JPH05290513A - テープ式磁気記録装置 - Google Patents

テープ式磁気記録装置

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JPH05290513A
JPH05290513A JP8228692A JP8228692A JPH05290513A JP H05290513 A JPH05290513 A JP H05290513A JP 8228692 A JP8228692 A JP 8228692A JP 8228692 A JP8228692 A JP 8228692A JP H05290513 A JPH05290513 A JP H05290513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
data
recording
speed
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP8228692A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ikeda
正弘 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、磁気テープの送り速度を安定化し
て記録密度を一定化することを目的とする。 【構成】 この発明は、磁気テープを駆動ローラで送
り、記録回路34でデータにより磁気ヘッドを駆動して
磁気ヘッドにより前記磁気テープに対してデータの記録
及びサーボ信号の再生を行うテープ式磁気記録装置にお
いて、前記磁気ヘッドからのサーボ信号より前記駆動ロ
ーラの回転速度を検出する速度検出手段27と、この速
度検出手段27の検出速度に応じたタイミングでライト
タイミング信号を作成するライトタイミング作成手段3
2と、このライトタイミング作成手段32からのライト
タイミング信号で記録回路34へデータを転送するデー
タ転送手段33とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープにデータを記
録するテープ式磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリーマと称されてCPU等のデータ
バックアップに用いられるデータバックアップ用磁気テ
ープ装置が普及しつつある。このデータバックアップ用
磁気テープ装置はダイレクトドライブモータにより駆動
ローラを回転させてこの駆動ローラで磁気テープを送
り、一定周期のライトタイミング信号で記録回路へデー
タを送って記録回路でそのデータにより磁気ヘッドに記
録電流を流し、この磁気ヘッドで磁気テープにデータを
記録している。このデータバックアップ用磁気テープ装
置は薄型化というニーズにより駆動ローラをダイレクト
ドライブモータで直接に駆動することができず、ダイレ
クトドライブモータによりベルト又は歯車等の伝達系を
介して駆動ローラを駆動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記データバックアッ
プ用磁気テープ装置では、磁気テープ送り用モータによ
りベルト又は歯車等の伝達系を介して駆動ローラを駆動
するので、伝達系により磁気テープの送り速度が不安定
になり、モータを正しく制御しても記録密度が変動して
記録データのジッターが生ずる。本発明は上記欠点を改
善し、磁気テープの送り速度に応じたデータ記録を行う
ことにより記録密度を一定化することができるテープ式
磁気記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、磁気テープを駆動ローラで送り、記録回
路でデータに応じた電流を磁気ヘッドに流して磁気ヘッ
ドにより前記磁気テープに対してデータの記録及びサー
ボ信号の再生を行うテープ式磁気記録装置において、前
記磁気ヘッドからのサーボ信号より前記駆動ローラの回
転速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段の
検出速度に応じたタイミングでライトタイミング信号を
作成するライトタイミング作成手段と、このライトタイ
ミング作成手段からのライトタイミング信号で前記記録
回路へデータを転送するデータ転送手段とを備えたもの
である。
【0005】
【作用】速度検出手段が磁気ヘッドからのサーボ信号よ
り磁気テープの速度を検出し、ライトタイミング作成手
段が速度検出手段の検出速度に応じたタイミングでライ
トタイミング信号を作成する。そして、データ転送手段
がライトタイミング作成手段からのライトタイミング信
号で記録回路へデータを転送する。
【0006】
【実施例】図2は本発明の一実施例に用いるカートリッ
ジ部の構成を示す。この実施例はデータバックアップ用
磁気テープ装置の例であり、磁気テープカートリッジ1
1が着脱自在に装着され、この磁気テープカートリッジ
11は2つのリール12,13、ピンチローラ14、ピ
ン15,16及びローラ17,18が回転自在に設けら
れている。ピンチローラ14及びローラ17,18には
無端ベルト19が掛け渡され、磁気テープ20は両端部
がリール12,13に巻かれている。リール12,13
の間の部分はピン15,16、軸21に掛け渡され、無
端ベルト19の一部が磁気テープ20の外周に常時接し
ている。
【0007】このデータバックアップ用磁気テープ装置
の本体にはキャプスタンローラからなる駆動ローラ22
及び磁気ヘッド23が設けられている。キャプスタンロ
ーラ22はピンチローラ14に圧接され、磁気テープ送
り用モータにベルトからなる伝達系を介して連結されて
いる。リール12,13は磁気テープ送り用モータに従
動するように結合され、磁気テープ送り用モータが順方
向に回転することによりキャプスタンローラ22が回転
し、無端ベルト19がリール12を回転させて磁気テー
プ20を走行させる。
【0008】この場合、磁気テープ20は供給側のリー
ル12から巻き取り側のリール13に巻き取られる。磁
気ヘッド23は磁気テープ20に圧接され、磁気テープ
20に対して情報の記録,再生,消去を行う。磁気テープ
送り用モータが逆転するときには磁気テープ20が逆方
向に走行して巻き取り側リール13から供給側リール1
2に巻き戻される。
【0009】図3に示すようにキャプスタンローラ22
はこの実施例のシャーシ24に軸受25により取付けら
れて回転自在に支持され、ベルトからなる伝達系26を
介して磁気テープ送り用モータに連結されてこの磁気テ
ープ送り用モータにより回転駆動される。図4は上記磁
気テープ20の一部を示す。磁気テープ20はトラック
Tが平行にもうけられ、このトラックTはデータの記
録,再生が行われるデータトラックエリアTdと、規格
等により定まった周波数のサーボトラック信号が発行機
により記録されているサーボトラックエリアTsとを有
する。現在、ストリーマの高容量化を計るために磁気テ
ープのトラック密度を上げた場合予め磁気テープにサー
ボトラックエリアを設けなければ磁気ヘツドのトラッキ
ングサーボ系が追従できないことから、QIC標準QI
C−6000C等で磁気テープのトラックをエリア分け
してデータトラックエリアとサーボトラックエリアとを
設けることになっている。
【0010】図5は上記磁気ヘッド23を示す。磁気ヘ
ッド23は2チャンネルの磁気ヘッドが用いられ、それ
ぞれのチャンネルがデータ記録再生用磁とサーボトラッ
ク信号再生を行えるようになっている。図5の場合はこ
の磁気ヘッド23は下側チャンネルがデータ記録再生用
磁気ヘッド部23dとなって磁気テープ20におけるト
ラックTのデータトラックエリアTdに対してデータの
記録再生を行い、上側チャンネルがサーボトラック信号
再生用磁気ヘッド部23sとなってトラックTのサーボ
トラックエリアTsよりサーボトラック信号を再生す
る。図示しないトラックサーボ系は磁気ヘッド23のサ
ーボトラック信号再生用磁気ヘッド部23sからのトラ
ックサーボ信号により磁気ヘッド23のトラックサーボ
を行って磁気ヘッド23を磁気テープ20上のトラック
Tに合わせるように追従させる。磁気ヘッドが磁気テー
プの上側に位置するときは上記と逆になる。
【0011】図1はこの実施例の回路構成を示す。速度
検出回路27は磁気ヘッド23のサーボトラック信号再
生用磁気ヘッド部23sからのトラックサーボ信号より
磁気テープの速度を検出して磁気テープの速度に比例し
た周波数のパルス信号を出力する。この速度検出回路2
7からのパルス信号は比較器28にて目標値出力部29
からの目標値(磁気テープ20の目標送り速度に応じた
周波数のパルス信号)と位相が比較され、この比較器2
8の出力信号がろ波器,高域除去フィルタ等からなる制
御要素30によりろ波等の処理を受けて極端な変動が除
去される。この制御要素30の出力信号電圧は電圧制御
発振器(VCO)31に印加され、VCO31が制御要
素30の出力信号電圧により発振周波数が制御されて制
御要素30の出力信号電圧に応じた周波数で発振する。
【0012】ライトタイミング信号作成回路32はVC
O31からのパルス信号に基づいてこれに同期したライ
トタイミング信号を作成し、データ転送部33はホスト
から記録すべきデータが例えばパラレルに入力され、こ
のデータをライトタイミング信号作成回路32からのラ
イトタイミング信号によりこれに同期して記録回路34
へ転送する。記録回路34はデータ転送部33から転送
されてきたデータにより磁気ヘッド23へ書き込み電流
を流して磁気テープ20に記録させる。
【0013】この実施例では、速度検出回路27で磁気
ヘッド23のサーボトラック信号再生用磁気ヘッド部2
3sからのトラックサーボ信号より磁気テープ20の速
度を検出してこの速度検出回路27からのパルス信号に
応じたタイミングでライトタイミング信号作成回路32
によりライトタイミング信号を作成し、データ転送部3
3によりそのライトタイミング信号で記録回路34へデ
ータを転送するので、キャプスタンローラからなる駆動
ローラ22を回転させる駆動機構がベルト26等の不安
定な系を含む駆動機構であっても磁気テープ20の送り
速度に応じたライトタイミングでデータの記録ができて
記録密度を一定化することができ、記録データのジッタ
ーを低く抑えることができ、また、駆動機構の設計が楽
になる。また、磁気テープ20におけるトラックTのサ
ーボトラックエリアTsには規格等により定まった周波
数のサーボトラック信号が発行機により記録されている
ので、磁気ヘッド23からのトラックサーボ信号は周波
数の精度が高く、速度検出回路27により駆動ローラ2
2の回転速度を高い精度で検出することができる。
【0014】また、駆動ローラ22を磁気テープ送り用
モータにより伝達系を介して駆動する用にして薄型化し
たことにより十分に安定な伝達系特性が得られない状況
であっても、ライトタイミング信号を磁気テープの速度
に応じて作成して磁気テープ20の記録密度を一定化す
ることができて記録データを安定に維持することができ
る。更に、低域の外乱特性(耐性)が弱い1−7RLL
変調方式を用いて記録すべきデータを変調しても磁気テ
ープ20の走行不安定性が補正され、安定したマージン
を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、磁気テー
プを駆動ローラで送り、記録回路でデータに応じた電流
を磁気ヘッドに流して磁気ヘッドにより前記磁気テープ
に対してデータの記録及びサーボ信号の再生を行うテー
プ式磁気記録装置において、前記磁気ヘッドからのサー
ボ信号より前記磁気テープの速度を検出する速度検出手
段と、この速度検出手段の検出速度に応じたタイミング
でライトタイミング信号を作成するライトタイミング作
成手段と、このライトタイミング作成手段からのライト
タイミング信号で前記記録回路へデータを転送するデー
タ転送手段とを備えたので、磁気テープの送り速度が変
動しても記録密度を一定化することができ、記録データ
のジッターを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】同実施例を示す平面図である。
【図3】同実施例の一部を示す正面図である。
【図4】同実施例で使用される磁気テープの一部を示す
平面図である。
【図5】同実施例の磁気ヘッドを示す概略図である。
【符号の説明】
20 磁気テープ 22 駆動ローラ 26 ベルト 27 速度検出回路 32 ライトタイミング信号作成回路 34 記録回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを駆動ローラで送り、記録回路
    でデータに応じた電流を磁気ヘッドに流して磁気ヘッド
    により前記磁気テープに対してデータの記録及びサーボ
    信号の再生を行うテープ式磁気記録装置において、前記
    磁気ヘッドからのサーボ信号より前記磁気テープの速度
    を検出する速度検出手段と、この速度検出手段の検出速
    度に応じたタイミングでライトタイミング信号を作成す
    るライトタイミング作成手段と、このライトタイミング
    作成手段からのライトタイミング信号で前記記録回路へ
    データを転送するデータ転送手段とを備えたことを特徴
    とするテープ式磁気記録装置。
JP8228692A 1992-04-03 1992-04-03 テープ式磁気記録装置 Pending JPH05290513A (ja)

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JP8228692A JPH05290513A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 テープ式磁気記録装置

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JPH05290513A true JPH05290513A (ja) 1993-11-05

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