JPS6319722Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319722Y2 JPS6319722Y2 JP2884781U JP2884781U JPS6319722Y2 JP S6319722 Y2 JPS6319722 Y2 JP S6319722Y2 JP 2884781 U JP2884781 U JP 2884781U JP 2884781 U JP2884781 U JP 2884781U JP S6319722 Y2 JPS6319722 Y2 JP S6319722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- relay
- switch
- combustion fan
- safety valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 30
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 8
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は燃焼用空気と燃焼排気を強制的に給
排する強制給排気式瞬間ガス湯沸器の安全装置に
関するものである。
排する強制給排気式瞬間ガス湯沸器の安全装置に
関するものである。
従来公知の強制給排気式瞬間ガス湯沸器におけ
る安全装置は、使用中の停電、器体の異常過熱あ
るいはパイロツトバーナーの火焔の吹き消えに際
し直ちにガスの供給を断つ構成とし、残留ガスの
予備排気を行いパイロツトバーナー着火時の爆発
の恐れを防止する安全機能を備えたものが存する
が、その安全装置は極めて複雑であり製作コスト
が高価となり製品化するに大きな障害となつてい
た。
る安全装置は、使用中の停電、器体の異常過熱あ
るいはパイロツトバーナーの火焔の吹き消えに際
し直ちにガスの供給を断つ構成とし、残留ガスの
予備排気を行いパイロツトバーナー着火時の爆発
の恐れを防止する安全機能を備えたものが存する
が、その安全装置は極めて複雑であり製作コスト
が高価となり製品化するに大きな障害となつてい
た。
この考案は、パイロツトバーナーへの点火を燃
焼室内の残留ガスを一定時間排出した後に行なう
ようにイグナイター遅延作動する回路を使用し、
その遅延回路をパイロツトバーナーの点火時期に
限つて働かせ、かつマグネツトコイルと熱電対と
の閉回路に直列又は並列にリレー接点を接続して
なる安全弁回路を使用して強制給排気式瞬間ガス
湯沸器に必要な上記した安全機能を確保しながら
その安全装置を簡略化し製品を安価に提供するこ
とを目的としたものである。
焼室内の残留ガスを一定時間排出した後に行なう
ようにイグナイター遅延作動する回路を使用し、
その遅延回路をパイロツトバーナーの点火時期に
限つて働かせ、かつマグネツトコイルと熱電対と
の閉回路に直列又は並列にリレー接点を接続して
なる安全弁回路を使用して強制給排気式瞬間ガス
湯沸器に必要な上記した安全機能を確保しながら
その安全装置を簡略化し製品を安価に提供するこ
とを目的としたものである。
以下この考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
Aは変圧器とダイオードブリツジとコンデンサ
ーとよりなる変圧整流回路で交流電圧を所定の直
流電圧に変成するもので、電源スイツチSWを介
して交流電源に接続されている。そしてその出力
端にはガス用つまみ6の押圧動作により閉じる点
火用スイツチPSとダイオードDと燃焼用フアン
モータMを制御するリレーRYとが直列に接続さ
れて該リレーRYの接点rを変圧整流回路の入力
側に接続した燃焼用フアンモータMに直列に挿入
し、接点rが閉じることにより交流電圧を燃焼用
フアンモータMに印加し得るようにしている。
AFSは前記燃焼フアンモータMにより回転せら
れる燃焼用フアンFの回転に伴なつて風胴7から
燃焼室8内へ燃焼に必要な空気が供給される際、
給気路1に設けたエアーオリフイス2の前後差圧
により作動する風量スイツチで、この風量スイツ
チAFSが閉じることにより点火用スイツチPSを
介してイグナイターIGを遅延作動する回路Bに
通電し得るようにしている。このイグナイター
IGを遅延作動する回路Bは抵抗Rとコンデンサ
C1が直列に接続され、抵抗RとコンデンサーC1
の結合点にトランジスターTrのベースを接続し、
トランジスターTrのコレクター回路にイグナイ
ターIGを挿入接続した構成である。FSは給湯栓
9等の開閉により作動するフロースイツチで、フ
ロースイツチFSは点火用スイツチPSとダイオー
ドDの直列回路に並列接続として前記リレーRY
に接続し、給湯時に同期して常にリレーRYを励
磁しその接点rを閉じ燃焼用フアンFを回転せし
める。なお、FSは上記フロースイツチに代えて、
たとえば後述するスピンドル19の摺動で開閉す
るスイツチ等出湯動作に連動するスイツチが使用
できる。更に変圧整流回路Aの出力端に過熱防止
用感知器HLとリレーPRを直列に接続し、リレー
PRの接点Prを熱電対Tと安全弁4を吸着保持す
るマグネツトコイルMgとからなる安全弁回路C
に直列に接続した強制排気瞬間ガス湯沸器の安全
装置である。
ーとよりなる変圧整流回路で交流電圧を所定の直
流電圧に変成するもので、電源スイツチSWを介
して交流電源に接続されている。そしてその出力
端にはガス用つまみ6の押圧動作により閉じる点
火用スイツチPSとダイオードDと燃焼用フアン
モータMを制御するリレーRYとが直列に接続さ
れて該リレーRYの接点rを変圧整流回路の入力
側に接続した燃焼用フアンモータMに直列に挿入
し、接点rが閉じることにより交流電圧を燃焼用
フアンモータMに印加し得るようにしている。
AFSは前記燃焼フアンモータMにより回転せら
れる燃焼用フアンFの回転に伴なつて風胴7から
燃焼室8内へ燃焼に必要な空気が供給される際、
給気路1に設けたエアーオリフイス2の前後差圧
により作動する風量スイツチで、この風量スイツ
チAFSが閉じることにより点火用スイツチPSを
介してイグナイターIGを遅延作動する回路Bに
通電し得るようにしている。このイグナイター
IGを遅延作動する回路Bは抵抗Rとコンデンサ
C1が直列に接続され、抵抗RとコンデンサーC1
の結合点にトランジスターTrのベースを接続し、
トランジスターTrのコレクター回路にイグナイ
ターIGを挿入接続した構成である。FSは給湯栓
9等の開閉により作動するフロースイツチで、フ
ロースイツチFSは点火用スイツチPSとダイオー
ドDの直列回路に並列接続として前記リレーRY
に接続し、給湯時に同期して常にリレーRYを励
磁しその接点rを閉じ燃焼用フアンFを回転せし
める。なお、FSは上記フロースイツチに代えて、
たとえば後述するスピンドル19の摺動で開閉す
るスイツチ等出湯動作に連動するスイツチが使用
できる。更に変圧整流回路Aの出力端に過熱防止
用感知器HLとリレーPRを直列に接続し、リレー
PRの接点Prを熱電対Tと安全弁4を吸着保持す
るマグネツトコイルMgとからなる安全弁回路C
に直列に接続した強制排気瞬間ガス湯沸器の安全
装置である。
以下この考案に係る安全装置の作用を強制給排
気式瞬間ガス湯沸器との関連において説明する。
気式瞬間ガス湯沸器との関連において説明する。
第1図、第2図において電源スイツチSWを投
入するとリレーPRが励磁され、マグネツトコイ
ルMgと熱電対Tとからなる安全弁回路Cがリレ
ーPRの接点Prが閉じることにより閉回路を構成
する。一方ガス用つまみ6を点火の位置まで押圧
すると点火用スイツチPSが閉じ変圧整流回路A
の出力がダイオードDを介して流れ、燃焼用フア
ンFを制御するリレーRYを励磁しその接点rが
閉じ燃焼用フアンモータMに交流電圧が印加され
燃焼用フアンFが回転を始め、やがて風量スイツ
チAFSの接点が閉じてイグナイターIGを遅延作
動する回路Bに変圧整流回路Aの出力電圧が印加
される。これにより抵抗Rを介してコンデンサー
C1が充電され始めコンデンサーC1の端子電圧が
上昇して行き、やがてベース電流が流れ始めトラ
ンジスターTrが導通しイグナイターIGに電流が
流れて電極10よりパイロツトホルダー11にス
パークを連続的に飛ばす。即ちコンデンサーC1
がトランジスターTrを導通させるベース電圧ま
で充電される時間だけイグナイターIGの作動が
遅延する。又安全弁4がガス用つまみ6と連動す
る軸により押されて開きパイロツトバーナー12
にガス通路3を通じてガスが流れ先のスパークに
よつてこれに点火する。ガス用つまみ6をその後
数秒間押圧し続けるとパイロツトバーナー12の
火炎により熱電対Tに熱起電力を生じ、マグネツ
トコイルMgを励磁し安全弁4を開放状態に吸着
保持する。その後ガス用つまみ6の押圧動作を解
くと点火用スイツチPSが開き、イグナイターIG
の遅延作動回路への電流が遮断されてただちにイ
グナイターIGによるパイロツトホルダー11へ
のスパークは止まる。又燃焼用フアンモータMを
制御するリレーRYへの電流も遮断されることと
なるので、リレーRYの励磁が解かれその接点r
が開き燃焼用フアンFはその回転を停止しこれに
伴つて風量スイツチAFSも開く。そしてガス用
つまみ6の押圧動作が解かれてもパイロツトバー
ナー12へのガスの供給は続行されるがメインバ
ーナー13へのガスは調整バルブ14によつて依
然として断たれている。次いでガス用つまみ6を
元の位置まで戻して調整バルブ14を開くとメイ
ンバーナー13へガスを供給する準備状態とな
る。即ち、調整バルブ14が開いても流水圧で作
動するメインバーナー用バルブ15によつてメイ
ンバーナーへのガスの供給は断たれている。そこ
で給湯栓9を開らくとベンチユリー部16を通つ
て水が流れベンチユリー効果によつてダイヤフラ
ム室17の一次圧室17aより二次圧室17bの
圧力が低くなる。この圧力差によりダイヤフラム
18が上方へ押され、スピンドル19を介してメ
インバーナ用バルブ15が開らきメインバーナー
13へガスを供給しパイロツト炎でこれに点火す
る。又、ベンチユリー部16を通る水の圧力差で
フロースイツチFSの接点を閉じリレーRYに通電
しこれを励磁しその接点rを閉じ燃焼用フアンF
は回転する。これに伴つて風量スイツチAFSが
閉成するが点火スイツチPSが開らかれており、
かつフロースイツチFSと回路Bとの導通がダイ
オードDにて断たれているのでイグナイターIG
は勿論作動しない。よつてこの風量スイツチ
AFSは始動点火時のみイグナイターIGを遅延動
作するためにのみ関与するものである。次に給湯
栓9を閉じるとダイヤフラム室17の一次圧室1
7aと二次圧室17bの圧力差がなくなり、バル
ブスプリング20の弾発力によつてメインバーナ
ー用バルブ15が閉じメインバーナー13は消火
する。同時にフロースイツチFSも同様に復帰し
その接点を開らくのでリレーRYの励磁が解か
れ、その接点rが開き燃焼用フアンFは停止す
る。この間リレーPRは励磁状態にあり安全弁回
路Cは閉回路となつており、かつパイロツトバー
ナーも点火されたままであるから安全弁4は引続
き開放状態に吸着保持されている。尚、図中5は
コントロールボツクスでありこの中に安全装置の
中枢部が収められている。なお、リレーPRの常
開接点を安全弁回路Cに直列に接続した場合を示
したが、常閉接点を用い該接点を熱電対Tとマグ
ネツトコイルMgとの閉回路に並列に接続しても
同様の作用、効果を得ることができる。
入するとリレーPRが励磁され、マグネツトコイ
ルMgと熱電対Tとからなる安全弁回路Cがリレ
ーPRの接点Prが閉じることにより閉回路を構成
する。一方ガス用つまみ6を点火の位置まで押圧
すると点火用スイツチPSが閉じ変圧整流回路A
の出力がダイオードDを介して流れ、燃焼用フア
ンFを制御するリレーRYを励磁しその接点rが
閉じ燃焼用フアンモータMに交流電圧が印加され
燃焼用フアンFが回転を始め、やがて風量スイツ
チAFSの接点が閉じてイグナイターIGを遅延作
動する回路Bに変圧整流回路Aの出力電圧が印加
される。これにより抵抗Rを介してコンデンサー
C1が充電され始めコンデンサーC1の端子電圧が
上昇して行き、やがてベース電流が流れ始めトラ
ンジスターTrが導通しイグナイターIGに電流が
流れて電極10よりパイロツトホルダー11にス
パークを連続的に飛ばす。即ちコンデンサーC1
がトランジスターTrを導通させるベース電圧ま
で充電される時間だけイグナイターIGの作動が
遅延する。又安全弁4がガス用つまみ6と連動す
る軸により押されて開きパイロツトバーナー12
にガス通路3を通じてガスが流れ先のスパークに
よつてこれに点火する。ガス用つまみ6をその後
数秒間押圧し続けるとパイロツトバーナー12の
火炎により熱電対Tに熱起電力を生じ、マグネツ
トコイルMgを励磁し安全弁4を開放状態に吸着
保持する。その後ガス用つまみ6の押圧動作を解
くと点火用スイツチPSが開き、イグナイターIG
の遅延作動回路への電流が遮断されてただちにイ
グナイターIGによるパイロツトホルダー11へ
のスパークは止まる。又燃焼用フアンモータMを
制御するリレーRYへの電流も遮断されることと
なるので、リレーRYの励磁が解かれその接点r
が開き燃焼用フアンFはその回転を停止しこれに
伴つて風量スイツチAFSも開く。そしてガス用
つまみ6の押圧動作が解かれてもパイロツトバー
ナー12へのガスの供給は続行されるがメインバ
ーナー13へのガスは調整バルブ14によつて依
然として断たれている。次いでガス用つまみ6を
元の位置まで戻して調整バルブ14を開くとメイ
ンバーナー13へガスを供給する準備状態とな
る。即ち、調整バルブ14が開いても流水圧で作
動するメインバーナー用バルブ15によつてメイ
ンバーナーへのガスの供給は断たれている。そこ
で給湯栓9を開らくとベンチユリー部16を通つ
て水が流れベンチユリー効果によつてダイヤフラ
ム室17の一次圧室17aより二次圧室17bの
圧力が低くなる。この圧力差によりダイヤフラム
18が上方へ押され、スピンドル19を介してメ
インバーナ用バルブ15が開らきメインバーナー
13へガスを供給しパイロツト炎でこれに点火す
る。又、ベンチユリー部16を通る水の圧力差で
フロースイツチFSの接点を閉じリレーRYに通電
しこれを励磁しその接点rを閉じ燃焼用フアンF
は回転する。これに伴つて風量スイツチAFSが
閉成するが点火スイツチPSが開らかれており、
かつフロースイツチFSと回路Bとの導通がダイ
オードDにて断たれているのでイグナイターIG
は勿論作動しない。よつてこの風量スイツチ
AFSは始動点火時のみイグナイターIGを遅延動
作するためにのみ関与するものである。次に給湯
栓9を閉じるとダイヤフラム室17の一次圧室1
7aと二次圧室17bの圧力差がなくなり、バル
ブスプリング20の弾発力によつてメインバーナ
ー用バルブ15が閉じメインバーナー13は消火
する。同時にフロースイツチFSも同様に復帰し
その接点を開らくのでリレーRYの励磁が解か
れ、その接点rが開き燃焼用フアンFは停止す
る。この間リレーPRは励磁状態にあり安全弁回
路Cは閉回路となつており、かつパイロツトバー
ナーも点火されたままであるから安全弁4は引続
き開放状態に吸着保持されている。尚、図中5は
コントロールボツクスでありこの中に安全装置の
中枢部が収められている。なお、リレーPRの常
開接点を安全弁回路Cに直列に接続した場合を示
したが、常閉接点を用い該接点を熱電対Tとマグ
ネツトコイルMgとの閉回路に並列に接続しても
同様の作用、効果を得ることができる。
以上が正常な使用時における作動状態である
が、使用中に停電その他の異常が発生した場合の
働きを次に説明する。先ず使用中に停電した場合
はリレーPRの励磁が解かれその接点Prが開らき
マグネツトコイルMgが消磁し安全弁4が閉じ
る。使用中にガスの供給がストツプした場合又は
パイロツトバーナーの火炎が吹き消えた場合はメ
インバーナー13及びパイロツトバーナー12の
火炎が消失し熱電対Tによる熱起電力が発生しな
くなりマグネツトコイルMgが消磁し安全弁4が
閉じる。次に使用中に器体が異常に過熱した場合
は過熱防止用感知器HLの温度ヒユーズが切れ、
リレーPRの励磁が解かれその接点Prが開らきマ
グネツトコイルMgが消磁し安全弁4が閉じる。
そして万一燃焼室8内にガス洩れが生じていた場
合には、イグナイターIGがイグナイター遅延作
動回路Bの働きで燃焼用フアンFが回転を始めて
から所定の時間だけ作動せずスパークを飛ばさな
いので点火時の爆発を防止できる。イグナイター
IGを遅延作動する回路Bにおいて第1図ではタ
イマー時間は入力電圧(電源電圧)の変動に影響
されることは避けられない。そこで第3図に示す
ように可変抵抗VRの調整電圧とコンデンサーC1
の充電電圧とそれぞれ例えばIC製のコンパレー
ターを用い、その端子a,bに入力して同じく端
子Cに生じる出力電圧を高低に変化させ、イグナ
イターIGをON又はOFFさせるとタイマー時間を
非常に安定させることが出来良好である。
が、使用中に停電その他の異常が発生した場合の
働きを次に説明する。先ず使用中に停電した場合
はリレーPRの励磁が解かれその接点Prが開らき
マグネツトコイルMgが消磁し安全弁4が閉じ
る。使用中にガスの供給がストツプした場合又は
パイロツトバーナーの火炎が吹き消えた場合はメ
インバーナー13及びパイロツトバーナー12の
火炎が消失し熱電対Tによる熱起電力が発生しな
くなりマグネツトコイルMgが消磁し安全弁4が
閉じる。次に使用中に器体が異常に過熱した場合
は過熱防止用感知器HLの温度ヒユーズが切れ、
リレーPRの励磁が解かれその接点Prが開らきマ
グネツトコイルMgが消磁し安全弁4が閉じる。
そして万一燃焼室8内にガス洩れが生じていた場
合には、イグナイターIGがイグナイター遅延作
動回路Bの働きで燃焼用フアンFが回転を始めて
から所定の時間だけ作動せずスパークを飛ばさな
いので点火時の爆発を防止できる。イグナイター
IGを遅延作動する回路Bにおいて第1図ではタ
イマー時間は入力電圧(電源電圧)の変動に影響
されることは避けられない。そこで第3図に示す
ように可変抵抗VRの調整電圧とコンデンサーC1
の充電電圧とそれぞれ例えばIC製のコンパレー
ターを用い、その端子a,bに入力して同じく端
子Cに生じる出力電圧を高低に変化させ、イグナ
イターIGをON又はOFFさせるとタイマー時間を
非常に安定させることが出来良好である。
以上説明したこの考案によれば、パイロツトバ
ーナーへの点火時期に限つて燃焼室内の残留ガス
の排出後に行なうようにイグナイター遅延作動回
路を使用し、かつマグネツトコイルと熱電対とに
リレー接点を直列又は並列に接続してなる安全弁
回路を使用することにより高価なフレームガード
リレーを用いる必要をなくして安全装置を簡略化
及び低廉化するとともに、パイロツトバーナーに
火炎が形成された後は従来のように出湯時に遅延
リレー等をその都度作動させたり、フレームガー
ドリレーの作動をその都度確認させたりする不経
済をなくして電力節減に寄与する。しかも上記し
たごとく使用中の停電その他の異常が発生した場
合にも的確に安全装置が作動するものであるから
安全装置を簡略化したことに伴なう不都合がなく
安価に製品を提供でき実用性に富む考案である。
ーナーへの点火時期に限つて燃焼室内の残留ガス
の排出後に行なうようにイグナイター遅延作動回
路を使用し、かつマグネツトコイルと熱電対とに
リレー接点を直列又は並列に接続してなる安全弁
回路を使用することにより高価なフレームガード
リレーを用いる必要をなくして安全装置を簡略化
及び低廉化するとともに、パイロツトバーナーに
火炎が形成された後は従来のように出湯時に遅延
リレー等をその都度作動させたり、フレームガー
ドリレーの作動をその都度確認させたりする不経
済をなくして電力節減に寄与する。しかも上記し
たごとく使用中の停電その他の異常が発生した場
合にも的確に安全装置が作動するものであるから
安全装置を簡略化したことに伴なう不都合がなく
安価に製品を提供でき実用性に富む考案である。
第1図はこの考案に係わる強制給排気式瞬間ガ
ス湯沸器の安全装置を説明する電気回路図、第2
図は本考案に係わる安全装置を取り付けた強制給
排気式瞬間ガス湯沸器の全体の縦断面図、第3図
はイグナイターを遅延動作する他の実施例を示す
電気回路図である。 SW……電源スイツチ、M……燃焼用フアンモ
ーター、F……燃焼用フアン、PS……点火用ス
イツチ、AFS……風量スイツチ、IG……イグナ
イター、FS……フロースイツチ、RY……燃焼用
フアンを制御するリレー、r……同接点、PR…
…リレー、Pr……同接点、D……ダイオード、
T……熱電対、Mg……マグネツトコイル、A…
…変圧整流回路、B……イグナイター遅延作動す
る回路、C……安全弁回路。1……給気路、2…
…エアーオリフイス、3……ガス通路、4……安
全弁、6……ガス用つまみ、8……燃焼室。
ス湯沸器の安全装置を説明する電気回路図、第2
図は本考案に係わる安全装置を取り付けた強制給
排気式瞬間ガス湯沸器の全体の縦断面図、第3図
はイグナイターを遅延動作する他の実施例を示す
電気回路図である。 SW……電源スイツチ、M……燃焼用フアンモ
ーター、F……燃焼用フアン、PS……点火用ス
イツチ、AFS……風量スイツチ、IG……イグナ
イター、FS……フロースイツチ、RY……燃焼用
フアンを制御するリレー、r……同接点、PR…
…リレー、Pr……同接点、D……ダイオード、
T……熱電対、Mg……マグネツトコイル、A…
…変圧整流回路、B……イグナイター遅延作動す
る回路、C……安全弁回路。1……給気路、2…
…エアーオリフイス、3……ガス通路、4……安
全弁、6……ガス用つまみ、8……燃焼室。
Claims (1)
- 交流電源に電源スイツチSWを介して変圧整流
回路Aを接続し、その出力端にガス用つまみの押
圧動作により閉じる点火用スイツチPSとダイオ
ードDと燃焼用フアンモータMを制御するリレー
RYとを直列に接続すると共に、該リレーRYの
接点rを燃焼用フアンモータMに直列に挿入し、
前記燃焼用フアンモータMにより回転せられる燃
焼用フアンFの回転に伴なつて閉じる風量スイツ
チAFSを点火用スイツチPSとの直列回路よりイ
グナイターIGを遅延作動する回路Bに通電し得
るようになし、出湯動作に連動するスイツチFS
を点火用スイツチPSとダイオードDの直列回路
に並列に接続し、更に変圧整流回路Aの出力端に
安全弁回路Cを開閉するリレーPRを接続すると
共に、該リレーPRの接点Rrを熱電対Tと安全弁
を吸着保持するマグネツトコイルMgとからなる
安全弁回路Cに接続したことを特徴とする強制給
排気式瞬間ガス湯沸器の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2884781U JPS6319722Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2884781U JPS6319722Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57142253U JPS57142253U (ja) | 1982-09-06 |
JPS6319722Y2 true JPS6319722Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=29826475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2884781U Expired JPS6319722Y2 (ja) | 1981-03-02 | 1981-03-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6319722Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017166755A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 株式会社ガスター | 燃焼装置 |
-
1981
- 1981-03-02 JP JP2884781U patent/JPS6319722Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57142253U (ja) | 1982-09-06 |
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