JPH05296361A - モータ式バルブ - Google Patents

モータ式バルブ

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JPH05296361A
JPH05296361A JP9464892A JP9464892A JPH05296361A JP H05296361 A JPH05296361 A JP H05296361A JP 9464892 A JP9464892 A JP 9464892A JP 9464892 A JP9464892 A JP 9464892A JP H05296361 A JPH05296361 A JP H05296361A
Authority
JP
Japan
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motor
gear
valve
output
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9464892A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Maeda
純一 前田
Masato Nagai
将登 永井
Minoru Hibino
稔 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータにて弁体を回転駆動することで開閉を
行うモータ式バルブにおいて、停電時における閉動作を
機械的に且つ電源を必要とすることなく行うことができ
る。 【構成】 通電状態にある時にモータ50と出力部とを
第1回転部材を介して接続するとともに、非通電状態に
ある時にばね部材78と出力部とを第2回転部材を介し
て接続するソレノイド85を設けて、停電でソレノイド
85に通電されなくなった時、ばね部材78に蓄積され
ているばね力で出力部を回転させて開状態から閉状態へ
と移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータによって弁体を回
転させることで開閉を行うモータ式バルブに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】洗面器の水栓の開閉を手の感知やフット
スイッチ等で行うにあたっては、従来より図4及び図5
に示すようなモータ式バルブが用いられている。これは
流入口11と排出口12とが直交配置されたボディ1内
における排出口12側に開口40を有するシート弁4を
配置するとともに、このシート弁4に相対するシート弁
3を配置し、ボディ1にバルブケース9を介して回転自
在に支持されているシャフト2の下端をシート弁3に連
結するとともに、シャフト2の上端をギアボックス5内
のモータ(図示せず)に連結したもので、シート弁3は
一対の開口(図示せず)を備えていることから、モータ
によってシャフト2及びシート弁3を回転させると、シ
ート弁3とシート弁4の両開口が一致する時に水が流
れ、両開口が一致しない時に水が止められる。
【0003】図中の57はギアボックス5に設けられて
ボディ1における上端開口部内に嵌まり込む嵌合部であ
り、シャフト2はこの嵌合部57に挿通されている。ま
た図中18は嵌合部57の外周面とボディ1内面との間
の水密を行うOリング、28はシャフト2における嵌合
部57に挿通されている部分に取り付けられたOリン
グ、29はワッシャ、27はシャフト2とシート弁3と
の間に配されてシート弁3を下方に向けて付勢している
ばね、45はシート弁4の外周に取着されてボディ1内
面に接しているOリングである。
【0004】上記ギアボックス5は、その内部にモータ
50、モータ50の出力軸に取り付けられたウォームギ
ア52、軸59で支持されているウォームホイール53
とピニオン54、軸58で支持されているギア55,5
6、そして上記シャフト2の上端に同軸で連結される出
力ギア51とからなる減速機構が配設されたもので、モ
ータ50を回転させる時、減速機構を通じてシャフト2
が回転駆動される。図中61は出力ギア51上に設けら
れた永久磁石、62はモータ駆動回路を実装した基板6
0上に取り付けられているホール素子であり、ホール素
子62と永久磁石61とによる出力ギア51の回転位置
検出で、開閉の状態に位置ずれが生じないようにモータ
50の制御がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このものでは、モータ
50とシャフト2とが減速機構を介して直結されている
ために、停電時には開閉を行うことができず、開状態で
停電が起これば止めることができなくなる。このため
に、停電検知回路とコンデンサーとを設けて、停電時に
バルブが開状態にあれば、停電した瞬間にコンデンサー
で蓄えていた電荷を利用して閉状態となるようにモータ
を駆動するようにしていたのであるが、この場合、容量
の大きいコンデンサーが必要であって、そのサイズやコ
スト、寿命の点で問題を有しており、また停電検知回路
も複雑で高価な上に信頼性に乏しく、バックアップ電源
が必要となるといった問題を有している。
【0006】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは停電時における閉動作
を機械的に且つ電源を必要とすることなく行うことがで
きるモータ式バルブを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、モー
タにて弁体を回転駆動することで開閉を行うモータ式バ
ルブにおいて、弁体が接続された出力部と駆動用モータ
とを連結してモータの回転を出力部に伝達する第1回転
伝達部材と、第1回転伝達部材に磁気的に結合されて第
1回転伝達部材の回転でばね力を蓄積するばね部材と、
ばね部材に蓄積されたばね力で出力部を開状態から閉状
態へと回転駆動する第2回転伝達部材と、通電状態にあ
る時にモータと出力部とを第1回転部材を介して接続す
るとともに第2回転部材を出力部から切り離し、非通電
状態にある時に第1回転部材をモータ及び出力部から切
り離すとともにばね部材と出力部とを第2回転部材を介
して接続するソレノイドとを備えていることに特徴を有
している。
【0008】
【作用】本発明によれば、停電でソレノイドに通電され
なくなった時、ばね部材に蓄積されているばね力が出力
部を回転させて開状態から閉状態へと移行させる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
る。なお、バルブ部分については上記従来例と同じであ
るために、ギアケース5内の部分についてのみ説明す
る。図1において、ギアケース5に設けられた軸58
に、地板70が回転自在に取り付けられており、地板7
0から突設された3つの軸75,76,77に夫々ギア
71,74,73が取り付けられている。これら3つの
ギア71,74,73は夫々上記軸58に取り付けられ
たギア72とかみ合っている。そして地板70にはソレ
ノイド85とスプリング86とが連結されており、ソレ
ノイド85に通電されている状態では、モータ50の出
力軸に取り付けられたウォームギア52にかみ合ってい
るウォームホイール53と一体のピニオン54がギア7
1にかみ合っており、またギア73がシャフトに直結さ
れた出力ギア51にかみ合っていることから、モータ5
0の回転は、ギア71,72,73を通じて出力ギア5
1に伝えられる。
【0010】ここにおいて、ギア71を支持している軸
75には、図1(b) に示すように、回転板80も取り付
けられている。そしてギア71と回転板80とは夫々多
極に着磁された磁石81,81を備えて、両磁石81,
81によって磁気的に回転結合されており、また回転板
80はぜんまいばね78を介して地板70に連結されて
いる。このために、モータ50でギア71,72,73
を介して出力ギア51を駆動する時、ギア71に磁気的
に結合された回転板80はぜんまいばね78を巻いて、
ぜんまいばね78にばね力を蓄積する。なお、ぜんまい
ばね78に所要のばね力が蓄積された後は、モータ50
によるギア71の回転に対して回転板80はスリップす
ることになる。
【0011】そして、停電が生じてソレノイド85に電
流が流れなくなった時には、スプリング86が地板70
を引っ張って軸58を中心に地板70を回転させるため
に、ピニオン54とギア71とのかみ合いが外れると同
時に、地板70の軸76によって支持されているギア7
4が、出力ギア51と一体の出力ギア51’とかみ合
う。この出力ギア51’は、図2に示すように、90°
間隔で有歯部分と欠歯部分とが設けられたもので、停電
が生じた時にバルブが開いていたならば、ギア74と出
力ギア51’とがかみ合い、前記ぜんまいばね78に蓄
積されてばね力が、回転板80、回転板80に磁気的に
結合されたギア71、ギア71とかみ合っているギア7
2、そしてギア72とかみ合っているギア74を通じて
出力ギア51,51’に伝えられ、シャフトがモータ5
0によって回転駆動される時とは逆方向に回転駆動され
て、バルブの閉動作がなされる。停電が生じた時点でバ
ルブが閉じていたならば、ギア74は出力ギア51’の
欠歯部分にあたるために、ぜんまいばね78のばね力は
ギア74を回転させるものの、出力ギア51,51’を
回転させることはない。
【0012】なお、出力ギア51’における欠歯部分と
有歯部分とが90°間隔となっているのは、バルブの開
閉が出力ギア51,51’の90°回転ごとになされる
ようになっている場合であり、バルブの開閉がたとえば
60°回転ごとになされるものである場合には、欠歯部
分と有歯部分との間隔も60°間隔となる。図1中の8
7,88は地板70の回動範囲を規制しているストッ
パ、図3中の91はメインスイッチ、92はスイッチ、
93はバルブ内の位置検出用スイッチである。位置検出
用スイッチ93は、前記従来例で示したホール素子の出
力で開閉するもののほか、出力ギア51に設けたカム部
で駆動されるマイクロスイッチであってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明においては、停電で
ソレノイドに通電されなくなった時、ばね部材に蓄積さ
れているばね力が出力部を回転させて開状態から閉状態
へと移行させるものであり、このために、停電時におけ
る閉動作を機械的に且つ電源を必要とすることなく行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施例の駆動部の平面図、(b) は同上
の部分断面図である。
【図2】(a) は同上の出力ギアの平面図、(b) は同上の
側面図である。
【図3】同上の回路図である。
【図4】従来例の断面図である。
【図5】同上の駆動部を示す水平断面図である。
【符号の説明】
50 モータ 51,51’ 出力ギア 78 ばね部材 85 ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにて弁体を回転駆動することで開
    閉を行うモータ式バルブにおいて、弁体が接続された出
    力部と駆動用モータとを連結してモータの回転を出力部
    に伝達する第1回転伝達部材と、第1回転伝達部材に磁
    気的に結合されて第1回転伝達部材の回転でばね力を蓄
    積するばね部材と、ばね部材に蓄積されたばね力で出力
    部を開状態から閉状態へと回転駆動する第2回転伝達部
    材と、通電状態にある時にモータと出力部とを第1回転
    部材を介して接続するとともに第2回転部材を出力部か
    ら切り離し、非通電状態にある時に第1回転部材をモー
    タ及び出力部から切り離すとともにばね部材と出力部と
    を第2回転部材を介して接続するソレノイドとを備えて
    いることを特徴とするモータ式バルブ。
JP9464892A 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ Withdrawn JPH05296361A (ja)

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JP9464892A JPH05296361A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ

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JP9464892A JPH05296361A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ

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JPH05296361A true JPH05296361A (ja) 1993-11-09

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JP9464892A Withdrawn JPH05296361A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940229B1 (ko) * 2007-10-26 2010-02-04 조선대학교산학협력단 가스 차단 장치
JP4493872B2 (ja) * 2000-07-17 2010-06-30 ホシザキ電機株式会社 飲料ディスペンサ
JP2019511901A (ja) * 2016-03-11 2019-04-25 カール デュングス ゲーエムベーハー ウント カンパニー カーゲーKarl Dungs Gmbh & Co. Kg バルブアクチュエータ

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Effective date: 19990706