JPH05291828A - 逓倍回路 - Google Patents

逓倍回路

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JPH05291828A
JPH05291828A JP9064992A JP9064992A JPH05291828A JP H05291828 A JPH05291828 A JP H05291828A JP 9064992 A JP9064992 A JP 9064992A JP 9064992 A JP9064992 A JP 9064992A JP H05291828 A JPH05291828 A JP H05291828A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
switches
control signal
signal
input signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9064992A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sakaguchi
尚 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05291828A publication Critical patent/JPH05291828A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アナログ回路とデジタル回路が同一チップ上に
混載されるLSIに適した逓倍回路を提供する。 【構成】バイアス電源VBBに直列接続されたアナログ入
力信号源1の両端にスイッチSW1〜SW4をブリッジ
接続する。アナログ入力信号(a)を90度移相器2で
移相してインバータINV1を通した第1制御信号
(c)により、スイッチSW2,SW3をオン、オフ制
御する。前記インバータINV1の出力をインバータI
NV2により反転した第2制御信号(d)により、スイ
ッチSW1,SW4をオン、オフ制御する。前記信号
(c),(d)とアナログ入力信号(a)は90°位相
がずれているので、スイッチSW1,SW2の共通接続
点電位(f)とスイッチSW3,SW4の共通接続点電
位(e)とを入力としてトランジスタM1,M2により
差動増幅すると、出力端子VOUTからはアナログ入力
信号(a)を2分周した信号(g)が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器に用いられる電
子回路に係り、信号を逓倍する逓倍回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路では、信号を逓倍して用いる場
合がある。このような逓倍回路はデジタルの分野でデジ
タル的に処理しているのが現状である。ところが近年、
アナログ回路とデジタル回路を同一チップ上に混載した
LSIが多く用いられるようになってきており、アナロ
グ回路で処理した信号を同じLSI上で逓倍して用いた
い場合が生じるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の逓倍回路ではデジタル的に処理しているため、回路を
LSI化したものにおいて、アナログで処理した信号を
逓倍処理する場合1つのチップ上で実現出来ないという
欠点があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、アナログ回路とデジタル回路が同一チップ
上で形成されるアナログ、デジタル混載LSIに適した
逓倍回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バイアス回路
に直列接続されたアナログ入力信号源と、前記アナログ
入力信号源の両端間に複数のスイッチをブリッジ接続し
て成るブリッジ回路と、前記アナログ入力信号源の入力
信号を所定電気角度移相した信号の正期間中にハイレベ
ル、負期間中にローレベルとなる第1制御信号を生成す
るとともに、該第1制御信号を前記ブリッジ回路の一方
の相対向する辺のスイッチに各々供給する第1制御回路
と、前記第1制御信号を反転して第2制御信号を生成す
るとともに、該第2制御信号を前記ブリッジ回路の他方
の相対向する辺のスイッチに各々供給する第2制御回路
と、前記ブリッジ回路の一方のアームを構成するスイッ
チどうしを結ぶ共通接続点の電位と、前記ブリッジ回路
の他方のアームを構成するスイッチどうしを結ぶ共通接
続点の電位とを比較するコンパレータ回路とを備え、前
記コンパレータ回路の出力を逓倍出力とすることを特徴
としている。
【0006】
【作用】第1制御回路は、例えば入力信号を90°移相
した信号に基づいて第1制御信号を生成するものとす
る。ブリッジ回路の一方の相対向する辺のスイッチは第
1制御信号のハイレベル期間中にオン制御される。また
ブリッジ回路の他方の相対向する辺のスイッチは第2制
御信号のハイレベル期間中、すなわち第1制御信号のロ
ーレベル期間中にオン制御される。前記第1、第2制御
信号とアナログ入力信号は90°位相がずれているの
で、前記各スイッチのオン期間中の前記共通接続点電位
は各々正から負又は負から正へなだらかに変化する。こ
のため前記共通接続点電位をコンパレータ回路が比較す
ると、その出力には入力信号を2分周した信号が得られ
る。
【0007】本発明の回路を用いれば、アナログ、デジ
タル混載LSIにおいて、入力信号がアナログの逓倍回
路が簡単な構成で提供でき、またプロセスにBi−CM
OSを用いれば、高周波動作にも適した逓倍回路が実現
できる。さらに、バイポーラ回路に適したフィルタ回路
を逓倍出力の後に接続できるため、逓倍された信号をア
ナログ信号に戻すこともできる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1においてアナログ入力信号源1の一端
は、90度移相器2とスイッチSW1およびSW3の入
力端に接続され、スイッチSW2およびSW4の入力端
はバイアス電源VBBにバイアスされている。スイッチS
W1とスイッチSW2の出力端は共通に接続されるとと
もに、差動回路を構成する一方のトランジスタM2のゲ
ートに接続されている。またスイッチSW3とスイッチ
SW4の出力端は共通に接続されるとともに、差動回路
を構成する他方のトランジスタM1のゲートに接続され
ている。前記90度移相器2の出力は、コンパレータと
して用いたインバータINV1に入力され、インバータ
INV1の出力信号はスイッチSW2およびスイッチS
W3のON/OFF制御に用いられるとともに、第2の
インバータINV2に入力される。インバータINV2
の出力は、スイッチSW1およびスイッチSW4のON
/OFF制御に用いられる。トランジスタM1とM2の
ソースは共通接続され、他端が接地された電流源I1
一端にも接続されている。トランジスタM1のドレイン
は、トランジスタM3のドレイン、ゲートおよびトラン
ジスタM4のゲートに接続されている。トランジスタM
2のドレインは、トランジスタM5のドレイン、ゲート
およびトランジスタM6のゲートに接続されている。ト
ランジスタM6のドレインは、トランジスタM7のドレ
イン、ゲートおよびトランジスタM8のゲートに接続さ
れている。トランジスタM4のドレインはトランジスタ
M8のドレインと接続されるとともに出力端子VOUT
にも接続されている。トランジスタM3,M4,M5,
M6のソースは電源Vccに接続されている。前記バイア
ス電源VBBの負極およびトランジスタM7,M8のソー
スは接地されている。
【0009】前記90度移相器2は例えば図2のよう
に、入力端子IN とコンパレータ3の反転入力端との間
に抵抗R1を接続するとともに、非反転入力端と接地間
に基準電源VBBを接続し、且つ非反転入力端と出力端子
OUT間にコンデンサC1を接続して構成される。
【0010】また90度移相器2は、例えば図3のよう
に構成しても良い。図3においてトランジスタQ1のベ
ースは入力端子IN に接続され、コレクタはトランジス
タQ3のコレクタ、エミッタを介して制御電源Vccに接
続されている。トランジスタQ1のエミッタは抵抗R2
の一端に接続されている。トランジスタQ3のコレクタ
はベースに接続されるとともにトランジスタQ4のベー
スに接続されている。トランジスタQ4のエミッタは制
御電源Vccに接続され、コレクタはトランジスタQ2の
コレクタ、エミッタを介して抵抗R3の一端に接続され
ている。前記抵抗R2,R3の各他端はともに電流源I
2 の一端に接続され、電流源I2 の他端は接地されてい
る。トランジスタQ2のベースは図示極性の基準電源V
BBを介して接地されている。前記トランジスタQ4のコ
レクタはトランジスタQ5のベースに接続されるととも
に、コンデンサC1を介して制御電源Vccに接続されて
いる。トランジスタQ5のコレクタは制御電源Vccに接
続され、エミッタは出力端子OUTに接続されるととも
に、電流源I3 を介して接地されている。
【0011】また前記各スイッチSW1〜SW4は図4
に示すようにNMOSトランジスタとPMOSトランジ
スタを用いた回路を用いると簡単に実現できる。
【0012】図1のように構成された回路に、図5(a)
のような信号が入力されると、90度移相器2の出力信
号は、同図(b)のようになる。よって、インバータI
NV1の出力は図5(c)、インバータINV2の出力
は図5(d)のようになる。図5の(c)および(d)
に示した信号は、制御信号として用いられ、(c)に示
した信号がhighの期間は、スイッチSW2およびス
イッチSW3がONし、(d)に示した信号がhigh
の期間は、スイッチSW1およびスイッチSW4がON
する。その結果トランジスタM1およびM2のゲートに
は、図5(e)および(f)に示した信号が伝送され
る。トランジスタM1とM2は差動回路を構成している
ので、出力端VOUTには図5(g)に示すように、M
1のゲート電位がM2のゲート電位より高いときにhi
ghレベル、逆の場合にはlowレベルの電圧が各々出
力される。図5(a)と(g)を比較すれば分かるよう
に、出力端VOUTには入力信号を2分周した出力が得
られる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の回路を用いれば、
アナログ、デジタル混載LSIにおいて、入力信号がア
ナログの逓倍回路が簡単な構成で提供でき、またプロセ
スにBi−CMOSを用いれば、高周波動作にも適した
逓倍回路が実現できる。さらに、バイポーラ回路に適し
たフィルタ回路を逓倍出力の後に接続できるため、逓倍
された信号をアナログ信号に戻すこともできる等の優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】実施例の90度移相器の一例を示す回路図。
【図3】実施例の90度移相器の他の例を示す回路図。
【図4】実施例のスイッチの具体例を示す接続構成図。
【図5】実施例の動作を説明するための信号波形図。
【符号の説明】
1 アナログ入力信号源 2 90度移相器 3 コンパレータ Q1〜Q5,M1〜
M10 トランジスタ R1〜R3 抵抗 C1 コンデンサ INV1,INV2 インバータ SW1〜SW4 ス
イッチ Vcc 電源 I1 〜I3 電流源 VIN 入力端子 VOUT 出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアス回路に直列接続されたアナログ
    入力信号源と、 前記アナログ入力信号源の両端間に複数のスイッチをブ
    リッジ接続して成るブリッジ回路と、 前記アナログ入力信号源の入力信号を所定電気角度移相
    した信号の正期間中にハイレベル、負期間中にローレベ
    ルとなる第1制御信号を生成するとともに、該第1制御
    信号を前記ブリッジ回路の一方の相対向する辺のスイッ
    チに各々供給する第1制御回路と、 前記第1制御信号を反転して第2制御信号を生成すると
    ともに、該第2制御信号を前記ブリッジ回路の他方の相
    対向する辺のスイッチに各々供給する第2制御回路と、 前記ブリッジ回路の一方のアームを構成するスイッチど
    うしを結ぶ共通接続点の電位と、前記ブリッジ回路の他
    方のアームを構成するスイッチどうしを結ぶ共通接続点
    の電位とを比較するコンパレータ回路とを備え、 前記コンパレータ回路の出力を逓倍出力とすることを特
    徴とする逓倍回路。
JP9064992A 1992-04-10 1992-04-10 逓倍回路 Withdrawn JPH05291828A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9064992A JPH05291828A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 逓倍回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP9064992A JPH05291828A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 逓倍回路

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JPH05291828A true JPH05291828A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14004366

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9064992A Withdrawn JPH05291828A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 逓倍回路

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JP (1) JPH05291828A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6410578B1 (en) 1998-06-18 2002-06-25 Novartis Animal Health Us, Inc. Benzazole compounds and their use

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6410578B1 (en) 1998-06-18 2002-06-25 Novartis Animal Health Us, Inc. Benzazole compounds and their use

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Effective date: 19990706