JPH05299864A - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JPH05299864A
JPH05299864A JP10515592A JP10515592A JPH05299864A JP H05299864 A JPH05299864 A JP H05299864A JP 10515592 A JP10515592 A JP 10515592A JP 10515592 A JP10515592 A JP 10515592A JP H05299864 A JPH05299864 A JP H05299864A
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JP
Japan
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housing
cooling fan
door panel
space
sound absorbing
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JP10515592A
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JP3091310B2 (ja
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晴穂 ▲高▼山
Haruo Takayama
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子機器の筐体構造に関し、筐体内の冷却ファ
ンによる騒音防止を目的とする。 【構成】筐体1の底面部11に形成される吸気口12と
冷却ファン2との間に形成される吸気空間部3内に突設
して、冷却ファン2の回転音を吸音する吸音プレート4
を、ドアパネル13の内側に固定し、ドアパネル13の
開放時には、前記吸音プレート4が、ドアパネル13と
ともに吸気空間部2から外れるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機等のよう
に、冷却ファンで発熱部が冷却される電子機器を収容す
る筐体の構造に関するものである。
【0002】電子計算機等の電子機器においては、内部
の基板上に実装される発熱部品を冷却するために冷却フ
ァンが設けられているが、近年、オフィス環境の向上の
ため、冷却ファンの発する騒音を筐体外部にできるだけ
漏らさない筐体構造が求められている。
【0003】
【従来の技術】従来、電子機器の筐体構造としては、図
3に示すように、筐体1の底面部11を開口して吸気口
12を形成し、冷却ファン2により吸気送風して、発熱
部品が実装された基板等のロジック部5を冷却する。
【0004】そして、吸気口12と冷却ファン2との間
には、吸気空間部3を設け、この吸気空間部3を経由し
て吸気するとともに、側壁を構成するドアパネル13に
は吸音材5を貼って、冷却ファン2の騒音を低減するよ
うにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、側壁部分からの騒音は低減されるが、吸気口
12から床面6へ放出される冷却ファン2の騒音は床面
6に反射して、吸気のために空けられた床との間隙より
室内に放出されるという欠点があった。
【0006】従って、本発明は、電子機器の冷却ファン
の作動音が底面の吸気口から床面へ反射して生じる騒音
を防止することのできる電子機器の筐体構造の提供を目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、筐体1内の
冷却ファン2の下方に吸気空間部3を形成し、前記筐体
1の底面部11には吸気口12を開口してなる電子機器
の筐体構造において、前記吸気空間部3の側方が開閉可
能なドアパネル13によって塞がれるとともに、前記ド
アパネル13の内側には、前記吸気空間部3内に突設す
る吸音プレート4を固定してなることを特徴とする電子
機器の筐体構造によって達成される。
【0008】
【作用】上記構成に基づき、本発明においては、冷却フ
ァン2と吸気口12との間に形成される吸気空間部3
に、ドアパネル13より吸音プレート4を突設すること
により、冷却ファン2の回転によって発生する騒音がこ
の吸音プレート4に吸音され、吸気口12から床面に騒
音が反射するのが防止される。
【0009】さらに、吸音プレート4はドアパネル13
に固定されているため、ドアパネル13の開放時には、
ドアパネル13とともに吸気空間部3の外方に位置さ
れ、吸気空間部3を利用して設けられる外部接続端子へ
のケーブルの接続等の作業を阻害することがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2を用
いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施例を示す説
明図であり、図2(a)(b)は吸音プレート4を設け
たドアパネル13の断面図を示す。
【0011】図1に示されるように、電子機器を内蔵す
る筐体1は、発熱部品の実装された基板等よりなるロジ
ック部5の下方に冷却ファン2を設け、ロジック部5の
過熱を防止するように、底面部11に吸気口12を、上
面部14に排気口15をそれぞれ開口して、空気冷却す
るように構成されている。
【0012】さらに、筐体1の側面部16は、ロジック
部5の点検やメンテナンスを容易に行うために、ドアパ
ネル13によって開閉可能に形成されており、また冷却
ファン2と吸気口12との間には、吸気空間部3を形成
している。
【0013】吸気空間部3は、冷却ファン2と吸気口1
2との間隔を空けることによって、冷却ファン2の回転
音が、直に床面に放出されないようにするとともに、吸
気空間部3を利用して、外部接続端子7を設けて外部機
器等のコネクタ8を接続し、接続部を筐体外部に露出さ
せずに納めることができる。
【0014】そして、ドアパネル13の内側には、図2
(a)および(b)に示されるように、吸音プレート4
が吸気空間部3側へ水平状に突設するように固定されて
おり、この吸音プレート4は、グラスウール等の吸音材
41に通気孔42を複数個開口して形成されており、冷
却ファン2と吸気口12間との通気を可能にしている。
【0015】さらに、多段に形成されるそれぞれの吸音
プレート4の通気孔42を、平面位置で重ならないよう
にずらして配置することによって、冷却ファン2の回転
音が通気孔41から直接吸気口12へ漏れることがな
く、防音効果を高めることができる。
【0016】また、吸気空間部3内に設けられた外部接
続端子7を利用してコネクタ8の接続を行う際には、ド
アパネル13を開けることにより、吸気空間部3内に突
設していた吸音プレート4はドアパネル13とともに、
吸気空間部3の外方へ持ち出されて、吸気空間部3内が
開放され、コネクタ8の接続作業を容易にする。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子機器
の筐体構造によれば、筐体内の冷却ファンの回転音が吸
気口から漏れて床面に反射するのを防止して、騒音を低
減することができ、さらに従来のように吸音材等によっ
て、筐体内に設けられた接続端子へのコネクタの取り付
け作業等が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部を示す断面図であり、(a)は図1
のA−A線断面図、(b)は図1のB−B線断面図であ
る。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 11 底面部 12 吸気口 13 ドアパネル 2 冷却ファン 3 吸気空間部 4 吸着プレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(1) 内に設けられる冷却ファン(2)
    の下方に吸気空間部(3) を形成し、前記筐体(1) の底面
    部(11)には吸気口(12)を開口してなる電子機器の筐体構
    造において、 前記吸気空間部(3) の側方が開閉可能なドアパネル(13)
    によって塞がれ、かつ前記ドアパネル(13)の内側には、
    前記吸気空間部(3) 内に突設する吸音プレート(4) を固
    定してなることを特徴とする電子機器の筐体構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005093793A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Denso Corp 冷却装置

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