JPH05295991A - トンネル覆工用セグメント - Google Patents
トンネル覆工用セグメントInfo
- Publication number
- JPH05295991A JPH05295991A JP4125342A JP12534292A JPH05295991A JP H05295991 A JPH05295991 A JP H05295991A JP 4125342 A JP4125342 A JP 4125342A JP 12534292 A JP12534292 A JP 12534292A JP H05295991 A JPH05295991 A JP H05295991A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- plate
- segment
- tunnel
- joint
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネル覆工用セグメントにおけるトンネル
周囲方向の端部を強化する。 【構成】 金属製セグメント１内に、トンネル周囲方向
の継手板２に平行な金属製仕切板３を、その継手板２か
ら離れて配置して固定し、前記継手板２と仕切板３との
間の溝内に、トンネル周囲方向に延長する金属製リブ板
４を、トンネル軸方向に間隔をおいて配置し、各リブ板
４を継手板２，仕切板３および金属製セグメント１の面
板５に固定し、各仕切板３と各金属製主桁６と前記面板
５との間の空間に、常温硬化性材料７を充填する。
周囲方向の端部を強化する。 【構成】 金属製セグメント１内に、トンネル周囲方向
の継手板２に平行な金属製仕切板３を、その継手板２か
ら離れて配置して固定し、前記継手板２と仕切板３との
間の溝内に、トンネル周囲方向に延長する金属製リブ板
４を、トンネル軸方向に間隔をおいて配置し、各リブ板
４を継手板２，仕切板３および金属製セグメント１の面
板５に固定し、各仕切板３と各金属製主桁６と前記面板
５との間の空間に、常温硬化性材料７を充填する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道，地下鉄道，
地下道路，電力電信ケーブル収容路，地下水路あるいは
共同溝等のトンネルを、シールド工法等により掘進し
て、そのトンネルを覆工する場合に使用するトンネル覆
工用セグメントに関するものである。
地下道路，電力電信ケーブル収容路，地下水路あるいは
共同溝等のトンネルを、シールド工法等により掘進し
て、そのトンネルを覆工する場合に使用するトンネル覆
工用セグメントに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、鋼製セグメント本体とコンクリー
トとからなる合成セグメントとしては、セグメントの６
つの側面のうち、内側の一面および外側の一面のみを鋼
板としたもの、セグメント本体の内側のみを開放したも
の（特公昭５１ー４３６９３号公報参照）、セグメント
本体の外側のみを開放したもの（実公昭４６ー１４２８
３号公報参照）、セグメント本体の６面を鋼材としたも
のが知られている。
トとからなる合成セグメントとしては、セグメントの６
つの側面のうち、内側の一面および外側の一面のみを鋼
板としたもの、セグメント本体の内側のみを開放したも
の（特公昭５１ー４３６９３号公報参照）、セグメント
本体の外側のみを開放したもの（実公昭４６ー１４２８
３号公報参照）、セグメント本体の６面を鋼材としたも
のが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のトンネル覆
工用セグメントの場合は、トンネル周囲方向の端部の連
結強度が弱いという欠点がある。特に、セグメント間の
継手の連結材であるボルトの数量が、ボルトボックス，
反力アンカー筋の配置上、制約され、そのためセグメン
ト間の継手の十分な強度および剛性が得られにくいとい
う欠点がある。
工用セグメントの場合は、トンネル周囲方向の端部の連
結強度が弱いという欠点がある。特に、セグメント間の
継手の連結材であるボルトの数量が、ボルトボックス，
反力アンカー筋の配置上、制約され、そのためセグメン
ト間の継手の十分な強度および剛性が得られにくいとい
う欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明のトンネル覆工用セグメントにおい
ては、金属製セグメント１内に、トンネル周囲方向の継
手板２に平行な金属製仕切板３を、その継手板２から離
れて配置して固定し、前記継手板２と仕切板３との間の
溝内に、トンネル周囲方向に延長する金属製リブ板４
を、トンネル軸方向に間隔をおいて配置し、各リブ板４
を継手板２，仕切板３および金属製セグメント１の面板
５に固定し、各仕切板３と各金属製主桁６と前記面板５
との間の空間に、常温硬化性材料７を充填する。
するために、本発明のトンネル覆工用セグメントにおい
ては、金属製セグメント１内に、トンネル周囲方向の継
手板２に平行な金属製仕切板３を、その継手板２から離
れて配置して固定し、前記継手板２と仕切板３との間の
溝内に、トンネル周囲方向に延長する金属製リブ板４
を、トンネル軸方向に間隔をおいて配置し、各リブ板４
を継手板２，仕切板３および金属製セグメント１の面板
５に固定し、各仕切板３と各金属製主桁６と前記面板５
との間の空間に、常温硬化性材料７を充填する。
【０００５】
【実施例】図１ないし図４は本発明の第１実施例を示す
ものであって、金属製セグメント１内のトンネル周囲方
向の両端側に、トンネル周囲方向の両端の継手板２に平
行な金属製仕切板３が、その継手板２から離れて配置さ
れ、各金属製仕切板３は金属製主桁６および金属製面板
５に対し溶接により固着され、各継手板２と各金属製仕
切板３との間の溝内に、トンネル周囲方向に延長する複
数の金属製リブ板４が、トンネル軸方向に間隔をおいて
配置され、各金属製リブ板４は、継手板２，金属製仕切
板３および面板５に対し溶接により固着されている。
ものであって、金属製セグメント１内のトンネル周囲方
向の両端側に、トンネル周囲方向の両端の継手板２に平
行な金属製仕切板３が、その継手板２から離れて配置さ
れ、各金属製仕切板３は金属製主桁６および金属製面板
５に対し溶接により固着され、各継手板２と各金属製仕
切板３との間の溝内に、トンネル周囲方向に延長する複
数の金属製リブ板４が、トンネル軸方向に間隔をおいて
配置され、各金属製リブ板４は、継手板２，金属製仕切
板３および面板５に対し溶接により固着されている。
【０００６】前記各継手板２に、隣り合う金属製リブ板
４の間および金属製リブ板４と金属製主桁６との間にお
いて、それぞれ複数のボルト挿通用透孔８が設けられ、
前記各金属製主桁６に、その長手方向に間隔をおいて複
数のボルト挿通用透孔９が設けられ、前記金属製仕切板
３におけるリブ板４と反対側の面に、多数の金属製アン
カー部材１０が溶接により固着され、前記各金属製仕切
板３の間において、面板５に多数の金属製ジベル１１が
溶接により固着され、各金属製仕切板３と各金属製主桁
６と面板５とにより囲まれた空間に、鉄筋１２が配置さ
れると共に、コンクリート等の常温硬化性材料７が充填
され、その常温硬化性材料７に、ボルト挿通用透孔９に
対向する位置において、ボルトナットおよびスパナを挿
入するための凹部１３が設けられている。
４の間および金属製リブ板４と金属製主桁６との間にお
いて、それぞれ複数のボルト挿通用透孔８が設けられ、
前記各金属製主桁６に、その長手方向に間隔をおいて複
数のボルト挿通用透孔９が設けられ、前記金属製仕切板
３におけるリブ板４と反対側の面に、多数の金属製アン
カー部材１０が溶接により固着され、前記各金属製仕切
板３の間において、面板５に多数の金属製ジベル１１が
溶接により固着され、各金属製仕切板３と各金属製主桁
６と面板５とにより囲まれた空間に、鉄筋１２が配置さ
れると共に、コンクリート等の常温硬化性材料７が充填
され、その常温硬化性材料７に、ボルト挿通用透孔９に
対向する位置において、ボルトナットおよびスパナを挿
入するための凹部１３が設けられている。
【０００７】図５ないし図８は本発明の第２実施例を示
すものであって、裏面に多数の金属性ジベル１４を溶接
により固着した金属製内面板１５が、各金属製仕切板３
と各金属製主桁６とにより囲まれた空間におけるトンネ
ル内面側に嵌入されて溶接により固着され、前記金属製
内面板１５に凹部１３に対向する位置において切欠部１
６が設けられているが、その他の構成は第１実施例の場
合と同様である。
すものであって、裏面に多数の金属性ジベル１４を溶接
により固着した金属製内面板１５が、各金属製仕切板３
と各金属製主桁６とにより囲まれた空間におけるトンネ
ル内面側に嵌入されて溶接により固着され、前記金属製
内面板１５に凹部１３に対向する位置において切欠部１
６が設けられているが、その他の構成は第１実施例の場
合と同様である。
【０００８】図９ないし図１３は本発明の第３実施例を
示すものであって、一方の継手板２に、各金属製リブ板
４の間および金属製リブ板４と金属製主桁６との間にお
いて、ボルト挿通用透孔１７を有する金属製アーチ形受
金具１８が配置され、その金属製アーチ形受金具１８
は、金属製リブ板４および金属製主桁６に溶接により固
着されているが、その他の構成は第２実施例の場合と同
様である。
示すものであって、一方の継手板２に、各金属製リブ板
４の間および金属製リブ板４と金属製主桁６との間にお
いて、ボルト挿通用透孔１７を有する金属製アーチ形受
金具１８が配置され、その金属製アーチ形受金具１８
は、金属製リブ板４および金属製主桁６に溶接により固
着されているが、その他の構成は第２実施例の場合と同
様である。
【０００９】図１４は本発明の第４実施例を示すもので
あって、各金属製リブ板４が金属製仕切板３を越えて延
長するように配置され、各金属製リブ板４の間および金
属製リブ板４と金属製主桁６との間に配置された各金属
製仕切板３は、金属製リブ板４の側面および金属製主桁
６の側面に溶接により固着され、金属製セグメント１の
両端の継手板２に、隣り合う金属製リブ板４の間および
金属製リブ板４と金属製主桁６との間において、ボルト
挿通用透孔１７を有する金属製アーチ形受金具１８は金
属製リブ板４および金属製主桁６に対し溶接により固着
され、かつ各金属製リブ板４の先端部にアンカー部材１
０が溶接により固着されているが、その他の構成は第２
実施例の場合と同様である。
あって、各金属製リブ板４が金属製仕切板３を越えて延
長するように配置され、各金属製リブ板４の間および金
属製リブ板４と金属製主桁６との間に配置された各金属
製仕切板３は、金属製リブ板４の側面および金属製主桁
６の側面に溶接により固着され、金属製セグメント１の
両端の継手板２に、隣り合う金属製リブ板４の間および
金属製リブ板４と金属製主桁６との間において、ボルト
挿通用透孔１７を有する金属製アーチ形受金具１８は金
属製リブ板４および金属製主桁６に対し溶接により固着
され、かつ各金属製リブ板４の先端部にアンカー部材１
０が溶接により固着されているが、その他の構成は第２
実施例の場合と同様である。
【００１０】本発明の金属製セグメント１を構成する金
属としては、例えば鋼材を使用する。金属製セグメント
１を溶接により製作しないで、鋳造により製作してもよ
い。
属としては、例えば鋼材を使用する。金属製セグメント
１を溶接により製作しないで、鋳造により製作してもよ
い。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、金属製セグメント１内
に、トンネル周囲方向の継手板２に平行な金属製仕切板
３を、その継手板２から離れて配置して固定し、前記継
手板２と仕切板３との間の溝内に、トンネル周囲方向に
延長する金属製リブ板４を、トンネル軸方向に間隔をお
いて配置し、各リブ板４を継手板２，仕切板３および金
属製セグメント１の面板５に固定し、各仕切板３と各金
属製主桁６と前記面板５との間の空間に、常温硬化性材
料７を充填したので、トンネル覆工用セグメントにおけ
るトンネル周囲方向端部の連結強度を、簡単な手段によ
って著しく大きくすることができる。
に、トンネル周囲方向の継手板２に平行な金属製仕切板
３を、その継手板２から離れて配置して固定し、前記継
手板２と仕切板３との間の溝内に、トンネル周囲方向に
延長する金属製リブ板４を、トンネル軸方向に間隔をお
いて配置し、各リブ板４を継手板２，仕切板３および金
属製セグメント１の面板５に固定し、各仕切板３と各金
属製主桁６と前記面板５との間の空間に、常温硬化性材
料７を充填したので、トンネル覆工用セグメントにおけ
るトンネル周囲方向端部の連結強度を、簡単な手段によ
って著しく大きくすることができる。
【図１】本発明の第１実施例に係るトンネル覆工用セグ
メントの斜視図である。
メントの斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】図１のＣ−Ｃ線断面図である。
【図５】本発明の第２実施例に係るトンネル覆工用セグ
メントの斜視図である。
メントの斜視図である。
【図６】図５のＤ−Ｄ線断面図である。
【図７】図５のＥ−Ｅ線断面図である。
【図８】図５のＦ−Ｆ線断面図である。
【図９】本発明の第３実施例に係るトンネル覆工用セグ
メントを示す側面図である。
メントを示す側面図である。
【図１０】本発明の第３実施例に係るトンネル覆工用セ
グメントを示す正面図である。
グメントを示す正面図である。
【図１１】図９のＧ−Ｇ線断面図である。
【図１２】図９を拡大して示す一部切欠側面図である。
【図１３】図１２のＨ−Ｈ線断面図である。
【図１４】本発明の第４実施例に係るトンネル覆工用セ
グメントを示す一部切欠斜視図である。
グメントを示す一部切欠斜視図である。
１ 金属製セグメント ２ 継手板 ３ 金属製仕切板 ４ 金属製リブ板 ５ 面板 ６ 金属製主桁 ７ 常温硬化性材料 ８ ボルト挿通用透孔 ９ ボルト挿通用透孔 １０ アンカー部材 １１ ジベル １２ 鉄筋 １３ 凹部 １４ ジベル １５ 金属製内面板 １６ 切欠部 １７ ボルト挿通用透孔 １８ 金属製アーチ形受金具
Claims (1)
- 【請求項１】 金属製セグメント１内に、トンネル周囲
方向の継手板２に平行な金属製仕切板３を、その継手板
２から離れて配置して固定し、前記継手板２と仕切板３
との間の溝内に、トンネル周囲方向に延長する金属製リ
ブ板４を、トンネル軸方向に間隔をおいて配置し、各リ
ブ板４を継手板２，仕切板３および金属製セグメント１
の面板５に固定し、各仕切板３と各金属製主桁６と前記
面板５との間の空間に、常温硬化性材料７を充填したト
ンネル覆工用セグメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4125342A JPH05295991A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | トンネル覆工用セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4125342A JPH05295991A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | トンネル覆工用セグメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05295991A true JPH05295991A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14907748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4125342A Withdrawn JPH05295991A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | トンネル覆工用セグメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05295991A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10211671A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Nippon Steel Corp | 地下河川トンネル用シールドセグメントの防食方法 |
| JP2007277893A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Nippon Steel Corp | 合成セグメント |
| JP2010168744A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Nippon Steel Corp | コンクリート中詰鋼製セグメント |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP4125342A patent/JPH05295991A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10211671A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Nippon Steel Corp | 地下河川トンネル用シールドセグメントの防食方法 |
| JP2007277893A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Nippon Steel Corp | 合成セグメント |
| JP2010168744A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Nippon Steel Corp | コンクリート中詰鋼製セグメント |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |