JPH05196355A - 穀粒乾燥機の張込穀粒検出装置 - Google Patents

穀粒乾燥機の張込穀粒検出装置

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JPH05196355A
JPH05196355A JP725292A JP725292A JPH05196355A JP H05196355 A JPH05196355 A JP H05196355A JP 725292 A JP725292 A JP 725292A JP 725292 A JP725292 A JP 725292A JP H05196355 A JPH05196355 A JP H05196355A
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JP
Japan
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grain
amount
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charged
storage chamber
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Pending
Application number
JP725292A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ueji
仁志 上路
Masaki Korehisa
正喜 是久
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】穀粒貯留室へ張込した穀粒量を目視検出及び自
動検出の両者ができるようにしようとするものである。 【構成】穀粒貯留室1を形成する機壁3に透明部材のレ
ベル窓4を設け、このレベル窓4の一方側に張込穀粒量
を検出する張込量センサ5を設け、該レベル窓4の他方
側で張込穀粒量を目視検出する構成である。 【効果】透明部材のレベル窓4の一方側で張込穀粒量が
目視検出され、他方側の張込量センサ5で張込穀粒量が
自動検出されることにより、目視検出及び自動検出の両
者を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の張込穀
粒検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、穀粒を穀粒貯留室から穀粒乾燥
室を繰出し流下させながら、熱風が該乾燥室を通過する
ことにより、この熱風に晒されて乾燥されるが、この貯
留室内に張込された張込穀粒量の検出は、該貯留室を形
成する機壁に所定間隔で上下方向に複数個の透明部材で
なるレベル窓を設け、このレベル窓からこの貯留室内の
穀粒量を目視検出するか又は該機壁内に所定間隔で上下
方向に複数個設けた張込量センサにより、この貯留室内
の穀粒量が検出される穀粒検出装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機の穀粒貯留
室内へ収容された穀粒は、この貯留室から穀粒乾燥室を
繰出し流下されながら、熱風が通過することにより、こ
の熱風に晒されて乾燥され、穀粒が仕上目標水分に達す
ると、該乾燥機が停止されて穀粒の乾燥が停止される。
【0004】この乾燥作業のときに、該貯留室内へ張込
された張込穀粒量が、熱風温度を設定する設定条件の一
つになることにより、張込穀粒量の検出が行われるが、
張込量の目視検出のときは、該貯留室を形成する機壁に
設けたレベル窓が穀粒で塞がれている最上段の位置を張
込されている穀粒量としている。又自動検出のときは、
該機壁に設けた張込量センサが穀粒で押されてONして
いる最上段の位置を張込されている穀粒量としている。
【0005】この張込量検出のときに、張込量センサに
不具合が発生すると、張込穀粒量を検出できなくなり、
このようなときには、目視でも張込穀粒量が検出できる
ようにして、自動検出及び目視検出の両者ができるよう
にしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部の穀粒
貯留室1から下部の穀粒乾燥室2を穀粒を繰出し流下さ
せながら熱風を該乾燥室2へ通風して乾燥すると共に、
該貯留室1を形成する機壁3には張込穀粒量を目視で検
出する上下方向に複数個の透明部材でなるレベル窓4を
設け、該レベル窓4の一方側部には張込穀粒量を自動検
出する張込量センサ5を設けたことを特徴とする穀粒乾
燥機の張込穀粒検出装置の構成とする。
【0007】
【発明の作用】穀粒乾燥機の穀粒貯留室1内へ収容され
た穀粒は、この貯留室1から穀粒乾燥室2を繰出し流下
されながら、熱風が該乾燥室2を通過することにより、
この熱風に晒されて乾燥され、穀粒が仕上目標水分に達
すると、該乾燥機が停止されて穀粒の乾燥が停止され
る。
【0008】この乾燥作業が、例えば、20石を張込し
て乾燥可能な機種であると、穀粒の張込が開始されて、
張込穀粒により該貯留室1を形成する機壁3の最低張込
の6石・途中の8石・12石・16石及び最大張込の2
0石位置に設けた各レベル窓4とこの各レベル窓4の一
方側に設けた張込量センサ5とが順次張込穀粒によっ
て、該レベル窓4は順次張込穀粒で塞がれ、又該各張込
量センサ5が順次張込穀粒によってONされて、穀粒は
最大張込位置まで張込されたと目視検出及び自動検出さ
れて張込が停止され、この検出された20石の張込穀粒
量によって熱風温度が設定されて穀粒は乾燥される。又
途中で張込が停止されたときは、例えば、16位置の該
レベル窓4が張込穀粒で塞がれ、又16石位置迄の該張
込量センサ5がONされると、穀粒は16石張込された
と目視検出及び自動検出される。
【0009】
【発明の効果】この発明により、透明部材の各レベル窓
4とこのレベル窓4の一方側に設けた各張込量センサ5
とによって、張込穀粒量の検出は、目視検出及び自動検
出の両者を行うことができることにより、該張込量セン
サ5に不具合が発生しても、目視検出した張込穀粒量を
設定して熱風温度を設定することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の穀粒乾燥機6
に穀粒水分を検出する水分センサ7及び熱風が発生する
バーナ8等を装着した状態を示すものである。前記乾燥
機6は、前後方向に長い長方形状で機壁3上部には、移
送螺旋を回転自在に内装した移送樋9及び天井板10を
設け、この天井板10下側には穀粒を貯留する穀粒貯留
室1を形成している。
【0011】前記貯留室1を形成する前記機壁3には、
着脱自在に透明部材よりなるレベル窓4を設け、このレ
ベル窓4は横方向に長い長方形状に形成し、このレベル
窓4の一方側には該貯留室1内へ張込される穀粒でON
−OFFする感圧スイッチ方式の張込量センサ5をボル
ト及びナット等で装着して設けている。例えば、20石
を張込して乾燥可能な機種であると、最低張込の6石・
途中の8石・12石・16石及び最大張込の20石位置
に、該レベル窓4及び該張込量センサ5を順次下部より
(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)と5個設けて
いる。又張込できる穀粒量によって機種が変わるが、機
種別によって該レベル窓4及び該張込量センサ5の装着
個数が異なる。
【0012】前記張込量センサ5の該感圧スイッチは、
下部より順次張込穀粒によって押されてON状態になる
構成であり、この感圧スイッチのON状態により、貯留
室1内へ張込された穀粒量が検出されて、この検出値が
操作装置16へ入力される構成であり、この入力された
張込穀粒量によって、例えば、前記バーナ8から発生す
る熱風温度を設定する設定条件の一つになる。
【0013】前記張込量センサ5に不具合が発生したと
き、又は張込穀粒量を手動で設定するときには、下記の
如く行う。前記貯留室1の前記機壁3の外側面には、該
各レベル窓4横側に張込穀粒量を下部より順次6石・8
石・12石・16石・20石と表記した構成であり、こ
の表記位置の該レベル窓4が穀粒で塞がれていると、そ
の塞がれた位置の表記石数値が張込穀粒量であると目視
検出できる。この目視検出した張込穀粒量を該操作装置
16の張込量設定抓み33を操作して設定すると、前記
バーナ8から発生する熱風温度を設定する設定条件の一
つになる。
【0014】穀粒乾燥室2,2は、前記貯留室1下側に
おいて、左右両側の排風室11,11と中央部の送風室
12との間に設け、これら乾燥室2,2下部には穀粒を
繰出し流下させる繰出バルブ13を夫々回転自在に軸支
している。集穀樋14は、移送螺旋を回転自在に軸支
し、該乾燥室2,2下側に設けて連通させている。
【0015】前記バーナ8は、バーナケース15に内装
して設け、このバーナケース15は、前記機壁3正面側
において、前記送風室12入口側に対応すべくこの機壁
3外側面に着脱自在に設け、又このこのバーナ8、前記
水分センサ7及び前記乾燥機6を張込、乾燥及び排出の
各作業別に始動及び停止操作する前記操作装置16を前
側の該機壁3に着脱自在に設けている。
【0016】排風機19は、前記機壁3の背面側で、左
右の前記排風室11,11に連通すべく設けた排風路室
17中央後部側排風胴18に設け、又この背面側の機壁
3には、この排風機19を回転駆動する排風機モータ2
0を設けている。21はバルブモータで前記繰出バルブ
13,13を減速機構を介して回転駆動させている。
【0017】燃料ポンプ22は、燃料バルブを有して、
前記バーナケース15下板外側に設け、この燃料バルブ
の開閉により、この燃料ポンプ22で燃料タンク23内
の燃料を吸入して、前記バーナ8へ供給する構成であ
り、送風機24は、上板外側に設け、変速用の送風機モ
ータ25で変速回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃
焼用空気を該バーナ8へこの送風機24で送風させてい
る。
【0018】拡散盤26は、前記移送樋9底板の前後方
向中央部で移送穀粒を前記貯留室1内へ供給する供給口
の下側に設け、この貯留室1内へ穀粒を均等に拡散還元
させている。昇穀機27は、前記機壁3前外部に設けら
れ、内部にはバケットコンベア28付ベルトを張設して
なり、上端部は、前記移送樋9始端部との間において投
出筒29を設けて連通させ、下端部は、前記集穀樋14
終端部との間において供給樋30を設けて連通させてい
る。
【0019】31は昇穀機モータで、該バケットコンベ
ア28付ベルト、前記移送樋9内の前記移送螺旋、前記
拡散盤26及び前記集穀樋14内の前記移動螺旋等を回
転駆動させている。前記水分センサ7は、前記昇穀機2
7の上下方向ほぼ中央部に設け、この水分センサ7は、
前記操作装置16からの電気的測定信号の発信により、
水分モータ32が回転してこの水分センサ7の各部が回
転駆動され、前記バケットコンベア28で上部へ搬送中
に落下する穀粒を受け、この穀粒を挾圧粉砕しながら、
この粉砕穀粒の水分を検出させている。
【0020】図6は、他の実施例を示す図であり、前記
張込量センサ5と直列に発光ダイオード34を設けた構
成であり、該各張込量センサ5位置まで穀粒が張込され
ている状態であるのに、該発光ダイオード34が点灯さ
れないときは、点灯されていない位置の該張込量センサ
5に不具合が発生したと判定でき、この判定によって張
込穀粒量の設定を手動設定に切換える判断ができる。
【0021】以下、上記実施例の作用について説明す
る。操作装置16を操作することにより、穀粒乾燥機6
の各部、バーナ8及び水分センサ7等が始動し、該バー
ナ8から熱風が発生し、この熱風は送風室12から穀粒
乾燥室2,2を通過して排風室11,11び排風路室1
7を経て該排風機19で吸引排風される。
【0022】穀粒貯留室1内へ収容された穀粒は、この
貯留室1から該乾燥室2,2内を流下中にこの熱風に晒
されて乾燥され、繰出バルブ13,13で下部へと繰出
されて流下して集穀樋14から供給樋30を経て昇穀機
27内へ下部の移送螺旋で移送供給され、バケットコン
ベア28で上部へ搬送されて投出筒29を経て移送樋9
内へ供給され、この移送樋9から拡散盤26上へ上部の
移送螺旋で移送供給され、この拡散盤26で該貯留室1
内へ均等に拡散還元されて循環乾燥され、仕上目標水分
と同じ穀粒水分を該水分センサ7が検出すると乾燥が終
了したとして、該操作装置16で該乾燥機6を自動停止
して穀粒の乾燥を停止する。
【0023】この乾燥作業前段の張込作業のときは、前
記貯留室1を形成した機壁3の複数個のレベル窓4に設
けた複数個の張込量センサ5の感圧スイッチが、下部よ
り順次張込穀粒で押されてON状態となり、このON状
態によって該貯留室1内へ張込された穀粒量が検出さ
れ、この検出が前記操作装置16へ入力され、この入力
された張込穀粒量によって、例えば、前バーナ7より発
生する熱風感度を設定する設定条件の1つとして使用さ
れる。又該張込量センサ5に不具合が発生すると、該レ
ベル窓4が穀粒で塞がれた最上段位置の表示数値が張込
穀粒量として目視検出され、この検出した張込穀粒量を
張込量設定抓み33を操作して設定し、この設定された
張込穀粒量について、該バーナ7より発生する熱風温度
を設定する設定条件の1つとして使用される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示す。
【図1】張込量センサの拡大正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図。
【図4】図3のA′−A′拡大断面図。
【図5】穀粒乾燥機の一部の一部破断せる拡大正面図。
【図6】他の実施例を示す張込量センサの拡大正面図。
【符号の説明】
1 穀粒貯留室 2 穀粒乾燥室 3 機壁 4 レベル窓 5 張込量センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の穀粒貯留室1から下部の穀粒乾燥
    室2を穀粒を繰出し流下させながら熱風を該乾燥室2へ
    通風して乾燥すると共に、該貯留室1を形成する機壁3
    には張込穀粒量を目視で検出する上下方向に複数個の透
    明部材でなるレベル窓4を設け、該レベル窓4の一方側
    部には張込穀粒量を自動検出する張込量センサ5を設け
    たことを特徴とする穀粒乾燥機の張込穀粒検出装置。
JP725292A 1992-01-20 1992-01-20 穀粒乾燥機の張込穀粒検出装置 Pending JPH05196355A (ja)

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