JPH052995U - 記録装置上の作図用紙の端検出装置 - Google Patents

記録装置上の作図用紙の端検出装置

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JPH052995U
JPH052995U JP5791191U JP5791191U JPH052995U JP H052995 U JPH052995 U JP H052995U JP 5791191 U JP5791191 U JP 5791191U JP 5791191 U JP5791191 U JP 5791191U JP H052995 U JPH052995 U JP H052995U
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Application number
JP5791191U
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English (en)
Inventor
博巳 伊藤
浩 吉田
良雄 中澤
貞明 安達
Original Assignee
グラフテツク株式会社
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Publication of JPH052995U publication Critical patent/JPH052995U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X−Yプロッタの吸着板上に載置した作図用
紙の端の位置を正確に検出できる記録装置上の作図用紙
の端検出装置を開発する。 【構成】 作図用紙と反射率が十分に相違する表面を有
する紙端検出シールを作図用紙の縁の下に敷き、反射型
フォトセンサでその境界点を検出することを特徴として
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフラットベッド型X−Yプロッタの作図用紙の用紙端を検出する記録 装置上の作図用紙の端検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、本考案の一実施例を示す平面図であるが、図1を用いて従来の装置を 説明する。 図1において、1はX−Yプロッタの平面、2は平面1上に固定された吸着板 、3は作図用紙、11は第1の直線、12は第2の直線、13は第3の直線、1 4は第4の直線である。なお、41〜48はそれぞれ紙端検出シールであるが、 これらの紙端検出シールは従来の装置では存在しない。
【0003】 紙端検出は従来から反射型のフォトセンサ(図示せず)で行われており、普通 は装置の初期化作業の一部としてプログラム制御により自動的に行われる。 第1〜第4の4本の直線は上記フォトセンサの視野の軌跡を示し、第1の直線 11はY=Y1 でX軸に平行な直線、第2の直線12はY=Y2 でX軸に平行な 直線、第3の直線13はX=X1 でY軸に平行な直線、第4の直線14はX= X2 でY軸に平行な直線である。
【0004】 フォトセンサがこれらの直線上を移動しながら反射光の強さを測定する。作図 用紙3の反射率の方が吸着板2の反射率より十分に大きいので、作図用紙3と吸 着板2との境界点で反射光の強さが急変する。この点をフォトセンサで検出して 紙端の位置を決定している。 図1から明らかなように、紙端はY=Y1 の直線に対しX11,Y1 とX12, Y1 の2点、Y=Y2 の直線に対しX21,Y2 とX22,Y2 の2点、X=X1 の 直線に対しX1 ,Y11とX1 ,Y12の2点、X=X2 の直線に対しX2 ,Y21と X2 ,Y22の2点、合計8点が決定される。 これらの測定結果を自動原点検出、自動軸補正の目的に使用する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、以上のような従来の端検出装置では、吸着板2が 汚れたり、劣化したりすることにより、作図用紙3の境界検出が困難になる点に ある。 すなわち、吸着板に鉛筆の芯粉が付着していると反射率が増大し、フォトセン サに対する入力が増加して作図用紙からの入力と区別がつかなくなるという問題 点があった。
【0006】 本考案はかかる課題を解決するためになされたもので、常に正確な検出が行え る記録装置上の作図用紙の端検出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係わる記録装置上の作図用紙の端検出装置は、紙端検出シールを用い て作図用紙に対する反射率のコントラストを十分なものにしたことを特徴として いる。
【0008】
【実施例】
紙端検出シール41〜48はたとえば表面に墨を塗って黒くし、光に対する反 射率を十分に小さくした矩形状の薄片で構成することができる。 作図用紙3の端が大体どの辺りにくるかは、吸着板2の端の位置によって予想 できるので、紙端検出シールの貼り付け位置はそれに従って決定する。 例えば、シール41は第1の直線11と作図用紙3の左縁の交点がシール41 内に含まれる位置に、シール42は第1の直線11と作図用紙3の右縁の交点が シール42内に含まれる位置に、シール45は第3の直線13と作図用紙3の上 縁との交点がシール45内に含まれる位置にそれぞれ貼り付ければよい。 作図用紙3の縁がどの位置に来るかと言う正確な予想は出来ないが、シールの 面積は十分に大きいので、作図用紙の位置が多少ずれても上記貼り付け位置の条 件を満足することは容易である。
【0009】 紙端検出シールの貼り付けが済んだ吸着板2上へ作図用紙3を載置する時は、 どのシールも作図用紙3により一部分が覆われ、シールの全部が作図用紙3の下 になっているものがないように、作図用紙3の位置を調整すればよい。 図2は紙端位置検出の場合のセンサ出力の変化を示す図で、図1と同一符号は 同一部分を示し、下方の図はセンサ位置とセンサ出力の関係を示す。センサの視 野はある広がりをもっているのでシール41から作図用紙3に入る点でセンサ出 力の変化はあまり急峻にはならない。従って、急峻な特性を得るには、シール4 1の長手方向の縁と作図用紙3の縁が直角になるように、且つ、シール41の中 心が直線11に一致するようシール41を置くことが望ましいが、上述のような 本考案においては、センサ出力の変化が急峻でなくても作図用紙3の端は十分正 確に検出できる。
【0010】 また、シールの汚れや劣化による反射率の変化のためにセンサ出力の変化点が 不明瞭になった場合はそのシールを取り替えればよい。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の記録装置上の作図用紙の端検出装置は、X−Yプ ロッタ上の作図用紙の端の位置を常に容易に正確に検出することができる利点が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 プロッタ平面 2 吸着板 3 作図用紙 11 第1の直線 12 第2の直線 13 第3の直線 14 第4の直線 41〜48 紙端検出シール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安達 貞明 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503番10号 グラフテツク株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 フラットベッド型のX−Yプロッタの初
    期化作業の際に、反射型のフォトセンサの視野の中心を
    Y=Y1 でX軸に平行な第1の直線上、Y=Y2 でX軸
    に平行な第2の直線上、X=X1 でY軸に平行な第3の
    直線上、X=X2 でY軸に平行な第4の直線上を、それ
    ぞれ移動させて反射光の強さを測定する手段、 X−Yプロッタに載置して使用する作図用紙の光に対す
    る反射率に比し十分に低い反射率を持つ表面を有する矩
    形状薄片で作成した紙端検出シールを、上記X−Yプロ
    ッタ上に載置される作図用紙の端と、上記第1の直線,
    上記第2の直線,上記第3の直線,上記第4の直線と
    が、それぞれ交わる8個の点を含む位置において上記X
    −Yプロッタの上記作図用紙を載置する吸着板上に貼り
    付ける手段、 上記作図用紙を、上記吸着板の上で当該作図用紙の端が
    上記8個の紙端検出シールの面積範囲内に入るように上
    記8個の紙端検出シール上に載置する手段を備え、 上記初期化作業における上記フォトセンサの移動による
    反射光の強さの測定から上記作図用紙の8個の紙端位置
    11,Y1 ;X12,Y1 ;X21,Y2 ;X22,Y2 ;X
    1 ,Y11;X1 ,Y12;X2 ,Y21;X2 ,Y22を検出
    することを特徴とする記録装置上の作図用紙の端検出装
    置。
JP5791191U 1991-06-28 1991-06-28 記録装置上の作図用紙の端検出装置 Pending JPH052995U (ja)

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