JPH05294100A - 化粧材 - Google Patents
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Abstract
しうる化粧板を得る。 【構成】 基材シートに対して、少なくとも木目印刷模
様と該印刷された木目模様の走る方向と同じ方向に走る
数式化した波状曲線群からなるエンボス凹凸模様とを設
ける。
Description
然の木材が持つ「照り」を表現することのできる化粧材
に関する。
り」を有している。それは、木材が平行に積み重ねられ
た細胞で出来ており、それが鉋で削られることにより細
胞内こうの凹状の内表面群が現れ、個々の細胞が微小な
凹面鏡になったような光沢を持つためといわれている。
図1a、bはその状態をモデル的に示しており、図1a
のように繊維10に平行に光を当てた場合は細胞内こう
に入った光の多くが正反射(鏡面反射)して出てくるの
に対し、繊維に直角方向に光が入った場合には図1bの
ように細胞側壁で光が散乱し、強い反射は生じない。す
なわち、木材表面に光を当てたときに照りを生じた(明
るく照った)部分は、光を反射している、つまり光を当
てた方向と木材繊維の方向がー致している部分であり、
また、照りを生じなかった(暗く影になった)部分は細
胞内こうで乱反射している、つまり光を当てた方向と繊
維方向が異なる部分といえる。
木材繊維が複雑な曲線を描いているため、上記のような
明るく照った部分と暗く影になった部分とは光の入射方
向の変化あるいは見る人の位置の変化等によって微妙に
変化し、木材それぞれに特徴ある照りを発現させると共
に、見る人に「照り」の移動感を与えている。木目模様
を持つ化粧材を作成する場合、普通に印刷された木目模
様にこのような照りを表現させることは困難であり、こ
のことが見る人に対して天然の木材と印刷された木目模
様を持つ化粧材との間の無意識的識別感を与えているも
のと考えられる。
に上記のような照りの表現を持たせることにより天然木
に近い感性を見るものに与えるようにする努力がなされ
てきている。例えは、光沢のある印刷インキ(パールイ
ンキ等)を用いて印刷を行う方法、あるいは平行曲線群
のパターンからなるエンボス凹凸模様を透明樹脂シート
に形成しそれを基材に積層する方法等がある(特開平4
−175742号公報)。前者のものは特定の方向(角
度)においては全体に照りが発生するが他の方向では照
りが生しないものであり、ある特定の光源と観察者との
組合せに対応して特有の模様状の照りの出る箇所と出な
い箇所とが生じ、見る方向あるいは光の方向の違いによ
り照りが発生する箇所及び発生しない箇所が移動し、照
りの模様が変化するといういわゆる照りの移動感は生じ
得ないものである。また、後者のものはラワン、マホガ
ニーのように光沢縞が木目の年輪模様方向(本発明にお
いては以下木目の走る方向という)とほぼ平行ないわゆ
る縦照りに対してはある程度の照りの表現はできるもの
の、光沢縞が木目の年輪模様方向とほぼ直交する方向換
言すれば木目の走る方向に直交する方向の照り(横照
り)を表現することはできず、木材の種類によっては天
然木材に近い照りの表現をだすことが困難であった。
とが材面の視覚特性と関係が深いといわれており、その
うち、波状木理は繊維が波状に蛇行しているものであっ
て、材面に繊維が斜めに切断された箇所にでき、横方向
に濃淡模様(波状杢)としての照りが生じかつ照りの移
動を見るものに与えている。しかし、前記のように従来
のものは特にこの横照りの表現が不充分であり、メイプ
ル、サテンウッド、サペリ、ブビンカ、トチノキ、カエ
デ、トネリコ、カバ、オニグルミ、等のように特有の横
照り示す木材の木目模様を持つ化粧材を作ることはでき
なかった。
解決できなかったより天然木材に近い照りの表現を持つ
化粧材、特に、天然木材の持つ横照りとその移動感とを
見るものに感じさせ得る化粧材を得ることを目的として
いる。
めに、本発明は、基材シートに対して、少なくとも木目
印刷模様と該印刷された木目模様の走る方向と同じ方向
に走る波状曲線群からなるエンボス凹凸模様とを設けた
ことを特徴とする化粧材を開示する。木目印刷模様と波
状曲線群からなるエンボス凹凸模様とは、それぞれ異な
った基材シートに形成して各基材シートを積層するよう
にしてもよく、また、同一の基材シートに形成してもよ
いものである。
ートであれば特に制限なく使用でき、セロハン、アセテ
ート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、
ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリアミド
等よりなるものを使用できる。基材シートに木目模様を
印刷するには従来知られた任意の手法、例えは、同一出
願人の出願に係る特開平3−8477号公報、特開平4
−64443号公報等に記載の手法を用いることができ
る。
目模様を印刷した基材シートの該印刷面に加工してもよ
く、本出願人と同一人の出願人に係る特開平3−847
7号公報公報に開示したように印刷面とは反対側の面に
加工してもよい。また、同じく本出願人と同一人の出願
人に係る特開平4−64443号公報公報に開示したよ
うに木目模様を印刷した基材シートとは別の基材シート
を用意しそこにエンボス加工をした後に、両シートを適
宜の接着手段を介して積層するようにしてもよい。木目
模様の印刷面あるいはエンボス凹凸模様を加工する面に
光輝性ベタ印刷層を形成しておくこともできる。
記した照り及び照りの移動感を発現させる要素となるも
のであるが、波状曲線群は図2に示すように凹部の幅d
1 と凸部の幅d2 が1〜1000μmである凹凸形状を
なすものであることが好ましく、これらの曲線群は正弦
波曲線、サイクロイド曲線、円弧等の曲線単位を連結し
たものを複数本平行移動して配列したものが代表的なも
であるが、好ましくは数式化した曲線群として(すなわ
ち、関数曲線の関数パラメータを順次変化させた曲線群
として)パターン化しx−yプロッター等のコンピュー
タ機器を用いて作図できる曲線群とする。そのようにし
て描き出した波状曲線群を原版として用い、通常の手段
により、例えば光エッチング法を用いて銅版に腐食を与
える等の方法でエンボス版を作成する。版の形状は平板
状でもよくあるいは円筒形でもよい。
に波状曲線群からなる連続したエンボス模様を加工す
る。本発明においては、エンボス模様の加工に際して木
目印刷模様の木目の走る方向と該波状曲線群の走る方向
とがほぼ同一方向となるように加工する(図6参照、な
お、図6において、Mは木目模様をEはエンボス模様凹
凸を示しており、両者は図において共に上下方向に走っ
ている)。木目模様を印刷した基材シートとエンボス加
工をする基材シートとが異なったシートの場合には、積
層後に木目の走る方向と該波状曲線群の走る方向とが同
一方向なるように充分に注意を払う。
ターン化しコンピュータを用いて作図できる波状の曲線
群の好ましい態様の一例として次のような正弦波関数曲
線をあげることができる。すなわち、振幅をA、波長を
λ、位相をαとした場合、関数パラメーターである振
幅、波長、位相のいずれか1つ以上とY軸切片とが異な
る式と式で表される2つの正弦波曲線の、波長差、
位相差、周期差及びY座標差の格差をn等分した式で
表される曲線のiを0、1・・、n−1、nと遷移させ
た場合に示されるn+1本の曲線からなるような曲線群
である。その曲線群をエンボスした凹凸模様を上から見
た図の一例が図7に示されており、その一部を拡大した
斜視図が図4bに示される。
よる。すなわち、天然の木目板の表面を光学濃度計を用
い図3aに示すように板平面のx軸方向であるA−A’
方向に走査してその光学反射濃度変化を測定すると図3
bのようにそれはxの関数D(x)として表現され、D
(x)をフーリエ変換し、空間周波数スペクトルP
(f)(fは空間周波数)を求めると、ほぼ1/fで近
似される曲線(図3c)となることが知られており、一
方、心電図波形の時間周波数スペクトルもまた1/fで
近似されることも知られている。そのことから、天然木
目模様が単純な縞模様等の幾何学的模様よりも、人の心
に馴染み、好まれ、違和感を感じないのは、同じく1/
f型のスペクトルを有する心電波形等の生態の律動に調
和しているからだと考えられる(参考文献:ゆらぎの世
界、武者利光著、株式会社講談社)。
染みかつより天然木に近い「照り」を再現するために、
上記した波状曲線群の凹状溝の曲線形状(周期、振幅、
位相)及び溝同志の間隔を変調し、該曲線群の空間周波
数スペクトル強度P(f)を1/f又は1/fに近似す
るようにすることはきわめて好ましい態様であるといえ
る。
を示すと以下のようになる。 〔1〕、正弦波、x=Asin(ky+B)をx方向に等
間隔Δxで並べた曲線群をコンピュータを用いたプロッ
タで描く(図4a)。なお、この時点では各曲線の幅の
変化Δwは0とする。 次に、図3a〜cのおいて説明したようにして、適当
な天然木目板(年輪模様が明確に見えるものがよい)の
表面をある特定方向(例えは、x’方向)に走査しつ
つ、年輪の光学濃度の濃い秋材部同志の間隔Δx'i 及
び秋材部各個の幅ΔWx'i を順次測定する。
をで求めたΔx'i の順列で変調する。すなわち、 Δxi =αΔx'i Δx、 ここで、i=1,2,3,・・・は木目を走査した順番
であり、αは適当な倍率であり総てのiに対して同一又
は総てのΔxi が一定の範囲例えば1〜1000μmと
なるように設定する。
めたΔWx'i で変調する。すなわち、 ΔWbi =βΔWx'i ここで、i=1,2,3,・・・は木目を走査した順番
であり、βは総てのiに共通の倍率で、ΔWbi が一定
の範囲例えば1〜1000μmの範囲内になるように設
定する。
Δxi 、ΔWbi の値を計算し、これをx−yプロッタ
により出力することにより、図4(a)の曲線は図4
(b)に示すような形に出力される。 〔2〕、下記に示すような数列を2組(qn ,Qn )
を作る。
pj 、Pj はそれぞれ別個の又は同一の乱数であり、p
j 、Pj は例えばコンピュータ計算で疑似乱数を発生さ
せる。 qn 、Qn を〔1〕での曲線間隔Δxi 及びΔWb
i として、以下、〔1〕−と同様の処理を行い必要な
図形を得る。
査する処理を行うことなしに、1/fゆらぎの曲線群を
得ることができる。
周波数スペクトルもまた1/fで近似されることも知ら
れていことから、心電図から求めた心拍周波数を用い
(更に必要に応じて適当な数差し引いて、間隔の広い狭
いを強調した後)、そこから求められるΔT' i を、
〔1〕におけるΔx'i の値として用いて以下同様な演
算を行いこれをx−yプロッタにより出力する(前記参
考文献参照)。
正弦波に限られることはなく、有界な(有限の範囲で変
化する)曲線でかつ連続なものであれば原則的にどのよ
うなものでもよいことは前記の通りであるが、そのよう
な例をさらに例示すれば、以下のようなものをあげるこ
とができる。 〔1〕、有界な曲線(fi (x) が有限な値を持つ関数の
曲線)でかつある周期λを持つ、すなわち、fi (x+
λ)=fi (x) を満たす曲線。具体的には、三角関数s
inx、cosx、ベッセル関数のうち第1種円柱関数
Jn(x)、ヤコビの楕円関数sn(x,k),cn
(x,k),dn(x,k)、ルジャンド多項式Pn
(x)、チェビシェフ多項式Tn(x)、その他の曲線
sinx/x、Jn(x)/x、等である。
xの値の所で+−無限大に発散する関数の曲線)で、か
つ周期関数の場合には、発散する区間を除くか又は発散
するxの値を含む区間だけ有界な関数曲線で置換(補
間)した曲線。例えば、 ベッセル関数のうち第2種円柱関数Yn(X)K場
合、但し、x=0で負に無限大に発散するので、区間
〔0,Δx〕を除去し、残りの〔Δx,無限〕の区間の
みを用いる(Δxは微小量である)。
πで発散するので、その前後の一定区間〔−π/2−Δ
x,−π/2+Δx〕,〔π/2−Δx,π/2+Δ
x〕,〔3π/2−Δx,3π/2+Δx〕,・・・の
区間のみを直線に置換したもの(図5における実線部分
参照)。さらに、tanxと該直線部とをより滑らかに
接続するために、その交点近傍を2次曲線、3次曲線で
更に補間したもの(図5における拡大部分参照)。
線であっても、値が大き過ぎて製版寸法上あるいは光沢
外観上不都合な場合には、そのような不都合な区間を他
の適当な値を有する曲線や直線で補間したものをもちい
ることもできる。このようないずれの曲線に対しても、
先に記したと同様な手法により適宜変調を行い、1/f
スペクトルのゆらぎ感を持たせるようにすることは可能
でありまた好ましい態様である。
する。
L GROUP(株)製:DPX−3500)を用い
て、太さ0.18mmのフィルム用ペンを使用してA3
の製図用フィルムに任意に下記(i) 、(ii)の関係式で表
される2つの正弦波曲線と任意のyに対してx座標、波
長差、位相差及び振幅差を200等分する曲線x0 、x
1 、・・・・、x200(iii) からなる曲線群−1を描い
た(図7の図線の右側の曲線群Aに相当する)。 x0 =20sin(y/21−4)+6sin(y/5−3) (i) x200 =22sin(y/24−3)+8sin(y/7−2)+200(ii)
曲線をx軸方向に200等分した曲線群−2(図7の図
線の左側の曲線群Bに相当する)を描いて曲線群−1に
接続した。 x400 =24sin(y/23−1)+7sin(y/6−5)+400(iv) 次いで、曲線群−1と曲線群−2を交互に接続した曲線
を描いて連続した波状の曲線群を作図し、この図を25
%に縮小した原版とした。なお、プロッターによる作図
図面において線が木材繊維の直径より細くなるのが好ま
しいが、プロッターのペンには太さの限界があり事実状
不可能なことから、全体を大きめに描きその後縮小する
ことにより一本の線が木材繊維の太さの近くなるように
した。
して、溝の深さ35μmの原版の波状曲線群に対応した
溝状凹凸模様を有するエンボス版を得た。裏面に木目柄
を印刷した透明塩化ビニルシート(理研ビニル工業
(株)製:W−500、厚み0.1mm)の木目柄を印
刷した側に、表面にパールインキでベタ印刷を施した着
色塩化ビニルシート(理研ビニル工業(株)製:ST−
11、厚み0.05mm)の表面側を積層し、さらに、
上記着色塩化ビニルシートの裏面(パールベタ印刷を施
した面とは反対の面)に上記エンボス版を木目柄の走る
方向とその溝状凹凸模様の走る方向とをほぼ同方向とし
て重ね合わせてから熱圧をかけてエンボス加工を施し
て、化粧材を得た。
ら観察した。図7に示した凹凸模様に対して異なった方
向Lから光を照射し、かつ化粧材を照射光の正反対方向
Oから観察したところ図8、a、b、cに示すようにそ
の光の照射方向の違いに応じて「照り」(明るく光る部
分)が異なり、あたかも、天然板の持つ波状木理の横照
りの移動と同様な横照りの移動を観察することができ
た。なお、図8aは、y軸に対して150°の角度で光
を照射した場合の「照り」の部分を白場1として示して
おり、他の部分は塗り潰し2として示している。図8
b、cは、同様に90°、30°の方向から光を照射し
た場合の図である。
照射光線の入射方向と凹凸模様の溝の走行方向とが一致
(又は略一致)した領域は光を略正反射し照りの部分1
となり、それ以外の領域は殆ど光を反射しない陰翳な部
分2となる。
材:DOP 12重量部)の表面に、パール顔料インキ
(パール顔料は酸化チタン被覆雲母の鱗片状粒子、バイ
ンダーは塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体)をグラビア
塗工し、乾燥膜厚3μmとなるよう塗膜形成した。
色PVCシート表層部を加熱、軟化させ、実施例1と同
じエンボス版にて押圧し、波状万線条溝をエンボス加工
して形成した。次に、厚さ80μmの無色透明PVCシ
ート(可塑材:DOP 12重量部)の片面に、木目の
年輪模様を印刷した(ただし、該印刷模様以外の部分は
余白となっており透視可能となっている)。
を、波状万線条溝と年輪模様とが向き合うようにして透
明な2液硬化型ウレタン接着剤にて接着した。その際、
年輪の走行方向と条溝の方向とは、図6に例示したよう
に、同じ方向とした。上記のようにして得られた化粧シ
ートに対して、実施例1の場合と同様に異なった方向か
ら光を照射したところ、同様に、天然板の持つ波状木理
の横照りの移動と同様な横照りの移動を観察することが
できた。
る波状曲線群からなるエンボス凹凸模様を設けたことに
より、メイプル、サテンウッド、栃、楓のような特有な
横照りを有する天然板と同様な横照り及び照りの移動感
を化粧材表面に再現することができる。
図。
する図。
図。
例を示す図。
る図。
す図。
射したときの「照り」の変化を示す図。
Claims (7)
- 【請求項1】 基材シートに対して、少なくとも木目印
刷模様と該印刷された木目模様の走る方向と同じ方向に
走る波状曲線群からなるエンボス凹凸模様とを設けたこ
とを特徴とする化粧材。 - 【請求項2】 木目印刷模様と波状曲線群からなるエン
ボス凹凸模様とを、異なった基材シートに形成し、各基
材シートを積層してなることを特徴とする、請求項1記
載の化粧材。 - 【請求項3】 木目印刷模様と波状曲線群からなるエン
ボス凹凸模様とが、同一の基材シートに形成してなるこ
とを特徴とする、請求項1記載の化粧材。 - 【請求項4】 波状曲線群が関数曲線群からなり、各曲
線の関数パラメータを順次変化させて各曲線間の間隔が
線方向に滑らかに変化する曲線群からなることを特徴と
する、請求項1ないし3いずれか記載の化粧材。 - 【請求項5】 波状曲線群が正弦波関数曲線であり、振
幅をA、波長をλ、位相をαとした場合、関数パラメー
ターである振幅、波長、位相のいずれか1つ以上とY軸
切片とが異なる式と式で表される2つの正弦波曲線
の、波長差、位相差、周期差及びY座標差の格差をn等
分した式で表される曲線のiを0、1・・、n−1、
nと遷移させた場合に示されるn+1本の曲線群からな
る請求項1ないし4いずれか記載の化粧材。 xO=AO sin (2π/λO)y … xn=AN sin (2πy/λN+α)+Δx … xi=((An−AO)i/n+AO)sin {((2π/λN−2π/λO)i /n+2π/λO)y+αi/n}+Δxi/n … - 【請求項6】 正弦波関数曲線群が関数パラメーターで
ある振幅、波長、位相及びY軸切片を全て異ならしめた
2つの正弦波関数曲線の波長差、位相差、周期差及びY
座標差の格差をn等分して遷移させたn+1本の正弦波
関数曲線からなる請求項5記載の化粧材。 - 【請求項7】 正弦波関数曲線群を2つ以上重ね合わせ
て、関数パラメーターである振幅、波長、位相及びY軸
切片を全て異ならしめた2つの正弦波関数曲線の波長
差、位相差、周期差及びY座標差の格差をn等分して遷
移させたn+1本の正弦波関数曲線からなる請求項5記
載の化粧材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000992A JP3162170B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10000992A JP3162170B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 化粧材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294100A true JPH05294100A (ja) | 1993-11-09 |
JP3162170B2 JP3162170B2 (ja) | 2001-04-25 |
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ID=14262566
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JP10000992A Expired - Fee Related JP3162170B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 化粧材 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3162170B2 (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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-
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- 1992-04-20 JP JP10000992A patent/JP3162170B2/ja not_active Expired - Fee Related
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