JPH09283960A - 電子機器のラック構造 - Google Patents

電子機器のラック構造

Info

Publication number
JPH09283960A
JPH09283960A JP8783096A JP8783096A JPH09283960A JP H09283960 A JPH09283960 A JP H09283960A JP 8783096 A JP8783096 A JP 8783096A JP 8783096 A JP8783096 A JP 8783096A JP H09283960 A JPH09283960 A JP H09283960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
printed circuit
housing
circuit board
racks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8783096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kuno
俊之 久納
Arata Takamatsu
新 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI SYSTEC TOKAI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI SYSTEC TOKAI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OKI SYSTEC TOKAI KK, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical OKI SYSTEC TOKAI KK
Priority to JP8783096A priority Critical patent/JPH09283960A/ja
Publication of JPH09283960A publication Critical patent/JPH09283960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の容積が縮小し筐体間の接続ケーブルも
削減されてコストを低減できる電子機器のラック構造を
得ること 【解決手段】 筐体1内の上下方向にそれぞれプリント
基板4,5を収納した複数のラック2,3を備え、筐体
1の下部に設けた吸気ダクト13から吸入した外気をラ
ック2,3内に通過させてプリント基板5,4を冷却
し、プリント基板5,4によって加熱された空気を筐体
1の上部に設けた排気ダクト15を介して外部に排出す
る通風冷却手段を有する電子機器のラック構造であっ
て、ラック2,3の間に通気が可能な電磁波のシールド
パネル17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のラック
構造に係り、より詳しくは、回路部品等が搭載されてラ
ック内に収容されたプリント基板を通風冷却する冷却手
段を備えた電子機器のラック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の筐体は、例えば、前方
下部に外気吸入口を有し、また後方上部に排気口を有
し、内部にプリント基板を収納したラック(棚箱)を設
けて、外気吸入口から吸入された外気をラックの下部に
設けた吸気ダクトを通してラック内に導入し、ラック内
のプリント基板を冷却して、ラックの上部に設けた排気
ダクトを経てファンにより排気口から外部に排気してい
る。
【0003】この場合、アナログ系のプリント基板とデ
ジタル系のプリント基板がラック内に混在すると、デジ
タル系のプリント基板から発するノイズによってアナロ
グ系のプリント基板が電磁的な障害(EMI障害)を受
け、誤動作をすることがある。このため、ラックを上下
に分割し、その間に電磁波の遮蔽とダクトを兼ねた遮蔽
板を配設して各ラックごとに別個に空気流路を形成した
り、ラックを遮蔽板によって左右に分割したりしてそれ
ぞれにプリント基板を実装していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
電子機器の筐体によれば、ラックを上下に分割した場合
は、各ラック毎に吸気ダクトと排気ダクトを設けなけれ
ばならず、このためダクトの増加分だけラック全体の占
める容積が大きくなり、装置が必要以上に大形化した
り、あるいはラック全体が占める容積をそれほど増加さ
せない場合は、ダクトのスペースが十分に確保されずに
冷却効果が著しく低下しまう等の問題があった。また、
ラックを左右に分割した場合は、プリント基板を収納す
るラックのスペースが減少してしまう等の問題があっ
た。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、ラックを分割した場合でもラック全
体の占める容積が増加することなく、ダクトのスペース
も十分に確保されて冷却効果が低下することのない電子
機器のラック構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる電子機器
のラック構造は、次のように構成したものである。 (1) 筐体内の上下方向にそれぞれプリント基板を収
納した複数のラックを備えた通風冷却手段を有する電子
機器のラック構造であって、ラックの間に通気が可能な
電磁波のシールドパネルを設けたものである。
【0007】筐体の下部に設けた吸気ダクトから吸入し
た外気をラック内に通過させてプリント基板を冷却し、
プリント基板によって加熱された空気を筐体の上部に設
けた排気ダクトを介して外部に排出する。
【0008】(2) 筐体内の上下方向にそれぞれプリ
ント基板を収納した複数のラック及びプリント基板が接
続されるマザーボードを備えた通風冷却手段を有する電
子機器のラック構造であって、ラックの間に通気が可能
な電磁波のシールドパネルを設けると共に、ラックに収
納されたプリント基板が接続されるマザーボードを共通
化し1枚のマザーボードで兼用するようにして構成した
ものである。
【0009】各プリント基板をラック内に挿入し、その
先端部をマザーボードに接続する。こうして電子機器の
ラック構造を構成したのち、筐体の下部に設けた吸気ダ
クトから吸入した外気をラック内に通過させてプリント
基板を冷却し、このプリント基板によって加熱された空
気を筐体の上部に設けた排気ダクトを介して外部に排出
する。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施形態1 図1は本発明の第1の実施形態の正面図、図2は図1の
縦断面図、図3は図1の要部の斜視図、図4は図3の要
部を拡大した斜視図である。1は電子機器等を収納した
筐体で、その内部にはそれぞれ複数のプリント基板4,
5を収納した上部ラック2及び下部ラック3が配設され
ている。なお、各プリント基板4,5は、筐体1の前面
側から上部ラック2及び下部ラック3内に挿入され、そ
の先端部はコネクタ6,7を介して上部マザーボード8
及び下部マザーボード9にそれぞれ接続されている。
【0011】10は外気を筐体1内に導入するため筐体
1の前面下部に設けられた吸入口、11は上部ラック2
及び下部ラック3内に実装されたプリント基板4,5を
冷却した空気を外部に放出するために筐体1の後面上部
に設けられた排気口、12は排気口11に設けたファン
である。
【0012】13は下部ラック3の下方に一定の勾配を
有する下部ガイド板14によって形成された吸気ダクト
で、その前部は吸入口10に開口されており、吸入され
た空気の進行方向に向かって狭くなり、吸入された外気
を下部ガイド板14に沿って下部ラック3内に導入す
る。
【0013】15は上部棚箱2の上方に下部ガイド板1
4とほぼ同じ勾配を有する上部ガイド板16によって形
成された排気ダクトで、その後部は排気口11に開口さ
れており、排気される空気の進行方向に向かって広くな
り、上部ラック2から排出された空気を上部ガイド16
に沿って排気口11から外部に排出する。
【0014】17は上部ラック2と下部ラック3の間に
設けられたシールドパネルで、図3に示すように枠部1
8と図4に示すようなハニカム構造のハニカム部19と
からなり、ハニカム部19は空気や光は通過できるが電
磁波は通過しにくい構造となっている。
【0015】上記のように構成した本実施形態の作用を
説明する。ファン12が回転すると、外気が筐体1の吸
入口10から筐体1内に強制的に吸入される。こうして
吸入された外気は、吸気ダクト13の前部からに下部ガ
イド板14に沿って移動して下部ラック3内に導入さ
れ、加熱されたプリント基板5を冷却する。そして、下
部ラック3の上方に設けられたシールドパネル17のハ
ニカム部19を通過して上部ラック2内に入り、加熱さ
れたプリント基板4を冷却し、排気ダクト15の後部か
ら排気口11に至り、加熱された空気を筐体1の外部に
放出する。
【0016】この際、筐体1内にアナログ系のプリント
基板とデジタル系のプリント基板が混在していても、こ
れらプリント基板を上部ラック2と下部ラック3に別個
に収納してシールドパネル17によって区切ってあるの
で、空気の通過はできるが電磁波は通過できず、デジタ
ル系のプリント基板から発するノイズによってアナログ
系のプリント基板が電磁的な影響を受けて誤動作するこ
とはない。
【0017】したがって、本実施形態によれば、下部ラ
ック3から上部ラック2にシールドパネル17を介して
冷却用の空気を通すようにしたので、従来のように上部
ラックと下部ラックの間に上部ラック用の吸気ダクトと
下部ラック用の排気ダクトを設ける必要がなく、このた
め、上部ラック2下面と下部ラック3上面の間の寸法h
が、従来の寸法に比べて小さくなり、その結果、筐体1
が小形化される。
【0018】また、従来は上部ラックと下部ラックの間
に上部ラック用の吸気ダクトと下部ラック用の排気ダク
トを設けて上下に独立して空気の流路を形成するように
していたが、本実施形態では上部ラックと下部ラックの
流路を一本化したため、管路抵抗による冷却効率の低下
を防止することができる。さらに、従来は外気の吸入口
がラックの数だけ必要であったのに対して、本実施形態
では1つだけでよいため、部品点数が低減し、装置の重
量を軽量化することができる。
【0019】実施形態2 図5は本発明の第2の実施形態の正面図、図6は図5の
縦断面図である。なお、第1の実施形態と同一部分には
同じ符号を付し、説明を省略する。本実施形態は、上部
ラック2と下部ラック3の間の吸気ダクトと排気ダクト
を省略したことにより、上部ラック2のプリント基板4
と下部ラック3のプリント基板5のマザーボード20を
共通化し、1枚のマザーボード20で兼用するようにし
たものである。上記のように構成した本実施形態の作用
は第1の実施形態で示した場合と同様なので、説明を省
略する。
【0020】本実施形態によれば、第1の実施形態で示
した効果に加えて、以下に示す効果がある。すなわち、
上部ラック2と下部ラック3の間にシールドパネル17
を介在させて冷却用の空気を流すようにしたので、従来
のようにダクトによってマザーボードを上下に分けて配
設しなくてもよくなり、上下のマザーボードを一体にし
て1枚のマザーボード20とし、このマザーボード20
に上部、下部のプリント基板4,5を接続することがで
きる。このため、装置の部品点数が削減でき大幅なコス
トダウンが図れるばかりでなく、上部ラック2と下部ラ
ック3の間のケーブルによる電気的な接続をマザーボー
ド20上で処理できるようになったため、ケーブル用の
ダクトのスペースが不要になり、装置全体の容積を小さ
くすることができる。
【0021】実施形態3 第1、第2の実施形態では、ラックを上部ラック2と下
部ラック3の上下2段に形成してその間にシールドパネ
ル17を設けた場合を示したが、本実施形態ではラック
を上部、中部、下部の3段に分割し、下部ラックと中部
ラック、中部ラックと上部ラックとの間にそれぞれシー
ルドパネルを設け、下部ラックの下方と上部ラックの上
方にそれぞれ吸気ダクトと排気ダクトを設けたものであ
る。なお、ラックを上中下3段に限らず、4段またそれ
以上の段数設けてもよい。本実施形態によれば、第1、
第2の実施形態で説明した効果に合わせて、筐体をさら
に小形化することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のような効果がある。 (1) 筐体内の上下方向にそれぞれプリント基板を収
納した複数のラックを備えた通風冷却手段を有し、ラッ
ク間に通気が可能な電磁波のシールドパネルを設けたの
で、装置を小形化することができ、また、コストを低減
することができる。
【0023】(2) ラック内の上下方向にそれぞれプ
リント基板を収納した複数のラック及びプリント基板が
接続されるマザーボードを備えた通風冷却手段を有し、
ラック間に通気が可能な電磁波のシールドパネルを設け
ると共に、ラックに収納されたプリント基板が接続され
るマザーボードを共通化し1枚のマザーボードで兼用す
るように構成したので、装置を小形化することができ、
また接続ケーブルを削減できるなどによりコストを低減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の要部の斜視図である。
【図4】図3の要部を拡大した斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の正面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 上部ラック 3 下部ラック 4,5 プリント基板 8,9,20 マザーボード 13 吸気ダクト 15 排気ダクト 17 シールドパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内の上下方向にそれぞれプリント基
    板を収納した複数のラックを備え、前記筐体の下部に設
    けた吸気ダクトから吸入した外気を前記ラック内に通過
    させてプリント基板を冷却し、該プリント基板によって
    加熱された空気を筐体の上部に設けた排気ダクトを介し
    て外部に排出する通風冷却手段を有する電子機器のラッ
    ク構造において、 前記ラックの間に通気が可能な電磁波のシールドパネル
    を設けたことを特徴とする電子機器のラック構造。
  2. 【請求項2】 筐体内の上下方向にそれぞれプリント基
    板を収納した複数のラック及び前記プリント基板が接続
    されるマザーボードを備え、前記筐体の下部に設けた吸
    気ダクトから吸入した外気を前記ラック内に通過させて
    プリント基板を冷却し、該プリント基板によって加熱さ
    れた空気を筐体の上部に設けた排気ダクトを介して外部
    に排出する通風冷却手段を有する電子機器のラック構造
    において、 前記ラックの間に通気が可能な電磁波のシールドパネル
    を設けると共に、前記ラックに収納されたプリント基板
    が接続されるマザーボードを共通化し1枚のマザーボー
    ドで兼用するようにしたことを特徴とする電子機器のラ
    ック構造。
JP8783096A 1996-04-10 1996-04-10 電子機器のラック構造 Pending JPH09283960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783096A JPH09283960A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 電子機器のラック構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783096A JPH09283960A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 電子機器のラック構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09283960A true JPH09283960A (ja) 1997-10-31

Family

ID=13925869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8783096A Pending JPH09283960A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 電子機器のラック構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09283960A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1724660A1 (en) * 2005-04-27 2006-11-22 Hitachi, Ltd. Disk array device
GB2511278A (en) * 2012-11-02 2014-09-03 Greg James Compton Computing equipment enclosure
WO2019210632A1 (zh) * 2018-05-04 2019-11-07 烽火通信科技股份有限公司 一种高功耗传输设备机柜及模块化机房
KR20210015469A (ko) * 2019-08-02 2021-02-10 엘아이지넥스원 주식회사 캐비닛 장치 및 그 제어방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1724660A1 (en) * 2005-04-27 2006-11-22 Hitachi, Ltd. Disk array device
GB2511278A (en) * 2012-11-02 2014-09-03 Greg James Compton Computing equipment enclosure
WO2019210632A1 (zh) * 2018-05-04 2019-11-07 烽火通信科技股份有限公司 一种高功耗传输设备机柜及模块化机房
KR20210015469A (ko) * 2019-08-02 2021-02-10 엘아이지넥스원 주식회사 캐비닛 장치 및 그 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5043037B2 (ja) 電子機器シャーシ用の気流管理システム
EP2141974B1 (en) Front-to-back cooling system for modular systems with orthogonal midplane configuration
US7256995B2 (en) Electronics module
US3925710A (en) General purpose electronic interface equipment package
US20070109741A1 (en) Power supply cooling system
JP4917147B2 (ja) 空気入口または空気出口のサイズを拡大する電子機器外枠
US5576931A (en) Computer with two fans and two air circulation areas
JP2658805B2 (ja) 電磁シールド用筐体
WO2011045863A1 (ja) 電子装置及び電子装置の筐体
JPH05102688A (ja) 電子機器装置
JP2015532759A (ja) 軸方向に整列した電子機器用筐体
TW201331740A (zh) 緊密型網路伺服器或設備
JPH0571159B2 (ja)
US20040218359A1 (en) Circuit card divider to facilitate thermal management in an electronic system
US20080218949A1 (en) Enclosure for containing one or more electronic devices and cooling module
JPH09283960A (ja) 電子機器のラック構造
US5926368A (en) Enhanced air cooling system with attached cooling unit
US20030117782A1 (en) Electronic circuits
JP4400461B2 (ja) 配線板収容用筐体
US5743794A (en) Method for field upgrading of air cooling capacity
JPH06204675A (ja) 電子装置の冷却構造
JPH09114553A (ja) 高性能空冷電子機器装置
JP2003163480A (ja) 電子機器筐体の空冷構造
JP2758317B2 (ja) 電子装置の冷却構造
JPH02272796A (ja) 電子装置における発熱カードの冷却構造