JP3053752B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3053752B2
JP3053752B2 JP7195348A JP19534895A JP3053752B2 JP 3053752 B2 JP3053752 B2 JP 3053752B2 JP 7195348 A JP7195348 A JP 7195348A JP 19534895 A JP19534895 A JP 19534895A JP 3053752 B2 JP3053752 B2 JP 3053752B2
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/24Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/20Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼装置として、例えば、ガス湯沸器で
は、ガスバーナへのガス供給路中に電磁弁を設けてい
る。又、ガスバーナの点火手段として、例えば、通電さ
れる事により高電圧を発生して火花放電する点火装置が
知られている。そして、上記の電磁弁及び点火装置は、
夫々、トランジスタ等のスイッチ素子を介して直流電源
(例えば乾電池)に接続され、トランジスタにオン信号
が入力されると、電磁弁や点火装置に通電がなされる。
【0003】具体的には、水流を検知する水流スイッチ
が閉成すると、オン信号を、電磁弁及び点火装置への通
電を制御する各トランジスタに所定時間(例えば5秒)
の間送出する。そして、ガスバーナが着火すれば、安全
装置からオン信号が送出され、所定時間経過後も電磁弁
への通電を継続する。
【0004】ところで、水流スイッチが閉成し、ガスバ
ーナへの点火動作が行われても、ガスの種類により、着
火するまで(安全装置がオン信号を送出するまで)の時
間が異なり、例えば、発熱量の大きいガス(プロパンガ
ス、天然ガス)の場合、安全装置は、比較的早くオン信
号を送出するが、発熱量の小さいガス(都市ガス)の場
合にはオン信号の送出は遅れる。この為、使用するガス
の種別に応じて、保持タイマ回路の所定時間が設定(固
定)されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この為、引っ越しやガ
ス転換工事等により、使用するガスの種類が変わる場合
には、ガスバーナ等の交換以外に、制御基板の交換を行
う必要があり、コストや手間がかかるという課題を有す
る。
【0006】本発明の目的は、使用するガスの種類が変
わる場合に、簡単な作業で対応できる燃焼装置の提供。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)ガスバーナへガスを供給するガス供給路中に配設
され、通電により弁体が開弁する電磁弁と、点火指示か
ら所定時間の間、前記電磁弁に通電を行う保持回路と、
点火指示により点火動作を開始する点火回路と、点火指
示により燃焼炎の検知を開始し、燃焼炎が検知されてい
る間、前記電磁弁に通電を行う安全回路とを備える燃焼
装置において、前記保持回路の前記所定時間を、任意に
設定可能にした。
【0008】(2)ガスバーナへガスを供給するガス供
給路中に配設され、通電により弁体が開弁する電磁弁
と、前記ガスバーナにより加熱される熱交換部を有する
熱交水路と、一端側を電池に接続し、前記熱交水路中を
流れる水流を検知すると接点が閉成する水流スイッチ
と、前記電磁弁と前記水流スイッチの他端側との間に電
気接続されるスイッチ素子と、前記水流スイッチが閉成
すると点火動作を開始する点火回路と、前記水流スイッ
チの他端側に電気接続され、作動用電力が供給される
と、前記所定時間の間、前記スイッチ素子にオン信号を
出力する保持タイマ回路と、前記水流スイッチの他端側
に電気接続され、作動用電力が供給されると燃焼炎の検
知を開始し、燃焼炎が検知されている間、前記スイッチ
素子にオン信号を送出する安全回路とを備える燃焼装置
において、前記保持タイマ回路の前記所定時間を、任意
に設定可能にした。
【0009】(3)上記(2) の構成を有し、前記保持タ
イマ回路は、比較器の一方入力端を分圧用抵抗を介して
前記水流スイッチの他端側に電気接続し、他方入力端
を、時間設定用抵抗を介して接地し且つ電解コンデンサ
を介して前記水流スイッチの他端側に電気接続して構成
され、前記所定時間の増減を、前記時間設定用抵抗の抵
抗値を変更して行う。
【0010】(4)上記(3) の構成を有し、前記所定時
間の短縮を、前記時間設定用抵抗の両端に時間短縮用抵
抗を接続して行う。
【0011】
【作用】
〔請求項1について〕バーナの点火指示が出ると、保持
回路が電磁弁に通電を行うので弁体が開弁する。同時に
点火回路が点火動作を開始する。保持回路は、所定時間
の間、電磁弁に通電を行うので、少なくとも、所定時間
の間、電磁弁が開弁状態を維持する。ガスバーナが着火
し、所定時間中に安全回路が燃焼炎を検知すると、安全
回路が所定時間経過後も電磁弁への通電を継続し、電磁
弁が開弁状態を維持し、ガスバーナは燃焼を継続する。
【0012】着火(安全回路が燃焼炎を検知するまで)
に若干時間がかかる発熱量の小さいガス(都市ガス)に
変更する場合、着火ミス防止の為、サービスマンは保持
回路の所定時間を長く設定する。又、比較的早く着火す
る発熱量の大きいガス(プロパンガスや天然ガス)に変
更する場合は、不着火時に起きる生ガス放出の量を減ら
す為、サービスマンは所定時間を短く設定する。
【0013】〔請求項2について〕熱交水路に水を流す
と、水流スイッチの接点が閉成する。これにより、電磁
弁への通電が行われ、弁体が開弁する。同時に点火回路
が点火動作を開始する。又、保持タイマ回路がオン信号
を送出しスイッチ素子がオンするので、少なくとも所定
時間の間、電磁弁が開弁状態を維持する。
【0014】ガスバーナが着火し、所定時間中に安全回
路が燃焼炎を検知すると、安全回路がスイッチ素子へオ
ン信号の送出を開始するので、所定時間経過後も電磁弁
が開弁状態を維持し、ガスバーナは燃焼を継続する。
【0015】着火に若干時間がかかる発熱量の小さいガ
ス(都市ガス)に変更する場合、着火ミス防止の為、サ
ービスマンは保持タイマ回路の所定時間を長く設定す
る。又、比較的早く着火する発熱量の大きいガス(プロ
パンガスや天然ガス)に変更する場合は、不着火時に起
きる生ガス放出の量を減らす為、サービスマンは所定時
間を短く設定する。
【0016】〔請求項3について〕熱交水路に水が流
れ、水流スイッチの接点が閉成すると、時間設定用抵抗
の抵抗値に応じた速度で電解コンデンサが充電されてい
き他方入力端の電位が上昇していく。そして、他方入力
端の電位の方が一方入力端の電位より高くなる(所定時
間が終了する)まで、比較器はオン信号を送出し、スイ
ッチ素子がオンする。
【0017】ガスバーナ着火し、所定時間中に安全回路
が燃焼炎を検知すると、安全回路がスイッチ素子へオン
信号を送出し、所定時間経過後も電磁弁の開弁状態が維
持され、ガスバーナは燃焼を継続する。
【0018】着火(安全回路が燃焼炎を検知するまで)
に若干時間がかかる発熱量の小さいガス(都市ガス)に
変更する場合、サービスマンは時間設定用抵抗の抵抗値
を高くして第2タイマ時間を長くする。又、比較的早く
着火する発熱量の大きいガス(プロパンガスや天然ガ
ス)に変更する場合は、点火ミス時の生ガスの放出防止
の為、サービスマンは時間設定用抵抗の抵抗値を低くし
て所定時間を短くする。
【0019】〔請求項4について〕時間設定用抵抗の両
端に時間短縮用抵抗を接続すれば、合成抵抗値が下がる
ので所定時間が短くなる。
【0020】
【発明の効果】
〔請求項1について〕電磁弁の開弁維持を図る為に、電
磁弁に強制的に通電を行う強制保持時間を任意に設定可
能にしたので、引っ越しやガス転換工事等により、使用
するガスの種類が変わっても、制御基板の交換を行う必
要が無く、サービスマンが強制保持時間をガスの種類に
応じて容易に設定する事ができる。
【0021】〔請求項2について〕電磁弁の開弁維持を
図る為に、電磁弁ヘの通電を制御するスイッチ素子に強
制的にオン信号を送出する保持タイマ回路の強制保持時
間を任意に設定可能にしたので、引っ越しやガス転換工
事等により、使用するガスの種類が変わっても、制御基
板の交換を行う必要が無く、サービスマンが強制保持時
間をガスの種類に応じて容易に設定する事ができる。
【0022】〔請求項3について〕引っ越しやガス転換
工事等により、使用するガスの種類が変わっても、制御
基板の交換を行う必要が無く、サービスマンが時間設定
用抵抗の抵抗値を増減するだけでガスの種類に応じた強
制保持時間に変更する事ができる。
【0023】〔請求項4について〕引っ越しやガス転換
工事等により、発熱量の大きいガスに変わった場合に、
制御基板の交換を行う必要が無く、サービスマンが時間
設定用抵抗の両端に時間短縮用抵抗を接続するだけで強
制保持時間を短く変更する事ができる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1〜4に対応)を
図1〜図8に基づいて説明する。図に示す様に、ガス瞬
間湯沸器Aは、吸引コイル11と保持コイル12とを有
し、ガスバーナ2へガスを供給するガス管21中に配設
される電磁安全弁1と、トランジスタ13、14と、熱
交換器31を有する熱交水路3と、水流を検知すると接
点41が閉成する水流スイッチ4と、接点41の閉成に
よる給電開始により点火動作を開始する点火回路5と、
給電開始から0.4秒間、オン信号61を送出する吸引
タイマ回路6と、給電開始から5.5秒間/3秒間(第
2タイマ時間)、オン信号70を送出する保持タイマ回
路7と、電圧VCC2 が給電開始されると燃焼炎の検知を
開始し、燃焼炎が検知されている間、トランジスタ14
にオン信号81を送出する着火検知回路8とを備える。
【0025】91はレギュレータであり、水流スイッチ
4の接点41が閉成すると“IN”端子910に電圧V
CC2 が印加され、“OUT”端子911に安定化電圧V
REG(1.5V)が発生する。92は電源としての乾電
池であり、本実施例では、単一形1.5Vのマンガン乾
電池を2個直列に繋いでおり、電圧VCC1 (3V)の起
電力を発生する。9は電子ユニットであり、各回路を組
み込んでいる。
【0026】電磁安全弁1は、通電により弁体が開弁す
る吸引コイル11(3.7Ω)と、吸引後の通電により
開弁状態の維持を図る保持コイル12(500Ω)とを
有し、ガス管21の最上流に配設される。
【0027】ガスバーナ2は、熱交換器31の下方に設
置され、ガス管21によりガスが供給されて燃焼する。
ガス管21は、電磁安全弁1、ガスガバナ弁211、水
ガバナ323に連結された水圧自動ガス弁212、及び
能力調節器213を上流側より配設している。
【0028】水圧自動ガス弁212は、連動棒42によ
り水ガバナ323に接続され、熱交水路3内に水が流れ
ると開弁する。能力調節器213は、能力調節ツマミ2
14に連結され、能力調節ツマミ214のスライド量に
対応した量のガスを通過させる。
【0029】熱交水路3は、給水管32、熱交換器3
1、出湯管33を順に連設して構成される。給水管32
は、給湯栓(図示せず)、水フィルタ321、水ガバナ
323、及び湯温調節ツマミ324に連結される湯量調
節器325を配設している。乾電池92- レギュレータ
91間に挿入される水流スイッチ4は、水ガバナ323
と水圧自動ガス弁212とを接続する連動棒42に連結
され、水流が流れると接点41が閉成する。
【0030】点火回路5は、イグナイタタイマ回路51
と、ガスバーナ2に臨んで配設される点火電極521に
点火用の高電圧を印加するイグナイタ駆動回路52とに
より構成される。
【0031】イグナイタタイマ回路51は、接点41の
閉成による給電開始から5.5秒間、オン信号511を
イグナイタ駆動回路52に送出する。イグナイタ駆動回
路52は、オン信号511が入力されている間、火花放
電用の高電圧を発生し、点火電極521に印加する。
尚、消費電流が比較的多いので電圧VCC1 を作動用電力
としている。
【0032】着火検知回路8は、ガスバーナ2に臨んで
配設されるフレームロッド800に炎電流検出用の交流
電圧(約100V)を印加して炎電流の検出を行う回路
であり、炎電流を検出する(着火を検出する)と、オン
信号81をトランジスタ14へ送出する。尚、電圧V
CC2 を作動用電力としている。
【0033】尚、発熱量の大きいガス(プロパンガス、
天然ガス)の場合は、発熱量の小さいガス(都市ガス)
の場合に比べ早く着火する。
【0034】吸引タイマ回路6は、コンパレータ、CR
充電回路等により構成され、タイマ作動開始信号として
安定化電圧VREG が供給されると、0.4秒間、オン信
号61をトランジスタ13に送出する。トランジスタ1
3は、吸引コイル11と乾電池92との間に配設され、
オン信号61が入力されている間、導通して吸引コイル
11に吸引電流を流す。
【0035】保持タイマ回路7は、図7に示す様に、コ
ンパレータ71、抵抗72(時間設定用抵抗)、抵抗7
3(時間短縮用抵抗)、抵抗74、抵抗75、76(分
圧用抵抗)、電解コンデンサ77等により構成される。
そして、タイマ作動開始信号として安定化電圧VREG
給電されると、5.5秒間(抵抗73無し)、又は3秒
間(抵抗73有り)、トランジスタ14にオン信号70
を送出する。
【0036】尚、図8に示す様に、工場出荷時点では、
抵抗73は、基板700上に実装されておらず(天然ガ
ス使用地域用)、基板700上面に、抵抗シンボル73
1、白い枠732、“R1”表示733がシルク印刷さ
れ、穴734が開けられている。尚、都市ガス使用地域
用は、基板700上に抵抗73が実装された状態で出荷
される。
【0037】トランジスタ14は、保持コイル12-
“OUT”端子911間に配設され、オン信号70又は
オン信号81入力されている間、導通して保持コイル1
2に保持電流を流して電磁安全弁1を開弁維持する。
【0038】つぎに、ガス瞬間湯沸器Aの作動を、図
4、図5のフローチャート、及び図6のタイムチャート
に基づいて述べる(抵抗73無しの場合)。 〔器具使用開始(図4参照)〕使用者が給湯栓を開ける
(ステップs1)と、水流スイッチ4が閉成(ステップ
s2)して、レギュレータ91の“IN”端子910に
電圧VCC2 が給電され、“OUT”端子911に安定化
電圧VREG が発生する。
【0039】安定化電圧VREG の給電開始により、ステ
ップs3で以下の作動が成される。イグナイタタイマ回
路51は、オン信号511をイグナイタ駆動回路52に
送出し、イグナイタ駆動回路52は、点火電極521に
高電圧を印加し、火花放電が開始する。吸引タイマ回路
6は、オン信号61をトランジスタ13に送出し、トラ
ンジスタ13は導通して吸引コイル11に吸引電流を流
すので電磁安全弁1は開弁する。保持タイマ回路7は、
オン信号70をトランジスタ14に送出し、トランジス
タ14は導通して保持コイル12に保持電流を流す。
【0040】ステップs4で、水圧自動ガス弁212が
開弁し、ガスバーナ2が着火する(正常時)。水流スイ
ッチ4の閉成開始から0.4秒経過する(ステップs5
でYES)と、吸引タイマ回路6がオン信号61をトラ
ンジスタ13に送出しなくなり、トランジスタ13がオ
フして吸引コイル11に吸引電流が流れなくなる(ステ
ップs6)。
【0041】水流スイッチ4の閉成開始から5.5秒経
過する(ステップs7でYES)と、保持タイマ回路7
がオン信号70をトランジスタ14に送出しなくなり、
イグナイタタイマ回路51がオン信号511をイグナイ
タ駆動回路52に送出しなくなり火花放電が停止する
(ステップs8)。
【0042】“正常”の場合は、着火検知回路8が既に
炎電流を検出し、オン信号81をトランジスタ14へ送
出している(ステップs9でYES)ので電磁安全弁1
の保持は継続される。電圧VCC1 が1.8V以上であり
(ステップs10でYES)、炎電流が検出されておれ
ば、器具使用停止が成される迄、給湯を継続する。
【0043】炎電流が検出されない時{不着火;図6の
(b)}、炎電流が検出されなくなった時{失火;図6
の(c)}、又は電圧VCC1 が1.8V未満になった時
{失火;図6の(d)}は、確認ランプ93が連続点灯
し、着火検知回路8によるオン信号81のトランジスタ
14への送出が停止する(ステップs11)。これによ
り、電磁安全弁1が閉弁する。
【0044】使用者が異常に気付いて給湯栓を閉じる
(ステップs12)と、水が流れなくなるので水圧自動
ガス弁212が閉弁(ステップs13)し、水流スイッ
チ4がオフするとともに確認ランプ93が消灯する(ス
テップs14)。
【0045】〔器具使用停止(図5参照)〕使用を停止
する為、使用者が給湯栓を閉じる(ステップS1)と、
水が流れなくなるので水圧自動ガス弁212が閉弁(ス
テップS2)し、ガスバーナ2が消火(ステップS3)
し、水流スイッチ4がオフ(ステップS4)し、電磁安
全弁1が閉弁する(ステップS5)。
【0046】以下、本実施例のガス瞬間湯沸器Aの利点
を述べる。 〔ア〕ガス転換工事や引っ越しにより、使用するガス
が、発熱量の小さいガス(都市ガス)から発熱量の大き
いガス(プロパンガス、天然ガス)に変わる場合、サー
ビスマンは、ガスバーナ2等の部品を交換し、穴734
にリード線を差込み、抵抗73を基板700の裏面から
半田付けする作業を行えば良い。又、使用者が発熱量の
小さいガス(都市ガス)を使用する地域に引っ越した場
合は、抵抗73(サービスマンが行う)を外せば良い。
これらの作業は、抵抗シンボル731、白い枠732、
及び“R1”表示733により判り易いので、サービス
マンは短時間で確実に行う事ができる。
【0047】〔イ〕発熱量の小さいガス(都市ガス)を
使用する地域に出荷するガス瞬間湯沸器Aには、基板7
00に抵抗73を付け、発熱量の大きいガス(プロパン
ガス、天然ガス)を使用する地域には抵抗73を付けな
い様に生産管理すれば基板700の共通化が図れ、製造
メーカは管理コストを低減できる。
【0048】〔ウ〕電磁安全弁1の保持コイル12に保
持電流を流す第2タイマ時間をガスの種類に適した長さ
(5.5秒/3秒)に設定できるので、発熱量の小さい
ガス使用時における着火ミスが防止でき、発熱量の大き
いガス使用時における生ガスの放出(不着火時に発生す
る)を減らす事ができる。
【0049】本発明は、上記実施例以外に、次の実施態
様を含む。 a.請求項1の燃焼装置は、ガステーブル、風呂釜等で
あっても良い。又、電源は電池以外でも良い。又、時間
の設定を抵抗の脱着によって切替えるものを示したが、
コンデンサの着脱によって切替えるようにしても良い。
又、可変抵抗の抵抗値によって切替えるようにしても良
い。
【0050】b.請求項2の燃焼装置において、時間設
定用抵抗の抵抗値の増減は、可変抵抗、異なる抵抗値の
抵抗を接続したデップスイッチの操作、抵抗の切離し、
抵抗の交換、特定の抵抗をジャンパしているジャンパ線
の切断等で行う事ができる。 c.第2タイマ時間は、複数段階、無段階に設定できる
構成でも良い。 d.電磁弁は、一つのコイルで吸引と保持とを兼ねてい
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の外観
図である。
【図2】そのガス瞬間湯沸器の構成図である。
【図3】そのガス瞬間湯沸器のブロック図である。
【図4】そのガス瞬間湯沸器の作動を示すフローチャー
トである。
【図5】そのガス瞬間湯沸器の作動を示すフローチャー
トである。
【図6】そのガス瞬間湯沸器の作動を示すタイムチャー
トである。
【図7】そのガス瞬間湯沸器に用いる保持タイマ回路の
電気回路図である。
【図8】基板上面の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
A ガス瞬間湯沸器(燃焼装置) 1 電磁安全弁(電磁弁) 2 ガスバーナ 3 熱交水路 4 水流スイッチ 5 点火回路 7 保持タイマ回路 8 着火検知回路(安全回路) 14 トランジスタ(スイッチ素子) 21 ガス管(ガス供給路) 31 熱交換器(熱交換部) 41 接点 71 コンパレータ(比較器) 72 抵抗(時間設定用抵抗) 73 抵抗(時間短縮用抵抗) 75、76 抵抗(分圧用抵抗) 77 電解コンデンサ 92 乾電池(電池)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/00 F23N 1/00 102 F23N 5/20 F23N 5/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナへガスを供給するガス供給路
    中に配設され、通電により弁体が開弁する電磁弁と、 点火指示から所定時間の間、前記電磁弁に通電を行う保
    持回路と、 点火指示により点火動作を開始する点火回路と、 点火指示により燃焼炎の検知を開始し、燃焼炎が検知さ
    れている間、前記電磁弁に通電を行う安全回路とを備え
    る燃焼装置において、 前記保持回路の前記所定時間を、任意に設定可能にした
    事を特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】 ガスバーナへガスを供給するガス供給路
    中に配設され、通電により弁体が開弁する電磁弁と、 前記ガスバーナにより加熱される熱交換部を有する熱交
    水路と、 一端側を電池に接続し、前記熱交水路中を流れる水流を
    検知すると接点が閉成する水流スイッチと、 前記電磁弁と前記水流スイッチの他端側との間に電気接
    続されるスイッチ素子と、 前記水流スイッチが閉成すると点火動作を開始する点火
    回路と、 前記水流スイッチの他端側に電気接続され、作動用電力
    が供給されると、前記所定時間の間、前記スイッチ素子
    にオン信号を出力する保持タイマ回路と、 前記水流スイッチの他端側に電気接続され、作動用電力
    が供給されると燃焼炎の検知を開始し、燃焼炎が検知さ
    れている間、前記スイッチ素子にオン信号を送出する安
    全回路とを備える燃焼装置において、 前記保持タイマ回路の前記所定時間を、任意に設定可能
    にした事を特徴とする燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記保持タイマ回路は、比較器の一方入
    力端を分圧用抵抗を介して前記水流スイッチの他端側に
    電気接続し、他方入力端を、時間設定用抵抗を介して接
    地し且つ電解コンデンサを介して前記水流スイッチの他
    端側に電気接続して構成され、 前記所定時間の増減を、前記時間設定用抵抗の抵抗値を
    変更して行う請求項2記載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】 前記所定時間の短縮を、前記時間設定用
    抵抗の両端に時間短縮用抵抗を接続して行う請求項3記
    載の燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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