JPH0529242B2 - - Google Patents

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JPH0529242B2
JPH0529242B2 JP30213686A JP30213686A JPH0529242B2 JP H0529242 B2 JPH0529242 B2 JP H0529242B2 JP 30213686 A JP30213686 A JP 30213686A JP 30213686 A JP30213686 A JP 30213686A JP H0529242 B2 JPH0529242 B2 JP H0529242B2
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JP
Japan
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magnetic
rotation angle
permanent magnets
sensing element
ring
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JP30213686A
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Yoshiaki Fujiwara
Juji Kojima
Michiko Endo
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 回動する物体の回動角度の絶対値を非接触で計
測する方法として、磁性体よりなり同一平面上に
あつて直径を異にする二つの円環か、或いは同一
径で上下に対向する二つの円環の二等分位置に一
対の永久磁石を設けて二つの円環を橋渡し、二つ
の円環内に閉磁路を形成すると共に、磁気検知素
子を二つの円環の隙間に固定して配置し、永久磁
石からの漏洩磁束を検出することを特徴として回
転角度センサを構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は回動する物体の回転角度を約±90度の
範囲に亙つて測定する回転角度センサの構成に関
する。
船舶、自動車、航空機などの輸送機関を初めと
し各種の機械設備に回動機構が多用されている。
例えばカム機構などがこれに当たる。
本発明は回動する物体の回転角度を非接触で絶
対値を測定できるセンサに関するものである。
〔従来の技術〕
回動する物体の回転角をレーザなどを用いて光
学的に測定する方法がある。
すなわち、回動する物体に付属して光源を設
け、一方、対向位置に穴開けして複数の検知器を
備えておき、光源からの光を検出した検知器の位
置により回動角度を求めるものである。
然し、この方法は測定設備が大掛かりな割りに
検出角度が飛び飛びのため精度がでないと云う問
題がある。
これに対し、発明者等は磁気的に検出する方法
を見出し、既に出願を行つている。(特願昭61−
009566,61年1月20日出願) 第4図はかかる回転角度センサの平面図であつ
て、磁性体よりなり中心軸を回転中心として回動
が可能な円環1の二等分位置に永久磁石2と3が
極性を同じくする方向に備えられており、また磁
気検知素子4は円環1の内側に設けられている。
こゝで、円環1は珪素鋼、純鉄、磁性ステンレ
スなどの磁性材料からなり、永久磁石2,3はフ
エライト、アルニコ、サマリウム−コバルトなど
の磁性材料を用いて形成されている。
また、磁気検知素子4は方向性をもつ磁気抵抗
素子かホール素子が用いられている。
かゝる回転角度センサの検出原理は同図に示す
ように永久磁石2,3の磁界方向を揃えて配置す
ることにより円環1の中に閉磁路5が形成されて
おり、また永久磁石2,3からは矢印の方向の漏
洩磁束6,7が発生している。
然し、永久磁石2と3の漏洩磁束の方向は逆で
あるから永久磁石2,3を結ぶ線に直交する直径
位置8では漏洩磁束6,7相殺されるため漏洩磁
束は存在せず、従つてこの位置に置かれた磁気検
知素子4には起電力は発生しない。
然し、磁気検知素子4を固定した状態で円環1
を徐々に回転させると永久磁石2,3が近ずくに
従つて漏洩磁束6,7がふえるために磁気検知素
子4の起電力は増加し、第4図に示す直径位置8
よりも90℃回転して永久磁石2,3と対向した状
態で最大となる。
従来の回転角度センサはこのような構成がとら
れていた。
然し、回転角度センサが一個の円環1から構成
されているために漏洩磁束6,7の大きさは永久
磁石2,3より離れるに従つて急激に減少してお
り、そのため検知感度が低く、また、出力特性の
直線性が悪いと云う問題があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
回動する物体の回転角度を非接触で測定すると
共に絶対値を得る方法として、先に記したように
二個の永久磁石で二等分した円環状の閉磁路と磁
気検知素子とからなる回転角度センサを提案して
いるが検知感度が低く、また出力特性の直線性が
悪いことが問題である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題は磁性体よりなり同一平面上にあつ
て直径を異にする二つの円環か、或いは同一径で
上下に対向する二つの円環の二等分位置に一対の
永久磁石を設けて二つの円環を橋渡し、二つの円
環内に閉磁路を形成すると共に、磁気検知素子を
二つの円環の隙間に固定して配置し、永久磁石か
らの漏洩磁束を検出することを特徴として回転角
度センサを構成することにより解決することがで
きる。
〔作用〕
本発明は今まで閉磁路が一個の円環から形成さ
れていたのに対し、二つの同心或いは同一円状の
円環からなる閉磁路を用い、この円環の二等分位
置を永久磁石で橋渡しする方法とることにより上
記の問題を解決するものである。
第1図は本発明に係る回転角度センサの斜視図
であり、また、第2図は平面図である。
すなわち、磁性体からなる内側の円環11と外
側の円環10を同心円状に配置すると共に円環1
0,11の二等分位置に永久磁石12,13を橋
渡して内側の円環11と外側の円環10を通る閉
磁路16を作る。
そのためには永久磁石12,13を図に示すよ
うに磁極が逆向きとなるように配列する必要があ
る。
このようにすると、永久磁石12,13からの
漏洩磁界17は従来のように空間中を拡がること
なく、永久磁石12からの漏洩磁界17の分布は
内側の円環11から外側の円環10へ、また、永
久磁石13からの漏洩磁界17は外側の円環10
から内側の円環11へと接近した同心円環内で分
布するために漏洩磁界17が円環単独の場合に較
べ拡がると共に磁界の強さを増すことができる。
次に、磁気検知素子14を用いて漏洩磁界を検
出する場合の問題は従来のパーマロイを用いた磁
気抵抗素子では漏洩磁界の強さは検出できるも
のゝ漏洩磁界の方向を検出することができないの
で、ホール素子または方向性も検出でき磁気抵抗
素子を使用する必要がある。
第7図は磁界の強さと方向を検出できる磁気抵
抗素子である公知のバーバーポール型磁気抵抗素
子の構造を示すもので、同図Aは平面図、また同
図Bは磁気抵抗特性図である。
すなわち、パーマロイの薄膜よりなり長さ方向
に磁化容易軸が配列している磁性膜25に対し、
電極は端子電極26,27以外に複数の斜行電極
28がパターン形成されているために、磁化容易
軸の方向と電流の方向とは異なつている。
(左の端子電極26より右の端子電極27へ電圧
が加わる場合、電流の方向は右下がりとなる。) そのため、同図Aにおいて、矢印29の方向に
磁界が加わる場合、その強さが増すに従つて磁化
の方向が電流の方向に向き、同図Bに示すように
抵抗値は増加し平行となつた場合に抵抗値増加が
最大となる。
一方、矢印30の方向に磁界が加わる場合は、
その強さが増すに従つて磁化の方向は電流の方向
と異なるようになり、直角となつた場合に抵抗値
の減少が最大となり、そのために同図Bに示すよ
うな直線的な抵抗値変化を生ずるために方向性を
もつ検知素子として動作する。
なお、方向性をもつ磁気抵抗素子としては通常
の磁気抵抗素子の背後に微弱な永久磁石を貼り付
け、バイアス磁界を付与することによつても得る
ことができる。
本発明はホール素子か方向性をもつ磁気抵抗素
子を磁気検知素子として使用するもものである。
〔実施例〕
実施例1:(同心円状の閉磁路からなる場合) 第1図は本発明に係る回転角度センサの斜視
図、第2図Aはこの平面図、同図BはX−X′位
置の断面図また第3図はこの出力特性図である。
図において外側の円環10は外径30mm、幅3
mm、高さ5mm、内側の円環11は外径22mm、幅3
mm、高さ5mmとし、共に純鉄を用いて形成した。
次に、中心が一致して同心である一対の円環1
0,11は温度特性の優れたアルニコからなる一
対の永久磁石12,13を介して円周方向に二等
分する二ケ所で接続し、円環10,11の中心を
通る垂直軸廻りに約±90度の範囲で回動するよう
にし、一方、磁気検知素子14は円環10,11
の対向間に挿入した状態で固定した。
かゝる回転角度センサ15において漏洩磁束の
大きさと方向を検出する磁気検知素子にはバーバ
ーポール型磁気抵抗素子を使用した。
第2図は回転角度センサ15が磁気抵抗素子1
4に対し、θだけ回転した状態を示すもので、外
側の円環10と内側の円環11にはそれぞれ矢印
で示す方向の閉磁路16が形成されており、また
内側の円環11から外側の円環10に向けて漏洩
磁界17が形成されている。
また、この一部は磁気検知素子14を貫通して
おり、図の場合、永久磁石12の漏洩磁束17に
より磁気検知素子14に起電力が発生している。
第3図は永久磁石12,13を結ぶ線と直角な
直径位置を回動角度0゜とし回転角度センサ15を
90゜までの範囲で回動する際の出力電圧を記録し
たもので、直線状の出力を得ることができた。
実施例2:(同一円状の閉磁路からなる場合) 第5図と第6図は本発明に係る別の実施例の斜
視図であり、実施例1が同心円状の円環から形成
されているのに対し、この実施例は外径30mm、幅
3mm、高さ5mmで同一円状の純鉄よりなる円環2
0,21と22,23を上下に配置し、この二等
分位置にアルニコよりなる永久磁石を図示するよ
うに配置して構成した。
そして、この間隙位置に磁気検知素子14とし
てバーバーポール型磁気抵抗素子を固定した。
この場合、各円環20,21,22,23に閉
磁路が形成されると共に上下の円環20,21と
22,23の間に漏洩磁界が形成されているが、
この場合も実施例1と同様の検出出力を得ること
ができた。
なお、第6図の実施例においては永久磁石が円
環22,23の外側に設けられているので第1図
と第5図の実施例でば0゜を中心として回動角が最
大90゜であるのに対し、180゜の範囲まで検出する
こともできるが、検出電圧の最大値は変わること
はない。
〔発明の効果〕
以上記したように本発明の実施により回動する
物体の回転角を非接触で絶対値を測定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転角度センサの斜視
図、第2図は本発明に係る回転角度センサの平面
図、AとX−X′線における断面図B、第3図は
実施例に示す回転角度センサの出力特性図、第4
図は回転角度センサの平面図、第5図と第6図は
本発明の別の実施例の斜視図、第7図はバーバー
ポール型磁気抵抗素子の平面図Aと磁気抵抗特性
図Bである。 図において、1,20,21,22,23は円
環、2,3,12,13は永久磁石、4は磁気検
知素子、5,16は閉磁路、6,7,17は漏洩
磁界、10は外側の円環、11は内側の円環、1
4は磁気検知素子、25は磁性膜、26,27は
端子電極、である。
【特許請求の範囲】
1 X方向及びそれに垂直なY方向の辺を有する
矩形の4頂点位置においてベースに固定された4
個の固定ブロツクと、 その固定ブロツク間のX方向の辺に設けられ、
その固定ブロツクに取り付けられたX方向に伸縮
する第1のX方向圧電素子によりX方向に移動さ
れるX方向可動ブロツクと、 前記固定ブロツク間のY方向の辺に設けられ、
その固定ブロツクに取り付けられたY方向に伸縮
する第1のY方向圧電素子によりY方向に移動さ
れるY方向可動ブロツクと、 X方向及びY方向の両方に垂直なZ方向に伸縮
する第1のZ方向圧電素子を介して前記X方向可
動ブロツクに支持され、その第1のZ方向圧電素
子によりZ方向に移動されるX−Z方向可動ブロ
ツクと、 前記第1のZ方向圧電素子と同一条件でZ方向
に伸縮する第2のZ方向圧電素子を介して前記Y
方向可動ブロツクに支持され、その第2のZ方向
圧電素子によりZ方向に移動されるY−Z方向可
動ブロツクと、 前記第1のX方向圧電素子と同一条件でX方向
に伸縮する第2のX方向圧電素子により前記Y−
Z方向可動ブロツクに連結されるとともに、前記
第1のY方向圧電素子と同一条件でY方向に伸縮
JP30213686A 1986-12-17 1986-12-17 回転角度センサ Granted JPS63153402A (ja)

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JP30213686A JPS63153402A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 回転角度センサ

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JP30213686A JPS63153402A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 回転角度センサ

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JPS63153402A JPS63153402A (ja) 1988-06-25
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JPH0337514A (ja) * 1989-07-04 1991-02-18 Tdk Corp 地磁気の影響を除去した永久磁石素子
JP4736210B2 (ja) * 2000-11-08 2011-07-27 ヤマハ株式会社 センサ
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