JPH04168303A - 角度検出装置 - Google Patents
角度検出装置Info
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- JPH04168303A JPH04168303A JP29352790A JP29352790A JPH04168303A JP H04168303 A JPH04168303 A JP H04168303A JP 29352790 A JP29352790 A JP 29352790A JP 29352790 A JP29352790 A JP 29352790A JP H04168303 A JPH04168303 A JP H04168303A
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、強磁性薄膜からなる磁気抵抗素子を用いた角
度検出装置に関するもので、特に90度よりも小さな角
度変位を精度良く検出することのできる角度検出装置に
関する。
度検出装置に関するもので、特に90度よりも小さな角
度変位を精度良く検出することのできる角度検出装置に
関する。
[従来の技術]
磁気抵抗素子は、回転速度や角度検出1位置検出等に用
いるセンサーとして、従来より利用されている。第5図
(A)には、その−船釣な構造をを示した。1′は強磁
性薄膜からなる磁気検知部であり、点線で囲った領域が
磁気検知部の全領域にあたり、1′8およびl’bに示
されているように互いに直交したセンサーパターンが直
列に接続されており、その両端および中間点に端子2′
。
いるセンサーとして、従来より利用されている。第5図
(A)には、その−船釣な構造をを示した。1′は強磁
性薄膜からなる磁気検知部であり、点線で囲った領域が
磁気検知部の全領域にあたり、1′8およびl’bに示
されているように互いに直交したセンサーパターンが直
列に接続されており、その両端および中間点に端子2′
。
3′、4′がそれぞれ設けられ、第5図(B)のように
リード線2’ a、3’ a、4’ aに接続さ
れる。さらに回転検出装置を構成する場合、素子101
′の下部あるいは上部に、支持体7′を軸にして回転す
る磁石5′を配置する。この構成において、端子2’、
4’間にVceを印加し、端子3′から中点電位Voを
とりだし、磁界強度あるいは磁界角度の変化による中点
電位の変化分ΔvOにより外部より印加されている磁界
強度あるいは磁界角度を知る。第5図において矢印Hは
磁界の方向を示しており、θ′は磁気検知部のセンサー
パターンl’aと磁界Hとのなす角度を表している。
リード線2’ a、3’ a、4’ aに接続さ
れる。さらに回転検出装置を構成する場合、素子101
′の下部あるいは上部に、支持体7′を軸にして回転す
る磁石5′を配置する。この構成において、端子2’、
4’間にVceを印加し、端子3′から中点電位Voを
とりだし、磁界強度あるいは磁界角度の変化による中点
電位の変化分ΔvOにより外部より印加されている磁界
強度あるいは磁界角度を知る。第5図において矢印Hは
磁界の方向を示しており、θ′は磁気検知部のセンサー
パターンl’aと磁界Hとのなす角度を表している。
磁気抵抗素子は、外部から磁気検知部形成面に平行でか
つそのセンサーパターンの長軸に平行な磁界を加えると
その抵抗値が増加し、垂直な磁界を加えるとその抵抗値
が減少するという性質がある。
つそのセンサーパターンの長軸に平行な磁界を加えると
その抵抗値が増加し、垂直な磁界を加えるとその抵抗値
が減少するという性質がある。
したがって、第5図(A)に示されているように、外部
磁界■(を加えた場合、θ′−90°としたとき、セン
サーパターンl’bの抵抗値が最大になり、1′ 8の
抵抗値が最小になるので、もつとも中点電位Voが大き
くなる。すなわち出力、6Voが最大になる。また、θ
′=θ°としたとき、出力aVOは最小になる。第6図
(A)には素子に加わる磁界Hの角度θ′をパラメータ
としたときの、磁界強度とその出力ΔVoとの関係を示
した。図示のごとく、磁気抵抗素子の出力Δ■0は、印
加される磁界の角度θ′によりその値が異なり、磁界強
度が増すと飽和するという性質がある。また第6図(B
)には、飽和磁界強度以上の磁界Hを加えた場合の磁界
の回転角度θ′に対する出力ΔVoの応答の様子を示し
ている。第6図(B)から、回転角度θ′に応じて正弦
波状の出力応答信号が、180度の回転角で1周期、3
60度で2周期得られることがわかる。
磁界■(を加えた場合、θ′−90°としたとき、セン
サーパターンl’bの抵抗値が最大になり、1′ 8の
抵抗値が最小になるので、もつとも中点電位Voが大き
くなる。すなわち出力、6Voが最大になる。また、θ
′=θ°としたとき、出力aVOは最小になる。第6図
(A)には素子に加わる磁界Hの角度θ′をパラメータ
としたときの、磁界強度とその出力ΔVoとの関係を示
した。図示のごとく、磁気抵抗素子の出力Δ■0は、印
加される磁界の角度θ′によりその値が異なり、磁界強
度が増すと飽和するという性質がある。また第6図(B
)には、飽和磁界強度以上の磁界Hを加えた場合の磁界
の回転角度θ′に対する出力ΔVoの応答の様子を示し
ている。第6図(B)から、回転角度θ′に応じて正弦
波状の出力応答信号が、180度の回転角で1周期、3
60度で2周期得られることがわかる。
この方法を動作範囲90度以内の回転角度検出に適用し
た場合、第6図(B)の出力の最大振幅をΔV wax
とすれば、1度あたりの出力変化は、たかだかΔVma
x/90程度の値しか得られない。例えば、JVmax
=90mVとすれば、1度あたり1mV程度の出力しか
得られない。そのため従来は、精度の高い角度検出を行
うことができないという問題があった。また、出力Δv
Oの単位時間あたりの変化をみれば、回転体の角速度も
知ることができるが、前述したように出力を大きくとる
ことができないので、精度の良い角速度制御も困難であ
った。
た場合、第6図(B)の出力の最大振幅をΔV wax
とすれば、1度あたりの出力変化は、たかだかΔVma
x/90程度の値しか得られない。例えば、JVmax
=90mVとすれば、1度あたり1mV程度の出力しか
得られない。そのため従来は、精度の高い角度検出を行
うことができないという問題があった。また、出力Δv
Oの単位時間あたりの変化をみれば、回転体の角速度も
知ることができるが、前述したように出力を大きくとる
ことができないので、精度の良い角速度制御も困難であ
った。
[本発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、以上説明したような問題点を解消し、
精度の良い角度および角速度検出を可能にするため、単
位角度変位あたりの出力を大きく得ることのできる、磁
気抵抗素子を用いた角度検出装置を提供することにある
。
精度の良い角度および角速度検出を可能にするため、単
位角度変位あたりの出力を大きく得ることのできる、磁
気抵抗素子を用いた角度検出装置を提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
このような問題を解決するために本発明は、被検知体の
回転により90度以内の角度で旋回し円弧移動する磁石
と、静止部材に取り付けられた強磁性簿膜からなる検知
部を有する磁気抵抗素子とを備え、前記磁石の円弧移動
により前記磁気抵抗素子の検知部に加わる磁界方向が変
化するように構成されていることを特徴としている。
回転により90度以内の角度で旋回し円弧移動する磁石
と、静止部材に取り付けられた強磁性簿膜からなる検知
部を有する磁気抵抗素子とを備え、前記磁石の円弧移動
により前記磁気抵抗素子の検知部に加わる磁界方向が変
化するように構成されていることを特徴としている。
[作用]
本発明によれば、微小な回転角度変位でも出力変化を大
きく得ることができるため、微小な回転角度変位や角速
度を精度良く制御することができる。
きく得ることができるため、微小な回転角度変位や角速
度を精度良く制御することができる。
し実施例〕
以下に図面を参照して本発明を説明する。
大」1例」工
第1図(A)には、本発明の第1の実施例として、台座
8に固定された軸7を支点にして円弧動作する支持体6
に固定された磁石5と、所要位置に配置された磁気抵抗
素子lotとからなる角度検出装置の斜視図を示した。
8に固定された軸7を支点にして円弧動作する支持体6
に固定された磁石5と、所要位置に配置された磁気抵抗
素子lotとからなる角度検出装置の斜視図を示した。
磁気抵抗素子101の2.4間に入力電圧Veeを印加
し、端子3から出力をとりだす構成になっている。第1
図(B)には、同図(A)のA−A線に沿った断面図を
示している。磁気抵抗素子101は磁石5の磁極面のほ
ぼ中央の位置に配置されている。なお、9は磁気抵抗素
子101を保持固定する台あるいはホルダーを示してい
る。第1図(C)には、同図(A)を上部からみた場合
の磁石5と磁気抵抗素子101との位置関係および磁石
5の動作領域を示した。磁気抵抗素子101は、磁石5
の描く円弧の内側で、その中心軸上でかつそれ自身と円
弧の両端とを線で結ぶとほぼaを等辺とした直角2等辺
3角形が描かれるような位置に配置されている。また磁
石5の円弧動作範囲は、30度であり。
し、端子3から出力をとりだす構成になっている。第1
図(B)には、同図(A)のA−A線に沿った断面図を
示している。磁気抵抗素子101は磁石5の磁極面のほ
ぼ中央の位置に配置されている。なお、9は磁気抵抗素
子101を保持固定する台あるいはホルダーを示してい
る。第1図(C)には、同図(A)を上部からみた場合
の磁石5と磁気抵抗素子101との位置関係および磁石
5の動作領域を示した。磁気抵抗素子101は、磁石5
の描く円弧の内側で、その中心軸上でかつそれ自身と円
弧の両端とを線で結ぶとほぼaを等辺とした直角2等辺
3角形が描かれるような位置に配置されている。また磁
石5の円弧動作範囲は、30度であり。
その動作半径Rは12mmである。本実施例において使
用している磁石5の材料はフェライト系の異方性材料の
もので、その磁極面(NおよびS極)は軸の中心0と磁
石5とを結ぶ径方向に対して垂直になるようにしている
。
用している磁石5の材料はフェライト系の異方性材料の
もので、その磁極面(NおよびS極)は軸の中心0と磁
石5とを結ぶ径方向に対して垂直になるようにしている
。
第1図(D)には、磁気抵抗素子101の内部のパター
ン構成を示した。lは磁気検知部であり、そのセンサー
パターン1aおよびlbは互いに直交しており、その長
軸の向きは前述の2等辺8にそれぞれ平行もしくは垂直
になるように配置しである。また2ないし4はそれぞれ
端子部を示しており、θは磁気抵抗素子101の中心線
と磁石5あるいは磁石支持体6とのなす角度を示してお
り、中心位置での角度をθ=θ°としている。また、θ
′は支持体6に固定された磁石5から発生する磁界H′
とセンサーパターンlaの長軸方向とのなす角度を示し
ている。
ン構成を示した。lは磁気検知部であり、そのセンサー
パターン1aおよびlbは互いに直交しており、その長
軸の向きは前述の2等辺8にそれぞれ平行もしくは垂直
になるように配置しである。また2ないし4はそれぞれ
端子部を示しており、θは磁気抵抗素子101の中心線
と磁石5あるいは磁石支持体6とのなす角度を示してお
り、中心位置での角度をθ=θ°としている。また、θ
′は支持体6に固定された磁石5から発生する磁界H′
とセンサーパターンlaの長軸方向とのなす角度を示し
ている。
第2図(A)には、Vec=5Vとした場合の出力特性
を表した。実線が本発明実施例角度検出装置による出力
曲線であり、点線は従来の回転角度検出装置によるもの
である。
を表した。実線が本発明実施例角度検出装置による出力
曲線であり、点線は従来の回転角度検出装置によるもの
である。
本発明によれば、従来例に対し1度あたりの出力Δ■0
が約3倍得られていることがわかる。この出力ΔVoの
値により、第1図に示されている磁石5の固定支持体6
の角度位置を正確に知ることができる。また出力ΔVo
の単位時間あたりの変化をみれば、支持体6の角速度も
知ることができるので、角速度制御も可能である。
が約3倍得られていることがわかる。この出力ΔVoの
値により、第1図に示されている磁石5の固定支持体6
の角度位置を正確に知ることができる。また出力ΔVo
の単位時間あたりの変化をみれば、支持体6の角速度も
知ることができるので、角速度制御も可能である。
つぎに、本発明により従来例よりも大きな出力が得られ
る理由について、第2図(B)、 (C)を参照して
説明する。第2図(B)は、磁石5の支持体6の回転動
作範囲における、第1図に示された磁気抵抗素子101
へ加わる磁石5から発生する磁界H′の強度分布を示し
ており、θ=θ。
る理由について、第2図(B)、 (C)を参照して
説明する。第2図(B)は、磁石5の支持体6の回転動
作範囲における、第1図に示された磁気抵抗素子101
へ加わる磁石5から発生する磁界H′の強度分布を示し
ており、θ=θ。
における磁界強度を1として基準化している。また第2
図(C)は、磁石5の支持体60回転動作範囲における
、第1図(D)に示されたセンサーパターン18と、支
持体6に固定された磁石5から発生する磁界H′とのな
す角度との関係を示している。強磁性薄膜からなる磁気
抵抗素子には、第6図を参照して従来の技術でも述べた
ように、ある磁界角度に固定した場合、磁界強度が飽和
領域より大きくなれば出力は一定値を示す。この場合、
出力値は磁界の回転角度のみに依存するようになる。ま
た第6図(B)より、出力範囲を最大にするには、磁気
検知部に加わる磁界の向きが、90度変化するようにす
ればよいことがわかる。
図(C)は、磁石5の支持体60回転動作範囲における
、第1図(D)に示されたセンサーパターン18と、支
持体6に固定された磁石5から発生する磁界H′とのな
す角度との関係を示している。強磁性薄膜からなる磁気
抵抗素子には、第6図を参照して従来の技術でも述べた
ように、ある磁界角度に固定した場合、磁界強度が飽和
領域より大きくなれば出力は一定値を示す。この場合、
出力値は磁界の回転角度のみに依存するようになる。ま
た第6図(B)より、出力範囲を最大にするには、磁気
検知部に加わる磁界の向きが、90度変化するようにす
ればよいことがわかる。
したがっである小さな動作範囲で、つねに磁気検知部に
加わる磁界強度が飽和磁界以上あり、磁気検知部に加わ
る磁界の向きが90度変化させることができれば、小さ
な動作範囲で大きな出力を得ることができる。この2つ
の要件を満たし得るのが、本発明である。
加わる磁界強度が飽和磁界以上あり、磁気検知部に加わ
る磁界の向きが90度変化させることができれば、小さ
な動作範囲で大きな出力を得ることができる。この2つ
の要件を満たし得るのが、本発明である。
まず第一に、支持体6の動作範囲で、もっとも磁石5と
磁気抵抗素子lotとの距離が離れたときでも飽和磁界
以上の磁界強度になるように素子と磁石とを配置する。
磁気抵抗素子lotとの距離が離れたときでも飽和磁界
以上の磁界強度になるように素子と磁石とを配置する。
より具体的に言えば、第2図(B)に示された回転動作
範囲における磁界強度の極小値においても、飽和磁界以
上の磁界強度を保っていれば良い。この値は、素子によ
って異なるが、概ね1000a以上である。
範囲における磁界強度の極小値においても、飽和磁界以
上の磁界強度を保っていれば良い。この値は、素子によ
って異なるが、概ね1000a以上である。
また第二の要件は、磁石から発生する磁界の向きが、位
置により大きく異なるという性質を利用することにより
達成する。この要件を達成するための具体的な素子およ
び磁石の配置の1例が本実施例である。第2図(C)を
みると磁気抵抗素子101の磁気検知部のセンサーパタ
ーン1aへ加わる。磁石5から発生する磁界の向きが、
この回転動作範囲にて、80度以上変化していることが
わかる。
置により大きく異なるという性質を利用することにより
達成する。この要件を達成するための具体的な素子およ
び磁石の配置の1例が本実施例である。第2図(C)を
みると磁気抵抗素子101の磁気検知部のセンサーパタ
ーン1aへ加わる。磁石5から発生する磁界の向きが、
この回転動作範囲にて、80度以上変化していることが
わかる。
これまで述べてきたような構成で、上記2点の要件をク
リアーすることにより、従来例よりも単位角度変位あた
りの出力を大きく得ることができるようになった。
リアーすることにより、従来例よりも単位角度変位あた
りの出力を大きく得ることができるようになった。
本実施例において、支持体6の形状は板状となっている
が、棒状あるいはその他任意の形状でもよい。また、支
持体6の材料としては非磁性のものが好ましい。
が、棒状あるいはその他任意の形状でもよい。また、支
持体6の材料としては非磁性のものが好ましい。
使用する磁石5の材料としては、特に限定はないが磁気
抵抗素子との距離が最大になった場合でも、磁気検知部
領域に加わる磁界が飽和磁界強度以上あれば、出力レベ
ルを大きくとれる。また従来の角度検出装置よりも出力
を太き(とり得る検出角度範囲は、90度未満であり、
その角度範囲が小さくなればなるほど、従来のものと比
較して単位角度変位あたりの出力変化を大きくとること
ができる。
抵抗素子との距離が最大になった場合でも、磁気検知部
領域に加わる磁界が飽和磁界強度以上あれば、出力レベ
ルを大きくとれる。また従来の角度検出装置よりも出力
を太き(とり得る検出角度範囲は、90度未満であり、
その角度範囲が小さくなればなるほど、従来のものと比
較して単位角度変位あたりの出力変化を大きくとること
ができる。
磁気抵抗素子の配置は、第1図(A)のごとくセンサー
パターン長軸の向きを2等辺aにそれぞれ平行もしくは
垂直になるようにすれば、出力が大きく得られる。内部
のセンサーパターンとしては、従来の技術で述べたよう
な第5図(A)に示されているようなものでもよいが、
この場合も出力を大きく得るためには、内部のセンサー
パターンl’a、I’bの長軸の向きが2等辺aにそれ
ぞれ平行もしくは垂直に配置する必要がある。
パターン長軸の向きを2等辺aにそれぞれ平行もしくは
垂直になるようにすれば、出力が大きく得られる。内部
のセンサーパターンとしては、従来の技術で述べたよう
な第5図(A)に示されているようなものでもよいが、
この場合も出力を大きく得るためには、内部のセンサー
パターンl’a、I’bの長軸の向きが2等辺aにそれ
ぞれ平行もしくは垂直に配置する必要がある。
また本発明には、第7図に示したような4端子の磁気抵
抗素子102も適用できる。l 02Sは磁気検知部を
、102Tは端子部をそれぞれ示している。この場合も
、磁気抵抗素子102の配置を前例と同様に、センサー
パターン長軸方向を等辺8に平行および垂直になるよう
にすれば、最大出力をえられる。また4端子素子の場合
、3端子のものに対して倍の出力値が得られるという利
点もある。
抗素子102も適用できる。l 02Sは磁気検知部を
、102Tは端子部をそれぞれ示している。この場合も
、磁気抵抗素子102の配置を前例と同様に、センサー
パターン長軸方向を等辺8に平行および垂直になるよう
にすれば、最大出力をえられる。また4端子素子の場合
、3端子のものに対して倍の出力値が得られるという利
点もある。
本実施例で述べてきた角度検出装置の機構は、90度よ
りも狭い角度範囲を動作するアーム等の支持体を有した
あらゆる装置に対して適用することができる。たとえば
、ハードディスクドライブ用のアーム付き磁気ヘッドに
も、本実施例のような機構を適用することができ、この
場合にはアーム位置およびアームの動作速度等を、従来
よりも正確に制御することができるので、これまでより
もアクセス時間を短縮するという効果が期待できる。
りも狭い角度範囲を動作するアーム等の支持体を有した
あらゆる装置に対して適用することができる。たとえば
、ハードディスクドライブ用のアーム付き磁気ヘッドに
も、本実施例のような機構を適用することができ、この
場合にはアーム位置およびアームの動作速度等を、従来
よりも正確に制御することができるので、これまでより
もアクセス時間を短縮するという効果が期待できる。
尖1目を主
第3図(A)には、本発明の第2の実施例として、磁気
抵抗素子101を磁石5の描く円弧の外側に配置した場
合の上部からみた磁石5と磁気抵抗素子101との位置
関係および磁石5の動作領域を示した。磁気抵抗素子1
01は、磁石5の描く円弧外部で、その中心軸上でかつ
それ自身と円弧の両端とを線で結ぶとほぼbを等辺とし
た直角2等辺3角形が描かれるような位置に配置されて
いる。また磁石5の円弧動作範囲は、20度であり、そ
の動作半径Rは15mmである。本実施例においても実
施例1と同様、磁石5の磁極面(NおよびS極)は軸の
中心0と磁石5とを結ぶ径方向に対して垂直になるよう
にしている。
抵抗素子101を磁石5の描く円弧の外側に配置した場
合の上部からみた磁石5と磁気抵抗素子101との位置
関係および磁石5の動作領域を示した。磁気抵抗素子1
01は、磁石5の描く円弧外部で、その中心軸上でかつ
それ自身と円弧の両端とを線で結ぶとほぼbを等辺とし
た直角2等辺3角形が描かれるような位置に配置されて
いる。また磁石5の円弧動作範囲は、20度であり、そ
の動作半径Rは15mmである。本実施例においても実
施例1と同様、磁石5の磁極面(NおよびS極)は軸の
中心0と磁石5とを結ぶ径方向に対して垂直になるよう
にしている。
また磁気抵抗素子101のセンサーパターンの長軸方向
も実施例1と同様、等辺すに対して平行もしくは垂直に
なるように配置しである。また、入力、出力端子の接続
法も実施例1と同様である。
も実施例1と同様、等辺すに対して平行もしくは垂直に
なるように配置しである。また、入力、出力端子の接続
法も実施例1と同様である。
第3図(B)には、Vee=5Vとした場合の出力特性
を表した。実線が本実施例角度検出装置による出力曲線
であり、点線は従来の回転角度検出装置によるものであ
る。出力曲線の傾きが、実施例1と逆向きになっている
のは、磁気検知部のセンサーパターンに加わる磁界の向
きが実施例1の場合と逆になっているためである。また
この場合は、従来例に対して約4倍の出力が得られてい
る。
を表した。実線が本実施例角度検出装置による出力曲線
であり、点線は従来の回転角度検出装置によるものであ
る。出力曲線の傾きが、実施例1と逆向きになっている
のは、磁気検知部のセンサーパターンに加わる磁界の向
きが実施例1の場合と逆になっているためである。また
この場合は、従来例に対して約4倍の出力が得られてい
る。
実」L鯉」−
第4図(A)には、本発明の第3の実施例として、台座
8′に固定された軸7′を支点にして円弧動作する支持
体6′に固定された磁石5と、所要位置に配置された磁
気抵抗素子101とからなる角度検出装置の斜視図を示
した。この場合も実施例1あるいは2と同様、磁気抵抗
素子101の2.4間に入力電圧Veeを印加し、端子
3から出力をとりだす構成になっている。第4図(B)
には、同図(A)のA−A線に沿った断面図を示してい
る。磁気抵抗素子101は、磁石5が円弧の中心部にき
たときに、その磁極面がほぼ真下になるような位置に配
されている。なお、9′は磁気抵抗素子101を保持固
定する台あるいはホルダーを示している。第4図(C)
には、同図(A)のB−B線に沿った断面図を示してい
る。点線で示された部分が磁石5の動作領域である。こ
の場合も実施例1あるいは2と同様に、磁気抵抗素子1
01は、それ自身と磁石5の動作領域の起点および終点
とを線で結ぶとほぼCを等辺とした直角2等辺3角形が
描かれるような位置に配置されている。
8′に固定された軸7′を支点にして円弧動作する支持
体6′に固定された磁石5と、所要位置に配置された磁
気抵抗素子101とからなる角度検出装置の斜視図を示
した。この場合も実施例1あるいは2と同様、磁気抵抗
素子101の2.4間に入力電圧Veeを印加し、端子
3から出力をとりだす構成になっている。第4図(B)
には、同図(A)のA−A線に沿った断面図を示してい
る。磁気抵抗素子101は、磁石5が円弧の中心部にき
たときに、その磁極面がほぼ真下になるような位置に配
されている。なお、9′は磁気抵抗素子101を保持固
定する台あるいはホルダーを示している。第4図(C)
には、同図(A)のB−B線に沿った断面図を示してい
る。点線で示された部分が磁石5の動作領域である。こ
の場合も実施例1あるいは2と同様に、磁気抵抗素子1
01は、それ自身と磁石5の動作領域の起点および終点
とを線で結ぶとほぼCを等辺とした直角2等辺3角形が
描かれるような位置に配置されている。
このような構成でも、実施例1あるいは2で述べてきた
のと同様の効果が得られる。
のと同様の効果が得られる。
[発明の効果]
以上のべたように本発明によれば、動作角度の範囲が小
さ(でも、単位角度変位あたりに得られる出力が大きく
とれるので、精度の良い角度検出を容易に行うことがで
きる。また単位時間あたりの出力変化をみることにより
、角速度制御も容易に行うことができる。
さ(でも、単位角度変位あたりに得られる出力が大きく
とれるので、精度の良い角度検出を容易に行うことがで
きる。また単位時間あたりの出力変化をみることにより
、角速度制御も容易に行うことができる。
さらに、本発明角度検出装置を90度よりも小さな角度
範囲を動作するアーム等の支持体を有する装置等に適用
することにより、アーム位置およびアームの動作速度等
を従来よりも正確に制御することができる。
範囲を動作するアーム等の支持体を有する装置等に適用
することにより、アーム位置およびアームの動作速度等
を従来よりも正確に制御することができる。
第1図(A)は、本発明の第1の実施例角度検出装置を
示す斜視図、同図(B)は同図(A)のA−Alilに
沿った断面図、同図(C)は同図(A)を上面からみた
場合の磁気抵抗素子と磁石との位置関係を示す配置図、
同図(D)は第1の実施例で使用されている磁気抵抗素
子内部のパターン図、第2図(A)は、本発明の第1の
実施例により角度検出した場合の回転角度と出方との関
係を示す出力図、同図(B)は同図(A)の回転角度範
囲を磁石が動作した場合の磁界強度比の分布図、同図(
C)は同図(A)の回転角度範囲を磁石が動作した場合
の磁気検知部長軸と磁石がら発生する磁界とのなす角度
の分布図 第3図(A)は、本発明筒2の実施例角度検出装置を上
面からみた場合の磁気抵抗素子と磁石との位置関係を示
す配置図、同図(B)は、本発明の第2の実施例により
角度検出した場合の回転角度と出力との関係を示す出力
図、 第4図(A)は、本発明の第3の実施例角度検出装置を
示す斜視図、同図(B)は同図(A)のA−A線に沿っ
た断面図、同図(C)は同図(A)のB−B線に沿った
断面図、 第5図(A)は、一般に使用される磁気抵抗素子の内部
パターン図、同図(B)は従来の角度検出装置を示す模
式図、 第6図(A)は、第5図(A)に示されたパターンに加
わる磁界の角度をパラメータとした場合の磁界強度と出
力との関係を示す図、同図(B)は、第5図(B)に示
された従来の角度検出装置を用いた場合の回転角度と出
力との関係を示す出力図、 第7図は、本発明に適用し得る4端子磁気抵抗素子の内
部パターン図、 をそれぞれ示している。 1・・・磁気検知部、2ないし4・・・端子電極、5・
・・磁石、6・・・磁石支持体、7・・・軸、8・・・
台座、9・・・磁気抵抗素子固定ホルダー、101ない
し102・・・磁気抵抗素子。
示す斜視図、同図(B)は同図(A)のA−Alilに
沿った断面図、同図(C)は同図(A)を上面からみた
場合の磁気抵抗素子と磁石との位置関係を示す配置図、
同図(D)は第1の実施例で使用されている磁気抵抗素
子内部のパターン図、第2図(A)は、本発明の第1の
実施例により角度検出した場合の回転角度と出方との関
係を示す出力図、同図(B)は同図(A)の回転角度範
囲を磁石が動作した場合の磁界強度比の分布図、同図(
C)は同図(A)の回転角度範囲を磁石が動作した場合
の磁気検知部長軸と磁石がら発生する磁界とのなす角度
の分布図 第3図(A)は、本発明筒2の実施例角度検出装置を上
面からみた場合の磁気抵抗素子と磁石との位置関係を示
す配置図、同図(B)は、本発明の第2の実施例により
角度検出した場合の回転角度と出力との関係を示す出力
図、 第4図(A)は、本発明の第3の実施例角度検出装置を
示す斜視図、同図(B)は同図(A)のA−A線に沿っ
た断面図、同図(C)は同図(A)のB−B線に沿った
断面図、 第5図(A)は、一般に使用される磁気抵抗素子の内部
パターン図、同図(B)は従来の角度検出装置を示す模
式図、 第6図(A)は、第5図(A)に示されたパターンに加
わる磁界の角度をパラメータとした場合の磁界強度と出
力との関係を示す図、同図(B)は、第5図(B)に示
された従来の角度検出装置を用いた場合の回転角度と出
力との関係を示す出力図、 第7図は、本発明に適用し得る4端子磁気抵抗素子の内
部パターン図、 をそれぞれ示している。 1・・・磁気検知部、2ないし4・・・端子電極、5・
・・磁石、6・・・磁石支持体、7・・・軸、8・・・
台座、9・・・磁気抵抗素子固定ホルダー、101ない
し102・・・磁気抵抗素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)被検知体の回転により90度以内の角度で旋回し円
弧移動する磁石と、静止部材に取り付けられた強磁性薄
膜からなる検知部を有する磁気抵抗素子とを備え、前記
磁石の円弧移動により前記磁気抵抗素子の検知部に加わ
る磁界方向が変化するように構成されている角度検出装
置。 2)前記磁石が被検知体への取り付け部を支点として被
検知体の回転により90度以内の角度で旋回される支持
体に固定され、その磁極面が支持体の旋回方向になるよ
うに配置し、前記磁気抵抗素子を、前記磁石によって描
かれる円弧の中心軸上で、かつ該磁気抵抗素子の検知部
と円弧の起点および終点とからなる3点とを結ぶとほぼ
直角2等辺3角形になるような位置に配置したことを特
徴とする請求項1の角度検出装置。 3)前記磁石の磁極面が該磁石と前記支持体の支点とを
結ぶ旋回径方向に対してほぼ平行になるように配置し、
前記磁気抵抗素子を、前記磁石によって描かれる円弧の
ほぼ中心上で、かつ該磁気抵抗素子の検知部と円弧の起
点および終点とからなる3点とを結ぶとほぼ直角2等辺
3角形になるような位置に配置したことを特徴とする請
求項1の角度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29352790A JPH04168303A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 角度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29352790A JPH04168303A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 角度検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04168303A true JPH04168303A (ja) | 1992-06-16 |
Family
ID=17795899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29352790A Pending JPH04168303A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 角度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04168303A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999032867A1 (de) * | 1997-12-20 | 1999-07-01 | Robert Bosch Gmbh | Sensoranordnung zur erfassung von winkeländerungen |
JP2002542473A (ja) * | 1999-04-21 | 2002-12-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 回転角を無接触方式で検出するための測定装置 |
JP2014134535A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Bourns Inc | 可変磁束コレクタを使用する位置測定 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29352790A patent/JPH04168303A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999032867A1 (de) * | 1997-12-20 | 1999-07-01 | Robert Bosch Gmbh | Sensoranordnung zur erfassung von winkeländerungen |
JP2002542473A (ja) * | 1999-04-21 | 2002-12-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 回転角を無接触方式で検出するための測定装置 |
JP2014134535A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Bourns Inc | 可変磁束コレクタを使用する位置測定 |
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