JPH0529813B2 - - Google Patents

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JPH0529813B2
JPH0529813B2 JP1173621A JP17362189A JPH0529813B2 JP H0529813 B2 JPH0529813 B2 JP H0529813B2 JP 1173621 A JP1173621 A JP 1173621A JP 17362189 A JP17362189 A JP 17362189A JP H0529813 B2 JPH0529813 B2 JP H0529813B2
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voltage
remote controller
circuit
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terminals
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Ikuro Adachi
Kenji Toya
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Rinnai Corp
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Publication date
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Publication of JPH0529813B2 publication Critical patent/JPH0529813B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B11/00Automatic controllers
    • G05B11/01Automatic controllers electric
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、制御目標値を任意に設定するため操
作部が機器を制御する制御部から離れた場所に設
けられる遠隔操作器付き制御装置に関する。 [従来の技術] 例えば、操作部の操作状態に応じて機器を制御
する制御装置としては、制御部との間を2本の電
線で接続される操作部に可変抵抗回路を設けて、
可変抵抗回路へ一定電圧を印加し、その抵抗値に
応じて変化する検出電圧に基づいて制御目標値を
決定するものがある。 こうした制御装置を備えた機器として、例えば
ガス給湯器では、操作部により目標の給湯温度が
設定されるが、操作部と制御部との接続が不良に
なつたり、接続用の端子間が短絡したりすると、
正常な設定信号が得られない。 このような場合、従来では、給湯システムが浴
室内のシヤワーなどへの配管されている場合に、
異常な信号に基づいて温度制御が行われて高温の
温水が供給されると、非常に危険になるため、安
全性を考慮して、温度設定器との接続状態が不良
になつたり、接続端子間が短絡したりして異常に
なつた場合には、それを検知して給湯器が作動し
ないようになつている。 [発明が解決しようとする課題] しかし、ガス給湯器のように、毎日の生活で使
用され、必要な機器では、このように、シヤワー
の使用のような特種な場合の安全性を最優先とし
て給湯器の作動を停止してしまうと、燃焼系統で
はまつたく異常がないにもかかわらず、リモコン
が故障したという理由だけで機器が作動しなくな
り、給湯器が使えなくなる。 この結果、風呂への給湯さえもできなくなり、
特に風呂釡が併設されていない浴槽では、入浴で
きなくなり、使用者は修理を待たなければなら
ず、多大な不便を被ることになる。 本発明は、リモコンを備えた機器において、リ
モコンが故障した場合に、使用者が不便を被るこ
とがない、制御装置を提供することを目的とす
る。 [課題を解決するための手段] 本発明は、制御目標値を設定するための可変抵
抗回路を有する操作部と、該操作部の少なくとも
前記可変抵抗回路を接続するための2つの端子を
有し、該2つの端子間に所定の電圧を印加して、
前記可変抵抗回路の操作状態に応じて設定される
前記2つの端子間の電圧に応じて機器を制御する
制御部とからなり、前記操作部と前記2つの端子
とが接続される遠隔操作器付き制御装置におい
て、 前記制御部は、前記2つの端子間の電圧が異常
であることを検出する電圧異常検出手段を有し、
該電圧異常検出手段が異常を検出した場合には、
予め設定された固定値を前記制御目標値とするこ
とを技術的手段とする。 [作用] 本発明では、制御部の2つの端子間に所定の電
圧が印加され、その電圧は、操作部の可変抵抗回
路の操作状態に応じて変化し、可変抵抗回路の操
作により設定された抵抗値に応じて決まる電圧に
応じて機器が制御される。 操作部の可変抵抗回路において接触不良が生じ
たり、操作部と2つの端子間との配線不良により
2つの端子間で短絡が生じたりすると、2つの端
子間の電圧が異常となり、それが制御部の電圧異
常検出手段により検出されると、制御部は、操作
部の可変抵抗回路の設定状態と関係なく、予め設
定される固定値を制御目標値として機器を制御す
る。 [発明の効果] 本発明では、操作部と2つの端子との接続不良
あるいは操作部における回路不良が生じた場合に
は、固定値を制御目標値として制御されて作動す
るため、機器が作動しなくなることがなくなり、
最低限の使用が可能となり、使用者が不便を被る
ことがなくなる。 [実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。 第2図に示すガス給湯器1の燃焼器ケース10
内には、複数のバーナを配してなるバーナ群11
が配され、燃焼器ケース10の下方には、バーナ
群11へ燃焼用空気を供給するための送風機12
が設けられている。燃焼器ケース10内のバーナ
群11の上方には水管式の熱交換器13が設けら
れ、内部を通過する水はバーナ群11による燃焼
熱により加熱される。燃焼器ケース10内のバー
ナ群11の近傍には、バーナ群11を点火するス
パーカ14が備えられ、また、ガス給湯器1の作
動確認のために、バーナ群11の着火を検知する
フレームロツド15が備えられている。燃焼器ケ
ース10の上方には、燃焼排ガスを外部へ排出す
るための排気口2が設けられている。 バーナ群11の下方には、燃焼ガスを供給する
ためのノズル管16が備えられ、ノズル管16に
はバーナ群11の各バーナにそれぞれ対応して燃
料ガスを噴出する複数の燃料噴出口16aが設け
られている。 ノズル管16へ燃料ガスを導く燃料管20に
は、通電時に燃料ガスを通過させる2つの電磁弁
21,22、通電電流に応じて供給圧力を制御す
ることによつて燃料ガスの供給量を調節するガバ
ナ比例弁23が上流側より順にそれぞれ設けられ
ている。 図示しない水供給源から熱交換器13へ水を導
く水供給管17には、給湯水量を調節するための
電動式水量制御装置18、熱交換器13を通過す
る水量を検出する水流スイツチ19が上流側から
順に備えられ、また熱交換器13から流出する湯
水を図示しない給湯口へ導く給湯管17aには、
熱交換器13から流出する湯水の出湯温度を検知
する出湯温サーミスタ25が備えられている。 以上の構成を有するガス給湯器1は、第1図に
示す制御装置30によつて制御される。 制御装置30は、ROM内のプログラムによつ
てシーケンス制御部31、温調制御部32、燃焼
制御部33、水量制御部34、表示制御部35の
各機能部を有するマイクロコンピユータを中心と
するもので、リモコン駆動回路40,40aによ
つてそれぞれ駆動されるメインリモートコントロ
ーラ(以下「メインリモコン」とする)50およ
びサブリモートコントローラ(以下「サブリモコ
ン」とする)60の操作状態に応じて運転制御を
行う。 制御装置30には、メインリモコン50を接続
するための端子36,37と、サブリモコン60
を接続するための端子38,39が設けられてい
る。 メインリモコン50には、制御装置30の端子
36,37間に接続するために、端子50Aと5
0Bとが設けられており、制御装置30とメイン
リモコン50の各端子間は、2本の電線40A,
40Bで接続されている。この場合、極性は特に
定められてないため、メインリモコン50の端子
50A,50Bは、制御装置30の端子36,3
7に対して逆接続されてもよい。 同様に、サブリモコン60には、制御装置30
の端子38,39間に接続するために、端子60
Aと60Bとが設けられており、2本の電線40
C,40Dによつて各端子間が接続される。ま
た、同様に、サブリモコン60の端子60A,6
0Bは、制御装置30の端子38,39に対して
逆接続されてもよい。 始めにメインリモコン50の構成を説明する。 メインリモコン50には、第3図に示すとお
り、端子50A,50B間に、可変抵抗回路5
1、運転スイツチ回路52、表示回路53が並列
に設けられている。 可変抵抗回路51は、並列接続された可変抵抗
器VR1と抵抗器R1が抵抗器R2と直列接続さ
れたもので、使用者が可変抵抗器VR1を操作す
ることによつて変化する可変抵抗回路51の抵抗
値に応じて設定温度が決められる。 運転スイツチ回路52は、ガス給湯器1の運転
の開始および停止を指示するための運転スイツチ
SW1と、これに直列に接続された抵抗器R3と
からなり、運転スイツチSW1には常開型の押し
ボタンスイツチが用いられ、操作時のみに回路が
閉じられる。 表示回路53は、端子50A,50Bが、制御
装置30の端子36,37に対して逆接続しても
よいように、全波整流回路を形成した6個のダイ
オードD1〜D6からなるブリツジ回路54と、
ブリツジ回路54の出力側にスイツチング回路5
5を介して並列に設けられた燃焼ランプ回路56
と運転ランプ回路57とからなる。 ブリツジ回路54は、端子50A,50B間に
印加される電圧が、スイツチング回路55、燃焼
ランプ回路56および運転ランプ回路57に対し
て一定方向になるようにするとともに、ダイオー
ドD3とダイオードD4、またダイオードD5と
ダイオードD6とをそれぞれ直列接続することに
よつて表示回路53の立ち上がり電圧を高く設定
し、表示回路53への駆動電圧が供給されないと
きに、表示回路53へ流れる電流を少なくしてい
る。 スイツチング回路55は、ブリツジ回路54か
ら供給される電圧が所定電圧以上のとき、燃焼ラ
ンプ回路56および運転ランプ回路57へ、ラン
プ点灯用の電力を供給するための回路で、抵抗器
R4を介してトランジスタQ1のベースに接続さ
れたツエナーダイオードZD1への印加電圧が、
ツエナーダイオードZD1の降伏電圧を越えると、
トランジスタQ1およびトランジスタQ2がとも
にオンとなり、各ランプ回路56,57へ電力が
供給される。 燃焼ランプ回路56は、スイツチング回路55
からランプ点灯用の電力が供給され、そのとき、
ダイオードD7を介して抵抗器R5へ印加される
直流電圧に交流成分が含まれ、その交流成分が所
定電圧以上の場合に発光ダイオード(LED)か
らなる燃焼ランプL1を点灯する。 ここでは、抵抗器R5へ印加される直流電圧の
交流成分は、コンデンサC1を通過しダイオード
D8,D9によつて倍電圧整流された後、抵抗器
R6を介してコンデンサC2に充電される。コン
デンサC2の充電電圧が一定電圧以上のときに
は、コンデンサC2の電荷は抵抗器R7を介して
ベース電流としてトランジスタQ3に流れ、この
ときトランジスタQ3がオンになり、トランジス
タQ3のコレクタに接続された燃焼ランプL1が
点灯する。 運転ランプ回路57は、スイツチング回路55
からランプ点灯用の電力が供給され、そのときの
直流電圧の実効値が所定電圧以上の場合に、発光
ダイオードからなる運転ランプL2を点灯する。 ここでは、抵抗器R8を介してスイツチング回
路55からの供給電圧により充電され、供給電圧
が充電電圧より低い場合にダイオードD10によ
り放電されるコンデンサC3の電位が所定電圧以
上のときに、抵抗器R9を介してトランジスタQ
4にベース電流が流れてトランジスタQ4がオン
になり、トランジスタQ4のコレクタに接続され
た運転ランプL2が点灯する。 次にサブリモコン60を説明する。 サブリモコン60には、第4図に示すとおり、
端子60A,60B間に、可変抵抗回路61と表
示回路63が並列に設けられている。 可変抵抗回路61は、可変抵抗回路51と同様
に、並列接続された可変抵抗器VR2と抵抗器R
11が抵抗器R12と直列接続され、さらにこれ
らに直列にロータリー式の優先スイツチSW2が
接続されている。優先スイツチSW2は、制御装
置30における温調制御を、サブリモコン60の
設定温度に基づいて行うためのスイツチで、制御
装置30においては、優先スイツチSW2がオン
状態のときには、サブリモコン60が選択され、
オフ状態のときにはメインリモコン50が選択さ
れる。 表示回路63は、メインリモコン50における
表示回路53とそれぞれ同じ構成による、ブリツ
ジ回路64、ブリツジ回路64の出力側にスイツ
チング回路65を介して並列に設けられ燃焼ラン
プL3を備えた燃焼ランプ回路66と運転ランプ
L4を備えた運転ランプ回路67とからなり、さ
らにブリツジ回路64の出力側には、スイツチン
グ回路65と並列に優先表示回路68が設けられ
ている。 優先表示回路68は、表示スイツチSW3、抵
抗器R13、発光ダイオードからなる優先ランプ
L5を直列接続したものである。表示スイツチ
SW3は、優先スイツチSW2と連動するロータ
リー式のスイツチであり、サブリモコン60を優
先させるときには、優先スイツチSW2とともに
回路を閉じて優先ランプL5を点灯する。 制御装置30においては、制御装置30が電灯
線に接続されている場合には、図示しない5V電
源が常に作動していて、マイクロコンピユータが
待機状態として作動している。 シーケンス制御部31では、制御装置30が電
灯線に接続されている場合には常に始動待機状態
にあり、抵抗41,41aを介してそれぞれ検出
される端子36,37間、端子38,39間の各
端子電圧V50、V60に基づいて、所定の作動モー
ドを決定する。 シーケンス制御部31では、各端子電圧V50
V60について、第5図あるいは第6図にそれぞれ
示すとおり、0.5〜2.5Vを設定温度電圧として読
み取り、3.5〜5Vを断線検知電圧として読み取
り、0.05V以下を端子36,37間、端子38,
39間の短絡検知電圧として読み取る。 また、メインリモコン50側の端子電圧V50
ついては、設定温度電圧として読み取る最低の電
圧0.5Vよりさらに低くかつ短絡検知電圧として
の0.05Vより高い0.05〜0.3Vの電圧を運転スイツ
チ操作電圧として読み取る。 一方、サブリモコン60側の端子電圧V60につ
いては、設定温度電圧としての0.5〜2.5Vが検出
されるのは、優先スイツチSW2が閉じられた場
合に限られることから、設定温度電圧が検出され
たときをサブリモコン60の優先使用時とする。 逆に優先スイツチSW2が開状態の場合には、
端子電圧V60は0.5〜2.5Vの設定温度電圧より高く
なるため、3.5〜5Vが検出される場合をメインリ
モコン50の使用時とする。 作動モードの決定は、各端子電圧V50、V60が、
上記のとおりそれぞれ設定された断線検知電圧あ
るいは設定温度電圧のいずれであるかに基づい
て、それぞれの接続状態あるいは導通状態を判別
して決定される。 作動モードとしては、使用形態に合わせて、メ
インリモコン50とサブリモコン60が共に接続
されるマルチモード、リモコンがいずれも接続さ
れていない自動モードと、メインリモコン50の
みが接続される単独モードとがある。 シーケンス制御部31は、自動モード以外の場
合には、運転スイツチSW1の操作信号が検知さ
れると運転待機状態になり、自動モードの場合に
は、常時、運転待機状態になる。 マルチモードの場合には、運転スイツチSW1
の操作信号を検知して、運転待機状態になると、
優先スイツチSW2を備えたサブリモコン60側
の端子電圧V60に基づいて、どちらのリモコンの
設定温度情報に基づいて制御するかを決定し、選
択されたリモコンからの設定温度を温調制御部3
2へ伝送する。 また、運転待機状態では、運転待機状態にある
ことと、選択したリモコンの選択情報とを表示制
御部35へ伝送する。 運転待機状態では、ガス給湯器1の送風機12
や各弁をそれぞれ駆動するための駆動回路の電源
が立ち上がり、水流スイツチ19によつて熱交換
器13への通水が検知されると、所定の点火シー
ケンス制御を行つて燃焼を開始し、通水停止が検
知されると、消火シーケンス制御によつて燃焼を
停止する。 温調制御部32は、運転待機状態および運転状
態には、選択されたリモコンからの設定温度電圧
を、通水が検知される前にすでに読み取り、また
出湯温サーミスタ25による検出温度情報とから
加熱量を決定し、それを燃焼制御部33へ伝送す
る。 なお、自動モードでは、常に運転待機状態とな
り、通水が検知されると、デイツプスイツチ32
aによりあらかじめ設定された一定温度(例え
ば、42℃、60℃あるいは75℃)を設定温度として
作動し、単独モードでは、始動待機状態になり、
上記のマルチモードにおけるメインリモコンの優
先時と同様に、メインリモコン50の操作状態の
みに応じて作動し、このとき、メインリモコン5
0の接続不良等の断線状態、あるいは端子36,
37間が短絡している等の、接続状態が異常、あ
るいはメインリモコン50内の回路異常の場合に
は、自動モードの場合として作動し、上記の一定
温度を設定温度として作動する。 燃焼制御部33は、温調制御部32で決定され
た加熱量に応じて送風機12およびガバナ比例弁
23を制御して、バーナ群11の燃焼量を制御す
る。 表示制御部35は、選択されたリモコンの情報
と、フレームロツド15により検知される燃焼情
報とから、それぞれの運転状態に応じて各リモコ
ン50,60の各ランプを点灯、消灯、点滅の3
種類にそれぞれ制御するための制御信号を、リモ
コン駆動回路40,40aへそれぞれ送出する。 リモコン駆動回路40,40aでは、5V電源
からの供給電圧が、抵抗42,42aを介して各
端子36,38へそれぞれ印加され、各端子3
6,38と接続される各リモコン50,60へ検
出用電圧Vremとして常時供給されている。 リモコン駆動回路40,40aには、検出用電
圧Vremの他に、5V電源からの直流電圧を各端子
36,38へ直接印加して、各リモコン50,6
0へ直接供給するために、スイツチング用のトラ
ンジスタ43,43aがダイオード44,44a
を介して各端子36,38と接続されている。さ
らに図示しない12V電源による直流電圧を各リモ
コン50,60へ直接供給するために、スイツチ
ング用のトランジスタ45,45aが各端子3
6,38と接続されている。 なおトランジスタ45,45aの前段には、ス
イツチング用のトランジスタ46,46aが設け
られ、各トランジスタ43,43a,46,46
aは、表示制御部35によつてそれぞれ制御され
る。 リモコン駆動回路40においては、各スイツチ
ング用のトランジスタ43、45は、制御信号に
よつてオンになるときにのみ、それぞれの電圧を
端子36へ印加し、トランジスタ43,45がと
もにオフのときには、5V電源からの電圧のみが
検出用電圧Vremとして抵抗42を介して端子3
6に印加される。 5V電源からの電力を直接供給するトランジス
タ43と、12V電源からの電力を直接供給するた
めのトランジスタ45がともにオフのとき、5V
電源からの検出用電圧Vremは、メインリモコン
50における可変抵抗回路51および運転スイツ
チ回路52の並列回路と抵抗42とからなる直列
回路に印加され、端子36には、メインリモコン
50における可変抵抗回路51の操作状態に合わ
せて、その合成抵抗に応じた分圧が端子電圧V50
として現れる。 リモコン駆動回路40aにおいても、上記リモ
コン駆動回路40と同様に、それぞれの電圧が印
加され、トランジスタ43a,45aがともにオ
フのときには、端子38には、リモコン60の操
作状態に応じた電圧が、端子電圧V60として現れ
る。 表示制御部35では、以上の構成からなるリモ
コン駆動回路40,40aを介して各リモコン5
0,60をシーケンス制御部31の制御状態に応
じて制御する。 各ランプの点灯、点滅および消灯の制御は、ガ
ス給湯器1の運転状態として、運転待機状態であ
るか否か、燃焼中であるか否か、異常発生時であ
るか否かに応じて、またそのリモコンが優先状態
であるか否かに応じて、各リモコン50,60毎
に別々の表示が行われる。各リモコン50,60
における表示状態と、ガス給湯器1の運転状態と
の関係を、第1表にまとめて示す。
【表】 以下、表示制御部35によるリモコン駆動回路
40への制御を説明する。なお、リモコン駆動回
路40aについては、括弧( )内に合わせて記
述する。 燃焼ランプL1(L3)を点灯しないで運転
ランプL2(L4)のみを点灯する場合には、
トランジスタ45(45a)をオンにして、第
7図に示すとおり12V電源からの電力をほぼ連
続して供給する。 この場合には、この制御を受けるリモコンか
ら設定温度信号が読み取られる場合であるた
め、12V電源からの電力供給を微小時間だけ停
止して、5V電源からの検出用電圧Vremのみが
供給される時間が、3mSずつ、30mS間隔で設
けられている。 燃焼ランプL1(L3)を点灯しないで運転
ランプL2(L4)のみを点滅する場合には、
点滅周期に応じてトランジスタ45(45a)
をオン・オフさせて、第8図に示すとおり12V
電源からの電力を断続して供給する。このとき
の、点滅周期は、例えば2.7secオン、2.7secオ
フとする。 燃焼ランプL1(L3)および運転ランプL
2(L4)をともに点灯する場合には、トラン
ジスタ43(43a)をオンにして5V電源か
らの電力を連続して供給するとともに、トラン
ジスタ45(45a)を制御して、例えばパル
ス周期10mSの連続する一定のパルスで、5mS
のオンと5mSのオフとを繰り返し行つて、第9
図に示すとおり、パルスに変換した12V電源か
らの電力を5V電源からの電力と重ねて供給す
る。 この場合にも、5V電源からの電力と12V電
源からの電力がともに停止されて検出用電圧
Vremのみが供給される時間が、3mSずつ、
30mS間隔で設けられている。 燃焼ランプL1(L3)のみを連続して点灯
し、運転ランプL2(L4)を点滅する場合に
は、前述ののように、例えばパルス周期
10mSの連続する一定のパルスに変換した12V
電源からの電力を連続して供給するとともに、
トランジスタ43(43a)を点滅周期に応じ
てオン・オフさせて、第10図に示すとおり、
5V電源からの電力が点滅周期に応じて変化す
るように制御する。 運転ランプL2(L4)を点灯しないで、燃
焼ランプL1(L3)のみを点滅させる場合に
は、トランジスタ43(43a)をオフに固定
して5V電源からの電力を停止し、第11図に
示すとおり、パルス周期10mSの連続する一定
のパルスに変換した12V電源からの電力を、例
えば1secのオンと1secのオフとを繰り返す点滅
周期に応じて断続して供給する。 5V電源からの電力を直接供給するトランジ
スタ43(43a)と、12V電源からの電力を
直接供給するためのトランジスタ45(45
a)がともにオフであり、5V電源からの検出
用電圧Vremのみが連続して供給されるときに
は、燃焼ランプL1(L3)および運転ランプ
L2(L4)はともに点灯しない。 なお、以上の〜のそれぞれの場合において
は、各ランプが点灯中あるいは点滅中であつて
も、リモコン50(60)の操作状態を読み取る
ことができるようにするために、の場合と同様
に、5V電源からの検出用電圧Vremのみが供給さ
れる時間が3mSずつ、30mS間隔で設けられてい
る。 この場合、検出用電圧Vremのみが供給される
時間は、3mSという非常に短時間であるため、視
覚上問題なく各ランプの点灯および点滅表示を行
うことができる。 なお、前述のシーケンス制御部31において、
端子36,37間の短絡検知電圧として0.05V以
下が検知された場合には、リモコン駆動回路40
における各トランジスタ43,45を破損等から
保護するために、各トランジスタ43,45をオ
ンにしないように制御して、電力供給を停止す
る。 同様に、端子38,39間の短絡検知電圧とし
て0.05V以下が検知された場合には、リモコン駆
動回路40aにおける各トランジスタ43a,4
5aによる電力供給を停止する。 水量制御部34では、出湯温サーミスタ25に
よる検出温度情報から、電動式水量制御装置18
を制御して、加熱能力以上の流量が熱交換器13
を通過するのを制限する。 次に、以上の構成からなる本実施例のガス給湯
器1における設定温度の決定の様子を説明する。 制御装置30が電灯線と接続されていて始動待
機状態のとき、各端子電圧V50、V60に基づいて、
次のとおりモードが決定される。 サブリモコン60について、優先スイツチSW
2が閉状態の場合には、サブリモコン60を接続
するための端子38,39間に、サブリモコン6
0が正常に接続されていて、電線40C,40D
やサブリモコン60内で断線がなく、導通してい
る場合には、端子電圧V60の電圧値は、検出用電
圧Vremが抵抗42aと可変抵抗回路61とによ
つて分圧されて現れ、通常、可変抵抗器VR2の
抵抗値に応じて0.5〜2.5Vの間の値を呈し、その
電圧値が設定温度電圧として温調制御が行われ
る。 逆に、端子38,39間にサブリモコン60が
正常に接続されていない場合には、抵抗42aを
介して端子38に印加される検出用電圧Vrem
は、電圧降下がほとんどないため、5Vに非常に
近い電圧値として検出され、断線検知として判別
され、メインリモコン50が選択されて、メイン
リモコン50の接続状態あるいは設定状態等に応
じて設定温度が決定されて、温調制御が行われ
る。 一方、優先スイツチSW2が開状態の場合に
は、電線40C,40Dおよびサブリモコン60
が導通状態であつても可変抵抗回路61へは電流
が流れず、表示回路63のみへの電流による電圧
降下によつて端子電圧V60が検出される。この表
示回路63では、ブリツジ回路64において、ダ
イオードD3とD4,D5とD6がそれぞれ直列
に接続されていて、表示回路63の立ち上がり電
圧が高く設定されているため、検出用電圧Vrem
によつて表示回路63へ流れる電流値は非常に小
さい。このため、端子電圧V60は、非常に高くな
り、メインリモコン50が選択され、断線検知状
態の場合と同様に、メインリモコン50の接続状
態あるいは設定状態等に応じて設定温度が決定さ
れて、温調制御が行われる。 この場合、優先スイツチSW2が開状態である
ということは、サブリモコン60からの設定信号
によつて制御を行わない場合であるため、断線検
知との区別がつかなくても、制御上ではまつたく
問題がない。 端子38,39間で短絡が検知された場合に
は、断線検知の場合と同様にメインリモコン50
が選択され、メインリモコン50の接続状態ある
いは設定状態等に応じて設定温度が決定されて、
温調制御が行われる。 メインリモコン50が選択されているとき、メ
インリモコン50を接続するための端子36,3
7間に、メインリモコン50が正常に接続されて
いて、電線40A,40Bやメインリモコン50
内で断線がなく、導通している場合には、端子電
圧V50の電圧値は、検出用電圧Vremが抵抗42
と可変抵抗回路51とによつて分圧されて現れ、
通常、可変抵抗器VR1の抵抗値に応じて0.5〜
2.5Vの間の値を呈し、これを設定温度電圧とし
て設定温度が決定され、温調制御が行われる。 逆に、メインリモコン50が選択されていると
き、端子電圧V50によつて端子36,37間の断
線等により端子36,37間にメインリモコン5
0が正常に接続されていない場合や、あるいは端
子36,37間の短絡が検知された場合、または
メインリモコン50の回路故障の場合には、メイ
ンリモコン50が接続されていない場合として判
別されて、自動モードとなり、デイツプスイツチ
32aによつてあらかじめ設定された一定温度を
設定温度として温調制御が行われる。 以上のとおり、本発明では、各リモコンが正常
に接続されていない場合、またはリモコンの回路
異常の場合には、異常が検知されたリモコンとは
別に設定された設定温度に基づいて温調制御され
るため、最低限の給湯能力だけは確保でき、修理
が行われるまでの間に、使用者が不便を被ること
がない。 本実施例では、水流スイツチによつて通水を検
知したが、流量センサの流量検出信号によつて通
水を検知してもよい。 本実施例では、可変抵抗回路に直接電圧を印加
する操作部を備えた制御装置を示したが、操作部
と制御部との間で相互に信号を伝送する通信機能
を有する制御装置でもよい。 以上の実施例では、ガス給湯器を示したが、石
油等の他の燃料による燃焼器を備えた給湯器や、
電気加熱による給湯器でもよく、また、機器とし
ては給湯器に限定されず、空調装置、電動機、機
関等であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のガス給湯器の制御装置の機
能構成を示すブロツク図、第2図は本実施例のガ
ス給湯器を示す概略構成図、第3図は本実施例の
メインリモコンを示す回路図、第4図は本実施例
のサブリモコンを示す回路図、第5図は本実施例
の制御装置におけるメインリモコンに関する判別
電圧を示す電圧説明図、第6図は本実施例の制御
装置におけるサブリモコンに関する判別電圧を示
す電圧説明図、第7図から第11図は各リモコン
のランプを点灯するための電圧波形図である。 図中、1……ガス給湯器(機器)、30……制
御装置(制御部)、31……シーケンス制御部
(電圧異常検出手段)、36,37……端子(2つ
の端子)、50……メインリモコン(操作部)、51
……可変抵抗回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 制御目標値を設定するための可変抵抗回路を
    有する操作部と、該操作部の少なくとも前記可変
    抵抗回路を接続するための2つの端子を有し、該
    2つの端子間に所定の電圧を印加して、前記可変
    抵抗回路の操作状態に応じて設定される前記2つ
    の端子間の電圧に応じて機器を制御する制御部と
    からなり、前記操作部と前記2つの端子とが接続
    される遠隔操作器付き制御装置において、 前記制御部は、前記2つの端子間の電圧が異常
    であることを検出する電圧異常検出手段を有し、
    該電圧異常検出手段が異常を検出した場合には、
    予め設定された固定値を前記制御目標値とするこ
    とを特徴とする遠隔操作器付き制御装置。
JP1173621A 1989-07-05 1989-07-05 遠隔操作器付き制御装置 Granted JPH0339819A (ja)

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