここで、RZnは、終端抵抗R(RZ )をn個並
列接続した値を示している。このように図2に示すよう
に、伝送路1における終端抵抗Rの数の状態によりA点
の電圧Vxは、各電圧値を持つ。そして、両端の通信ユ
ニット2のみに終端抵抗Rが正しく設定されていれば、
A点の電圧Vxは次式で示される。
【0012】Vx=(RZ2・E)/(RZ2+R1 ) 尚、RZ2は、終端抵抗R(RZ )を2個並列接続した値
を示している。この電圧Vxを、2つのコンパレータ
7,8で比較するものであり、コンパレータ7では、抵
抗R2 とR3 の分圧電圧Vx1 と比較し、コンパレータ
8では、抵抗R4 とR5 の分圧電圧Vx2 で比較する。
ここで、電圧Vx1 を終端抵抗Rが3つ設定されている
場合の伝送路1の検出電圧の値とし、電圧Vx2 を終端
抵抗Rが1つ設定されている場合の伝送路1の検出電圧
の値としている。
【0013】従って、 Vx2 <Vx<Vx1 ・・・・・・ の範囲に電圧Vxが入っていれば、終端抵抗Rは2つ正
しく設定されていると判断することができる。尚、抵抗
2 〜R5 、コンパレータ7,8、アンドゲート9等で
検知手段を構成している。
【0014】今、終端抵抗Rが2つ正常に設定されてい
る場合、A点の電圧Vxは、コンパレータ7で基準電圧
Vx1 で比較される。Vx1 は終端抵抗Rが3つ設定さ
れている場合の電圧であるから、Vxの方が高いため、
コンパレータ7の出力S1 はHレベルとなる。同時に、
コンパレータ8で、Vxと基準電圧Vx2 と比較され
る。Vx2 は、終端抵抗Rが1つの場合の電圧であるか
ら、Vx2 の方がVxより高いため、コンパレータ8の
出力S2 はHレベルとなる。従って、アンドゲート9の
出力である判定出力SはHレベルとなり、終端抵抗Rの
設定数が正常であると判断することができる。
【0015】次に、A点の電圧Vxが上記式の範囲外
の場合は、コンパレータ7または8の出力S1 またはS
2 がLレベルとなり、アンドゲート9の判定出力SはL
レベルとなる。従って、判定出力SがLレベルとなるこ
とで、終端抵抗Rの設定数は2つ以外であることが分か
る。以上のように終端抵抗Rが正しく設定されているか
どうかが判断できるものである。尚、この判断結果は、
LED等の表示により使用者に知らせることにより、使
用者にて容易に判断することができるものである。
【0016】(実施例2)実施例2を図3に示す。この
実施例では、終端抵抗Rの設定数による伝送路1の電圧
をツエナーダイオードZD1 ,ZD2 で検出するように
したものである。ツエナーダイオードZD1 のツエナー
電圧VZ 1 を終端抵抗Rが3つ設定されている場合の伝
送路1の検出電圧の値とし、ツエナーダイオードZD2
のツエナー電圧VZ 2 を終端抵抗Rが1つ設定されてい
る場合の伝送路1の検出電圧の値としている。
【0017】この場合においても、A点の電圧Vxが上
記式の範囲内に入っておれば正常と判断できる。すな
わち、終端抵抗Rが正常に2つ設定されている場合に
は、A点の電圧Vxは、ツエナーダイオードZD1 のツ
エナー電圧VZ 1 より高いため、ツエナーダイオードZ
1 はオンする。従って、トランジスタTr1 がオンし
て、アンドゲート9の一方の入力には反転したHレベル
の信号が入力される。
【0018】また、A点の電圧Vxはツエナーダイオー
ドZD2 のツエナー電圧VZ 2 より低いため、ツエナー
ダイオードZD2 はオンせず、そのため、トランジスタ
Tr 2 はオフである。従って、トランジスタTr2 のコ
レクタ電圧はHレベルとなり、アンドゲート9の反転出
力SはHレベルとなり、終端抵抗Rの設定数は正常であ
ると判断することができる。
【0019】また、終端抵抗Rの設定数が正常でない場
合、つまり、終端抵抗Rの設定数が2つ以外の場合に
は、トランジスタTr1 ,Tr2 が共にオンとなり、或
いはトランジスタTr1 ,Tr2 が共にオフとなるた
め、アンドゲート9の反転出力SはLレベルとなり、正
常でないことが判断できる。以上のように終端抵抗Rが
正しく設定されているかどうかが、判断できるものであ
る。この判断結果は先の実施例と同様に、LED等の表
示により使用者に知らせることにより、使用者にて容易
に判断することができるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、伝送路に複数の
通信ユニットが接続され、各通信ユニット間で信号の授
受が行える制御システムにおいて、ある通信ユニットに
伝送路に電源を供給する電源供給部を設け、設定された
終端抵抗の数によって変化する伝送路の電圧を検知し
て、予め設定した電圧の範囲内であれば終端抵抗の設定
数が正常であると判断する検知手段を設けたものである
から、設定された終端抵抗の数によって変化する伝送路
の電圧を検知して、予め設定した電圧の範囲内であれば
終端抵抗の設定数が正常であると判断し、予め設定した
電圧の範囲外であれば、両端の通信ユニット以外に途中
の通信ユニットに誤って終端抵抗を設定したかどうかが
容易に分かる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部回路図である。
【図2】同上の終端抵抗の設定数が異なる場合の等価回
路図である。
【図3】実施例2の要部回路図である。
【図4】有線によるシステム構成図である。
【図5】通信ユニットの要部回路図である。
【符号の説明】
1 伝送路 2 通信ユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 伝送路に複数の通信ユニットが接続さ
    れ、各通信ユニット間で信号の授受が行える制御システ
    ムにおいて、ある通信ユニットに伝送路に電源を供給す
    る電源供給部を設け、設定された終端抵抗の数によって
    変化する伝送路の電圧を検知して、予め設定した電圧の
    範囲内であれば終端抵抗の設定数が正常であると判断す
    る検知手段を設けたことを特徴とする伝送路の終端検知
    装置。
JP18501991A 1991-07-25 1991-07-25 伝送路の終端検知装置 Withdrawn JPH0529986A (ja)

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Effective date: 19981008