JPH05298177A - 主記憶回路アクセス制御方式 - Google Patents

主記憶回路アクセス制御方式

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JPH05298177A
JPH05298177A JP4126804A JP12680492A JPH05298177A JP H05298177 A JPH05298177 A JP H05298177A JP 4126804 A JP4126804 A JP 4126804A JP 12680492 A JP12680492 A JP 12680492A JP H05298177 A JPH05298177 A JP H05298177A
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JP
Japan
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write
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JP4126804A
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English (en)
Inventor
Isao Nozaki
功 野▲崎▼
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの読出し/書込みと命令の読出しとを
それぞれ独立させて、高速なアクセス(CPUによる主
記憶回路に対するアクセス)を可能にする。 【構成】 主記憶回路2は、DPDRAMによって実現
される。タイミング制御回路3は、CPU1による主記
憶回路2に対するデータの読出し/書込みが行われる際
に、データ用アドレス比較器4による比較結果等に基づ
き、ランダムポートを用いた連続アドレスによる読出し
/書込みまたはランダムポートを用いた新規アドレスに
よる読出し/書込みを主記憶回路2に対して指示する。
また、タイミング制御回路3は、CPU1による主記憶
回路2に対する命令の読出しが行われる際に、命令用ア
ドレス比較器6による比較結果に基づき、シリアルポー
トを用いた連続アドレスによる読出しまたはシリアルポ
ートを用いた新規アドレスによる読出しを主記憶回路2
に対して指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主記憶回路アクセス制御
方式に関し、特に1つのデータ入出力ポートを有するC
PU(Central Processing Uni
t。中央処理装置)が主記憶回路(DRAM(Dyna
mic Random AccessMemory)に
よって実現される主記憶回路)をアクセス(読出し/書
込み)する際の制御を行う主記憶回路アクセス制御方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種の主記憶回路アク
セス制御方式の一例の構成を示すブロック図である。こ
の主記憶回路アクセス制御方式は、DRAM制御回路2
00と、1つのデータ入出力ポートを有するCPU20
1と、RAS(Row Address Strob
e)クロックの1回の出力の間(RASクロックを活性
化している間)にCAS(Column Addres
s Strobe)クロックの出力を2回以上繰り返す
ことで連続アクセス(アドレスに関して連続的なアクセ
ス)を可能にする動作である「高速ページモード動作」
による読出し/書込みが可能なポートを有するDRAM
によって実現される主記憶回路202とを含んで構成さ
れている。
【0003】DRAM制御回路200は、タイミング制
御回路203と、アドレス比較器204と、アドレスラ
ッチ205と、アドレス制御回路208と、データバッ
ファ209とを含んで構成されている。
【0004】DRAM制御回路200内のアドレス比較
器204は、CPU201が主記憶回路202に対して
データの読出し/書込みまたは命令の読出しを行う際
(コマンドバスを介してタイミング制御回路203にデ
ータの読出し/書込みまたは命令の読出しを指示するコ
マンドが与えられた際)に、アドレスラッチ205に格
納されている読出し/書込みアドレス(前回のデータの
読出し/書込みまたは命令の読出しに係る読出し/書込
みアドレス)とアドレスバス上の読出し/書込みアドレ
ス(今回のデータの読出し/書込みまたは命令の読出し
に係る読出し/書込みアドレス)との比較(両方の読出
し/書込みアドレスが連続しているか否かの判定)を行
う。
【0005】両方の読出し/書込みアドレスが連続して
いる場合には、タイミング制御回路203は、連続アド
レス(前回のデータの読出し/書込みまたは命令の読出
しに係る読出し/書込みアドレスに連続するアドレス)
による読出し/書込みを指示する(RASクロック線上
のRASクロックを活性化したままCASクロック線上
のCASクロックを出力し、アクセスの種別が「書込
み」である場合にはWE(Write Enable)
クロック線上のWEクロックを出力する)。これによ
り、高速ページモード動作による読出し/書込みを主記
憶回路202のポートに行わせることができる。
【0006】両方の読出し/書込みアドレスが連続して
いない場合には、タイミング制御回路203は、新規ア
ドレス(前回のデータの読出し/書込みまたは命令の読
出しに係る読出し/書込みアドレスとは無関係な新たな
アドレス)による読出し/書込みを指示する(RASク
ロック線上のRASクロックを一旦活性化してから再び
活性化し(新しいRASクロックを出力し)、CASク
ロック線上のCASクロックを出力し、アクセスの種別
が「書込み」である場合にはWEクロック線上のWEク
ロックを出力する)。
【0007】一方、アドレス制御回路208は、アドレ
スバス上の読出し/書込みアドレスに基づいてRASア
ドレスおよびCASアドレス(連続アドレスによる読出
し/書込みが行われる場合にはCASアドレスのみ)を
生成し、上述のRASクロックおよびCASクロックの
出力のタイミングに合わせてDRAMアドレスバス上に
当該RASアドレスおよびCASアドレス(連続アドレ
スによる読出し/書込みが行われる場合にはCASアド
レスのみ)を出力する。
【0008】さらに、タイミング制御回路203は、デ
ータバッファ209をイネーブル状態にし、データバス
およびデータバッファ209を介してCPU201と主
記憶回路202のポートとの間でのデータの読出し/書
込みまたは命令の読出しを実現する。
【0009】このように、従来の主記憶回路アクセス制
御方式では、CPU(図2ではCPU201)による主
記憶回路(図2では主記憶回路202)に対するデータ
の読出し/書込みと命令の読出しとが主記憶回路の同一
のポートが用いられて行われていた。
【0010】なお、一般に、主記憶回路において、デー
タと命令との格納領域は異なっており、両者のアドレス
が連続することはない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の主記憶
回路アクセス制御方式では、CPU(図2ではCPU2
01)による主記憶回路(図2では主記憶回路202)
に対するデータの読出し/書込みと命令の読出しとが主
記憶回路の同一のポートが用いられて行われているの
で、データの読出し/書込みと命令の読出しとが混在す
るアクセスが行われた場合に、当該ポートが高速ページ
モード動作による読出し/書込みが可能なポートであっ
ても、連続アクセスとなる頻度が少なくなるという問題
点があった。例えば、「データの読出し/書込み」→
「命令の読出し」→「データの読出し/書込み」という
態様でアクセスが行われる場合には、「命令の読出し」
の前後の2回の「データの読出し/書込み」における読
出し/書込みアドレスが連続していても、高速ページモ
ード動作を用いることができなかった。
【0012】本発明の目的は、上述の点に鑑み、データ
の読出し/書込みと命令の読出しとが混在するアクセス
(CPUによる主記憶回路に対するアクセス)が行われ
る場合に、データの読出し/書込みと命令の読出しとを
それぞれ独立させて、高速なアクセスを可能にする主記
憶回路アクセス制御方式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の主記憶回路アク
セス制御方式は、1つのデータ入出力ポートを有するC
PUが主記憶回路をアクセスする際の制御を行う主記憶
回路アクセス制御方式において、高速ページモード動作
による読出し/書込みが可能なランダムポートおよびシ
リアルクロックの入力に基づく連続的な読出しが可能な
シリアルポートを有するDPDRAMによって実現され
る前記主記憶回路と、前記CPUによる前記主記憶回路
に対する前回のデータの読出し/書込みに係る読出し/
書込みアドレスを格納するデータ用アドレスラッチと、
前記CPUによる前記主記憶回路に対する前回の命令の
読出しに係る読出しアドレスを格納する命令用アドレス
ラッチと、前記CPUが前記主記憶回路に対してデータ
の読出し/書込みを行う際に前記データ用アドレスラッ
チに格納されている前回のデータの読出し/書込みに係
る読出し/書込みアドレスと今回のデータの読出し/書
込みに係る読出し/書込みアドレスとを比較するデータ
用アドレス比較器と、前記CPUが前記主記憶回路に対
して命令の読出しを行う際に前記命令用アドレスラッチ
に格納されている前回の命令の読出しに係る読出しアド
レスと今回の命令の読出しに係る読出しアドレスとを比
較する命令用アドレス比較器と、前記CPUが前記主記
憶回路に対してデータの読出し/書込みを行う際に前記
データ用アドレス比較器による比較結果および前回の命
令の読出し時における前記命令用アドレス比較器による
比較結果に基づいてランダムポートを用いた連続アドレ
スによる読出し/書込みおよびランダムポートを用いた
新規アドレスによる読出し/書込みのいずれかを前記主
記憶回路に対して指示し前記CPUが前記主記憶回路に
対して命令の読出しを行う際に前記命令用アドレス比較
器による比較結果に基づいてシリアルポートを用いた連
続アドレスによる読出しおよびシリアルポートを用いた
新規アドレスによる読出しのいずれかを前記主記憶回路
に対して指示するタイミング制御回路とを有する。
【0014】
【作用】本発明の主記憶回路アクセス制御方式では、主
記憶回路が高速ページモード動作による読出し/書込み
が可能なランダムポートおよびシリアルクロックの入力
に基づく連続的な読出しが可能なシリアルポートを有す
るDPDRAMによって実現され、データ用アドレスラ
ッチがCPUによる主記憶回路に対する前回のデータの
読出し/書込みに係る読出し/書込みアドレスを格納
し、命令用アドレスラッチがCPUによる主記憶回路に
対する前回の命令の読出しに係る読出しアドレスを格納
し、データ用アドレス比較器がCPUによる主記憶回路
に対するデータの読出し/書込みが行われる際にデータ
用アドレスラッチに格納されている前回のデータの読出
し/書込みに係る読出し/書込みアドレスと今回のデー
タの読出し/書込みに係る読出し/書込みアドレスとを
比較し、命令用アドレス比較器がCPUによる主記憶回
路に対する命令の読出しが行われる際に命令用アドレス
ラッチに格納されている前回の命令の読出しに係る読出
しアドレスと今回の命令の読出しに係る読出しアドレス
とを比較し、タイミング制御回路がCPUによる主記憶
回路に対するデータの読出し/書込みが行われる際にデ
ータ用アドレス比較器による比較結果および前回の命令
の読出し時における命令用アドレス比較器による比較結
果に基づいてランダムポートを用いた連続アドレスによ
る読出し/書込みおよびランダムポートを用いた新規ア
ドレスによる読出し/書込みのいずれかを主記憶回路に
対して指示しCPUによる主記憶回路に対する命令の読
出しが行われる際に命令用アドレス比較器による比較結
果に基づいてシリアルポートを用いた連続アドレスによ
る読出しおよびシリアルポートを用いた新規アドレスに
よる読出しのいずれかを主記憶回路に対して指示する。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明の主記憶回路アクセス制御
方式の一実施例の構成を示すブロック図である。本実施
例の主記憶回路アクセス制御方式は、1つのデータ入出
力ポートを有するCPU1と、高速ページモード動作に
よる読出し/書込みが可能なランダムポートおよびシリ
アルクロックの入力に基づく連続的な読出しが可能なシ
リアルポートを有するDPDRAM(Dual Por
t DynamicRandom Access Me
mory)によって実現される主記憶回路2と、データ
バス11と、リード/ライトデータバス12と、リード
データバス13と、アドレスバス14と、コマンドバス
17と、RASクロック線18と、CASクロック線1
9と、WEクロック線20と、シリアルクロック線21
と、DPDRAMアドレスバス22と、DPDRAM制
御回路100とを含んで構成されている。
【0017】DPDRAM制御回路100は、タイミン
グ制御回路3と、データ用アドレス比較器4と、データ
用アドレスラッチ5と、命令用アドレス比較器6と、命
令用アドレスラッチ7と、アドレス制御回路8と、デー
タ用データバッファ9と、命令用データバッファ10
と、データアドレス判定線15と、命令アドレス判定線
16と、データ用データバッファイネーブル信号線23
と、命令用データバッファイネーブル信号線24と、ア
ドレス切替え指示線25とを含んで構成されている。
【0018】次に、このように構成された本実施例の主
記憶回路アクセス制御方式の動作について説明する。
【0019】第1に、CPU1がDPDRAM制御回路
100に対してコマンドバス17を介して「主記憶回路
2内のデータの読出し/書込みを指示するコマンド」を
発行した場合の動作について説明する。なお、CPU1
はアドレスバス14上に当該読出し/書込みに係る読出
し/書込みアドレスを出力する。
【0020】この場合には、DPDRAM制御回路10
0内のデータ用アドレス比較器4は、今回のデータの読
出し/書込みに係る読出し/書込みアドレスとデータ用
アドレスラッチ5に格納されている読出し/書込みアド
レス(前回のデータの読出し/書込みに係る読出し/書
込みアドレス)との比較(両者が連続しているか否かの
判定)を行い、その比較結果(両者が連続しているか否
かを示す情報)をデータアドレス判定線15上に出力す
る。
【0021】タイミング制御回路3(タイミング制御回
路3はコマンドバス17上のコマンドにより「データの
読出し/書込み」を行うべきであることを認識してい
る)は、データ用アドレス比較器4による比較結果をデ
ータアドレス判定線15を介して受け取り、その比較結
果等に基づいて以下の〜に示す内容にクロックの出
力の制御内容を決定する。なお、RASクロック線18
上のRASクロックは前回のアクセスが終了しても活性
化されたまま(出力状態を保持したまま)になってい
る。
【0022】 比較結果が「連続」(比較対象の両方
の読出し/書込みアドレスが連続している状態)であり
アクセスの種別が「読出し」である場合には、RASク
ロック線18上のRASクロックを活性化したままCA
Sクロック線19上のCASクロックを出力(活性化)
することによって、ランダムポートを用いた連続アドレ
ス(前回のデータの読出し/書込みに係る読出し/書込
みアドレスに連続するアドレス)による読出しを指示す
る(高速ページモード動作による読出しを主記憶回路2
のランダムポートに行わせる)。
【0023】 比較結果が「連続」でありアクセスの
種別が「書込み」である場合には、RASクロック線1
8上のRASクロックを活性化したままCASクロック
線19上のCASクロックおよびWEクロック線20上
のWEクロックを出力することによって、ランダムポー
トを用いた連続アドレスによる書込みを指示する(高速
ページモード動作による書込みを主記憶回路2のランダ
ムポートに行わせる)。
【0024】 比較結果が「連続」でなくアクセスの
種別が「読出し」である場合には、RASクロック線1
8上のRASクロックを一旦非活性化してから再び活性
化し(新しいRASクロックを出力し)、CASクロッ
ク線19上のCASクロックを出力することによって、
ランダムポートを用いた新規アドレス(前回のデータの
読出し/書込みに係る読出し/書込みアドレスとは無関
係な新たなアドレス)による読出しを指示する。
【0025】 比較結果が「連続」でなくアクセスの
種別が「書込み」である場合には、RASクロック線1
8上のRASクロックを一旦非活性化してから再び活性
化し、CASクロック線19上のCASクロックおよび
WEクロック線20上のWEクロックを出力することに
よって、ランダムポートを用いた新規アドレスによる書
込みを指示する。
【0026】 またはの場合であっても、前回の
命令の読出し時における命令用アドレス比較器6の比較
結果が「連続」でない場合には、またはの場合と同
様の制御を行う。なお、前回の命令の読出し時における
命令用アドレス比較器6の比較結果は、タイミング制御
回路3によって保持されている。
【0027】タイミング制御回路3は、以上のようにし
てクロックの出力の制御内容を決定し、主記憶回路2の
タイミング(クロックに関するタイミング)に合わせて
RASクロック線18,CASクロック線19およびW
Eクロック線20上に必要なクロックを出力する。
【0028】一方、アドレス制御回路8は、アドレス切
替え指示線25上のアドレス切替え指示(タイミング制
御回路3によって出力されるアドレス切替え指示)を契
機として、アドレスバス14上の読出し/書込みアドレ
スに基づいてRASアドレスおよびCASアドレス(上
述のおよびの場合にはCASアドレスのみ)を生成
し、上述のRASクロックおよびCASクロックの出力
のタイミングに合わせてDPDRAMアドレスバス22
上に当該RASアドレスおよびCASアドレス(上述の
およびの場合にはCASアドレスのみ)を出力す
る。
【0029】タイミング制御回路3は、データ用データ
バッファイネーブル信号線23上にデータ用データバッ
ファイネーブル信号を出力してデータ用データバッファ
9をイネーブル状態にし、データバス11,データ用デ
ータバッファ9およびリード/ライトデータバス12を
介してCPU1と主記憶回路2のランダムポートとの間
でのデータの読出し/書込みを実現する。
【0030】第2に、CPU1がDPDRAM制御回路
100に対してコマンドバス17を介して「主記憶回路
2内の命令の読出しを指示するコマンド」を発行した場
合の動作について説明する。なお、CPU1は、アドレ
スバス14上に当該読出しに係る読出しアドレスを出力
する。
【0031】この場合には、DPDRAM制御回路10
0内の命令用アドレス比較器6は、今回の命令の読出し
に係る読出しアドレスと命令用アドレスラッチ7に格納
されている読出しアドレス(前回の命令の読出しに係る
読出しアドレス)との比較(両者が連続しているか否か
の判定)を行い、その比較結果(両者が連続しているか
否かを示す情報)を命令アドレス判定線16上に出力す
る。
【0032】タイミング制御回路3(タイミング制御回
路3はコマンドバス17上のコマンドにより「命令の読
出し」を行うべきであることを認識している)は、命令
用アドレス比較器6による比較結果を命令アドレス判定
線16を介して受け取り、その比較結果に基づいて以下
のおよびに示す内容にクロックの出力の制御内容を
決定する。なお、RASクロック線18上のRASクロ
ックは前回のアクセスが終了しても活性化されたまま
(出力状態を保持したまま)になっている。
【0033】 比較結果が「連続」である場合には、
シリアルクロック線21上のシリアルクロックのみを出
力することによって、シリアルポートを用いた連続アド
レス(前回の命令の読出しに係る読出しアドレスに連続
するアドレス)による読出しを指示する(主記憶回路2
のシリアルポートには前回の命令の読出し時における読
出しアドレスが保持されているので、連続アドレスによ
る読出しが可能になる)。
【0034】 比較結果が「連続」でない場合には、
シリアルクロック線21上のシリアルクロックを出力
し、RASクロック線18上のRASクロックを一旦非
活性化してから再び活性化し(新しいRASクロックを
出力し)、CASクロック線19上のCASクロックを
出力する。これらの出力によって、シリアルポートを用
いた新規アドレス(前回の命令の読出しに係る読出しア
ドレスとは無関係な新たなアドレス)による読出しを指
示する。
【0035】タイミング制御回路3は、以上のようにし
てクロックの出力の制御内容を決定し、主記憶回路2の
タイミングに合わせてRASクロック線18,CASク
ロック線19およびシリアルクロック線21上に必要な
クロックを出力する。
【0036】タイミング制御回路3は、命令用データバ
ッファイネーブル信号線24上に命令用データバッファ
イネーブル信号を出力して命令用データバッファ10を
イネーブル状態にし、データバス11,命令用データバ
ッファ10およびリードデータバス13を介してCPU
1と主記憶回路2のシリアルポートとの間での命令の読
出しを実現する。
【0037】一方、アドレス制御回路8は、上述のの
場合に、アドレス切替え指示線25上のアドレス切替え
指示(タイミング制御回路3によって出力されるアドレ
ス切替え指示)を契機として、アドレスバス14上の読
出しアドレスに基づいてRASアドレスおよびCASア
ドレスを生成し、上述のRASクロックおよびCASク
ロックの出力のタイミングに合わせてDPDRAMアド
レスバス22上に当該RASアドレスおよびCASアド
レスを出力する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DPDR
AMによって主記憶回路を実現し、CPUによる主記憶
回路に対するアクセスに関してデータの読出し/書込み
用のポート(ランダムポート)と命令の読出し用のポー
ト(シリアルポート)とを分離することにより、CPU
による主記憶回路に対するアクセスにおいてデータの読
出し/書込みと命令の読出しとが混在しても主記憶回路
に対する連続アクセスの実行の頻度を高めることができ
(高速ページモード動作等を有効に活用することがで
き)、CPUによる主記憶回路に対する高速なアクセス
が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主記憶回路アクセス制御方式の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の主記憶回路アクセス制御方式の一例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 主記憶回路(DPDRAM) 3 タイミング制御回路 4 データ用アドレス比較器 5 データ用アドレスラッチ 6 命令用アドレス比較器 7 命令用アドレスラッチ 8 アドレス制御回路 9 データ用データバッファ 10 命令用データバッファ 11 データバス 12 リード/ライトデータバス 13 リードデータバス 14 アドレスバス 15 データアドレス判定線 16 命令アドレス判定線 17 コマンドバス 18 RASクロック線 19 CASクロック線 20 WEクロック線 21 シリアルクロック線 22 DPDRAMアドレスバス 23 データ用データバッファイネーブル信号線 24 命令用データバッファイネーブル信号線 25 アドレス切替え指示線 100 DPDRAM制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのデータ入出力ポートを有するCP
    Uが主記憶回路をアクセスする際の制御を行う主記憶回
    路アクセス制御方式において、 高速ページモード動作による読出し/書込みが可能なラ
    ンダムポートおよびシリアルクロックの入力に基づく連
    続的な読出しが可能なシリアルポートを有するDPDR
    AMによって実現される前記主記憶回路と、 前記CPUによる前記主記憶回路に対する前回のデータ
    の読出し/書込みに係る読出し/書込みアドレスを格納
    するデータ用アドレスラッチと、 前記CPUによる前記主記憶回路に対する前回の命令の
    読出しに係る読出しアドレスを格納する命令用アドレス
    ラッチと、 前記CPUが前記主記憶回路に対してデータの読出し/
    書込みを行う際に、前記データ用アドレスラッチに格納
    されている前回のデータの読出し/書込みに係る読出し
    /書込みアドレスと今回のデータの読出し/書込みに係
    る読出し/書込みアドレスとを比較するデータ用アドレ
    ス比較器と、 前記CPUが前記主記憶回路に対して命令の読出しを行
    う際に、前記命令用アドレスラッチに格納されている前
    回の命令の読出しに係る読出しアドレスと今回の命令の
    読出しに係る読出しアドレスとを比較する命令用アドレ
    ス比較器と、 前記CPUが前記主記憶回路に対してデータの読出し/
    書込みを行う際に前記データ用アドレス比較器による比
    較結果および前回の命令の読出し時における前記命令用
    アドレス比較器による比較結果に基づいてランダムポー
    トを用いた連続アドレスによる読出し/書込みおよびラ
    ンダムポートを用いた新規アドレスによる読出し/書込
    みのいずれかを前記主記憶回路に対して指示し、前記C
    PUが前記主記憶回路に対して命令の読出しを行う際に
    前記命令用アドレス比較器による比較結果に基づいてシ
    リアルポートを用いた連続アドレスによる読出しおよび
    シリアルポートを用いた新規アドレスによる読出しのい
    ずれかを前記主記憶回路に対して指示するタイミング制
    御回路とを有することを特徴とする主記憶回路アクセス
    制御方式。
JP4126804A 1992-04-20 1992-04-20 主記憶回路アクセス制御方式 Pending JPH05298177A (ja)

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