JPH05296659A - 穀粒乾燥機の張込穀粒検出方式 - Google Patents

穀粒乾燥機の張込穀粒検出方式

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JPH05296659A
JPH05296659A JP10684292A JP10684292A JPH05296659A JP H05296659 A JPH05296659 A JP H05296659A JP 10684292 A JP10684292 A JP 10684292A JP 10684292 A JP10684292 A JP 10684292A JP H05296659 A JPH05296659 A JP H05296659A
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JP
Japan
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grain
crop
feeding
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particles
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JP10684292A
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English (en)
Inventor
Reiji Kojiyou
▲れい▼二 小條
Masaki Korehisa
正喜 是久
Katsunori Kono
克典 河野
Eiji Nishino
栄治 西野
Hitoshi Ueji
仁志 上路
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】張込量センサの検出精度の向上を図ろうとする
ものである。 【構成】穀粒を貯留する穀粒貯留室8内へ張込穀粒量を
検出する張込量センサ3の吊り部材14,14を吊り下
げ状態に設け、この吊り部材14,14には上下方向に
複数個の穀粒で押されてON−OFFする圧力スイッチ
15,15を設け、この圧力スイッチ15,15のON
状態位置まで穀粒が張込されていると検出される。又こ
の張込作業のときは、所定時間間隔で所定時間は、穀粒
は循環させながら張込される。 【効果】張込作業中に穀粒を循環させることにより、張
込量センサ3の圧力スイッチ15,15が穀粒で押され
て接触する接触状態が向上することにより、張込穀粒量
を正確に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の張込穀
粒検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒を穀粒貯留室から穀粒乾燥
室へ繰出バルブの回転駆動で繰出し流下させながら、熱
風が該乾燥室を通過することにより、この熱風に穀粒は
晒されて乾燥される。前記貯留室内に張込された張込穀
粒量の検出は、この貯留室内に吊り下げ状態に設けた張
込量センサの上下方向に複数個設けた圧力スイッチが、
下部より順次穀粒の圧力で押されてON状態となり、こ
のON状態になった該圧力スイッチの位置まで穀粒が張
込されていると検出されて、張込穀粒量が検出される。
又この張込作業中には、張込穀粒は循環されない状態で
張込穀粒量が検出される方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機の穀粒貯留
室内へ収容された穀粒は、この貯留室から穀粒乾燥室へ
繰出バルブの回転駆動で繰出し流下されながら、熱風が
該乾燥室を通過することにより、この熱風に晒されて乾
燥される。前記貯留室内へ張込された張込穀粒量の検出
は、この貯留室内に吊り下げ状態に設けた張込量センサ
の上下方向に複数個設けた圧力スイッチが、下部より順
次穀粒の圧力で押されてON状態となり、このON状態
になった該圧力スイッチの位置まで穀粒が張込されてい
ると検出されて、張込穀粒量が検出される。又この張込
作業中には、張込穀粒は循環されない状態で張込穀粒量
が検出される。
【0004】この張込穀粒量の検出のときに、籾粒の静
荷重が小さく、例えば3〜5g程度であり、前記圧力ス
イッチがONしにくいことがあったが、張込穀粒を適宜
間隔で循環させることにより、該圧力スイッチのON−
OFFの精度向上を図り、正確な張込穀粒量を検出しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室8から下部の穀粒乾燥室9へ繰出バルブ12の回
転駆動で穀粒を繰出し流下させながら熱風に晒されて乾
燥され、該貯留室8内には上下方向に所定間隔で複数個
の圧力スイッチ15,15が順次穀粒の圧力によってO
N−OFFして張込穀粒量を検出する張込量センサ3を
吊り下げ状態に設けると共に、穀粒の循環を検出する籾
流れセンサ32を設けた穀粒乾燥機において、穀粒の張
込作業のときは、所定時間(T)間隔毎に所定時間(T
A)は該繰出バルブ12を回転駆動させて穀粒を循環さ
せながら張込穀粒量を検出し、又張込作業中に該籾流れ
センサ32が穀粒の循環を所定時間TC以上検出しない
ときは、上記の所定時間(TA)より長い所定時間(T
B)は該繰出バルブ12を回転駆動させて穀粒を循環さ
せながら張込穀粒量を検出することを特徴とする張込穀
粒検出方式の構成とする。
【0006】
【発明の作用】穀粒乾燥機の穀粒貯留室(B)内へ収容
された穀粒は、この貯留室8から穀粒乾燥室9へ繰出バ
ルブ12の回転駆動で繰出し流下されながら、熱風が該
乾燥室9を通過することにより、この熱風に晒されて乾
燥される。前記貯留室8内へ張込された張込穀粒量検出
の穀粒張込作業のときは、例えば所定時間(T)2分間
隔毎に、所定時間(TA)5秒間該繰出バルブ12が回
転駆動制御されて、張込穀粒が循環されながら、穀粒は
該貯留室8内へ張込され、この貯留室8内へ吊り下げ状
態に設けた張込量センサ3の上下方向に複数個設けた圧
力スイッチ15,15が、下部より順次穀粒で押されて
ON状態になり、このON状態になった該圧力スイッチ
15,15ちの位置まで穀粒が張込されていると検出さ
れて、張込穀粒量が検出される。
【0007】又この張込作業のときに、張込穀粒が循環
されていない状態で、籾流れセンサ32のOFF状態
が、例えば所定時間(TC)5秒以上継続すると、張込
作業が一時中断中であると検出され、前記の所定時間
(TA)5秒間より長い所定時間(TB)10秒間前記
繰出バルブ12が回転駆動制御されて、張込穀粒が循環
されながら、上記と同じように張込穀粒量が検出され
る。
【0008】
【発明の効果】この発明により、穀粒張込作業中も、穀
粒の張込効率に支障が発生しない範囲内で張込穀粒を循
環させながら、張込量センサ3の圧力スイッチ15,1
5のON状態で、張込穀粒量が検出されることにより、
籾粒の微動で該張込量センサ3の該圧力スイッチ15,
15がON状態になり、このためこの圧力スイッチ1
5,15の精度が向上して、正確な張込穀粒量を検出す
ることができるし、又穀粒を循環させる循環時間を張込
効率に支障のない範囲内に設定していることにより、張
込能率が低下することもない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機1
に穀粒の水分を検出する水分センサ2、張込穀粒量を検
出する張込量センサ3及び熱風発生するバーナ4等を装
着した状態を示すものである。
【0010】前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状
で機壁5上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送
樋6及び天井板7を設け、この天井板7下側には穀粒を
貯留する穀粒貯留室8を形成している。穀粒乾燥室9,
9は、該貯留室8下側において、左右両側の排風室1
0,10と中央の送風室11との間に設け、これら乾燥
室9,9下部には、穀粒を繰出し流下させる繰出バルブ
12を夫々回転自在に軸支している。
【0011】集穀樋13は、移送螺旋を回転自在に軸支
し、該各乾燥室9,9下側に設けて連通させている。前
記張込量センサ3は、前記天井板7から帯状の吊り部材
14,14を前記前側機壁5内面から所定間隔、例えば
20〜100mm位置へ吊り下げ状態で、感圧面を該機
壁5内面へ向けて設けている。該各吊り部材14,14
の上下方向の対向面には所定間隔を設けて、リン青銅等
よりなる各圧力スイッチ15,15を順次設け、これら
両側の各圧力スイッチ15,15が、穀粒の圧力で押さ
れて接触してON−OFFすると、この接触でONした
該各圧力スイッチ15,15位置まで穀粒が張込されて
いると検出する構成であり、この検出張込穀粒量が前記
バーナ4から発生する熱風温度設定の一条件になる構成
である。
【0012】前記各圧力スイッチ15,15は、穀粒乾
燥処理能力が20石の前記乾燥機1であったとすると、
これら各圧力センサ15,15は、最低張込量の6石位
置から8石、12石、16石及び最高張込量の20石位
置に対応すべく設けた構成としている。前記バーナ4
は、バーナケース16に内装して設け、このバーナケー
ス16は、前記機壁5正面側において、前記送風室11
入口側に対応すべくこの機壁5外側面に着脱自在に設
け、又このバーナ4、前記水分センサ2及び前記乾燥機
1を張込、乾燥及び排出の各作業別に始動及び停止操作
する操作装置17を前側の該機壁5に着脱自在に設けて
いる。
【0013】排風機18は、前記背面側の機壁5で、左
右の前記排風室10,10に連通すべく設けた排風路室
19中央後部側排風胴20に設け、又この背面側の機壁
5には、この排風機18を回転駆動する排風機モータ2
1を設けている。22は、バルブモータで前記繰出バル
ブ12,12を減速機構を介して、張込作業及び乾燥作
業のときは間欠回転駆動され、又排出作業のときは連続
回転駆動させている。
【0014】燃料ポンプ23は、燃料バルブを有して、
前記バーナケース16下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ23で燃料タンク24内
の燃料を吸入して、前記バーナ4へ供給させている。送
風機25は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ2
6で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空
気を該バーナ4へこの送風機25で送風させている。
【0015】拡散盤27は、前記移送樋6底板の前後方
向中央部で、移送穀粒を前記貯留室8へ供給する供給口
の下面に設け、該貯留室8へ穀粒を均等に拡散還元させ
ている。昇穀機28は、前記機壁5前側外部に設けら
れ、内部にはバケットコンベア29付ベルトを張設して
なり、下部には張込ホッパ29′を設け、上端部は、前
記移送樋6始端部との間において投出筒30を設けて連
通させ、下端部は、前記集穀樋13終端部との間におい
て供給樋31を設けて連通させている。該投出筒30内
には、この投出筒30内を通過する穀粒の有無を検出す
る籾流れセンサ32をもうけ、この籾流れセンサ32
は、回動自在なアクチューエータ33とこのアクチュー
エータでON−OFFするスイッチ34とよりなる構成
である。
【0016】35は昇穀機モータで、該バケットコンベ
ア29付ベルト、前記移送樋6内の前記移送螺旋、前記
拡散盤27及び前記集穀樋13内の前記移送螺旋等を回
転駆動させている。前記水分センサ2は、前記昇穀機2
8の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ2は、
前記操作装置17からの電気的測定信号の発信により、
水分モータ36が回転してこの水分センサ2の各部が回
転駆動され、前記バケットコンベア29で上部へ搬送中
に落下する穀粒を受け、この穀粒を挾圧粉砕しながら、
この粉砕穀粒の水分を検出させている。
【0017】前記操作装置17は、箱形状でこの箱体の
表面板には、前記乾燥機1、前記水分センサ2、前記張
込量センサ3及び前記バーナ4等を張込、乾燥及び排出
の各作業別に始動操作する各始動スイッチ37、停止操
作する停止スイッチ38、穀粒の仕上目標水分を操作位
置によって設定する水分設定抓み39、該バーナ4から
発生する熱風温度の一条件を操作位置によって設定する
穀物種類設定抓み40、各種表示項目をデジタル表示す
る表示部41及びモニタ表示等を設けている。
【0018】制御装置42は、前記操作装置17内に設
けられ、前記水分センサ2、前記張込量センサ3、前記
籾流れセンサ32及び熱風温センサ43等が検出する検
出値、該各スイッチ37,38の操作及び該各設定抓み
39,40の操作等が入力され、これらの入力を算術論
理演算及び比較演算するCPU44等よりなり、このC
PU44で前記各モータ21,22,26,35,3
6、前記燃料バルブ及び前記燃料ポンプ23等を始動、
停止及び制御等を行う構成である。該各設定抓み39,
40はロータリースイッチ方式とし、操作位置によって
所定の数値及び種類等が設定される。
【0019】前記制御装置42による穀粒の張込量検出
制御は、下記の如く行われる構成である。即ち、穀粒の
張込作業を開始する前記始動スイッチ37が操作され、
この操作が前記CPU44へ入力されると、この入力に
より、前記乾燥機1が張込作業に必要とする各部を回転
駆動する前記各モータ21,22,35,36が始動さ
れて、該乾燥機1の各部が回転駆動され、前記張込ホッ
パ29′へ投出した穀粒は、前記バケットコンベア29
で上部へ搬送され、前記移送樋6内を移送されて前記拡
散盤27で前記貯留室8内へ均等に拡散張込される。
【0020】この張込作業のときは、前記バルブモータ
22のみは、前記CPU44へ設定して記憶させた所定
時間(T)、例えば2分間隔毎に、所定時間(TA)5
秒間回転制御され、張込穀粒は前記各繰出バルブ12,
12で繰出し流下する循環されながら、穀粒は張込され
る。張込穀粒量の検出は、穀粒は循環されながら、前記
張込量センサ3の前記各吊り部材14,14の前記各圧
力スイッチ15,15が籾粒の圧力で押されて接触して
ON状態になると、このON状態が前記CPU44へ入
力され、この入力により、該各圧力スイッチ15,15
がON状態になった位置まで、穀粒が張込されていると
検出されて張込穀粒料が検出される。例えば20石処理
する前記乾燥機1であり、下部より順次該各圧力スイッ
チ15,15のON状態が該CPU44へ入力され、下
部から4段目までON状態であると該CPU44へ入力
されると、張込穀粒量は16石であると検出され、この
張込穀粒量の16石と前記穀物種類設定抓み40の操作
位置とにより、前記バーナ4から発生する熱風の温度が
設定される構成である。
【0021】又この張込穀粒量検出のときに、前記籾流
れセンサ32が穀粒の循環を所定時間(TC)、例えば
5秒以上検出されずに、前記CPU44へ入力されない
ときは、穀粒の張込は一時中止されていると検出され、
この検出により、上記の所定時間(TA)5秒より長い
該CPU44へ設定して記憶させた所定時間(TB)1
0秒間前記バルブモータ22が回転制御され、張込穀粒
は前記繰出バルブ12,12で繰出し流下する循環され
ながら穀粒は張込され、穀粒は循環はされながら上記と
同じように、張込穀粒量が検出される。
【0022】図8は、前記機壁5内面から30mm位置
へ前記張込量センサ3を吊り下げ状態にもうけて、所定
時間(T)2分間隔毎に所定時間(TA)5秒間前記繰
出バルブ12,12を回転駆動させて穀粒を循環させな
がら、穀粒を張込して該張込量センサ3が張込穀粒の検
出と、該繰出バルブ12,12を回転駆動させないで穀
粒を循環させない停止状態で、該張込量センサ3が張込
穀粒を検出する両者の検出状態の比較を示す図である。
張込穀粒が多くなる位置の前記圧力スイッチ15,15
が接触してON状態が、前記吊り部材14,14にテン
ションが掛ることにより、誤検出(検出遅れ)すること
が多くなる。
【0023】排出作業を開始する前記始動スイッチ37
が操作されて、排出作業が開始され(ステップ10
1)、前記籾流れセンサ32のON−OFF状態が検出
されてOFF状態であるかが検出され(ステップ10
2)、NOと検出されると(ステップ101)へ戻る。
YESと検出されると前記張込量センサ3の前記6石、
8石、12石、16石及び20石位置の前記圧力スイッ
チ15,15がOFF状態であるかが検出され(ステッ
プ103)、YESと検出されると排出が終了したとし
て、前記乾燥機1が自動停止制御される(ステップ10
4)。NOと検出されると、6石位置の該圧力スイッチ
15,15がONであるかが検出され(ステップ10
5)、YESと検出されると、この6石位置の該圧力ス
イッチ15,15が異常であると検出され、前記表示部
41へ異常表示される(ステップ106)。NOと検出
されると、8石位置の該圧力スイッチ15,15がON
であるかが検出され(ステップ107)、YESと検出
されると、この8石位置の該圧力スイッチ15,15が
異常であると検出され、前記表示部41へ異常表示され
る(ステップ108)。NOと検出されると、順次上方
位置の該圧力スイッチ15,15がONであるかが検出
される構成としている。
【0024】以下、上記実施例の作用について説明す
る。操作装置17の各設定抓み39,40を所定位置へ
操作し、乾燥作業を開始する始動スイッチ37を操作す
ることにより、穀粒乾燥機1の各部、バーナ4、水分セ
ンサ2等が始動し、該バーナ4から張込量センサ3が検
出した張込穀粒量と、該穀物種類設定抓み40の操作位
置とによって設定された設定熱風が発生し、この熱風
は、送風室11から各穀粒乾燥室9,9を通過して各排
風室10,10及び排風路室19を経て排風機18で吸
引排風される。
【0025】穀粒貯留室8内へ収容された穀粒は、この
貯留室8から該各乾燥室9,9内を流下中にこの熱風に
晒されて乾燥され、各繰出バルブ12,12で下部へと
繰出されて流下して集穀樋13から供給樋31を経て昇
穀機28内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケット
コンベア29で上部へ搬送されて投出筒30を経て移送
樋6内へ供給され、この移送樋6から拡散盤27上へ上
部の移送螺旋で移送供給され、この拡散盤27で該貯留
室8内へ均等に拡散還元されて循環乾燥される。
【0026】前記水分センサ2で検出される穀粒水分
が、前記水分設定抓み39を操作して設定した仕上目標
水分と同じ穀粒水分が検出されると、乾燥が終了したと
検出され、制御装置42で自動制御して前記乾燥機1が
自動停止され、穀粒の乾燥が停止される。前記貯留室8
内へ張込される張込穀粒量検出の穀粒張込作業のとき
は、例えば所定時間(T)2分間隔毎に、所定時間(T
A)5秒間前記繰出バルブ12,12が回転駆動制御さ
れて、張込穀粒が循環されながら、穀粒は該貯留室8内
へ張込され、この貯留室8内へ吊り下げ状態に設けた張
込量センサ3の吊り部材14,14の上下方向に複数個
設けた圧力スイッチ15,15が、下部より順次穀粒で
押されて接触してON状態となり、このON状態になっ
た該圧力スイッチ15,15位置まで穀粒が張込されて
いると検出されて、張込穀粒量が検出される。
【0027】又、この張込作業のときに、張込穀粒が循
環されていない状態で、籾流れセンサ32のOFF状態
が、例えば所定時間(TC)5秒以上継続すると、張込
作業が一時中断されていると検出され、前記の所定時間
(TA)5秒間より長い所定時間(TB)10秒間前記
繰出バルブ12,12が回転駆動制御されて、張込穀粒
が循環されながら、上記と同じように張込穀粒量が検出
される。
【図面の簡単な説明】 図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】タイムチャート図。
【図2】張込量センサの拡大断面図。
【図3】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図。
【図4】図3のA−A拡大断面図。
【図5】ブロック図。
【図6】フローチャート。
【図7】穀粒乾燥機の一部の一部破断せる拡大正面図。
【図8】穀粒循環のときと穀粒停止のときとの張込量セ
ンサの穀粒検出状態の比較図。
【符号の説明】
3 張込量センサ 8 穀粒貯留室 9 穀粒乾燥室 12 繰出バルブ 15 圧力スイッチ 32 籾流れセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 栄治 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 上路 仁志 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の穀粒貯留室8から下部の穀粒乾燥
    室9へ繰出バルブ12の回転駆動で穀粒を繰出し流下さ
    せながら熱風に晒されて乾燥され、該貯留室8内には上
    下方向に所定間隔で複数個の圧力スイッチ15,15が
    順次穀粒の圧力によってON−OFFして張込穀粒量を
    検出する張込量センサ3を吊り下げ状態に設けると共
    に、穀粒の循環を検出する籾流れセンサ32を設けた穀
    粒乾燥機において、穀粒の張込作業のときは、所定時間
    (T)間隔毎に所定時間(TA)は該繰出バルブ12を
    回転駆動させて穀粒を循環させながら張込穀粒量を検出
    し、又張込作業中に該籾流れセンサ32が穀粒の循環を
    所定時間TC以上検出しないときは、上記の所定時間
    (TA)より長い所定時間(TB)は該繰出バルブ12
    を回転駆動させて穀粒を循環させながら張込穀粒量を検
    出することを特徴とする張込穀粒検出方式。
JP10684292A 1992-04-24 1992-04-24 穀粒乾燥機の張込穀粒検出方式 Pending JPH05296659A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017146051A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 井関農機株式会社 穀物乾燥機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017146051A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 井関農機株式会社 穀物乾燥機

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