JPH0529176Y2 - - Google Patents

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JPH0529176Y2
JPH0529176Y2 JP13306286U JP13306286U JPH0529176Y2 JP H0529176 Y2 JPH0529176 Y2 JP H0529176Y2 JP 13306286 U JP13306286 U JP 13306286U JP 13306286 U JP13306286 U JP 13306286U JP H0529176 Y2 JPH0529176 Y2 JP H0529176Y2
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lever
locking lever
movement
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のドア等に装着されるドアロ
ツク装置に関し、更に詳しくはインサイドハンド
ル及びアウトサイドハンドルの動きをオープンリ
ンクの直線運動を介してオープンリフトレバーに
伝達し、該オープンリフトレバーの回動によりポ
ールをラツチから離脱させて開扉を行えるように
構成すると共に、キープレートによる施錠は前記
アウタロツキングレバーによりインナロツクキン
グレバーを介して前期オープンリンクを回動さ
せ、前記オープンリンクから前記オープンリフト
レバーへの運動を中断することで行い、インサイ
ドノブによる施錠はインナロツキングレバーによ
り前記オープンリンクを回動させ、前記オープン
リンクから前記オープンリフトレバーへの運動を
中断させることで行うドアロツク装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のドアロツク装置の内、例えば自
動車のサイドドアに装着されるものは、第6図乃
至第16図で示される。これらの図において、1
はベースサブプレート、2は合成樹脂製のボデ
イ、3はベースプレートである。これらは、ベー
スプレート3側からねじ込まれた3つの皿小ねじ
4によつて、一体的に積層されている。上記ベー
スサブプレート1上には、オープンレバー5がピ
ン6によつて枢着されており、このオープンレバ
ー5は、そのフツク部5aとベースサブプレート
1との間に掛止されたスプリング7により、第6
図の時計回り方向に回動付勢されている。8はオ
ープンレバー5の腕部5bにピン9によつて枢着
されたオープンリンクで、中間の側部には、反ボ
デイ2側への折曲部8aを有し、先端にはボデイ
2側へ折り曲げた折曲部8bを有し、先端側部に
は長孔8cが穿設されている。10はピン11に
よつてベースサブプレート1の側部1aに枢着さ
れたベルクランクで、一端10aは回動してオー
プンレバー5の腕部5cに当接可能となつてい
る。12と13はピン14によつてベースサブプ
レート1に枢着されたインナロツキングレバーと
アウタロツキングレバーで、インナロツクキング
レバー12の腕部12aに植設されたピン12b
は、オープンリンク8の長孔8cに挿通されてい
る。又、折曲腕部12cは、ロツキングレバー1
2の回動規制を行うもので、この折曲腕部12c
に被着したクツシヨン部材12dがベースサブプ
レート1の端部に形成されたストツパー1b,1
cに当接する範囲内において、インナロツクキン
グレバー12は回動する。即ち、インナロツクキ
ングレバー12は、折曲腕部12cが第6図の実
線で示される位置(解錠位置)二点鎖線で示され
る位置(施錠位置)を移動する範囲内で回動す
る。しかし、この回動作用は、腕部12fとベー
スサブプレート1間に掛止されたスプリング15
の働きにより、所謂スナツプアクシヨンとなつて
いる。従つて、インナロツキングレバー12の折
曲腕部12cは、実線で示される位置と二点鎖線
で示される位置との中間においては停止せず、こ
の中間位置においては、いずれかの方向に回動付
勢され、前記実線で示される位置又は二点鎖線で
示される位置のいずれか一方の位置を選択するこ
とになる。又、インナロツキングレバー12には
アウタロツキングレバー13の腕部13aと当接
可能な突起12eが設けられている。16は略L
字形のオープンリフトレバーで、一端に当接用折
曲部16aを有し、他端にも当接用折曲部16b
を有しており、折曲部16aの中間部には円孔1
6cが穿設され、角部には、円孔16cの方向に
延びた長孔16dが穿設されている(第9図参
照)。この長孔16dには、ベースサブプレート
1に固設したピン17が挿通されてベースサブプ
レート1の枢着がなされ、オープンリフトレバー
16がその角部を中心として回動でき、同時に長
孔16dの長手方向にも摺動できるようになつて
いる。又、オープンリフトレバー16の折曲部1
6aは、オープンリンク8が第6図の位置からア
ウタロツキングレバー13の方向に移動したと
き、その折曲部8bに当接し得るようになつてお
り、この当接後のオープンリンク8の移動によ
り、オープンリフトレバー16が、ピン17部を
中心に第6図における反時計回り方向に回動する
ようになつている。又、折曲部16bは、オープ
ンリンク8が二点鎖線で示される位置に来たと
き、その折曲部8aに近接するようになつてい
る。更に、前記円孔16cには、ベースサブプレ
ート1の長孔1d及びボデイ2の長穴2dを突き
抜けボデイ2内に達するピン18がカシメ止めさ
れている。又、第8図に示すように、ボデイ2内
には、ピン19によりボデイ2内壁に枢着された
ラツチ20、このラツチ20に植設されたピン2
0cを介してラツチ20を噛合解除方向に回動付
勢するスプリング21、ベースサブプレート1に
カシメ止めされたセンタピン26でもつて回動可
能に支持されたポール22、このポール22をラ
ツチ20側に回動付勢するスプリング23、ラツ
チ20と噛合状態にあるときのストライカ24と
その傾斜面で接触しガタをとるスライダー25、
該スライダー25を支持するガイドピン31、該
ガイドピン31に嵌挿されスライダー25を第8
図の左方向に付勢し傾斜面をストライカ24に当
接させるコンプレツシヨンスプリング32等が配
設されている。これらが収納されるボデイ2とベ
ースプレート3との空間は、ポール22の板厚よ
り若干深く形成され、又、ベースプレート3はそ
の貫通孔にてセンタピン26を受け入れ支持して
いる。上記ポール22には、円孔22aが穿設さ
れており、この円孔22aにはオープンリフトレ
バー16に植設された上記ピン18の先端が回動
自在に挿通されている。これにより、ポール22
は、オープンリフトレバー16と、連係して回動
することになり、その回動範囲は、オープンリフ
トレバー16と同様、ピン18が長孔1dと2d
の内壁に当接する範囲に限られる。尚、ベルクラ
ンク10の腕部10bはロツドによりドア34の
インサイドハンドル35に連結され、ピン9の延
出部はロツド28によりアウトサイドハンドル3
6に連結されている。(第12図参照)又、イン
ナロツクキングレバー12の腕部12fはロツド
29によりインサイドノブ37に連結され、アウ
タロツキングレバー13の腕部13bはキーロツ
ド30によりキーシリンダ38に連結されてい
る。以上の構成のドアロツク装置は、ドアのアウ
タパネルとインナパネルとの間に、通常、第6図
と同様の上下関係で装着される。尚、ストライカ
24は車体側に固着される。
次に上記従来装置の作動を説明する。第6図乃
至第11図は閉扉時における解錠状態を示してい
るが、この状態にあるドアを車室内から開ける場
合は、インサイドハンドル35を操作し、ベルク
ランク10を第6図における反時計回り方向に回
動させ、オープンレバー5を第6図における反時
計回り方向に回動し、オープンリンク8を第6図
における下方に移動させる。これにより、オープ
ンリンク8の折曲部8bがオープンリフトレバー
16の折曲部16aに当接し、これを押し下げる
ため、オープンリフトレバー16が第9図におけ
る反時計回り方向に回動する。この作動によりポ
ール22がスプリング23に抗して第8図の反時
計回り方向に回動し、ラツチ20の第2歯20a
とポール22との係合が解除され、ラツチ20が
スプリング21の作用で第8図における時計回り
方向に回動し、ストライカ24(車体側)に対し
てドアロツク本体(ドア側)が移動し開扉状態と
なる。閉扉時における解錠状態にあるドアを車室
外から開ける場合は、アウトサイドハンドル36
を操作してロツド28を第6図の下方に移動させ
ることにより、車室内から開ける場合と全く同様
な作動で開扉状態を得ることができる。
第6図乃至第11図の解錠状態から施錠状態を
得るには、次の2つの方法がある。1つ目の方法
はインサイドノブ37を用いる方法である。イン
サイドノブ37を下方向に押すと、ロツド29を
介してインナロツキングレバー12が二点鎖線で
示される施錠位置に移動する。このインナロツキ
ングレバー12の移動は、前述したようにスナツ
プアクシヨンとなつている。この施錠状態におい
ては、オープンリンク8も二点鎖線で示される施
錠位置に移るため、インサイドハンドル35やア
ウトサイドハンドル36でオープンレバー5を回
動させ、オープンリンク8を第6図の下方に移動
させても、折曲部8bがオープンソフトレバー1
6の折曲部16aに当接せず、空振りをすること
になる。そして、逆に施錠状態からインサイドノ
ブ37を用いる解錠状態を得る場合は、インサイ
ドノブ37を逆に上方向に引張る。すると、ロツ
ド29を介してインナロツクキングレバー12が
実線で示される解錠位置に復帰し、解錠状態を得
ることができる。2つめの方法は、キープレート
39を用いてキーシリンダ38を操作して解錠状
態から施錠状態を得る方法である。キープレート
39を用いてキーシリンダ38を施錠位置へ操作
するとキーロツド30を介してアウタロツキング
レバー13は第13図に示すように中立位置から
時計方向にピン14を中心に施錠位置へ回動す
る。すると腕部13aがインナロツクキングレバ
ー12の突起12eと当接し、インナロツクキン
グレバー12を時計方向に回動させ、インナロツ
クキングレバー12は第6図において、二点鎖線
で示される施錠位置に移動する。そして、キープ
レート39をキーシリンダ38より抜くと、キー
シリンダ38は施錠位置より中立位置に復帰し、
該復帰はキーロツド30を介してアウタロツキン
グレバー13へ伝達され、アウタロツキングレバ
ー13は中立位置に復帰する。(第14図参照)
そして、逆にこの施錠状態からキープレート39
を用いて解錠状態を得る場合には、キーシリンダ
38をキープレート39を用いて解錠位置へ操作
する。すると、キーロツド30を介してアウタロ
ツキングレバー13は第15図に示すように中立
位置から反時計方向にピン14を中心に解錠位置
へ回動する。すると腕部13bがインナロツクキ
ングレバー12の突起12eと当接し、インナロ
ツクキングレバー12を時計方向に回動させ、イ
ンナロツクキングレバー12は第6図において、
実線で示される解錠位置に移動する。そして、キ
ープレート39をキーシリンダ38より抜くと、
キーシリンダ38は施錠位置より中立位置に復帰
し、該復帰はキーロツド30を介してアウタロツ
キングレバー13に伝達され、アウタロツキング
レバー13は中立位置に復帰する。(第16図参
照) 開扉後に再び閉扉状態を得るには、ストライカ
24にドアロツク装置本体を押し付ける。すると
ラツチ20が第8図における反時計回り方向スプ
リング21に抗して回動し、ポール22も同図に
おける反時計回り方向にスプリング23に抗して
回動する。そして、ハーフラツチ状態(ラツチ2
0の第1歯20bにポール22が係合する状態)
を経てフルラツチ状態(ラツチ20の第2歯20
aにポール22が係合する状態)に入り、閉扉状
態となる。このとき、クツシヨンゴム33は第8
図に示す如くストライカ24に押圧され圧縮され
た位置で止まり、ロツク装置本体とストライカ2
4との衝撃を緩和すると共に、ドアの開閉方向の
ガタをスライダー25と協働して抑える。この場
合、閉扉開始時にオープンリンク8が実線で示さ
れる位置にあつたときは勿論のこと、二点鎖線で
示される位置にあつたときにも、閉扉後は解錠状
態になる。その理由は、ポール22は開扉状態で
はラツチ20のC点に当接し、閉扉状態では第2
歯20aと係合し、両状態でのポール22の位置
は、第8図に示す角度で同じである。第8図の位
置に移る時にはポール21が第8図の位置より更
に反時計回り方向に回動した位置を一度は通り、
この揺動時にオープンリフトレバー16の折曲部
16bがオープンリンク8の折曲部8aに当接し
て第6図の左方に押しやり、オープンリンク8を
実線で示される位置に復帰させるからである(こ
れをキヤンセリング作用と呼ぶ)。しかし、二点
鎖線で示される位置にあるオープンリンク8をア
ウトサイドハンドル36の操作で第6図の下方の
押し下げ、その状態で閉扉すれば、所謂キーレス
ロツクを行える。上記のように操作(閉扉)する
と、オープンリフトレバー16の折曲部16bが
第6図の反時計回り方向に回動してもオープンリ
ンク8の折曲部8aが下方に逃げているため、オ
ープンリンク8が左方に押されることがなく、従
つて、閉扉完了後アウトサイドハンドルを手放す
と二点鎖線で示される位置を保ち、施錠状態が確
保されるからである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記構成のドアロツク装置の場合、
施錠状態であつても窓ガラスを破壊してインサイ
ドノブ37を操作する不正な解錠や窓ガラスの〓
間より棒等を挿入し、該棒等でもつてインナロツ
クキングレバー12を解錠位置に移動せしめる不
正な解錠がなされ、そして、イグニツシヨンキー
を破壊しエンジンスタータ回路を直結し車が盗難
される問題点があつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、不正な解錠に対しては、エンジンが
始動できないドアロツク装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本考案は、インサイドハ
ンドル及びアウトサイドハンドルの動きをオープ
ンリンクの直線運動を介してオープンリフトレバ
ーに伝達し、該オープンリフトレバーの回動によ
りポールをラツチから離脱させて開扉を行えるよ
うに構成すると共に、キープレートによる施錠は
前記アウタロツキングレバーによりインナロツキ
ングレバーを介して前記オープンリンクを回動さ
せ、前記オープンリンクから前記オープンリフト
レバーへの運動を中断することで行い、インサイ
ドノブによる施錠はインナロツキングレバーによ
り前記オープンリンクを回動させ、前記オープン
リンクから前記オープンリフトレバーへの運動を
中断させることで行うドアロツク装置において、
前記インナロツキングレバーの施錠方向への移動
を検出する第1の検出スイツチ、前記アウタロツ
キングレバーの解錠方向への移動を検出する第2
の検出スイツチ、前記ラツチの開扉方向への移動
を検出する第3の検出スイツチを設け、前記第2
の検出スイツチにて前記キープレートによる解錠
を検出すると、エンジンスタータ回路を閉じ、前
記第1及び第3の検出スイツチにて開扉時に前記
インサイドノブが押されたことを検出すると、前
記エンジンスタータ回路を開かせることを特徴と
するものである。
(作用) 本考案のドアロツク装置では、第2の検出スイ
ツチにてキープレートによる解錠を検出するとエ
ンジンスタータ回路を閉じ、開扉時にインサイド
ノブが押されたことを第1及び第3の検出スイツ
チにて検出するとエンジンスタータ回路を開く。
(実施例) 以下、第1図乃至第5図を用いて本考案の一実
施例を説明する。尚、これらの図において第6図
乃至第16図と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。本実施例では、第1図に示す
ように、インサイドノブ37によつて作動するイ
ンナロツクキングレバー12の腕部12fに突起
12gとキープレート39によつて作動するアウ
タロツキングレバー13の腕部13bに突起13
cとを設け、ベースプレート3にインナロツクキ
ングレバー12の突起12gが施錠位置において
当接し、当接すると開く第1の検出スイツチ、本
実施例ではリミツトスイツチ(SW−I)41b
とアウタロツキングレバー13の突起13cが解
錠位置において当接し、当接すると開く第2の検
出スイツチ、本実施例ではリミツトスイツチ
(SW−K)42を設けると共に、第3図に示す
ように閉扉状態においてラツチ20の背部Dが当
接し、当接すると開く第3の検出スイツチ、本実
施例ではリミツトスイツチ(SW−R)43を設
けている。次に、本実施例の電気的接続を示す第
4図及び第5図において、44はリミツトスイツ
チ(SW−I)41に直列に接続され、リミツト
スイツチ(SW−I)41に応動するリレー(Ry
−I)、45はリミツトスイツチ(SW−K)4
2に直列に接続され、リミツトスイツチ(SW−
K)42に応動するI)リレー(Ry−K)、46
はリミツトスイツチ(SW−R)43に直列に接
続され、リミツトスイツチ(SW−R)43に応
動するリレー(Ry−R)である。リレー(Ry−
I)44は常時閉のリレー接点47、リレー
(Ry−R)46は常時開のリレー接点48、リレ
ー(Ry−K)は常時開のリレー接点49を有し、
これらのリレー接点47,48,49は直列に接
続されている。50はリレー接点47,48,4
9に直列に接続され、リレー接点47,48,4
9に応動するリレー(Ry)で、常時開のリレー
接点51と常時閉のリレー接点52とを有してい
る。リレー接点51はリレー接点47,48と並
列に接続され、リレー接点52はリレー接点52
に応動し、エンジンスタータ回路の開閉を行うリ
レー(Ry−S)53と直列に接続されている。
次に上記実施例の作動を説明する。
乗車時、キープレート39を用いて施錠状態の
ドアを解錠する場合、作動は次のようになる。第
4図に示すように、キープレート39を解錠位置
まで操作するとアウタロツキングレバー13が解
錠位置に移動し、突起13cがリミツトスイツチ
(SW−K)42に当接し、リミツトスイツチ
(SW−K)42は開き、リレー(Ry−K)45
が応動し、リレー接点49が開く。そして、アウ
タロツキングレバー13が解錠位置に移動すると
インナロツキングレバー12も解錠位置に移動
し、リミツトスイツチ(SW−I)41は閉じ、
リレー(Ry−I)44が応動し、リレー接点4
7が開く。リレー接点49が開いたのでリレー
(Ry)50が応動し、リレー接点51が開き、リ
レー接点52は閉じる。リレー接点52が閉じた
ことによりリレー(Ry−S)53が応動し、エ
ンジンスタータ回路が閉じられ、エンジンは始動
可能となる。その後、アウタロツキングレバー1
3は中立位置に復帰し、リミツトスイツチ(SW
−K)42は閉じる。
次に、降車時、開扉状態でインサイドノブ37
を押すと作動は次のようになる。アウタロツキン
グレバー13は中立位置にあるので、リミツトス
イツチ(SW−K)は閉じ、これに応動してリレ
ー(Ry−K)45のリレー接点49も閉じてい
る。次に、インサイドハンドル35を操作する
と、たとえインサイドノブ37が押されていても
セルフキヤンセリング作用でインナロツキングレ
バー12は解錠位置に復帰するのでリミツトスイ
ツチ(SW−I)は閉じ、これに応動してリレー
(Ry−I)44のリレー接点47は開く。そし
て、開扉するとラツチ20が回動し、リミツトス
イツチ(SW−R)が閉じ、これに応動しリレー
(Ry−R)46のリレー接点48は閉じる。そし
て、インサイドノブ37を押すとインナロツクキ
ングレバー12は施錠位置に移動し、リミツトス
イツチ(SW−I)41は開き、これに応動して
リレー(Ry−I)44のリレー接点47は閉じ
第5図の状態になる。リレー接点47,48,4
9が閉じたので、リレー(Ry)50が応動し、
このリレー(Ry)50のリレー接点51は閉じ、
52は開く。リレー接点52が開いたので、リレ
ー(Ry−S)53が応動し、エンジンスタータ
回路が開かれ、エンジンは始動不可能となる。そ
して、アウトサイドハンドル36を操作した状態
で閉扉すると、所謂キーレスロツクがなされ、施
錠が完了する。
上記構成のドアロツク装置では、キーレスロツ
クをすると、窓ガラスを破壊してインサイドノブ
37を操作する不正な解錠、つまりインサイドノ
ブ37を操作してインナロツキングレバー12を
解錠位置にし、リミツトスイツチ(SW−I)4
1を閉じさせ、リレー接点47を開かせても、リ
レー接点51,49の回路によりリレー(Ry)
50は応動せず、エンジンスタータ回路は開いた
ままであるので、イグニツシヨンキーを破壊し
て、エンジンスタータ回路を直結しようとしても
エンジンを始動することができない。又、窓ガラ
スの〓間より棒等を挿入しインナロツクキングレ
バー12を解錠位置とする不正な解錠に対して
も、上述の通りエンジンを始動することができな
い。
尚、本考案は上記実施例に限るものではない。
例えば、検出スイツチはリードスイツチでもよ
い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば不正な解
錠に対しては、エンジンの始動ができないドアロ
ツク装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドアロツク装置の一実施例を
示す正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図
は第1図のドアロツク装置のベースプレートを取
り除いた時の背面図、第4図及び第5図は第1図
におけるリミツトスイツチの回路図、第6図は従
来のドアロツク装置の正面図、第7図は第6図に
おける右側面図、第8図は第6図のドアロツク装
置のベースプレートを取り除いた時の背面図、第
9図は第6図のドアロツク装置の要部を示す分解
斜視図、第10図は第6図におけるA−A断面
図、第11図は第6図におけるB−B断面図、第
12図は第6図のドアロツク装置を取付けたドア
の説明図、第13図乃至第16図は第6図におけ
るインナロツクキングレバーとアウタロツキング
レバーの動作説明図である。 1……ベースサブプレート、1a……側部、1
d,2d,8c,15d……長孔、2……ボデ
イ、3……ベースプレート、4……皿小ねじ、5
……オープンレバー、5a……フツク部、5b,
5c,10b,12a,12f……腕部、6,
9,11,12b,14,17,18,19,2
0,31……ピン、7,15,21,23……ス
プリング、8……オープンリンク、8a,8b,
12c,16a,16b……折曲部、8d……回
動ストツパ部、10……ベルクランク、10a…
…一端、12……インナロツキングレバー、13
……アウタロツキングレバー、16……オープン
リフトレバー、16c,22a……円孔、20a
……第2歯、20b……第1歯、22……ポー
ル、24……ストライカ、25……スライダ、2
6……センタピン、28,29……ロツド、30
……キーロツド、32……コンプレツシヨンスプ
リング、33……クツシヨンゴム、34……ド
ア、35……インナサイドハンドル、36……ア
ウトサイドハンドル、37……インサイドノブ、
38……キーシリンダ、39……キー、41,4
2,43……リミツトスイツチ、44,45,4
6,50,53……リレー、47,48,49,
51,52……リレー接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インサイドハンドル及びアウトサイドハンドル
    の動きをオープンリンクの直線運動を介してオー
    プンリフトレバーに伝達し、該オープンリフトレ
    バーの回動によりポールをラツチから離脱させて
    開扉を行えるように構成すると共に、キープレー
    トによる施錠は前記アウタロツキングレバーによ
    りインナロツキングレバーを介して前記オープン
    リンクを回動させ、前記オープンリンクから前記
    オープンリフトレバーへの運動を中断することで
    行い、インサイドノブによる施錠はインナロツキ
    ングレバーにより前記オープンリンクを回動さ
    せ、前記オープンリンクから前記オープンリフト
    レバーへの運動を中断させることで行うドアロツ
    ク装置において、前記インナロツキングレバーの
    施錠方向への移動を検出する第1の検出スイツ
    チ、前記アウタロツキングレバーの解錠方向への
    移動を検出する第2の検出スイツチ、前記ラツチ
    の開扉方向への移動を検出する第3の検出スイツ
    チを設け、前記第2の検出スイツチにて前記キー
    プレートによる解錠を検出すると、エンジンスタ
    ータ回路を閉じ、前記第1及び第3の検出スイツ
    チにて開扉時に前記インサイドノブが押されたこ
    とを検出すると、前記エンジンスタータ回路を開
    かせることを特徴とするドアロツク装置。
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