JPH0478891B2 - - Google Patents

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JPH0478891B2
JPH0478891B2 JP17362289A JP17362289A JPH0478891B2 JP H0478891 B2 JPH0478891 B2 JP H0478891B2 JP 17362289 A JP17362289 A JP 17362289A JP 17362289 A JP17362289 A JP 17362289A JP H0478891 B2 JPH0478891 B2 JP H0478891B2
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switch
voltage
circuit
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JP17362289A
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Ikuro Adachi
Kenji Toya
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Rinnai Corp
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Rinnai Corp
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、機器の運転、停止を指示するための
運転スイツチを備えた操作部に、複数の表示素子
を備えた遠隔操作装置に関する。 〔従来の技術〕 遠隔操作装置としては、機器の運転を機器から
離れた場所に設けられる操作部に可変抵抗回路と
常開型の運転スイツチ(以下「スイツチ」とす
る)を含むスイツチ回路とを並列に設け、操作部
と制御部とを2本の電線で接続するとともに、電
圧方向が一定の電圧を制御部から操作部へ供給
し、可変抵抗回路の設定状態およびスイツチの閉
動作に伴つて変化する電圧を検出して、機器の制
御目標値を決定するとともに、機器の運転開始お
よび停止を制御するものがある。 また、例えばガス給湯器において、供給される
電圧中に交流成分が含まれ、それが所定電圧以上
の場合に表示を行う第1の表示回路と、供給され
る電圧の実効値(実効電圧)が所定電圧以上のと
き表示を行う第2の表示回路とを操作部の可変抵
抗回路およびスイツチ回路と並列に設けて、運転
開始とともに第2の表示回路により運転表示を行
い、燃焼開始時にはさらに第1の表示回路により
燃焼表示を行うように、各表示回路によりそれぞ
れ独立して表示を行うようにしたものが考えられ
ている。 このように、運転中にそれぞれの表示を行う場
合には、表示のための各電圧を供給しつつ、一定
時間間隔でこれらの電圧を微小時間だけ中断して
可変抵抗回路およびスイツチの状態を読み取るた
めの一定電圧のみを供給して、その間に可変抵抗
回路の設定状態と運転スイツチの開閉状態を読み
取つて、検知されている。 また、スイツチの操作を素早く繰り返して行つ
た場合に、スイツチの操作に応じて、制御部が速
やかに反応して運転状態を反転して運転、停止を
繰り返すと、運転開始に伴つて供給される第2の
表示回路による表示を行うための電圧がそれに応
じて断続して供給されるため、供給電圧中に交流
成分が含まれている場合に近似した疑似信号が発
生した状態となり、第1の表示回路では、この疑
似信号の交流成分によつて実際には燃焼が行われ
ていないにも拘らず燃焼表示が行われてしまうこ
とになる。 このため、スイツチに応じて運転状態の反転動
作を行う場合には、第15図に示すとおり、スイ
ツチの閉動作を検知すると(ステツプ51におい
てYES)、一旦、運転と停止との動作の反転を行
つて(ステツプ52)、その後、一定時間間隔で
読み取られるスイツチの開閉状態のうちから、ス
イツチの開状態の連続検知回数を計数し(ステツ
プ53)、それが所定回数続いた場合にのみ(ス
テツプ54においてYES)、反転動作が可能な待
機状態となり(ステツプ55)、再びスイツチの
閉状態を待つ。一方、スイツチの開状態の連続検
知回数が所定回数に満たない場合には(ステツプ
54においてNO)、再びスイツチの開状態の連
続検知回数を計数し(ステツプ53)、所定回数
のスイツチの開状態の連続検知によつて決まる所
定時間以内にはスイツチの閉動作を受け付けない
ようにして、スイツチの開時間が所定時間以上続
かない場合には(ステツプ54においてNO)、
運転と停止との反転動作が行われないようにして
いる。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、運転状態を一旦反転させた後に、すぐ
もとへ戻そうとした場合に、使用者が急いでスイ
ツチを何度も押すと、スイツチの開状態が継続し
ないため、最終的にスイツチの押し操作をしなく
なつてから、所定の回数を計数するまでの時間に
相当する所定時間が経過しないと、反転待機状態
にならない。従つて、その間には機器の運転状態
を反転させることができない。このため、急いで
操作した場合ほど、反転のための操作を最初に開
始してから長い時間が経過しないと、反転動作を
しなくなり、使用者の苛立ちを増してしまうとい
う問題がある。 本発明は、操作部に2種類の供給電圧によつて
それぞれ表示を行う2つの表示回路と、運転の開
始および停止のためのスイツチとを備えた遠隔操
作装置において、機器の運転状態に関係のない異
常な表示が行われないようにするとともに、使用
者の要求に応じて速やかに運転状態が反転できる
遠隔操作装置を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、供給電圧中の所定の交流成分によつ
て表示を行う第1の表示回路、供給電圧の実効電
圧が所定電圧以上のとき表示を行う第2の表示回
路、常開型スイツチを含むスイツチ回路からな
り、前記第1の表示回路、前記第2の表示回路お
よび前記スイツチ回路が並列接続された操作部
と、 前記操作部と2本の電線で接続され、前記常開
型スイツチの動作状態を読み込むために電圧方向
が一定の電圧を前記操作部へ供給するとともに、
前記機器の運転中には前記第2の表示回路による
表示を行うための所定電圧を供給する制御部とか
らなり、前記常開型スイツチの動作状態に応じて
機器の運転状態と停止状態を反転する遠隔操作装
置において、 前記制御部は、一定時間毎に前記常開型スイツ
チの動作状態を読み込み、反転待機状態に前記常
開型スイツチの閉動作を検知した場合に前記機器
の運転動作を反転するとともに、前記機器が運転
動作を反転した後に、前記常開型スイツチの開動
作の検知回数を積算し、該積算による前記開動作
の検知回数が所定回数に達した後に、前記閉動作
による前記機器の反転動作が可能な反転待機状態
とすることを技術的手段とする。 〔作用〕 本発明では、常開型スイツチの動作状態が一定
時間毎に読み取られていて、反転待機状態におい
て常開型スイツチが閉じられて、読み込みの結
果、常開型スイツチの閉動作が検知されると、機
器の運転状態が反転される。 従つて、僅かな時間操作するだけで機器を運転
状態を反転させることができる。 また、この運転状態の反転の後には、常開型ス
イツチの開動作が検知されると、その検知回数が
積算されて、積算された検知回数が所定回数にな
ると、反転待機状態になる。 逆に、反転動作後にスイツチの開状態の検知回
数が所定回数に満たない場合には、反転待機状態
にならないため、その動作状態が継続する。 従つて、運転中に常開型スイツチを何回も繰り
返し押しても、一旦、停止状態に反転すると、ス
イツチの開状態の検知回数が所定回数になるまで
は停止状態が継続し、このとき表示用の所定電圧
が供給されないため、第1の表示回路を行うため
の疑似信号が生じることがない。 一方、一旦運転状態を反転させた直後に、運転
状態を再び元へ戻そうとして、使用者が急いで何
度もスイツチを押すと、スイツチの閉状態と閉状
態との間に生じる開状態が検知されて、その検知
回数が積算されるため、何度も押し直している間
に反転待機状態になり、その直後の閉状態の検知
によつて機器の運転状態が反転する。 〔発明の効果〕 本発明では、スイツチの閉状態を検知すれば反
転動作をするため、スイツチを軽く操作するだけ
で、機器を確実に反転させることができる。 また、スイツチの開状態の検知回数を積算し
て、それが所定回数になれば反転待機状態になる
ため、反転させた直後に急いで元へ戻そうとし
て、スイツチを何度も押し直すと、その間の開状
態が積算されて所定回数検知されたときに反転待
機状態になり、その直後の閉状態の検知によつて
反転させることができる。 従つて、スイツチの閉操作を一旦止めて一定時
間待たないと反転待機状態にならないということ
がないため、使用者を苛立たせることがなく、使
用者に満足感を与えることができる。 また、反転した後の反転動作は、所定回数分の
開状態の検知の後でないと行われないため、第2
の表示回路により表示を行うための電圧が短時間
に断続して供給されることがなく、第1の表示回
路による表示を行うための交流成分としては作用
しない。 このため、第1の表示回路で異常な表示が行わ
れることがない。 〔実施例〕 次に本発明を実施例に基づいて説明する。 第2図に示すガス給湯器1の燃焼器ケース10
内には、複数のバーナを配してなるバーナ群11
が配され、燃焼器ケース10の下方には、バーナ
群11へ燃焼用空気を供給するための送風機12
が設けられている。燃焼器ケース10内のバーナ
群11の上方には水管式の熱交換器13が設けら
れ、内部を通過する水はバーナ群11による燃焼
熱により加熱される。燃焼器ケース10内のバー
ナ群11の近傍には、バーナ群11を点火するス
パーカ14が備えられ、また、ガス給湯器1の作
動確認のために、バーナ群11の着火を検知する
フレームロツド15が備えられている。燃焼器ケ
ース10の上方には、燃焼排ガスを外部へ排出す
るための排気口2が設けられている。 バーナ群11の下方には、燃料ガスを供給する
ためのノズル管16が備えられ、ノズル管16に
はバーナ群11の各バーナにそれぞれ対応して燃
料ガスを噴出する複数の燃料噴出口16aが設け
られている。 ノズル管16へ燃料ガスを導く燃料管20に
は、通電時に燃料ガスを通過させる2つの電磁弁
21,22、通電電流に応じて供給圧力を制御す
ることによつて燃料ガスの供給量を調節するガバ
ナ比例弁23が上流側より順にそれぞれ設けられ
ている。 図示しない水供給源から熱交換器13へ水を導
く水供給管17には、給湯水量を調節するための
電動式水量制御装置18、熱交換器13を通過す
る水量を検出する水流スイツチ19が上流側から
順に備えられ、また熱交換器13から流出する湯
水を図示しない給湯口へ導く給湯管17aには、
熱交換器13から流出する湯水の出湯温度を検知
する出湯温サーミスタ25が備えられている。 以上の構成を有するガス給湯器1は、第1図に
示す制御装置30によつて制御される。 制御装置30は、ROM内のプログラムによつ
てシーケンス制御部31、温調制御部32、燃焼
制御部33、水量制御部34、表示制御部35の
各機能部を有するマイクロコンピユータを中心と
するもので、リモコン駆動回路40,40aによ
つてそれぞれ駆動されるメインリモートコントロ
ーラ(以下「メインリモコン」とする)50およ
びサブリモートコントローラ(以下「サブリモコ
ン」とする)60の操作状態に応じて運転制御を
行う。 制御装置30には、メインリモコン50を接続
するための端子36,37と、サブリモコン60
を接続するための端子38,39が設けられてい
る。 メインリモコン50には、制御装置30の端子
36,37間に接続するために、端子50Aと5
0Bとが設けられており、制御装置30とメイン
リモコン50の各端子間は、2本の電線40A,
40Bで接続されている。この場合、極性は特に
定められてないため、メインリモコン50の端子
50A,50Bは、制御装置30の端子36,3
7に対して逆接続されてもよい。 同様に、サブリモコン60には、制御装置30
の端子38,39間に接続するために、端子60
Aと60Bとが設けられており、2本の電線40
C,40Dによつて各端子間が接続される。ま
た、同様に、サブリモコン60の端子60A,6
0Bは、制御装置30の端子38,39に対して
逆接続されてもよい。 始めにメインリモコン50の構成を説明する。 メインリモコン50には、第3図に示すとお
り、端子50A,50B間に、可変抵抗回路5
1、運転スイツチ回路52、表示回路53が並列
に設けられている。 可変抵抗回路51は、並列接続された可変抵抗
器VR1と抵抗器R1が抵抗器R2と直列接続さ
れたもので、使用者が可変抵抗器VR1を操作す
ることによつて変化する可変抵抗回路51の抵抗
値に応じて設定温度が決められる。 運転スイツチ回路52は、ガス給湯器1の運転
の開始および停止を指示するための運転スイツチ
SW1と、これに直列に接続された抵抗器R3と
からなり、運転スイツチSW1には常開型の押し
ボタンスイツチが用いられ、操作時のみに回路が
閉じられる。 表示回路53は、端子50A,50Bが、制御
装置30の端子36,37に対して逆接続しても
よいように、全波整流回路を形成した6個のダイ
オードD1〜D6からなるブリツジ回路54と、
ブリツジ回路54の出力側にスイツチング回路5
5を介して並列に設けられた燃焼ランプ回路56
と運転ランプ回路57とからなる。 ブリツジ回路54は、端子50A,50B間に
印加される電圧が、スイツチング回路55、燃焼
ランプ回路56および運転ランプ回路57に対し
て一定方向になるようにするとともに、ダイオー
ドD3とダイオードD4、またダイオードD5と
ダイオードD6とをそれぞれ直列接続することに
よつて表示回路53の立ち上がり電圧を高く設定
し、表示回路53への駆動電圧が供給されないと
きに、表示回路53へ流れる電流を少なくしてい
る。 スイツチング回路55は、ブリツジ回路54か
ら供給される電圧が所定電圧以上のとき、燃焼ラ
ンプ回路56および運転ランプ回路57へ、ラン
プ点灯用の電力を供給するための回路で、抵抗器
R4を介してトランジスタQ1のベースに接続さ
れたツエナーダイオードZD1への印加電圧が、
ツエナーダイオードZD1の降伏電圧を越えると、
トランジスタQ1およびトランジスタQ2がとも
にオンとなり、各ランプ回路56,57へ電力が
供給される。 燃焼ランプ回路56は、スイツチング回路55
からランプ点灯用の電力が供給され、そのとき、
ダイオードD7を介して抵抗器R5へ印加される
直流電圧に交流成分が含まれ、その交流成分が所
定電圧以上の場合に発光ダイオード(LED)か
らなる燃焼ランプL1を点灯する。 ここでは、抵抗器R5へ印加される直流電圧の
交流成分は、コンデンサC1を通過しダイオード
D8,D9によつて倍電圧整流された後、抵抗器
R6を介してコンデンサC2に充電される。コン
デンサC2の充電電圧が一定電圧以上のときに
は、コンデンサC2の電荷は抵抗器R7を介して
ベース電流としてトランジスタQ3に流れ、この
ときトランジスタQ3がオンになり、トランジス
タQ3のコレクタに接続された燃焼ランプL1が
点灯する。 運転ランプ回路57は、スイツチング回路55
からランプ点灯用の電力が供給され、そのときの
直流電圧の実効値が所定電圧以上の場合に、発光
ダイオードからなる運転ランプL2を点灯する。 ここでは、抵抗器R8を介してスイツチング回
路55からの供給電圧により充電され、供給電圧
が充電電圧より低い場合にダイオードD10によ
り放電されるコンデンサC3の電位が所定電圧以
上のときに、抵抗器R9を介してトランジスタQ
4にベース電流が流れてトランジスタQ4がオン
になり、トランジスタQ4のコレクタに接続され
た運転ランプL2が点灯する。 次にサブリモコン60を説明する。 サブリモコン60には、第4図に示すとおり、
端子60A,60B間に、可変抵抗回路61と表
示回路63が並列に設けられている。 可変抵抗回路61は、可変抵抗回路51と同様
に、並列接続された可変抵抗器VR2と抵抗器R
11が抵抗器R12と直列接続され、さらにこれ
らに直列にロータリー式の優先スイツチSW2が
接続されている。優先スイツチSW2は、制御装
置30における温調制御を、サブリモコン60の
設定温度に基づいて行うためのスイツチで、制御
装置30においては、優先スイツチSW2がオン
状態のときには、サブリモコン60が選択され、
オフ状態のときにはメインリモコン50が選択さ
れる。 表示回路63は、メインリモコン50における
表示回路53とそれぞれ同じ構成による、ブリツ
ジ回路64の出力側にスイツチング回路65を介
して並列に設けられ燃焼ランプL3を備えた燃焼
ランプ回路66と運転ランプL4を備えた運転ラ
ンプ回路67とからなり、さらにブリツジ回路6
4の出力側には、スイツチング回路65と並列に
優先表示回路68が設けられている。 優先表示回路68は、表示スイツチSW3、抵
抗器R13、発光ダイオードからなる優先ランプ
L5を直列接続したものである。表示スイツチ
SW3は、優先スイツチSW2と連動するロータ
リー式のスイツチであり、サブリモコン60を優
先させるときには、優先スイツチSW2とともに
回路を閉じて優先ランプL5を点灯する。 次に制御装置30および制御装置30における
各機能部をそれぞれ説明する。 制御装置30においては、制御装置30が電灯
線に接続されている場合には、図示しない5V電
源が常に作動していて、マイクロコンピユータが
待機状態として作動している。 シーケンス制御部31では、制御装置30が電
灯線に接続されている場合には常に始動待機状態
にあり、抵抗41,41aを介してそれぞれ検出
される端子36,37間、端子38,39間の各
端子電圧V50,V60に基づいて、所定の作動モー
ドを決定する。 シーケンス制御部31では、各端子電圧V50
V60について、第5図あるいは第6図にそれぞれ
示すとおり、0.5〜2.5Vを設定温度電圧として読
み取り、3.5〜5Vを断線検知電圧として読み取
り、0.05V以下を端子36,37間、端子38,
39間の短絡検知電圧として読み取る。 またメインリモコン50側の端子電圧V50につ
いては、設定温度電圧として読み取る最低の電圧
0.5Vよりさらに低くかつ短絡検知電圧としての
0.05Vより高い0.05〜0.3Vの電圧を運転スイツチ
操作電圧として読み取る。 一方、サブリモコン60側の端子電圧V60につ
いては、設定温度電圧としての0.5〜2.5Vが検出
されるのは、優先スイツチSW2が閉じられた場
合に限られることから、設定温度電圧が検出され
たときをサブリモコン60の優先使用時とする。 逆に優先スイツチSW2が開状態の場合には、
端子電圧V60は0.5〜2.5Vの設定温度電圧より高く
なるため、3.5〜5Vが検出される場合をメインリ
モコン50の使用時とする。 このように、端子電圧V60について3.5〜5Vの
電圧が検出されたとき、それが断線等によるもの
であるのか、優先スイツチSW2が開状態である
ことによるのかが判別できないが、どちらの場合
にも、サブリモコン60の可変抵抗回路61の設
定状態は、制御上関係ないため、実用上、ほとん
ど問題がない。 作動モードの決定は、各端子電圧V50,V60が、
上記のとおりそれぞれ設定された断線検知電圧あ
るいは設定温度電圧のいずれであるかに基づい
て、それぞれの接続状態あるいは導通状態を判別
して決定される。 作動モードとしては、使用形態に合わせて、メ
インリモコン50とサブリモコン60が共に接続
されるマルチモード、リモコンがいずれも接続さ
れていない自動モードと、メインリモコン50の
みが接続される単独モードとがある。 シーケンス制御部31は、自動モード以外の場
合には、運転スイツチSW1の操作信号が検知さ
れると運転待機状態になり、自動モードの場合に
は、常時、運転待機状態になる。 マルチモードの場合には、運転スイツチSW1
の操作信号を検知して、運転待機丈態になると、
優先スイツチSW2を備えたサブリモコン60の
側の端子電圧V60に基づいて、どちらのリモコン
の設定温度情報に基づいて制御するかを決定し、
選択されたリモコンからの設定温度を温調制御部
32へ伝送する。 また、運転待機状態では、運転待機状態にある
ことと、選択したリモコンの選択情報とを表示制
御部35へ伝送する。 なお、シーケンス制御部31では、後述するよ
うに各リモコンへ検出用電圧Vremを印加してお
り、メインリモコン50については、運転スイツ
チSW1が閉じられたか否かを3mSずつ30mS間
隔で検知している。 この検知において、運転スイツチSW1の閉状
態が2回検知された場合には、運転待機状態では
運転を開始し、逆に運転中には、運転を停止して
運転待機状態に、それぞれの運転状態を反転す
る。 また、運転スイツチSW1による閉動作を検知
して、運転状態を反転した後には、運転スイツチ
SW1の開状態を検知するとともに、間に閉状態
が検知された場合を含めて開状態の検知回数をす
べて積算し、その積算された開状態の検知回数が
8回に達した場合に、反転動作が可能な、反転待
機状態になる。 この結果、閉状態を2回検知して、動作が反転
した後に、運転スイツチSW1を押さなければ、
開状態が続けて検知されるため、初めに開状態が
検知されてから、最短時間として231mSが経過す
れば、その後はいつでも動作反転のための指示を
運転スイツチSW1によつて与えることができ
る。 また、運転中に運転スイツチSW1より、運転
中止の指示を与えてしまつた直後に、再び運転状
態にしようと思つて、急いで運転スイツチSW1
を何度も繰り返して押した場合でも、開状態の検
知回数が積算されて、反転待機状態になるため、
運転スイツチSW1を何度も押しているうちに、
動作を反転させることができる。 これによつて、制御状態が安定し、不要な動作
変更をなくすことができる。 運転待機状態では、ガス給湯器1の送風機12
や各弁をそれぞれ駆動するための駆動回路の電源
が立ち上がり、水流スイツチ19によつて熱交換
器13への通水が検知されると、所定の点火シー
ケンス制御を行つて燃焼を開始し、通水停止が検
知されると、消火シーケンス制御によつて燃焼を
停止する。 温調制御部32は、運転待機状態および運転状
態には、選択されたリモコンからの設定温度電圧
を、通水が検知される前にすでに読み取り、また
出湯温サーミスタ25による検出温度情報とから
加熱量を決定し、それを燃焼制御部33へ伝送す
る。 なお、自動モードでは、常に運転待機状態とな
り、通水が検知されると図示しないデイツプスイ
ツチによつてあらかじめ設定される一定温度(例
えば、42℃、60℃あるいは75℃)を設定温度とし
て作動し、単独モードでは、始動待機状態にな
り、上記のマルチモードにおけるメインリモコン
の優先時と同様に、メインリモコン50の操作状
態のみに応じて作動し、このとき、メインリモコ
ン50の接続不良等の断線状態、あるいは端子3
6,37間が短絡している等の接続状態が異常の
場合には、自動モードの場合として作動し、上記
の一定温度を設定温度として作動する。 燃焼制御部33は、温調制御部32で決定され
た加熱量に応じて送風機12およびガバナ比例弁
23を制御して、バーナ群11の燃焼量を制御す
る。 表示制御部35は、選択されたリモコンの情報
と、フレームロツド15により検知される燃焼情
報とから、それぞれの運転状態に応じて各リモコ
ン50,60の各ランプを点灯、消灯、点滅の3
種類にそれぞれ制御するための制御信号を、リモ
コン駆動回路40,40aへそれぞれ送出する。 表示制御部35の制御内容の説明に先立つて、
表示制御部35によつて制御されるリモコン駆動
回路40,40aの構成を説明する。 リモコン駆動回路40,40aでは、5V電源
からの供給電圧が、抵抗42,42aを介して各
端子36,38へそれぞれ印加され、各端子3
6,38と接続される各リモコン50,60へ検
出用電圧Vremとして常時供給されている。 リモコン駆動回路40,40aには、検出用電
圧Vremの他に、5V電源からの直流電圧を各端子
36,38へ直接印加して、各リモコン50,6
0へ直接供給するために、スイツチング用のトラ
ンジスタ43,43aがダイオード44,44a
を介して各端子36,38と接続されている。さ
らに図示しない12V電源による直流電圧を各リモ
コン50,60へ直接供給するために、スイツチ
ング用のトランジスタ45,45aが各端子3
6,38と接続されている。 なおトランジスタ45,45aの前段には、ス
イツチング用のトランジスタ46,46aが設け
られ、各トランジスタ43,43a,46,46
aは、表示制御部35によつてそれぞれ制御され
る。 リモコン駆動回路40においては、各スイツチ
ング用のトランジスタ43,45は、制御信号に
よつてオンになるときにのみ、それぞれの電圧を
端子36へ印加し、トランジスタ43,45がと
もにオフのときには、5V電源からの電圧のみが
検出用電圧Vremとして抵抗42を介して端子3
6に印加される。 5V電源からの電力を直接供給するトランジス
タ43と、12V電源からの電力を直接供給するた
めのトランジスタ45がともにオフのとき、5V
電源からの検出用電圧Vremは、メインリモコン
50における可変抵抗回路51および運転スイツ
チ回路52の並列回路と抵抗42とからなる直列
回路に印加され、端子36には、メインリモコン
50における可変抵抗回路51の操作状態に合わ
せて、その合成抵抗に応じた分圧が端子電圧V50
として現れる。 リモコン駆動回路40aにおいても、上記リモ
コン駆動回路40と同様に、それぞれの電圧が印
加され、トランジスタ43a,45aがともにオ
フのときには、端子38には、リモコン60の操
作状態に応じた電圧が、端子電圧V60として現れ
る。 表示制御部35では、以上の構成からなるリモ
コン駆動回路40,40aを介して各リモコン5
0,60をシーケンス制御部31の制御状態に応
じて制御する。 各ランプの点灯、点滅および消灯の制御は、ガ
ス給湯器1の運転状態として、運転待機状態であ
るか否か、燃焼中であるか否か、異常発生時であ
るか否かに応じて、またそのリモコンが優先状態
であるか否かに応じて、各リモコン50,60毎
に別々の表示が行われる。 各リモコン50,60における表示状態と、ガ
ス給湯器1の運転状態との関係を、第1表にまと
めて示す。
【表】 以下、表示制御部35によるリモコン駆動回路
40への制御を説明する。なお、リモコン駆動回
路40aについては、括弧( )内に合わせて記
述する。 燃焼ランプL1,L3を点灯しないで運転ラ
ンプL2,L4のみを点灯する場合には、トラ
ンジスタ45,45aをオンにして、第7図に
示すとおり12V電源からの電力をほぼ連続して
供給する。 この場合には、この制御を受けるリモコンか
ら設定温度信号が読み取られる場合であるた
め、12V電源からの電力供給を微小時間だけ停
止して、5V電源からの検出用電圧Vremのみが
供給される時間が、3mSずつ、30mS間隔で設
けられている。 燃焼ランプL1,L3を点灯しないで運転ラ
ンプL2,L4のみを点滅する場合には、点滅
周期に応じてトランジスタ45,45aをオ
ン・オフさせて、第8図に示すとおり12V電源
からの電力を断続して供給する。このときの、
点滅周期は、例えば2.7secオン、2.7secオフと
する。 燃焼ランプL1,L3および運転ランプL
2,L4をともに点灯する場合には、トランジ
スタ43,43aをオンして5V電源からの電
力を連続して供給するとともに、トランジスタ
45,45aを制御して、例えばパルス周期
10mSの連続する一定のパルスで、5mSのオン
と5mSのオフとを繰り返し行つて、第9図に示
すとおり、パルスに変換した12V電源からの電
力を5V電源からの電力と重ねて供給する。 この場合にも、5V電源からの電力と12V電
源からの電力がともに停止されて検出用電圧
Vremのみが供給される時間が、3mSずつ、
30mS間隔で設けられている。 燃焼ランプL1,L3のみを連続して点灯
し、運転ランプL2,L4を点滅する場合に
は、前述ののように、例えばパルス周期
10mSの連続する一定のパルスに変換した12V
電源からの電力を連続して供給するとともに、
トランジスタ43,43aを点滅周期に応じて
オン・オフさせて、第10図に示すとおり、
5V電源からの電力が点滅周期に応じて変化す
るように制御する。 運転ランプL2,L4を点灯しないで、燃焼
ランプL1,L3のみを点滅させる場合には、
トランジスタ43,43aをオフに固定して
5V電源からの電力を停止し、第11図に示す
とおり、パルス周期10mSの連続する一定のパ
ルスに変換した12V電源からの電力を、例えば
1secのオンと1secのオフとを繰り返す点滅周期
に応じて断続して供給する。 5V電源からの電力を直接供給するトランジ
スタ43,43aと、12V電源からの電力を直
接供給するためのトランジスタ45,45aが
ともにオフであり、5V電源からの検出用電圧
Vremのみが連続して供給されるときには、燃
焼ランプL1,L3および運転ランプL2,L
4はともに点灯しない。 なお、以上の〜のそれぞれの場合において
は、各ランプが点灯中あるいは点滅中であつて
も、リモコン50,60の操作状態を読み取るこ
とができるようにするために、の場合と同様
に、5V電源からの検出用電圧Vremのみが供給さ
れる時間が3mSずつ、30mS間隔で設けられてい
る。 この場合、検出用電圧Vremのみが供給される
時間は、3mSという非常に短時間であるため、視
覚上問題なく各ランプの点灯および点滅表示を行
うことができる。 なお、前述のシーケンス制御部31において、
端子36,37間の短絡検知電圧として0.05V以
下が検知された場合には、リモコン駆動回路40
における各トランジスタ43,45を破損等から
保護するために、各トランジスタ43,45をオ
ンにしないように制御して、電力供給を停止す
る。 同様に、端子38,39間の短絡検知電圧とし
て0.05V以下が検知された場合には、リモコン駆
動回路40aにおける各トランジスタ43a,4
5aによる電力供給を停止する。 水量制御部34では、出湯温サーミスタ25に
よる検出温度情報から、電動式水量制御装置18
を制御して、加熱能力以上の流量が熱交換器13
を通過するのを制限する。 次に、以上の構成からなる本実施例のガス給湯
器1の作動を、マルチモードの場合について、第
12図を参考に説明する。 制御装置30が電灯線と接続されていて始動待
機状態のときに、メインリモコン50の運転スイ
ツチSW1が操作されて操作信号として検知され
ると(ステツプ1においてYES)、運転待機状態
として、優先スイツチSW2の設定状態に応じて
選択されたリモコンの運転ランプが点灯するとと
もに、非優先のリモコンの運転ランプが点灯また
は点滅する(ステツプ2)。このとき、サブリモ
コン60が選択されていると、優先ランプL5が
運転ランプL4とともに点灯する。 またこのとき、選択されたリモコンへは、第7
図に示したとおり、所定の周期で検出用電圧
Vremのみが印加されていて、各ランプが点灯あ
るいは点滅している間に、使用者が選択されたリ
モコンの可変抵抗回路により出湯温度を設定する
と、可変抵抗回路の抵抗値に応じた端子電圧が設
定温度信号として読み取られる(ステツプ3)。 またこのとき、出湯温サーミスタ25について
も検知温度信号が合わせて読み取られ、これらを
加熱情報として燃焼量が決定される。 その後、図示しない給湯栓が開かれて、熱交換
器内の通水が検知されると(ステツプ4において
YES)、所定のシーケンスで点火制御が行われ
(ステツプ5)、燃焼が開始される。 このとき、送風機12およびガバナ比例弁23
は、すでに決定された燃焼量に基づいて制御さ
れ、設定温度に応じた燃焼量で燃焼が開始され
る。 着火が検知されると(ステツプ6において
YES)、各リモコンの燃焼ランプがともに点灯す
る(ステツプ7)。 このとき、所定時間内に着火が検知されないと
(ステツプ6においてNO)、運転ランプが消灯さ
れるとともに、燃焼ランプが点滅される(ステツ
プ8)。 この後、燃焼ランプの点滅は、運転スイツチ
SW1によつてオフ信号が与えられない間継続し
て(ステツプ9においてNO)、運転スイツチSW
1が操作されてオフ信号が与えられると(ステツ
プ9においてYES)、燃焼ランプが消灯する(ス
テツプ10)。 また、燃焼が行われているとき、失火が検知さ
れた場合にも(ステツプ11においてYES)、ス
テツプ8以降へ移行する。 着火検知後、失火が検知されず(ステツプ11
においてNO)、また通水が停止されない場合に
は(ステツプ12においてNO)、ステツプ7以
降を繰り返し、以後、所定の周期で、絶えず設定
温度および出湯温度が読み取られ、それに応じた
燃焼量が決定される。 通水が停止されると(ステツプ12において
YES)、燃焼が停止されるとともに、燃焼ランプ
が消灯される(ステツプ13)。 その後、運転スイツチSW1によるオフ信号が
与えられない場合には(ステツプ14において
NO)、ステツプ2へ移行し、再び運転待機状態
となる。 燃焼が停止された後に、運転スイツチSW1に
よりオフ信号が与えられると(ステツプ14にお
いてYES)、運転ランプが消灯される(ステツプ
15)。 なお、運転スイツチSW1による運転開始の指
示が与えられていない場合には(ステツプ1にお
いてNO)、通水が行われても燃焼は開始されな
い。 以上のステツプ1、ステツプ9、ステツプ14
における運転スイツチSW1の操作による反転動
作は、第13図に示すとおり、次のとおり行われ
る。 各動作状態において、運転スイツチSW1の閉
動作の検知があるか否かが判別され(ステツプ2
1)、閉動作が検知されると(ステツプ21にお
いてYES)、それが30mS間隔の検知において、
連続した2回であるか否かが判別され、連続して
2回検知された場合であると(ステツプ22にお
いてYES)、動作の反転が行われる(ステツプ2
3)。 逆に、運転スイツチSW1の閉動作が検知され
ない場合(ステツプ21においてNO)や、閉動
作の検知が2回に満たない場合(ステツプ22に
おいてNO)には、そのまま反転待機状態とし
て、連続した2回の閉動作の検知を待つ。 なお、閉動作の2回の連続した検知は、外部か
らの雑音によつて誤動作する場合を防ぐために行
うもので、基本的には1回の検知でもよいもので
ある。 動作の反転の後には、運転スイツチSW1の開
状態の検知があるか否かが判別され、開状態が検
知された場合には(ステツプ24において
YES)、開状態の検知回数の積算が開始される
(ステツプ25)。 逆に、例えば、運転スイツチSW1が押し続け
られた場合のように、開状態が検知されない場合
には(ステツプ24においてNO)、開状態が検
知されるまで、積算の開始を待機する。 開状態の検知回数の積算は、積算の開始後に閉
状態が含まれても、その閉状態の検知を無視し
て、開状態の検知回数のみを積算する。 その結果、開状態の検知回数が8回に達した場
合には(ステツプ26においてYES)、反転動作
が可能な反転待機状態になり(ステツプ27)、
ステツプ21へ以降して、閉状態の検知を待つ。 開状態の検知回数が8回に満たない場合には
(ステツプ26においてNO)、8回になるまで待
つて、反転待機状態になる。 従つて、例えば、第14図の実線に示すよう
に、時間t1に最初に運転スイツチSW1が操作
され、時間t2で反転動作を行つた後、運転スイ
ツチSW1が何度も押し直された場合には、開状
態の検知は時間t3で初めて8回になるため、こ
の後の時間t4に反転動作が行われて、動作状態
が元へ戻る。 この場合、第14図の破線に示すとおり、反転
動作の後に、直ぐに運転スイツチSW1を開状態
にして待てば、時間t3よりも早い時間t5に反
転可能になる。 一方、従来の場合には、使用者が締めて運転ス
イツチの操作を止めてから8回連続して開状態が
検知される必要があるため、反転待機状態になる
のがかなり遅れる。 以上のとおり、本実施例では、運転スイツチを
操作したとき、反転待機状態にあれば直ぐに反転
動作を行うとともに、反転動作を行つた直後に再
び元の動作状態に戻そうとした場合にも、スイツ
チの操作が繰り返して行われていても、その操作
中に必ず反転動作を行うことができる。 また、動作の反転には、最低8回の開状態の検
知が必要であるため、運転ランプ点灯用の電力が
短時間に断続して供給されることがなく、燃焼ラ
ンプが疑似信号によつて点灯することがない。 本実施例では、水流スイツチによつて通水を検
知したが、流量センサの流量検出信号によつて通
水を検知してもよい。 以上の実施例では、ガス給湯器を示したが、石
油等の他の燃料による燃焼器を備えた給湯器や、
電気加熱による給湯器でもよく、また、機器とし
ては給湯器に限定されず、操作部に表示素子が設
けられる遠隔操作装置であれば、空調装置等であ
つてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のガス給湯器の制御装置の機
能構成を示すブロツク図、第2図は本実施例のガ
ス給湯器を示す概略構成図、第3図は本実施例の
メインリモコンを示す回路図、第4図は本実施例
のサブリモコンを示す回路図、第5図は本実施例
の制御装置におけるメインリモコンに関する判別
電圧を示す電圧説明図、第6図は本実施例の制御
装置におけるサブリモコンに関する判別電圧を示
す電圧説明図、第7図から第11図は各リモコン
のランプを点灯するための電圧波形図、第12図
は本実施例のガス給湯器の作動を示す流れ図、第
13図は運転スイツチの状態検知に伴う反転動作
の作動を示す流れ図、第14図は本実施例の主要
動作を示すタイムチヤート、第15図は従来の遠
隔操作装置における反転動作の作動を示す流れ図
である。 図中、1…ガス給湯器(機器)、30…制御装
置(制御部)、40A,40B…電線(2本の電
線)、50…メインリモコン(操作部)、52…運
転スイツチ回路(スイツチ回路)、SW1…運転
スイツチ(常開型スイツチ)、56…燃焼ランプ
回路(第1の表示回路)、57…運転ランプ回路
(第2の表示回路)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 供給電圧中の所定の交流成分によつて表示を
    行う第1の表示回路、供給電圧の実効電圧が所定
    電圧以上のとき表示を行う第2の表示回路、常開
    型スイツチを含むスイツチ回路からなり、前記第
    1の表示回路、前記第2の表示回路および前記ス
    イツチ回路が並列接続された操作部と、 前記操作部と2本の電線で接続され、前記常開
    型スイツチの動作状態を読み込むために電圧方向
    が一定の電圧を前記操作部へ供給するとともに、
    前記機器の運転中には前記第2の表示回路による
    表示を行うための所定電圧を供給する制御部とか
    らなり、前記常開型スイツチの動作状態に応じて
    機器の運転状態と停止状態を反転する遠隔操作装
    置において、 前記制御部は、一定時間毎に前記常開型スイツ
    チの動作状態を読み込み、反転待機状態に前記常
    開型スイツチの閉動作を検知した場合に前記機器
    の運転動作を反転するとともに、前記機器が運転
    動作を反転した後に、前記常開型スイツチの開動
    作の検知回数を積算し、該積算による前記開動作
    の検知回数が所定回数に達した後に、前記閉動作
    による前記機器の反転動作が可能な反転待機状態
    とすることを特徴とする遠隔操作装置。
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