JPH05298901A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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Publication number
JPH05298901A
JPH05298901A JP10003592A JP10003592A JPH05298901A JP H05298901 A JPH05298901 A JP H05298901A JP 10003592 A JP10003592 A JP 10003592A JP 10003592 A JP10003592 A JP 10003592A JP H05298901 A JPH05298901 A JP H05298901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
steering
optical axis
lamp unit
steering angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10003592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Noda
雄介 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10003592A priority Critical patent/JPH05298901A/ja
Publication of JPH05298901A publication Critical patent/JPH05298901A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回走行時に光軸変化による前方車両へのグ
レア光の影響を回避する。 【構成】 ステアリング5に舵角センサ4が設けられて
いる一方、車両前端の両側部にレーザーレーダー6,7
が設けられている。アクチュエータ駆動回路10により
操舵方向に応じてアクチュエータ2を駆動して、ランプ
ユニット1の光軸を操舵方向に変化させる。操舵方向斜
め前方に車両が存在する時は、レーザーレーダー6,7
の検出作用にもとづいて、アクチュエータ駆動回路10
の光軸制御動作をキャンセルし、ステアリング5の操舵
にかかわらずランプユニット1の光軸を自車両の中心に
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用前照灯に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用前照灯の中には、例えば特開昭6
2−231845号公報に示されているように、舵角セ
ンサの検出作用にもとづいてステアリングの操舵に連動
して光軸を操舵方向に変化させるようにしたものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ランプユニットの光軸
がステアリングの操舵方向に可変制御されるため、車両
の旋回方向斜め前方に先行車両あるいは対向車両が存在
した場合に、これら先行車両又は対向車両にグレア光の
影響を与えてしまう。これは、旋回走行時に限らず直進
走行中に隣接車線へ車線変更する場合にも同様のことが
云え、隣接車線に先行車両がある場合には隣接車線方向
への操舵に連動して光軸が変化して、先行車両にグレア
光の影響を与えてしまう。
【0004】そこで、本発明は車両の旋回走行時等にラ
ンプユニットの照射方向をステアリングの操舵方向に可
変制御できることは勿論、このステアリング操舵時に操
舵方向斜め前方に車両が存在する場合には、ランプユニ
ットの照射方向を自車両中心に固定して、前方車両にグ
レア光が影響するのを回避することができる車両用前照
灯を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ランプユニットを回動し
て光軸を変化させるランプ駆動手段と、ステアリングの
操舵角を検出する舵角センサと、前方車両の存在を検出
する前方車両検出手段と、これら舵角センサ,前方車両
検出手段の検出作用にもとづいてランプ駆動手段を駆動
制御し、操舵方向斜め前方に車両が存在しない時はステ
アリングの操舵方向にランプユニットの光軸を変化さ
せ、操舵方向斜め前方に車両が存在する時はランプユニ
ットの光軸を自車両中心に固定させる光軸制御手段とを
備えている。
【0006】
【作用】車両の旋回走行時等に、操舵方向斜め前方に車
両が存在しない場合、舵角センサの検出作用にもとづい
て光軸制御手段よりランプ駆動手段に駆動制御信号が出
力され、ランプユニットを操舵方向に回動させて光軸を
操舵方向に変化させる。
【0007】操舵方向斜め前方に車両が存在する場合に
は、この前方車両は前方車両検出手段により検出され、
この検出作用により光軸制御手段での舵角センサの検出
作用にもとづく光軸制御動作がキャンセルされ、ランプ
ユニットの光軸は自車両中心に固定される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0009】図1において、1はランプユニット、2は
ランプユニット1自体あるいは図外のリフレクタを左右
方向に回動して光軸を変化させるランプ駆動手段として
のサーボモータ等のアクチュエータで、該アクチュエー
タ2は光軸制御手段3により駆動制御される。
【0010】4はステアリング5の操舵角を検出する舵
角センサ、6,7は車両前端の両側部に配設されて、前
方車両の存在を検出する前方車両検出手段で、これら舵
角センサ4,前方車両検出手段6,7は、何れも光軸制
御手段3の入力側に接続されている。
【0011】前方車両検出手段6,7としては、例えば
送信器から発信されて前方車両に反射した反射信号を受
信器で受信できるようにした送受信機能を有するレーザ
ーレーダーを用いることができる。
【0012】図2に前記光軸制御手段3の詳細を示す。
【0013】8は舵角センサ4の検出信号を入力して、
ステアリング5の操舵方向を検出する操舵方向検出回
路、9は舵角センサ4の検出信号を入力して、操舵角量
に変換する操舵角量演算回路で、これら操舵方向検出回
路8、操舵角量演算回路9は、アクチュエータ2に駆動
制御信号を出力するアクチュエータ駆動回路10の入力
側に接続されている。
【0014】11は前記レーザーレーダー6,7の検出
信号を入力し、自車両と前方車両との車間距離や相対速
度等を演算する演算回路で、前記アクチュエータ駆動回
路10の入力側に接続されている。
【0015】アクチュエータ駆動回路10は、操舵方向
検出回路8,操舵角量演算回路9の各出力信号を入力し
て、ステアリング5が右方又は左方へ所定舵角以上に操
舵された時に、アクチュエータ2に駆動制御信号を出力
して該アクチュエータ2を駆動させ、ランプユニット1
の光軸を操舵方向へ所定角度に変化させる。
【0016】また、このアクチュエータ駆動回路10
は、レーザーレーダー6,7の演算回路11の処理信号
を入力して、自車両の操舵方向斜め前方に走行車両の存
在が確認されると、前記光軸変化制御動作をキャンセル
させる。
【0017】この実施例では前述のように2つのレーザ
ーレーダー6,7を用いていて、演算回路11では図3
に示すように、自車両CAの左側のレーザーレーダー6
と前方車両CBとの距離L1と、右側のレーザーレーダー
7と前方車両CBとの距離L2とを測定して、L1,L2
より自車両CAと前方車両CBの走行車線を判断すると共
に、相対速度Vを測定し、自車速度V1との比較の下に
前方車両CBが走行車両か停止車両かを判断するように
している。ここで、車間距離L1,L2はL1=t1・v,
2=t2・vとして求められ、また、相対速度Vは次式
で求められる。
【0018】
【数1】
【0019】t1,t2:レーザーレーダー6,7の各送
信から受信までの時間、v:レーザーレーダー6,7の
レーザーの伝幡速度、f0:レーザーレーダー6,7の
送信周波数、fd:ドップラー周波数(送信と受信周波
数の差)。
【0020】次に以上の実施例装置の作動を図4に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0021】図外のヘッドランプスイッチがオンにされ
ると(ステップ100)、ステップ101でレーザーレ
ーダー6,7により前方車両CBの存在が検出されると
共に、演算回路11で自車両CAと前方車両CBとの距離
(L1=t1・v,L2=t2・v)が測定される。
【0022】ステップ102,ステップ108で舵角セ
ンサ4の検出作用と、操舵方向検出回路8,操舵角量演
算回路9の処理機能によりステアリング5の所定舵角以
上での右操舵,左操舵が判断される。
【0023】ステップ102で肯定の場合、ステアリン
グ5が右操舵されたものと判断してステップ103に進
み、アクチュエータ駆動回路10で自車速度V1と相対
速度Vとの比較(V≠V1)の下に前方車両CBが走行車
両であるか停止車両であるかが判断される。
【0024】ステップ103で肯定の場合、前方車両が
走行車両であると判断してステップ104に進み、車間
距離L1,L2が前方車両CBにグレア光の影響を与える
所定の距離L0の範囲内、例えば40m以内であるか否
か(L1,L2<L0)が判断される。
【0025】ステップ104で肯定の場合、自車両CA
が前方車両CBにグレア光が影響してしまう車間距離内
にあると判断してステップ105に進み、車間距離
1,L2の比較(L1>L2)の下に前方車両CBが自車
両CAの右旋回方向斜め前方に存在しているか否かが判
断される。
【0026】ステップ105で肯定の場合、前方車両C
Bが自車両CAの右旋回方向斜め前方の車両であると判断
してステップ106へ進み、アクチュエータ駆動回路1
0での舵角センサ4にもとづく光軸制御動作をキャンセ
ルし、アクチュエータ2を停止したままとしてランプユ
ニット1の光軸を自車両CAの中心に固定する。
【0027】ステップ103,104,105で何れも
否定の場合、自車両CAの右旋回方向斜め前方にはグレ
ア光の影響を受ける車両が存在しないものと判断されて
ステップ107へ進み、舵角センサ4の検出作用にもと
づいてアクチュエータ駆動回路10よりアクチュエータ
2に駆動制御信号が出力され、該アクチュエータ2を駆
動してランプユニット1の光軸をステアリング5に応動
して右旋回方向に変化させる。
【0028】ステップ102で否定の場合、ステップ1
08に進んでステアリング5が左操舵されたか否かが判
断される。
【0029】ステップ108で肯定の場合、自車両CA
が左旋回走行に移行したものと判断し、そして、左旋回
方向斜め前方の車両の存在が確認されると(ステップ1
09,ステップ110,ステップ111で共に肯定)、
ランプユニット1の光軸を自車両CAの中心に固定する
が(ステップ112)、左旋回方向斜め前方にグレア光
の影響を受ける車両の存在が確認されない場合(ステッ
プ109,ステップ110,ステップ111で共に否
定)、ランプユニット1の光軸をステアリング5に応動
して左旋回方向に変化させる(ステップ113)。
【0030】ステップ102,ステップ108で共に否
定の場合、自車両CAが直進走行しているものと判断し
てステップ112へ進み、ランプユニット1の光軸は自
車両CAの中心に固定したままとする。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の旋
回走行時等には、ステアリングの操舵方向にランプユニ
ットの光軸を変化させ、操舵方向を照明して視認性を向
上できることは勿論、このステアリング操舵時に操舵方
向斜め前方に車両が存在する場合には、ランプユニット
の照射方向を自車両中心に固定して、前方車両へのグレ
ア光の影響を回避して安全性をより一層向上することが
できるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略示的系統図。
【図2】同実施例の制御回路のブロック図。
【図3】自車両と先行車両との関係を示す説明図。
【図4】同実施例の作動の一例を示すフローチャート
図。
【符号の説明】
1…ランプユニット、2…アクチュエータ、3…光軸制
御手段、4…舵角センサ、5…ステアリング、6,7…
レーザーレーダー(車両検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60Q 1/14 F 8715−3K // G01S 17/88 A 4240−5J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプユニットを回動して光軸を変化さ
    せるランプ駆動手段と、ステアリングの操舵角を検出す
    る舵角センサと、前方車両の存在を検出する前方車両検
    出手段と、これら舵角センサ,前方車両検出手段の検出
    作用にもとづいてランプ駆動手段を駆動制御し、操舵方
    向斜め前方に車両が存在しない時はステアリングの操舵
    方向にランプユニットの光軸を変化させ、操舵方向斜め
    前方に車両が存在する時はランプユニットの光軸を自車
    両中心に固定させる光軸制御手段とを備えたことを特徴
    とする車両用前照灯。
JP10003592A 1992-04-21 1992-04-21 車両用前照灯 Pending JPH05298901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10003592A JPH05298901A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 車両用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

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JP10003592A JPH05298901A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 車両用前照灯

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Publication Number Publication Date
JPH05298901A true JPH05298901A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14263277

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JP10003592A Pending JPH05298901A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 車両用前照灯

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JP (1) JPH05298901A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015072133A1 (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 ランプユニット
DE10355757B4 (de) 2003-11-28 2018-04-05 Volkswagen Ag Scheinwerferanlage für ein Kraftfahrzeug

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DE10355757B4 (de) 2003-11-28 2018-04-05 Volkswagen Ag Scheinwerferanlage für ein Kraftfahrzeug
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