JPH0529643U - ウエザストリツプのテープ貼付装置 - Google Patents
ウエザストリツプのテープ貼付装置Info
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- JPH0529643U JPH0529643U JP8796091U JP8796091U JPH0529643U JP H0529643 U JPH0529643 U JP H0529643U JP 8796091 U JP8796091 U JP 8796091U JP 8796091 U JP8796091 U JP 8796091U JP H0529643 U JPH0529643 U JP H0529643U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、両面接着テープ9のガイド部60
での詰まりがなく、生産性が高く、また、ウエザストリ
ップの取付面の所定の位置に精度よく両面接着テープ9
を貼付するテープ貼付装置を提供する。 【構成】 貼付動作時に、駆動ローラ53と押えローラ
55とにより両面接着テープ9を挟持して送り出し、圧
着ローラ90により押出成形体Wに、両面接着テープ9
の片面を圧着して接着させる。両面接着テープ9の送り
出し停止時には、挟持状態解消機構100により、押え
ローラ55と駆動ローラ53との間隙を広げて、両面接
着テープ9から離間して退避させる。同時に、テープ保
持機構110の押え緩衝部材113が両面接着テープ9
を面接触による小さい保持圧で保持する。小さい保持圧
で両面接着テープ9が保持され、押しつぶされないの
で、狭いガイド部60で両面接着テープ9を所定位置に
案内できる。
での詰まりがなく、生産性が高く、また、ウエザストリ
ップの取付面の所定の位置に精度よく両面接着テープ9
を貼付するテープ貼付装置を提供する。 【構成】 貼付動作時に、駆動ローラ53と押えローラ
55とにより両面接着テープ9を挟持して送り出し、圧
着ローラ90により押出成形体Wに、両面接着テープ9
の片面を圧着して接着させる。両面接着テープ9の送り
出し停止時には、挟持状態解消機構100により、押え
ローラ55と駆動ローラ53との間隙を広げて、両面接
着テープ9から離間して退避させる。同時に、テープ保
持機構110の押え緩衝部材113が両面接着テープ9
を面接触による小さい保持圧で保持する。小さい保持圧
で両面接着テープ9が保持され、押しつぶされないの
で、狭いガイド部60で両面接着テープ9を所定位置に
案内できる。
Description
【0001】
本考案は、車両のドア開口等に両面接着テープを介して貼着されるウエザスト リップを製造する装置に関し、詳しくはウエザストリップに両面接着テープを貼 着するウエザストリップのテープ貼付装置に関する。
【0002】
従来より、ウエザストリップとして、車両ボディのドア枠のフランジ部または ドア側の周縁部に両面接着テープを介して接着されものがある。すなわち、図5 に示すように、ウエザストリップ201は、スポンジゴムからなる取付基部20 3と、この取付基部203から突設され、スポンジゴムからなる中空シール部2 05と、上記取付基部203の取付面207に貼付され、片面にホットメルトタ イプの接着剤が塗布されている両面接着テープ209とを備えており、この両面 接着テープ209の剥離紙211をスリットLを境に分離して剥して、両面接着 テープ209をドア枠のフランジ部等に接着してドア枠等に取り付けている。
【0003】 上記ウエザストリップ201は、ゴム材料を押出成形した後に加硫し、さらに 図6に示すウエザストリップのテープ貼付装置221により両面接着テープ20 9のホットメルトタイプの接着剤を熱融着させて接着することで製造される。テ ープ貼付装置221は、押出成形体Wを搬送する搬送機構223と、テープ貼付 機構225とを備えている。テープ貼付機構225は、ロールに巻回した両面接 着テープ209を繰り出す駆動ローラ231と、この駆動ローラ231と共に両 面接着テープ209を挟持する押えローラ233と、両面接着テープ209をガ イドするガイド部235と、両面接着テープ209を切断する切断機構237と 、両面接着テープ209のホットメルトタイプの接着剤を熱融着させて接着させ るよう押出成形体Wを加熱する熱風供給装置241と、両面接着テープ209を 吸引してその外周部に密着させると共に押出成形体Wに両面接着テープ209を 圧着して接着させる圧着ローラ243とから構成されている。
【0004】 上記構成におけるテープ貼付動作を説明する。駆動ローラ231と押えローラ 233との間で両面接着テープ209を挟持して、ロール(図示せず)に巻回さ れた両面接着テープ209を駆動ローラ231の駆動力により、圧着ローラ24 3へ供給する。このとき両面接着テープ209は、ガイド部235により案内さ れながら圧着ローラ243へ供給される。圧着ローラ243は、その外周部に形 成された透孔から吸引装置で吸引して両面接着テープ209をその外周部に密着 させる。圧着ローラ243の外周部に密着した両面接着テープ209は、圧着ロ ーラ243の回転に伴って搬送機構223で搬送される押出成形体W上に送り出 される。一方、熱風供給装置241は、熱風を押出成形体Wの取付面207に吹 き付けると共に、両面接着テープ209の片面の接着剤層にも吹き付けている。 これにより、両面接着テープ209のホットメルトタイプの接着剤が溶融し、ま た、押出成形体Wの取付面207も加熱されていることから、両面接着テープ2 09が圧着ローラ243の押圧により押出成形体W上に接着される。 なお、両面接着テープ209は、所定長さ供給されたときに、切断機構237 により切断される。
【0005】
ところで、上記テープ貼付動作において、両面接着テープ209を巻回したロ ールを交換するとき、及び両面接着テープ209を所定長さに切断するときに、 テープ送り出し動作を一時的に停止している。このとき、両面接着テープ209 は、駆動ローラ231と押えローラ233により挟持されてロール側からの張力 に対して戻されないように保持されている。
【0006】 しかし、両面接着テープ209は、アクリルフォーム層の一面にホットメルト タイプの接着剤を塗布し、他面に粘着層を形成し、粘着層の上に剥離紙211を 貼付することにより構成されている。このため、両面接着テープ209は、駆動 ローラ231と押えローラ233により数秒間停止した状態で挟持されると、両 面接着テープ209のアクリルフォーム層が押しつぶされて、両面接着テープ2 09の幅が広くなる部分209aが生じる。例えば、7mm幅の両面接着テープ 209では、0.6mm程度広がる。 こうした両面接着テープ209の幅の広がりは、ガイド部235における両面 接着テープ209の詰まりを生じる。両面接着テープ209の詰まりは、手作業 により修復しており、生産性の低下の原因となっている。
【0007】 こうした問題を解決するために、従来、ガイド部235の幅を両面接着テープ 209より広くしている。例えば、7mmの両面接着テープ209を用いている 場合には、ガイド部235の幅は、両面接着テープ209の幅の広がりによる詰 まりを防止するために約0.7mm、両面接着テープ209の製造上のばらつき による詰まりを防止するために0.5mm、合わせて1.2mm程度、両面接着 テープ209の幅より広くしている。
【0008】 しかし、ガイド部235の幅を広くすると、両面接着テープ209がウエザス トリップ201の取付面207の所定の位置に貼付されない。こうした両面接着 テープ209の貼付位置のずれがあると、例えば、剥離紙211を剥す際に、剥 離紙211への負荷が大きくかかる途中の部位で破断してしまい、剥離紙211 を剥してドア枠へ貼付する作業への支障となるという問題がある。
【0009】 本考案は、上記従来の技術の問題点を解決するものであり、両面接着テープの ガイド部での詰まりがなく、生産性が高く、また、ウエザストリップの取付面の 所定の位置に精度よく両面接着テープを貼付することができるウエザストリップ のテープ貼着装置を提供することを目的とする。
【0010】
上記課題を解決するためになされた本考案は、 ウエザストリップの押出成形体を搬送する搬送機構と、 この搬送機構に対向して設置され、両面接着テープを案内部による案内によっ て送り出すテープ送り出し機構と、 このテープ送り出し機構から送り出された両面接着テープを、上記搬送機構に より搬送される押出成形体に圧着させて接着させる圧着ローラと、 を備えたウエザストリップのテープ貼付装置において、 上記テープ送り出し機構は、 駆動装置により回転駆動される駆動ローラと、 この駆動ローラに対向設置され、該駆動ローラとの間で両面接着テープを挟持 して送り出す押えローラと、 両面接着テープの送り出し停止時に、上記両ローラによる両面接着テープの挟 持状態を解消するように駆動ローラと上記押えローラとの間隙を広げる挟持状態 解消機構と、 両面接着テープの送り出し時に、両面接着テープから離れて退避すると共に、 両面接着テープの送り出し停止時に、両面接着テープを面接触にて保持する保持 部を有するテープ保持機構と、 を備えたことを特徴とする。
【0011】
両面接着テープの送り出し時に、搬送機構は、ウエザストリップの押出成形体 を搬送する。これと同時に、テープ送り出し機構は、駆動機構により回転駆動さ れる駆動ローラと押えローラとの間で両面接着テープを挟持すると共に、駆動ロ ーラの駆動力により、両面接着テープを圧着ローラ側へ送り出す。圧着ローラは 、搬送機構により搬送される押出成形体上に両面接着テープを圧着させて接着さ せる。 一方、両面接着テープの送り出し停止時に、挟持状態解消機構は、押えローラ と駆動ローラとの間隙を広げて、両面接着テープから離間して退避させる。これ と同時に、テープ保持機構が両面接着テープを面接触で保持する保持部にて挟持 する。 このテープ保持機構により両面接着テープがその位置にて保持される。すなわ ち、テープ保持機構は、その保持部の面接触による小さい保持圧でもって両面接 着テープを押しつぶすことなく保持する。両面接着テープが押しつぶされないの で、狭いガイド部で両面接着テープを案内できる。この狭いガイド部により、両 面接着テープをウエザストリップの所定位置に案内して接着できる。
【0012】
以上説明した本考案の構成・作用を一層明らかにするために、以下本考案の好 適な実施例について説明する。
【0013】 図1は図示しない車両ボディのドア枠のフランジ部またはドア側の周縁部に貼 着されるウエザストリップである。 すなわち、ウエザストリップ1は、スポンジゴムからなる取付基部3と、この 取付基部3から突設され、スポンジゴムからなる中空シール部5と、上記取付基 部3の取付面7に熱融着された両面接着テープ9とを備えている。両面接着テー プ9は、図2に示すように、アクリルフォーム層11と、このアクリルフォーム 層11の一面にホットメルトタイプの接着剤を塗布形成した接着剤層13と、ア クリルフォーム層11の他面に粘着性接着剤(例えば、アクリル系粘着剤)を塗 布形成した粘着層15と、粘着層15の上に貼付された剥離紙17とにより構成 されている。両面接着テープ9は、上記剥離紙17を剥して粘着層15にてドア 枠のフランジ部に貼付される。なお、Lは剥離紙17に形成され、該剥離紙17 を剥すことを容易にするためのスリットである。
【0014】 このウエザストリップ1は、図3に示すテープ貼付装置30により、加硫後の 押出成形体Wに両面接着テープ9を接着することにより製造される。テープ貼付 装置30について構成について説明する。
【0015】 テープ貼付装置30は、押出成形体Wを搬送する搬送機構40と、テープ貼付 機構50とを備えている。
【0016】 上記搬送機構40は、押出成形体Wの中空シール部5を保持する凹所(図示省 略)を上部に有する搬送ブロック43を備え、この搬送ブロック43を無端状に 連結して構成される搬送部45を有している。この搬送部45は、駆動機構(図 示省略)に駆動されることにより、収納箱(図示省略)に巻回収納されている押 出成形体Wを収納箱から順次引き出して搬送する。
【0017】 テープ貼付機構50は、ロール(図示省略)から両面接着テープ9を引き出し て圧着ローラ90に送るテープ送り機構51を備えている。 テープ送り機構51は、両面接着テープ9を引き出すよう回転駆動される駆動 ローラ53と、駆動ローラ53との間で両面接着テープ9を挟持する押えローラ 55と、両面接着テープ9をガイドするガイド部60と、駆動ローラ53と押え ローラ55による両面接着テープ9の挟持状態を解消する挟持状態解消機構10 0と、停止中の両面接着テープ9を保持するテープ保持機構110とを備えてい る。 また、テープ貼付機構50は、両面接着テープ9を切断する切断機構70及び 、両面接着テープ9のホットメルトタイプの接着剤を熱によって溶かして活性化 させて接着するよう両面接着テープ9の片面及び押出成形体Wを加熱する熱風供 給装置80も備えている。
【0018】 上記切断機構70は、エアーシリンダからなる駆動機構71と、この駆動機構 71により可動する刃73とを備えており、駆動機構71により刃73が両面接 着テープ9の送り方向と交差する方向へガイド部60の切り溝61の間をスライ ドすることにより、両面接着テープ9を切断するものである。 上記熱風供給装置80は、図示しないブロアーからの空気をヒータで270℃ 〜280℃に加熱し、その熱風を管体81の吹出口83から押出成形体W及び両 面接着テープ9に向けて吹き出すように構成されている。 上記圧着ローラ90は、図示しない駆動装置により回転駆動されると共に、そ の外周部91に透孔を有しており、この透孔を介して両面接着テープ9を吸引す る吸引装置に接続されている。したがって、両面接着テープ9は、圧着ローラ9 0の外周部91に吸引密着し、この密着状態にて圧着ローラ90の回転に伴って 押出成形体Wに押しつけられることになる。
【0019】 上記挟持状態解消機構100は、支持部材101と、支持部材101に回動自 在に支持され、かつその先端に上記押えローラ55を支持している回動部材10 3と、上記支持部材101に固定部材105を介して固定された解消用エアーシ リンダ107と、上記回動部材103に反時計方向の回動力を付勢するばね10 9とを備えている。 一方、テープ保持機構110は、上記ガイド部60に対向して設けられ、かつ ロッド先端部にスポンジ製の押え緩衝部材113を装着した保持用エアーシリン ダ115とを備えている。
【0020】 次に上記テープ貼付装置の動作について図3及び図4を用いて説明する。 ここで、図3はテープの貼付作業状態を示し、図4はテープの貼付作業の中断 状態を示す。 まず、図3のテープの貼付作業について説明する。この貼着作業では、保持用 エアーシリンダ115及び解消用エアーシリンダ107は、引き込みモードに設 定されている。 この状態から、起動スイッチをオンすると、駆動ローラ53と押えローラ55 との間で両面接着テープ9を挟持してロールに巻回された両面接着テープ9を駆 動ローラ53の駆動力により圧着ローラ90側へ供給する。このとき両面接着テ ープ9は、ガイド部60に案内されながら、圧着ローラ90へ送られる。圧着ロ ーラ90は、その外周部91に形成された透孔から吸引装置で吸引することによ り両面接着テープ9を外周部91に密着させる。 そして、圧着ローラ90の外周部91に密着した両面接着テープ9は、圧着ロ ーラ90の回転に伴って搬送機構40で搬送される押出成形体W上に送り出され る。
【0021】 一方、熱風供給装置80は、押出成形体W及び両面接着テープ9の接着剤層1 3に熱風を吹き付けている。この熱風により両面接着テープ9の接着剤層13が 溶融し、また、押出成形体Wの取付面7も加熱されていることから、両面接着テ ープ9が圧着ローラ90により押出成形体W上に接着される。なお、両面接着テ ープ9が所定長さだけ供給されたときに、切断機構70の駆動機構71が駆動さ れることにより刃73が両面接着テープ9の送り方向と交差する方向へスライド して両面接着テープ9が切断される。
【0022】 一方、停止スイッチ等の操作により、貼付動作を停止または一時中断する指令 を行なうと、圧着ローラ90及び駆動ローラ53が停止すると共に、熱風供給装 置80は、押出成形体Wを搬送する方向と交差する方向へスライドし退避する。 また、これと同時に、挟持状態解消機構100及びテープ保持機構110も駆動 される(図4の状態)。すなわち、テープ保持機構110の保持用エアーシリン ダ115がエアーの供給を受けてロッドの押し出しモードとなる。これにより、 ロッドと一体の押え緩衝部材113が両面接着テープ9をガイド部60に対して 押え付け、両面接着テープ9をその位置にて保持する。また、この動作とほぼ同 時に、挟持状態解消機構100の解消用エアーシリンダ107がエアーの供給を 受けて押し出しモードとなり、ロッドの先端にて回動部材103の一端を押し下 げる。これにより、回動部材103は、時計方向へ回動して、押えローラ55を 両面接着テープ9から離間させる。 こうした一連の動作により、両面接着テープ9は、保持用エアーシリンダ11 5の押え緩衝部材113によりガイド部60に対して押えられることになり、ロ ールの張力により戻されないで張った状態にて保持される。このとき、押えロー ラ55は、両面接着テープ9から離間している。
【0023】 なお、再度、貼付動作に復帰させるには、熱風供給装置80が押出成形体Wの 位置までスライド復帰し、解消用エアーシリンダ107及び保持用エアーシリン ダ115を引き込みモードに戻し、さらに搬送機構40、圧着ローラ90、駆動 ローラ53を駆動することにより行なう。
【0024】 上記実施例によれば、送り出し停止時に、押えローラ55が両面接着テープ9 から離れ、これと同時に、保持用エアーシリンダ115の押え緩衝部材113が 面接触により両面接着テープ9を押圧する。これにより、両面接着テープ9がロ ールの戻し張力に抗して保持される。したがって、両面接着テープ9が停止時に 駆動ローラ53と 押えローラ55との間で強い力で挟持されないから、アクリルフォーム層11の 部分で押しつぶされて、その幅が広がることがない。よって、幅の広がった両面 接着テープ9がガイド部60にて詰まることがなく、これを直す作業が不要とな るから、生産性を向上させることができる。
【0025】 また、送り出し停止時に、テープ保持機構110の押え緩衝部材113により 小さい面圧で両面接着テープ9が保持され、両面接着テープ9の幅が広がらない から、ガイド部60の幅を両面接着テープ9の製造誤差だけを見込んだ狭い幅に することができる。よって、狭い幅のガイド部60を用いることができるので、 両面接着テープ9は、ウエザストリップ1の取付面7の所望の位置に、高い精度 で貼付することができる。したがって、後工程における機械によるクリップの取 付を両面接着テープ9のスリットL上に確実に行える。
【0026】 なお、上記実施例では、保持用エアーシリンダ115の押え緩衝部材113と して、スポンジを用いたが、これに限らず、両面接着テープ9に押しつぶさない 面圧を加えて両面接着テープ9を保持できる材料であれば、他の材料を用いても よい。
【0027】 また、スポンジを用いた押え緩衝部材113の代わりに、該押え緩衝部材11 3の面積に相当する領域に、多数の針を設けた押え緩衝部材を用いて、押え緩衝 部材の針を両面接着テープ9に刺すことにより両面接着テープ9を保持する構成 であってもよい。この場合に、押え緩衝部材には、多数の針を用いているので、 針を両面接着テープ9に刺した状態にてロール側から引っ張られても、両面接着 テープ9が破れることがない。
【0028】 さらに、上記実施例では、テープ保持機構110の押え緩衝部材113とガイ ド部60との間で両面接着テープ9を保持しているが、両面接着テープ9の両側 から保持する機構等、両面接着テープ9に対して弱い圧力で保持する構成であれ ばよい。
【0029】 また、上記実施例では、挟持状態解消機構100により押えローラ55を駆動 ローラ53から離間させる構成としたが、両面接着テープ9のローラによる挟持 状態を解消するのであれば、駆動ローラ53を引き離す構成や、あるいは両ロー ラを両面接着テープ9に対して同時に離間させる引き離す構成であればよい。
【0030】
以上説明したように本考案によれば、両面接着テープの送り出し停止時に、押 えローラと駆動ローラとの間隙を広げて、両面接着テープから離間して退避させ る挟持状態解消機構により、駆動ローラと押えローラにより強い線接触で挟持さ れないことから、両面接着テープがつぶれることがなく、また、両面接着テープ を面接触で保持する保持部を備えたテープ保持機構を設けることにより、両面接 着テープがテープ保持機構により小さい面圧により保持される。よって、テープ の送り出し停止時に、両面接着テープが押しつぶされないので、狭いガイド部を 用いて両面接着テープを案内でき、両面接着テープをウエザストリップの所定位 置に正確に案内して圧着することができる。
【図1】本考案にかかるウエザストリップのテープ貼付
装置により製造されるウエザストリップを示す斜視図。
装置により製造されるウエザストリップを示す斜視図。
【図2】両面接着テープを示す斜視図。
【図3】同実施例のウエザストリップのテープ貼付装置
を示す構成図。
を示す構成図。
【図4】同実施例のウエザストリップのテープ貼付装置
を示す構成図。
を示す構成図。
【図5】従来のウエザストリップのテープ貼付装置によ
り製造されるウエザストリップを示す斜視図。
り製造されるウエザストリップを示す斜視図。
【図6】従来のウエザストリップのテープ貼付装置を示
す構成図。
す構成図。
1…ウエザストリップ 3…取付基部 5…中空シール部 7…取付面 9…両面接着テープ 11…アクリルフォーム層 13…接着剤層 15…粘着層 17…剥離紙 30…テープ貼付装置 40…搬送機構 50…テープ貼付機構 51…テープ送り機構 53…駆動ローラ 55…押えローラ 60…ガイド部 70…切断機構 71…駆動機構 80…熱風供給装置 90…圧着ローラ 91…外周部 100…挟持状態解消機構 107…解消用エアーシリンダ 110…テープ保持機構 113…押え緩衝部材(保持部) 115…保持用エアーシリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 ウエザストリップの押出成形体を搬送す
る搬送機構と、 この搬送機構に対向して設置され、両面接着テープを案
内部による案内によって送り出すテープ送り出し機構
と、 このテープ送り出し機構から送り出された両面接着テー
プを、上記搬送機構により搬送される押出成形体に圧着
させて接着する圧着ローラと、 を備えたウエザストリップのテープ貼付装置において、 上記テープ送り出し機構は、 駆動装置により回転駆動される駆動ローラと、 この駆動ローラに対向設置され、該駆動ローラとの間で
両面接着テープを挟持して送り出す押えローラと、 両面接着テープの送り出し停止時に、上記両ローラによ
る両面接着テープの挟持状態を解消するように駆動ロー
ラと上記押えローラとの間隙を広げる挟持状態解消機構
と、 両面接着テープの送り出し時に、両面接着テープから離
れて退避すると共に、両面接着テープの送り出し停止時
に、両面接着テープを面接触にて保持する保持部を有す
るテープ保持機構と、を備えたことを特徴とするウエザ
ストリップのテープ貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8796091U JP2516229Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ウエザストリップのテープ貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8796091U JP2516229Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ウエザストリップのテープ貼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529643U true JPH0529643U (ja) | 1993-04-20 |
JP2516229Y2 JP2516229Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=13929437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8796091U Expired - Lifetime JP2516229Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | ウエザストリップのテープ貼付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516229Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8796091U patent/JP2516229Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2516229Y2 (ja) | 1996-11-06 |
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