JPH11289413A - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御方法

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JPH11289413A
JPH11289413A JP10092876A JP9287698A JPH11289413A JP H11289413 A JPH11289413 A JP H11289413A JP 10092876 A JP10092876 A JP 10092876A JP 9287698 A JP9287698 A JP 9287698A JP H11289413 A JPH11289413 A JP H11289413A
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JP
Japan
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image processing
job
status
processing apparatus
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JP10092876A
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English (en)
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Rieko Akiba
理恵子 秋庭
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理ジョブの状況を装置の状態に応じて
選択された適切な状況表示一覧でユーザに明確に通知し
て、ユーザに自分の要求した画像処理の状況を簡潔に把
握させることである。 【解決手段】 CPU171が画像処理装置の動作状態
を監視し、該監視された前記画像処理装置の状態に基づ
いて、処理中の画像処理ジョブの状況をRAM402に
確保されるプリント状況記憶領域またはRAM402に
確保されるプリント履歴記憶領域に選択的に格納する構
成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される画像情
報に基づく画像を記録媒体に出力処理する画像処理ジョ
ブを複数受け付け順次実行可能な画像処理装置および画
像処理装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、 画像処理装置内に複数の画像デー
タを貯えられるメモリまたはハードディスク(HD)が
装備され、接続された外部装置からの画像データあるい
はスキャナから読み込まれた画像データなど複数の画像
データをメモリまたはHD等に蓄積し、順次画像処理す
ることで、複数の画像処理ジョブを受け付けることがで
きるようになってきた。
【0003】しかし、上述のように複数の画像処理ジョ
ブを受け付け可能になったため、ユーザは自分の要求し
た画像処理が現在どのような状況(何番目に待機中,実
行中,正常終了,すでにキャンセルされている等)にあ
るかを知ることが困難になった。
【0004】このような複数の画像処理ジョブを受け付
け可能な画像処理装置においては、従来のように操作部
等に現在の画像処理装置の状態を表示するだけではな
く、受け付けた各画像処理ジョブに対する情報を操作部
等で表示する必要性が出てきた。また、上述のような受
け付けた複数の画像処理ジョブに対する情報を表示する
装置も考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に複数のジ
ョブに対する情報を表示するだけでは、ユーザは自分の
要求した画像処理を一目で把握できず、表示される複数
のジョブ情報の中から自分の要求したジョブを見つけ出
した上で、そのジョブの実行状況や終了状況を把握する
というような煩雑な確認作業を行わなくてはならいとい
う問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、入力される画像情報に基づく画像を記録媒体
に出力処理する画像処理ジョブの実行状況を複数記憶す
る第1のメモリと、前記画像処理ジョブの終了状況を複
数記憶する第2のメモリと、前記第1のメモリに記憶さ
れる各画像処理ジョブの実行状況および第2のメモリに
記憶される各画像処理ジョブの終了状況を表示する表示
部とを有する画像処理装置およびその方法において、前
記画像処理装置の状態を監視し、該監視された前記画像
処理装置の状態に基づいて、処理中の画像処理ジョブの
状況を前記第1のメモリまたは第2のメモリに選択的に
格納することにより、画像処理ジョブの状況を装置の状
態に応じて選択された適切な状況表示一覧でユーザに明
確に通知でき、ユーザは自分の要求した画像処理の状況
を簡潔に把握することができる画像処理装置および画像
処理装置の制御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解消するためになされたもので、本発明に係る第1の
発明は、入力される画像情報に基づく画像を記録媒体に
出力処理する画像処理ジョブを複数受け付け順次実行可
能な画像処理装置(図1に示す画像処理装置200)に
おいて、前記画像処理ジョブの実行状況を複数記憶する
第1の記憶手段(図2に示すRAM402に確保される
ジョブ状況記憶領域)と、前記画像処理ジョブの終了状
況を複数記憶する第2の記憶手段(図2に示すRAM4
02に確保されるプリント履歴記憶領域)と、前記第1
の記憶手段に記憶される各画像処理ジョブの実行状況お
よび第2の記憶手段に記憶される各画像処理ジョブの終
了状況をそれぞれ一覧表示する表示手段(図4に示すL
CD401)と、前記画像処理装置の状態を監視し、前
記画像処理装置の状態に基づいて、実行中の画像処理ジ
ョブの状況を前記第1の記憶手段または第2の記憶手段
に選択的に格納制御する制御手段(図2に示すROM1
74に記憶される制御プログラムに基づき格納制御する
CPU171)とを有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、前記画像処理装置が中断状態である場合には、前記
画像処理装置の中断状態が実行中断中の画像処理ジョブ
を復帰再開させる必要がある状態か否かに基づいて、前
記実行中の画像処理ジョブの状況を前記第1の記憶手段
または第2の記憶手段に選択的に格納制御する(CPU
171は図2に示すROM174に記憶される制御プロ
グラムに基づき格納制御する)ものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記画像処理装置の中断状態が実行中断中の画像処
理ジョブを復帰再開させる必要がある状態の場合には、
前記実行中の画像処理ジョブの状況を前記第1の記憶手
段に格納制御する(CPU171は図2に示すROM1
74に記憶される制御プログラムに基づき格納制御す
る)ものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記画像処理装置の中断状態が実行中断中の画像処
理ジョブを復帰再開させる必要がない状態の場合には、
前記実行中の画像処理ジョブの状況を前記第2の記憶手
段に格納制御する(CPU171は図2に示すROM1
74に記憶される制御プログラムに基づき格納制御す
る)ものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、入力される画
像情報に基づく画像を記録媒体に出力処理する画像処理
ジョブの実行状況を複数記憶する第1のメモリ(図2に
示すRAM402に確保されるジョブ状況記憶領域)
と、前記画像処理ジョブの終了状況を複数記憶する第2
のメモリ(図2に示すRAM402に確保されるプリン
ト履歴記憶領域)と、前記第1のメモリに記憶される各
画像処理ジョブの実行状況および第2のメモリに記憶さ
れる各画像処理ジョブの終了状況をそれぞれ一覧表示す
る表示部(図4に示すLCD401)とを有する画像処
理装置の制御方法において、前記画像処理装置の状態を
監視する監視工程(図9のステップ(3)〜(5),
(8),図10のステップ(1)以前の図示しない工
程,ステップ(1))と、該監視された前記画像処理装
置の状態に基づいて、実行中の画像処理ジョブの状況を
前記第1のメモリまたは第2のメモリに選択的に格納す
る格納工程(図9のステップ(6),(7),(9),
(11),図10のステップ(2),(3),(4),
(7))とを有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明する断
面図である。
【0013】図において、200は画像処理装置(本
体)である、280は自動原稿送り装置(DF)であ
る。201はプラテンガラスで、原稿載置台である。2
02はスキャナで、原稿照明ランプ203や走査ミラー
204等で構成される。不図示のモータによリスキャナ
202が所定方向に往復駆動されて原稿を走査し、走査
ミラー204〜206を介しレンズ207を透過して原
稿からの反射光をイージセンサ部208内のCCDセン
サに結像する。
【0014】208はイメージセンサ部で、原稿からの
反射光を電気信号に変換したものに所定の画像処理を施
して画像信号を生成する。209は露光制御部で、レー
ザ発生部やポリゴンスキャナ等で構成され、イメージセ
ンサ部208で生成された画像信号に基づいて変調され
たレーザ光219を生成し感光体ドラム211に照射す
る。
【0015】210は画像処理部で、感光体ドラム21
1と、感光体ドラム211の回りに配置される1次帯電
器212,現像器213,転写帯電器216,分離帯電
器217,前露光ランプ214,クリーニング装置21
5等から構成される。
【0016】画像処理部210において、感光体ドラム
211は、不図示のモータにより図1に示した矢印Aが
指し示す方向に回転している。1次帯電器212は、感
光体ドラム211を所定の電位に帯電する。一次帯電器
212により帯電された感光体ドラム211は露光制御
部209で生成されたレーザ光219が照射され、静電
潜像が形成される。現像器213は、感光体ドラム21
1上に形成された静電潜像を現像し、感光体ドラム21
1上の静電潜像はトナー像として可視化される。
【0017】221は右カセットデッキ,222は左カ
セットデッキ,223は上段カセット,224は下段カ
セットで、転写紙を収納する。右カセットデッキ22
1,左カセットデッキ222,上段カセット223ある
いは下段カセット224に収納される転写紙は、ビック
アップローラ225,226,227,228により拾
い上げられ、給紙ローラ229,230,231,23
2により画像処理装置200に送られ、レジストローラ
233により画像処理部210に搬送される。
【0018】転写帯電器216は、感光体ドラム211
上の可視化されたトナー像を転写帯電器216により搬
送されてきた転写紙に転写する。クリーナ装置215
は、転写紙にトナー像を転写した後の感光体ドラム21
1上の残留トナーを清掃する。前露光ランプ214は、
クリーニング装置215による残留トナー清掃後の感光
体ドラム211上の残留電荷を消去する。
【0019】分離帯電器217は、トナー像が転写され
た後の転写紙を感光体ドラム211から分離する。23
4は転写ベルトで、分離帯電器217により分離された
転写紙を定着器235に搬送する。この定着器235
は、転写紙を加圧及び加熱することによりトナー像を転
写紙に定着する。236は排出ローラで、定着器235
によりトナー像が定着された転写紙を本体200の外に
排出する。
【0020】237は排紙フラッパで、搬送パス238
側と排出パス243側との何れかに転写紙の転送経路を
切り替える。240は下搬送パスで、反転パス239を
介して裏返しされ、排紙ローラ236から送り出された
転写紙を再給紙パス241に導く。なお、左カセットデ
ッキ222から給紙ローラ230により給紙された転写
紙も再給紙パス241に導かれる。
【0021】242は再給紙ローラで、再給紙パス24
1に導かれた転写紙を画像形成部210に再給紙する。
244は排出ローラで、排紙フラッパ237の近傍に配
置され、この排紙フラッパ237により排出パス243
側に切り替えられた際に搬送される転写紙を機外に排出
する。
【0022】なお、図1に示した画像処理装置におい
て、両面記録(両面複写)を行なうときには、排紙フラ
ッパ237を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パ
ス238,反転パス239,下搬送パス240を介して
再給紙パス241に導く。このとき、反転ローラ245
によって転写紙の後端が搬送パス238から全て抜け出
し、且つ、反転ローラ245に転写紙が噛んだ状態の位
置まで転写紙を反転パス239に引き込み、それから反
転ローラ245を逆転させることによって搬送パス24
0に送り出す。
【0023】また、本体200から転写紙を反転して排
出する時には、排紙フラッパ237を上方へ上げ、反転
ローラ245によって転写紙の後端が搬送パス238に
残った状態の位置まで反転パス239に引き込み、反転
ローラ245を逆転させることによって、転写紙を裏返
して排出ローラ244側に送り出す。
【0024】290は排紙処理装置で、画像処理装置2
00から排出された転写紙をそろえて閉じる(ステイプ
ルを行う)ものであり、一枚毎に排出される転写紙を処
理トレイ294で積載してそろえ、一部(一束)分の画
像形成の排出が終了したら、転写紙束をステイプルして
排紙トレイ292、又は排紙トレイ293に束で排出す
る。排紙トレイ293,294は不図示のモータで上下
に移動制御され、画像処理動作開始前に処理トレイ29
4の位置になるように移動する。
【0025】291は用紙トレイで、排出された転写紙
の間に挿入する区切り紙を積載する。295はZ折り機
で、排出された転写紙をZ折りにする装置である。ま
た、296は製本機で、排出された転写紙の一部(一
冊)分をまとめてセンタ折りしステイプルを行なうこと
によって製本を行ない、製本された紙束は排出トレイ2
97に排出される.なお、本体200には、例えば40
00枚の転写紙を収納し得るデッキ250が装備されて
いる。デッキ250のリフタ251は、ピックアップロ
ーラ252に転写紙が常に当接するように転写紙の量に
応じて上昇し、転写紙は給紙ローラ253によって本体
に送られる。また、100枚の転写紙を収容し得るマル
チ手差し254が装備されている。
【0026】図2は、図1に示した画像処理装置200
の制御構成の一例を説明するブロック図である。
【0027】図において、171はCPUで、ROM1
74に格納される制御プログラムに基づいて画像処理装
置200の基本制御を行い、ROM174と処理を行う
ためのワークメモリであるRAM175,入出力ポート
173がアドレスバス、データバスにより接続されてい
る。
【0028】入出力ポート(I/O)173は、画像処
理装置200を制御するモータ,クラッチ等の各種負荷
(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不
図示)が接続されており、CPU171はROM174
の内容(制御プログラム)にしたがって入出力ポート1
73を介して順次入出力の制御を行い画像形成動作を実
行する。
【0029】172は操作部で、画像処理装置200の
各種状態を表示するものであり、CPU171に接続さ
れている。402はRAMで、後述する図4に示すLC
D401への表示データを記憶する。
【0030】170は画像処理部で、イメージセンサ部
208で電気信号に変換された信号を処理するものであ
る。4は外部I/F処理部で、ホストコンピュータ等の
PC/WS1000からネットワーク1001等の通信
媒体を介して送信されるPDLデータ(ページ記述言語
データ)等を処理するものである。3は画像メモリ部
で、画像処理部170等で処理された画像を蓄積するも
のである。画像処理部170,外部I/F処理部4,画
像メモリ部3はCPU171に接続され、画像メモリ部
3は画像処理部170及び外部I/F処理部4に接続さ
れている。
【0031】図3は、図2に示した画像メモリ部3の詳
細構成の一例を説明するブロック図である。
【0032】図において、301はページメモリ部で、
DRAM等から構成され、メモリコントローラ部302
に接続される。外部I/F処理部4は、外部のコンピュ
ータ(PC/WS1000)から入力されたPDLデー
タをビットマップに展開する。303はLZ圧縮部で、
HD304に対する画像データの入出力に伴って圧縮、
解凍を行う。ハードディスク(HD)304は、LZ圧
縮部303により圧縮された画像データを記憶する。画
像処理部170,外部I/F処理部4,LZ圧縮部30
3,プリンタ部2はそれぞれメモリコントローラ部30
2に接続され、ハードディスク304はLZ圧縮部30
3に接続される。
【0033】メモリコントローラ部302は、ページメ
モリ部301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行
い、また画像I/F処理部4,画像処理部170,ハー
ドディスク304からのページメモリ部301へのアク
セスの調停を行う。更に、CPU171の指示に従い、
ページメモリ部301への書き込みアドレス、ページメ
モリ部301からの読み出しアドレス、読み出し方向な
どの制御をする。それにより、CPU171はページメ
モリ部301に複数の原稿画像をならべてレイアウトを
行い、プリンタ部2に出力する機能や、画像の一部分の
み切り出して出力する機能や、画像回転機能を制御す
る。
【0034】このように、画像メモリ部3はページメモ
リ部301,メモリコントローラ部302,LZ圧縮部
303,ハードディスク304等から構成され、DRA
M等のメモリで構成されるページメモリ部301に、メ
モリコントローラ部302を介して外部I/F処理部
4、画像処理部170からの2値画像の書き込み、プリ
ンタ部2への画像読み出し、大容量の記憶装置であるハ
ードディスク304への画像の入出力のアクセスを行
う。
【0035】なお、PC/WS1000から送られてく
るPDLデータが外部I/F処理部4でビットマップデ
ータに展開されて画像メモリ部3に記憶される際に、C
PU171はその入力された画像処理ジョブの受付時刻
(不図示の計時部により測定される),PC/WS10
00からデータと共に送信される画像処理ジョブを送信
してきたPC/WS1000のホスト名またはユーザ
名,画像処理ジョブのプリント名と処理順序等のジョブ
情報をRAM402に確保される不図示のプリント状況
記憶領域に記憶する。
【0036】また、イメージセンサ部208で電気信号
に変換された信号が画像処理部170で処理されて画像
メモリ部3に記憶される際に、CPU171はその入力
された画像処理ジョブの受付時刻(不図示の計時部によ
り測定される),機能名(コピー),原稿枚数と印刷部
数,処理順序等のジョブ情報をRAM402に確保され
るプリント状況記憶領域に記憶する。
【0037】また、プリント状況記憶領域には各ジョブ
の動作状況が記憶されている。例えば、プリント待ち状
態であれば「プリント待ち」、プリント中であれば「プ
リント中」、プリント処理が中断状態であれば「中断
中」であることが記憶される。
【0038】図4は、図2に示した操作部172の構成
の一例を説明する図である。
【0039】図において、401はLCD(液晶ディス
プレイ)で、画像処理装置200の状態、プリントジョ
ブ状況などを表示するものであり、RAM402に記憶
される表示データに基づいて表示される。またLCD4
01は、タッチパネルになっており、表面を触ることに
より選択キーとして働く。操作者は操作部172をとお
して、画像処理動作モードやプリント状況表示の切り替
えをCPU171に指示し、CPU171は画像処理装
置200の状態,プリントジョブの状況,プリントジョ
ブの履歴,キー入力による動作モード設定の表示を行
う。
【0040】図5は、図2に示した操作部の詳細構成の
一例を説明する図である。なお、図4と同一のものには
同一の符号を付してある。
【0041】図において、403は電源スイッチで、本
体200への通電を制御する。404は予熱キーで、予
熱モードのON/OFFを切替える場合に押下する。4
05はコピーモードキーで、複数の機能の中からコピー
モードを選択するときに押下する。406はファックス
モードキーで、複数の機能の中からファックスモードを
選択するときに押下する。
【0042】407はパーソナルボックスキーで、複数
の機能の中からパーソナルボックスモードを選択すると
きに押下する。パーソナルボックス機能とは、例えば会
社においてユーザ個人や部署毎に複写機内のメモリに記
憶領域を持ち、そこにPDLデータやスキャン画像を記
憶させておき、好きなときに出力する機能である。40
8は拡張キーで、PDLデータに対する操作を行うとき
に使用する。
【0043】409はコピースタートキーで、コピーの
開始を指示するときに押下するキーである。410はス
トップキーで、コピーを中断したり、中止したりすると
きに押下するキーである。411はリセットキーで、ス
タンバイ中に該リセットキーを押下した場合に標準モー
ドに復帰させる。412はガイドキーで、各機能の説明
を表示させるために押下するキーである。
【0044】413はユーザモードキーで、ユーザがシ
ステムの基本設定を変更するときに押下する。414は
割り込みキーで、コピー中に割り込みして他のコピーを
実行したいときに押下する。415はテンキーで、数値
の入力を行うときに使用するキー群である。416はク
リアキーで、数値をクリアするときに押下する。417
はIDキーで、複写機を使用する場合にIDの入力モー
ドに移行するときに押下する。
【0045】418はタリーランプで、ネットワークと
の通信状態を示し、通常緑色で点灯し、通信していると
きは緑色で点滅し、ネットワークエラーの場合には赤色
で点灯する。
【0046】以下、図6,図7、図8を参照して図4に
示したLCD401に表示される画面について説明す
る。
【0047】図6は、図4に示したLCD401に表示
されるコピー標準画面の一例を説明する図であり、本実
施形態における画像処理装置では、電源投入時にデフォ
ルトとしてコピー標準画面で起動するようになってい
る。
【0048】図において、500はコピー標準画面であ
る。501はメッセージラインで、コピージョブの状態
をメッセージで表示する。502は倍率表示で、設定さ
れた倍率やコピーモードによって自動的に決められる倍
率をパーセントで表示する。503は用紙サイズ表示
で、選択された出力用紙のサイズを表示する。なお、自
動用紙選択が設定されている場合にはオート用紙という
メッセージを表示する。
【0049】504は置数表示で、コピーする枚数を表
示する。505は縮小キーで、縮小コピーを行いたい場
合に押下する。506は等倍キーで、縮小や拡大が設定
されている場合で等倍に戻すときに押下する。507は
拡大キーで、拡大コピーを行いたい場合に押下する。5
08はズームキーで、細かい単位で倍率を設定して縮小
コピーや拡大コピーを行いたい場合に押下する。
【0050】509は用紙選択キーで、出力用紙を指定
する場合に押下する。510はソータキーで、ソートや
ステイプルのモードを設定する場合に押下する。511
は両面キーで、両面モードを設定する場合に押下する。
512は濃度表示で、現在の印刷濃度が分かるように表
示され、マーカー512aが左側に表示される場合は濃
度が薄く、右側に表示される場合は濃度が濃いことを示
す。また、濃度表示512は、うすくキー513,こく
キー515と連動して表示が変化するようになってい
る。
【0051】うすくキー513は、濃度を薄くしたい場
合に押下する。514は自動キーで、自動的に濃度を決
定するモードを使用する場合に押下する。こくキー51
5は、濃度を濃くしたい場合に押下する。516は文字
キーで、文字原稿をコピーするのに適した濃度に自動的
に設定する文字モードを設定する場合に押下する。
【0052】517は文字/写真キーで、写真が混在し
た原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定する
文字/写真モードを設定する場合に押下する。518は
応用モードキーで、コピー標準画面500で設定できな
い様々なコピーモードを設定する場合に押下する。
【0053】519はプリント状況キーで、現在画像処
理装置200で行われているプリントの状況を表示させ
る場合に押下する。このように、ユーザは図6に示した
操作パネル上のプリント状況キー519に触れることで
後述する図7に示すプリント状況表示画面600を表示
することができる。
【0054】図7は、図4に示したLCD401に表示
されるプリント状況表示画面の一例を説明する図であ
り、プリント状況表示画面は図6に示したプリント状況
キー519が押下された場合に表示される画面である。
【0055】図において、600はプリント状況表示画
面である。601はプリントジョブリストで、画像形成
装置で受け付けられ、現在処理が行われているか、もし
くは処理を実行されるのを待っているプリントジョブの
リスト(一覧)である。プリントジョブリスト601で
は、プリントジョブの実行順序も示されており、上から
順にプリントジョブは実行されていく。また、リストの
一番上には現在プリント実行中のジョブが表示される。
【0056】602は受付件数表示で、分母は画像形成
装置200が受け付けたプリントジョブ数を示し、分子
はプリントジョブリスト601で選択されているプリン
トジョブ数を表示する。603はメモリ残量表示で、ハ
ードディスク304の残量をパーセントで表示する。
【0057】604は時刻フィールドで、プリントジョ
ブリスト601で表示される各プリントジョブの受付時
刻を表示する。605はユーザ名フィールドで、PDL
プリントの場合はホスト名もしくはユーザ名を表示し、
その他のコピージョブ等に関してはその機能の名前を表
示する。606はジョブ名フィールドで、プリントジョ
ブ名を表示し、PDLプリントの場合はファイル名を表
示し、コピーの場合は原稿枚数と部数を表示する。
【0058】607は状況フィールドで、各プリントジ
ョブの現在の状況を表示し、プリント中の場合は「プリ
ント中」と、ハードディスク304で待機(キュー)し
ている場合には「プリント待ち」と表示する。
【0059】608はカーソルで、プリントジョブを選
択する場合にプリントジョブが表示されている部分にタ
ッチすると、そのプリントジョブが選択され反転表示さ
れる。609はプリントジョブ履歴キーで、画像形成装
置で処理が終了したプリントジョブの履歴を見たい場合
に押下する。プリントジョブ履歴キー609を押すと後
述する図8に示すプリントジョブ履歴画面700が表示
される。
【0060】610は優先キーで、プリントジョブリス
ト601で選択されたプリントジョブの優先順位を上げ
るために使用する。611は下スクロールキー,612
は上スクロールキーで、プリントジョブがプリントジョ
ブリスト601の一画面に表示しきれない場合に、プリ
ントジョブリスト601に表示されるプリントジョブを
上下にスクロールさせる。
【0061】613は詳細情報キーで、プリントジョブ
リスト601で選択されたプリントジョブの詳細情報を
見る場合に使用する。詳細情報キー613を押すと選択
されたプリントジョブの詳細情報を表示するプリントジ
ョブ詳細情報画面が表示される。614は中止キーで、
プリントジョブリスト601で選択されたプリントジョ
ブのプリントを中止する場合に押下する。615は閉じ
るキーで、プリント状況表示画面600を終了する場合
に押下する。
【0062】図に示したように、プリント状況表示画面
600は、現在実行中のジョブ、また現在キューされて
いるジョブの状態をリストで表示する画面である。現在
プリント中のジョブは、「プリント中」、キューされて
いるジョブは「プリント待ち」と表示され、ユーザは自
分の要求したプリントまたはコピーの状況を一目で知る
ことができる。
【0063】なお、このプリント状況表示画面600に
は中止キー614があり、画面上のジョブを選択して中
止キー614を押すことにより選択したジョブを中止で
きる。中止されたジョブは、プリント状況表示画面60
0から削除され、後述するプリントジョブ履歴画面にリ
ストされる。
【0064】なお、プリントジョブリスト601に表示
される各ジョブの画像処理ジョブの受け付け時刻,ホス
ト名又はユーザ名または機能名,ジョブ名及び状況はR
AM402のプリント状況記憶領域に記憶される各ジョ
ブのジョブ情報及び動作状態に基づいて表示される。
【0065】図8は、図4に示したLCD401に表示
されるプリントジョブ履歴画面の一例を説明する図であ
り、図7に示したプリントジョブ履歴キー609が押下
されたときにLCD401に表示される画面である。
【0066】図において、700はプリントジョブ履歴
画面である。701はジョブ履歴リストで、過去に実行
されたプリントジョブの履歴リスト(一覧)であり、本
実施形態では上から順に古いものから表示される。しか
し、上から順に新しいものから表示しても良い。つま
り、ジョブの受付時刻またはプリント処理の終了時刻で
古い順にジョブ履歴リスト701の上から表示しても良
いし、ジョブの受付時刻またはプリント処理の終了時刻
で新しい順にジョブ履歴リスト701の上から表示して
も良い。
【0067】702は時刻表示フィールドで、本実施形
態ではプリントジョブの受付時刻を表示するフィールド
である。なお、時刻表示フィールド702にプリントジ
ョブのプリント処理終了時刻を表示するようしても良
い。703はユーザ名フィールドで、PDLプリントの
場合はホスト名もしくはユーザ名を表示し、その他のコ
ピー等のジョブに関してはその機能の名前を表示するフ
ィールドである。
【0068】704はジョブ名フィールドで、プリント
ジョブ名を表示するフィールドであり、PDLプリント
の場合はファイル名を表示し、コピーの場合は原稿枚数
と部数を表示する。705はプリント結果フィールド
で、各プリントジョブのプリント結果を表示し、正常終
了の場合は「OK」,異常終了の場合は「NG」,図5
に示したストップキー410や図6に示した中止キー6
14等が押下され強制終了した場合には「Stop」を
表示する。
【0069】706は下スクロールキー,707は上ス
クロールキーで、プリントジョブがプリントジョブ履歴
リスト701の一画面に表示しきれない場合に、プリン
トジョブ履歴リスト701に表示されるプリントジョブ
を上下にスクロールさせる。709は閉じるキーで、プ
リントジョブ履歴画面700を終了するキーで、このキ
ーを押すことにより、図7に示したプリント状況表示画
面600に戻る。710は閉じるキーで、プリント状況
表示画面600を終了するキーである。
【0070】このように、プリントジョブ履歴画面70
0は、プリント状況表示画面600中のプリントジョブ
履歴キー609に触れることでLCD401に表示する
ことができる。プリントジョブ履歴画面700には、正
常終了または異常終了したジョブ、中止操作されたジョ
ブに関するジョブ情報を表示する。
【0071】なお、プリントジョブ履歴リスト701に
表示される各ジョブの画像処理ジョブの受け付け時刻又
は終了時刻,ユーザ名又はホスト名又は機能名,ファイ
ル名又は原稿枚数及び部数,プリント結果はRAM40
2のプリント履歴記憶領域に記憶される各ジョブのジョ
ブ情報及びプリント結果に基づいて表示される。
【0072】なお、プリント履歴記憶領域には以下のよ
うにジョブ情報及びプリント結果が記憶される。
【0073】上記のように構成された画像処理装置にお
いて、処理中のジョブのジョブ情報及び動作状態または
プリント結果は、画像処理装置の状態,状況に応じて、
RAM402のプリント状況記憶領域とプリント履歴記
憶領域に選択的に記憶され、前記2画面(プリント状況
表示画面600,プリントジョブ履歴画面700)のい
ずれかに選択的に表示される。
【0074】例えば、原稿の読み込みと出力が同期して
行われる場合に、画像処理装置が紙詰まりによって中断
したとき、画像処理装置の状態がその紙詰まりになった
ジョブの処理を完了していない原稿から処理を再開する
こと、すなわち、ジョブを中断前の状態に復帰して再開
させるリカバリが必要な状態か否かを判断し、そのジョ
ブの状況をプリント状況表示画面600で表示するかプ
リントジョブ履歴画面700に表示するかの選択が行わ
れる。
【0075】リカバリが必要であると判断されたジョブ
のジョブ情報及び動作状況は、プリント状況表示画面6
00に表示するので、プリント状況記憶領域に記憶され
る動作状況を現在の動作状況である「中断中」に変更す
る。よって、紙詰まりが解除されるまでプリント状況表
示画面600のそのジョブの状況フィールド607に
「中断中」が表示される。
【0076】一方、リカバリが必要でないと判断された
ジョブのジョブ情報とプリント結果とは、プリントジョ
ブ履歴画面700に表示するので、プリント履歴記憶領
域に記憶され、プリント状況記憶領域に記憶される該ジ
ョブのジョブ情報と動作状況は削除される。
【0077】例えば、自動原稿送り装置280から原稿
を読み込んでプリントを行った際、最終原稿が自動原稿
送り装置280から排出される時に自動原稿送り装置2
80で紙話まりになったときには、最終原稿の原稿画像
の読み込みが終了しているので、読み取られた原稿画像
は正常にプリントアウトされるため、そのジョブの画像
形成動作を継続させるためのリカバリは必要としない。
従って、この場合ユーザの所望のプリントは出力される
ので、このジョブのジョブ情報及び動作状況はプリント
状況記憶領域から削除され、プリント履歴記憶領域にプ
リント結果とともに記憶され、該ジョブのジョブ情報は
図8に示したプリントジョブ履歴画面700内に表示さ
れる。
【0078】なお、画像処理ジョブが通常に終了した場
合、また、操作パネル172,PC/WS1000等か
らの処理中止指示がなされてジョブが中止となった場合
は、RAM402に確保されるジョブ状況記憶領域に記
憶されるこのジョブのジョブ情報及び動作状況はプリン
ト状況記憶領域から削除され、プリント履歴記憶領域に
プリント結果とともに記憶され、該ジョブのジョブ情報
は図8に示したプリントジョブ履歴画面700内に表示
される。
【0079】以下、図9のフローチャートを参照して本
発明に係る画像処理装置の制御動作を説明する。
【0080】図9は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図2に示したROM174に格納される制御
プログラムに基づいてCPU171が行なう処理に対応
する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0081】なお、図9に示すフローチャートは、原稿
画像の読み込みと該読み込まれる原稿画像の画像形成が
同時に行われる場合であり、原稿を一枚読み込む毎に一
枚画像を形成する場合のフローチャートである。
【0082】まず、原稿を一枚読み込み(1)、ステッ
プ(1)で読み込んだ原稿画像の出力を行い(2)、ス
テップ(1)又はステップ(2)における一連の動作に
対して紙話まり(ジャム)が生じたか否かを判断し
(3)、ジャムが生じていると判断した場合は、そのジ
ャムは自動原稿送り装置280の排紙ジャム(DF排紙
ジャム)であるか否かを判断し(4)、DF排紙ジャム
であると判断した場合は、ステップ(1)で読み込んだ
原稿は最終原稿であったか否かを判断し(5)、最終原
稿であると判断した場合は、そのジョブをRAM402
内に確保されたプリント状況記憶領域から削除して、プ
リント状況表示画面600のプリントジョブリスト60
1から削除し(6)、RAM402に確保されたプリン
ト履歴記憶領域のリストに追加してプリントジョブ履歴
画面700のジョブ履歴リスト701に追加表示し
(7)、処理を終了する。
【0083】一方、ステップ(3)で、ジャムでないと
判断した場合は、ステップ(1)で読み込んだ原稿は最
終原稿であるか否かを判断し(8)、最終原稿であると
判断した場合は、そのジョブをRAM402に確保され
るプリント状況記憶領域から削除して、プリント状況表
示画面600のプリントジョブリスト601から削除し
(6)、RAM402内に確保されたプリント履歴記憶
領域のリストに追加して、プリントジョブ履歴画面70
0のジョブ履歴リスト701に追加表示し(7)、処理
を終了する。なお、ステップ(8)において、最終原稿
でないと判断した場合は、ステップ(1)に戻る。
【0084】また、ステップ(4)でDF排紙ジャムで
はないと判断した場合、もしくはステップ(5)で最終
原稿でないと判断した場合は、そのジョブに対応する動
作状況である「中断中」をRAM402内に確保された
プリント状況記憶領域に記憶して、プリント状況表示画
面600のプリントジョブリスト601の表示を「中断
中」に変更し(9)、次にジャム解除を待って(1
0)、ジャムが解除されリカバリされたらRAM402
内に確保されたプリント状況記憶領域の動作状況を「プ
リント中」に変更して、プリント状況表示画面600の
プリントジョブリスト601の表示を「プリント中」に
変更し(11)、スタートヘ戻る。
【0085】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
原稿読み取り動作とプリント動作を同時に並行して行な
うプリントジョブにおいて、DF排紙ジャムが発生して
画像処理装置によるジョブの処理が中断した場合に、画
像処理装置の状態に応じて該プリントジョブの状況をプ
リント状況表示画面600またはプリントジョブ履歴画
面700に選択表示する場合について説明したが、他の
エラー状態、例えば現像器213内に貯蔵されるトナー
がなくなったトナー無しエラーが発生して画像処理動作
が中断した場合に、画像処理装置の状態に応じてジョブ
の状況をプリント状況表示画面600またはプリントジ
ョブ履歴画面700に選択表示するように構成しても良
い。以下、その実施形態について説明する。
【0086】なお、第2実施形態で説明する画像処理装
置は第1実施形態で説明した画像処理装置と同様であ
り、図1〜図3に示した構成及び制御構成を有し、図
4,図5に示した操作部を有し、図4に示したLCD4
01は図6に示したコピー標準画面500,図7に示し
たプリント状況表示画面600,図8に示したプリント
ジョブ履歴画面700を表示する。
【0087】上記のような画像処理装置において、処理
中のジョブがトナー無しによって中断した場合、画像処
理装置の状態がユーザによる中止操作(図7に示したプ
リント状況表示画面600のプリントジョブリスト60
1に表示されるジョブ中で、プリント中止を行うプリン
トジョブが表示される部分をタッチして選択(反転表
示)し、中止キー614を押下することによりプリント
ジョブのプリント中止を行うことができる)がなされた
状態か否かによってジョブの状況をプリントジョブ履歴
画面700に表示するか、プリント状況表示画面600
に表示するかを選択する。
【0088】中止操作がなされない、即ち画像形成を継
続する場合は、画像処理装置の状態はジョブは処理を完
了していない頁から中断前の画像処理条件に復帰した状
態で処理を再開するリカバリの必要がある状態として、
プリント状況表示画面600の状況フィールド607に
ジョブの状況を「中断中」として表示させるために、プ
リント状況記憶領域に該ジョブのジョブ情報と動作状況
(中断中)を記憶する。中止操作が行われた場合は、画
像処理装置の状態はそのジョブにリカバリの必要がない
状態と判断して、該ジョブのジョブ情報とプリント結果
(ここでは「Stop」)をプリント履歴記憶領域に記
憶して、プリントジョブ履歴画面700に表示させる。
以下、図10のフローチャートを参照して本発明に係
る画像処理装置においてプリント出力中にトナー無しに
よって画像形成動作が中断した場合の処理について説明
する。
【0089】図10は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を説明するフローチャ
ートであり、図2に示したROM174に格納される制
御プログラムに基づいてCPU171が行なう処理に対
応する。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0090】まず、図1に示した現像器213内のトナ
ーがなくなり、トナー無しエラーが発生し画像形成動作
が中断した場合、ユーザによる中止操作があるかどうか
を判断し(1)、中止操作がないと判断した場合は、画
像形成動作が中断しているジョブはリカバリを必要とし
ないと判断し、該ジョブのジョブ情報と動作状況をRA
M402に確保されるプリント状況記憶領域から削除し
て、プリント状況表示画面600のプリントジョブリス
ト601から削除し(2)、該ジョブのジョブ情報とプ
リント結果とをRAM402に確保されるプリント履歴
記憶領域のリストに追加して、プリントジョブ履歴画面
700のジョブ履歴リスト701に追加表示して
(3)、処理を終了する。
【0091】一方、ステップ(1)において、中止操作
が行われなかった場合は、プリント状況記憶領域に記憶
される該ジョブの動作状況を「中断中」に変更し
(4)、トナー無しエラーが解除されたかどうかを判断
し(5)、トナー無しエラーが解除されないと判断した
場合は、ステップ(1)へ戻り、トナー無しエラーが解
除されたと判断した場合は、リカバリを行い(6)、R
AM402に確保されるプリント状況記憶領域に記憶さ
れる動作状況を「プリント中」に変更して、プリント状
況表示画面600のプリントジョブリスト601を「プ
リント中」に変更表示して(7)、通常動作に戻り、処
理を終了する。
【0092】これにより、現在の各画像処理ジョブの実
行状況と各画像処理ジョブの履歴とを表示する2画面を
用意し、画像処理装置中断時にジョブを続行させるか否
かを判断しジョブの状況を表示する表示画面を選択する
ことによって、ユーザが自分の要求したプリントの出力
状況を簡潔に把握することができる。
【0093】なお、第2実施形態では、画像処理装置の
画像形成動作の中断に関して、トナー無しエラーを例に
したが、中断条件として、カセットデッキ221〜22
4の紙無し等のアラーム及び、紙詰まり(ジャム)でも
有効である。
【0094】又、画像形成動作の中断条件としてプリン
タ部2にある不図示のドア等が開けられたときに発生す
るドアオープンエラーでも良いし、排紙処理装置290
内の転写紙のジャムにより排紙作業ができないときに発
生する排紙装置エラーでも良い。
【0095】さらに、上記各実施形態においては、プリ
ントジョブリスト601およびジョブ履歴リスト701
は異なった画面で表示される場合について説明したが、
同一の画面上で同時に表示するように構成してもよい。
【0096】以上より、現在の各画像処理ジョプの実行
状況と各画像処理ジョブの履歴とを表示する2画面を用
意し、画像処理装置の状態に応じてジョブの状況を履歴
と実行状況のどちらかに選択的に表示することで、ユー
ザが自分の要求した出力状況を簡潔に把握できる操作部
表示を持った画像処理装置を提供することができる。
【0097】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0098】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0099】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0100】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0101】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0102】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0103】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、入力される画像情報に基づく画像を記
録媒体に出力処理する画像処理ジョブを複数受け付け順
次実行可能な画像処理装置において、前記画像処理ジョ
ブの実行状況を複数記憶する第1の記憶手段と、前記画
像処理ジョブの終了状況を複数記憶する第2の記憶手段
と、前記第1の記憶手段に記憶される各画像処理ジョブ
の実行状況および第2の記憶手段に記憶される各画像処
理ジョブの終了状況をそれぞれ一覧表示する表示手段
と、前記画像処理装置の状態を監視し、前記画像処理装
置の状態に基づいて、実行中の画像処理ジョブの状況を
前記第1の記憶手段または第2の記憶手段に選択的に格
納制御する制御手段とを有するので、画像処理ジョブの
状況を装置の状態に応じて選択された適切な状況一覧表
示でユーザに明確に通知することができる。
【0105】第2の発明によれば、前記制御手段は、前
記画像処理装置が中断状態である場合には、前記画像処
理装置の中断状態が実行中断中の画像処理ジョブを復帰
再開させる必要がある状態か否かに基づいて、前記実行
中の画像処理ジョブの状況を前記第1の記憶手段または
第2の記憶手段に選択的に格納制御するので、中断され
た画像処理ジョブの再開状況,終了状況をユーザに明確
に通知することができる。
【0106】第3の発明によれば、前記制御手段は、前
記画像処理装置の中断状態が実行中断中の画像処理ジョ
ブを復帰再開させる必要がある状態の場合には、前記実
行中の画像処理ジョブの状況を前記第1の記憶手段に格
納制御するので、中断された画像処理ジョブの再開状況
をユーザに明確に通知することができる。
【0107】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記画像処理装置の中断状態が実行中断中の画像処理ジョ
ブを復帰再開させる必要がない状態の場合には、前記実
行中の画像処理ジョブの状況を前記第2の記憶手段に格
納制御するので、中断された画像処理ジョブの終了状況
をユーザに明確に通知することができる。
【0108】第5の発明によれば、入力される画像情報
に基づく画像を記録媒体に出力処理する画像処理ジョブ
の実行状況を複数記憶する第1のメモリと、前記画像処
理ジョブの終了状況を複数記憶する第2のメモリと、前
記第1のメモリに記憶される各画像処理ジョブの実行状
況および第2のメモリに記憶される各画像処理ジョブの
終了状況をそれぞれ一覧表示する表示部とを有する画像
処理装置の制御方法において、前記画像処理装置の状態
を監視する監視工程と、該監視された前記画像処理装置
の状態に基づいて、実行中の画像処理ジョブの状況を前
記第1のメモリまたは第2のメモリに選択的に格納する
格納工程とを有するので、画像処理ジョブの状況を装置
の状態に応じて選択された適切な状況表示一覧でユーザ
に明確に通知することができる。
【0109】従って、画像処理ジョブの状況を装置の動
作状態に応じて選択された適切な状況表示一覧でユーザ
に明確に通知でき、ユーザは自分の要求した画像処理の
状況を簡潔に把握することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構
成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した画像処理装置の制御構成の一例を
説明するブロック図である。
【図3】図2に示した画像メモリ部の詳細構成の一例を
説明するブロック図である。
【図4】図2に示した操作部の構成の一例を説明する図
である。
【図5】図2に示した操作部の詳細構成の一例を説明す
る図である。
【図6】図4に示したLCDに表示されるのコピー標準
画面の一例を説明する図である。
【図7】図4に示したLCDに表示されるプリント状況
表示画面の一例を説明する図である。
【図8】図4に示したLCDに表示されるプリントジョ
ブ履歴画面の一例を説明する図である。
【図9】本発明に係る画像処理装置における第1のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
3 画像メモリ部 4 外部I/F処理部 170 画像処理部 171 CPU 172 操作部 174 RAM 175 ROM 402 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像情報に基づく画像を記録
    媒体に出力処理する画像処理ジョブを複数受け付け順次
    実行可能な画像処理装置において、 前記画像処理ジョブの実行状況を複数記憶する第1の記
    憶手段と、 前記画像処理ジョブの終了状況を複数記憶する第2の記
    憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶される各画像処理ジョブの実
    行状況および第2の記憶手段に記憶される各画像処理ジ
    ョブの終了状況をそれぞれ一覧表示する表示手段と、 前記画像処理装置の状態を監視し、前記画像処理装置の
    状態に基づいて、実行中の画像処理ジョブの状況を前記
    第1の記憶手段または第2の記憶手段に選択的に格納制
    御する制御手段と、を有することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記画像処理装置が中
    断状態である場合には、前記画像処理装置の中断状態が
    実行中断中の画像処理ジョブを復帰再開させる必要があ
    る状態か否かに基づいて、前記実行中の画像処理ジョブ
    の状況を前記第1の記憶手段または第2の記憶手段に選
    択的に格納制御することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記画像処理装置の中
    断状態が実行中断中の画像処理ジョブを復帰再開させる
    必要がある状態の場合には、前記実行中の画像処理ジョ
    ブの状況を前記第1の記憶手段に格納制御することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記画像処理装置の中
    断状態が実行中断中の画像処理ジョブを復帰再開させる
    必要がない状態の場合には、前記実行中の画像処理ジョ
    ブの状況を前記第2の記憶手段に格納制御することを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 入力される画像情報に基づく画像を記録
    媒体に出力処理する画像処理ジョブの実行状況を複数記
    憶する第1のメモリと、前記画像処理ジョブの終了状況
    を複数記憶する第2のメモリと、前記第1のメモリに記
    憶される各画像処理ジョブの実行状況および第2のメモ
    リに記憶される各画像処理ジョブの終了状況をそれぞれ
    一覧表示する表示部とを有する画像処理装置の制御方法
    において、 前記画像処理装置の状態を監視する監視工程と、 該監視された前記画像処理装置の状態に基づいて、実行
    中の画像処理ジョブの状況を前記第1のメモリまたは第
    2のメモリに選択的に格納する格納工程と、を有するこ
    とを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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