JPH05294477A - 用紙搬送機構 - Google Patents
用紙搬送機構Info
- Publication number
- JPH05294477A JPH05294477A JP10124092A JP10124092A JPH05294477A JP H05294477 A JPH05294477 A JP H05294477A JP 10124092 A JP10124092 A JP 10124092A JP 10124092 A JP10124092 A JP 10124092A JP H05294477 A JPH05294477 A JP H05294477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- bush
- sheet
- feed roller
- paper feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】給紙装置の用紙搬送機構において、部品数を削
減し、機構を簡素化する。 【構成】摩擦部材９を後端８ｂに固着した弾性部材８を
ブッシュ６の回転で巻取り、摩擦部材９を移動させ、そ
の摩擦部材で用紙２を給紙ローラ７とパッド４のニップ
点へ搬送する。
減し、機構を簡素化する。 【構成】摩擦部材９を後端８ｂに固着した弾性部材８を
ブッシュ６の回転で巻取り、摩擦部材９を移動させ、そ
の摩擦部材で用紙２を給紙ローラ７とパッド４のニップ
点へ搬送する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙装置の用紙搬送機
構に関するものである。
構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４に示すように、用紙搬送機構
は、用紙を給紙ローラとパッドのニップ点へ送るために
ピックアップローラを回転させなければならないので、
給紙ローラからピックアップローラへ回転を伝える伝達
歯車、ピックアップローラを圧入し、伝達歯車から回転
を受けるために歯車を設けたピックアップローラブッシ
ュ、伝達歯車とピックアップローラブッシュを軸支する
ピン、これらを支えるフレームを有し、給紙ローラ１０
６へパッドホルダ１０３に固着したパッド１０４を押圧
し、トレイ１０１に載置され且つエッジガイド１１３に
より両端を規制された用紙１０２に接触したピックアッ
プローラ１１１の回転により用紙１０２を給紙ローラ１
０６とパッド１０４とのニップ点へ送る構成が知られて
いる。
は、用紙を給紙ローラとパッドのニップ点へ送るために
ピックアップローラを回転させなければならないので、
給紙ローラからピックアップローラへ回転を伝える伝達
歯車、ピックアップローラを圧入し、伝達歯車から回転
を受けるために歯車を設けたピックアップローラブッシ
ュ、伝達歯車とピックアップローラブッシュを軸支する
ピン、これらを支えるフレームを有し、給紙ローラ１０
６へパッドホルダ１０３に固着したパッド１０４を押圧
し、トレイ１０１に載置され且つエッジガイド１１３に
より両端を規制された用紙１０２に接触したピックアッ
プローラ１１１の回転により用紙１０２を給紙ローラ１
０６とパッド１０４とのニップ点へ送る構成が知られて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような用
紙搬送機構においては、部品点数が多く、機構が複雑で
あった。そこで、本発明では、機構を簡素化することを
目的としている。
紙搬送機構においては、部品点数が多く、機構が複雑で
あった。そこで、本発明では、機構を簡素化することを
目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、用紙を一枚
ずつ分離する分離手段と、用紙をニップ点へ搬送する摩
擦部材と、前記摩擦部材を移動させる弾性部材と、前記
弾性部材を巻き付けるブッシュと、前記ブッシュを回転
させる駆動軸とを有する。
ずつ分離する分離手段と、用紙をニップ点へ搬送する摩
擦部材と、前記摩擦部材を移動させる弾性部材と、前記
弾性部材を巻き付けるブッシュと、前記ブッシュを回転
させる駆動軸とを有する。
【０００５】なお、分離手段は、給紙ローラとパッド、
あるいは給紙ローラと分離ローラからなっている。
あるいは給紙ローラと分離ローラからなっている。
【０００６】
【作用】本発明は、このように構成され、駆動軸による
ブッシュの回転でブッシュに固着した弾性部材を巻取
り、弾性部材の後端に固着した摩擦部材を移動させて摩
擦部材の摩擦力で用紙を給紙ローラとパッドのニップ点
まで搬送する。
ブッシュの回転でブッシュに固着した弾性部材を巻取
り、弾性部材の後端に固着した摩擦部材を移動させて摩
擦部材の摩擦力で用紙を給紙ローラとパッドのニップ点
まで搬送する。
【０００７】また、用紙を押圧する力は、従来技術の伝
達歯車、ピックアップローラ、ピックアップローラブッ
シュ、ピンのそれぞれの重さによるのに対して本発明で
は、弾性部材の弾性で用紙を押圧する力を出している。
達歯車、ピックアップローラ、ピックアップローラブッ
シュ、ピンのそれぞれの重さによるのに対して本発明で
は、弾性部材の弾性で用紙を押圧する力を出している。
【０００８】以上のことから機構の簡素化を図ることが
でき、目的を達成できる。
でき、目的を達成できる。
【０００９】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１０】図１は、本発明の実施例でフリクション・
パッド方式を採用した用紙搬送機構の側面図である。図
２は、図１の平面図である。
パッド方式を採用した用紙搬送機構の側面図である。図
２は、図１の平面図である。
【００１１】トレイ１には、エッジガイド１０で両端を
規制された用紙２が積載されている。異形軸になってい
る駆動軸５には、給紙ローラ７を圧入したブッシュ６が
固着されている。ブッシュ６には、弾性部材８が先端８
ａで固定されており、後端８ｂに摩擦部材９が固着され
ている。ここで、給紙ローラ７の用紙２の搬送方向に対
して右側にしか弾性部材８および摩擦部材９を設けてい
ないが、これを左右両側に設けても良く、搬送力が増
す。また、トレイ１と給紙ローラ７との間には、用紙２
に対してある程度の角度を持ち、給紙ローラ７側の先端
３ａにパッド４を固定したパッドホルダ３がある。パッ
ドホルダ３の先端３ａは、バネ（図示しない）で給紙ロ
ーラ７を押圧している。
規制された用紙２が積載されている。異形軸になってい
る駆動軸５には、給紙ローラ７を圧入したブッシュ６が
固着されている。ブッシュ６には、弾性部材８が先端８
ａで固定されており、後端８ｂに摩擦部材９が固着され
ている。ここで、給紙ローラ７の用紙２の搬送方向に対
して右側にしか弾性部材８および摩擦部材９を設けてい
ないが、これを左右両側に設けても良く、搬送力が増
す。また、トレイ１と給紙ローラ７との間には、用紙２
に対してある程度の角度を持ち、給紙ローラ７側の先端
３ａにパッド４を固定したパッドホルダ３がある。パッ
ドホルダ３の先端３ａは、バネ（図示しない）で給紙ロ
ーラ７を押圧している。
【００１２】プリンタ側の動力源により、駆動軸５が回
転すると、ブッシュ６が回転すると共に弾性部材８がブ
ッシュ６の外周に沿って巻き取られ、弾性部材８に固着
した摩擦部材９が移動し、用紙２をニップ点へ搬送す
る。
転すると、ブッシュ６が回転すると共に弾性部材８がブ
ッシュ６の外周に沿って巻き取られ、弾性部材８に固着
した摩擦部材９が移動し、用紙２をニップ点へ搬送す
る。
【００１３】用紙２がニップ点まで搬送されると給紙ロ
ーラ７とパッド４で一枚ずつに分離され、給紙ローラ７
の回転で更にプリンタ側へ送られる。
ーラ７とパッド４で一枚ずつに分離され、給紙ローラ７
の回転で更にプリンタ側へ送られる。
【００１４】プリンタ側の互いに接するプラテンとフィ
ードローラの手前にはセンサーが付いており、用紙２の
先端を検知すると、駆動軸５への動力が断たれるがプラ
テンとフィードローラで用紙を引き出すので、パッド４
がバネにより常に給紙ローラ７に押圧していることか
ら、用紙２の後端が給紙ローラ７とパッド４のニップ点
を越えるまで、給紙ローラ７が追従して回転する。この
給紙ローラ７が回転している間は、弾性部材８と摩擦部
材９も追従して回転し続ける。
ードローラの手前にはセンサーが付いており、用紙２の
先端を検知すると、駆動軸５への動力が断たれるがプラ
テンとフィードローラで用紙を引き出すので、パッド４
がバネにより常に給紙ローラ７に押圧していることか
ら、用紙２の後端が給紙ローラ７とパッド４のニップ点
を越えるまで、給紙ローラ７が追従して回転する。この
給紙ローラ７が回転している間は、弾性部材８と摩擦部
材９も追従して回転し続ける。
【００１５】ここで、プリンタ側には、センサーが付い
ていることから、用紙２を搬送する動作が始まる時点で
摩擦部材９が用紙２に接触していなくても良い。
ていることから、用紙２を搬送する動作が始まる時点で
摩擦部材９が用紙２に接触していなくても良い。
【００１６】第３図は、本発明の実施例でフリクション
・ローラ方式を採用した場合の用紙搬送機構の側面図で
ある。
・ローラ方式を採用した場合の用紙搬送機構の側面図で
ある。
【００１７】トレイ１と給紙ローラ７との間に用紙２に
対してある程度の角度を持つ傾斜板１１と、バネ（図示
しない）により用紙２に対して垂直な方向に給紙ローラ
７を押圧している分離ローラ１２がある。
対してある程度の角度を持つ傾斜板１１と、バネ（図示
しない）により用紙２に対して垂直な方向に給紙ローラ
７を押圧している分離ローラ１２がある。
【００１８】分離方式は異なるが用紙２をニップ点へ搬
送する動作は、図１と同じである。
送する動作は、図１と同じである。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ブッシ
ュの回転により、弾性部材を巻取り、弾性部材の後端に
設けた摩擦部材の移動により、用紙を給紙ローラとパッ
ドのニップ点へ搬送する構成にしたので、部品点数を削
減でき、機構を簡素化できる。
ュの回転により、弾性部材を巻取り、弾性部材の後端に
設けた摩擦部材の移動により、用紙を給紙ローラとパッ
ドのニップ点へ搬送する構成にしたので、部品点数を削
減でき、機構を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】用紙搬送機構の側面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】他の実施例の用紙搬送機構の側面図である。
【図４】従来の用紙搬送機構の側面図である。
１、１０１ トレイ ２、１０２ 用紙 ５ 駆動軸 ６ ブッシュ ８ 弾性部材 ９ 摩擦部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今江 俊博 東京都日野市日野347番地 オリエント時 計株式会社日野工場内 (72)発明者 橋掛 学 東京都日野市日野347番地 オリエント時 計株式会社日野工場内
Claims (3)
- 【請求項１】 トレイに積載された用紙を分離する給紙
装置において、用紙を一枚ずつ分離する分離手段と、用
紙をニップ点へ搬送する摩擦部材と、前記摩擦部材を移
動させる弾性部材と、前記弾性部材を巻き付けるブッシ
ュと、前記ブッシュを回転させる駆動軸とからなること
を特徴とする用紙搬送機構。 - 【請求項２】 用紙を一枚ずつ分離する分離手段が給紙
ローラとパッドである請求項１記載の用紙搬送機構。 - 【請求項３】 用紙を一枚ずつ分離する分離手段が給紙
ローラと分離ローラである請求項１記載の用紙搬送機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10124092A JPH05294477A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 用紙搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10124092A JPH05294477A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 用紙搬送機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294477A true JPH05294477A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14295382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10124092A Pending JPH05294477A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 用紙搬送機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05294477A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002006144A1 (fr) * | 2000-07-19 | 2002-01-24 | F & F Limited | Systeme de transfert de feuilles de papier et enregistreur |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP10124092A patent/JPH05294477A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002006144A1 (fr) * | 2000-07-19 | 2002-01-24 | F & F Limited | Systeme de transfert de feuilles de papier et enregistreur |
| US6877735B2 (en) | 2000-07-19 | 2005-04-12 | F&F Limited | Paper sheet managing device and recording system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2659344B2 (ja) | 紙葉類の摩擦式供給機構 | |
| JP2013173620A (ja) | シート給送装置、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、及び複写機 | |
| US6371481B1 (en) | Mechanism for discharging a sheet in an output side different from an inlet side while reversing the same | |
| US5203553A (en) | Automatic document feeder | |
| EP0054636A1 (en) | Sheet feeder | |
| JP4008360B2 (ja) | シートフィーダ装置および書類の束から書類を給送するための方法 | |
| JPH05294477A (ja) | 用紙搬送機構 | |
| JP2000085999A (ja) | シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 | |
| JP3048685B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JP3607467B2 (ja) | 自動給紙装置 | |
| JP2733319B2 (ja) | 原稿搬送読取装置 | |
| JP2758524B2 (ja) | 自動給紙装置 | |
| JPH08259029A (ja) | プリンタの印刷用紙搬送装置 | |
| JP4249050B2 (ja) | 給紙装置および画像形成装置 | |
| JP3102911B2 (ja) | 給紙装置 | |
| JPS625858B2 (ja) | ||
| JPH05278885A (ja) | 摩擦分離給紙装置及び摩擦分離給紙方法 | |
| JPH03102032A (ja) | シート給送装置 | |
| JPS61124452A (ja) | 給紙装置 | |
| JPS641304Y2 (ja) | ||
| JPH0745477Y2 (ja) | 紙葉類分離給送装置 | |
| JPH0246494B2 (ja) | Shokyusosochi | |
| JPS6359930B2 (ja) | ||
| JPH0211393Y2 (ja) | ||
| JP4402258B2 (ja) | シート材給送装置 |