JPH05294529A - 送りローラ装置 - Google Patents
送りローラ装置Info
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- JPH05294529A JPH05294529A JP12571092A JP12571092A JPH05294529A JP H05294529 A JPH05294529 A JP H05294529A JP 12571092 A JP12571092 A JP 12571092A JP 12571092 A JP12571092 A JP 12571092A JP H05294529 A JPH05294529 A JP H05294529A
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
ーを確実に防止するとともに、面倒で時間のかかる加圧
力の調節を不要にする。 【構成】 搬送ローラ2の軸方向に並べて配した複数の
加圧ローラ3a…と、各加圧ローラ3a…を搬送ローラ
2に対してそれぞれ独立して変位自在に支持する複数の
支持部4a…を有するローラ支持機構4と、各加圧ロー
ラ3a…を搬送ローラ2に対する加圧方向へ付勢するた
めの加圧スプリング5a…と、加圧スプリング5a…の
端部を支持することにより各加圧ローラ3a…の加圧力
を平衡させるシーソー機構6を備える。
Description
搬送機構等に用いて好適な送りローラ装置に関する。
プリンタの記録紙搬送機構に用いた送りローラ装置50
を示す。送りローラ装置50は記録紙Pの両面を挟む搬
送ローラ51と複数の加圧ローラ52…を備え、各加圧
ローラ52…はそれぞれシャフト53の軸上に所定間隔
置きに設けられる。また、シャフト53の両端は左右一
対の加圧スプリング54、55によって、搬送ローラ5
1に対する加圧方向に付勢され、これにより、搬送ロー
ラ51が回転すれば、記録紙Pは加圧ローラ52…によ
り加圧されつつ前方へ搬送せしめられる。
の送りローラ装置50は、左右における加圧スプリング
54、55のバネ定数及び取付構造等が異なる場合、左
右の加圧力に偏差を生じ、搬送される記録紙Pにスキュ
ーが発生しやすい難点があった。
付時に左右の加圧力を均一にするための調節を行ってい
たが、調節に時間がかかるとともに、正確に均一化させ
ることは容易でなく、しかも、初期調節を行っても後発
的に加圧力が不均一になるなど、信頼性及び安定性に劣
る難点があった。
課題を解決したものであり、搬送されるシート状体(記
録紙等)のスキューを確実に防止するとともに、面倒で
時間のかかる加圧力の調節を不要にすることができる送
りローラ装置の提供を目的とする。
搬送する搬送ローラ2と加圧ローラ3a…を備えてなる
送りローラ装置1を構成するに際して、特に、搬送ロー
ラ2の軸方向に並べて配した複数の加圧ローラ3a、3
b、3c、3d、3eと、各加圧ローラ3a…を搬送ロ
ーラ2に対してそれぞれ独立して変位自在に支持する複
数の支持部4a、4b、4c、4d、4eを有するロー
ラ支持機構4と、各加圧ローラ3a…を搬送ローラ2に
対する加圧方向へ付勢するための加圧スプリング5a…
と、加圧スプリング5a…の端部を支持することにより
各加圧ローラ3a…の加圧力を平衡させるシーソー機構
6を備えることを特徴とする。
側Cにより回動自在に支持される自在リンク6iを備え
るとともに、各支持部4a…と自在リンク6i間に架け
渡す複数の加圧スプリング5a、5bx、5by、5c
を備えて構成できる。また、他の形態として、シーソー
機構6は各支持部4d…を変位自在に支持する自在リン
ク6jを備えるとともに、自在リンク6jの中央部と固
定側C間に架け渡す加圧スプリング5dを備えて構成で
きる。
ついて説明する。まず、図1に示す形態によれば、加圧
スプリング5a…はシーソー機構6における自在リンク
6iとローラ支持機構4における各支持部4a…間に架
設されるため、各加圧ローラ3a…は対応する加圧スプ
リング5a…の弾性力により、搬送ローラ2に対する加
圧方向へそれぞれ個別に付勢される。一方、自在リンク
6iの中央部は固定側Cにより回動自在に支持されるた
め、自在リンク6iの左右両端寄りに配した一対の加圧
スプリング5aと5c、さらに、中央寄りに配した左右
一対の加圧スプリング5bxと5byによる左右の加圧
力は自在リンク6iの中央部を支点として平衡する。即
ち、加圧力の調節を行うことなく、加圧ローラ3a…に
よる左右の加圧力は常時均一となる。
ソー機構6における自在リンク6jの中央部は単一の加
圧スプリング5dにより支持され、かつ付勢されるとと
もに、ローラ支持機構4における支持部4d、4eは自
在リンク6jにより回動自在に支持される。したがっ
て、この場合も、加圧力の調節を行うことなく、左右の
加圧力は常時均一となる。
2と加圧ローラ3a…によりそれぞれ挟まれるため、搬
送ローラ2を不図示の駆動部により回転させれば、シー
ト状体Sは加圧ローラ3a…により加圧されつつ前方に
搬送せしめられる。この場合、左右の加圧力は均一とな
るため、シート状体Sにスキューは発生しない。
面に基づき詳細に説明する。
成について、図1及び図2を参照して説明する。
た送りローラ装置1を示す。送りローラ装置1は搬送ロ
ーラ2を備え、この搬送ローラ2は不図示の駆動部によ
り回転せしめられる。
ーラ2に平行に配した支持シャフト11を備え、その軸
方向に三組の支持部4a、4b、4cを回動自在に支持
する。このうち支持部4bは支持シャフト11に回動自
在に嵌合する筒状の回動部12bと、この回動部12b
の左右両側寄りに中間部を固定した一対のL形支持レバ
ー13bx、13byにより構成し、支持シャフト11
の中央位置に配する。また、支持部4aは支持シャフト
11に回動自在に嵌合する筒状の回動部12aと、この
回動部12bの左右両側寄りに中間部を固定した一対の
L形支持レバー13ax、13ayにより構成し、支持
部4bの一方側に配する。さらに、支持部4cは支持シ
ャフト11に回動自在に嵌合する筒状の回動部12c
と、この回動部12cの左右両側寄りに中間部を固定し
た一対のL形支持レバー13cx、13cyにより構成
し、支持部4bの他方側に配する。なお、各回動部12
a…は支持シャフト11に装着後、ストッパ15p、1
5qにより抜止めされる。これにより、ローラ支持機構
4は左右対称となり、各支持部4a…はそれぞれ独立し
て回動変位する。
端間にはローラシャフト14bを架設し、加圧ローラ3
bを回動自在に支持する。さらにまた、支持レバー13
axと13ayの一端間にはローラシャフト14aを架
設し、加圧ローラ3bと同一の加圧ローラを二個並べて
構成した二連式の加圧ローラ3aを回動自在に支持する
とともに、支持レバー13cxと13cyの一端間には
ローラシャフト14cを架設し、加圧ローラ3aと同一
の加圧ローラ3cを回動自在に支持する。
あって、ローラ支持機構4から離間した位置には、シー
ソー機構6を構成する自在リンク6iを配設する。自在
リンク6iはその中央部に設けた軸受孔6sが固定側
C、即ち、本体シャーシに設けた支軸部Csによって回
動自在に支持される。なお、自在リンク6iの中央部の
位置と支持シャフト11の中央部の位置は左右方向に一
致する。
リンク6i間及び支持レバー13byの他端と自在リン
ク6i間には加圧スプリング5bx及び5byをそれぞ
れ架け渡す。また、支持レバー13ax及び13ayの
他端間には連結リンク16aを架設し、この連結リンク
16aの中央部と自在リンク6i間には加圧スプリング
5aを架け渡す。さらにまた、支持レバー13cx及び
13cyの他端間には連結リンク16cを架設し、この
連結リンク16cの中央部と自在リンク6i間には加圧
スプリング5cを架け渡す。
置関係及び機能について、図1及び図2を参照して説明
する。
支点となり、支持シャフト11に対してそれぞれ独立し
て回動自在となる。このため、各支持部4a…の一端側
に支持される回動自在の加圧ローラ3a…は、搬送ロー
ラ2に対し、進退方向に変位自在となり、図2に示すよ
うに搬送ローラ2に当接可能となる。また、各支持部4
a…の他端側は、各加圧スプリング5a…の弾性力によ
って搬送ローラ2に対する加圧方向に付勢されるため、
各加圧ローラ3a、3b、3cは搬送ローラ2に対して
加圧する。この際、自在リンク6iは中央部を支点とし
て回動自在に支持されるため、加圧スプリング5aと5
c(5bxと5by)におけるバネ定数等にバラつきが
存在しても、加圧力の調節を行うことなく、左右の加圧
力は平衡する。
間に記録紙P(シート状体S)を装填し、不図示の駆動
部によって搬送ローラ2を回転させれば、記録紙Pは加
圧ローラ3a…に加圧されつつ前方に搬送される。そし
て、各加圧ローラ3a…による加圧力は左右において平
衡状態に維持されるため、記録紙Pのスキューは防止さ
れる。
a…が同一の場合には、中央の加圧ローラ3bによる加
圧力が両側の加圧ローラ3a、3cよりも大きくなり、
幅の狭い記録紙Pも確実に搬送できるとともに、スキュ
ーもより小さくなる。この場合、加圧スプリング5b
x、5byによる加圧力は両側の加圧ローラ3a、3c
に対してはモーメントの相違によりほとんど影響しな
い。このように、中央の加圧スプリング5bは必要によ
り左右の加圧スプリング5a、5cに対してバネ定数等
を異ならせ、任意の大きさの加圧力を設定できる。
の実施例について、図3を参照して説明する。
4d、4eを自在リンク6jを用いたシーソー機構6に
より回動自在に支持するとともに、自在リンク6jの中
央部と固定側C間に単一の加圧スプリング5dを架け渡
したものであり、前記実施例と同様に機能し、かつ同様
の作用効果を得る。
が、本発明はこのような実施例に限定されるものではな
く、細部の構成、形状、数量、素材等において本発明の
要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
置は、搬送ローラの軸方向に並べて配した複数の加圧ロ
ーラと、各加圧ローラを搬送ローラに対してそれぞれ独
立して変位自在に支持する複数の支持部を有するローラ
支持機構と、各加圧ローラを搬送ローラに対する加圧方
向へ付勢するための加圧スプリングと、加圧スプリング
の端部を支持することにより各加圧ローラの加圧力を平
衡させるシーソー機構を備えるため、搬送されるシート
状体(記録紙等)のスキューを確実に防止できるととも
に、面倒で時間のかかる加圧力の調節を不要にすること
ができるという顕著な効果を奏する。
面図、
Claims (3)
- 【請求項1】 シート状体を搬送する搬送ローラと加圧
ローラを備えてなる送りローラ装置において、搬送ロー
ラの軸方向に並べて配した複数の加圧ローラと、各加圧
ローラを搬送ローラに対してそれぞれ独立して変位自在
に支持する複数の支持部を有するローラ支持機構と、各
加圧ローラを搬送ローラに対する加圧方向へ付勢するた
めの加圧スプリングと、加圧スプリングの端部を支持す
ることにより各加圧ローラの加圧力を平衡させるシーソ
ー機構を備えることを特徴とする送りローラ装置。 - 【請求項2】 シーソー機構は中央部が固定側により回
動自在に支持される自在リンクを備えるとともに、各支
持部と自在リンク間に架け渡す複数の加圧スプリングを
備えることを特徴とする請求項1記載の送りローラ装
置。 - 【請求項3】 シーソー機構は各支持部を変位自在に支
持する自在リンクを備えるとともに、自在リンクの中央
部と固定側間に架け渡す加圧スプリングを備えることを
特徴とする請求項1記載の送りローラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12571092A JP2678857B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 送りローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12571092A JP2678857B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 送りローラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294529A true JPH05294529A (ja) | 1993-11-09 |
JP2678857B2 JP2678857B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=14916830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12571092A Expired - Fee Related JP2678857B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 送りローラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2678857B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5772147A (en) * | 1995-07-21 | 1998-06-30 | Gerber Garment Technology, Inc. | Apparatus for performing a work operation on sheet material and a sheet material feed mechanism therefor |
CN106829579A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-06-13 | 合肥智慧龙图腾知识产权股份有限公司 | 一种用于pvc人造革生产加工的收卷装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017164907A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP12571092A patent/JP2678857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN106829579A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-06-13 | 合肥智慧龙图腾知识产权股份有限公司 | 一种用于pvc人造革生产加工的收卷装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2678857B2 (ja) | 1997-11-19 |
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