JPH05297069A - 電子回路の検査装置 - Google Patents

電子回路の検査装置

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JPH05297069A
JPH05297069A JP4119882A JP11988292A JPH05297069A JP H05297069 A JPH05297069 A JP H05297069A JP 4119882 A JP4119882 A JP 4119882A JP 11988292 A JP11988292 A JP 11988292A JP H05297069 A JPH05297069 A JP H05297069A
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electronic circuit
circuit board
board
conveyor device
conveyor
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Kenichi Matsuzaki
賢一 松崎
Toshiyuki Kawashima
利行 川島
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 検査用端子板4に対し基板押さえ板3によっ
て電子回路基板を押接させてこの電子回路基板の動作を
検査する装置であって、電子回路基板を検査用端子板4
上に搬入するコンベア装置2を伸縮脚2aで支持するこ
とにより、基板押さえ板3に伴って降下するようにし
た。 【効果】 電子回路基板が位置ずれした場合において
も、基板押さえ板3の降下によるこの電子回路基板の破
損を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上に構成
された電子回路の動作状態等を検査するための電子回路
の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の電子装置等においては、導
体パターンが被着形成されたプリント基板とこのプリン
ト基板に取付けられた電子素子とにより、該プリント基
板上に構成される電子回路が用いられている。この電子
回路の作成にあたっては、各電子素子を正確に上記プリ
ント基板上の所定の位置に取付けることが必要である。
したがって、特に一のプリント基板上に多数の電子素子
を取付ける場合等にあっては、各電子素子の取付けの後
に、これら電子素子と該プリント基板とによって構成さ
れた電子回路が所定の特性を有して所定の動作を行える
か否かを検査する必要がある。
【0003】上記電子回路の検査を行うにあたっては、
電子回路の検査装置が用いられている。この電子回路の
検査装置は、図14及び図15に示すように、上記各電
子素子が取付けられたプリント基板、すなわち、電子回
路基板101が載置されてこの電子回路基板101を水
平方向に搬送するコンベア装置102を有している。こ
のコンベア装置102は、基台107に対して、図示し
ない支持部材を介して、図14中矢印h1 で示す所定の
高さ位置に支持されている。このコンベア装置102
は、一対の互いに平行な搬送ガイドレールと、これら搬
送ガイドレールの長手方向に送り操作される搬送ベルト
とを有して構成されている。上記電子回路基板101
は、上記各搬送ガイドレール間に渡されるようにしてこ
れら搬送ガイドレール上に載置されるとともに、上記搬
送ベルトによって、該各搬送ガイドレールに沿って水平
方向に搬送される。このコンベア装置102は、上記電
子回路基板101を、前工程である他の検査や電子素子
の取付けが行われた位置より、この電子回路の検査装置
による検査が行われる位置まで搬入し、また、次工程が
行われる位置まで搬出する。
【0004】そして、この電子回路の検査装置は、上記
コンベア装置102の上方側に配設された基板押さえ機
構103を有している。この基板押さえ機構103は、
上記電子回路基板101と略々同様の大きさを有する平
板状に構成された基板押さえ板103aを有している。
この基板押さえ板103aは、ガイドシャフト103d
により、上記コンベア装置102上に載置される電子回
路基板101に対し略々平行に相対向するように水平と
なされるとともに、上下方向に移動可能に支持されてい
る。そして、この基板押さえ板103aの下面部には、
複数の基板押さえ棒が垂下されている。この基板押さえ
板103aは、第1のシリンダ103fの駆動シャフト
103eが取付けられており、該第1のシリンダ103
fによって、図14中矢印aで示すように、初期状態よ
り下方側に降下操作可能となされている。
【0005】また、この電子回路の検査装置は、上記コ
ンベア装置102の下方側に配設された検査用端子板1
04を有している。この検査用端子板104は、上記電
子回路基板101と略々同様の大きさを有する平板状に
構成されている。この検査用端子板104は、上記コン
ベア装置102上に載置される電子回路基板101に対
し略々平行に相対向するように水平となされるととも
に、上下方向に移動可能に支持されている。そして、こ
の検査用端子板104の上面部には、複数の検査用の接
触端子となる接触ピン104cが垂設されている。これ
ら接触ピン104cは、それぞれケーブル11を介して
測定手段10に接続されている。この測定手段10は、
種々の測定回路等を有して構成され、上記各接触ピン1
04cを介して、上記電子回路基板101上の電子回路
の動作状態を検査する。この検査用端子板104は、第
2のシリンダ104fの駆動シャフトが取付けられてお
り、該第2のシリンダ104fによって、図14中矢印
bで示すように、初期状態より上方側に上昇操作可能と
なされている。
【0006】この電子回路の検査装置においては、図1
5に示すように、上記コンベア装置102上に載置され
た電子回路基板101が所定位置まで搬入されると、上
記基板押さえ板103aが降下操作されるとともに、上
記検査用端子板104が上昇操作される。すると、上記
電子回路基板101は、上記各基板押さえ棒の下端部と
上記各接触ピン104cの上端部とに挟持された状態と
なる。このとき、上記各接触ピン104cは、上記電子
回路基板101上のそれぞれ所定の導体パターン上に当
接されて、該導体パターンに対し導通状態となされてい
る。ここで、図15中矢印h2 で示す上記コンベア装置
102の上記基台107よりの高さ位置は、図14中矢
印h1 で示した上記所定の高さ位置のままに保持されて
いる。そして、上記測定手段10は、上記ケーブル11
及び上記各接触ピン104cを介して、上記電子回路の
動作状態等を検査する。
【0007】そして、この電子回路の検査装置において
は、上記測定手段10による検査が終了すると、上記基
板押さえ板103aが上昇操作されて初期位置に復帰さ
れるとともに、上記検査用端子板104が降下操作され
て初期位置に復帰される。上記電子回路基板101は、
上記コンベア装置102によって、次工程が行われる位
置まで搬出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な電子回路の検査装置においては、上記基板押さえ板1
03aと上記検査用端子板104との双方を昇降操作す
る必要があり、これら基板押さえ板103a及び検査用
端子板104の双方に対応してシリンダ103f,10
4fを配設する必要があるため、構成が複雑である。
【0009】また、この電子回路の検査装置において
は、上記各接触ピン104cが、上記検査用端子板10
4とともに、上記電子回路の検査の開始前と終了後に上
昇及び降下操作される。そして、これら接触ピン104
cに接続されたケーブル11は、このような上記各接触
ピン104cの上昇及び降下操作の度に屈伸変位される
ので、断線を生じ易い。
【0010】そして、この電子回路の検査装置において
は、上記検査用端子板104の上面部には、図16に示
すように、位置決めピン104aが少なくとも2本垂設
されている。この位置決めピン104aは、上記電子回
路基板101のプリント基板に穿設された位置決め孔
(証穴)115に挿通されることにより、該電子回路基
板101を精確に位置決めするためのものである。すな
わち、この位置決めピン104aと上記各接触ピン10
4cとの位置関係は、上記位置決め孔115と上記各接
触ピン104cが接触すべき上記導体パターン上の部位
との位置関係に対し、合同なものとなされている。
【0011】この電子回路の検査装置においては、上記
基板押さえ板103aの降下操作前の上記コンベア装置
102上における上記電子回路基板101の停止位置が
精確でないと、該基板押さえ板103aが降下操作され
たときに、図16に示すように、上記位置決めピン10
4aが上記位置決め孔115に挿入されない虞れがあ
る。上記位置決めピン104aが上記位置決め孔115
に挿入されないて上記基板押さえ板103aがさらに降
下操作されると、上記電子回路基板101は、上記基板
押さえ棒103bと上記位置決めピン104aとに挟持
されて、プリント基板を破損される虞れがある。
【0012】さらに、この電子回路の検査装置において
は、上記位置決めピン104aは、上記検査用端子板1
04よりの突出高さが、上記接触ピン104cよりも充
分に高くなされている必要がある。これは、上記位置決
めピン104aと上記位置決め孔115とによる上記電
子回路基板101の位置決めが、該電子回路基板101
と上記各接触ピン104cとが接触した状態では行えな
いためである。
【0013】そして、上記位置決めピン104aの突出
高さが充分に大きいため、図17に示すように、上記電
子回路基板101が上記検査用端子板104に対して傾
きを生ずると、上記電子回路基板101の各位置決め孔
に対して各位置決めピン104aが挿通されない虞れが
ある。すなわち、この電子回路の検査装置においては、
上記各位置決めピン104aが上記各接触ピン104c
の先端部よりもさらに上方に突出されているため、図1
7中に矢印eで示す該位置決めピン104cの該各接触
ピン104cよりも上方側に位置する部分が上記各位置
決め孔に挿通されることとなる。そして、上記位置決め
ピン104cの上記各接触ピン104cよりも上方側に
位置する部分が上記各位置決め孔内を通過しているとき
に、上記電子回路基板101が上記検査用端子板104
に対して平行になっていないと、図17中矢印dで示す
上記各位置決めピン104a間の距離と上記各位置決め
孔間の水平方向についての距離が異なってしまうので、
上記各位置決め孔に対する上記各位置決めピン104a
の挿通が行えなくなるのである。なお、上記電子回路基
板101は、この電子回路基板101を構成する各電子
素子の上記プリント基板上における重量バランスの偏り
や上記接触ピン104cの配置位置の偏りに依って、上
記基板押さえ棒103b及び上記位置決めピン104a
により接触されたときに、傾きを生じ易くなる。
【0014】このような状態で上記基板押さえ板103
aが降下操作されると、上記電子回路基板101は、上
記基板押さえ棒103bと上記位置決めピン104aと
に挟持されて、プリント基板を破損される虞れがある。
【0015】なお、この電子回路の検査装置において
は、上記基板押さえ板103aを降下操作する前に上記
コンベア装置102上において上記電子回路基板101
を位置決めして停止させる構成としては、図18に示す
ように、上記コンベア装置102の各ガイドレール間に
ストッパ部材105を配設し、このストッパ部材105
に上記電子回路基板101を当接させるものが用いられ
ている。
【0016】しかしながら、この電子回路の検査装置に
おいては、上記電子回路基板101は、上記ストッパ部
材105に当接されたときに、このストッパ部材105
に対してバウンド(弾み)を生じてしまい、該ストッパ
部材105より離間するので、精確な位置決めがなされ
ることが困難である。また、上記ストッパ部材105に
緩衝機構を設け、このストッパ部材105に対する上記
電子回路基板101の衝突による衝撃を和らげても、こ
の電子回路基板101を精確に位置決めして停止させる
ことは困難であった。このように、上記コンベア装置1
02上における上記電子回路基板101の停止位置を精
確となすことができないことは、上述のような該電子回
路基板101の破損の原因となる。
【0017】さらに、図18に示すように、シリンダ1
06を設けて、このシリンダ106によって上記電子回
路基板101を上記ストッパ105に押接させる構成も
考えられるが、構成の複雑化を招来するとともに、該電
子回路基板101の迅速な位置決めが行えない。
【0018】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、被検査物となる電子回路基板を
コンベア装置上において迅速に精確な位置にて停止させ
ることができ、この電子回路基板に検査用の接触ピンが
接触されるときの該電子回路基板の破損が防止され、さ
らに、上記電子回路基板が精確な位置にて停止されなく
とも、少なくとも該電子回路基板の破損だけは防止でき
るようになされた電子回路の検査装置を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る電子回路の検査装置
は、被検査物となる電子回路基板が載置されてこの電子
回路基板を搬送するコンベア装置と、上記コンベア装置
の上方側に配設され該コンベア装置側に降下操作されて
上記電子回路基板を押圧支持する基板押さえ機構と、上
記コンベア装置の下方側に配設され上記電子回路基板を
当接支持して位置決めする位置決め部材と、上記コンベ
ア装置の下方側に配設され上記電子回路基板の導体パタ
ーン部が接触される接触ピンとを備え、上記コンベア装
置は、上記基板押さえ機構の降下に伴って、上記電子回
路基板が上記位置決め部材及び上記接触ピンに当接され
る位置まで降下されてなるものである。
【0020】また、本発明は、上述の電子回路の検査装
置において、上記位置決め部材をして、コンベア装置に
対する接離方向に所定の移動可能範囲内において移動可
能に支持されることとし、該コンベア装置に接近する方
向に付勢されることとしたものである。
【0021】さらに、本発明は、上述の各電子回路の検
査装置において、電子回路基板のコンベア装置上におけ
る水平方向についての位置を検出する位置センサ装置
と、この位置センサ装置による位置検出に応じて上記コ
ンベア装置による上記電子回路基板の搬送を停止させる
制御装置とを設けることとしたものである。
【0022】
【作用】本発明に係る電子回路の検査装置においては、
被検査物となる電子回路基板を搬送するコンベア装置
は、このコンベア装置の上方側に配設された基板押さえ
機構の上記電子回路基板を押圧支持するための降下に伴
って、下方側に配設された位置決め部材及び接触ピンに
対し該電子回路基板を当接させる位置まで降下されるの
で、上記位置決め部材及び上記接触ピンを上昇させるこ
となく、該位置決め部材による該電子回路基板の位置決
め及び該接触ピンの該電子回路基板上の所定部位への接
触を可能となす。
【0023】また、上述の電子回路の検査装置におい
て、上記位置決め部材を、上記コンベア装置に対する接
離方向に所定の移動可能範囲内において移動可能に支持
され該コンベア装置に接近する方向に付勢されたものと
した場合には、この位置決め部材は、上記電子回路基板
が水平方向に位置ずれした状態で上記基板押さえ機構及
び上記コンベア装置が降下操作されたときには、付勢力
に抗して上記コンベア装置より離間する方向に移動され
るので、該電子回路基板を破損させない。
【0024】さらに、上述の各電子回路の検査装置にお
いて、上記電子回路基板の上記コンベア装置上における
水平方向についての位置を検出する位置センサ装置と、
この位置センサ装置による位置検出に応じて上記コンベ
ア装置による上記電子回路基板の搬送を停止させる制御
装置とを設けた場合には、該電子回路基板を該コンベア
装置上において精確な位置にて停止させることができ、
したがって、上記基板押さえ機構及び上記コンベア装置
が降下操作される前の該電子回路基板の位置決めを精確
に行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係る電子回路の検査装置
は、導体パターンが被着形成されたプリント基板とこの
プリント基板に取付けられた電子素子とにより該プリン
ト基板上に構成された電子回路の動作状態等を検査する
ための装置である。
【0026】この電子回路の検査装置は、図1に示すよ
うに、上記各電子素子が取付けられたプリント基板、す
なわち、被検査物となる電子回路基板1が載置されてこ
の電子回路基板1を水平方向に搬送するコンベア装置2
を有している。このコンベア装置2は、互いに平行に配
設される一対の搬送レール部材から構成され、基台部7
の上面部に、複数の伸縮脚2aを介して、所定の高さ位
置に水平に支持されている。このコンベア装置2の上記
各搬送レール部材には、図2に示すように、これら搬送
レール部材の長手方向に送り操作される無端搬送ベルト
2bが取付けられている。この無端搬送ベルトは、上記
搬送レール部材の両端側に対をなして取付けられたベル
トプーリ間に掛け回され、該各ベルトプーリの回転に伴
って送り操作される。上記伸縮脚2aは、伸縮可能とな
された軸部と、この軸部の回りに外巻装された圧縮コイ
ルバネとを有して構成されている。したがって、上記コ
ンベア装置2は、このコンベア装置2の重量と上記圧縮
コイルバネの弾性力の均衡位置である初期位置より下方
側に降下されると、該圧縮コイルバネの弾発力により、
初期位置に復帰する上行方向に弾性付勢される。
【0027】上記電子回路基板1は、上記コンベア装置
2の各搬送レール部材間に渡されるようにして上記各無
端搬送ベルト2b,2b上に載置されるとともに、これ
ら無端搬送ベルト2b,2bによって、図1中矢印Aで
示すように、該各搬送レール部材に沿って水平方向に搬
送される。このコンベア装置2は、図13に示すよう
に、前工程である他の検査や電子素子の取付けを行う装
置のコンベア装置30によって、図13中矢印Jで示す
ように、搬送された上記電子回路基板1を、図13中矢
印Kで示すように、この電子回路の検査装置による検査
が行われる位置まで搬入し、また、次工程が行われる位
置まで搬出するためのものである。
【0028】そして、この電子回路の検査装置は、基板
押さえ機構を構成する基板押さえ板3を有している。こ
の基板押さえ板3は、上記電子回路基板1と略々同様の
大きさを有する平板状に構成され、上記コンベア装置2
の上方側に配設されている。この基板押さえ板3は、図
3及び図4に示すように、後端側部分をガイドシャフト
3gを介して支持され、上記コンベア装置2上に載置さ
れる電子回路基板1の上面部に対し略々平行に相対向す
るように水平となされている。この基板押さえ板3は、
上記ガイドシャフト3gに沿って、上記コンベア装置2
に対する接離方向である上下方向に移動可能となされて
いる。
【0029】この基板押さえ板3は、後端側部分に、基
板押さえ機構を構成する駆動シリンダ3fの駆動シャフ
ト3eが取付けられており、該駆動シリンダ3fによっ
て、図4中矢印Bで示すように、図3に示す初期状態よ
り下方側に降下操作可能となされている。そして、上記
基板押さえ板3の下面部には、複数の基板押さえ棒3
b,3d及びコンベア押圧棒3cが垂下されている。こ
れら基板押さえ棒3b,3dは、上記電子回路基板1が
上記基板押さえ板3に対向されたときに該電子回路基板
1上の電子素子が取付けられない平坦部に対向する位置
となされて配設されている。上記コンベア押圧棒3c
は、上記コンベア装置2の各搬送レール部材2の上面部
に対向する位置に配設されている。
【0030】また、この電子回路の検査装置において、
上記コンベア装置2の下方側には、検査用端子板4が配
設されている。この検査用端子板4は、上記電子回路基
板1と略々同様の大きさを有する平板状に構成されてい
る。この検査用端子板4は、上記コンベア装置2上に載
置される電子回路基板1に対し略々平行に相対向するよ
うに、複数の支持部材4dを介して水平となされて支持
されている。この検査用端子板4は、図3及び図4中に
矢印Hで示すように、上記基台部7の上面部よりの所定
の高さ位置に保持されている。
【0031】上記検査用端子板4には、図6乃至図8及
び図10に示すように、複数の検査用の接触端子となる
接触ピン4cが垂設されるようにして取付けられてい
る。これら接触ピン4cは、針状の軸部が上記検査用端
子板4に対して出没可能となされて支持されており、図
示しない弾性部材により、該軸部を上方、すなわち、該
検査用端子板4より突出させる方向に弾性付勢されてい
る。これら接触ピン4cは、それぞれケーブル11を介
して測定手段10に接続されている。この測定手段10
は、種々の測定回路等を有して構成され、上記各接触ピ
ン4cを介して、上記電子回路基板1上の電子回路の動
作状態を検査するように構成されている。上記ケーブル
11は、上記検査用端子板4が上記基台部7に対して一
定の位置に保持されているため、この電子回路の検査装
置の動作に伴って屈伸されることがなく、該基台部7等
に固着させることができ、断線等の事故が防止されてい
る。
【0032】そして、この電子回路の検査装置におい
て、上記検査用端子板4には、図6乃至図10に示すよ
うに、位置決め部材となる位置決めピン4aが、少なく
とも2本、垂設されるようにして取付けられている。こ
れら位置決めピン4aは、図11に示すように、円筒状
に形成された支持筒部18と、この支持筒部18内に挿
通され該支持筒部18に対し図11中矢印F及び矢印G
で示す軸方向に移動可能となされた軸部17とを有して
構成されている。上記支持筒部18は、基端側の外周面
部に取付けネジ部19が形成されている。そして、上記
軸部17の基端側部分と上記支持筒部18の基端部との
間には、該軸部17に外巻装された引っ張りコルバネ2
0が配設されている。上記軸部17の先端側には、略々
円錐状に尖らされたテーパ部16が形成されている。
【0033】上記位置決めピン4aにおいては、上記軸
部17が上記支持筒部18に対して、図11中矢印Fで
示すように、上記テーパ部16を上記支持筒部18に接
近させる方向に移動されると、上記引っ張りコイルバネ
20が引っ張られ、図11中矢印Gで示すように、この
引っ張りコイルバネ20は、上記テーパ部16を上記支
持筒部18より離間させる方向に弾性付勢する。
【0034】上記各位置決めピン4aは、上記検査用端
子板4に穿設された位置決めピン取付け孔に上記支持筒
部18を挿通させ、上記止めネジ部19にナット27が
螺合されることにより、該検査用端子板4に取付けられ
る。このとき、上記軸部17は、上記テーパ部16を略
々垂直上方側、すなわち、上記コンベア装置2の側に向
けている。
【0035】上記各位置決めピン4aは、上記電子回路
基板1のプリント基板に穿設された位置決め孔(証穴)
15に上記軸部17のテーパ部16を挿入させることに
より、該電子回路基板1を上記検査用端子板4に対して
精確に位置決めするためのものである。すなわち、この
位置決めピン4aと上記各接触ピン4cとの位置関係
は、上記位置決め孔15と上記各接触ピン4cが接触す
べき上記プリント基板の導体パターン上の部位との位置
関係に対し、合同なものとなされている。
【0036】そして、上記複数の基板押さえ棒3b,3
dのうち、上記位置決めピン4aの軸部17に対向する
基板押さえ棒3dは、下端部に、上記テーパ部16が嵌
入される凹部14を有している。
【0037】また、上記検査用端子板4には、図10に
示すように、位置決め部材となる水平保持ピン4bが、
複数本、垂設されるようにして取付けられている。これ
ら水平保持ピン4bは、図12に示すように、円筒状に
形成された支持筒部25と、この支持筒部25内に挿通
され該支持筒部25に対し図12中矢印F及び矢印Gで
示す軸方向に移動可能となされた軸部23とを有して構
成されている。上記支持筒部25は、基端側の外周面部
に取付けネジ部26が形成されている。そして、上記軸
部23の先端側部分と上記支持筒部18の先端部との間
には、該軸部23に外巻装された圧縮コルバネ24が嵌
装されている。上記軸部23の先端側には、略々半球形
状となされた当接部22が形成されている。
【0038】上記水平保持ピン4bにおいては、上記軸
部23が上記支持筒部25に対して、図12中矢印Fで
示すように、上記当接部22を上記支持筒部25に接近
させる方向に移動されると、上記圧縮コイルバネ24が
圧縮され、図12中矢印Gで示すように、この圧縮コイ
ルバネ24は、上記当接部22を上記支持筒部25より
離間させる方向に弾性付勢する。
【0039】上記各水平保持ピン4bは、上記検査用端
子板4に穿設された水平保持ピン取付け孔に上記支持筒
部25を挿通させ、上記止めネジ部26にナット27が
螺合されることにより、該検査用端子板4に取付けられ
る。このとき、上記軸部23は、上記当接部22を略々
垂直上方側、すなわち、上記コンベア装置2の側に向け
ている。
【0040】そして、この電子回路の検査装置には、上
記コンベア装置2により搬送される電子回路基板1を上
記基板押さえ板3の下方位置にて停止させるための基板
停止機構が設けられている。この基板停止機構は、上記
基板押さえ板3に取付けられた位置センサ装置6と、上
記コンベア装置2の上記各搬送レール部材間に配設され
たストッパ部材5とを有して構成されている。
【0041】上記位置センサ装置6は、光学的センサ等
を有して構成され、対向する位置に上記電子回路基板1
が存するか否かを検出する。この位置センサ装置6は、
上記基板押さえ板3の一側部(図2中の左側側部)の近
傍に取付けられている。この位置センサ装置6より出力
される位置検出信号は、上記コンベア装置2の駆動を制
御する図示しない制御装置に送られる。上記ストッパ部
材5は、図2及び図13に示すように、シリンダ28の
駆動軸に支持されることにより、初期位置にある上記コ
ンベア装置2の各搬送レール部材2間であって上記基板
押さえ板3の一側部に対応する位置に対して、進退操作
可能に配設されている。
【0042】上述のように構成された本発明に係る電子
回路の検査装置においては、図13に示すように、上記
コンベア装置2上に載置された電子回路基板1は、前工
程のコンベア装置30等より搬入され、上記コンベア装
置2により搬送される。この電子回路基板1は、上記基
板押さえ板3の下方側位置に、この基板押さえ板3の他
側部(図2中の右側側部)側より進入する。このとき、
上記基板押さえ板3及び上記コンベア装置2の高さ位置
は、図3に示す初期高さ位置となされている。
【0043】上記電子回路基板1が上記基板押さえ板3
に略々重なる位置まで搬送されると、上記位置センサ装
置6は、上記電子回路基板1の進行方向先端側部分を検
出し、上記制御装置に位置検出信号を送る。このとき、
この制御装置は、上記コンベア装置2における上記無端
搬送ベルト2bの送り操作を停止させる。また、このと
き、上記ストッパ部材5が上記各搬送レール部材間に進
入されており、上記電子回路基板1は、進行方向先端部
を該ストッパ部材5に接近させている。上記無端搬送ベ
ルト2bは、上記制御装置により停止操作されたとき、
この無端搬送ベルト2b及び上記電子回路基板1の慣性
により、さらに、僅かながら送られる。このように上記
無端搬送ベルト2bが慣性によって送られることによ
り、上記電子回路基板1は、上記ストッパ部材5に当接
する位置まで進行する。この電子回路基板1は上記スト
ッパ部材5に当接するが、上記無端搬送ベルト2bの送
り操作が停止されているため、これら電子回路基板1及
びストッパ部材5間に生ずる衝撃は、極小さいものであ
る。したがって、上記電子回路基板1の上記ストッパ部
材5に当接したときの該ストッパ部材5よりのバウンド
(弾み)は、極小さな距離に抑えられている。このと
き、上記位置センサ装置6は、依然として、上記電子回
路基板1の存在を検出している。この電子回路基板1の
停止している位置は、略々、上記検出用端子板4の上方
である所定の停止位置となっている。
【0044】また、上記制御装置は、上記位置センサ装
置6よりの検出信号が送られたとき、上記駆動シリンダ
3fを制御し、図4中矢印Bで示すように、上記基板押
さえ板3を降下させる。すると、この基板押さえ板3
は、上記各基板押さえ棒3b,3dを介して上記電子回
路基板1の上面部を押圧するととに、上記コンベア押圧
棒3cを介して上記コンベア装置2の上面部を押圧す
る。上記コンベア装置2は、上記伸縮脚2aの圧縮コイ
ルバネの付勢力に抗して、図7中矢印Dで示すように、
上記検査用端子板4に接近する方向に降下される。ま
た、上記電子回路基板1も、上記コンベア装置2及び上
記各基板押さえ棒3b,3dに追従して、降下される。
このとき、上記ストッパ部材5は、上記シリンダ28に
より、上記基板押さえ板3や電子回路基板1等に当接し
ない位置に退避される。
【0045】上記位置決めピン4aのテーパ部16は、
上記電子回路基板1のプリント基板に穿設された位置決
め孔15に挿通される。そして、このテーパ部16は、
図7に示すように、上記基板押さえ棒3dの下端部の凹
部14に嵌入される。上記電子回路基板1は、図10に
示すように、上記各基板押さえ棒3b,3dの下端部
と、上記各位置決めピン4a及び上記各水平保持ピン4
bとに挟持された状態となる。上記電子回路基板1は、
上記位置決めピン4aのテーパ部16が上記位置決め孔
15に挿通されことにより、精確に位置決めされる。
【0046】この電子回路の検査装置においては、上記
基板押さえ板3の降下操作前の上記コンベア装置2上に
おける上記電子回路基板1の停止位置が若干ずれていて
も、該基板押さえ板3が降下操作されたときには、図9
に示すように、上記位置決め孔15の縁部が上記テーパ
部16の斜面部を滑ることにより、図9中矢印Eで示す
ように、該電子回路基板1は、該位置決め孔15を上記
位置決めピン4aの軸部17に接近させる方向に水平に
移動される。このとき、上記コンベア装置2は、上記コ
ンベア押圧棒3cにより下方側に押圧されて上記電子回
路基板1より離間されており、該電子回路基板1の移動
を阻害することがない。したがって、この場合にも、上
記テーパ部16は、上記位置決め孔15内に嵌入され、
上記電子回路基板1の精確な位置決めを行う。
【0047】また、上記水平保持ピン4bは、上記電子
回路基板1の下面部の複数の箇所を略々等しい押圧力で
押圧支持することにより、この電子回路基板1の水平な
状態を維持させる。さらに、この水平保持ピン4bの先
端側部分は、半球状の当接部22となされているため、
上記電子回路基板1との摺接が円滑となされており、上
記位置決め孔15の縁部が上記テーパ部16の斜面部を
滑ることによる上記電子回路基板1の水平方向への移動
を阻害することがない。
【0048】そして、上記基板押さえ板3がさらに降下
操作されることにより、図8に示すように、上記各接触
ピン4cは、上記電子回路基板1上のそれぞれ上記導体
パターン上の所定の部位に先端部を当接させ、該導体パ
ターンに対し導通状態となされる。上記測定手段10
は、上記ケーブル11及び上記各接触ピン4cを介し
て、上記電子回路の動作状態等を検査する。
【0049】そして、この電子回路の検査装置において
は、上記測定手段10による検査が終了すると、上記基
板押さえ板3が上昇操作されて初期位置に復帰され、上
記コンベア装置2も上記伸縮脚2aの復元力により初期
位置に復帰される。このとき、上記電子回路基板1は、
上記コンベア装置2上に載置されている。この電子回路
基板1は、上記コンベア装置2によって、次工程が行わ
れる位置まで搬出される。
【0050】また、この電子回路の検査装置において、
上記基板押さえ板3の降下操作前の上記コンベア装置2
上における上記電子回路基板1の停止位置が大きくずれ
た場合には、該基板押さえ板3が降下操作されたとき
に、上記位置決めピン4a、上記水平保持ピン4b及び
上記接触ピン4cがそれぞれ上記検査用端子板4に没入
されるようにして軸部を下方側に移動させるので、該電
子回路基板1が破損される虞れがない。
【0051】なお、本発明に係る電子回路の検査装置に
おいて、上記コンベア装置2を支持するための構成とし
ては、上述の実施例中に示した如き複数の伸縮脚2aに
限定されることなく、図5に示すように、上記基板押さ
え板3を支持している上記ガイドシャフト3dによって
このコンベア装置2をも支持するような構成としてもよ
い。すなわち、この場合には、上記コンベア装置2の各
搬送レール部材は、後端部側を上記ガイドシャフト3g
に支持された平板状の支持部材13に取付けられて支持
されている。上記支持部材13は、上記ガイドシャフト
3gに沿って、上記基台部7に対する接離方向である上
下方向に移動可能となされている。そして、上記支持部
材13と上記基台部7との間には、圧縮コイルバネ12
が、上記ガイドシャフト3gに外巻装されて嵌装されて
いる。上記コンベア装置2は、上述の実施例におけると
同様に、このコンベア装置2及び上記支持部材13の重
量と上記圧縮コイルバネ12の弾性力の均衡位置を初期
位置として位置決めされ、この初期位置よりも下方側に
降下されると、該圧縮コイルバネ12の弾発力により、
初期位置に復帰する上行方向に弾性付勢される。
【0052】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る電子回路の
検査装置においては、被検査物となる電子回路基板を搬
送するコンベア装置は、このコンベア装置の上方側に配
設された基板押さえ機構の上記電子回路基板を押圧支持
するための降下に伴って、下方側に配設された位置決め
部材及び接触ピンに対し該電子回路基板を当接させる位
置まで降下される。
【0053】したがって、この電子回路の検査装置にお
いては、上記位置決め部材及び上記接触ピンを上昇させ
ることなく、該位置決め部材による該電子回路基板の位
置決め及び該接触ピンの該電子回路基板上の所定部位へ
の接触が可能となされている。
【0054】また、上述の電子回路の検査装置におい
て、上記位置決め部材を、上記コンベア装置に対する接
離方向に所定の移動可能範囲内において移動可能に支持
され該コンベア装置に接近する方向に付勢されたものと
した場合には、この位置決め部材は、上記電子回路基板
が水平方向に位置ずれした状態で上記基板押さえ機構及
び上記コンベア装置が降下操作されたときには、付勢力
に抗して上記コンベア装置より離間する方向に移動され
る。
【0055】したがって、この電子回路の検査装置にお
いては、上記電子回路基板が水平方向に位置ずれした状
態で上記基板押さえ機構及び上記コンベア装置が降下操
作されても、該電子回路基板が破損されることがない。
【0056】さらに、上述の各電子回路の検査装置にお
いて、上記電子回路基板の上記コンベア装置上における
水平方向についての位置を検出する位置センサ装置と、
この位置センサ装置による位置検出に応じて上記コンベ
ア装置による上記電子回路基板の搬送を停止させる制御
装置とを設けた場合には、該電子回路基板を該コンベア
装置上において精確な位置にて停止させることができ
る。すなわち、この場合には、上記基板押さえ機構及び
上記コンベア装置が降下操作される前の該電子回路基板
の位置決めを精確に行うことができる。
【0057】すなわち、本発明は、被検査物となる電子
回路基板をコンベア装置上において迅速に精確な位置に
て停止させることができ、この電子回路基板に検査用の
接触ピンが接触されるときの該電子回路基板の破損が防
止され、さらに、上記電子回路基板が精確な位置にて停
止されなくとも、少なくとも該電子回路基板の破損だけ
は防止できるようになされた電子回路の検査装置を提供
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子回路の検査装置の構成を示す
斜視図である。
【図2】上記電子回路の検査装置の要部の構成を示す要
部拡大斜視図である。
【図3】上記電子回路の検査装置の構成を示す側面図で
ある。
【図4】上記電子回路の検査装置の動作状態を示す側面
図である。
【図5】上記電子回路の検査装置の構成の他の例を示す
側面図である。
【図6】上記電子回路の検査装置の位置決めピン及び接
触ピンの取付け部の構成を一部を破断して示す側面図で
ある。
【図7】上記位置決めピン及び上記接触ピンの取付け部
の基板押さえ機構が降下されているときの状態を一部を
破断して示す側面図である。
【図8】上記位置決めピン及び上記接触ピンの取付け部
の基板押さえ機構及びコンベア装置が降下されていると
きの状態を一部を破断して示す側面図である。
【図9】上記位置決めピンの取付け部の電子回路基板が
位置ずれしているときの状態を一部を破断して示す側面
図である。
【図10】上記電子回路の検査装置の上記位置決めピ
ン、上記接触ピン及び水平保持ピンの取付け部の構成を
一部を破断して示す側面図である。
【図11】上記位置決めピンの構成を示す側面図であ
る。
【図12】上記水平保持ピンの構成を示す側面図であ
る。
【図13】上記電子回路の検査装置において電子回路基
板が前工程より搬入された状態を概略的に示す正面図で
ある。
【図14】従来の電子回路の検査装置の構成を示す側面
図である。
【図15】上記従来の電子回路の検査装置の動作状態を
示す側面図である。
【図16】上記従来の電子回路の検査装置の位置決めピ
ン及び接触ピンの取付け部の構成を一部を破断して示す
側面図である。
【図17】上記従来の電子回路の検査装置において電子
回路基板が傾いた状態を示す側面図である。
【図18】上記従来の電子回路の検査装置の電子回路基
板を所定位置で停止させるための構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・電子回路基板 2・・・・・・・・・・・・コンベア装置 3・・・・・・・・・・・・基板押さえ機構 4a・・・・・・・・・・位置決めピン 4b・・・・・・・・・・水平保持ピン 4c・・・・・・・・・・接触ピン 6・・・・・・・・・・・・位置センサ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物となる電子回路基板が載置され
    てこの電子回路基板を搬送するコンベア装置と、 上記コンベア装置の上方側に配設され、該コンベア装置
    側に降下操作されて、上記電子回路基板を押圧支持する
    基板押さえ機構と、 上記コンベア装置の下方側に配設され、上記電子回路基
    板を当接支持して位置決めする位置決め部材と、 上記コンベア装置の下方側に配設され、上記電子回路基
    板の導体パターン部が接触される接触ピンとを備え、 上記コンベア装置は、上記基板押さえ機構の降下に伴っ
    て、上記電子回路基板が上記位置決め部材及び上記接触
    ピンに当接される位置まで降下されてなる電子回路の検
    査装置。
  2. 【請求項2】 位置決め部材は、コンベア装置に対する
    接離方向に、所定の移動可能範囲内において移動可能に
    支持され、該コンベア装置に接近する方向に付勢されて
    なる請求項1記載の電子回路の検査装置。
  3. 【請求項3】 電子回路基板のコンベア装置上における
    水平方向についての位置を検出する位置センサ装置と、 上記位置センサ装置による位置検出に応じて、上記コン
    ベア装置による上記電子回路基板の搬送を停止させる制
    御装置とを設けてなる請求項1又は請求項2記載の電子
    回路の検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544343B1 (ko) * 2003-07-16 2006-01-23 주식회사 영테크 인쇄회로기판 검사장치
KR100830635B1 (ko) * 2006-09-18 2008-05-20 옥순봉 기울어짐방지수단을 구비한 인쇄회로기판 검사장치
JP2012141159A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Hioki Ee Corp 基板受けピン、ピンボードユニットおよび基板検査装置
JP2014238270A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 日置電機株式会社 プローブユニットおよび基板検査装置

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