JPH05298547A - 自動販売機のプッシャ式商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機のプッシャ式商品搬出装置Info
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- JPH05298547A JPH05298547A JP4098379A JP9837992A JPH05298547A JP H05298547 A JPH05298547 A JP H05298547A JP 4098379 A JP4098379 A JP 4098379A JP 9837992 A JP9837992 A JP 9837992A JP H05298547 A JPH05298547 A JP H05298547A
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- pusher
- stroke
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- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F11/00—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
- G07F11/02—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
- G07F11/38—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which the magazines are horizontal
- G07F11/42—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which the magazines are horizontal the articles being delivered by motor-driven means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G59/00—De-stacking of articles
- B65G59/06—De-stacking from the bottom of the stack
- B65G59/067—De-stacking from the bottom of the stack articles being separated substantially perpendicularly to the axis of the stack
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F11/00—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
- G07F11/02—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
- G07F11/04—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which magazines the articles are stored one vertically above the other
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プッシャの操作部にストロークの小さい小形リ
ニアアクチュエータを採用しつつ、プッシャの移動スト
ロークをリニアアクチュエータで規定したストロークよ
りも拡大して大形サイズの商品にも対応できるようにし
たプッシャ式商品搬出装置を提供する。 【構成】ナピアネジ６，キャリア７，駆動モータ８から
なるリニアアクチュエータ９を操作部５として、プッシ
ャ４とキャリア７との間を梃式リンク１１で連結すると
ともに、該梃式リンクの下端に対向してリニアアクチュ
エータ９のストロークエンドよりやや手前位置にストッ
パ１４，１５を設置し、リニアアクチュエータのストロ
ークエンド近傍で梃式リンクを前傾，後傾姿勢に傾動さ
せて、プッシャの移動ストロークをリニアアクチュエー
タのストロークを超えて前後に拡大させる。
ニアアクチュエータを採用しつつ、プッシャの移動スト
ロークをリニアアクチュエータで規定したストロークよ
りも拡大して大形サイズの商品にも対応できるようにし
たプッシャ式商品搬出装置を提供する。 【構成】ナピアネジ６，キャリア７，駆動モータ８から
なるリニアアクチュエータ９を操作部５として、プッシ
ャ４とキャリア７との間を梃式リンク１１で連結すると
ともに、該梃式リンクの下端に対向してリニアアクチュ
エータ９のストロークエンドよりやや手前位置にストッ
パ１４，１５を設置し、リニアアクチュエータのストロ
ークエンド近傍で梃式リンクを前傾，後傾姿勢に傾動さ
せて、プッシャの移動ストロークをリニアアクチュエー
タのストロークを超えて前後に拡大させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこなどの箱形商品
を販売する自動販売機に搭載したプッシャ式商品搬出装
置に関する。
を販売する自動販売機に搭載したプッシャ式商品搬出装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、従来よりよく知られているプッシ
ャ式商品搬出装置の構造を図３に示す。図において、１
は商品２（最下位から順に＃１，＃２の符号を付す）を
積み上げ式に収納する商品ラック、３は商品２を載置し
たラック１のステージ、３ａはステージ３の商品搬出端
側通路に設けた商品搬出シュータ、４は商品２に対向し
てステージ３の上に配備したプッシャ、５はプッシャ４
を前進，後退移動操作する操作部である。また、前記操
作部５は、ナピアネジ６，該ネジのネジ溝に沿って移動
するキャリア７，駆動モータ８を組合わせたリニアアク
チュエータ９と、ケース１０とからなり、ステージ３の
内部に配置されている。そして、前記キャリア７の上端
がステージ３の上面に開口したスリットより上方に突き
出してプッシャ４に連結されている。
ャ式商品搬出装置の構造を図３に示す。図において、１
は商品２（最下位から順に＃１，＃２の符号を付す）を
積み上げ式に収納する商品ラック、３は商品２を載置し
たラック１のステージ、３ａはステージ３の商品搬出端
側通路に設けた商品搬出シュータ、４は商品２に対向し
てステージ３の上に配備したプッシャ、５はプッシャ４
を前進，後退移動操作する操作部である。また、前記操
作部５は、ナピアネジ６，該ネジのネジ溝に沿って移動
するキャリア７，駆動モータ８を組合わせたリニアアク
チュエータ９と、ケース１０とからなり、ステージ３の
内部に配置されている。そして、前記キャリア７の上端
がステージ３の上面に開口したスリットより上方に突き
出してプッシャ４に連結されている。
【０００３】かかるプッシャ式商品搬出装置の動作は周
知であり、（ａ）図の販売待機状態から操作部５に販売
指令が与えられると、モータ８の駆動によりリニアアク
チュエータ９のキャリア７と連動してプッシャ４が図示
の待機位置から前進移動し、（ｂ）図のように最下位に
並ぶ商品＃１を前方に押し出して搬出する。また、操作
部５のキャリア７は前進行程のストロークエンドに到達
したところでナピアネジ６のネジ溝に導かれて逆戻り
し、プッシャ４はキャリア７とともに待機位置に後退す
るとともに、この位置を検出して駆動モータ８が停止す
る。なお、ラック１から搬出された商品＃１はシュータ
３ａを滑動して商品取出口（図示せず）に取り出され
る。
知であり、（ａ）図の販売待機状態から操作部５に販売
指令が与えられると、モータ８の駆動によりリニアアク
チュエータ９のキャリア７と連動してプッシャ４が図示
の待機位置から前進移動し、（ｂ）図のように最下位に
並ぶ商品＃１を前方に押し出して搬出する。また、操作
部５のキャリア７は前進行程のストロークエンドに到達
したところでナピアネジ６のネジ溝に導かれて逆戻り
し、プッシャ４はキャリア７とともに待機位置に後退す
るとともに、この位置を検出して駆動モータ８が停止す
る。なお、ラック１から搬出された商品＃１はシュータ
３ａを滑動して商品取出口（図示せず）に取り出され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のプッシャ式商品搬出装置では、プッシャ４とリニア
アクチュエータ９のキャリア７とが直結されているの
で、プッシャ４の往復動ストローク（待機位置と商品搬
出位置との間のストローク）はリニアアクチュエータ９
のキャリア移動ストローク（ナピアネジ６の長さで規定
される）と同一であり、特に大形サイズ（長さ寸法が
大）の商品２を販売するには、仕様面で大形商品のサイ
ズに対応した移動ストロークが大きなリニアアクチュエ
ータが必要となる。
来のプッシャ式商品搬出装置では、プッシャ４とリニア
アクチュエータ９のキャリア７とが直結されているの
で、プッシャ４の往復動ストローク（待機位置と商品搬
出位置との間のストローク）はリニアアクチュエータ９
のキャリア移動ストローク（ナピアネジ６の長さで規定
される）と同一であり、特に大形サイズ（長さ寸法が
大）の商品２を販売するには、仕様面で大形商品のサイ
ズに対応した移動ストロークが大きなリニアアクチュエ
ータが必要となる。
【０００５】すなわち、図３と同一仕様の商品搬出装置
を用いて図４に示す形商品（図３の商品はショートサイ
ズＳに対して図４の商品はロングサイズＬ）を販売しよ
うとすると、プッシャ４の押し出しストロークが不足す
るために商品４は図示の鎖線位置に停止してしまって搬
出不能となる。しかして、販売商品のサイズに合わせて
各種仕様の操作部を別々に製作することはコストアップ
の要因となるほか、特に大形商品向け仕様の操作部は前
後方向の外形寸法が大形になるため、この操作部を収容
するラックステージも大形化し、結果として自動販売機
全体の奥行き寸法が大きくなる。かかる点、店頭などに
据付ける自動販売機は、道路へのはみ出しを小さく抑え
るために全体の奥行き寸法をできる限り小さくして薄形
に構成する要望が高まっている。
を用いて図４に示す形商品（図３の商品はショートサイ
ズＳに対して図４の商品はロングサイズＬ）を販売しよ
うとすると、プッシャ４の押し出しストロークが不足す
るために商品４は図示の鎖線位置に停止してしまって搬
出不能となる。しかして、販売商品のサイズに合わせて
各種仕様の操作部を別々に製作することはコストアップ
の要因となるほか、特に大形商品向け仕様の操作部は前
後方向の外形寸法が大形になるため、この操作部を収容
するラックステージも大形化し、結果として自動販売機
全体の奥行き寸法が大きくなる。かかる点、店頭などに
据付ける自動販売機は、道路へのはみ出しを小さく抑え
るために全体の奥行き寸法をできる限り小さくして薄形
に構成する要望が高まっている。
【０００６】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
あり、その目的は前記課題を解決し、プッシャの操作部
にストロークの小さい小形リニアアクチュエータを採用
しつつ、プッシャの移動ストロークをリニアアクチュエ
ータのストロークよりも拡大して大形サイズの商品にも
対応できるようにしたプッシャ式商品搬出装置を提供す
ることにある。
あり、その目的は前記課題を解決し、プッシャの操作部
にストロークの小さい小形リニアアクチュエータを採用
しつつ、プッシャの移動ストロークをリニアアクチュエ
ータのストロークよりも拡大して大形サイズの商品にも
対応できるようにしたプッシャ式商品搬出装置を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプッシャ式商品搬出装置においては、プッ
シャとリニアアクチュエータとの間を連繋して、操作部
にリニアアクチュエータのストロークエンド近傍でプッ
シャの移動ストロークを拡大させるストローク拡大機構
を設けて構成するものとする。
に、本発明のプッシャ式商品搬出装置においては、プッ
シャとリニアアクチュエータとの間を連繋して、操作部
にリニアアクチュエータのストロークエンド近傍でプッ
シャの移動ストロークを拡大させるストローク拡大機構
を設けて構成するものとする。
【０００８】ここで、前記ストローク増幅機構の実施態
様として、リニアアクチュエータのキャリアに中間点を
軸支してその上端をプッシャに連結した梃式リンクと、
リニアアクチュエータのストロークエンドよりやや手前
位置に設置して梃式リンクの下端をその位置に停止させ
る固定側のストッパとから構成する。あるいは、固定側
に前記ストッパを設ける代わりに、梃式リンクの下部先
端を逆Ｔ字形となして該先端部をリニアアクチュエータ
のストロークエンドよりやや手前位置で固定側の壁面に
突き当てて停止させるようにした構成がある。
様として、リニアアクチュエータのキャリアに中間点を
軸支してその上端をプッシャに連結した梃式リンクと、
リニアアクチュエータのストロークエンドよりやや手前
位置に設置して梃式リンクの下端をその位置に停止させ
る固定側のストッパとから構成する。あるいは、固定側
に前記ストッパを設ける代わりに、梃式リンクの下部先
端を逆Ｔ字形となして該先端部をリニアアクチュエータ
のストロークエンドよりやや手前位置で固定側の壁面に
突き当てて停止させるようにした構成がある。
【０００９】
【作用】前記の構成おいて、操作部のリニアアクチュエ
ータをストローク動作させると、そのストロークエンド
に近づいた手前地点で梃式リンクの下部先端が固定側の
ストッパに突き当たるか、もしくはリンク自身の下部先
端が固定側の壁面（ケース壁面）に突き当たってその位
置に停止されるが、キャリアはさらにストロークエンド
まで移動を続けるので、梃式リンクは下端を支点として
キャリアの移動方向に揺動する。これにより梃式リンク
が梃として動作し、リンクの上部先端に連結されたプッ
シャはリンクの梃比（下端を支点とした中間および上端
の作用点までの距離の比）にしたがってストロークが拡
大される。つまり、プッシャの移動ストロークはそのス
トロークエンドでリニアアクチュエータのストロークで
規定されたキャリアの移動ストロークよりも拡大する。
ータをストローク動作させると、そのストロークエンド
に近づいた手前地点で梃式リンクの下部先端が固定側の
ストッパに突き当たるか、もしくはリンク自身の下部先
端が固定側の壁面（ケース壁面）に突き当たってその位
置に停止されるが、キャリアはさらにストロークエンド
まで移動を続けるので、梃式リンクは下端を支点として
キャリアの移動方向に揺動する。これにより梃式リンク
が梃として動作し、リンクの上部先端に連結されたプッ
シャはリンクの梃比（下端を支点とした中間および上端
の作用点までの距離の比）にしたがってストロークが拡
大される。つまり、プッシャの移動ストロークはそのス
トロークエンドでリニアアクチュエータのストロークで
規定されたキャリアの移動ストロークよりも拡大する。
【００１０】したがって、操作部自身の移動ストローク
では対応し切れない大形サイズの商品でもプッシャの押
し出し操作で確実に搬出できる。
では対応し切れない大形サイズの商品でもプッシャの押
し出し操作で確実に搬出できる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、実施例の図中で図３と対応する同一部材には
同じ符号が付してある。 実施例１：図１（ａ）〜（ｃ）は本発明の請求項２に対
応する実施例を示すものであり、図３と同様に操作部５
を構成するリニアアクチュエータ９のキャリア７とプッ
シャ４との間が梃式リンク１１を介して連結されてい
る。ここで、梃式リンク１１は下端を自由端としてその
中間点がピン１２を介してキャリア７に軸支され、さら
に上端とプッシャ４とがピン１３で結合されている。ま
た、梃式リンク１１の下部先端に対向して、リニアアク
チュエータ９の前後のストロークエンドよりやや手前位
置には、リンク１１の移動経路と交差するようにストッ
パ１４，１５がケース１０に取付けてある。
る。なお、実施例の図中で図３と対応する同一部材には
同じ符号が付してある。 実施例１：図１（ａ）〜（ｃ）は本発明の請求項２に対
応する実施例を示すものであり、図３と同様に操作部５
を構成するリニアアクチュエータ９のキャリア７とプッ
シャ４との間が梃式リンク１１を介して連結されてい
る。ここで、梃式リンク１１は下端を自由端としてその
中間点がピン１２を介してキャリア７に軸支され、さら
に上端とプッシャ４とがピン１３で結合されている。ま
た、梃式リンク１１の下部先端に対向して、リニアアク
チュエータ９の前後のストロークエンドよりやや手前位
置には、リンク１１の移動経路と交差するようにストッ
パ１４，１５がケース１０に取付けてある。
【００１２】次に前記構成の動作を説明する。まず、
（ａ）図はプッシャ４が待機位置に後退している状態を
示し、リニアアクチュエータ９のキャリア７は後退スト
ロークエンドの位置に停止している。また、梃式リンク
１１は下部先端がストッパ１４に突き当たって後傾姿勢
となっており、かつこの後傾姿勢でリンク１１の上端に
連結したプッシャ４をラック１の背後に後退させてい
る。
（ａ）図はプッシャ４が待機位置に後退している状態を
示し、リニアアクチュエータ９のキャリア７は後退スト
ロークエンドの位置に停止している。また、梃式リンク
１１は下部先端がストッパ１４に突き当たって後傾姿勢
となっており、かつこの後傾姿勢でリンク１１の上端に
連結したプッシャ４をラック１の背後に後退させてい
る。
【００１３】ここで、販売指令によりリニアアクチュエ
ータ９が始動し、ナピアネジ６の軸に沿ってキャリア７
が前進すると、これに連動してプッシャ４が後退位置か
ら前進して商品＃１を前方に押し出す。そして、キャリ
ア７が前進行程のストロークエンド近くまで移動する
と、ストロークエンドの手前で（ｂ）図で示すように梃
式リンク１１の下部先端にストッパ１５が突き当たり、
続くキャリア７の残り行程の前進移動によりリンク１１
は下端を支点として時計方向に揺動する。これにより、
リンク１１の上端に連結されているプッシャ４は梃の原
理によりリニアアクチュエータ９のストロークエンドを
超えてさらに前方へ移動し、商品＃１を搬出する。
ータ９が始動し、ナピアネジ６の軸に沿ってキャリア７
が前進すると、これに連動してプッシャ４が後退位置か
ら前進して商品＃１を前方に押し出す。そして、キャリ
ア７が前進行程のストロークエンド近くまで移動する
と、ストロークエンドの手前で（ｂ）図で示すように梃
式リンク１１の下部先端にストッパ１５が突き当たり、
続くキャリア７の残り行程の前進移動によりリンク１１
は下端を支点として時計方向に揺動する。これにより、
リンク１１の上端に連結されているプッシャ４は梃の原
理によりリニアアクチュエータ９のストロークエンドを
超えてさらに前方へ移動し、商品＃１を搬出する。
【００１４】また、リニアアクチュエータ９の後退行程
でキャリア７がストロークエンド近傍まで移動すると、
今度は梃式リンク１１の下端がストッパ１４に突き当た
る。これにより、前記と同様な梃の原理でリンク１１が
（ａ）図で示すように反時計方向に揺動してプッシャ４
をラック１の後方に大きく引き戻す。つまり、プッシャ
４の往復動に伴う移動ストロークは、そのストロークエ
ンドでリニアアクチュエータ９のナピアネジ６の長さで
規定されたストロークよりも前後で拡大される。したが
って、小さなストロークのリニアアクチュエータで大形
サイズの商品を確実に搬出することができる。
でキャリア７がストロークエンド近傍まで移動すると、
今度は梃式リンク１１の下端がストッパ１４に突き当た
る。これにより、前記と同様な梃の原理でリンク１１が
（ａ）図で示すように反時計方向に揺動してプッシャ４
をラック１の後方に大きく引き戻す。つまり、プッシャ
４の往復動に伴う移動ストロークは、そのストロークエ
ンドでリニアアクチュエータ９のナピアネジ６の長さで
規定されたストロークよりも前後で拡大される。したが
って、小さなストロークのリニアアクチュエータで大形
サイズの商品を確実に搬出することができる。
【００１５】なお、前記構成でストッパ１４，１５の設
置位置、および梃式リンク１１の梃比（ピン１３を中心
とした上端，および下端までのリンク長さの比）を変え
ることにより、プッシャ４の移動ストロークの調整，変
更が可能である。 実施例２：図２は本発明の請求項３に対応する前記実施
例１の応用例を示すものである。この実施例では、実施
例１で固定側に設置したストッパ１４，１５の代わり
に、梃式リンク１１自身の下部先端に逆Ｔ字形のストッ
パ１１ａが形成されている。かかる構成でリニアアクチ
ュエータ９がストロークエンド近傍の手前位置まで移動
すると、前記ストッパ１１ａがケース１０の壁面に突き
当たってリンク１１を前傾，後傾姿勢に揺動させる。こ
れにより、実施例１と同様にプッシャ４の移動ストロー
クがリニアアクチュエータで規定したストロークよりも
前後に拡大することになる。
置位置、および梃式リンク１１の梃比（ピン１３を中心
とした上端，および下端までのリンク長さの比）を変え
ることにより、プッシャ４の移動ストロークの調整，変
更が可能である。 実施例２：図２は本発明の請求項３に対応する前記実施
例１の応用例を示すものである。この実施例では、実施
例１で固定側に設置したストッパ１４，１５の代わり
に、梃式リンク１１自身の下部先端に逆Ｔ字形のストッ
パ１１ａが形成されている。かかる構成でリニアアクチ
ュエータ９がストロークエンド近傍の手前位置まで移動
すると、前記ストッパ１１ａがケース１０の壁面に突き
当たってリンク１１を前傾，後傾姿勢に揺動させる。こ
れにより、実施例１と同様にプッシャ４の移動ストロー
クがリニアアクチュエータで規定したストロークよりも
前後に拡大することになる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、プッシャの移動ストロークが操作部であるリニアア
クチュエータのストロークを超えて拡大するので、これ
によりストロークの小さな小形リニアアクチュエータを
採用して大形商品を含む各種サイズの商品販売にも対応
させることができる。しかも、プッシャ式商品搬出装置
の操作部として小形のリニアアクチュエータを採用する
ことで自動販売機の薄形化が促進できる利点も得られ
る。
ば、プッシャの移動ストロークが操作部であるリニアア
クチュエータのストロークを超えて拡大するので、これ
によりストロークの小さな小形リニアアクチュエータを
採用して大形商品を含む各種サイズの商品販売にも対応
させることができる。しかも、プッシャ式商品搬出装置
の操作部として小形のリニアアクチュエータを採用する
ことで自動販売機の薄形化が促進できる利点も得られ
る。
【図１】本発明の実施例１に対応するプッシャ式商品搬
出装置の構成を表す図であり、（ａ）は待機状態図、
（ｂ）は商品搬出状態図、（ｃ）は内部機構の正面図
出装置の構成を表す図であり、（ａ）は待機状態図、
（ｂ）は商品搬出状態図、（ｃ）は内部機構の正面図
【図２】本発明の実施例２に対応するプッシャ式商品搬
出装置の構成図
出装置の構成図
【図３】従来におけるプッシャ式商品搬出装置の構成を
表す図であり、（ａ）は待機状態図、（ｂ）は商品搬出
状態図
表す図であり、（ａ）は待機状態図、（ｂ）は商品搬出
状態図
【図４】図３の商品搬出装置を大形サイズ商品に適用し
た場合の搬出動作の説明図
た場合の搬出動作の説明図
１ ラック ２ 商品 ３ ステージ ４ プッシャ ５ 操作部 ６ ナピアネジ ７ キャリア ８ 駆動モータ ９ リニアアクチュエータ １１ 梃式リンク １１ａ ストッパ １４ 固定側ストッパ １５ 固定側ストッパ
Claims (3)
- 【請求項１】プッシャと、該プッシャをリニアアクチュ
エータで前進，後退移動させる操作部とからなり、ステ
ージ上に載置してラックに積み上げ収納した商品をプッ
シャの往復動操作により最下位から順に押し出し搬出す
る自動販売機のプッシャ式商品搬出装置において、前記
プッシャとリニアアクチュエータとの間を連繋して、操
作部にリニアアクチュエータのストロークエンド近傍で
プッシャの移動ストロークを拡大させるストローク拡大
機構を設けたことを特徴とする自動販売機のプッシャ式
商品搬出装置。 - 【請求項２】請求項１記載のプッシャ式商品搬出装置に
おいて、ストローク拡大機構が、リニアアクチュエータ
のキャリアに中間点を軸支してその上端をプッシャに連
結した梃式リンクと、リニアアクチュエータのストロー
クエンドよりやや手前位置に設置して梃式リンクの下端
をその位置に停止させる固定側のストッパとからなるこ
とを特徴とする自動販売機のプッシャ式商品搬出装置。 - 【請求項３】請求項１記載のプッシャ式商品搬出装置に
おいて、ストローク拡大機構として、リニアアクチュエ
ータのキャリアに中間点を軸支してプッシャとの間に梃
式リンクを連結し、かつ該梃式リンクの下部先端を逆Ｔ
字形となして該先端部をリニアアクチュエータのストロ
ークエンドよりやや手前位置で固定側の壁面に突き当て
て停止させるようにしたことを特徴とする自動販売機の
プッシャ式商品搬出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09837992A JP3149519B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 自動販売機のプッシャ式商品搬出装置 |
| KR92022574U KR0115817Y1 (ko) | 1992-04-20 | 1992-11-17 | 자동판매기의 푸셔식 상품반출장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09837992A JP3149519B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 自動販売機のプッシャ式商品搬出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05298547A true JPH05298547A (ja) | 1993-11-12 |
| JP3149519B2 JP3149519B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=14218245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09837992A Expired - Fee Related JP3149519B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 自動販売機のプッシャ式商品搬出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3149519B2 (ja) |
| KR (1) | KR0115817Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100962719B1 (ko) * | 2008-01-21 | 2010-06-15 | 남승우 | 자동판매기 |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP09837992A patent/JP3149519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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