JPH05291933A - 高速バッファ回路 - Google Patents

高速バッファ回路

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Publication number
JPH05291933A
JPH05291933A JP4094478A JP9447892A JPH05291933A JP H05291933 A JPH05291933 A JP H05291933A JP 4094478 A JP4094478 A JP 4094478A JP 9447892 A JP9447892 A JP 9447892A JP H05291933 A JPH05291933 A JP H05291933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
vbe
emitter
base
collector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4094478A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Homitsu
政敏 穂満
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入出力オフセットのない高速バッファ回路を提
供する。 【構成】トランジスタQ1〜Q12、電流、電圧源I1,I2,
V1,V2 としたとき、Q1とQ2のベースが入力端子であ
り、Q1のエミッタにQ8のコレクタ及びQ6のベース
が、Q2のエミッタにQ4のコレクタ及びQ10のベース
が、Q10のコレクタにQ3のエミッタ及びQ4のベース
が、Q10のエミッタにQ9のエミッタが、Q9のコレク
タ及びベースにQ11のベース及びI1 が接続され、Q7
のエミッタにQ8のベース及びQ6のコレクタが、Q6
のエミッタにQ5のエミッタが、Q5のコレクタ及びベ
ースにI2 及びQ12のベースが、Q11、Q12のエミッタ
に出力端子が、I2 の他方とQ3のコレクタ及びベース
とQ1、Q12のコレクタとQ4のエミッタにV1 が、I
1 の他方とQ7のコレクタ及びベースとQ8のエミッタ
とQ2、Q11のコレクタにV2 が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速バッファ回路に係わ
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の高速バッファ回路の一構成
例を示す図である。同図から明らかなように、この高速
バッファ回路はQ21,Q23のNPNトランジスタ、Q2
2,Q24のPNPトランジスタとI21,I22の電流源、
V21,V22の電圧源で構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入出力
オフセットおよびドリフトがNPNトランジスタとPN
Pトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEの違いに
より起こってしまう。従って入出力の関係は VOUT +VBE(Q23) =VIN+VBE(Q22) VOUT −VBE(Q24) =VIN−VBE(Q21) となり VBE(Q23) +VBE(Q24) =VBE(Q22) +VBE(Q21) I21,I22が等しいならばQ23,Q24にも同等の電流が
ながれる。したがって VOUT =VIN+VOFFSET(オフセット電圧) ここでのVOFFSETは VOFFSET=VT*LN (IS(NPN)/IS(PNP)) IS(NPN),IS(PNP):飽和電流 となる。
【0004】本発明の高速バッファ回路はこのような課
題に着目してなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、入力段と出力段との間にレベルシフト回路を挿入
することによって、入力オフセット及びドリフトの発生
をなくした高速バッファ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の高速バッファ回路においては、第1のト
ランジスタと第2のトランジスタのベースが入力端子で
あり、第1のトランジスタのエミッタに第8のトランジ
スタのコレクタ及び第6のトランジスタのベースが接続
され、第2のトランジスタのエミッタに第4のトランジ
スタのコレクタ及び第10のトランジスタのベースが接
続され、第10のトランジスタのコレクタに第3のトラ
ンジスタのエミッタ及び第4のトランジスタのベースが
接続され、第10のトランジスタのエミッタに第9のト
ランジスタのエミッタが接続され、第9のトランジスタ
のコレクタ及びベースに第11のトランジスタのベース
及び第1の電流源が接続され、第7のトランジスタのエ
ミッタに第8のトランジスタのベース及び第6のトラン
ジスタのコレクタが接続され、第6のトランジスタのエ
ミッタに第5のトランジスタのエミッタが接続され、第
5のトランジスタのコレクタ及びベースに第2の電流源
及び第12のトランジスタのベースが接続され、第1
1,12のトランジスタのエミッタに出力端子が接続さ
れ、第2の電流源の他方と第3のトランジスタのコレク
タ及びベースと第1、第12のトランジスタのコレクタ
と第4のトランジスタのエミッタに第1の電圧源が、第
1の電流源の他方と第7のトランジスタのコレクタ及び
ベースと第8のトランジスタのエミッタと第2,11の
トランジスタのコレクタに第2の電圧源が接続される。
【0006】
【作用】すなわち、本発明の高速バッファ回路において
は、入力段と出力段との間にレベルシフト回路が挿入さ
れる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す。同図
において、NPNトランジスタQ1とPNPトランジス
タQ2のベースが入力端子であり、NPNトランジスタ
Q1のエミッタにNPNトランジスタQ8のコレクタ及
びPNPトランジスタQ6のベースが接続され、PNP
トランジスタQ2のエミッタにPNPトランジスタQ4
のコレクタ及びNPNトランジスタQ10のベースが接続
され、NPNトランジスタQ10のコレクタにNPNトラ
ンジスタQ3のエミッタ及びPNPトランジスタQ4の
ベースが接続され、NPNトランジスタQ10のエミッタ
にPNPトランジスタQ9のエミッタが接続され、PN
PトランジスタQ9のコレクタ及びベースにPNPトラ
ンジスタQ11のベース及び電流源I1 が接続され、PN
PトランジスタQ7のエミッタにNPNトランジスタQ
8のベース及びPNPトランジスタQ6のコレクタが接
続され、PNPトランジスタQ6のエミッタにNPNト
ランジスタQ5のエミッタが接続され、NPNトランジ
スタQ5のコレクタ及びベースに電流源I2 及びNPN
トランジスタQ12のベースが接続され、PNP、NPN
トランジスタQ11、Q12のエミッタに出力端子が接続さ
れ、電流源I2 の他方とNPNトランジスタQ3のコレ
クタ及びベースとNPNトランジスタQ1、Q12のコレ
クタとPNPトランジスタQ4のエミッタに電圧源V1
が接続され、電流源I1 の他方とPNPトランジスタQ
7のコレクタ及びベースとNPNトランジスタQ8のエ
ミッタとPNPトランジスタQ2、Q11のコレクタに電
圧源V2 が接続されている。上記のような構成におい
て、上記各トランジスタのベース・エミッタ間電圧をV
BEとし、入力電圧をVIN、出力電圧をVOUT とすると、 VBE(Q1)=VBE(Q6)=VBE(Q7)=VBE(Q8) VBE(Q2)=VBE(Q3)=VBE(Q4)=VBE(Q10) であるので VOUT +VBE(Q12) =VIN−VBE(Q1)+VBE(Q6)+VBE(Q5) =VIN+VBE(Q5) VOUT −VBE(Q11) =VIN+VBE(Q2)−VBE(Q10) −VBE(Q9) =VIN−VBE(Q9) VBE(Q12) +VBE(Q11) =VBE(Q5)+VBE(Q9) となり、ここでI1 =I2 ならば VBE(Q12) ,VBE(Q
11) にも同等の電流が流れることとなる。したがってV
BE(Q12) =VBE(Q5),VBE(Q11) =VBE(Q9)であるので VOUT =VIN となる。
【0008】このように、本実施例においては、入力段
の1対のトランジスタのVBEによるレベルシフト量と出
力段の1対のトランジスタのVBEによるレベルシフト量
が違うため入出力オフセットが発生してしまうので、入
出力オフセットが起こらないよう入力段と出力段との間
にレベルシフト回路を挿入してVOUT =VINとなるよう
にしている。
【0009】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の高速バッ
ファ回路においては、入力段と出力段との間にレベルシ
フト回路を挿入したので入出力オフセット及びドリフト
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す高速バッファ回路の回
路図である。
【図2】従来の高速バッファ回路の回路図である。
【符号の説明】
Q1、Q3、Q5、Q8、Q10、Q12…NPNトラン
ジスタ、Q2、Q4、Q6、Q7、Q11…PNPトラン
ジスタ、I1 、I2 …電流源、V1 、V2 …電圧源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のトランジスタと第2のトランジス
    タのベースが入力端子であり、第1のトランジスタのエ
    ミッタに第8のトランジスタのコレクタ及び第6のトラ
    ンジスタのベースが接続され、第2のトランジスタのエ
    ミッタに第4のトランジスタのコレクタ及び第10のト
    ランジスタのベースが接続され、第10のトランジスタ
    のコレクタに第3のトランジスタのエミッタ及び第4の
    トランジスタのベースが接続され、第10のトランジス
    タのエミッタに第9のトランジスタのエミッタが接続さ
    れ、第9のトランジスタのコレクタ及びベースに第11
    のトランジスタのベース及び第1の電流源が接続され、
    第7のトランジスタのエミッタに第8のトランジスタの
    ベース及び第6のトランジスタのコレクタが接続され、
    第6のトランジスタのエミッタに第5のトランジスタの
    エミッタが接続され、第5のトランジスタのコレクタ及
    びベースに第2の電流源及び第12のトランジスタのベ
    ースが接続され、第11,12のトランジスタのエミッ
    タに出力端子が接続され、第2の電流源の他方と第3の
    トランジスタのコレクタ及びベースと第1、第12のト
    ランジスタのコレクタと第4のトランジスタのエミッタ
    に第1の電圧源が、第1の電流源の他方と第7のトラン
    ジスタのコレクタ及びベースと第8のトランジスタのエ
    ミッタと第2,11のトランジスタのコレクタに第2の
    電圧源が接続されたことを特徴とする高速バッファ回
    路。
JP4094478A 1992-04-14 1992-04-14 高速バッファ回路 Withdrawn JPH05291933A (ja)

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JP4094478A JPH05291933A (ja) 1992-04-14 1992-04-14 高速バッファ回路

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JPH05291933A true JPH05291933A (ja) 1993-11-05

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ID=14111392

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706