JPH05294550A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH05294550A
JPH05294550A JP4131918A JP13191892A JPH05294550A JP H05294550 A JPH05294550 A JP H05294550A JP 4131918 A JP4131918 A JP 4131918A JP 13191892 A JP13191892 A JP 13191892A JP H05294550 A JPH05294550 A JP H05294550A
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JP4131918A
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English (en)
Inventor
Keiichi Nomura
慶一 野村
Masazumi Ito
正澄 伊藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿枚数の情報に基づいて用紙処理手段が使
用可能であるか否かを判別することにより、操作性を向
上させることを可能とする。 【構成】 ホスト制御部201 では、ソータ装置での複写
用紙の許容処理枚数の情報を記憶しており、記憶された
許容処理枚数の情報と、フロッピーディスクメモリ装置
のフロッピーディスク制御部207 から読み取った複写情
報に含まれる原稿枚数の情報とに基づいて、該原稿枚数
の情報が前記許容処理枚数の情報を超えるか否かを判別
し、原稿枚数の情報が前記許容処理枚数の情報を超える
場合は、複写装置本体及びソータ装置の動作を禁止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピーに用いる複写情報(原稿画像,原
稿枚数及び用紙サイズ等の情報)を纏めてなる文書ファ
イルを格納したフロッピーディスクに対して複写情報の
書き込み及び読み取りを行うフロッピーディスクドライ
バを備え、該フロッピーディスクドライバによって読み
取った複写情報を画像信号に変換し、その画像信号に基
づいて複写用紙に原稿画像を複写する複写装置が提案さ
れている(例えば、特開平1-189277号公報) 。このよう
な、フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶された情報
の複写を行える複写装置では、複写装置本来の機能であ
る、原稿から複写用紙への複写動作以外に、前述の如き
フロッピーディスクから複写用紙への複写動作が実行で
きるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の如
き、フロッピーディスク等の記憶媒体から複写用紙への
複写動作が実行可能である複写装置においては、ソータ
及びフィニッシャ(丁合処理,とじ込み処理,折り込み
処理及びパンチ処理等を自動的に行う装置)等、複写用
紙に対して事務関連処理を行う用紙処理手段が付加機能
として備えられた場合、読み取った複写情報に含まれる
原稿枚数の情報が、ソータビン容量又はフィニッシャ容
量を超過しているか否かの判別を行うことを考えていな
かったため、読み取った複写情報の原稿枚数が、ソータ
ビン容量又はフィニッシャ容量を超過している場合は、
その容量超過によってコピー動作が中断する等、操作性
が低下するという問題が生じる虞があった。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、原稿枚数の情報に基づいて用紙処理手段が使用
可能であるか否かを判別することにより、操作性を向上
させることが可能である複写装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複写装置
は、複写すべき原稿画像の情報及びその原稿枚数の情報
を含む複写情報を記憶した記憶媒体から前記複写情報を
読み取り、読み取った複写情報に基づいて複写用紙に前
記原稿画像を複写する複写装置本体と、該複写装置本体
から排出される複写後の複写用紙に対して事務関連処理
を行う用紙処理手段とを備えた複写装置において、前記
用紙処理手段での複写用紙の許容処理枚数の情報を記憶
する手段と、該手段に記憶された許容処理枚数の情報
と、前記記憶媒体から読み取った複写情報に含まれる原
稿枚数の情報とに基づいて該原稿枚数の情報が前記許容
処理枚数の情報を超えるか否かを判別する手段と、該手
段の判別結果に基づいて前記複写装置本体及び前記用紙
処理手段の動作状態を制御する手段とを具備することを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明にあっては、フロッピーディスク等の記
憶媒体から読み取った複写情報に原稿枚数の情報が含ま
れているため、この原稿枚数の情報が用紙処理手段での
複写用紙の許容処理枚数の情報を超えるか否かを判別す
ることによって、用紙処理手段を用いた事務関連処理が
実行可能であるか否かを判別することが可能であり、原
稿枚数の情報が許容処理枚数の情報を超える場合には、
複写動作を実行前に禁止させる等、その判別結果に基づ
いて複写装置本体及び用紙処理手段の動作状態を制御す
ることにより、用紙処理手段の許容処理枚数の超過に起
因する複写装置の動作の中断を未然に防ぐことが可能で
ある。
【0007】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明に係る複写装置のA
DFソータシステム型の外観を示す正面図である。
【0008】この複写装置は、大きく分けて、複写装置
本体1,操作・表示部2,ADF(自動原稿搬送装置)
3,フロッピーディスクメモリ装置4及び用紙処理手段
であるソータ装置5にて構成されている。前記ADF3
では、原稿トレイ31に載置された原稿を、1枚ずつプラ
テンガラス(図示せず)上に搬送し、その原稿の読み取
り走査が終了した後、排出トレイ32へ排出するようにな
っている。また、前記フロッピーディスクメモリ装置4
は、コピーに用いる複写情報(原稿画像,原稿枚数及び
用紙サイズ等の情報)を纏めてなる文書ファイルを記憶
したフロッピーディスク(図示せず)を収納し、該フロ
ッピーディスクに対して原稿情報の書き込み及び読み取
りを行うようになっている。
【0009】このように構成された複写装置では、AD
F3からプラテンガラスに搬送された原稿又は使用者の
手によって前記プラテンガラス上にセットされた原稿
が、複写用紙にコピーされると共にフロッピーディスク
メモリ装置4にて読み取られた複写情報に含まれる原稿
画像が、複写用紙にコピーされるようになっている。
【0010】コピーが終了した複写用紙は、図中の一点
鎖線にて示される搬送経路を通ってソータ装置5へ送ら
れる。ソータ装置5は20ビンソータであり、コピーが終
了した複写用紙が各ソートビン50,50,…へ排出されるよ
うになっており、各ソートビン50,50,…には最大50枚ま
で用紙を排出することができるようになっている。
【0011】図2は複写装置の制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【0012】制御系は、複写装置本体1の動作を制御す
るホスト制御部201 と、該ホスト制御部201 にバスを介
して接続され、相互に通信しつつ、複写装置本体1の光
学系の動作を制御する光学系制御部202 を中心として構
成されている。
【0013】ホスト制御部201 には、後述するような各
種操作スイッチを備えた操作・表示部2と、ADF3の
制御を行うADF制御部204 と、ソータ装置5の制御を
行うソータ制御部205 と、複写装置本体1の機械系(感
光体ドラムの周囲に配設されている各種装置等の機械装
置)の制御を行う機械系制御部206 と、フロッピーディ
スクメモリ装置4の制御を行うフロッピーディスクメモ
リ制御部207 と、複写装置の各所に設置されて動作状態
等を検出する各種センサ(図示せず)とから種々の情報
が与えられるようになっている。
【0014】ホスト制御部201 から操作・表示部2,A
DF制御部204,ソータ制御部205,機械系制御部206 及び
フロッピーディスクメモリ制御部207 には、制御信号及
び表示情報等の種々の情報が与えられるようになってい
る。
【0015】光学制御部201 は、光学系の制御モータの
駆動回路,各種センサ及び露光ランプの駆動回路と接続
されており、ホスト制御部203 と通信をしつつ光学系の
動作を制御するようになっている。
【0016】フロッピーディスクメモリ制御部207 から
ホスト制御部201 へは、操作・表示部2での操作によっ
て指定された文書ファイルの複写情報が与えられるよう
になっている。
【0017】図3は操作・表示部2の平面図である。操
作・表示部2の盤面上には、コピー枚数を2桁の数値に
てセグメント表示する数値表示部72と、コピー動作モー
ドを初期モードにすることを指令するオールクリアキー
95と、紙詰まり等のトラブルの発生を表すべく点灯表示
するトラブル表示LED73と、コピー動作の開始を指令
するプリントキー71と、コーピー枚数等の数値データを
入力するテンキー80〜89と、複写濃度を設定する濃度設
定キー93,94 と、複写紙をサイズによって選択する複写
紙選択キー92と、選択された複写紙サイズ(A3,B4,A4,B
5)を表示する複写紙表示LED92a 〜92d と、複写倍率
を選択する倍率キー100 〜103 と、選択された複写倍率
を表示する倍率表示LED100a〜103aと、割込みコピー
モードの設定を指令する割込みキー94と、コピー動作中
にコピー動作を中断させるクリア/ストップキー91と、
コピーしたい文書ファイルを指定する文書ファイル指定
キー110 と、種々の情報を表示する液晶画面70とが配置
されている。
【0018】次に、操作・表示部2による文書ファイル
の指定方法について説明する。文書ファイルを指定する
ときは、まず、文書ファイル指定キー110 を押す。する
と、液晶画面70上に、例えば、図4に示されるような文
書番号(図中〔番号〕にて表示),文書ファイル名(図
中〔文書名〕にて表示),文書作成日付(図中〔日付〕
にて表示),原稿枚数,用紙サイズ及び用紙の方向(図
中〔用紙〕にて表示)等の複写情報を一覧表示してなる
文書一覧表が表示される。この状態で、テンキー80〜89
を押し、これによって、コピーを取りたい文書ファイル
名に対応する文書番号を指定する。
【0019】次に、ホスト制御部201 によるコピー動作
に関する制御方法について説明する。図5はホスト制御
部201 の制御のメインルーチンを示すフローチャートで
ある。
【0020】ホスト制御部201 は、図示しないメインス
イッチ(電源スイッチ)がオン状態になると、処理を開
始し、まず、レジスタ,タイマ等の初期設定を行って
(ステップS1) 、1ルーチンの長さを規定するための内
部タイマのセットを行う(ステップS2) 。
【0021】続いて、後述するようなコピー動作の開始
制御に関する処理を行うコピー開始要求処理(ステップ
S3) を実行する。そして、片面原稿を両面コピーするモ
ードの処理である片面−両面コピー処理(ステップS4)
,異なる画像を複写用紙の片面の左右に振り分けて複
写する2in1モードの処理である2in1モード処理(ス
テップS5) ,ソータ装置5の制御を行うソータ制御処理
(ステップS6) を順次実行する。
【0022】そして、キー入力処理及び他の制御部(光
学系制御部202,操作・表示部2,ADF制御部204,ソー
タ制御部205,機械系制御部206,フロッピーディスクメモ
リ制御部207)との情報通信等、その他の処理(ステップ
S7) を実行する。以上の処理を実行した後、ステップS2
でセットした内部タイマが終了するまで待って(ステッ
プS8) 、ステップS2に戻り、前述の如き一連の処理を繰
り返す。
【0023】次に、コピー開始要求処理(ステップS3)
の処理内容について説明する。図6はコピー開始要求処
理の処理内容を示すフローチャートである。
【0024】コピー開始要求処理では、まず、コピー動
作モードがセットされているか否か(コピー動作中であ
るか否か)を判別する(ステップS301) 。ステップS301
で、コピー動作モードがセットされていないと判別され
た場合(S301:NO)は、ADF使用モードがセットされて
いるか否か(ADF使用中であるか否か)を判別する
(ステップS302) 。ステップS302で、ADF使用モード
がセットされていないと判別された場合(S302:NO)は、
後述するファイル指定処理(ステップS303) を実行した
後、プリントキー71がオンされたか否かを判別する(ス
テップS304) 。
【0025】ステップS304において、プリントキー71が
オンされていないと判別された場合(S304:NO)は、その
ままメインルーチンにリターンし、一方、プリントキー
71がオンされたと判別された場合(S304:YES) は、AD
F3が使用可能であるか否かを判別する(ステップS30
5) 。ステップS305において、ADF3が使用可能であ
ると判別された場合(S305:YES) は、ADF制御部204
に対して、プラテンガラス上への原稿のセットを指示し
(ステップS306) 、ADF使用モードをセットして(ス
テップS307) 、メインルーチンにリターンする。
【0026】また、前記ステップS305において、ADF
3が使用可能でないと判別された場合(S305:NO)は、コ
ピー開始要求をセットし(ステップS309) 、コピー動作
モードをセットして(ステップS310) 、メインルーチン
にリターンする。
【0027】また、前記ステップS302において、ADF
使用モードがセットされていると判別された場合(S30
2:YES) は、プラテンガラス上への原稿のセットが完了
しているか否かを判別し(ステップS308) 、プラテンガ
ラス上への原稿のセットが完了していないと判別された
場合(S308:NO)は、メインルーチンにリターンし、一
方、プラテンガラス上への原稿のセットが完了している
と判別された場合(S308:YES) は、コピー開始要求をセ
ットし(ステップS309) 、コピー動作モードをセットし
て(ステップS310) 、メインルーチンにリターンする。
【0028】また、前述のステップS301において、コピ
ー動作モードがセットされている(コピー動作中であ
る)と判別された場合(S301:YES) は、設定枚数分の給
紙が完了したか否か(コピー動作が完了したか否か)を
判別する(ステップS311) 。
【0029】ステップS311において、設定枚数分の給紙
が完了したと判別された場合(S311:YES) は、コピー開
始要求をリセットして(ステップS313) 、メインルーチ
ンにリターンする。一方、ステップS311において、設定
枚数分の給紙が完了していないと判別された場合(S31
1:NO)は、クリア/ストップキー91等のキーの操作によ
るコピー中断要求があったか否かを判別し(ステップS3
12) 、コピー中断要求があったと判別された場合(S31
2:YES) は、コピー開始要求をリセットして(ステップS
313) 、メインルーチンにリターンし、コピー中断要求
がないと判別された場合(S312:NO)は、そのままメイン
ルーチンにリターンする。
【0030】次に、このようなコピー開始要求処理にお
けるファイル指定処理(ステップS303) の処理内容につ
いて説明する。図7はファイル指定処理(ステップS30
3) の処理内容を示すフローチャートである。
【0031】ファイル指定処理では、まず、コピーすべ
き文書ファイルが指定されているか否かを判別する(ス
テップS3031)。ステップS3031 において、文書ファイル
が指定されていないと判別された場合(S3031:NO) は、
メインルーチンにリターンし、一方、ステップS3031 に
おいて、文書ファイルが指定されていると判別された場
合(S3031:YES)は、ソートモード(ソータ装置5による
ソートを実行することを表すモード)であるか否かを判
別する(ステップS3032)。
【0032】ステップS3032 において、ソートモードで
ないと判別された場合(S3032:NO)は、メインルーチン
にリターンし、一方、ステップS3032 において、ソート
モードであると判別された場合(S3032:YES)は、片面コ
ピーモード(複写用紙の片面にコーピーを行うモード)
であるか否かを判別する(ステップS3033)。
【0033】ステップS3033 において、片面コピーモー
ドであると判別された場合(S3033:YES)は、指定されて
いる文書ファイルの複写情報に含まれる原稿枚数の値が
50枚を超えるか否かを判別し(ステップS3034)、一方、
ステップS3033 において、片面コピーモードでないと判
別された場合(S3033:NO) 、即ち、両面コピーモード
(複写用紙の両面にコーピーを行うモード)である場合
は、指定されている文書ファイルの複写情報に含まれる
原稿枚数の値が100 枚を超えるか否かを判別する(ステ
ップS3035)。
【0034】ステップS3034 で原稿枚数の値が50枚を超
えないと判別された場合と、ステップS3035 で原稿枚数
の値が100 枚を超えないと判別された場合とにおいて
は、メインルーチンにリターンする。一方、ステップS3
034 で原稿枚数の値が50枚を超えると判別された場合
と、ステップS3035 で原稿枚数の値が100 枚を超えると
判別された場合とにおいては、コピー動作の禁止又はコ
ピーの禁止の警告を行い(ステップS3036)、ステイプル
動作の禁止又はステイプル(ステップラー止め)の禁止
の警告を行って(ステップS3037)、メインルーチンにリ
ターンする。
【0035】次に、本発明のその他の実施例について説
明する。図8は本発明に係る複写装置のRDHフィニッ
シャシステム型の外観を示す正面図である。
【0036】この複写装置は、大きく分けて、複写装置
本体1,操作・表示部2,RDH(循環原稿搬送装置)
6,フロッピーディスクメモリ装置4及び用紙処理手段
であるフィニッシャ装置7にて構成されている。前記R
DH6では、原稿トレイ61に載置された原稿を、1枚ず
つプラテンガラス(図示せず)上に搬送し、その原稿の
読み取り走査が終了した後、原稿トレイ61へ排出するよ
うになっている。また、前記フロッピーディスクメモリ
装置4は、コピーに用いる複写情報(原稿画像,原稿枚
数及び用紙サイズ等の情報)を纏めてなる文書ファイル
を記憶したフロッピーディスク(図示せず)を収納し、
該フロッピーディスクに対して複写情報の書き込み及び
読み取りを行うようになっている。
【0037】このように構成された複写装置では、RD
H6からプラテンガラスに搬送された原稿又は使用者の
手によって前記プラテンガラス上にセットされた原稿
が、複写用紙にコピーされると共にフロッピーディスク
メモリ装置4にて読み取られた複写情報に含まれる原稿
画像が、複写用紙にコピーされるようになっている。
【0038】コピーが終了した複写用紙は、図中の一点
鎖線にて示される搬送経路を通ってフィニッシャ装置7
へ送られる。フィニッシャ装置7は、複写装置本体1に
おいてコピーが完了した複写用紙の丁合処理,とじ込み
処理(丁合処理後ステップラー止めを自動的に行う処
理)及び折り込み処理(複写用紙を自動的に折り込む処
理)等を自動的に行う構成となっており、このフィニッ
シャ装置7には、コピーが完了して排出された複写用紙
を受ける手段として、トレイが複写用紙の排出方向に直
交する方向に移動することにより複写用紙の区分けを行
う可動トレイ7aと、大量の複写用紙を収納可能である
固定式の排出バケット7b が取付けられている。フィニ
ッシャ装置7では、とじ込み処理を行った複写用紙につ
いては、バケット7b へ排出し、とじ込み処理以外の処
理を行った複写用紙については、可動トレイ7a へ排出
するようになっている。なお、前記とじ込み処理におい
ては、最大50枚まで複写用紙をステップラー止めできる
ようになっている。
【0039】このRDHフィニッシャシステム型の複写
装置の制御系は、前述の図2に示される制御系におい
て、ホスト制御部201 に対して、ADF制御部204 の代
わりにRDH6の制御を行うRDH制御部を接続し、ソ
ータ制御部205 の代わりにフィニッシャ装置7を制御す
るフィニッシャ制御部を接続した構成となっている。ま
た、この複写装置の操作・表示部は、前述の図3に示さ
れる操作・表示部2と同一の構成となっている。さら
に、この複写装置のホスト制御部201 によるコピー動作
に関する制御方法については、ホスト制御部201 の制御
のメインルーチンは、前述の図5に示されるメインルー
チンと同一であり、このメインルーチン中のコピー開始
要求処理ルーチン(ステップS3) は、前述の図6に示さ
れるルーチンと異なる。
【0040】RDHフィニッシャシステム型の複写装置
のホスト制御部201 によるコピー開始要求処理ルーチン
(ステップS3) は、図6において、ステップS302の処理
内容を、RDH使用モードがセットされているか否か
(RDH使用中であるか否か)を判別する判別項に置き
換え、また、ステップS303のファイル指定処理の処理内
容を、下記図9に示す処理内容に置き換え、また、ステ
ップS305の処理内容を、RDH6が使用可能であるか否
かを判別する判別項に置き換え、さらに、ステップS307
の処理内容を、RDH使用モードをセットする項に置き
換えたものに相当する。
【0041】次に、この複写装置のファイル指定処理の
ルーチンについて説明する。図9はRDHフィニッシャ
システム型の複写装置のファイル指定処理のルーチンを
示すフローチャートである。
【0042】このファイル指定処理では、まず、コピー
すべき文書ファイルが指定されているか否かを判別する
(ステップS3038)。ステップS3038 において、文書ファ
イルが指定されていないと判別された場合(S3038:NO)
は、メインルーチンにリターンし、一方、ステップS303
8 において、文書ファイルが指定されていると判別され
た場合(S3038:YES)は、片面コピーモードであるか否か
を判別する(ステップS3039)。
【0043】ステップS3039 において、片面コピーモー
ドであると判別された場合(S3039:YES)は、指定されて
いる文書ファイルの複写情報に含まれる原稿枚数の値が
50枚を超えるか否かを判別し(ステップS3040)、一方、
ステップS3039 において、片面コピーモードでないと判
別された場合(S3039:NO) 、即ち、両面コピーモードで
ある場合は、指定されている文書ファイルの複写情報に
含まれる原稿枚数の値が100 枚を超えるか否かを判別す
る(ステップS3041)。
【0044】ステップS3040 で原稿枚数の値が50枚を超
えないと判別された場合(S3040:NO) と、ステップS304
1 で原稿枚数の値が100 枚を超えないと判別された場合
(S3041:NO) とにおいては、メインルーチンにリターン
する。一方、ステップS3040で原稿枚数の値が50枚を超
えると判別された場合(S3040:YES)と、ステップS3041
で原稿枚数の値が100 枚を超えると判別された場合(S3
041:YES)とにおいては、コピー動作の禁止又はコピーの
禁止の警告を行う(ステップS3042)。そして、コピーの
禁止の警告が行われたか否かを判別し(ステップS304
3)、コピーの禁止の警告が行われていないと判別された
場合(S3043:NO) は、メインルーチンにリターンし、一
方、コピーの禁止の警告が行われたと判別された場合
(S3043:YES)は、前記フィニッシャ制御部に対して複写
用紙の排出口を可動トレイ7a 側にセットする指示を与
える(ステップS3044)。
【0045】以上、説明した如き複写装置では、コピー
をとりたい文書ファイルを指定した時点で、その文書フ
ァイルの複写情報に含まれる原稿枚数が、ソータ装置5
又はフィニッシャ装置7の処理容量を超えるか否かの判
断がなされ、前記原稿枚数が前記処理容量を超える場合
には、コピー動作の禁止等、コピーを実行させないため
の制御がなされるため、処理容量の超過に起因する、コ
ピー動作の中断が未然に防がれるので、複写装置の操作
性が向上する。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明方法において
は、記憶媒体から読み取った複写情報に原稿枚数の情報
が含まれており、この原稿枚数の情報が用紙処理手段の
許容処理枚数の情報を超えるか否かを判別することによ
って、用紙処理手段を用いた事務関連処理が実行可能で
あるか否かを判別することができるため、原稿枚数の情
報が許容処理枚数の情報を超える場合には、複写動作を
実行前に禁止させる等、その判別結果に基づいて複写装
置本体及び用紙処理手段の動作状態を制御することによ
り、装置の操作性を向上させることができる等、本発明
は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写装置のADFソータシステム
型の外観を示す正面図である。
【図2】複写装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】操作・表示部の平面図である。
【図4】液晶画面上に表示される文書一覧表の表示画面
図である。
【図5】ホスト制御部の制御のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図6】コピー開始要求処理の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図7】ファイル指定処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明に係る複写装置のRDHフィニッシャシ
ステム型の外観を示す正面図である。
【図9】RDHフィニッシャシステム型の複写装置のフ
ァイル指定処理のルーチンを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 複写装置本体 4 フロッピーディスクメモリ装置 5 ソータ装置 7 フィニッシャ装置 201 ホスト制御部 207 フロッピーディスク制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写すべき原稿画像の情報及びその原稿
    枚数の情報を含む複写情報を記憶した記憶媒体から前記
    複写情報を読み取り、読み取った複写情報に基づいて複
    写用紙に前記原稿画像を複写する複写装置本体と、該複
    写装置本体から排出される複写後の複写用紙に対して事
    務関連処理を行う用紙処理手段とを備えた複写装置にお
    いて、 前記用紙処理手段での複写用紙の許容処理枚数の情報を
    記憶する手段と、 該手段に記憶された許容処理枚数の情報と、前記記憶媒
    体から読み取った複写情報に含まれる原稿枚数の情報と
    に基づいて、該原稿枚数の情報が前記許容処理枚数の情
    報を超えるか否かを判別する手段と、 該手段の判別結果に基づいて前記複写装置本体及び前記
    用紙処理手段の動作状態を制御する手段とを具備するこ
    とを特徴とする複写装置。
JP4131918A 1992-04-22 1992-04-22 複写装置 Pending JPH05294550A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187476A (ja) * 1993-12-24 1995-07-25 Canon Inc シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2007158554A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像読取装置およびその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187476A (ja) * 1993-12-24 1995-07-25 Canon Inc シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2007158554A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像読取装置およびその制御方法

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