JPH05259674A - 電気装置筺体の冷却構造 - Google Patents

電気装置筺体の冷却構造

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JPH05259674A
JPH05259674A JP5456492A JP5456492A JPH05259674A JP H05259674 A JPH05259674 A JP H05259674A JP 5456492 A JP5456492 A JP 5456492A JP 5456492 A JP5456492 A JP 5456492A JP H05259674 A JPH05259674 A JP H05259674A
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JP
Japan
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housing
free access
access floor
air
electric device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5456492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaki Sugawara
隆紀 菅原
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05259674A publication Critical patent/JPH05259674A/ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリーアクセス床を有する室内にダウンフロ
ー型の電気装置筺体を設置する場合、冷却効率の改善と
低騒音化,筺体の小型化,EMI対策をはかる。 【構成】 筺体1はフリーアクセス床下部から吸気ダク
トにより空気10を取入れ、ケージ2およびパワーユニ
ット3を冷却し排気ダクト5にてフリーアクセス床上部
に排気する。また、冷却用のモーターファン13を筺体
1に内蔵せず、フリーアクセス床に設置することによ
り、冷却効率の改善,低騒音化,筺体の小型化をはかる
ことができ、更に、筺体1と吸気ダクト4との周囲に導
電性のシールド板7を設置し冷媒と電磁波の漏れを防ぐ
ことにより、冷却効率の改善とEMI対策とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気装置筺体の冷却構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気装置等のダウンフローの筺体
をフリーアクセス床を有する部屋に設置して強制対流に
て冷却するような場合は、筺体内の冷却しようとする内
蔵物の上部もしくは下部にモーターファンが内蔵された
ファンボックスを内蔵し、モーターファンにより筺体外
部より冷媒である空気を吸引し、冷却の必要な箇所に冷
媒を導き、筺体下方に冷媒を排気し冷却を行なってい
た。また、電気装置筺体等が設置される位置のフリーア
クセス床は、電気装置筺体等の外部接続用ケーブルを通
す為の穴が開けられていた。
【0003】図3は従来例を示す断面図であり、フリー
アクセス床上に設置された筺体20には電気部品等が固
着されたプリント配線基板が挿入されたケージと、この
ケージ21に電源を分配するパワーユニット22とが内
蔵されている。ケージ21とパワーユニット22とを冷
却する為に、それらの下部にモーターファン24が内蔵
されたファンボックス23が設置されており、筺体20
の背面には雰囲気である空気9を取入れる為の吸気口2
0aが設けられている。そして、モーターファン24に
より筺体20の背面の吸気口20aから筺体20内に吸
引された空気11は、ケージ2,パワーユニット22を
通過する際にケージ21とパワーユニット22との冷却
を行ない、筺体20の底部から筺体外に排気していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気装
置の冷却構造においては、最近の電気部品の高集積化と
共に発熱量の増加や高密度実装等により、その冷却条件
は益々厳しくなっており、必要な冷却能力を得る為に
は、より多くの冷媒を供給する強力なモーターファンを
使用しなくてはならない。しかしながら、モーターファ
ンの羽根の回転によって生じる風切り音により騒音が発
生する。この電気装置等から発生する騒音はスウェーデ
ン規格等によって国際的に規制され、電子機器の静粛性
は強く求められている。
【0005】また、電気装置等の筺体構造は、冷却効率
の向上の為に冷媒の流れを考慮しなくてはならず、筺体
内にモーターファンを内蔵する為、小型化,高密度実装
化の要求を満たすことができなかった。更に、フリーア
クセス床上に設置された筺体のエアーフローがダウンフ
ローの場合、雰囲気吸気型の為、筺体を通過して周囲に
排気された温度が上昇した冷媒が、筺体内に回り込んで
しまい冷却効率が低下してしまうという欠点がある。
【0006】また、外部接続ケーブル用に開けられた筺
体下部に位置する穴から吹上げられる冷媒と、筺体から
排気される冷媒とが衝突し、エアーフローが阻害され筺
体からの排気効率が悪化するという欠点がある。
【0007】更に、電気装置筺体等から発生される電磁
波は、VCCI等によって規制されておりEMI対策も
必須となっているが、電磁波は主に吸気口や筺体下面の
開口部から漏れ、これを塞ぐことは冷却効率の低下とな
るため困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気装置筺体
の設置床の下部から前記電気装置筺体の上部に冷媒を供
給する吸入ダクトと、前記電気装置筺体の底部に設けら
れ前記冷媒により前記電気装置筺体内を強制的に冷却す
るファンと、このファンにより排出される前記冷媒を前
記電気装置筺体の前記設置床の上部に排気する排気ダク
トとを備えている。また、前記電気装置筺体底部の周囲
に導電性のシールド部材を配設してもよい。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は第1の実施例を示す断面図である。
図1において、1は電気機器の筺体であり、フリーアク
セス床8上に設置されている。筺体1の内部には電気部
品が固着されているプリント配線基板が実装されたケー
ジ2と、このケージ2に電源を供給するパワーユニット
3と冷却用のモーターファン13とを内蔵しているファ
ンボックス12aが内蔵されている。筺体1の背面には
空気吸入口1aが設けられており、筺体1の背面には吸
気ダクト4が装着されている。筺体1の底部に内蔵され
ているファンボックス12aには排気ダクト5aが装着
されており、排気ダクト5aはフリーアクセス床8下部
にてスタンド6aにて保持されている。筺体1の底部の
空気11の排気の為の隙間及び吸気ダクト4の底部の周
囲には、導電性のシールド板7が装着されており、この
シールド板7は筺体1のフレームグランド部1bと接地
している。
【0011】次に、本発明の第1の実施例の機能につい
て説明する。
【0012】まず、フリーアクセス床8内の一定の温度
に制御されている空気10が、ファンボックス12a内
のモーターファン13に吸引され、送風ダクト4内を通
って筺体1の吸気口にから筺体1に内蔵されたケージ
2,パワーユニット3に供給される。そして、空気10
はケージ2及びパワーユニット3を通過する際に、ケー
ジ2に実装されたプリント配線基板に固着されている電
気部品と、パワーユニット3内部の電気部品とが発生す
る熱を奪って温度を低下させる。
【0013】ケージ2及びパワーユニット3の電気部品
の発する熱を奪って温度の上昇した空気11は、ケージ
2及びパワーユニット3の底部のファンボックス12a
により排気ダクト5内に排気される為、フリーアクセス
床8内の空気10と衝突し排気効率を悪化することや、
混ざり合って空気10の温度を上昇させること無く、フ
リーアクセス床8上に排気される。また、筺体1と吸気
ダクト4の底部の周囲はシールド板7にて塞がれている
為、空気11と筺体1内部より発生する騒音,電磁波を
外部に漏す事を防いでいる。更に、また、騒音の主たる
発生源となるファンボックス12aは、筺体の底部に配
置されており、空気11は全てフリーアクセス床8下部
の排気ダクト5内に排気されるので騒音の筺体外への漏
れは少なくなる。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示す断面図
である。図2において、1は電気機器の筺体であり、フ
リーアクセス床8上に設置されている。筺体1の内部に
は、電気部品が固着されているプリント配線基板が実装
されたケージ2と、このケージ2に電源を供給するパワ
ーユニット3とが内蔵されている。筺体1の背面には空
気吸入口1aが設けられており、筺体1の背面には吸気
ダクト4が装着されている。筺体1の底部に位置するフ
リーアクセス床8にはファンボックス12bが設置され
ている。ファンボックス12bには排気ダクト5が装着
されており、排気ダクトはフリーアクセス床8下部にて
スタンド6bにて保持されている。筺体1と吸気ダクト
4の底部の周囲には導電性のシールド板7が装着されて
おり、このシールド板7は筺体1のフレームグランド部
1bと接地している。
【0015】次に、本発明の第2の実施例の機能につい
て説明する。
【0016】まず、フリーアクセス床8下部の一定の温
度に制御されている空気9が、フリーアクエス床8に設
置されたファンボックス12bに吸引され送風ダクト4
内を通って筺体1の吸気口1aから筺体1に内蔵された
ケージ2,パワーユニット3に供給される。そして、空
気9はケージ2及びパワーユニット3を通過する際に、
ケージ2に実装されたプリント配線基板に固着されてい
る電気部品と、パワーユニット3内部の電気部品とが発
生する熱を奪って温度を低下させる。
【0017】ケージ2及びパワーユニット3の電気部品
の発生する熱を奪って温度の上昇した空気11は、ファ
ンボックス12bにより排気ダクト5内に排気される
為、フリーアクセス床8下部の空気9と衝突し排気効率
を悪化することや、混ざり合って空気9の温度を上昇さ
せること無く、フリーアクセス床8上に排気される。ま
た、筺体1と吸気ダクト4の底部の周囲はシールド板7
にて塞がれている為、空気11と筺体1より発生する騒
音,電磁波を外部に漏す事を防いでいる。更に、騒音の
主たる発生源となるファンボックス12bは、筺体1の
内部に設置されておらず、空気11は全てフリーアクセ
ス床8下部の排気ダクト内に排気されるので騒音の筺体
外への漏れは少なくなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電気装置
等の騒音に主たる漏洩口である吸排気口をフリーアクセ
ス床内に設置し、かつ冷却用のモーターファンを筺体外
に設置することにより、筺体構造の小型化,簡易化,低
騒音化をはかることができる。
【0019】また、排気を行う他の電気装置が同じフリ
ーアクセス床上に設置される場合も、他の電気装置から
排気された冷媒を吸気することが無く、更に、筺体とフ
リーアクセス床との間を導電性のシールド部材で塞ぐこ
とにより、冷媒及び電磁波の漏れを防ぐことができ、冷
却効率の改善とEMI対策を容易に行えるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,20 筺体 1a,20a 吸入口 1b フレームグランド部 2,21 ケージ 3,22 パワーユニット 4 吸気ダクト 5a,5b 排気ダクト 6a,6b スタンド 7 シールド板 8 フリーアクセス床 9〜11 空気 12a,12b,23 ファンボックス 13,24 モーターファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気装置筺体の設置床の下部から前記電
    気装置筺体の上部に冷媒を供給する吸入ダクトと、前記
    電気装置筺体の底部に設けられ前記冷媒により前記電気
    装置筺体内を強制的に冷却するファンと、このファンに
    より排出される前記冷媒を前記電気装置筺体の前記設置
    床の上部に排気する排気ダクトとを備えることを特徴と
    する電気装置筺体の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記電気装置筺体底部の周囲に導電性の
    シールド部材を配設することを特徴とする請求項1記載
    の電気装置筺体の冷却構造。
JP5456492A 1992-03-13 1992-03-13 電気装置筺体の冷却構造 Withdrawn JPH05259674A (ja)

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JP (1) JPH05259674A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5718628A (en) * 1995-05-02 1998-02-17 Nit Power And Building Facilities, Inc. Air conditioning method in machine room having forced air-cooling equipment housed therein
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518